JP3224413B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP3224413B2
JP3224413B2 JP08759492A JP8759492A JP3224413B2 JP 3224413 B2 JP3224413 B2 JP 3224413B2 JP 08759492 A JP08759492 A JP 08759492A JP 8759492 A JP8759492 A JP 8759492A JP 3224413 B2 JP3224413 B2 JP 3224413B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンタや複写機等の記
録装置に関し、更に詳しくはシートを自動給送するシー
ト供給装置の装着の有無を検出することが出来る記録装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタや複写機等の記録装置に
あっては、シートを手差しで供給することも可能である
が、シートを自動的に一枚ずつ分離供給する装置とし
て、記録装置本体に着脱可能なシート供給装置が使用さ
れている。
【0003】このシート供給装置は、セットしたシート
を一枚ずつ分離するための分離爪等の分離手段をもち、
記録装置本体の駆動をギヤ等で受け、供給ローラを回転
させて記録装置にシートを一枚ずつ供給するものである
が、駆動伝達時にはクラッチ等での伝達オン,オフを行
うため、手差しに比べて複雑な制御が必要となる。その
ため、記録装置は図9に示すように、左プレート50上に
前記シート供給装置の装着の有無を検出するためのリー
フスイッチ51を設け、シート供給装置52には上記リーフ
スイッチ51をオン,オフさせるためのレバー53を設けて
いる。
【0004】この構成にあっては、シート供給装置52の
装着の有無を検出し、シートを手差しで供給する場合
と、該シート供給装置52によって自動給送する場合の制
御を切り換えて行うようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記シ
ート供給装置52の装着の有無を検出するためのリーフス
イッチや光センサは、部品自体が高価であるばかりでな
く、リード線やコネクタの接続のためのアッセンブリコ
スト、組立コスト等によるコストアップの要因となって
いる。また前記検出手段を取り付けるためのスペースが
必要となり、装置の大型化の要因ともなっている。
【0006】更に前記部品の耐久性や信頼性、或いは組
立ミス等により装置の動作信頼性を減少させる要因とも
なっている。
【0007】本発明は前記従来の課題を解決するために
なされたものであり、その目的はシート供給装置の検出
手段の耐久性、信頼性の問題をなくし、安定したシート
供給を行うことが可能な記録装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、手差し又は装填可能な
シート供給装置により供給されたシートに記録手段によ
り記録を行う記録装置において、前記シート供給装置を
装填するための装填部と、手差しのためにセットされた
シート及び前記シート供給装置によって供給されたシー
トを検出するシート検出手段と、前記記録手段及び前記
シート供給装置の動作を制御する制御手段と、を有し、
前記制御手段は、記録開始に先立って前記シート検出手
段がシートを検出している場合にはシートが手差しによ
ってセットされていると判断し、前記シート検出手段が
シートを検出していない場合には前記シート供給装置よ
りシートを供給するように制御することを特徴とする。
【0009】
【作用】前記構成にあっては、記録開始に先立ってシー
ト検出手段がシートを検出していない場合、手差しによ
るシートセットが行われていないため、シート供給装置
がシートを供給するように制御する。このときシート供
給装置が装填されているとシートが供給され、シート検
出手段によってシートが検出される。一方、シート供給
装置が装填されていないとシートは供給されず、前記制
御後においてもシート検出手段がシートを検出しない。
従って、シート供給装置の装填を検出するセンサを特別
に設けなくても、シート検出手段によるシート有無検出
によってシート供給装置の装填の有無を検出することが
可能となる。
【0010】
【実施例】
〔第一実施例〕次に本発明の第一実施例に係る記録装置
