JP2001120860A - クラフトカッター - Google Patents

クラフトカッター

Info

Publication number
JP2001120860A
JP2001120860A JP30905099A JP30905099A JP2001120860A JP 2001120860 A JP2001120860 A JP 2001120860A JP 30905099 A JP30905099 A JP 30905099A JP 30905099 A JP30905099 A JP 30905099A JP 2001120860 A JP2001120860 A JP 2001120860A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
guard
handle
rotary blade
craft cutter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP30905099A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3893578B2 (ja
Inventor
Makoto Mori
誠 森
Shoto Go
小東 呉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CARL Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
CARL Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CARL Manufacturing Co Ltd filed Critical CARL Manufacturing Co Ltd
Priority to JP30905099A priority Critical patent/JP3893578B2/ja
Priority to US09/691,111 priority patent/US6460254B1/en
Priority to EP00122352A priority patent/EP1095743B1/en
Priority to DE60000854T priority patent/DE60000854T2/de
Priority to AU69565/00A priority patent/AU771105B2/en
Priority to CNB001347373A priority patent/CN1195609C/zh
Publication of JP2001120860A publication Critical patent/JP2001120860A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3893578B2 publication Critical patent/JP3893578B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B29/00Guards or sheaths or guides for hand cutting tools; Arrangements for guiding hand cutting tools
    • B26B29/02Guards or sheaths for knives
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B25/00Hand cutting tools involving disc blades, e.g. motor-driven
    • B26B25/005Manually operated, e.g. pizza cutters

