JP2744333B2 - 電動モータを用いた型締装置 - Google Patents

電動モータを用いた型締装置

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JP2744333B2
JP2744333B2 JP2180984A JP18098490A JP2744333B2 JP 2744333 B2 JP2744333 B2 JP 2744333B2 JP 2180984 A JP2180984 A JP 2180984A JP 18098490 A JP18098490 A JP 18098490A JP 2744333 B2 JP2744333 B2 JP 2744333B2
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信吾 中村
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/64Mould opening, closing or clamping devices
    • B29C45/66Mould opening, closing or clamping devices mechanical
    • B29C45/661Mould opening, closing or clamping devices mechanical using a toggle mechanism for mould clamping

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、射出成形機等に利用される電動モータを用
いた型締装置に関する。
【従来の技術】
従来、電動モータを用いた射出成形機の型締装置とし
て例えば特開平1−280521号公報、あるいは特開昭60−
112417号公報に開示されているようなものが知られてい
る。 特開平1−280521号公報において開示されている型締
装置は、第5図に示されるように、電動軸2の回転運動
を直線運動に変換するクランク機構4を備え、電動軸2
にダイレクトドライブサーボモータ(図示省略)のロー
タが直結されると共にクランク機構4の作用点4Aに可動
プラテン6が連結されている。前記クランク機構4は、
トグルサポート5に固定された電動軸2と、この電動軸
2に一端が固定された第1リンク8、及びこの第1リン
ク8の他端にクランクピン10で一端が回転自在に連結さ
れた第2リンク12とからなる。 この型締装置は、ダイレクトドライブサーボモータに
よって電動軸2を回転させることによりクランク機構4
を伸ばし、可動プラテン6を固定プラテン14側に押出し
て型締が行われる。 一方、特開昭60−112417で開示されてる型締装置は、
第6図に示されるように、トグルサポート18に固定され
たサーボモータ20の回転運動を歯車22、24を介してナッ
ト26に伝達し、このナット26の回転運動によりスクリュ
ー28を前後動させ、この前後動によってダブルトグル式
のトグル機構28、30を駆動するものである。トグル機構
28、30の駆動により可動プラテン32が固定プラテン34側
に押出され型締が行われる。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記特開平1−280521号公報で開示さ
れている型締装置にあっては、リンク構成がいわゆるシ
ングルリンクであるため、型締方向と垂直な方向に偏荷
重が発生し易いという問題があった。又、リンク機構を
構成している要素が少ないため、型締装置の長さの制約
の中でトグル倍率の特性を設計するときの自由度が小さ
く、型締装置に最適な特性と高いトグル倍率が期待でき
ないという問題もあった。 一方、特開昭60−112417号公報で開示されている型締
装置にあっては、偏荷重の問題はないものの、スクリュ
ー&ナット機構による回転−直線変換要素を用いる必要
があり、構造が複雑化しコスト高になり易い上に、装置
外形が大きくなり易いという問題があった。 本発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたも
のであって、型締方向に対して垂直な方向の偏荷重の発
生を防止し、トグル倍率の特性に関する設計を行う際の
自由度を大きくとり、最適な特性と高いトグル倍率を得
ると共にスクリュー&ナット機構等の高価な機械要素を
省略することにより、性能向上、コストダウン、装置外
径の小型化等を実現することのできる電動モータを用い