を図1乃至図7を参照して具体的に説明する。尚、図1
はシート供給装置を装填した記録装置の模式構成説明
図、図2はシート供給装置の斜視説明図、図3は搬送ロ
ーラと供給ローラの駆動力伝達構成の説明図、図4は制
御系のブロック図、図5乃至図7はシート供給手順のフ
ローチャートである。
【0011】図1に於いて、記録装置Aの内部には被記
録材であるシート1を搬送するためのシート給送手段を
構成する搬送ローラ2が回転可能に軸支されており、こ
のローラ2にピンチローラ3a,3bが圧接して従動可
能に取り付けられている。また前記搬送ローラ2の周面
に沿ってペーパーパン4が設けられ、搬送ローラ2の回
転によって搬送力を付与されたシート1はペーパーパン
4にガイドされてUターン搬送されるように構成されて
いる。
【0012】尚、前記搬送ローラ2と上流側ピンチロー
ラ3aとのニップ部よりも僅かにシート搬送方向下流側
にはシート1の有無を検出するためのシート検出手段で
あるシートセンサ5が設けられている。このシートセン
サ5はタッチセンサであり、シート1がセンサ位置にあ
るときはオンし、ないときはオフしている。
【0013】前記搬送ローラ2と下流側ピンチローラ3
bのニップよりもシート搬送方向下流側には記録手段が
設けられている。この実施例の記録手段はシリアル記録
方式を用いたものであり、搬送ローラ2のローラ軸と平
行に設置されたガイドレール6に沿ってキャリッジ7が
往復移動可能に取り付けられ、このキャリッジ7には記
録信号に応じて駆動する記録ヘッド8が搭載され、該ヘ
ッド8の移動領域対向位置にはシート1を支持するプ
ラテン9が取り付けられている。前記記録ヘッド8は熱
転写記録ヘッド、インクジェット記録ヘッド、ワイヤー
ドット記録ヘッド等の種々の記録方式のものを用いるこ
とが可能である。
【0014】前記記録装置本体の上部にはシート供給装
置Bを着脱可能に装填するための装填部が設けてある。
次にシート供給装置Bの構成について説明すると、これ
は図1及び図2に示すように回動可能に取り付けられた
ローラ軸10aに供給ローラ10が固着され、この供給ロー
ラには軸11aを中心に回動可能な積載板11がスプリング
12によって押圧され、シート1を供給ローラ10に圧接さ
せるようにしている。尚、シートセット時等に於いては
リリースレバー13を回転すると、前記積載板11が供給ロ
ーラ10からリリースする。
【0015】積載板11の下端には分離爪14が取り付けら
れ、複数枚セットしたシート1を一枚ずつに分離して記
録装置Aに供給するようにしている。また積載板11のシ
ート幅方向に移動可能なホッパーガイド15が取り付けら
れ、シート1の両サイドをガイドする。更にこの左右ホ
ッパーガイド15の間には、ガイド軸16に沿って移動可能
なセンターガイド17が装着され、このセンターガイド17
にホッパーワイヤ18が取り付けられており、積載板11と
供給ローラ10との間に押圧支持されたシート1の上半分
を支持するようにしている。尚、センターガイド17には
図2の矢印方向へ突出、退避可能なセンターセパレータ
19が取り付けられており、これを突出させるとシート1
は分離爪14及びホッパーガイド15が使用されない状態と
なるため、葉書等の厚手のシート1を供給するのに好適
な状態となる。
【0016】またシート供給装置Bの前部には排出ロー
ラ20が取り付けられ、この排出ローラ20の周面には前面
のフロントカバー21の内側に取り付けられたピンチロー
ラ22が板バネ23によって押圧されている。このローラ対
20,22によって記録後のシート1が排出スタッカ24に排
出されるものである。
【0017】前記シート供給装置Bの下部には、図3に
示すように、記録装置Aの軸26に係止可能な脚部27が設
けられており、記録装置Aの装填部に着脱自在に構成さ
れている。また図3に示すようにシート供給装置Bには
ギヤ列28が設けられており、シート供給装置Bを記録装
置Aに装填すると、搬送ローラ2の軸に固着したギヤ29
が噛合する。また前記ギヤ列28は供給ローラ10へ回転力
を伝達するように構成されている。従って、搬送ローラ
2と連結した図示しない送りモータを駆動すると、その
回転力がギヤ列28を介して供給ローラ10に伝達される。
【0018】更に前記供給ローラ軸10aにはクラッチ30
が設けられている。このクラッチ30はオンしているとき
は送りモータの回転力を供給ローラ10に伝達し、オフす
ると前記伝達を遮断するものである。そして前記クラッ
