JP3516483B2 - プレス機械のスライド駆動装置 - Google Patents
プレス機械のスライド駆動装置Info
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- JP3516483B2 JP3516483B2 JP13656094A JP13656094A JP3516483B2 JP 3516483 B2 JP3516483 B2 JP 3516483B2 JP 13656094 A JP13656094 A JP 13656094A JP 13656094 A JP13656094 A JP 13656094A JP 3516483 B2 JP3516483 B2 JP 3516483B2
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- Japan
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- crankshaft
- pin
- slide
- press machine
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B1/00—Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen
- B30B1/26—Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by cams, eccentrics, or cranks
- B30B1/266—Drive systems for the cam, eccentric or crank axis
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Press Drives And Press Lines (AREA)
Description
を上下動させる駆動装置に係わり、スライドをクランク
軸の回転で上下動させるプレス機械に関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】従来、プレス機械のスライド駆動装置に
は、メインギヤにクランク軸を結合し、メインギヤから
伝達される回転力でクランク軸を等速回転させる通常の
ものの他に、プレス機械のクランク軸を不等速回転させ
るスライド駆動装置として、メインギヤをクランク軸と
偏心させ、クランク軸に設けたレバーとメインギヤとを
リンクを介して連結し、メインギヤの等速回転をこれら
のリンクとレバーとからなる偏心リンク機構によりクラ
ンク軸を不等速回転させるもの、例えば、特開昭62−
275599等や、メインギヤとクランク軸とを偏心さ
せ、クランク軸にレバーを設けるとともに、このレバー
に案内溝を形成し、この案内溝にメインギヤに設けたス
ライダを摺動自在に係合し、メインギヤの等速回転をこ
れらのスライダと案内溝とからなるスライダ機構により
クランク軸を不等速回転させるもの、例えば、実開昭5
7−76997等がある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上述のこうした従来の
不等速回転機構のプレス機械のスライド駆動装置の場合
には、偏心軸受がフレームに固設される構造であるため
に、等速回転機構のプレス機械のフレームとは構造や大
きさが異なり、等速回転機構と不等速回転機構のプレス
機械のフレームを共用することは困難であった。 【0004】本発明の目的は、プレス機械の等速回転機
構と同一のフレームに、不等速回転機構を組み入れ可能
にしたプレス機械のスライド駆動装置を提供することに
ある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め本発明では、フレームに設けた軸受部材に支持された
クランク軸に、クランク軸と偏心させて回転自在に設け
られ、その下方へ伸長した延出部を駆動軸に回転自在に
滑合させクランク軸側の外径部にクランク軸と偏心した
偏心軸受部材と、この偏心軸受部材に回転自在に設けら
れ、胴部に立設した第1のピンを有するメインギヤ部材
と、クランク軸の後端部に固設され、その先端部に立設
した第2のピンを有するアームと、第1のピンと第2の
ピンにその両端を滑合させ、これらを連結するリンクと
で、不等速回転機構を駆動軸上のみで構成することによ
り、偏心軸受をフレームに固設しない等速回転機構のプ
レス機械のフレームに、不等速回転機構を組み入れ可能
にしたプレス機械のスライド駆動装置を提供する。 【0006】 【作用】上述の不等速回転機構のプレス機械のスライド
駆動装置の偏心軸受部材を、フレームに固設しない構造
とすることで、等速回転機構と同一のフレームに不等速
回転機構を組み入れることを可能とする。 【0007】 【実施例】図1及び図2に、本発明の一実施例を示す。
これにより図3に示す等速回転機構2のフレーム3と共
用することが出来る。 【0008】図1及び図2に示す不等速回転機構1は、
フレーム3の上部にクランク軸4を回転自在に支持し、
コンロッド5を介しクランク軸4の偏心部4Aとスライ
ド6が連結されている。スライド6はフレーム3上部の
案内部(図示せず)により昇降自在に案内されている。
クランク軸4の下方で、フレーム3の上下方向中間部に
はクランク軸4と平行な駆動軸7を回転自在に支持し、
駆動軸7はその後端部に設けたフライホイル8から伝達
される動力により回転駆動される。 【0009】クランク軸4の後端部中間には、クランク
軸4の中心Pから偏心量eだけ下方へ偏心した中心Qを
有する偏心軸受部材9を回転自在に滑合させ、この偏心
軸受部材9の外周にはメインギヤ10を回転自在に滑合
させ、押さえ板11で軸方向の移動を規制している。偏
心軸受部材9の前部には、下方に伸長する延出部9Aを
一体に設け、延出部9Aの下端部を駆動軸7に滑合さ
せ、偏心軸受部材9がクランク軸4廻りに回転しないよ
うに回り止めしている。メインギヤ部材10の後面胴部
には軸方向を向く第1のピン12を立設している。 【0010】クランク軸4の後端は後端部中間より若干
細くし、ここにアーム13をキー止めし、端面板14を
設けて抜け止めしている。アーム13の先端部には、軸
方向を向く第2のピン15を立設し、第1のピン12と
第2のピン15間をリンク16で連結している。メイン
ギヤ部材10の外周の歯車と噛み合うピニオンギヤ部1
