JPH058269A - クランク式駆動装置 - Google Patents

クランク式駆動装置

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JPH058269A
JPH058269A JP19256691A JP19256691A JPH058269A JP H058269 A JPH058269 A JP H058269A JP 19256691 A JP19256691 A JP 19256691A JP 19256691 A JP19256691 A JP 19256691A JP H058269 A JPH058269 A JP H058269A
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crank
circular gear
crank plate
plate
driven
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Nobutoshi Hayashi
信利 林
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Nissei Plastic Industrial Co Ltd
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Nissei Plastic Industrial Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/64Mould opening, closing or clamping devices
    • B29C45/66Mould opening, closing or clamping devices mechanical

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カム機構やリンク機構を用いること無く、被
駆動体の移動速度の速度を任意に設定することが可能な
クランク式駆動装置を提供することにある。 【構成】 回転駆動されるクランク板18と、クランク
板18に一端が軸着された連節棒16と、連節棒16の
他端に軸着された被駆動体14と、クランク板18を回
転駆動させる回転駆動部24とを有し、クランク板18
が回転駆動された際には、被駆動体14を直線移動させ
るクランク式駆動装置において、回転駆動部24は、ク
ランク板18と回転軸を共有する第1の非円形歯車28
と、第1の非円形歯車28と噛合する第2の非円形歯車
30と、第2の非円形歯車30を回転駆動する回転駆動
手段36とを具備し、回転駆動手段36により第2の非
円形歯車30が回転駆動された際には両非円形歯車2
8、30のピッチ半径の変化に伴い第1の非円形歯車2
8とクランク板18に不等速回転運動を生じさせ、被駆
動体14の移動速度を変化させることを特徴とするクラ
ンク式駆動装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクランク式駆動装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、クランク式駆動装置としては、回
転駆動されるクランク板と、該クランク板に一端が軸着
された連節棒と、該連節棒の他端に軸着された被駆動体
と、前記クランク板を回転駆動させるモータおよび円形
の歯車を組み合わせてクランク板を回転させる歯車機構
を含む回転駆動部とを有し、クランク板が回転駆動され
た際には、被駆動体を直線移動させる物が多用されてい
る。このようなクランク式駆動装置は構造がシンプル
で、例えば、射出成形機における型締装置に応用され、
型締板(被駆動体)を固定板に圧接する機構に利用され
ている(特開昭63−307921公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来のクランク式駆動装置には次のような課題がある。例
えば、射出成形機においては、型締板の固定板への接離
時間は短いほうがよいので、型締板の移動速度を調整し
て最高速度域を広げ、サイクルの高速化を図り、型締作
業の効率を上げることが要求されている。ところが上記
のクランク式駆動装置においては、クランク板の回転角
度に対する型締板の速度比は図3に示すように変化す
る。従って、型締板の最高速度域が極めて狭く、型締板
の固定板への接離時間を短縮することが困難である。ま
た、型締板の移動速度をストローク中途で任意に変化さ
せたい場合、やはり困難である。そこで、従来のクラン
ク式駆動装置の歯車機構にカム機構やリンク機構を付加
して型締板の移動速度を任意に設定する方式が提案され
たが、カム機構を用いた場合、カムの接触部分に滑りが
生じ適切な運動の伝達ができないことがある。また、リ
ンク機構を用いた場合、機構自体が複雑になったり、装
置が大型化したり、機構のバランスが取りにくいという
課題がある。従って、本発明はカム機構やリンク機構を
用いること無く、被駆動体の移動速度の速度を任意に設
定することが可能なクランク式駆動装置を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は次の構成を備える。すなわち、回転駆動される
クランク板と、該クランク板に一端が軸着された連節棒
と、該連節棒の他端に軸着された被駆動体と、前記クラ
ンク板を回転駆動させる回転駆動部とを有し、クランク
板が回転駆動された際には、被駆動体を直線移動させる
クランク式駆動装置において、前記回転駆動部は、前記
クランク板と回転軸を共有する第1の非円形歯車と、該
第1の非円形歯車と噛合する第2の非円形歯車と、該第
2の非円形歯車を回転駆動する回転駆動手段とを具備
し、該回転駆動手段により第2の非円形歯車が回転駆動
された際には両非円形歯車のピッチ半径の変化に伴い第
1の非円形歯車とクランク板に不等速回転運動を生じさ
せ、前記被駆動体の移動速度を変化させることを特徴と
する。
【0005】
【作用】作用について説明する。被駆動体の必要な動き
を形状に盛り込んだ一対の非円形歯車を回転駆動部に組
み込むので、回転駆動手段の回転速度は等速であっても
被駆動体の移動速度を任意に変化させることができる。
従って、カム機構やリンク機構を複雑に組み合わせる必
要がなく、確実な運動の伝達が可能となる。また、カム
機構やリンク機構を用いないため機構が簡単で装置全体
を小型化できる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について添付図
面と共に詳述する。なお、本実施例においては、クラン
