JP2745577B2 - インクジェットプリンタの紙送り装置 - Google Patents

インクジェットプリンタの紙送り装置

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JP2745577B2
JP2745577B2 JP63269851A JP26985188A JP2745577B2 JP 2745577 B2 JP2745577 B2 JP 2745577B2 JP 63269851 A JP63269851 A JP 63269851A JP 26985188 A JP26985188 A JP 26985188A JP 2745577 B2 JP2745577 B2 JP 2745577B2
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勝彦 飯田
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、連続用紙を用いるインクジェットプリンタ
の紙送り装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、プッシュトラクタ方式によって連続用紙の給紙
を行なうプリンタにおいては、印字後トラクタを逆転
し、紙経路の外に連続用紙を排出退避せしめるような構
成が成されている。
[発明が解決しようとする課題及び目的] しかしインクジェットプリンタにおいて連続用紙上に
印字されたインクが乾燥する前に、排出退避動作を行な
った場合、未乾燥のインクは、前記紙ガイド板と連続用
紙印字面との擦れにより、連続用紙印字面を汚してしま
うという課題を有していた。
そこで本発明は、従来のこの様な課題を解決するた
め、プッシュトラクタ方式の持つ紙の操作性の良さを最
大限保持しながら、紙ガイド板と連続用紙の弾接部での
未乾燥インクによる印字汚れが発生することなく、連続
用紙の排出退避が可能な紙送り装置を提供することを目
的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために、本発明によるインクジェ
ットプリンタの紙送り装置は、印字ヘッド近傍におい
て、印字ヘッド走査方向と平行な面を持つ紙経路構成体
と、前記紙経路構成体にその先端が弾接する紙ガイド板
と、印字位置より用紙送り方向下流側において、用紙を
その全幅に渡り切断可能な手段と、前記紙経路構成体の
上流側に位置して連続用紙を搬送するプッシュトラクタ
と、印字位置より下流側の紙経路内で用紙有無の検出が
可能な手段を備えるインクジェットプリンタにおいて、
印字終了後、前記用紙有無検出手段により連続用紙印字
済み部の切り離しを検出した後に連続用紙を退避位置ま
で後退せしめる制御部を備えたことを特徴とする。
[作用] 前述のように構成されたインクジェットプリンタの紙
送り装置において、連続用紙印字済み部が用紙切断位置
まで送られ、ここで連続用紙印字済み部の切り離しが実
行された後、連続用紙の退避命令を与えると、前記制御
部は切断後の連続用紙先端が用紙有無検出位置を通過す
る規定の位置まで連続用紙を後退させ、一旦この位置
で、前記用紙有無検出手段が紙無しを検出し、連続用紙
印字済み部の切り離しが実行されていることを確認して
から、ついで連続用紙を退避位置まで後退させる。即ち
連続用紙の排出退避が行なわれる際には、必ず連続用紙
印字済み部は、切り離されていなくてはならず、従って
未乾燥のインクが、前記紙ガイド板と連続用紙印字面と
の擦れにより、連続用紙印字面を汚してしまうことを防
ぐことができるのである。
[実施例] そこで以下に本発明の詳細を、図示した実施例に基づ
いて説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すものである。図中符
号1はプラテンで、プラテン1に対して用紙の送り方向
(図中矢印A)の上流側には、連続用紙の給紙を実行す
るプッシュトラクタ2が配置されている。紙ガイド板3
はプラテン1に弾接する状態で支持される。プラテン1
下部には紙案内(下)4が配置されており、紙ガイド板
3と紙案内(下)4は、プッシュトラクタ2により給紙
された連続用紙を印字位置まで案内する。印字位置より
下流側には、紙経路内の用紙有無と、その基準位置(第
2基準位置)を検出する反射型フォトセンサ5と、更に
その下流側に用紙カッタ6が配置されている。図中符号
7は、紙経路内への用紙の進入と、その基準位置(第1
基準位置)を検出する用紙検出センサ、符号8は印字ヘ
ッド,符号9は用紙を示す。
これらプラテン1とプッシュトラクタ2は、伝達機構
を介してパルスモータ10に接続されている。このパルス
モータ10は、マイクロコンピュータから成る後述の制御
装置20からの信号と、ホスト装置からの印字信号を受け
るモータ駆動回路18により、駆動される。
第2図は前述した制御装置の一実施例を示すものであ
り、用紙の先端が一定位置、例えば用紙検出センサ7あ