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Knives (AREA)
  • Sawing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロータリーブレードが装着されたアーム部を
任意の位置に位置決めして保持できるクラフトカッタを
提供する。 【解決手段】 アーム部3に形成されたプッシュボタン
の回りに、歯部を所定のの角度で等配して設け、ハンド
ル部4内側のプッシュボタン挿通孔の回りに、歯部に整
合させて溝部を形成して、アーム部3を圧縮コイルばね
で付勢することで歯部と溝部とを噛合させて構成した。
このように構成することで、プッシュボタンを押圧して
アーム部3をストロークさせることにより歯部と溝部と
の噛合を解放されてアーム部3を回動させることがで
き、プッシュボタンを離すことにより歯部と溝部とを噛
合させてアーム部3を任意の位置に位置決めして保持す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロータリーブレー
ドを装備するクラフトカッターに関するもので、特に、
安全装置を具備したクラフトカッターに関する。
【0002】
【従来の技術】クラフトカッターは、図15に示すよう
に、円板切刃(以下ロータリーブレードと称す)を回転
自在に装着するアーム部51と、ハンドル部52と具備
して、ロータリーブレード53を押圧しながら、被裁断
物の裁断面54上を図15の矢印A方向に走行させるこ
とで被裁断物の裁断縁を所望の形状に裁断する構造にな
っている。このようなクラフトカッター55で被裁断物
を裁断する場合には、クラフトカッター55の角度、即
ち、アーム部51と裁断面54との成す角度(図15中
のθ)を45°に保つことでロータリーブレード53を
直線状に移動させ易く、アーム部51と裁断面54との
成す角度(図15中のθ)を小さくする程、つまり、ア
ーム部51を寝かせるようにすることで、ロータリーブ
レード53を小さい回転半径でターンさせる裁断が容易
になることが従来から知られていた。
【0003】しかしながら、従来のクラフトカッター5
5では、アーム部51がハンドル部52に固定的、或は
一体で設けられており、例えば、被裁断物を直線状に裁
断する場合には、ロータリーブレード53を直線状の軌
跡で走行させるために、図15に示すように、アーム部
51を裁断面54に対して45°に保持して裁断してい
たので、特に、作業者が座った状態では、手首を曲げた
り肘を上げる等して長時間の作業が作業者の負担となる
ことがあった。また、一般に、クラフトカッター55に
は、図16に示すように、ロータリーブレード53の切
刃を保護する安全装置としてのガード部56が装備さ
れ、このようなクラフトカッター55では、ロータリー
ブレード53の一方の面側にガード部56を設け、ガー
ド部56をスライド移動することで進退させるか、或は
ロータリーブレード53自身がスライド移動することで
ロータリーブレード53の切刃を保護する構造になって
おり、左利きの作業者には、ガード部56により視界が
遮られることで裁断部を目視することが困難となり、裁
断作業を難しくさせていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上記
事情に鑑みてなされたもので、ハンドル部に対してアー
ム部の角度を任意に位置決めして保持できるようにする
ことで、作業者の利き腕によらずに所望の裁断が容易に
できると共に、安全に操作できるクラフトカッターを提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1に記載の発明は、ロータリー
ブレードを装備するクラフトカッターにおいて、一端が
ハンドル部に軸支され他端にロータリーブレードが装着
されるアーム部と、ロータリーブレードをガードして進
退可能に設けられたガード部とを具備して、ハンドル部
に対してアーム部の角度を任意に位置決めして保持する
ことを特徴とする。
【0006】このように構成することで、ハンドル部に
対してアーム部の角度を任意に位置決めして保持するこ
とができるので、被裁断物の裁断を容易に行うことがで
きると共に、ロータリーブレードをガードするガード部
を設けたので、安全に操作することができる。
【0007】また、本発明のうち請求項2に記載の発明
は、ガード部を退避させた状態でのアーム部の回動動作
を規制することを特徴とする。
【0008】このように構成することで、ロータリーブ
レードの切刃が突出した状態でのアーム部の回動動作を
規制して、アーム部の位置決め操作を安全に行うことが
できる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態のクラフト
カッターを図1ないし図14に基づいて説明する。ま
ず、本実施の形態のクラフトカッターの概略について説
明する。本実施の形態のクラフトカッター1は、図1に
