JP2740026B2 - 画像形成装置の光学系ミラー防振構造 - Google Patents

画像形成装置の光学系ミラー防振構造

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は画像形成装置の光学系ミラーの振動を抑制す
る防振構造に関する。
〔従来の技術〕
複写機等の画像形成装置は光学系ミラーを用いて原稿
の走査を行うとともに、感光体ドラムを露光して静電潜
像を形成するようになされている。
ところで、上記光学系ミラー等の駆動用モータはコギ
ングによってトルクリップルの振動を生じるため、この
振動周波数と上記ミラーあるいはミラーの支持枠の固有
(共振)振動数が一致して共振し、感光体ドラム上の画
像(静電潜像)がぶれることがある。また、通常、支持
枠にミラーを固定しているので、ミラーが支持枠からの
振動を受け易く、共振時には振動が更に大きくなる。
この対策として、上記モータの回転数を上げてモータ
の振動周波数をミラー等の固有振動数からずらすことが
考えられるが、回転数の上昇に伴いモータの消費電力が
増え、モータ温度が上昇する。一方、ミラーあるいは支
持枠の剛性を増やして上記固有振動数をモータの振動周
波数からずらすことも考えられるが、剛性を増やすため
にはミラーを厚くしたり、支持枠を補強する必要があ
り、光学系ミラーの重量が増える。従って、駆動用モー
タのパワーを大きくする必要が生じる。
一方、特開昭60−244921号公報に示すように、ミラー
の非反射面側(裏側)に緩衝部材および金属部材を重合
することにより、ミラーの振動を抑えたものが提案され
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
特開昭60−244921号公報の防振構造にあっては、ミラ
ーの前後方向のたわみ振動を抑えることができるが、短
幅方向の振動は十分に抑えることができないとともに、
光学系ミラーの重量が増大することになる。また、上述
した特開昭60−244921号公報では、緩衝部材および金属
部材からなる防振機構を数箇所に並設したものも提案さ
れている。この場合、重量を軽減することはできるが、
個々の防振機構の取り付け誤差によってミラーの平面性
が損われる虞れがある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、ミラー
の振動を抑えることができる画像形成装置の光学系ミラ
ー防振構造を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、光学系ミラー
を走査して露光する画像形成装置において、上記ミラー
の短幅両側にそれぞれ介設された振動を吸収する防振部
材と、該防振部材を上記ミラーと該ミラーの支持枠間に
挟む挟持手段とを備えたものである。
〔作用〕
上記構成の画像形成装置の光学系ミラー防振構造によ
れば、防振部材がミラーと該ミラーの支持枠間に挟ま
れ、ミラーの振動が抑制される。
〔実施例〕
第3図は本発明に係る光学系ミラー防振構造を備えた
画像形成装置の一実施例の構成図である。
画像形成装置はその上面にコンタクトガラス22および
原稿押え23を有し、内部には光学系Lおよび像形成手段
Pを備えている。
上記光学系Lはハロゲンランプ14と反射板15とミラー
16からなる第1移動体1、第1ミラー3と第2ミラー4
からなる第2移動体2、固定ミラー24およびレンズ部25
から構成されている。
上記第1,第2移動体1,2は、第4図に示すように、各
前後端を円柱状のガイドレール17,18上にスライド自在
に支持され、駆動モータ19および駆動機構20,21により
上記ガイドレール17,18に沿って往復動されるようにな
されている。そして、この第1,第2移動体1,2の往復動
によりハロゲンランプ14(第4図では便宜上、示してい
ない)等からの光がコンタクトガラス22上の原稿に反射
し、ミラー16およびミラー3,4を経てレンズ部25に導か
れた後、固定ミラー24を経て下記感光体ドラム26を露光
する。
上記像形成手段Pは感光体ドラム26、帯電装置27、ブ
ランクランプ28、現像装置29、転写装置30、分離装置31
およびクリーニング装置32等を備え、感光体ドラム26の
静電潜像を用紙に転写するようにしている。さらに、給