るいはフォトセンサ5の検出位置に達したとき、パルス
モータ10への駆動パルスを加減算して、紙送り量を検出
する紙送り量検出手段21と、用紙検出センサ7により、
連続用紙の先端が第1基準位置を通過した時点を検出す
る第1基準位置検出手段22と、フォトセンサ5により、
連続用紙の先端が第2基準位置を通過した時点を検出す
る第2基準位置検出手段23と、退避命令スイッチ19から
の信号と第1基準位置検出手段22からの信号により、連
続用紙印字済み部を切り離し位置までの規定量L1だけ紙
送りさせる切り離し動作指令手段24と、退避命令スイッ
チ19からの信号と第1基準位置検出手段22及び第2基準
位置検出手段23からの信号により、切り離し位置から第
2基準位置までの規定量L2の逆転を行なわせた後、第2
基準位置での紙無しを確認してから、ついで規定量L3の
逆転を行なわせ、連続用紙先端を退避位置にセットさせ
る退避動作指令手段25から構成されている。
そこで以下に本発明の詳細を、図示した実施例に基づ
いて、詳細に説明する。印字後パネル上の退避命令スイ
ッチ19からの信号により、切り離し動作指令手段24は用
紙送り量L1に対応する駆動信号を出力する。この信号に
よりモータ駆動回路10はパルスモータを正転させ、連続
用紙を切り離し位置までの規定量L1だけ繰り出す。(第
3図−I) この状態で紙カッタ6により連続用紙の印字済み部の
切り離しを実行した後、もう1度退避命令スイッチ19か
ら信号が送られると、退避動作指令手段25は規定の用紙
送り量L2に対応する逆転駆動信号を出力する。これによ
りモータ駆動回路18はパルスモータ10を逆転させて、印
字済み部切り離し後の連続用紙を、その先端が反射型フ
ォトセンサ5を通過する第2基準位置まで後退させる。
連続用紙先端がフォトセンサ照射部を通過すると、そ
れまで用紙(白色)に反射してフォトセンサ受光素子に
入射していた光は、光を反射しにくいプラテン1に当た
ることになり、受光素子は反射光を検出できなくなる。
こうして第2基準位置検出手段23より印字済み部が切り
離されたことが検出されると、退避動作指令手段25は、
第2基準位置から連続用紙退避位置までの用紙送り量L3
に対応する逆転駆動信号を出力し、連続用紙を退避位置
にセットする(第3図−II) もし連続用紙の印字済み部の切り離しが実行されず
に、退避命令スイッチ19からの信号で、退避動作指令手
段25より逆転駆動信号が出力された場合、L2だけ連続用
紙が退避した状態では、連続用紙先端は第2基準位置を
通過することができない。従って第2基準位置検出手段
23は連続用紙の印字済み部の切り離しが実行されていな
いものと判断し、退避動作指令手段25は、前記送り量L2
に相当する正転駆動信号でパルスモータを正転し、再び
連続用紙を切り離し位置まで繰り出し、印字済み部の切
り離しを使用者に促す。
つまり連続用紙が退避位置まで後退する際は、必ず印
字済み部は切り離されているので、未乾燥のインクによ
る印字面の汚れは発生しない。
第4図は、前述の実施例による装置の動作を示すフロ
ーチャートである。以下にその説明を行なう。
切り離し動作指令手段24は、退避命令スイッチ19が、
ONされたことを認識してから、第1基準位置での紙有
り、紙無し、ついで第2基準位置での紙有り、紙無しの
認識を行ない、ここで両基準位置での紙有りを認識する
と、規定量L1の紙送りを行ない、連送用紙を切り離し位
置まで繰り出す。
もし第1基準位置での紙無しが認識されると、その時
点で動作終了、第2基準位置での紙無しが認識された場
合は、退避動作指令手段25が、連続用紙を規定量L3だけ
後退させ待避位置にセットし動作を終了する。
次に退避動作指令手段25は、もう1度退避命令スイッ
チ19がONされたことを認識すると、連続用紙を規定量L2
後退させ、ついで第2基準位置での紙有り、紙無しの認
識を行なう。ここで紙無しを認識すると、退避動作指令
手段25は、連続用紙を規定量L3だけ後退させ、退避位置
にセットして動作を終了する。紙有りを認識した場合
は、連続用紙をL2だけ繰り出し、再度切り離し位置にセ
ットする。
第5図、第6図は、印字後の用紙有無検出手段に検出
レバーとフォトインタラプタの組み合せを用いた、他の
実施例を示すものである。
検出レバー11は、レバー軸12により回転可能に支持さ
れ、かつ、ばね13によりその先端が、プラテン円周上の
印字部下流側で、図面中矢印C方向に連続用紙裏面を押
す。そしてプラテン1には、検出レバー11を格納可能
で、検出レバー11の回転動作に干渉しないような溝が設
けられている。また紙検出レバー11のフラグ部14は、紙
検出レバー11の先端がプラテン1円周面より突出した状
態の時(第6図−II)に、フォトインタラプタを遮光す
るような形状となっている。
手裏剣状の紙押え15は、検出レバー11が用紙有無を検
出する位置の近傍で、かつ前記紙カッタ6の上流に位置
し、印字済みの連続用紙がプラテン円周上から浮き上が
ることを防いでいる。また前記紙押え15は、紙幅方向で