示すように、ロータリーブレード2を回転自在に軸支す
るアーム部3と、アーム部3を保持するハンドル部4と
を具備しており、プッシュボタン3aを押すことでアー
ム部3がアーム部支持軸回りに回動可能となり、45°
毎にアーム部3を位置決めして保持する構造になってい
る。また、クラフトカッター1には、図2に示すよう
に、後述するガード駆動部材5に形成されたダイヤル5
aを回転させることでスライド移動されて進出または退
避するガード部6が設けられており、ガード部6が退避
された状態、即ち、ロータリーブレード2の切刃がガー
ドされていない状態では、プッシュボタン3aをロック
してアーム部3の回動動作を規制する構造になってい
る。
【0010】次に、クラフトカッター1の各構成要素に
ついて詳細に説明する。ハンドル部4は、図2に示すよ
うに、フロントハンドル4aと、バックハンドル4bと
でアーム部3を挟持するよう構成されており、フロント
ハンドル4aに形成されたねじ挿通孔7にねじ8を挿入
して、バックハンドル4bに形成されたねじ孔9に螺合
して締付けすることで、フロントハンドル4aとバック
ハンドル4bとが締結される構造になっている。また、
フロントハンドル4aには、プッシュボタン3aを挿通
するプッシュボタン挿通孔10が形成されており、フロ
ントハンドル4aの裏側には、図3に示すように、プッ
シュボタン挿通孔10の回りに、後述するアーム部3の
歯部3bに整合させるようにして溝部11が形成されて
いる。また、バックハンドル4bの裏側には、図2に示
すように、後述するガード駆動部材5に形成されたリン
グ部5bを嵌合させると共に圧縮コイルばね15を収納
する環状溝12が形成されている。なお、図2に示す符
号13は、ハンドル部4の表面に凸状に形成されたスベ
リを防止するための小突起で、符号14は、アーム部3
を位置決めする際の目安となる角度目盛である。
【0011】次に、アーム部3について説明する。アー
ム部3は、図2に示すように、略長丸形状のプレート
に、円柱状に形成されたプッシュボタン3aと、該プッ
シュボタン3aの回りに環状に配置された歯部3bとを
一体成型することで構成されており、歯部3bはプッシ
ュボタン3aの回りに45°の角度で等配して設けられ
ている。そして、アーム部3は、それぞれの歯部3bを
フロントハンドル4aの裏側に歯部3bと整合して設け
た溝部11に噛合させることで、ハンドル部4に対して
45°毎に位置決めされるよう構成されている。また、
アーム部3は、図2に示すように、バックハンドル4b
とガード駆動部材5との間に収納された圧縮コイルばね
15により、ガード部6およびガード駆動部材5を介し
てフロントハンドル4aに向けて付勢されており、アー
ム部3に形成されたプッシュボタン3aを押して圧縮コ
イルばね15を圧縮させることで歯部3bが溝部11か
ら外れてアーム部3をアーム部支持軸回りに回動させる
ことができ、アーム部3を所定の位置に位置決めさせて
プッシュボタン3aを離すことにより歯部3bが溝部1
1に噛合い、ハンドル部4に対して45°毎に位置決め
されると共に保持される構造になっている。なお、図2
に示すように、プッシュボタン3aの裏側には、ガード
駆動部材5に形成された支持軸5cを嵌合させる軸孔3
cが形成されており、アーム部3は、バックハンドル4
bの環状溝12にガード駆動部材5のリング部5bを回
転自在に嵌合して、該ガード駆動部材5の支持軸5cに
軸孔3cを嵌合することで、支持軸5cに回動自在に軸
支されるようにして構成されている。また、アーム部3
には、図2に示すように、ロータリーブレード2を軸支
するシャフト16を回転自在に支持するシャフト孔3d
が形成されている。
【0012】次に、ガード部6およびガード駆動部材5
について説明する。ガード部6は、図2に示すように、
略長丸状のプレートの上面に、アーム部3の側面3eに
案内させるようにして対向する一対のガイド部6aが形
成されると共に、該長丸状のプレートに、ガード駆動部
材5のダイヤル5a上面に形成された突起状の係合部5
dに係合するようにして係合孔6bが形成されており、
ガード駆動部材5のダイヤル5aを回転することで、係
合部5dと係合孔6bの斜面6cとの接触部に力F(図
4参照)が作用され、ガイド部6aがアーム部3の側面
3eに案内されてスライド移動する構造になっている。
また、ガード部6には、図2に示すように、ガード駆動
部材5に形成された前述した支持軸5cを挿通させるた
めの長孔6dと、ロータリーブレード2を軸支するシャ
フト16を貫通させるための長孔6eとが設けられ、さ
らに、ガード部6の下面には、ロータリーブレード2の
切刃のハンドル部4側部分をガードするブロック6fが
形成されている。なお、図2および図4に示すように、
ガード部6の係合孔6bには、該両端部にガード駆動部
材5の係合部5dを係止する係止部6gが形成されてい
る。
【0013】また、クラフトカッター1は、図2に示す
ように、バックハンドル4bの環状溝12の内側面とガ
