JP2746426B2 - 住宅ユニット - Google Patents

住宅ユニット

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JP2746426B2
JP2746426B2 JP1208995A JP20899589A JP2746426B2 JP 2746426 B2 JP2746426 B2 JP 2746426B2 JP 1208995 A JP1208995 A JP 1208995A JP 20899589 A JP20899589 A JP 20899589A JP 2746426 B2 JP2746426 B2 JP 2746426B2
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JP
Japan
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unit
waterproof pan
ceiling
housing unit
cover
Prior art date
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JP1208995A
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JPH0372128A (ja
Inventor
守 梶
裕一 鈴木
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OOSAKA SEKISUI HAIMU KENSETSU KK
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
OOSAKA SEKISUI HAIMU KENSETSU KK
Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ユニット式住宅を構成する住宅ユニットに
関する。
(従来の技術) 工場等で製造した住宅ユニットを建築現場に運搬し、
据え付けて住宅を建設する方式は施工が簡単で工期が短
い等の利点を有している。
また、一般に戸外での作業は、雨天の際には支障を来
たすことが多く、例えばユニット内で濡れて汚れたり、
材料や部品が濡れるといった問題がある。一方、作業工
程の遅延は、コストアップの要因となる。
そこで、近年は住宅ユニットを雨水から養生しながら
雨天の際にも作業を行うようになってきている。
住宅ユニットを雨水から養生するものとしては、例え
ば、特開昭59−24070号や実公昭56−39085号公報等に記
載されているようなビニルシート等で形成されたカバー
が知られている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来のようにビニルシート製のカバー
を住宅ユニットに被せる方法は、カバーを被せる手間が
必要であると共に、施工終了時にカバーを取り外して持
ち帰る手間が必要であり面倒である。
そこで、本発明は、上記従来の問題に着目し、現場で
カバーを被せたり取り外したりする手間を必要とせず
に、雨天の際にも部品や材料が雨に濡れるといった支障
なく作業を行うことができる住宅ユニットを提供するこ
とを目的としている。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上述のような課題を解決することを目的と
してなされたもので、この目的達成のために、本発明の
住宅ユニットは、四隅に配設された柱の上端部が天井大
梁によって連結され、互いに対向する桁側の天井大梁間
に天井小梁が架設され、防水パンがユニット上面を覆っ
て設けられている箱形の住宅ユニットであって、前記防
水パンは浅底の本体部と該本体部の縁から外方へ延設さ
れたフランジ部を有し、本体部が前記天井小梁の上面を
覆い、フランジ部が前記天井大梁に固定されているもの
である。
(作 用) 本発明の住宅ユニットは、ユニット上面を覆って防水
パンが固定されているので、カバーを被せる等の面倒な
作業を行わなくても、この防水パンが雨よけになってユ
ニット内に雨水が吹き込むのを防止できる。即ち、輸送
時に雨が降ってきたとしても、ユニット内が濡れて汚れ
るのを防止できるし、また、現場での施工時に雨が降っ
てきたとしても、ユニット内では部品や材料が濡れると
いった支障なく作業を行なうことができる。また、防水
パンは浅底の本体部と該本体部の縁から外方へ延設され
たフランジ部を有するものであるので、この本体部を天
井大梁の内側に落し込み、フランジ部を天井大梁に固定
するだけの簡便な作業により、天井小梁が雨でぬれるこ
とがないように防水パンを住宅ユニットの上面に取り付
けることができる。更に、カバーを被せなくてよいの
で、施工終了後にカバーを取り外した持ち帰ったりする
手間も必要ない。
また、本発明の住宅ユニットによって構成されたユニ
ット式住宅は、防水パンが並設された天井構造となるの
で、遮音性,断熱性,気密性が向上する。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
まず、第1図及び第2図に基づいて実施例の構成を説
明する。
第1図は、本実施例の住宅ユニットを示す分解斜視図
で、この住宅ユニットは、四隅に柱1が配設され、該柱
1の上端部を連結して天井大梁2a,2bが設けられ、柱1
の下端部を連結して床大梁3,3bが設けられた箱形ユニッ
トである。尚、4はジョイント金具で、柱1と天井大梁
2a,2bのジョイント部及び柱1と床大梁3,3bのジョイン
ト部に設けられている。
また、互いに対向する桁側の天井大梁2a,2a間には、
木製の天井小梁5が架設されており、互いに対向する桁
側の床大梁3a,3a間には、鋼鉄製の床小梁6が架設され
ている。
更に、前記天井小梁5の下面には天井表材7が固定さ
れ、天井小梁5の上面には天井裏材8が固定されてお
り、前記天井表材7と天井裏材8との隙間には断熱材
(図示省略)が設けられている。
また、9は防水パンで、透明なプラスチックダンボー
ルから成っており、工場でのユニット組立時にユニット
上面を覆って前記天井大梁2a,2bに固定される。即ち、
