JP2000170864A - 早戻り装置 - Google Patents

早戻り装置

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JP2000170864A
JP2000170864A JP10341835A JP34183598A JP2000170864A JP 2000170864 A JP2000170864 A JP 2000170864A JP 10341835 A JP10341835 A JP 10341835A JP 34183598 A JP34183598 A JP 34183598A JP 2000170864 A JP2000170864 A JP 2000170864A
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Japan
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main shaft
gear
transmission
output
center
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JP10341835A
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English (en)
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Tsugumichi Yoshinaga
紹道 吉永
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Sato Tekko Co Ltd
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Sato Tekko Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B1/00Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen
    • B30B1/26Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by cams, eccentrics, or cranks
    • B30B1/266Drive systems for the cam, eccentric or crank axis

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)
  • Control Of Presses (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 早戻り運動する滑子の速度カーブを別の速度
カーブに変える設計変更が容易に行え、しかも、高速運
転に適した早戻り装置を提供することである。 【解決手段】 本発明の早戻り装置は、出力用クランク
軸の主軸7に回転体9と不動歯車10を回転可能に連結
し、不動歯車を回転不能に保持し、不動歯車に噛み合わ
せた移動歯車14に伝達用クランク軸12の主軸13を
出力用主軸に対して平行に固定し、回転体の偏心部に伝
達用主軸を回転可能に連結し、出力用主軸にガイド体1
5を固定すると共に、ガイド体に溝16を、出力用主軸
から離れる方向に延長して設け、溝内に伝達用クランク
軸のクランクピン17を長手方向に沿って移動可能に設
け、出力用クランク軸の偏心体19にリンク20の一端
部を連結し、リンクの他端部に備わる滑子5を早戻り運
動させる為に、不動歯車と移動歯車の噛み合わせの設定
を、回転体の中心を通り且つ滑子の往復運動方向に平行
な基準線L上に伝達用クランクピンの中心が位置する場
合に、伝達用主軸の中心が基準線から外れた位置に存在
する状態に設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は早戻り装置に係わ
り、その適用範囲の一例としてはプレス機械のスライド
駆動装置が挙げられる。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】請求項1記載の発明の
目的は、早戻り運動する滑子の速度カーブを別の速度カ
ーブに変える設計変更が容易に行え、しかも、高速運転