直接検出レバー11を押さないような場所に位置する。図
中符号16はフォトインタラプタで、単票用紙をプラテン
まで案内する紙案内板(上)17に固定される。
このように構成された用紙有無検出手段を用いた場
合、連続用紙を切り離し位置まで繰り出すと、紙押え15
により、連続用紙はプラテン円周上に沿わされ、その裏
面が紙検出レバー11の先端ををプラテン円周面まで押し
下げるので、フラグ部14はフォトインタラプタの受光部
を開放する(第6図−I) この状態で連続用紙の切り離しを実行した後、退避命
令スイッチ19により、連続用紙先端が検出位置を通過す
る位置まで後退すると、検出レバー11は、ばね力によ
り、その先端がプラテン円周面より突出する位置に復帰
し、フォトインタラプタ17受光部を遮光する。(第6図
−II) 以上に記したフォトインタラプタ受光部の開閉によ
り、連続用紙の印字済み部の切り離しを検出することが
可能となり、前述した実施例と同様の効果を得ることが
できる。
このような、検出レバーとフォトインタラプタを組み
合わせた用紙有無検出手段を用いれば、プラテン表面
や、連続用紙表面の光学的状態の変化に影響されにく
い、信頼性の高い連続用紙切り離しの検出を行なうこと
が可能である。
なお前述までの実施例においては、連続用紙の排出退
避動作について述べたが、単票用紙と連続用紙が可能
で、かつ自動紙種選択手段を有するインクジェットプリ
ンタの、連続用紙から単票用紙への切り替え動作におい
ても、前述の実施例を用いることにより、未乾燥インク
が印字面を汚すことなしに、自動紙種選択を行なうこと
ができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、印字位置より下
流側の紙経路内で用紙有無の検出が可能な手段を設ける
とともに、印字終了後、前記用紙有無検出手段により連
続用紙印字済み部の切り離しを検出した後に、連続用紙
を退避位置まで後退せしめる制御部を設けたので、排出
退避動作時に紙ガイド板と連続用紙の弾接部で、未乾燥
のインクにより印字面が汚れてしまうことを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す装置の概要図、第2図
は同上装置における制御装置の一実施例を示すブロック
図、第3図は同上装置の動作を示す説明図、第4図は同
上装置の動作を示すフローチャート。 第5図は他の用紙有無検出手段を示す概要図、第6図は
その動作図。 1……プラテン、2……プッシュトラクタ 3……紙ガイド板、4……紙案内(下) 5……反射型フォトセンサ、6……紙カッタ 7……用紙検出センサ、8……印字ヘッド 9……用紙、10……パルスモータ 11……検出レバー、12……検出レバー軸 13……ばね、14……フラグ 15……紙押え、16……フォトインタラプタ 17……紙案内(上)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字ヘッド近傍において、 印字ヘッド走査方向と平行な面を持つ紙経路構成体と、 前記紙経路機構体に先端が弾接する紙ガイド板と、 印字位置より用紙送り方向下流側において用紙をその全
    幅に渡り切断可能な手段と、 前記紙経路構成体の上流側に位置して連続用紙を搬送す
    るプッシュトラクタと、印字位置より下流側の紙経路内
    で用紙有無の検出が可能な手段とを備えるインクジェッ
    トプリンタにおいて、 印字終了後、前記用紙有無検出手段により連続用紙印字
    済み部の切り離しを検出した後に、連続用紙を退避位置
    まで後退せしめる制御部を備えてなることを特徴とする
    インクジェットプリンタの紙送り装置。
JP63269851A 1988-10-26 1988-10-26 インクジェットプリンタの紙送り装置 Expired - Lifetime JP2745577B2 (ja)

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DE4017841C2 (de) * 1990-05-31 1994-09-22 Mannesmann Ag Verfahren zum Positionieren von Endlosformularen bzw. Formularen in Druckern
DE69425121T2 (de) * 1993-12-27 2001-03-22 Seiko Epson Corp Tintenstrahldrucker
WO2000054975A1 (fr) * 1999-03-18 2000-09-21 Copyer Co., Ltd. Imprimante a jet d'encre
CN106394020B (zh) * 2016-11-22 2019-05-14 重庆品胜科技有限公司 用于便携式标签打印机的切纸电路和工作方法

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