JP2741015B2 - バネ板付き締付仮錠装置 - Google Patents

バネ板付き締付仮錠装置

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JP2741015B2
JP2741015B2 JP35344595A JP35344595A JP2741015B2 JP 2741015 B2 JP2741015 B2 JP 2741015B2 JP 35344595 A JP35344595 A JP 35344595A JP 35344595 A JP35344595 A JP 35344595A JP 2741015 B2 JP2741015 B2 JP 2741015B2
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健一 山田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】 本発明は、箱本体と蓋とい
うように二つの被締付体を閉鎖状態に締付保持するのに
使用される仮錠装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 掛金の先端部を受金から外すために掛
金レバーを跳ね上げ位置まで回転させたとき、ベース板
に固着した板バネの自由端部を操作レバーの基端湾曲部
に当接させることによって、掛金レバーを跳ね上げ位置
に姿勢保持するようにしたバネ板付きの締付仮錠装置は
既に知られている。
【0003】しかしながら、従来装置では板バネはのベ
ース板への固着は、板バネの基端部の透孔とベース板の
透孔に挿通した固定用ピンの端部を加締め加工すること
によって行われている。このように掛金と操作レバーの
組立工程およびベース板と掛金レバーの軸ピンによる組
立工程の他に、板バネ固定用ピンの加締め工程を付加し
なければならないため、板バネ付き締付仮錠装置の組立
コストがかさむことになった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 したがって本発明の
目的は、姿勢保持用板バネのベース板への固着作業が、
ベース板と操作レバーの組立と同時になされ、装置全体
の組立コストが節減される板バネ付き締付仮錠装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると、本発明の板バネ付き締付仮
錠装置では、ベース板2に当接するバネ板6の固定板部
分6dの一方端部に一対の軸受板部6a,6aを立ち上
げ、該軸受板部6a,6aに軸ピン3が嵌挿される受孔
6b,6bを設け、固定板部分6dの他方端部より折り
返し形成された押圧板部分6cの先端部を軸ピン3の裏
面に当接させ、操作レバー4の跳ね上げ状態において操
作レバー4の基端湾曲部4bを押圧板部分6cの先端部
に当接させる。
【0006】操作レバー4とベース板2を組み立てると
き、軸ピン3は板バネ6の軸受板部6aの受孔6bにも
挿通され、操作レバー4とベース板2の組立と同時にベ
ース板2に対する板バネ6の固着作業が行われる。
【0007】掛金5の先端部5bが受金8と係合した締
付仮錠の成立状態においては、押圧板部分6cが軸ピン
3の裏面に当接している板バネ6は、操作レバー4をベ
ース板2に接近する方向に回転付勢しており、操作レバ
ー4の浮き上がりが阻止されている。
【0008】掛金5の先端部5bが受金8から外れるま
で操作レバー4を引き上げ回転させたとき、操作レバー
4の基端湾曲部4bが板バネ6の押圧板部分6cに当接
する。そのため、操作レバー4はベース板2から最も跳
ね上がった位置に保持されることになる。
【0009】
【発明の実施の形態】 図示した本発明の実施形態で
は、一方の被締付体1例えば蓋にビス9によって締付け
固着されるベース板2は、一方の端部に一対の軸受板部
2a,2aを立ち上げ、該軸受板部2a,2aに第1軸
孔12,12を設けてある。操作レバー4の一対の側面
板部4a,4aの基端部には第2軸孔13,13を設
け、側面板部4a,4aの中間部には第3軸孔11,1
1を設けてある。軸ピン3は第1軸孔12と第2軸孔1
3に挿通され、掛金レバー4をベース板2に回転可能に
連結する。矩形リング状の掛金5は、基端部の一対の軸
部5a,5aを第3軸孔11に挿入して掛金レバー4に
回転可能に連結されている。
【0010】受金8は他方の被締付体7、例えば箱本体
にビス10によって締付け固着され、先端部5bが係脱
するフック状立ち上げ部8aを設けてある。姿勢保持用
板バネ6の一対の軸受板部6a,6aは、ベース板2の
一対の軸受板部2a,2aと符合するように形成されて
いる。姿勢保持用板バネ6の固定板部分6dと押圧板部
分6cには固着用ビス9の通り抜け用透孔6e,6fを
設けてある。
【0011】
【発明の効果】 以上のように、本発明の締付仮錠装置
では、ベース板2に当接するバネ板6の固定板部分6d
の一方端部に一対の軸受板部6a,6aを立ち上げ、該
軸受板部6a,6aに軸ピン3が嵌挿される受孔6b,
6bを設け、固定板部分6dの他方端部より折り返し形
成した押圧板部分6cを軸ピン3の裏面に当接させ、跳
ね上げ状態において操作レバー4の基端湾曲部4bを押
圧板部分6cに当接させるようにしたものであり、操作
レバー4とベース板2を組み立てるとき、軸ピン3は板
バネ6の軸受板部6aの受孔6bにも挿通することによ
って、操作レバー4とベース板2の組立と同時に、ベー
ス板2に対する板バネ6の固着が行われるため、装置全
体の組立作業が簡略化され、組立コストを節減すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る締付仮錠装置の施
錠状態の正面図である。
【図2】 該締付仮錠装置の底面図である。
【図3】 図1のA−A線断面図である。
【図4】 該締付仮錠装置に用いる板バネの正面図であ
る。
【図5】 該板バネの底面図である。
【符号の説明】
1 一方の被締付体 2 ベース板 3 軸ピン 4 操作レバー 5 掛金 6 板バネ 7 他方の被締付体 8 受金 9 固着用ビス 10 固着用ビス

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掛金5の先端部が受金8から外れた解錠
    状態において、操作レバー4をベース板2から跳ね上が
    った位置に係止する姿勢保持用板バネ6を備えた板バネ
    付き締付仮錠装置において、ベース板2に当接するバネ
    板6の固定板部分6dの一方端部に一対の軸受板部6
    a,6aを立ち上げ、該軸受板部6a,6aに軸ピン3
    が嵌挿される受孔6b,6bを設け、固定板部分6dの
    他方端部より折り返し形成された押圧板部分6cの先端
    部を軸ピン3の裏面に当接させ、操作レバー4の跳ね上
    げ状態において操作レバー4の基端湾曲部4bを押圧板
    部分6cの先端部に当接させるバネ板付き締付仮錠装
    置。
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