チ30は送りモータを正逆駆動によってオン、オフを切り
換えるように構成されている。
【0019】次に前記各部を駆動を制御するための制御
手段について説明する。図4に於いて、31は制御部であ
って、CPU31a、ROM31b、RAM31c、カウンタ
31dからなる。
【0020】CPU31aは中央演算処理装置であり、後
述のROM31bや入力装置等の記録信号送出部32等から
プログラムや各種データを読み出し、必要な演算や判断
を行い、各種制御を行うものである。ROM31bは読み
出し専用メモリーであり、CPU31aが動作するための
各種プログラムや文字コード、ドットパターン記録等に
必要な各種データを格納している。
【0021】RAM31cはリードライトメモリーであ
り、前記CPU31aが命令中のデータや演算結果を一時
貯えておくワーキングエリア、記録信号送出部32等から
入力された各種データを格納しておくバッファエリア、
文書等を保存しておくテキストエリア等からなってい
る。カウンタ31dは送りモータ37の駆動パルス数をカウ
ントし、該モータ37の駆動量等を検出するためのもので
ある。
【0022】前記CPU31aはインターフェース33を介
してシートセンサ5からのシート有無検出信号や記録信
号送出部32からの記録信号、或いは操作キー部34からの
指示信号を入力し、図5乃至図7のフローチャートに示
すプログラムに従ってモータドライバー35及びヘッドド
ライバー36へ駆動信号を出力する。このモータドライバ
ー35は搬送ローラ2や供給ローラ10を駆動するパルスモ
ータである送りモータ37、及びキャリッジ7を往復移動
させるためのキャリッジモータ38を駆動制御するもので
ある。またヘッドドライバー36は記録ヘッド8を駆動制
御するものである。
【0023】また前記CPU31aはシートセンサ5等か
らの検出信号に応じ、表示部39へ所定の表示信号を出力
する。
【0024】前記制御部31はシートセンサ5からの信号
により、記録装置Aにシート供給装置Bが装填されてい
るか否かを判別し、装填されているときはシート1を自
動給送して記録を行い、装填されていない場合には手差
し記録を行うように各部を駆動させる。そのためのシー
ト送り手順を図5乃至図7のフローチャートを参照して
説明する。尚、図5は手差し供給記録手順を示し、図6
及び図7は自動給送記録手順を示している。
【0025】電源がオンすると、ステップS1でシート
センサ5がオンしているか否かを判別する。該センサ5
がオンしているときはシート搬送経路中に不要なシート
が残留していることになるために、ステップS2へ進ん
で送りモータ37を所定パルス数(使用最大シート長さ+
マージン分)駆動して装置内の不要シートを排出し、ス
テップS3で記録待機する。一方、前記センサ5がオン
していない場合には直接ステップS3へ移行して記録待
機状態となる。
【0026】ステップS3で操作キー部34にある記録開
始キーが押されると、ステップS4へ移行してシートセ
ンサ5がオン状態にあるか否かを判別する。このときシ
ートセンサ5がオンしていれば、シート1が手差しによ
ってセットされた状態であるためにステップS5へ進ん
で手差し供給記録手順を実行する。一方、前記センサ5
がオフしているときは、シート1がセンサ5の位置にな
く、従って手差し供給でないために、ステップS13へ移
行して後述する自動給送手順を行う。
【0027】ステップS4でシートセンサ5がオンして
おり、手差し供給と判別した場合には、ステップS5,
S6へ移行して送りモータ37を駆動し、バックラッシュ
除去後に所定パルス数分駆動することによりシート1を
記録開始位置まで搬送する頭出しを行う。そしてステッ
プS7でキャリッジモータ38を駆動してキャリッジ7を
往復移動させると共に、記録ヘッド8を駆動してシート
1へ一行記録動作を行う。
【0028】次にステップS8で1ページ分の記録が終
了したか否かを判別し、終了していないときはステップ
S14へ移行してシートセンサ5がオフ状態にあるか否か
を判別する。即ち、シートセンサ5がオン状態のときは
該シートに次行記録が可能であるために、ステップS7
へ戻ってシート1を一行分搬送して次行記録を行う。し
かし、シートセンサ5がオフ状態のときは、該シート1
には次行記録が出来ないために、ステップS15において
送りモータ37を所定パルス数(シート1をセンサ5から
排出スタッカ24へ搬送する量)駆動して搬送経路内のシ
ート1を排出スタッカ24へ排出する。そしてステップS