た型締装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本発明は、トグルサポートと可動プラテンとを連結す
ると共に、中央部に該トグルサポートに対し可動プラテ
ンを開閉し、型締力を発生するための第1リンクピンを
備えた第1リンク機構と、該第1リンク機構と対をなし
所定の距離をおいて、全く同様にトグルサポートと可動
プラテンとを連結すると共に、中央部に該トグルサポー
トに対し可動プラテンを開閉し、型締力を発生するため
の第2リンクピンを備えた第2リンク機構と、前記第
1、第2リンク機構の中央位置に配置され電動モータに
よって回転駆動される駆動軸と、該駆動軸と一体回転す
るセンタリンクと、該センタリンク上の前記駆動軸に対
して対称な位置に配置された2つの第1、第2センタリ
ンクピンと、前記第1センタリンクピンと前記第1リン
クピンとを連結する第1ロッドと、前記第2センタリン
クピンと前記第2リンクピンとを連結する第2ロッド
と、を備え、駆動軸の回転によって前記第1、第2リン
クピンの間隔を点対称に伸縮し、トグルサポートに対し
可動プラテンを開閉し、型締力を発生することにより、
上記目的を達成したものである。
【作用】
電動モータによって駆動軸を回転するとこれと一体的
にセンタリンクが回転し、このセンタリンクに連結され
た第1、第2ロッドを介して2組の第1、第2リンク機
構が駆動軸を中心として点対称に押し広げられ、これに
よってトグルサポートと可動プラテンとの距離が調節さ
れ型締が行われる。 2組の第1、第2リンク機構が同時に可動プラテンに
対して作用するため型締方向に対して垂直な方向の偏荷
重が発生せず、また、リンク機構を構成する要素の数が
多いため型締装置の長さの制約の中でトグル倍率の特性
を自由に設定することができ、非常に大きなトグル倍率
の値を容易に達成することができる。又、電動モータを
使用しており、且つ2組のリンク機構を同時に作用させ
る構成としていなながらスクリュー&ナット機構等の回
転−直線運動の変換要素を有していないため(リンク機
構のみで型締が行われるため)コストダウン、及び装置
外径の小型化等が実現できる。
【実施例】
以下図面に基づいて本発明の実施例を詳細に説明す
る。 第1図は本発明が適用された射出成形機の型締装置を
示す平面図、第2図は同側面図である。 図において30がトグルサポート(リヤプラテンと称さ
れることもある)、32が可動プラテン、34が固定プラテ
ン、36、38は型締される金型、40が第1リンク機構、50
が第2リンク機構である。 第1リンク機構40は、トグルサポート30と可動プラテ
ン32とをピン44、46を介して連結すると共に、中央部に
該トグルサポート30及び可動プラテン32の距離Lを調節
するための第1リンクピン42を備える。 又、第2リンク機構50は、前記第1リンク機構40と所
定の距離L1をおいて、全く同様にトグルサポート30と可
動プラテン32とをピン54、56を介して連結すると共に、
中央部に該トグルサポート30及び可動プラテン32の距離
Lを調節するための第2リンクピン52を備える。 前記第1、第2リンク機構40、50の中央位置には駆動
軸60が配置され、電動モータ62、減速機64を介して回転
駆動される。 この駆動軸60にはこれと一体的に回転するセンタリン
ク70が設けられている。このセンタリンク70上の駆動軸
60に対して対称な位置に2つの第1、第2センタリンク
ピン72、74が設けられ、この第1センタリンクピン72と
前記第1リンク機構40の第1リンクピン42とが第1ロッ
ド80を介して連結され、同様に第2センタリンクピン74
と前記第2リンク機構50の第2リンクピン52とが第2ロ
ッド82を介して連結されている。 なお、前記電動モータ62(及び減速機64)は、第3図
に示されるように、4本のタイバー90A〜90Dのうちの上
部の2本のタイバー90A、90Bに跨がるようにして摺動可
能に設けられたモータサポート66上に固定されている。
これは第1、第2リンク機構40、50が伸縮した際に駆動
軸60の動きに合わせてタイバー90A、90Bに沿って電動モ
ータ62が型締方向に移動できるようにする必要があるた
めである。 次にこの実施例の作用を説明する。 型締を行うときは、トグルサポート30が固定された状
態で電動モータ62により減速機64を介して駆動軸60が回
転され、この回転によりセンタリンク70が第1図矢印A
方向に回転させられる。 センタリンク70がA方向に回転すると、第1、第2ロ