に適した早戻り装置を提供することである。
【0003】請求項2記載の発明の目的は、請求項1記
載の発明の目的に加え、滑子の速度カーブをより複雑な
速度カーブに変えることのできる早戻り装置を提供する
ことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
出力用クランク軸の主軸に、原動力を受けて回る回転体
と、不動歯車とをそれぞれ回転可能に連結し、出力用主
軸に対して回転可能に連結した不動歯車を回転不能に保
持し、不動歯車に移動歯車を噛み合わせ、移動歯車に伝
達用クランク軸の主軸を出力用主軸に対して平行に固定
し、不動歯車の外周に沿って移動歯車を公転させる為
に、回転体の偏心部に伝達用主軸を回転可能に連結し、
伝達用クランク軸のクランクピンの動きに対応して出力
用クランク軸を回転させる為に、出力用主軸にガイド体
を固定すると共に、ガイド体に溝を、出力用主軸から離
れる方向に延長して設け、溝内に伝達用クランクピンを
長手方向に沿って移動可能に設け、出力用クランク軸の
偏心体にリンクの一端部を連結し、リンクの他端部に備
わる滑子を早戻り運動させる為に、不動歯車と移動歯車
の噛み合わせの設定を、回転体の中心を通り且つ滑子の
往復運動方向に平行な基準線上に伝達用クランクピンの
中心が位置する場合に、伝達用主軸の中心が基準線から
外れた位置に存在する状態に設けてあることを特徴とす
る。
【0005】「回転体」とは、円盤形状の回転するもの
全てを意味し、具体的には歯車やプーリなどが挙げられ
る。「出力用クランク軸」とは、主軸、クランク腕、ク
ランクピンとから構成される一般的な型式のものや、主
軸、偏心輪とから構成されるフルエキセン型式のものな
どを含む概念である。「偏心体」とは、クランクピン、
偏心輪を含む概念である。「溝」は、一直線の形態に限
らず湾曲した形態であっても良い。
【0006】原動力によって回転体を等速で回転させる
と、移動歯車が不動歯車の外周に沿って公転する。移動
歯車は公転中に伝達用主軸を中心に自転するので、伝達
用クランクピンは回転体の中心を中心として公転しつ
つ、伝達用主軸を中心に回転することとなる。伝達用ク
ランクピンの動きに伴って、ガイド体が不等速で回転す
ることとなり、ガイド体に主軸を固定した出力用クラン
ク軸も同じく不等速で回転する。そこで、不動歯車と移
動歯車の噛み合わせの設定を上記した状態にすると、出
力用クランク軸の偏心体にリンクを介して連結した滑子
が早戻り運動することとなる。滑子の速度カーブを変更
する手法としては、全ての部品を大きさの異なるものに
取り替える仕方もあるが、上記した構造にすれば、伝達
用クランク軸のみを大きさの異なるものに取り替えて、
伝達用主軸に対する伝達用クランクピンの偏心量を変化
させる簡単な手法が可能となる。
【0007】請求項1記載の発明は、出力用主軸に回転
体を回転可能に連結してあったが、請求項2記載の発明
のように、回転体を筒状体を介して出力用主軸に回転可
能に連結しても良い。「筒状体」とは、軸受や、軸受機
能を有しない単なる筒を、含めた概念である。
【0008】上記した構造にすれば、滑子の速度カーブ
を変更する場合に、筒状体のみを取り替えて、筒状体内
で出力用主軸を保持する位置を変化させる簡単な手法が
可能となる。具体的に言えば、出力用主軸を筒状体の中
心位置で保持したり、偏心位置で保持したり、さらには
偏心量の異なる偏心位置で保持すれば良い。
【0009】ところで早戻り装置には多種類の機構が存
在しており、その中でもリンクを多数本を用いた早戻り
装置が、プレス機械のスライド駆動装置に使用されてい
る。プレス作業には、打ち抜き、絞りなど色々あるが、
その作業に適したスライドの速度カーブが要求される。
ところが、リンクを多数本用いた従来のスライド駆動装
置は、スライドの速度カーブを変える場合には、パーツ
の大半を設計変更する必要があった。また、従来のスラ
イド駆動装置は、構造が複雑で機械効率が悪いことに加
え、リンクの連結箇所に無理な荷重が働くので、急激な
加速、減速をすると、騒音、振動が大きくなり、高速運
転には不向きであった。
【0010】そこで、上記した早戻り装置をプレス機械
のスライド駆動装置に使用すれば、伝達用クランクや筒
状体、或いは両方を取り替えるだけで、スライドの速度
カーブを別の速度カーブに変更することが可能となる。
また、構造が簡単で、機械効率を向上でき、しかも、静