この防水パン9は、浅底の本体部91と、該本体部91の縁
から外方へ延設されたフランジ部92とで構成されてお
り、本体部91が天井大梁2a,2bの内側に落し込まれ、フ
ランジ部92が天井大梁2a,2bの上面及び外側面に沿って
接着等により固定されている。
また、前記防水パン9のフランジ部92は、柱1及びジ
ョイント金具4と重なる部分が切り欠かれており、フラ
ンジ部92の上面と柱1及びジョイント金具4の上面がほ
ぼ面一に揃うよう成されている。
また、前記防水パン9の切り欠き部分には、別途、コ
ーナー役物10が設けられている。このコーナー役物10
は、L形状の平面部101と、該平面部101の入隅側縁に形
成された垂下片102とで構成されており、前記平面部101
が柱1及びジョイント金具4の上面に沿って設けられ、
垂下片102が防水パン9の本体部91の角部内面に沿って
挿入されている。
次に実施例の作用を説明する。
本発明の住宅ユニットは、ユニット上面を覆って防水
パン9が固定されているので、降雨時には防水パン9の
本体部91に雨水が受けられる。尚、防水パン9の本体部
91に溜った雨水は、コンプレッサ等で吸い出すとよい。
また、防水パン9のフランジ部92上面やコーナ役物10の
平面部101上面に、雨水が防水パン9の本体部91に流れ
込むような勾配を設けてもよい。
このように、本発明の住宅ユニットは、ユニット上面
を覆って防水パン9が固定されているので、カバーを被
せる等の面倒な作業を行わなくても、この防水パン9が
雨よけになってユニット内に雨水が吹き込むのを防止で
きる。即ち、輸送時に雨が降ってきたとしても、ユニッ
ト内が濡れて汚れるのを防止できるし、また、現場での
施工時に雨が降ってきたとしても、ユニット内では部品
や材料が濡れるといった支障なく作業を行なうことがで
きる。
尚、外壁材を取り付ける必要がないユニット側面に
は、第2図の二点鎖線で示すように、防水パン9のフラ
ンジ部92の下縁から更に垂下片93を延設することによ
り、風による雨の吹き込みを防止することができるので
望ましい。
更に、本実施例ユニットでは、カバーを被せずに雨を
よけることができるので、施工終了後にカバーを取り外
した持ち帰ったりする手間も必要ない。
また、本実施例では、防水パン9がプラスチックダン
ボールで形成されているので、折り曲げ,切断等の加工
が簡単に行え、しかも弾性を有していることで滑り難
く、そのため天井大梁2a,2bへの固定を両面テープ等に
より簡単に行うことができる。
また、本実施例ユニットによって構成されたユニット
式住宅は、防水パン9が並設された天井構造となるの
で、遮音性,断熱性,気密性が向上する。尚、コーナー
役物10は、防水パン9と同様にそのまま家屋の天井構造
に組み来んでもよいし、取り外して持ち帰ってもよい。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、
具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく本発
明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発
明に含まれる。
例えば、実施例では、透明なプラスチックダンボール
から成る防水パンを示したが、防水パンは必ずしも透明
でなくてもよいし、また金属等の他の素材を用いてもよ
い。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明の住宅ユニットにあ
っては、ユニット上面を覆って防水パンが固定されてい
るので、カバーを被せたり取り外したりする手間を必要
とせずに、雨天の際にもユニット内が濡れて汚れるとい
った支障なく輸送できるし、また、部品や材料が雨に濡
れるといった支障なく施工作業を行うことができ、これ
らによって工期の遅延をなくすことができる。
また、本発明の住宅ユニットは、遮音性,断熱性,気
密性に優れたユニット式住宅を構成することができると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の住宅ユニットを示す分解斜視
図、第2図は実施例の住宅ユニットの要部を示す縦断面
図である。 1……柱 2a,2b……天井大梁 9……防水パン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】四隅に配設された柱の上端部が天井大梁に
    よって連結され、互いに対向する桁側の天井大梁間に天
    井小梁が架設され、防水パンがユニット上面を覆って設
    けられている箱形の住宅ユニットであって、前記防水パ
    ンは浅底の本体部と該本体部の縁から外方へ延設された
    フランジ部を有し、本体部が前記天井小梁の上面を覆
    い、フランジ部が前記天井大梁に固定されていることを
    特徴とする住宅ユニット。
JP1208995A 1989-08-10 1989-08-10 住宅ユニット Expired - Lifetime JP2746426B2 (ja)

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JPH0372128A JPH0372128A (ja) 1991-03-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2535515Y2 (ja) * 1991-10-07 1997-05-14 ミサワホーム株式会社 住宅ユニット
JPH05141035A (ja) * 1991-11-18 1993-06-08 Sekisui Chem Co Ltd 天井の防火構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5820006U (ja) * 1981-08-01 1983-02-07 ナショナル住宅産業株式会社 建築用パネルの結合装置

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JPH0372128A (ja) 1991-03-27

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