JP2740129B2 - 案内定規の固定機構を有する鉋 - Google Patents

案内定規の固定機構を有する鉋

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JP2740129B2
JP2740129B2 JP6263608A JP26360894A JP2740129B2 JP 2740129 B2 JP2740129 B2 JP 2740129B2 JP 6263608 A JP6263608 A JP 6263608A JP 26360894 A JP26360894 A JP 26360894A JP 2740129 B2 JP2740129 B2 JP 2740129B2
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q1/00Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
    • B23Q1/25Movable or adjustable work or tool supports
    • B23Q1/26Movable or adjustable work or tool supports characterised by constructional features relating to the co-operation of relatively movable members; Means for preventing relative movement of such members
    • B23Q1/28Means for securing sliding members in any desired position
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q9/00Arrangements for supporting or guiding portable metal-working machines or apparatus
    • B23Q9/0014Portable machines provided with or cooperating with guide means supported directly by the workpiece during action
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27CPLANING, DRILLING, MILLING, TURNING OR UNIVERSAL MACHINES FOR WOOD OR SIMILAR MATERIAL
    • B27C1/00Machines for producing flat surfaces, e.g. by rotary cutters; Equipment therefor
    • B27C1/10Hand planes equipped with power-driven cutter blocks

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は案内定規の固定機構を有
する鉋の構造に関し、特に案内定規の位置調整の作業性
を向上させることができる構造に関する。
【0002】
【従来の技術】手持ち式電気鉋の側面図を図8に示す。
手持ち式電気鉋は、ハウジング20内に鉋刃が形成され
た鉋胴26を備えており、この鉋胴26は前方ベース2
8と後方ベース29との間から露出している。そして、
鉋胴26がハウジング20内のモータ(図示せず)の駆
動を受けて回転することによって、木材10等の切削対
象物を切削する。
【0003】図9は従来の手持ち式電気鉋の平面図であ
る。切削作業を行なう場合、作業者はハンドル部20H
を握り、手持ち式電気鉋を矢印90方向へ移動させる。
手持ち式電気鉋を移動させることによって、木材10を
帯状に切削する。なお、調整つまみ22は、切削深さの
調整を行なうためのつまみである。
【0004】木材10の端部に対して平行に手持ち式電
気鉋を矢印90方向へ移動させるために、案内定規30
が設けられている。この案内定規30は案内バー30a
と案内プレート30bとで構成されている。案内プレー
ト30bは木材10の端部面に当接して手持ち式電気鉋