かに運転できるので、高速運動に適しており、生産効率
を向上できる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の早戻り装置を、図面に示
すプレス機械のスライド駆動装置に基づいて以下に説明
する。
【0012】スライド駆動装置は図1に示すように、フ
レーム1の上側に駆動軸2を軸受3aを介して水平に支
持すると共に、フレーム1の下側にフルエキセン形式の
出力用クランク軸4を軸受3bを介して駆動軸2と平行
に支持し、駆動軸2と出力用クランク軸4に動力伝達機
構を設けた概略構造をしており、駆動軸2の等速回転運
動を、動力伝達機構によって出力用クランク軸4の不等
速回転運動に変え、出力用クランク軸4の回転に伴って
昇降する滑子(スライド)5を、早戻り運動させること
が最終目的である。
【0013】以下、動力伝達機構の構造について詳しく
説明する。駆動軸2の左右に一対のピニオン6,6を左
右に間隔を開けて固定し、出力用クランク軸4の主軸7
には、両ピニオン6,6の下方に位置する箇所に、出力
用主軸7を取り囲む筒状体8をそれぞれ備えている。筒
状体8は軸受であり、外面側の横方向の一端部に回転体
(メインギヤ)9をピニオン6に噛み合う状態で回転可
能に連結し、他端部をフレーム1に取付け、中央部にメ
インギヤ9より小さな不動歯車10を固定してある。各
メインギヤ9の偏心部に抜孔11を設け、左右一対の抜
孔11,11に伝達用クランク軸12の左右の主軸13
を駆動軸2と平行な状態で回転可能に挿入し、各伝達用
主軸13に移動歯車14を不動歯車10に噛み合う状態
で固定し、移動歯車14を不動歯車10の外周に沿って
公転可能としてある。出力用主軸7には、一対のメイン
ギヤ9,9の間にガイド体15が固定され、ガイド体1
5の偏心部に溝16を出力用主軸7から一直線に離れる
方向に沿って設け、伝達用クランク軸12のクランクピ
ン17にスベリコ18を回転可能に連結し、溝16内に
スベリコ18を溝16の長手方向に沿って往復動可能に
保持してある(図2参照)。出力用主軸7の左右に備わ
る一対の偏心体(偏心輪)19,19にリンク(コネク
ティングロッド)20の上端部をそれぞれ回転可能に連
結し、コネクティングロッド20の下端部にプランジャ
やポイントを介してスライド5が連結してある。なお、
上記した表現の中で「固定」するとは、キーを介して連
結する手法を言う。
【0014】次に、スライド駆動装置の動力を伝達する
仕組みについて、順序立てて説明する。図3に示すよう
に駆動軸2を等速度で回転させると、ピニオン6を介し
てメインギヤ9が回転する。メインギヤ9に連結した伝
達用主軸13に移動歯車14が固定してあるので、メイ
ンギヤ9の回転に伴って移動歯車14が不動歯車10の
外周に沿って公転しつつ、伝達用主軸13を中心に自転
する。すると、図4に示すように移動歯車14の動きに
伴って伝達用クランクピン17がメインギヤ9の中心を
中心にして公転しつつ、伝達用主軸13を中心に回転す
ることとなる。なお、不動歯車10と移動歯車14の歯
数比は1:1に設定したので、移動歯車14の一回の公
転中に伝達用クランクピン17が伝達用主軸13を中心
にして一回転することとなる。伝達用クランクピン17
は図2に示すように、ガイド体15の溝16内にスベリ
コ18を介して往復運動可能に保持されているので、伝
達用クランクピン17の動きに伴ってガイド体15が出
力用クランク軸4と一緒に不等速で回転し、図5に示す
ようにコネクティングロッド20を介して連結したスラ
イド5が偏心輪19の回転に伴ってスライドガイド(図
示せず)に沿って往復運動することとなる。ここで敢え
てスライド5が早戻り運動すると言わずに、往復運動す
ると述べたことを次に説明する。
【0015】図4は、基本的に移動歯車14が不動歯車
10の外周に沿って45度ずつ回転した状態を示したも
のであるが、伝達用クランクピン17の中心がメインギ
ヤ9の中心の真上に位置する場合に、伝達用主軸13の
中心がメインギヤ9の中心の真上には位置せず、メイン
ギヤ9の中心を通る垂線である基準線Lから左側に位置
し、伝達用クランクピン17の中心(白丸)がメインギ
ヤ9の中心の真下に位置する場合に、伝達用主軸13の
中心が基準線Lから左側に位置し、この部分のみ回転角
度が異なることに注目して頂きたい。これは、伝達用ク