ク式駆動装置の例として、射出成形機の型締装置を構成
する型締板を駆動するための駆動装置を挙げる。まず、
図1の構成図と共に構成について説明する。10は型締
装置であり、固定板12に対して被駆動体である型締板
14が接離動可能になっている。型締板14と固定板1
2とにモールド金型15が取り付けられ、前記接離動に
より、金型15の開閉が行われる。16は連節棒であ
り、その一端は型締板14に、また他端は円形のクラン
ク板18に各々ピンにより軸着されている。型締板14
はガイドバー20、22へ摺動可能に外嵌している。そ
のためクランク板18が定位置において、その軸線を中
心として回転した際には、連節棒16が図面上左右方向
へ移動するので型締板14が固定板12へ接離動するよ
うになっている。24は回転駆動部であり、クランク板
18を回転させるための駆動軸26と、互いに噛合する
と共に、逆方向へ回転可能な第1の非円形歯車28およ
び第2の非円形歯車30と、モータ34およびモータ3
4の回転を所定の比率で減速するための減速機構32か
ら成る回転駆動手段36と、減速機構32の回転力を出
力する出力軸38とにより構成されている。駆動軸26
は第1の非円形歯車28とクランク板18の回転軸が同
一直線上と成るように、第1の非円形歯車28とクラン
ク板18を接続するものである。第1の非円形歯車28
と第2の非円形歯車30は互いに噛合するように配置さ
れ、例えば第2の非円形歯車30がその回転軸を中心に
1回転すると第1の非円形歯車28は同様にその回転軸
を中心に1回転する。また第1の非円形歯車28と第2
の非円形歯車30の形状は、一対の非円形歯車として連
節棒の長さ、クランク長(クランク板18の駆動軸26
の中心から連節棒16が左端をクランク板18に軸着す
るピンまでの距離)及び型締板14の運動形態を基に決
定される。本実施例において、型締板14の運動形態
は、直線運動で、かつモータ34が等速回転運動した際
に往復動のストロークの略全域で略等速となるように第
1の非円形歯車28と第2の非円形歯車30の形状が設
計されている。図2は動作を簡略に示した説明図であ
り、ここに第1の非円形歯車28と第2の非円形歯車3
0の概略形状を示す。また図3はクランク板18の回転
角度と型締板14の速度比を示すグラフであり、実線で
示されるものが本実施例の型締板の速度比を、点線で示
されるものが従来例(前記特開昭63−307921
号)の速度比を示す。モータ34は、例えば正逆回転可
能なサーボモータが用いられている。減速機構32は歯
車を組み合わせて成り、モータ34の回転数(速度)を
所定の比率で減速し、その出力軸38は第2の非円形歯
車30に接続され、非円形歯車30の回転軸を兼ねてい
る。
【0007】次に、動作について説明する。モータ34
を等速回転させると、モータ34に接続された減速機構
32により減速された回転速度で出力軸38が等速回転
し、第2の非円形歯車30も同一回転速度にて等速回転
する。さらに第2の非円形歯車30と噛合する第1の非
円形歯車28は両非円形歯車28、30のピッチ半径の
変化に伴い駆動軸26に不等速回転運動が生じ、クラン
ク板18も同様に不等速回転する。さらにクランク板1
8に軸着された連節棒16の一端が同一円周上にて不等
速回転し、これにより連節棒16の他端に軸着され、ガ
イドバー20、22に対して摺動可能に外嵌されている
型締板14は、図3に示すように(実線で示すように)
ストロークの両端付近では運動方向の反転のための増減
速変化が生ずるが、そこから素早く最高速度まで立ち上
がり、途中はほぼその最高速度にて等速移動する。従っ
て、型締板14の移動時の最高速度域の増加が実現でき
るため型締装置のサイクルの高速化が図れる。その結
果、射出成形機の作業能率を向上させることができる。
【0008】上述の実施例においては、被駆動体の移動
速度の最高速度域を広くとる例を挙げたが、本発明にお
いては、一対の非円形歯車を回転駆動部に用いることで
被駆動体の速度を様々に変化させることができる。そこ
で非円形歯車の形状を、被駆動体の運動形態に応じて計
算し、製作すれば等速往復だけでなく、等速早戻り、そ
の他様々な任意の移動速度パターンを実現することがで
きる。以上、本発明の好適な実施例について種々述べて
きたが、本発明は上述の実施例に限定されるのではな
く、発明の精神を逸脱しない範囲で多くの改変を施し得
るのはもちろんである。
【0009】
【発明の効果】本発明にかかるクランク式駆動装置を用
いると、被駆動体の必要な動きを形状に盛り込んだ一対
の非円形歯車を回転駆動部に組み込むので、回転駆動手
段の回転速度は等速であっても被駆動体の移動速度を任
意に変化させることができる。従って、カム機構やリン
ク機構を複雑に組み合わせる必要がなく、確実な運動の
伝達が可能となる。また、カム機構やリンク機構を用い
ないため機構が簡単で装置全体を小型化できる等の著効
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる駆動装置の実施例を示した構成
図。
【図2】図1の駆動装置を簡略に示した説明図。
【図3】クランク板の回転角度と型締板の速度比の関係
を示したグラフ。
【符号の説明】
14 型締板 16 連節棒 18 クランク板 24 回転駆動部 28 第1の非円形歯車 30 第2の非円形歯車 36 回転駆動手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動されるクランク板と、該クラン
    ク板に一端が軸着された連節棒と、該連節棒の他端に軸
    着された被駆動体と、前記クランク板を回転駆動させる
    回転駆動部とを有し、クランク板が回転駆動された際に
    は、被駆動体を直線移動させるクランク式駆動装置にお
    いて、 前記回転駆動部は、前記クランク板と回転軸を共有する
    第1の非円形歯車と、 該第1の非円形歯車と噛合する第2の非円形歯車と、 該第2の非円形歯車を回転駆動する回転駆動手段とを具
    備し、 該回転駆動手段により第2の非円形歯車が回転駆動され
    た際には両非円形歯車のピッチ半径の変化に伴い第1の
    非円形歯車とクランク板に不等速回転運動を生じさせ、
    前記被駆動体の移動速度を変化させることを特徴とする
    クランク式駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記被駆動体は射出成形機の型締装置を
    構成する型締板であることを特徴とする請求項1記載の
    クランク式駆動装置。
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