7を駆動軸7に設けて、メインギヤ部材10を回転駆動
し、第1のピン12、リンク16、第2のピン15及び
アーム13を介してクランク軸4に回転を伝達し、駆動
軸7の等速回転をクランク軸4の不等速回転に変えてい
る。 【0011】このクランク軸4の不等速回転により、ス
ライド6は上死点から下死点に至る下降行程が遅く、下
死点から上死点に至る上昇行程が早い、早戻りモーショ
ンを行う。 【0012】図3では、不等速回転機構と等速回転機構
の何れの場合に係わらず、同一構造のフレーム3が共用
可能であることを示すため、等速回転機構のスライド駆
動装置の一実施例を示す。 【0013】図3に示す等速回転機構2では、前述と同
じフレーム3上部にクランク軸18を回転自在に支持
し、クランク軸18の偏心部18Aにコンロッド5を介
してスライド6を連結している。スライド6はフレーム
3上部の案内部(図示せず)により昇降自在に案内され
ている。フレーム3の上下方向中間部には、クランク軸
18と平行に駆動軸19を回転自在に支持し、駆動軸1
9は後端部に設けたフライホイル8から伝達される動力
により回転駆動される。 【0014】クランク軸18の後端部には、同心にメイ
ンギヤ20をキー止めし、端面板21で抜け止めしてい
る。駆動軸19にはメインギヤ20と噛み合うピニオン
ギヤ22を一体に設けている。従って駆動軸19の等速
回転により、ピニオンギヤ22及びメインギヤ20を介
してクランク軸18に等速回転を与える。このクランク
軸18の等速回転により、スライド6は上死点から下死
点に至る下降行程と、下死点から上死上昇行程とが等し
いクランクモーションを行う。 【0015】なお、不等速回転機構が図4及び図5に示
すようなスライダ機構であっても、図3に示す等速回転
機構2のフレーム3と共用出来ることは明らかである。
図4及び図5において、23はピン、24はスライダ、
25はレバーである。 【0016】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、不等速回転機構に、クランク軸に滑合し、か
つその延出部を駆動軸に滑合させた偏心軸受部材を設け
たことにより、等速回転機構と不等速回転機構の何れの
場合に係わらず、同一構造のフレームを共用することが
出来る。
構のスライド駆動装置要部の側断面図 【図2】図1の要部背面図 【図3】図1のフレームに等速回転機構のスライド駆動
装置を組み入れた場合の 【図4】本実施例のスライダ機構による不等速回転機構
のスライド駆動装置要部の側断面図 【図5】図4の要部背面図側断面図 【符号の説明】 1は不等速回転機構、2は等速回転機構、3はフレー
ム、4、18はクランク軸、4A、18Aは偏心部、5
はコンロッド、6はスライド、7、19は駆動軸、8は
フライホイル、9は偏心軸受部材、10はメインギヤ部
材、11は押さえ板、12は第1のピン、13はアー
ム、14、21は端面板、15は第2のピン、16はリ
ンク、17はピニオンギヤ部、20はメインギヤ、22
はピニオンギヤ、23はピン、24はスライダ、25は
レバー、である。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】フライホイルからの動力を駆動軸のピニオ
ンギヤと噛み合うメインギヤを介し、フレームに設けた
軸受部材に支持されたクランク軸に伝達して、当該クラ
ンク軸に連結されたコンロッドを介し、スライドを上下
動させるプレス機械のスライド駆動装置において、前記
クランク軸と前記駆動軸に滑合させて支持し、前記クラ
ンク軸側の外径部をクランク軸と偏心させた偏心軸受部
材と、この偏心軸受部材に回転自在に滑合し、胴部に軸
方向に立設した第1のピンを有するメインギヤ部材と、
前記クランク軸後端部に固設され軸方向に立設した第2
のピンを有するアームと、前記第1のピンと前記第2の
ピンとを連結するリンクとで、構成したことを特徴とす
るプレス機械のスライド駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13656094A JP3516483B2 (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | プレス機械のスライド駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13656094A JP3516483B2 (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | プレス機械のスライド駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07314191A JPH07314191A (ja) | 1995-12-05 |
JP3516483B2 true JP3516483B2 (ja) | 2004-04-05 |
Family
ID=15178097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13656094A Expired - Fee Related JP3516483B2 (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | プレス機械のスライド駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3516483B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6662715B2 (en) * | 2000-07-21 | 2003-12-16 | Aida Engineering Co., Ltd. | Slider link press |
CN104149383A (zh) * | 2014-07-17 | 2014-11-19 | 安徽和翔机械科技有限公司 | 一种节能冲床的下料控制机构 |
-
1994
- 1994-05-26 JP JP13656094A patent/JP3516483B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07314191A (ja) | 1995-12-05 |
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