ッド80、82が矢印B方向に引かれ、この第1、第2ロッ
ド80、82の引きによって第1、第2リンク機構40、50の
第1、第2リンクピン42、52が互いに内側に引き込ま
れ、該第1、第2リンク機構40、50の増力機構によって
可動プラテン32が固定プラテン34側に強い力で押出され
型締が行われる。 即ち、駆動軸60のトルクの接線力は、センタリンク7
0、第1、第2センタリンクピン72、74、第1、第2ロ
ッド80、82によって拡大され、この拡大された力がそれ
ぞれ第1、第2リンク機構40、50を介して更に拡大され
てトグルサポート30と可動プラテン32との間の型締方向
の押圧力となるものである。 型開を行うときは電動モータ62の回転方向を逆にする
ことによって行われる。第4図に示されるように、セン
タリンクを矢印D方向(Aと逆方向)に回転することに
より非常に大きく型開を行うことができる。 この実施例によれば、駆動軸60を中心に点対称に配置
された2組の第1、第2リンク機構40、50によって型締
が行われるため、型締と垂直方向の偏荷重が良好に相殺
される。 又、電動モータ62の回転駆動力はリンク機構のみを介
して直線的な型締力に変換されている。その結果リンク
機構を2組備えているにも拘わらず、スクリュー&ナッ
ト機構のような回転−直線変換要素を用いることなく両
リンク機構に均等に電動モータからの回転動力を伝達す
ることができている。従って構成が簡素でありコストダ
ウンあるいは型締装置の外形の小型化が可能となってい
る。 更に、このリンク機構はその構成要素が多数あるため
各構成要素の長さを適当に選択することにより型締を行
っていくときのトグル倍率の特性をかなり自由に設定す
ることができ、非常に高いトグル倍率を得ることも容易
にできる。
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明によれば、型締方向に対し
て垂直な方向の偏荷重が発生せず、型締が行われるとき
のトグル倍率の特性の設定の自由度が大きく非常に大き
なトグル倍率を得ることができ、更には回転−直線運動
変換要素等を必要としない点の利点から、型締装置の性
能向上、コストダウン、装置の外形の小型化を図れるよ
うになるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明が適用された射出成形機の型締装置を
示す平面図、 第2図は、同じく側面図、 第3図は、第2図III−III線に沿う部分断面図、 第4図は、上記実施例装置で型開を行ったときの状態を
示す部分平面図、 第5図及び第6図は、それぞれ従来の型締装置の例を示
す側面図である。 30……トグルサポート、 32……可動プラテン、 34……固定プラテン、 36、38……金型、 40……第1リンク機構、 42……第1リンクピン、 50……第2リンク機構、 52……第2リンクピン、 60……駆動軸、 62……電動モータ、 72……第1センタリンクピン、 74……第2センタリンクピン、 80……第1ロッド、 82……第2ロッド。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トグルサポートと可動プラテンとを連結す
    ると共に、中央部に該トグルサポートに対し可動プラテ
    ンを開閉し、型締力を発生するための第1リンクピンを
    備えた第1リンク機構と、 該第1リンク機構と対をなし所定の距離をおいて、全く
    同様にトグルサポートと可動プラテンとを連結すると共
    に、中央部に該トグルサポートに対し可動プラテンを開
    閉し、型締力を発生するための第2リンクピンを備えた
    第2リンク機構と、 前記第1、第2リンク機構の中央位置に配置され電動モ
    ータによって回転駆動される駆動軸と、 該駆動軸と一体回転するセンタリンクと、 該センタリンク上の前記駆動軸に対して対称な位置に配
    置された2つの第1、第2センタリンクピンと、 前記第1センタリンクピンと前記第1リンクピンとを連
    結する第1ロッドと、 前記第2センタリンクピンと前記第2リンクピンとを連
    結する第2ロッドと、を備え、 駆動軸の回転によって前記第1、第2リンクピンの間隔
    を点対称に伸縮し、トグルサポートに対し可動プラテン
    を開閉し、型締力を発生することを特徴とする電動モー
    タを用いた型締装置。
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