の位置決めを行ない、この状態で矢印90方向に移動さ
せることによって、木材10の端部に対して平行に切削
を行なう。
【0005】案内バー30aはハウジング20を貫通し
ており、矢印92、93方向(図9)に移動可能に保持
されている。すなわち、案内バー30aを矢印92、9
3方向に移動調整することによって、木材10の端部か
ら手持ち式電気鉋までの長さL1を所望の長さに設定
し、切削位置を調整することができる。
【0006】ここで、矢印92、93方向に調整した案
内バー30aの位置を固定する必要があるが、この固定
機構の従来例としては図10に示す実開昭52−549
96号公報に記載された技術がある。図10に示すよう
に、ハウジング20の前方にはストッパースクリュー3
2が螺入されている。そして、このストッパースクリュ
ー32を矢印91方向に締め込むことによって、先端部
で案内バー30aを押圧し、案内バー30aの位置を固
定する。案内バー30aの固定を解除する場合は、逆に
ストッパースクリュー32を矢印90方向にゆるめる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の鉋における案内
定規の固定機構には次のような問題があった。案内定規
の位置調整を行なう場合、上述のようにストッパースク
リュー32を締め込んで案内バー30aを押圧固定し、
またはストッパースクリュー32をゆるめて案内バー3
0aに対する固定を解除する必要がある。このため、案
内定規の位置調整の作業性が悪くなるという問題があ
る。特に、ストッパースクリュー32を締め込む場合、
案内バー30aを十分に押圧して固定しなければなら
ず、大きな締めつけ力が必要で作業に手間がかかる。
【0008】また、作業状況に応じて鉋から案内定規を
取り外して切削する場合がある。この場合、ストッパー
スクリュー32が作業中の振動等によってハウジング2
0から抜け落ちないようにするため、ストッパースクリ
ュー32を限界まで締め込む必要がある。この際、スト
ッパースクリュー32先端が、取り外された案内バー3
0aの挿入孔内面(ハウジング20内面)に達するまで
締め込まなければならず、手間がかかり作業性が悪くな
るという問題もある。
【0009】このため案内定規を取り外した際、ストッ
パースクリュー32もハウジング20から取り外すとす
ると、ストッパースクリュー32を紛失するおそれが生
じるという問題がある。
【0010】そこで本発明は、簡易な操作で容易かつ確
実に定規バーの軸方向への移動を固定、解除することが
でき、案内定規の位置調整の作業性を向上させることが
できる案内定規の固定機構を有する鉋の提供を目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る案内定規
の固定機構を有する鉋は、切削対象物に当接して切削の
位置決めを行なう定規プレートが定規バーに取り付けら
れて構成される案内定規であって、当該定規バーが筐体
の壁面を貫通した状態で軸方向に移動可能に筐体に支持
されている案内定規、ストッパー軸を中心に回動可能に
筐体に軸支されているストッパー、を備えており、スト
ッパーが回動して固定位置に位置したとき、定規バーの
定規接触面をストッパーのストッパー接触面が加圧して
定規バーの軸方向への移動を阻止し、かつストッパーに
形成されているストッパー固定部と筐体に形成されてい
る筐体固定部との係止によってストッパーの固定位置が
維持され、ストッパーが回動して解除位置に位置したと
き、定規バーの定規接触面に対するストッパーのストッ
パー接触面の加圧が解除されて定規バーが軸方向へ移動
可能になる、ことを特徴としてる。
【0012】請求項2に係る案内定規の固定機構を有す
る鉋は、切削対象物に当接して切削の位置決めを行なう
定規プレートが定規バーに取り付けられて構成される案
内定規であって、当該定規バーが筐体の壁面を貫通した
状態で軸方向に移動可能に筐体に支持され、定規バーに
は定規凹凸部が形成されている案内定規、ストッパー軸
を中心に回動可能に筐体に軸支されており、案内定規の
案内バーに形成された前記定規凹凸部に係合するストッ
パー凹凸部が形成されたストッパー、を備えており、ス
トッパーが回動して固定位置に位置したとき、定規バー
の定規凹凸部とストッパーのストッパー凹凸部とが係合
して定規バーの軸方向への移動が阻止され、かつストッ
パーに形成されているストッパー固定部と筐体に形成さ
