JP3893578B2 - クラフトカッター - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロータリーブレードを装備するクラフトカッターに関するもので、特に、安全装置を具備したクラフトカッターに関する。
【0002】
【従来の技術】
クラフトカッターは、図15に示すように、円板切刃(以下ロータリーブレードと称す)を回転自在に装着するアーム部51と、ハンドル部52と具備して、ロータリーブレード53を押圧しながら、被裁断物の裁断面54上を図15の矢印A方向に走行させることで被裁断物の裁断縁を所望の形状に裁断する構造になっている。このようなクラフトカッター55で被裁断物を裁断する場合には、クラフトカッター55の角度、即ち、アーム部51と裁断面54との成す角度(図15中のθ)を45°に保つことでロータリーブレード53を直線状に移動させ易く、アーム部51と裁断面54との成す角度(図15中のθ)を小さくする程、つまり、アーム部51を寝かせるようにすることで、ロータリーブレード53を小さい回転半径でターンさせる裁断が容易になることが従来から知られていた。
【0003】
しかしながら、従来のクラフトカッター55では、アーム部51がハンドル部52に固定的、或は一体で設けられており、例えば、被裁断物を直線状に裁断する場合には、ロータリーブレード53を直線状の軌跡で走行させるために、図15に示すように、アーム部51を裁断面54に対して45°に保持して裁断していたので、特に、作業者が座った状態では、手首を曲げたり肘を上げる等して長時間の作業が作業者の負担となることがあった。また、一般に、クラフトカッター55には、図16に示すように、ロータリーブレード53の切刃を保護する安全装置としてのガード部56が装備され、このようなクラフトカッター55では、ロータリーブレード53の一方の面側にガード部56を設け、ガード部56をスライド移動することで進退させるか、或はロータリーブレード53自身がスライド移動することでロータリーブレード53の切刃を保護する構造になっており、左利きの作業者には、ガード部56により視界が遮られることで裁断部を目視することが困難となり、裁断作業を難しくさせていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、ハンドル部に対してアーム部の角度を任意に位置決めして保持できるようにすることで、作業者の利き腕によらずに所望の裁断が容易にできると共に、安全に操作できるクラフトカッターを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、一端にロータリーブレードが装着されて他端がハンドル部に回動可能に軸支されるアーム部と、ロータリーブレードをガードして進退可能に設けられたガード部とを具備し、アーム部がハンドル部に対して支持軸回りに位置決めされて保持されるクラフトカッターにおいて、ガード部を 退避させた状態でのアーム部の回動動作を規制するインターロック機構を備えることを特徴とする。
【0006】
ロータリーブレードの切刃が突出した状態でのアーム部の回動動作を規制して、アーム部の位置決め操作を安全に行うことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態のクラフトカッターを図1ないし図14に基づいて説明する。まず、本実施の形態のクラフトカッターの概略について説明する。本実施の形態のクラフトカッター1は、図1に示すように、ロータリーブレード2を回転自在に軸支するアーム部3と、アーム部3を保持するハンドル部4とを具備しており、プッシュボタン3aを押すことでアーム部3がアーム部支持軸回りに回動可能となり、45°毎にアーム部3を位置決めして保持する構造になっている。また、クラフトカッター1には、図2に示すように、後述するガード駆動部材5に形成されたダイヤル5aを回転させることでスライド移動されて進出または退避するガード部6が設けられており、ガード部6が退避された状態、即ち、ロータリーブレード2の切刃がガードされていない状態では、プッシュボタン3aをロックしてアーム部3の回動動作を規制する構造になっている。
【0008】