ード駆動部5のリング部5bとの間に圧縮コイルばね1
5を内挿してガード駆動部材5を嵌合して(図5および
図6参照)、ガード部6に形成された長孔6dにガード
駆動部材5の支持軸5cを挿通させると共にガード駆動
部材5の係合部5dをガード部6に形成された係合孔6
bに係合し、ガード部6の長孔6dから突出したガード
駆動部材5の支持軸5cにアーム部3の軸孔3cを挿入
させると共にガード部6に形成された一対のガイド部6
aがアーム部3の側面3eに案内されるようにしてアー
ム部3を配置する。そして、クラフトカッター1は、ア
ーム部3に形成されたプッシュボタン3aにフロントハ
ンドル4aのプッシュボタン挿通孔10を挿通させると
共にフロントハンドル4aの溝部11にアーム部3のプ
ッシュボタン3aの回りに配設された歯部3bを噛合さ
せて、フロントハンドル4aとバックハンドル4bとを
締結させることにより形成される構造になっている。ま
た、クラフトカッター1は、プッシュボタン3aが押さ
れていない状態では、図7に示すように、ガード駆動部
材5とバックハンドル4bとの間に圧縮コイルばね15
の圧縮方向の所定の間隔(図7中のH)を有しており、
プッシュボタン3aを押すことで、図8に示すように、
アーム部3、ガード部6およびガード駆動部材5がスト
ロークされてアーム部3の歯部3bとフロントハンドル
4aの溝部11との噛合が外れることにより、アーム部
3がハンドル部4に対して回動される構造になってい
る。なお、アーム部3は、図1に示すように、アーム部
3とハンドル部4とが直線状に位置される0°(図9お
よび図10参照)を基準に、45°毎に+90°(図1
2参照)から−90°(図14参照)まで位置決め可能
に形成されている。また、クラフトカッター1には、ガ
ード部6が退避された際のアーム部3の回動動作を規制
するインターロック機構が設けられており、図6に示す
ように、ガード部6を退避させた場合には、ガード駆動
部材5のダイヤル5a下面とバックハンドル4bとの間
隙17にガード部6に形成されたブロック6fを介在さ
せる構造になっている。そして、この状態でプッシュボ
タン3aが押圧された際には、ガード部6のブロック6
fとバックハンドル4bの先端部が干渉することで、ア
ーム部3、ガード部6およびガード駆動部材5のストロ
ークを規制して、歯部3bと溝部11との噛合を解放さ
せない構造になっている。
【0014】なお、ロータリーブレード2は、中心部に
六角形の軸孔2aを設けており、図2に示すように、該
軸孔2aにシャフト16に形成された六角柱状のブレー
ド嵌合部16aを嵌合して、シャフト16をガード部6
の長孔6eを挿通させると共にアーム部3のシャフト孔
3dにシャフト16の支持部16bを嵌合し、さらに、
シャフト16の先端部に形成されたねじ部16cにスプ
リングワッシャ18を介してねじ部材19を螺合するこ
とにより、アーム部3に装着される構造になっている。
また、ガード駆動部材5のダイヤル5aの外周部には、
所定の間隔で設けられた凹凸が形成されており、これに
よりダイヤル5aを回転する際の操作性が向上される構
造になっている。
【0015】このような構成において、本実施の形態の
クラフトカッター1の作用について説明する。まず、ク
ラフトカッター1のアーム部3を回動させる操作につい
て説明する。
【0016】(1)まず、アーム部3を位置決めするた
めに、安全装置としてのガード部6を進出させること
で、ガード部6が退避されている際のアーム部3の位置
決め操作を規制するインターロック機構を解除させる。
まず、図4の(b)に示すように、ガード部6が退避さ
れた状態でダイヤル5aを時計回りに回転させると、ダ
イヤル5a上面に形成された係合部5dが係合孔6bの
図4中の下方に位置する係止部6gから外れてダイヤル
回転軸を中心に回転されることで、ガード部6に形成さ
れた係合孔6bの斜面6cにおける係合部5dとの接触
部に力F(図4の(c)参照)が作用され、ガード部6
がガイド部6aをアーム部3の側面3eに案内させて進
出方向にスライド移動され、これにより、ロータリーブ
レード2の切刃がガード部6にガードされて(図4の
(a)および図9参照)、同時にインターロック機構が
解除される。なお、ガード部6が所定位置まで進出する
ことで係合部5dが図4中の上方に位置する係止部6g
に係止されるので、ガード部の先端部が押されてもガー
ド部6が退避方向に不用意にスライド移動されることが
ない。
【0017】(2)次に、プッシュボタン3aを押圧す
ると、図8に示すように、アーム部3、ガード部6およ
びガード駆動部材5を介して圧縮コイルばね15が圧縮
されることで、アーム部3、ガード部6およびガード駆
動部材5が図7中の間隔Hをストロークして、アーム部
3の歯部3bとフロントハンドル4aの溝部11との噛
合が解放されることにより、プッシュボタン3aが押さ
れている間、アーム部3をハンドル部4に対して回動さ
せることができる。また、アーム部3の歯部3bとフロ
ントハンドル4aの溝部11とは45°毎に噛合するの