ランクピン17の中心がメインギヤ9の中心の真上に位
置する状態から、移動歯車14が時計周りに180度回
転した際に、伝達用クランクピン17の中心は、メイン
ギヤ9の中心の真下に位置せず、基準線Lより右側に位
置し、180度よりさらに何度か回転した時にメインギ
ヤ9の中心の真下に位置することを意味する。そこで、
伝達用クランクピン17の中心がメインギヤ9の中心の
真上に位置する場合に、スライド5が上死点に位置し、
伝達用クランクピン17の中心(白丸)がメインギヤ9
の中心の真下に位置する場合に、スライド5が下死点に
位置するように、出力用主軸7にガイド体15を固定し
ておく。すると、スライド5の行き行程に要する角度α
は、帰り行程に要する角度βに比べて大きくなり、早戻
り運動となる。
【0016】ところが、図6に示すように、基準線L上
に伝達用クランクピン17が位置する場合に、伝達用主
軸13の中心が同じく基準線L上に位置すると、行き行
程の角度αと帰り行程の角度βが等しくなり、単なる往
復運動となる。
【0017】上記した理由から、単なる往復運動を避け
て早戻り運動を達成するには、基準線L上に伝達用クラ
ンクピン17が位置する場合に、伝達用主軸13の中心
が基準線Lから左側(図4参照)若しくは右側(図示せ
ず)に外れて位置するように、不動歯車10と移動歯車
14の噛み合わせを設定しておくことが重要であること
が証明された。右側に外れて位置する場合には、メイン
ギヤ9を時計回りとは反対方向に回転させれば良い。な
お、図4に示すように、伝達用クランクピン17の中心
とメインギヤ9の中心を結ぶ距離は、伝達用クランクピ
ン17の中心が上死点に位置する場合よりも下死点に位
置する場合の方が短く、それによってスライド5の往動
速度を上死点付近に比べて下死点近傍で非常に遅くして
ある。
【0018】上記したスライド駆動機構は図7(イ)に
示すように、筒状体8の中心位置に出力用主軸7を保持
し、出力用主軸7の中心とメインギヤ9の中心とが一致
した構造であったが、図7(ロ)に示すように筒状体8
の偏心位置に出力用主軸7を保持し、出力用主軸7の中
心とメインギヤ9の中心とが一致しない構造であっても
良い。メインギヤ9が時計回りに回転する条件で、左側
の偏心位置で出力用主軸7を支持した場合は、中心位置
で支持する場合に比べて、行き行程にかかる時間が長く
なり、且つ帰り行程にかかる時間が短くなる。また、上
側の偏心位置で出力用主軸7を支持した場合は、中心位
置で支持する場合に比べて、スライド5の移動速度が上
死点近傍で速くなり、下死点付近で遅くなる。
【0019】スライド5の移動速度を変化させる簡単な
手法としては、筒状体8が出力用主軸7を保持する位置
を変える以外に、伝達用クランク軸12の偏心量を変え
てやれば良い。具体的に言えば、伝達用クランク軸12
の偏心量が図4に示すものに比べて大きくなるにつれ
て、スライド5の移動速度が上死点付近で徐々に速くな
り、下死点付近で徐々に遅くなる。その反対に偏心量が
小さくなるにつれて、スライド5の移動速度が上死点付
近で徐々に遅くなり、下死点付近で徐々に速くなる。
【0020】スライド駆動装置は上記した実施形態に限
定されるものではない。たとえば、図面ではポイント数
が二点のダブルクランクプレス用であったが、メインギ
ヤ9、不動歯車10、移動歯車14をそれぞれ一個と
し、伝達用クランク軸12を片持式とすることでシング
ルプレス用にも適用できるし、同様の手法で、ポイント
数を4点としたクランクプレスにも適用できる。さら
に、不動歯車10は図面では筒状体8に固定してある
が、フレーム1に固定しても良い。なお、不動歯車10
と移動歯車14の歯数比は1:1に限らず1:n(整数
倍)であれば良い。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、回転体、移動歯
車、ガイド体、出力用クランク軸、伝達用クランク軸に
回転運動を用い、リンクを一つのみ用いた構造なので、
回転運動を多用した機構であると言え、リンクを多用し
た早戻り装置よりも、急激な加速および減速時の騒音、
振動が小さくなると共に、機械効率が向上するようにな
り、その結果、高速運転に適している。また、伝達用ク
ランク軸だけを構造の異なるものに変更するだけで、滑
子の速度カーブを別の速度カーブに変更することが可能
となり、ひいては設計変更を容易に行える。
【0022】請求項2記載の発明は、回転体を筒状体を