次に、クラフトカッター1の各構成要素について詳細に説明する。ハンドル部4は、図2に示すように、フロントハンドル4aと、バックハンドル4bとでアーム部3を挟持するよう構成されており、フロントハンドル4aに形成されたねじ挿通孔7にねじ8を挿入して、バックハンドル4bに形成されたねじ孔9に螺合して締付けすることで、フロントハンドル4aとバックハンドル4bとが締結される構造になっている。また、フロントハンドル4aには、プッシュボタン3aを挿通するプッシュボタン挿通孔10が形成されており、フロントハンドル4aの裏側には、図3に示すように、プッシュボタン挿通孔10の回りに、後述するアーム部3の歯部3bに整合させるようにして溝部11が形成されている。また、バックハンドル4bの裏側には、図2に示すように、後述するガード駆動部材5に形成されたリング部5bを嵌合させると共に圧縮コイルばね15を収納する環状溝12が形成されている。なお、図2に示す符号13は、ハンドル部4の表面に凸状に形成されたスベリを防止するための小突起で、符号14は、アーム部3を位置決めする際の目安となる角度目盛である。
【0009】
次に、アーム部3について説明する。アーム部3は、図2に示すように、略長丸形状のプレートに、円柱状に形成されたプッシュボタン3aと、該プッシュボタン3aの回りに環状に配置された歯部3bとを一体成型することで構成されており、歯部3bはプッシュボタン3aの回りに45°の角度で等配して設けられている。そして、アーム部3は、それぞれの歯部3bをフロントハンドル4aの裏側に歯部3bと整合して設けた溝部11に噛合させることで、ハンドル部4に対して45°毎に位置決めされるよう構成されている。また、アーム部3は、図2に示すように、バックハンドル4bとガード駆動部材5との間に収納された圧縮コイルばね15により、ガード部6およびガード駆動部材5を介してフロントハンドル4aに向けて付勢されており、アーム部3に形成されたプッシュボタン3aを押して圧縮コイルばね15を圧縮させることで歯部3bが溝部11から外れてアーム部3をアーム部支持軸回りに回動させることができ、アーム部3を所定の位置に位置決めさせてプッシュボタン3aを離すことにより歯部3bが溝部11に噛合い、ハンドル部4に対して45°毎に位置決めされると共に保持される構造になっている。なお、図2に示すように、プッシュボタン3aの裏側には、ガード駆動部材5に形成された支持軸5cを嵌合させる軸孔3cが形成されており、アーム部3は、バックハンドル4bの環状溝12にガード駆動部材5のリング部5bを回転自在に嵌合して、該ガード駆動部材5の支持軸5cに軸孔3cを嵌合することで、支持軸5cに回動自在に軸支されるようにして構成されている。また、アーム部3には、図2に示すように、ロータリーブレード2を軸支するシャフト16を回転自在に支持するシャフト孔3dが形成されている。
【0010】
次に、ガード部6およびガード駆動部材5について説明する。ガード部6は、図2に示すように、略長丸状のプレートの上面に、アーム部3の側面3eに案内させるようにして対向する一対のガイド部6aが形成されると共に、該長丸状のプレートに、ガード駆動部材5のダイヤル5a上面に形成された突起状の係合部5dに係合するようにして係合孔6bが形成されており、ガード駆動部材5のダイヤル5aを回転することで、係合部5dと係合孔6bの斜面6cとの接触部に力F(図4参照)が作用され、ガイド部6aがアーム部3の側面3eに案内されてスライド移動する構造になっている。また、ガード部6には、図2に示すように、ガード駆動部材5に形成された前述した支持軸5cを挿通させるための長孔6dと、ロータリーブレード2を軸支するシャフト16を貫通させるための長孔6eとが設けられ、さらに、ガード部6の下面には、ロータリーブレード2の切刃のハンドル部4側部分をガードするブロック6fが形成されている。なお、図2および図4に示すように、ガード部6の係合孔6bには、該両端部にガード駆動部材5の係合部5dを係止する係止部6gが形成されている。
【0011】