で、所望の角度に位置決めさせてプッシュボタン3aか
ら指を離すことでアーム部3、ガード部6およびガード
駆動部材5が圧縮コイルばね15に押し戻されて、アー
ム部3の歯部3bとフロントハンドル4aの溝部11と
が噛合されることによりアーム部3を所望の角度に保持
することができる。そして、アーム部3を位置決めして
保持した後、図4の(a)に示すように、ガード部6が
進出された状態でダイヤル5aを反時計回りに回転させ
ると、ダイヤル5aの上面に形成された係合部5dが係
合孔6bの係止部6gから外れてダイヤル回転軸を中心
に回転して、ガード部6がガイド部6aをアーム部3の
側面3eに案内させて退避方向にスライド移動すること
で、ロータリーブレード2の切刃が突出されて(図4の
(b)および図10参照)被裁断物20(図11ないし
図14参照)を裁断することができる。
【0018】次に、インターロック機構の作用について
説明する。前述したように、アーム部3を回動させるに
は、プッシュボタン3aを押すことにより、アーム部
3、ガード部6およびガード駆動部材5を図7に示す間
隔Hの間をストロークさせて、アーム部3の歯部3bと
フロントハンドル4aの溝部11との噛合を解放させ
る。本実施の形態のインターロック機構は、ガード部6
が退避してロータリーブレード2の切刃が突出されてい
る際に、図6に示すように、ガード駆動部材5とバック
ハンドル4bとの間隙17にガード部6に形成されたブ
ロック部6fを介在させることで、アーム部3、ガード
部6およびガード駆動部材5のストローク、つまり、ア
ーム部3の歯部3bとフロントハンドル4aの溝部11
との噛合が解放されるのを阻止することにより、ロータ
リーブレード2の切刃が突出された状態でのアーム部3
の位置決め操作を規制することができる。
【0019】したがって、本実施の形態のクラフトカッ
ター1は、プッシュボタン3aを押すことでアーム部3
に形成された歯部3bとフロントハンドル4aに形成さ
れた溝部11との噛合が解放されてアーム部3を回動さ
せることができ、45°毎に歯部3bと溝部11とが噛
合されてアーム部3を位置決めして保持することができ
るので、作業者は、アーム部3を図1および図11に示
す45°に位置決め保持してハンドル部4を被裁断物2
0と平行に握持することにより、アーム部3と被裁断物
20との成す角度が45°になり、裁断部を目視しなが
らの直線状の裁断が容易にでき、また、アーム部3を図
1および図12に示す90°に位置決め保持してハンド
ル部4を被裁断物20と平行に握持することにより、ア
ーム部3と被裁断物20との成す角度が90°になり、
ターンを多用した裁断を容易に行うことができる。さら
に、作業者が左利きの場合には、アーム部3を図1に示
す−45°に位置決め保持してハンドル部4を被裁断物
20と平行に握持することにより、ガード部6に視界を
遮られることなく裁断部を目視しながらの直線状の裁断
が容易にでき、また、アーム部3を図1に示す−90°
に位置決め保持してハンドル部4を被裁断物20と平行
に握持することにより、ターンを多用した裁断を容易に
行うことができる。なお、本実施の形態のクラフトカッ
ター1では、歯部3bをプッシュボタン3aの回りに4
5°の角度で等配して設けたが、例えば、歯部3bを3
0°の角度で等配して設けると共に、フロントハンドル
4aに溝部11を歯部3bと整合させて設けて、ハンド
ル部4に対してアーム部3を30°毎に位置決めして保
持するよう構成してもよい。また、ロータリーブレード
2のガード部6と反対側の側面と裁断面20との間に障
害物がないので、直線状に裁断する際には、ロータリー
ブレード2の端面を定規に沿わせることで、被裁断物2
0の縁の形状を見栄えよく仕上げることができる。
【0020】また、本実施の形態のクラフトカッター1
は、ガード部6を退避させた状態でのアーム部3の位置
決め操作を規制したので、ロータリーブレード2の切刃
が突出されている状態でのアーム部3の位置決め操作を
規制して、アーム部3の位置決め操作の安全を確保する
ことができる。さらに、ガード部6の係合孔6bの両端
部に、係合部5dを係止する係止部6gを形成して、ガ
ード部6が進出および退避された状態で、ガード駆動部
材5に形成された係合部5dが係止部6gに係止される
よう構成したので、作業中や収納時に不用意にガード部
6がスライド移動するのを防止して、クラフトカッター
1の安全を確保することができる。
【0021】
【発明の効果】本発明のうち請求項1に記載の発明によ
れば、ロータリーブレードが装着されたアーム部を任意
に位置決めして保持できるので、例えばアーム部を45
°に位置決めして保持することで、直線状の裁断をハン
ドル部を被裁断物と平行に保った状態で容易に裁断する
ことができ、また、アーム部を90°に位置決めして保
持することで、小さなターンを多用した裁断をハンドル
部を被裁断物と平行に保った状態で容易に裁断すること
ができる。さらに、作業者が左利きの場合においても、