れている筐体固定部との係止によってストッパーの固定
位置が維持され、ストッパーが回動して解除位置に位置
したとき、定規バーの定規凹凸部とストッパーのストッ
パー凹凸部との係合が解除されて定規バーが軸方向へ移
動可能になる、ことを特徴としている。
【0013】
【作用】請求項1に係る案内定規の固定機構を有する鉋
においては、ストッパーが回動して固定位置に位置した
とき、定規バーの定規接触面をストッパーのストッパー
接触面が加圧して定規バーの軸方向への移動を阻止し、
かつストッパーに形成されているストッパー固定部と筐
体に形成されている筐体固定部との係止によってストッ
パーの固定位置が維持される。そして、ストッパーが回
動して解除位置に位置したとき、定規バーの定規接触面
に対するストッパーのストッパー接触面の加圧が解除さ
れて定規バーが軸方向へ移動可能になる。
【0014】このように、ストッパー軸を中心にストッ
パーを回動させるだけで、定規バーの定規接触面をスト
ッパーのストッパー接触面で加圧し、またはこの加圧を
解除することができ、容易に定規バーの軸方向への移動
を固定、解除することができる。
【0015】また、ストッパーを固定位置に位置させた
とき、ストッパーに形成されているストッパー固定部と
筐体に形成されている筐体固定部とが係止し、確実にス
トッパーの固定位置を維持することができる。
【0016】請求項2に係る案内定規の固定機構を有す
る鉋においては、ストッパーが回動して固定位置に位置
したとき、定規バーの定規凹凸部とストッパーのストッ
パー凹凸部とが係合して定規バーの軸方向への移動が阻
止され、かつストッパーに形成されているストッパー固
定部と筐体に形成されている筐体固定部との係止によっ
てストッパーの固定位置が維持される。そして、ストッ
パーが回動して解除位置に位置したとき、定規バーの定
規凹凸部とストッパーのストッパー凹凸部との係合が解
除されて定規バーが軸方向へ移動可能になる。
【0017】このように、ストッパー軸を中心にストッ
パーを回動させるだけで、定規バーの定規凹凸部とスト
ッパーのストッパー凹凸部とを係止させ、またはこの係
止を解除させることができ、容易に定規バーの軸方向へ
の移動を固定、解除することができる。
【0018】また、ストッパーを固定位置に位置させた
とき、ストッパーに形成されているストッパー固定部と
筐体に形成されている筐体固定部とが係止し、確実にス
トッパーの固定位置を維持することができる。
【0019】
【実施例】
[第1の実施例]本発明に係る案内定規の固定機構を有
する鉋の第1の実施例を図面に基づいて説明する。図1
は、本実施例における手持ち式鉋の平面図であり、図2
Aは先端部の拡大図である。手持ち式電気鉋は、ハウジ
ング5内に鉋刃が形成された鉋胴(図示せず)を備えて
おり、この鉋胴は前方ベース28と後方ベース29との
間から露出している。そして、鉋胴がハウジング5内の
モータ(図示せず)の駆動を受けて回転することによっ
て、木材10等の切削対象物を切削する。
【0020】切削作業を行なう場合、作業者はハンドル
部20Hを握り、手持ち式電気鉋を矢印90方向へ移動
させる。手持ち式電気鉋を移動させることによって、木
材10を帯状に切削する。なお、調整つまみ22は、切
削深さの調整を行なうためのつまみである。
【0021】木材10の端部に対して平行に手持ち式電
気鉋を矢印90方向へ移動させるために、案内定規2が
設けられている。案内定規2の詳細を図4に示す。案内
定規2は案内バー2aと案内プレート2bとで構成され
ている。案内バー2aには、定規凹凸部としてのセレー
ション2Gが形成されている。案内プレート2bは木材
10の端部面に当接して手持ち式電気鉋の位置決めを行
ない、この状態で矢印90方向に移動させることによっ
て、木材10の端部に対して平行に切削を行なう。
【0022】筐体であるハウジング5の両側面には貫通
孔5aが形成されており(図2A参照)、この貫通孔5
aを案内定規2の案内バー2aが貫通して、軸方向すな
わち矢印92、93方向に移動可能に保持されている。
案内バー2aを矢印92、93方向に移動調整すること
によって、木材10の端部から手持ち式電気鉋までの長
さL1を所望の長さに設定し、切削位置を調整すること
ができる。
【0023】図2Bは、図2AにおけるIB−IB方向の
矢視断面図であり、この図2Aの一部拡大図が図3であ
る。ハウジング5の先端には、ストッパー4が取り付け