紙機構としては、その給送方向の上流から順に、複数の
給紙カセット33a,33b、給紙ローラ34a,34b、搬送ローラ
対35,36およびレジストローラ対37が配設され、これに
より用紙が感光体ドラム26に給紙されて転写が行われ
る。そして、転写後の用紙の定着、排出機構として、搬
送ベルト38、定着装置39、排出ローラ40および排紙トレ
イ41等が配設されている。
次に、上記第2移動体2に設けられた第1ミラー3お
よび第2ミラー4の防振構造について第1図および第2
図を用いて説明する。なお、第1,第2ミラー3,4はそれ
ぞれ長手方向の両端部で支持枠9に、例えば3点支持に
より固定されている。また、支持枠9は軽量化のため、
第1,第2ミラー3,4の後面全面に設けられているのでは
なく、第2図の二点鎖線に示すように、下記支持面91
(92)に沿って短幅に形成されるとともに、挟持部材5
(10)に対応する部分のみ上方に突設するようになされ
ている。
第1ミラー3には、その短幅両側にそれぞれゴム等か
らなる防振部材6および防振部材7,7が設けられてい
る。そして、挟持部材5の折曲部5aおよび支持枠9の支
持面91によって第1ミラー3が防振部材6,7を介して適
圧で挟まれる。上記挟持部材5は所定幅、且つ断面L字
状に形成され、支持枠9の長手方向中央部分にビス8で
固定されている。
第2ミラー4には、その短幅両側にそれぞれゴム等か
らなる防振部材11および防振部材12が設けられている。
そして、挟持部材10の折曲部10aおよび支持枠9の支持
面92によって第2ミラー4が防振部材11,12を介して適
圧で挟まれる。上記挟持部材11は所定幅、且つ断面L字
状に形成され、支持枠9の長手方向中央部分にビス13で
固定されている。
このように、第1,第2ミラー3,4においてそれぞれ挟
持部材5(10)と支持枠9の支持面91(92)間に防振部
材6,7(11,12)を介在させることにより、剛性が増加
し、第1ミラー3の固有(共振)振動数が高域側にずれ
る。すなわち、例えば第1ミラー3が駆動モータ19等の
振動により90Hzで共振していた場合、上記防振機構を設
けたことにより、第1ミラー3の共振振動数が120Hzに
変わる。従って、駆動モータ19等の振動周波数とずれ、
共振しなくなる。
なお、防振部材7,12は、第2図に示すように、支持枠
9の長手方向両端側の2箇所に設けてもよく、第1,第2
ミラー3,4と支持枠9の支持面91,92間に一様に充填され
るように設けてもよい。また、挟持部材5,10の固定位置
は第1,第2ミラー3,4の長手方向中央部分が望ましい
が、それ以外の位置であってもよい。さらに、本実施例
では、第2移動体2に防振構造を設けたが、第1移動体
1のミラー16も同様に防振構造を設けて、上述した第2
移動体2と同様の効果を得ることもできる。
〔発明の効果〕
本発明は、ミラーの平面性が損われることなく、ミラ
ーがモータ等の振動に共振することを防ぐことができ、
従って画像のぶれを防止することができる。また、ミラ
ーの振動が抑えられるとともに、支持枠からミラーへの
振動の伝達を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る光学系ミラー防振構造の一実施例
の要部を示す断面図、第2図は本発明に係る光学系ミラ
ー防振構造のA矢視図、第3図は本発明に係る防振構造
を用いた画像形成装置の一実施例の構成図、第4図は本
発明に係る防振構造を用いた画像形成装置の光学系の斜
視図である。 1……第1移動体、2……第2移動体、3……第1ミラ
ー、4……第2ミラー、5,10……挟持部材、6,7,11,12
……防振部材、8,13……ビス、9……支持枠、19……駆
動モータ、91,92……支持枠の支持面、L……光学系。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学系ミラーを走査して露光する画像形成
    装置において、上記ミラーの短幅両側にそれぞれ介設さ
    れた振動を吸収する防振部材と、該防振部材を上記ミラ
    ーと該ミラーの支持枠間に挟む挟持手段とを備えたこと
    を特徴とする画像形成装置の光学系ミラー防振構造。
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