ガード部が視界を遮ることで裁断部が目視しずらいよう
なことがなく、直線状の裁断およびターンを多用した裁
断をハンドル部を被裁断物と平行に保った状態で容易に
裁断することができる。
【0022】また、本発明のうち請求項2に記載の発明
によれば、ガード部が退避された状態でのアーム部3の
位置決め操作を規制したので、ロータリーブレードの切
刃が突出されている状態でのアーム部の位置決め操作を
防止して、位置決め操作を安全に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のクラフトカッターの説明図であ
る。
【図2】本実施の形態のクラフトカッターを分解した斜
視図である。
【図3】本実施の形態のクラフトカッターのフロントハ
ンドルに形成された溝部を示す説明図である。
【図4】本実施の形態のクラフトカッターのガード部が
スライド移動する機構を説明するための図で、(a)は
ガード部が進出された状態を示し、(b)はガード部が
退避された状態を示し、(c)は一部の拡大図である。
【図5】本実施の形態のクラフトカッターにおける、ガ
ード部が進出された状態を示す一部を断面にした側面図
である。
【図6】本実施の形態のクラフトカッターにおける、ガ
ード部が退避された状態を示す一部を断面にした側面図
である。
【図7】本実施の形態のクラフトカッターにおける、プ
ッシュボタンが押される前の状態を示す一部を断面にし
た側面図である。
【図8】本実施の形態のクラフトカッターにおける、プ
ッシュボタンが押された状態を示す一部を断面にした側
面図である。
【図9】本実施の形態のクラフトカッターの正面図で、
特に、アーム部の角度が0°でガード部が進出された状
態を示す図である。
【図10】本実施の形態のクラフトカッターの正面図
で、特に、アーム部の角度が0°でガード部が退避され
た状態を示す図である。
【図11】本実施の形態のクラフトカッターの正面図
で、特に、アーム部の角度が45°の状態を示す図であ
る。
【図12】本実施の形態のクラフトカッターの正面図
で、特に、アーム部の角度が90°の状態を示す図であ
る。
【図13】本実施の形態のクラフトカッターの正面図
で、特に、アーム部の角度が−45°の状態を示す図で
ある。
【図14】本実施の形態のクラフトカッターの正面図
で、特に、アーム部の角度が−90°の状態を示す図で
ある
【図15】従来のクラフトカッターの説明図である。
【図16】従来のクラフトカッターの説明図で、特に、
ガード部を装備したクラフトカッターを示す図である。
【符号の説明】
1 クラフトカッター 2 ロータリーブレード 3 アーム部 4 ハンドル部 6 ガード部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータリーブレードを装備するクラフト
    カッターにおいて、 一端がハンドル部に軸支され他端にロータリーブレード
    が装着されるアーム部と、ロータリーブレードをガード
    して進退可能に設けられたガード部とを具備して、前記
    ハンドル部に対して前記アーム部の角度を任意に位置決
    めして保持することを特徴とするクラフトカッター。
  2. 【請求項2】 前記ガード部を退避させた状態での前記
    アーム部の回動動作を規制することを特徴とする請求項
    1に記載のクラフトカッター。
JP30905099A 1999-10-29 1999-10-29 クラフトカッター Expired - Fee Related JP3893578B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30905099A JP3893578B2 (ja) 1999-10-29 1999-10-29 クラフトカッター
US09/691,111 US6460254B1 (en) 1999-10-29 2000-10-19 Cutter
EP00122352A EP1095743B1 (en) 1999-10-29 2000-10-24 Cutter
DE60000854T DE60000854T2 (de) 1999-10-29 2000-10-24 Schneidegerät
AU69565/00A AU771105B2 (en) 1999-10-29 2000-10-26 Cutter
CNB001347373A CN1195609C (zh) 1999-10-29 2000-10-27 刀具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30905099A JP3893578B2 (ja) 1999-10-29 1999-10-29 クラフトカッター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001120860A true JP2001120860A (ja) 2001-05-08
JP3893578B2 JP3893578B2 (ja) 2007-03-14