16で表示部39にシート「なし」表示を行い、ステップS
3へ戻って記録待機する。
【0029】ステップS8で1ページ記録が終了してい
る場合には、ステップS9へ移行して送りモータ37を駆
動し、ステップS10でシートセンサ5がオフしている場
合には(シート後端がセンサ5を通過している)、ステ
ップS11で送りモータ37を所定パルス数(シートをセン
サ位置から排出スタッカまで搬送する量)駆動させて記
録後のシート1を排出スタッカ24へ排出し、ステップS
12で次ページ記録があると判別した場合にはステップS
20へ移行して表示部39にシート「なし」表示を行い、ス
テップS3へ戻って記録待機状態となる。一方、ステッ
プS12で次ページ記録がないときは記録手順を終了す
る。
【0030】またステップS10でシートセンサ5がオフ
していない場合には、ステップS17へ移行して、送りモ
ータ37が所定パルス数(使用可能な最大シート長さ+マ
ージン分)駆動したか否かを判別し、前記パルス数駆動
してもシートセンサ5がオフしない場合にはシート1は
搬送経路内でジャムしたものとしてステップS18で送り
モータを停止し、ステップS19で表示部39に「ジャム」
表示を行う。
【0031】次に自動給送手順について説明すると、図
6及び図7のフローチャートに示すように、ステップS
21でイニシャル処理を行った後に、ステップS22で送り
モータ37を所定パルス数分逆転駆動してクラッチ30をオ
ンし、送りモータ37と供給ローラ10を連結する。次にス
テップS23で送りモータ37を正転駆動して供給ローラ10
を回転させ、シート1を供給する。そしてステップS2
4、S25において送りモータ37を所定パルス数正転駆動
してもシートセンサ5がオンしないときは、シート供給
装置Bが記録装置Aに装填されていない状態か、装填さ
れていても該供給装置Bにシート1がセットされていな
い状態、或いはセットされていてもなんらかの原因でシ
ート1が供給されない状態である。従って、ステップS
26,S27に於いて送りモータ37の駆動を停止し、表示部
39にその旨を表示する。
【0032】一方、ステップS24でシートセンサ5がオ
ンした場合には(シート1の先端は搬送ローラ2とピン
チローラ3aのニップ部よりも下流側にある)、ステッ
プS28へ移行して送りモータ37を所定パルス数分逆転駆
動してクラッチ30をオフして送りモータ37と供給ローラ
10との連結を切り離すと共に、シート1の先端を搬送ロ
ーラ2とピンチローラ3aのニップ部まで戻す。そして
ステップS29でシートセンサ5がオフしていることを確
認し、オフしていない場合にはシート1がジャムしてい
ると判別し、ステップS30で表示部39にジャム表示を行
った後にステップS47へ移行する。
【0033】前記ステップS29でシートセンサ5がオフ
している場合には、ステップS31へ移行して送りモータ
37を正転駆動して搬送ローラ2の回転により搬送する。
このとき、ステップS32、S33において送りモータ37を
所定パルス数正転駆動してもシートセンサ5がオンしな
いときは、シート1がジャムしていると判別し、ステッ
プS34,S35に於いて送りモータ37の駆動を停止し、表
示部39にその旨を表示してステップS3へ戻る。
【0034】前記ステップS32でシートセンサ5がオン
すると、ステップS36へ移行してセンサ5がオンした時
点から送りモータ37を所定パルス数分(シート1がシー
トセンサ5から記録開始位置まで搬送される量)駆動し
てシート1の頭出しを行い、図7に示すステップS37で
キャリッジ7及び記録ヘッド8を駆動して一行記録を行
う。
【0035】そしてステップS38で1ページ記録が終了
したか否かを判別し、終了していない場合には、ステッ
プS39でシートセンサ5の状態を検出し、該センサ5が
オンしているときは次行記録が可能であるためにステッ
プS37へ戻ってシート1を一行分搬送すると共に記録手
段を駆動して次行記録を行う。一方、前記センサ5がオ
フしている場合には、次行記録が次のページにわたって
しまうため、ステップS40へ移行して送りモータ37を所
定パルス数分駆動し(シート1をセンサ5の位置から排
出スタッカ24まで搬送する量)、シート1を排出スタッ
カ24へ排出した後にステップS22へ戻って次のシート1
を供給する。
【0036】またステップS38で1ページ記録が終了し
た場合には、ステップS41へ移行して送りモータ37を正