また、クラフトカッター1は、図2に示すように、バックハンドル4bの環状溝12の内側面とガード駆動部5のリング部5bとの間に圧縮コイルばね15を内挿してガード駆動部材5を嵌合して(図5および図6参照)、ガード部6に形成された長孔6dにガード駆動部材5の支持軸5cを挿通させると共にガード駆動部材5の係合部5dをガード部6に形成された係合孔6bに係合し、ガード部6の長孔6dから突出したガード駆動部材5の支持軸5cにアーム部3の軸孔3cを挿入させると共にガード部6に形成された一対のガイド部6aがアーム部3の側面3eに案内されるようにしてアーム部3を配置する。そして、クラフトカッター1は、アーム部3に形成されたプッシュボタン3aにフロントハンドル4aのプッシュボタン挿通孔10を挿通させると共にフロントハンドル4aの溝部11にアーム部3のプッシュボタン3aの回りに配設された歯部3bを噛合させて、フロントハンドル4aとバックハンドル4bとを締結させることにより形成される構造になっている。
【0012】
また、クラフトカッター1は、プッシュボタン3aが押されていない状態では、図7に示すように、ガード駆動部材5とバックハンドル4bとの間に圧縮コイルばね15の圧縮方向の所定の間隔(図7中のH)を有しており、プッシュボタン3aを押すことで、図8に示すように、アーム部3、ガード部6およびガード駆動部材5がストロークされてアーム部3の歯部3bとフロントハンドル4aの溝部11との噛合が外れることにより、アーム部3がハンドル部4に対して回動される構造になっている。なお、アーム部3は、図1に示すように、アーム部3とハンドル部4とが直線状に位置される0°(図9および図10参照)を基準に、45°毎に+90°(図12参照)から−90°(図14参照)まで位置決め可能に形成されている。また、クラフトカッター1には、ガード部6が退避された際のアーム部3の回動動作を規制するインターロック機構が設けられており、図6に示すように、ガード部6を退避させた場合には、ガード駆動部材5のダイヤル5a下面とバックハンドル4bとの間隙17にガード部6に形成されたブロック6fを介在させる構造になっている。そして、この状態でプッシュボタン3aが押圧された際には、ガード部6のブロック6fとバックハンドル4bの先端部が干渉することで、アーム部3、ガード部6およびガード駆動部材5のストロークを規制して、歯部3bと溝部11との噛合を解放させない構造になっている。
【0013】
なお、ロータリーブレード2は、中心部に六角形の軸孔2aを設けており、図2に示すように、該軸孔2aにシャフト16に形成された六角柱状のブレード嵌合部16aを嵌合して、シャフト16をガード部6の長孔6eを挿通させると共にアーム部3のシャフト孔3dにシャフト16の支持部16bを嵌合し、さらに、シャフト16の先端部に形成されたねじ部16cにスプリングワッシャ18を介してねじ部材19を螺合することにより、アーム部3に装着される構造になっている。また、ガード駆動部材5のダイヤル5aの外周部には、所定の間隔で設けられた凹凸が形成されており、これによりダイヤル5aを回転する際の操作性が向上される構造になっている。
【0014】
このような構成において、本実施の形態のクラフトカッター1の作用について説明する。まず、クラフトカッター1のアーム部3を回動させる操作について説明する。
【0015】
(1)まず、アーム部3を位置決めするために、安全装置としてのガード部6を進出させることで、ガード部6が退避されている際のアーム部3の位置決め操作を規制するインターロック機構を解除させる。まず、図4の(b)に示すように、ガード部6が退避された状態でダイヤル5aを時計回りに回転させると、ダイヤル5a上面に形成された係合部5dが係合孔6bの図4中の下方に位置する係止部6gから外れてダイヤル回転軸を中心に回転されることで、ガード部6に形成された係合孔6bの斜面6cにおける係合部5dとの接触部に力F(図4の(c)参照)が作用され、ガード部6がガイド部6aをアーム部3の側面3eに案内さて進出方向にスライド移動され、これにより、ロータリーブレード2の切刃がガード部6にガードされて(図4の(a)および図9参照)、同時にインターロック機構が解除される。なお、ガード部6が所定位置まで進出することで係合部5dが図4中の上方に位置する係止部6gに係止されるので、ガード部の先端部が押されてもガード部6が退避方向に不用意にスライド移動されることがない。
【0016】