Family

ID=17988278

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30905099A Expired - Fee Related JP3893578B2 (ja) 1999-10-29 1999-10-29 クラフトカッター

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6460254B1 (ja)
EP (1) EP1095743B1 (ja)
JP (1) JP3893578B2 (ja)
CN (1) CN1195609C (ja)
AU (1) AU771105B2 (ja)
DE (1) DE60000854T2 (ja)

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6675485B1 (en) * 2002-09-27 2004-01-13 Shih-Chin Shih Artistic knife with adjustable handle
JP4272032B2 (ja) * 2003-10-22 2009-06-03 クロバー株式会社 円板状刃を備えた手工具
US7591072B2 (en) * 2004-10-15 2009-09-22 Stravitz David M Cutting devices
US20080282551A1 (en) * 2004-10-15 2008-11-20 Stravitz David M Cutting Devices
US7231718B2 (en) * 2005-01-28 2007-06-19 James Timothy Outen Multi-position locking tool
US7415915B2 (en) * 2005-04-05 2008-08-26 Elmer's Products, Inc. Cutting system having an interchangeable rotary blade cartridge
US7434319B2 (en) * 2005-08-01 2008-10-14 Chen Lin Tsai-Lian Circular cutter
US7290340B2 (en) * 2005-08-05 2007-11-06 Tsai-Lian Chen Lin Circular cutter
NL1033944C2 (nl) * 2007-06-06 2008-12-09 Gijsbert Van Dusschoten Kappersgereedschap.
US20100071522A1 (en) * 2008-09-22 2010-03-25 Pattie Otto Universal Rotary Blade for Fabric Embellishment
US20100263219A1 (en) * 2008-12-17 2010-10-21 Kempker Jeffrey A Tool with ergonomic handle and replaceable cutter head
CN102092050B (zh) * 2009-12-11 2012-09-05 钟敏 转动刀
US9009981B2 (en) 2010-09-01 2015-04-21 Elwood Dean Quimby Utility knife blades having multiple cutting portions and securing connections
US8950077B2 (en) 2010-09-01 2015-02-10 Elwood Dean Quimby Utility knife apparatus with blades having multiple cutting portions
US8978257B2 (en) 2010-09-01 2015-03-17 Elwood Dean Quimby Utility knife with a blade having multiple cutting portions
US8667696B2 (en) 2010-10-23 2014-03-11 Ronald J. Zdroik Rotary cutter
US8549754B2 (en) * 2011-03-21 2013-10-08 Hubert J. Bung Rotating head multi-angled cutting knife
US20120304472A1 (en) * 2011-06-02 2012-12-06 Simon Medhurst Multi-angle hand held cutting tool
US8590163B1 (en) * 2011-10-28 2013-11-26 Gracewood Sales, LLC Rotary cutter guard and safety light assembly
US8984736B2 (en) * 2012-08-10 2015-03-24 Therapeutic Recreation Systems, Inc. Prosthetic device for handling a ball
US9186171B2 (en) * 2012-09-07 2015-11-17 Exsurco Medical, Inc. Power operated debridement tool with disk knife blade
USD907205S1 (en) 2012-09-07 2021-01-05 Exsurco Medical, Inc. Power operated rotary excision tool
US10537356B2 (en) 2014-06-16 2020-01-21 Exsurco Medical, Inc. Power operated rotary excision tool
US10022146B2 (en) 2015-05-29 2018-07-17 Exsurco Medical, Inc. Power operated rotary excision tool
US9278459B2 (en) * 2012-12-17 2016-03-08 Fiskars Brands, Inc. Rotary blade replacement apparatus and method
US20190337175A1 (en) * 2018-05-01 2019-11-07 Pei-Keng Liu Cutting device
CN110576457A (zh) * 2018-06-11 2019-12-17 杭州巨星科技股份有限公司 具有剪刀功能的手动刀
US11833701B2 (en) * 2021-04-30 2023-12-05 Fiskars Finland Oy Ab Blade receiver assembly and cutting device