介して出力用主軸に回転可能に連結してあるので、請求
項1記載の発明の効果に加えて、伝達用クランク軸以外
に、筒状体、または、筒状体と伝達用クランク軸の両方
を構造の異なるものに変更するだけで、滑子の速度カー
ブを別の速度カーブに変更することが可能となる。ま
た、筒状体と伝達用クランク軸の両方を変更することに
よって、滑子の速度カーブをより複雑な速度カーブに変
更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の早戻り装置をプレス機械のスライド駆
動装置として使用した状態を示す縦断面図である。
【図2】ガイド体の溝に伝達用クランクピンがスベリコ
を介して往復運動可能に保持された状態を示す説明図で
ある。
【図3】駆動軸の回転を伝える構造を示す説明図であ
る。
【図4】移動歯車と不動歯車の噛み合わせの設定をスラ
イドが早戻り運動するようにした状態を示す説明図であ
る。
【図5】駆動軸の回転によって最終的にスライドが昇降
する状態を示す説明図である。
【図6】移動歯車と不動歯車の噛み合わせの設定をスラ
イドが単なる往復運動するようにした状態を示す説明図
である。
【図7】(イ)(ロ)(イ)図はメインギヤの中心と出
力用主軸の中心が一致する状態を示す説明図で、(ロ)
図はメインギヤの中心に対して出力用主軸の中心が偏心
した状態を示す説明図である。
【符号の説明】
4 出力用クランク軸 5 滑子(スライド) 7 出力用主軸 8 筒状体 9 回転体(メインギヤ) 10 不動歯車 12 伝達用クランク軸 13 伝達用主軸 14 移動歯車 15 ガイド体 16 溝 17 伝達用クランクピン 19 偏心体(偏心輪) 20 リンク(コネクティングロッド) L 基準線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力用クランク軸(4)の主軸(7)
    に、原動力を受けて回る回転体(9)と、不動歯車(1
    0)とをそれぞれ回転可能に連結し、出力用主軸(7)
    に対して回転可能に連結した不動歯車(10)を回転不
    能に保持し、不動歯車(10)に移動歯車(14)を噛
    み合わせ、移動歯車(14)に伝達用クランク軸(1
    2)の主軸(13)を出力用主軸(7)に対して平行に
    固定し、不動歯車(10)の外周に沿って移動歯車(1
    4)を公転させる為に、回転体(9)の偏心部に伝達用
    主軸(13)を回転可能に連結し、伝達用クランク軸
    (12)のクランクピン(17)の動きに対応して出力
    用クランク軸(4)を回転させる為に、出力用主軸
    (7)にガイド体(15)を固定すると共に、ガイド体
    (15)に溝(16)を、出力用主軸(7)から離れる
    方向に延長して設け、溝(16)内に伝達用クランクピ
    ン(17)を長手方向に沿って移動可能に設け、出力用
    クランク軸(4)の偏心体(19)にリンク(20)の
    一端部を連結し、リンク(20)の他端部に備わる滑子
    (5)を早戻り運動させる為に、不動歯車(10)と移
    動歯車(14)の噛み合わせの設定を、回転体(9)の
    中心を通り且つ滑子(5)の往復運動方向に平行な基準
    線(L)上に伝達用クランクピン(17)の中心が位置
    する場合に、伝達用主軸(13)の中心が基準線(L)
    から外れた位置に存在する状態に設けてあることを特徴
    とする早戻り装置。
  2. 【請求項2】 前記回転体(9)を筒状体(8)を介し
    て出力用主軸(7)に回転可能に連結してあることを特
    徴とする請求項1記載の早戻り装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104309148A (zh) * 2014-09-22 2015-01-28 沃得重型机床(中国)有限公司 三点机械压力机传动装置
CN107511728A (zh) * 2017-10-25 2017-12-26 德清凯晶光电科技有限公司 柱面镜毛坯多联打磨机
CN109968712A (zh) * 2019-04-29 2019-07-05 扬力集团股份有限公司 一种内置滑块双动压力机

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