転駆動し、ステップS42,S43でシートセンサ5がオフ
した時点から所定パルス数送りモータ37を駆動してシー
ト1を排出スタッカ24へ排出し、ステップS44で次ペー
ジ記録があると判別した場合にはステップS22へ戻る。
【0037】一方、ステップS41の送りモータ37の駆動
後、所定パルス数分(使用最大シート長さ+マージン)
正転駆動してもシートセンサ5がオフしない場合には、
ジャム発生と判別し、ステップS45からステップS46へ
移行して表示部39にその旨を表示する。このときジャム
点検を不十分のままステップS3へ戻って記録開始キー
を押してしまうと、シートセンサ5がオン状態であるた
めに、シート1の位置が不明となり、記録位置にシート
1が存在しない状態で記録を行ってしまうという不都合
を生ずることがある。
【0038】そのため前記シートセンサ5がオフしない
場合にはステップS47でジャム点検後にステップS48,
S49へ移行してもう一度シート1を搬送し、シートセン
サ5がオフすれば、ステップS50でその時点から送りモ
ータ37を所定パルス数分(シートセンサ5から排出スタ
ッカ24までの長さ分)正転駆動してシート1を排出し、
ステップS3へ戻る。
【0039】一方、ジャム点検後に送りモータ37を所定
パルス数分(使用最大シート長さ分+マージン)正転駆
動してもシートセンサ5がオフしない場合には、ステッ
プS51,S52のループを繰り返し、再度シート1のジャ
ム処理を点検するシーケンスとして前記不都合の発生を
防止する。
【0040】前記のようにシート1の供給を制御するこ
とにより、シートセンサ5によって記録装置Aにシート
供給装置Bが装填されているか否かを自動的に判別し、
その状態に応じてシート1を供給することが出来るもの
である。
【0041】〔第二実施例〕前述した第一実施例ではシ
ート1を手差し記録する場合、シート1の先端がシート
センサ5よりも下流側に位置するようにセットしなけれ
ばならない。即ち、記録開始キーを押した後、図5のフ
ローチャートのステップS4でシートセンサ5がオンし
ていないと、自動給送と判別して手差し供給手順に移行
しないようにしていた。しかし、手差し記録をする場
合、シート1をあるセット位置(例えばシート先端を搬
送ローラ2とピンチローラ3aとのニップ位置にセッ
ト)に落とした状態で記録開始キーを押すとシート供給
動作を行う、いわゆるオートローディング給送手順を行
わせるようにしても良い。
【0042】例えば、図6及び図7に示す自動給送記録
手順を行う前に、図8のオートローディング給送手順を
行うように設定しておけば良い。即ち、図5に示すステ
ップS4でシートセンサ5がオンしていないと、ステッ
プS13へ移行して自動給送記録手順を行うが、このとき
図8に示すようステップS60で送りモータ37を正転駆動
して先端を搬送ローラ2を回転し、該ローラ2とピンチ
ローラ3aのニップ部に先端手差しセットされたシー
ト1を搬送する。そしてステップS61でシートセンサ5
がオンした後に、ステップS62で送りモータ37を所定パ
ルス数分(シートセンサ5から記録開始位置までのシー
ト搬送量)駆動してシート1の頭出しを行い、図5のス
テップS7へ移行して前述した手順を実行するようにす
る。
【0043】一方、ステップS61,S63に於いて前記送
りモータ37を所定パルス数(送りモータ37を 100ステッ
プ数程度駆動)駆動してもシートセンサ5がオンしない
場合にはシート1が前記搬送ローラ2とピンチローラ3
aとのニップ部に手差しセットされていないと判別し、
図6のステップS21へ移行して前述したイニシャル処理
以下の手順を実行するようにする。尚、前記送りモータ
37を所定のステップ数、(例えば 100ステップ数)駆動
してもシート自動給送に影響を与えないため、そのまま
シート供給装置のイニシャル処理へ進むことが出来る。
【0044】〔他の実施例〕前述した実施例ではシート
1を搬送ローラ2の周面に沿ってUターン搬送する例を
示したが、シート1をUターンさせることなくフラット
に搬送させるようにしても良い。また必ずしもローラ状
のものでなく、例えば回転ベルト等によってシート1を
搬送するようにしても良い。
【0045】またシート供給装置Bの供給ローラ10を回
転させる駆動源も、前述した実施例では記録装置Aの搬
送ローラ2を回転させる送りモータ37で駆動するように
したが、供給ローラ10を駆動させる専用の駆動源を設け
るようにしても良い。