られている。ストッパー4はストッパー軸4Jを中心に
矢印96、97方向に回動可能に軸支されている。スト
ッパー4の後端には、上記案内バー2aのセレーション
2Gに係合するセレーション(ストッパー凹凸部)4G
が形成されている。
【0024】案内バー2aを矢印92、93方向に移動
調整し所望の位置で停止させた後、ストッパー4を矢印
97方向に回動させて図3に示す実線の状態(固定位
置)に位置させる。これによって、案内バー2aのセレ
ーション2Gと、ストッパー4のセレーション4Gとが
係合し、案内バー2aの矢印92、93方向への移動が
阻止され、案内定規の位置が固定される。
【0025】また、ハウジング5の前面壁50には、筐
体固定部としてのハウジング凸部50Kが形成されてい
る。他方、ストッパー4には、このハウジング凸部50
Kに嵌合する形状を有するストッパー固定部としてのス
トッパー凹部4Kが形成されている。そして、案内バー
2aのセレーション2Gに、ストッパー4のセレーショ
ン4Gを係合させた場合(図3の実線状態のストッパー
4)、ハウジング凸部50Kでストッパー凹部4Kが係
止するようになっている。
【0026】本実施例ではストッパー4を樹脂材で構成
しているため、ストッパー4を矢印97方向に回動させ
て押し下げた場合、ストッパー4が撓んでハウジング凸
部50Kとストッパー凹部4Kとが填り合うようになっ
ている。このように、ハウジング凸部50Kでストッパ
ー凹部4Kが係止することによって、確実にストッパー
4の固定状態が維持され、案内定規2の位置が固定され
る。
【0027】案内バー2aを矢印92、93方向に移動
させ案内定規2の位置調整を行なう場合は、ストッパー
4を矢印96方向に回動して図3における破線状態(解
除位置)に位置させる。これによって、案内バー2aの
セレーション2Gと、ストッパー4のセレーション4G
との係合が解除され、案内バー2aは矢印92、93方
向に移動可能になる。
【0028】なお、手持ち式鉋から案内定規2を取り外
した場合でも、ストッパー4はハウジング5に軸支され
た状態であるため、図10のストッパースクリュー32
のように紛失のおそれはない。
【0029】[第2の実施例]次に図5に基づいて、本
発明に係る案内定規の固定機構を有する鉋の第2の実施
例を説明する。本実施例では案内バー2a、ストッパー
4にセレーションの代りに、互いに面接触する定規接触
面2M、ストッパー接触面4Mを形成している。そし
て、ストッパー4を矢印97方向に回動した場合、スト
ッパー接触面4Mが定規接触面2Mを矢印91方向に加
圧して、案内バー2aの矢印92、93方向への移動を
阻止し、案内定規の位置を固定する。
【0030】案内バー2aを矢印92、93方向に移動
させ案内定規2の位置調整を行なう場合は、ストッパー
4を矢印96方向に回動して図5における破線状態(解
除位置)に位置させる。これによって、定規接触面2M
に対するストッパー接触面4Mの加圧が解除され、案内
バー2aは矢印92、93方向に移動可能になる。な
お、その他の構造は第1の実施例と同様である。
【0031】[第3の実施例]本発明に係る案内定規の
固定機構を有する鉋の第3の実施例を図6に示す。図6
Aは側面断面図、図6BはVIB−VIB方向における矢視
断面図である。本実施例では、上記の第1、第2の実施
例で示したストッパー凹部4K、ハウジング凸部50K
の代りに、両側のストッパーアーム40にストッパー固
定部としての半球状突出部4Fを形成し、ハウジング5
の前面壁50に筐体固定部としての半球状くぼみ部5F
を形成している。
【0032】ストッパー4を矢印97方向に回動した場
合、半球状くぼみ部5Fに対して半球状突出部4Fが係
止し、ストッパー4の固定状態(図6Aにおける実線の
状態)が維持され、案内定規2の位置が固定される。こ
れに対して、ストッパー4を矢印96方向(図6A)に
回動させた場合は、両側のストッパーアーム40が内側
に撓んで図6Bの破線で示す状態になり、半球状くぼみ
部5Fに対する半球状突出部4Fの係止が解除される。
なお、その他の構造は第1の実施例と同様である。
【0033】[第4の実施例]次に、本発明に係る案内
定規の固定機構を有する鉋の第4の実施例を図7に示
す。本実施例では、上記の第1、第2の実施例で示した
ストッパー凹部4K、ハウジング凸部50Kの代りに、
ストッパー4にストッパー固定部としてのストッパー係