(2)次に、プッシュボタン3aを押圧すると、図8に示すように、アーム部3、ガード部6およびガード駆動部材5を介して圧縮コイルばね15が圧縮されることで、アーム部3、ガード部6およびガード駆動部材5が図7中の間隔Hをストロークして、アーム部3の歯部3bとフロントハンドル4aの溝部11との噛合が解放されることにより、プッシュボタン3aが押されている間、アーム部3をハンドル部4に対して回動させることができる。また、アーム部3の歯部3bとフロントハンドル4aの溝部11とは45°毎に噛合するので、所望の角度に位置決めさせてプッシュボタン3aから指を離すことでアーム部3、ガード部6およびガード駆動部材5が圧縮コイルばね15に押し戻されて、アーム部3の歯部3bとフロントハンドル4aの溝部11とが噛合されることによりアーム部3を所望の角度に保持することができる。そして、アーム部3を位置決めして保持した後、図4の(a)に示すように、ガード部6が進出された状態でダイヤル5aを反時計回りに回転させると、ダイヤル5aの上面に形成された係合部5dが係合孔6bの係止部6gから外れてダイヤル回転軸を中心に回転して、ガード部6がガイド部6aをアーム部3の側面3eに案内させて退避方向にスライド移動することで、ロータリーブレード2の切刃が突出されて(図4の(b)および図10参照)被裁断物20(図11ないし図14参照)を裁断することができる。
【0017】
次に、インターロック機構の作用について説明する。前述したように、アーム部3を回動させるには、プッシュボタン3aを押すことにより、アーム部3、ガード部6およびガード駆動部材5を図7に示す間隔Hの間をストロークさせて、アーム部3の歯部3bとフロントハンドル4aの溝部11との噛合を解放させる。本実施の形態のインターロック機構は、ガード部6が退避してロータリーブレード2の切刃が突出されている際に、図6に示すように、ガード駆動部材5とバックハンドル4bとの間隙17にガード部6に形成されたブロック部6fを介在させることで、アーム部3、ガード部6およびガード駆動部材5のストローク、つまり、アーム部3の歯部3bとフロントハンドル4aの溝部11との噛合が解放されるのを阻止することにより、ロータリーブレード2の切刃が突出された状態でのアーム部3の位置決め操作を規制することができる。
【0018】
したがって、本実施の形態のクラフトカッター1は、プッシュボタン3aを押すことでアーム部3に形成された歯部3bとフロントハンドル4aに形成された溝部11との噛合が解放されてアーム部3を回動させることができ、45°毎に歯部3bと溝部11とが噛合されてアーム部3を位置決めして保持することができるので、作業者は、アーム部3を図1および図11に示す45°に位置決め保持してハンドル部4を被裁断物20と平行に握持することにより、アーム部3と被裁断物20との成す角度が45°になり、裁断部を目視しながらの直線状の裁断が容易にでき、また、アーム部3を図1および図12に示す90°に位置決め保持してハンドル部4を被裁断物20と平行に握持することにより、アーム部3と被裁断物20との成す角度が90°になり、ターンを多用した裁断を容易に行うことができる。
【0019】
さらに、作業者が左利きの場合には、アーム部3を図1に示す−45°に位置決め保持してハンドル部4を被裁断物20と平行に握持することにより、ガード部6に視界を遮られることなく裁断部を目視しながらの直線状の裁断が容易にでき、また、アーム部3を図1に示す−90°に位置決め保持してハンドル部4を被裁断物20と平行に握持することにより、ターンを多用した裁断を容易に行うことができる。なお、本実施の形態のクラフトカッター1では、歯部3bをプッシュボタン3aの回りに45°の角度で等配して設けたが、例えば、歯部3bを30°の角度で等配して設けると共に、フロントハンドル4aに溝部11を歯部3bと整合させて設けて、ハンドル部4に対してアーム部3を30°毎に位置決めして保持するよう構成してもよい。また、ロータリーブレード2のガード部6と反対側の側面と裁断面20との間に障害物がないので、直線状に裁断する際には、ロータリーブレード2の端面を定規に沿わせることで、被裁断物20の縁の形状を見栄えよく仕上げることができる。
【0020】