【0046】また記録手段の構成も、例えばキャリッジ
7に搭載する記録ヘッドの種類や個数についても例えば
単色のインクに対応して1個の記録ヘッドのみを搭載す
るようにしても良く、記録色や濃度を異にする複数の記
録ヘッドを搭載するようにしても良い。更にキャリッジ
7を往復移動させて記録を行うシリアル方式に限定する
必要はなく、シートの最大幅に対応した長さを有するフ
ルラインタイプの記録ヘッドを用いて記録を行うように
しても良い。
【0047】
【発明の効果】本発明は前述したように、シートを供給
するに当たり、シート供給動作を制御することにより、
シートの有無を検出するセンサによってシート供給装置
の装着の有無を検出することが出来る。従って、従来の
ようにシート供給装置の装着検出用のセンサを設ける必
要がなく、該センサの耐久性及び信頼性の問題をなく
し、部品点数を減少して安価で小型の記録装置を提供す
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】シート供給装置を装填した記録装置の模式構成
説明図である。
【図2】シート供給装置の斜視説明図である。
【図3】搬送ローラと供給ローラの駆動力伝達構成の説
明図である。
【図4】制御系のブロック図である。
【図5】シート供給、記録手順のフローチャートであ
る。
【図6】シート供給、記録手順のフローチャートであ
る。
【図7】シート供給、記録手順のフローチャートであ
る。
【図8】第二実施例に係るオートローディング機能を実
行させるためのフローチャートである。
【図9】従来技術の説明図である。
【符号の説明】 A…記録装置 B…シート供給装置 1…シート 2…搬送ローラ 3a,3b…ピンチローラ 4…ペーパーパン 5…シートセンサ 6…ガイドレール 7…キャリッジ 8…記録ヘッド 9…プラテン 10…供給ローラ 10a…ローラ軸 11…積載板 22…排出ローラ 23…ピンチローラ 24…排出スタッカ 28…ギヤ列 29…ギヤ 30…クラッチ 31…制御部 31a…CPU 31b…ROM 31c…RAM 31d…カウンタ 32記録信号送出部 33…インターフェース 34…操作キー部 37…送りモータ 38…キャリッジモータ 39…表示部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手差し又は装填可能なシート供給装置に
    より供給されたシートに記録手段により記録を行う記録
    装置において、 前記シート供給装置を装填するための装填部と、 手差しのためにセットされたシート及び前記シート供給
    装置によって供給されたシートを検出するシート検出手
    段と、 前記記録手段及び前記シート供給装置の動作を制御する
    制御手段と、 を有し、 前記制御手段は、記録開始に先立って前記シート検出手
    段がシートを検出している場合にはシートが手差しによ
    ってセットされていると判断し、前記シート検出手段が
    シートを検出していない場合には前記シート供給装置よ
    りシートを供給するように制御することを特徴とする記
    録装置。
  2. 【請求項2】 手差し又は装填可能なシート供給装置に
    より供給されたシートに記録手段により記録を行う記録
    装置において、 前記シート供給装置を装填するための装填部と、 前記記録手段にシートを給送するシート給送手段と、 前記シート給送手段によって給送されたシートを検出す
    るシート検出手段と、前記記録手段及び前記シート給送
    手段、前記シート供給装置の動作を制御する制御手段
    と、 を有し、 前記制御手段は、記録開始に先立って前記シート検出手
    段がシートを検出していない場合には前記シート給送手
    段を所定量駆動し、 前記シート給送手段を所定量駆動することにより前記シ
    ート検出手段がシートを検出した場合には、シートが手
    差しによって供給されたと判断し、 前記シート給送手段を所定量駆動しても前記シート検出
    手段がシートを検出しない場合には、前記シート供給装
    置よりシートを供給するように制御することを特徴とす
    る記録装置。
  3. 【請求項3】 前記シート給送手段を駆動する駆動源に
    より前記シート供給装置を駆動することを特徴とする請
    求項2に記載の記録装置。
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