止面4Nを形成し、ハウジング5の前面壁50に筐体固
定部としての内側面50Nを形成している。
【0034】ストッパー4を矢印97方向に回動した場
合(図7の実線状態のストッパー4)、前面壁50の内
側面50Nに対してストッパー4のストッパー係止面4
Nが接触し、両者の接触圧によってストッパー4が係止
されるようになっている。ストッパー4は樹脂材で構成
されているため、ストッパー4を矢印97方向に回動さ
せて押し下げた場合、接触圧が生じた状態で内側面50
Nとストッパー係止面4Nが接触する。
【0035】このように、前面壁50の内側面50Nに
対してストッパー4のストッパー係止面4Nが接触する
ことによって、確実にストッパー4の固定状態が維持さ
れ、案内定規2の位置が固定される。なお、その他の構
造は第1の実施例と同様である。
【0036】[その他の実施例]上記各実施例では手持
ち式電気鉋を例に掲げているが、他の鉋に本発明を適用
してもよい。また、たとえばストッパー接触面4Mで定
規接触面2Mを加圧して案内バー2aを固定する第2の
実施例に、半球状くぼみ部5Fに対して半球状突出部4
Fが係止する第3の実施例や、内側面50Nに対してス
トッパー係止面4Nが接触して係止する第4の実施例を
適用する等、各実施例の組み合わせを採用してもよい。
【0037】なお、本発明は上記の各実施例に限定され
るものでなく、ストッパーの回動によって案内バーに対
して係合し、または案内バーを加圧して、案内バーの軸
方向への移動を阻止することで案内定規の位置を固定す
るものであれば他の構成を採用してもよい。
【0038】
【発明の効果】請求項1に係る案内定規の固定機構を有
する鉋においては、ストッパーが回動して固定位置に位
置したとき、定規バーの定規接触面をストッパーのスト
ッパー接触面が加圧して定規バーの軸方向への移動を阻
止し、かつストッパーに形成されているストッパー固定
部と筐体に形成されている筐体固定部との係止によって
ストッパーの固定位置が維持される。そして、ストッパ
ーが回動して解除位置に位置したとき、定規バーの定規
接触面に対するストッパーのストッパー接触面の加圧が
解除されて定規バーが軸方向へ移動可能になる。
【0039】このように、ストッパー軸を中心にストッ
パーを回動させるだけで、定規バーの定規接触面をスト
ッパーのストッパー接触面で加圧し、またはこの加圧を
解除することができ、容易に定規バーの軸方向への移動
を固定、解除することができる。また、ストッパーを固
定位置に位置させたとき、ストッパーに形成されている
ストッパー固定部と筐体に形成されている筐体固定部と
が係止し、確実にストッパーの固定位置を維持すること
ができる。
【0040】したがって、簡易な操作で容易かつ確実に
定規バーの軸方向への移動を固定、解除することがで
き、案内定規の位置調整の作業性を向上させることがで
きる。
【0041】さらに、ストッパーはストッパー軸によっ
て筐体に軸支されているため、筐体から案内定規を取り
外した場合でも、ストッパーを紛失するおそれはない。
【0042】請求項2に係る案内定規の固定機構を有す
る鉋においては、ストッパーが回動して固定位置に位置
したとき、定規バーの定規凹凸部とストッパーのストッ
パー凹凸部とが係合して定規バーの軸方向への移動が阻
止され、かつストッパーに形成されているストッパー固
定部と筐体に形成されている筐体固定部との係止によっ
てストッパーの固定位置が維持される。そして、ストッ
パーが回動して解除位置に位置したとき、定規バーの定
規凹凸部とストッパーのストッパー凹凸部との係合が解
除されて定規バーが軸方向へ移動可能になる。
【0043】このように、ストッパー軸を中心にストッ
パーを回動させるだけで、定規バーの定規凹凸部とスト
ッパーのストッパー凹凸部とを係止させ、またはこの係
止を解除させることができ、容易に定規バーの軸方向へ
の移動を固定、解除することができる。また、ストッパ
ーを固定位置に位置させたとき、ストッパーに形成され
ているストッパー固定部と筐体に形成されている筐体固
定部とが係止し、確実にストッパーの固定位置を維持す
ることができる。
【0044】したがって、簡易な操作で容易かつ確実に
定規バーの軸方向への移動を固定、解除することがで
き、案内定規の位置調整の作業性を向上させることがで
きる。
【0045】また、定規バーの定規凹凸部とストッパー
のストッパー凹凸部との係止によって定規バーの軸方向
への移動を阻止し、たとえば両者の接触圧によって定規
バーを固定するものではない。したがって、ストッパー
を回動させる際の力は小さくてよく、操作性を高めるこ
とができる。
【0046】さらに、ストッパーはストッパー軸によっ
て筐体に軸支されているため、筐体から案内定規を取り
外した場合でも、ストッパーを紛失するおそれはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る案内定規の固定機構を有する鉋の
第1の実施例を示す手持ち式電気鉋の平面図である。
【図2】図1の手持ち式電気鉋の先端部を示す図であ
り、Aは平面図、BはIB−IB方向における矢視断面図
である。
【図3】図2Bに示す側面断面図の一部拡大図である。
【図4】図1に示す案内定規の詳細を示す斜視図であ
る。
【図5】本発明に係る案内定規の固定機構を有する鉋の
第2の実施例を示す手持ち式電気鉋の先端部を示す側面
断面図である。
【図6】本発明に係る案内定規の固定機構を有する鉋の
第3の実施例を示す手持ち式電気鉋の先端部を示す図で
あり、Aは側面断面図、BはVIB−VIB方向における矢
視断面図である。
【図7】本発明に係る案内定規の固定機構を有する鉋の
第4の実施例を示す手持ち式電気鉋の先端部を示す側面
断面図である。
【図8】従来の手持ち式電気鉋の全体構成を示す側面図
である。
【図9】図8に示す手持ち式電気鉋の平面図である。
【図10】図8に示す手持ち式電気鉋の先端部の側面断
面図である。
【符号の説明】
2・・・・・案内定規 2a・・・・・案内バー 2b・・・・・案内プレート 2M・・・・・定規接触面 2G、4G・・・・・セレーション 4・・・・・・ストッパー 4F・・・・・・半球状突出部 4M・・・・・ストッパー接触面 4N・・・・・ストッパー係止面 4K・・・・・ストッパー凹部 5・・・・・ハウジング 5F・・・・・半球状くぼみ部 10・・・・・木材 50K・・・・・ハウジング凸部 50N・・・・・内側面

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】切削対象物に当接して切削の位置決めを行
    なう定規プレートが定規バーに取り付けられて構成され
    る案内定規であって、当該定規バーが筐体の壁面を貫通
    した状態で軸方向に移動可能に筐体に支持されている案
    内定規、 ストッパー軸を中心に回動可能に筐体に軸支されている
    ストッパー、 を備えており、 ストッパーが回動して固定位置に位置したとき、定規バ
    ーの定規接触面をストッパーのストッパー接触面が加圧
    して定規バーの軸方向への移動を阻止し、かつストッパ
    ーに形成されているストッパー固定部と筐体に形成され
    ている筐体固定部との係止によってストッパーの固定位
    置が維持され、 ストッパーが回動して解除位置に位置したとき、定規バ
    ーの定規接触面に対するストッパーのストッパー接触面
    の加圧が解除されて定規バーが軸方向へ移動可能にな
    る、 ことを特徴とする案内定規の固定機構を有する鉋。
  2. 【請求項2】切削対象物に当接して切削の位置決めを行
    なう定規プレートが定規バーに取り付けられて構成され
    る案内定規であって、当該定規バーが筐体の壁面を貫通
    した状態で軸方向に移動可能に筐体に支持され、定規バ
    ーには定規凹凸部が形成されている案内定規、 ストッパー軸を中心に回動可能に筐体に軸支されてお
    り、案内定規の案内バーに形成された前記定規凹凸部に
    係合するストッパー凹凸部が形成されたストッパー、 を備えており、 ストッパーが回動して固定位置に位置したとき、定規バ
    ーの定規凹凸部とストッパーのストッパー凹凸部とが係
    合して定規バーの軸方向への移動が阻止され、かつスト
    ッパーに形成されているストッパー固定部と筐体に形成
    されている筐体固定部との係止によってストッパーの固
    定位置が維持され、 ストッパーが回動して解除位置に位置したとき、定規バ
    ーの定規凹凸部とストッパーのストッパー凹凸部との係
    合が解除されて定規バーが軸方向へ移動可能になる、 ことを特徴とする案内定規の固定機構を有する鉋。
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