また、本実施の形態のクラフトカッター1は、ガード部6を退避させた状態でのアーム部3の位置決め操作を規制したので、ロータリーブレード2の切刃が突出されている状態でのアーム部3の位置決め操作を規制して、アーム部3の位置決め操作の安全を確保することができる。さらに、ガード部6の係合孔6bの両端部に、係合部5dを係止する係止部6gを形成して、ガード部6が進出および退避された状態で、ガード駆動部材5に形成された係合部5dが係止部6gに係止されるよう構成したので、作業中や収納時に不用意にガード部6がスライド移動するのを防止して、クラフトカッター1の安全を確保することができる。
【0021】
【発明の効果】
本クラフトカッター1によれば、ロータリーブレードが装着されたアーム部を任意に位置決めして保持できるので、例えばアーム部を45°に位置決めして保持することで、直線状の裁断をハンドル部を被裁断物と平行に保った状態で容易に裁断することができ、また、アーム部を90°に位置決めして保持することで、小さなターンを多用した裁断をハンドル部を被裁断物と平行に保った状態で容易に裁断することができる。さらに、作業者が左利きの場合においても、ガード部が視界を遮ることで裁断部が目視しずらいようなことがなく、直線状の裁断およびターンを多用した裁断をハンドル部を被裁断物と平行に保った状態で容易に裁断することができる。
また、ガード部が退避された状態でのアーム部3の位置決め操作を規制したので、ロータリーブレードの切刃が突出されている状態でのアーム部の位置決め操作を防止して、位置決め操作を安全に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態のクラフトカッターの説明図である。
【図2】 本実施の形態のクラフトカッターを分解した斜視図である。
【図3】 本実施の形態のクラフトカッターのフロントハンドルに形成された溝部を示す説明図である。
【図4】 本実施の形態のクラフトカッターのガード部がスライド移動する機構を説明するための図で、(a)はガード部が進出された状態を示し、(b)はガード部が退避された状態を示し、(c)は一部の拡大図である。
【図5】 本実施の形態のクラフトカッターにおける、ガード部が進出された状態を示す一部を断面にした側面図である。
【図6】 本実施の形態のクラフトカッターにおける、ガード部が退避された状態を示す一部を断面にした側面図である。
【図7】 本実施の形態のクラフトカッターにおける、プッシュボタンが押される前の状態を示す一部を断面にした側面図である。
【図8】 本実施の形態のクラフトカッターにおける、プッシュボタンが押された状態を示す一部を断面にした側面図である。
【図9】 本実施の形態のクラフトカッターの正面図で、特に、アーム部の角度が0°でガード部が進出された状態を示す図である。
【図10】 本実施の形態のクラフトカッターの正面図で、特に、アーム部の角度が0°でガード部が退避された状態を示す図である。
【図11】 本実施の形態のクラフトカッターの正面図で、特に、アーム部の角度が45°の状態を示す図である。
【図12】 本実施の形態のクラフトカッターの正面図で、特に、アーム部の角度が90°の状態を示す図である。
【図13】 本実施の形態のクラフトカッターの正面図で、特に、アーム部の角度が−45°の状態を示す図である。
【図14】 本実施の形態のクラフトカッターの正面図で、特に、アーム部の角度が−90°の状態を示す図である
【図15】 従来のクラフトカッターの説明図である。
【図16】 従来のクラフトカッターの説明図で、特に、ガード部を装備したクラフトカッターを示す図である。
【符号の説明】
1 クラフトカッター、2 ロータリーブレード、3 アーム部、4 ハンドル部、6 ガード部

Claims (1)

  1. 一端にロータリーブレードが装着されて他端がハンドル部に回動可能に軸支されるアーム部と、前記ロータリーブレードをガードして進退可能に設けられたガード部とを具備し、前記アーム部が前記ハンドル部に対して支持軸回りに位置決めされて保持されるクラフトカッターにおいて、前記ガード部を退避させた状態での前記アーム部の回動動作を規制するインターロック機構を備えることを特徴とするクラフトカッター。
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