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3711945A (en) 1971-05-12 1973-01-23 R Cronheim Pie cutter and server
US4100677A (en) * 1977-02-15 1978-07-18 Jeff Adolph L Precision cutting tool
USRE32501E (en) * 1981-09-29 1987-09-15 Okada Kogyo Kabushiki Kaisha Rotary cutter
DE9003291U1 (ja) 1990-03-21 1990-07-26 Weschenfelder, Ralf, 7529 Forst, De
US5355588A (en) 1992-01-15 1994-10-18 Fiskars Inc. Rotary cutting blade assembly for a hand-held cutter
US5144749A (en) 1992-03-30 1992-09-08 Chen Chien Tang Utility knife
US5493781A (en) * 1992-04-17 1996-02-27 Kai R&D Center Co., Ltd. Cutter
GB9314163D0 (en) * 1993-07-08 1993-08-18 Black & Decker Inc Chop/table saw arrangement
US5463942A (en) * 1994-02-08 1995-11-07 Regal Ware, Inc. Motorized tool for slicing and tenderizing foods and method
US5400512A (en) * 1994-03-01 1995-03-28 Brush; Jerry L. Windshield molding removing knife
US5765289A (en) * 1996-12-20 1998-06-16 Fiskars Inc. Rotary cutter
JP3343506B2 (ja) * 1998-04-16 2002-11-11 株式会社貝印刃物開発センター 円形刃式カッターにおける保護部材ロック装置
US6282794B1 (en) * 1998-05-27 2001-09-04 Young-Keun Cho Rotary cutter with a blade cartridge

Also Published As

Publication number Publication date
JP3893578B2 (ja) 2007-03-14
EP1095743A1 (en) 2001-05-02
US6460254B1 (en) 2002-10-08
DE60000854T2 (de) 2003-08-28
CN1195609C (zh) 2005-04-06
EP1095743B1 (en) 2002-11-27
AU771105B2 (en) 2004-03-11
DE60000854D1 (de) 2003-01-09
AU6956500A (en) 2001-05-03
CN1295908A (zh) 2001-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001120860A (ja) クラフトカッター
US3946487A (en) Tools for cutting
US9550301B2 (en) Safety cutter apparatus
EP3192620B1 (en) Miter saw
EP2452781B1 (en) Staple gun wire guide
JP4898354B2 (ja) チェーンソー
JPH05318408A (ja) プランジルーター
JP2007118230A (ja) 切断機
US3118227A (en) Tube cutting device
JP4468007B2 (ja) レシプロソー
US20120160072A1 (en) Worktable for circular saws
EP3792023A2 (en) Saw
JP3253655B2 (ja) 卓上丸鋸盤
US10179417B2 (en) Cutting tool
KR102024040B1 (ko) 다기능 줄자
RU2796544C2 (ru) Труборез
JP4368555B2 (ja) 電動工具
JPH0317604B2 (ja)
JP7361433B1 (ja) 円形刃用のホルダ
JP2584058Y2 (ja) ジグソーの刃具保持具
JPH10217055A (ja) 簡易型傾斜円テーブル
JP2011143525A (ja) 切断作業工具
WO2008016720A2 (en) Utility knife
JP2512450Y2 (ja) 切削加工機のダイヘッド
JP2001163442A (ja) ストッパユニットおよび旋回装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061005

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061018

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061030

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101222

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131222

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131222

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141222

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees