JP2739773B2 - 二層二軸延伸コポリエステルフィルム - Google Patents

二層二軸延伸コポリエステルフィルム

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 (1)発明の分野 本発明は、コンデンサー誘電体フィルムとして用いる
ための低収縮特性及び良好な熱的性質を有する二層二軸
延伸コポリエステルフィルムに関するものである。更に
詳しくは、本発明のフィルムは、良好な巻取特性、なら
びに先に巻取られた部分上でフィルムを滑らせることが
できる(即ち、不粘着性である)スリップ性を有してい
なければならず、また、最小の層間距離を有していなけ
ればならない。上記特性に加えて、本発明のフィルム
は、機械的強度、特に剛性(引張弾性率)を有してお
り、厚さを薄くすることができるので、本発明フィルム
はコンデンサー誘電体として極めて有用である。
(2)従来技術 多くの従来技術文献は、コンデンサー用の材料として
用いることができる申し分のないポリマーフィルムを開
示している。しかしながら、本発明の抜群の特性を有す
る市販のフィルムは存在していない。従来技術によるフ
ィルムの主な欠点は熱安定性である。表面に取り付けら
れているアセンブリーと共に、誘電体フィルムを組込ん
でいるコンデンサーを約260℃のはんだ浴中に浸漬して
コンデンサーのリード線を回路板にはんだ付けしなけれ
ばならないので、熱安定性は重要である。大部分の従来
技術フィルムは、はんだ浴に対する暴露中に起こるか又
は暴露の少し後に起こる溶融及び/又は収縮によって有
用ではなくなってしまう。従来法における収率は特に低
いので、これらのフィルムコンデンサーを用いる回路の
コストは禁止的な程高い。従って、回路製造者は、誘電
体特性が劣るセラミックコンデンサーで間に合わせなけ
ればならない。
厚さが薄い場合における熱安定性及び機械的強度(剛
性)に関する同様な特性も又、高速でのシャープな画像
及び大きなカセットテープ容量を提供するための熱転写
印刷リボン用改良ベースフィルムに関して要求される。
従って、コンデンサー誘電体に適する容易に巻取ること
ができるフィルムも又、熱転写リボンベースとして有用
である。
コンデンサー誘電体フィルムのもう1つの望ましい特
性は低吸水性である。金属化層の腐食によるコンデンサ
ーの劣化を遅延させることから、低い吸水性は重要であ
る。本発明によると、温度23℃、相対湿度50%におい
て、フィルムの吸水性は、0.1重量%未満、好ましくは
0.06重量%未満が可能である。
Katohらによって1989年10月17日に出願された欧州特
許出願第423,402号では、コンデンサー用及び熱転写リ
ボン用材料として有用であるとされている熱可塑性ポリ
マーフィルムが開示されている。前記特許では、ポリマ
ー支持体はポリエステル、ポリフェニレンスルフィド、
ポリアミド、ポリスルホン、及びポリビニリデンフルオ
リドであることができる、ことが開示されている。これ
らのポリマーのいくつかは良好な熱特性を有している
が、それらは、製造コストが非常にかかり且つ比較的不
良な機械的性質を有するか、又は比較的高い吸水性を有
するかのいずれかであるので、コンデンサーフィルム又
は熱転写リボンに関する前記ポリマーの有用性は実用的
ではない。
ポリマーを一層熱安定性にしようとする試みにおいて
は、特に、ポリエステルポリマー、ポリエチレンナフタ
レート/4,4′−ジメチルビベンゾエートのコポリマーが
以下に示したように説明されている。
米国特許第3,008,934号では、酸誘導単位として4,4′
−ビベンゾエートと、2,6−ナフタリックジカルボキシ
レートを含む他のジカルボキシレートのホストとを含む
コポリエステルが開示されている。また、前記特許で
は、これらのコポリエステルから調製された延伸繊維及
び延伸フィルムも開示されているが、二軸延伸PENBBフ
ィルムは開示または構想されていない。特に、PETフィ
ルムに比べて、縦方向及び横方向の両方における改良さ
れた剛性(引張弾性率)及び引張強さ、ならびに熱安定
性、UV安定性、疎水性、寸法安定性、及びガス不透過性
を有する前記フィルムは、米国特許第3,008,934号では
開示されていない。
帝人による日本国特許第50 135333号では、4,4′−ジ
メチルビベンゾエート含量0.5−20モル%を有するポリ
エチレンナフタレートのコポリエステルから成る繊維材
料が説明されており、また、20モル%を超える含量で
は、生成するポリマーの融点(約237℃)がポリエチレ
ンテレフタレート(PET)ポリエステルの融点に比べて
有意に低くくなるので(熱安定性も低下することを意味
している)、不利であることが記載されている。特に、
この特許は、ポリ−2,6−ナフタレート中において4,4′
−ジメチルビベンゾエートを非常に小さなモル%(0.5
−3モル%)で用いると、PETに比べて高い融点となる
ので、加工中の熱安定性が得られる。従って、この引例
に記載されているように、4,4′−ジメチルビベンゾエ
ートの%が増加すると、融点及び熱安定性が低下する。
優れた熱安定特性を有し、且つ必要な機械的強度、特
に当業者が、コンデンサーフィルムとして用いることが
可能なフィルムを製造することができる十分な改良剛性
(引張弾性率)を有する熱可塑性樹脂ポリマーに関する
ニードが現在も存在している。
発明の概要 本発明は、4,4′−二安息香酸のコポリマー又は4,4′
−ジメチルビベンゾエートのコポリマー中に二酸又は二
エステル分を少なくとも約25モル%及び異なった二酸又
は二エステルから作られる残部を有する二軸延伸PENBB
コポリエステルフィルムに関するものである。前記コポ
リエステルは、例えばコンデンサー誘電体製造工業にお
いて公知であるはんだ浴に耐えることができる融点を有
していなければならない。即ち、コポリエステルフィル
ムは溶融又は収縮してはいけない。
本発明によると、収縮は150℃で0.5%未満が可能であ
り、好ましくは収縮が0.3%又はそれ未満のフィルムが
可能である。
更に、コンデンサー誘電体にとって有用なコポリエス
テルフィルムは、良好な巻取特性、スリップ性、ならび
に機械的強度、特に超薄フィルムを作るための剛性も有
していなければならない。コンデンサーにおいて誘電体
として用いられるコンデンサーの静電容量は、誘電体の
誘電体率に比例し、フィルムの厚さの平方に反比例する
ので、ポリマーフィルムの厚さを薄くすることは有利で
ある。誘電体が同じ場合は、フィルムの厚さを薄くする
と、一層小さくて容量の大きなコンデンサーを製造する
ことができる。
厚さに加えて、コンデンサーで用いられるフィルム
は、良好な取扱適性を有している必要がある。純ポリエ
ステルフィルムは、一般的に、それ自体に関して滑らな
い。実際、前記フィルムは、必要以上に大きな力が用い
られない場合、通常は、フィルムの層は互いの上を滑ら
ない粘着を生起させる。前記の力は、しばしば、フィル
ムの平面を傷つけるか又は損ない、時には破損させるこ
とさえある。十分なスリップ性及びフィルムの良好な巻
取特性を提供するために、フィルムの表面上において、
微細な突起又はくぼみを用いることが知られている。フ
ィルム表面上のそのような突起又はくぼみは、熱可塑性
ポリマー中に微細な不活性充填剤粒子を混和することに
よって作られる。前記特性は、双峰性粒子分布によって
達成されるかもしれない。前記充填剤粒子は、上記欧州
特許出願第423,402号において開示されている。
1つの態様では、充填材の双峰性粒子分布を用いて、
十分なスリップ性及び良好な巻取特性を提供することが
できる。又、これらの粒子は、ポリマー樹脂との配合及
びその後のフィルム加工の際に、粉砕されて微細粒子と
なる凝集された微粒子の形態であることもできる。
任意のサイズにおけるコンデンサーのキャパシタンス
を更に増加させるためには、超薄金属化誘電体フィルム
の各層間の距離を狭めることも有利である。前記の事柄
は、滑り及び巻取りを容易にするために層Aが実質的に
滑らかで層Bのみが凸凹である二層二軸延伸コポリエス
テルフィルムを提供することによって、フィルムのスリ
ップ性及び巻取特性を損なわずに達成することができ
る。前記の粗/滑二層コポリエステルフィルムは、巻取
りを容易にするのに十分な量の粒子か又はより大きな粒
子を含むコポリエステル層Bと共に、全く粒状物質を含
まないか又は極めて微細な粒子のみを含むコポリエステ
ル層Aを同時押出することによって製造することができ
る。粒子は、コポリエステルの重量を基準として0.01−
5重量部の範囲で加えることができ、約0.01−約5μm
の平均粒径を有することができる。層AのRa値は≦10nm
であるべきであり、層BのRa値は>10nmであるべきであ
る。
最も広い意味において、本発明は、コンデンサー誘電
体又は熱転写印刷リボンベースに有用な二軸延伸PENBB
コポリエステルフィルムを含み、その場合、前記二軸延
伸コポリエステルフィルムは、4,4′−二安息香酸の二
酸又は二エステル分、又は4,4′−ジメチルビベンゾエ
ートエステルを少なくとも約25モル%有し、約10秒間少
なくとも約260℃又はそれ以上の熱処理に耐えるのに十
分な融点を有し;又、スリップ性及び良好な巻取特性を
提供するのに十分な1つ又はそれ以上の充填剤の有効量
がフィルムの少なくとも片側においてコポリエステル中
に混和されている。
図面の簡単な説明 図1は、2,6−ナフタレート及び4,4′−ビベンゾエー
トに基づく好ましいPENBBコポリエステルの溶融温度
の、4,4′−ビベンゾエートのモル二酸比に関する依存
を示すグラフである。
好ましい態様の説明 一般的に、本発明のPENBBコポリエステルは、当業に
おいて公知のように、少なくとも2つのジカルボン酸、
又はそれらのエステルと、適当なグリコール又はジオー
ルとを反応させることによって作る。前記反応によっ
て、コポリエステルのモノマー又はオリゴマーが生成さ
れる。次に、当業において公知のように、モノマー又は
オリゴマーを重縮合反応させてコポリエステルを生成さ
せる。
本発明のPENBBコポリエステルは、ジカルボン酸又は
それらのエステルから主に誘導される。前記ジカルボン
酸の少なくとも25モル%は下式: を有する4,4′−二安息香酸(又はそのエステル)であ
る。
コポリエステルの残部は、例えばテレフタル酸、イソ
フタル酸、フタル酸、ナフタレン−2,6−ジカルボン
酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、ジ−(4−フ
ェニル)−アセチレンジカルボン酸、1,2−ジ−(4−
フェニル)−エチレンジカルボン酸、セバシン酸、マロ
ン酸、アジピン酸、アゼライン酸、グルタル酸、スベリ
ン酸、琥珀酸など、又はそれらの混合物のような他のジ
カルボン酸又はそれらのエステルから作ることができ、
又はそれらの混合物を本発明において用いることができ
る。ナフタレレン−2,6−ジカルボン酸は、好ましい他
の二酸である。
本発明で用いられる適当なジオールとしては、エチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリ
コール、ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6
−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、1,10−
デカンジオール、シクロヘキサンジメタノールなどが挙
げられる。好ましいグリコールはエチレングリコールで
ある。
本発明の適当なコポリエステルとしては、例えばポリ
エチレンテレフタレート/4,4′−ビベンゾエート、ポリ
ブチレンテレフタレート/4,4′−ビベンゾエート、ポリ
プロピレンテレフタレート/4,4′−ビベンゾエート、ポ
リエチレンナフタレート/4,4′−ビベンゾエート、ポリ
エチレンテレフタレート/イソフタレート/4,4′−ビベ
ンゾエート、ポリエチレンテレフタレート/アジペート
/4,4′−ビベンゾエート、ポリエチレンテレフタレート
/スルホイソフタレート/4,4′−ビベンゾエートなどが
挙げられる。
二軸延伸PENBBフィルムにおいて望ましい機械的性質
を達成するために、押出後のPENBBポリマーのIV値(濃
度0.2g/dl及び温度25℃において、ペンタフルオロフェ
ノールとヘキサフルオロイソプロパノールとの重量比1:
1混合物中で測定した対数粘度数(inherent viscosit
y)は>0.5dl/g、好ましくは>0.55dl/gであることが推
奨される。
好ましい態様では、ポリエチレンナフタレートビベン
ゾエートコポリエステルは、エステル成分としてエチレ
ンナフタレート及び4,4′−ビベンゾエートか、又は酸
成分としてナフタレン−2,6−ジカルボン酸及び二安息
香酸をほぼ等モル含む。コポリエステルは、二酸又は二
エステルとジオールとの重縮合によって得られる。しか
しながら、反応動力学に影響を与えるために、過剰量の
ジオールを用いるのが有利かもしれない。二酸又は二エ
ステルとジオールとの反応後に、重縮合の好ましい態様
では、2つ又はそれ以上のジカルボン酸又はエステルの
混合物を、少なくとも2又は100モル%の対応ジオール
と混合する。当業において公知のように、エステル交換
触媒の存在下で、二酸又はそれらのエステル及びジオー
ルを均一に混合し、約200℃まで加熱する。前記反応に
よって、その後に行われる重縮合触媒の存在下での重縮
合反応に暴露されるモノマー又は低分子量ポリエステル
が生成する。更に、安定剤、酸化防止剤、艶消剤、顔
料、充填剤、帯電防止剤などをコポリエステルと共に均
一に混合することができる。粒状物質の添加は、それが
不活性である限りにおいては、好ましくは、エステル形
成又はエステル交換の前、その間、又はその直後に、い
ずれにせよ重縮合前に、エチレングリコールスラリー中
において行われる。より低粘度状態におけるこの添加に
よって、粒状物質の改良された分散が可能となる。
当業において公知のように、適当な触媒は、アンチモ
ン、マンガン、コバルト、マグネシウム、亜鉛、カルシ
ウムなどである。好ましいエステル交換触媒は、マンガ
ン及び/又はコバルトであると考えられる。好ましい重
縮合触媒は、アンチモン化合物である考えられる。前記
触媒は、従来技術において公知であり従来のものであ
る。
本発明の二層二軸延伸コポリエステルフィルムは、同
時押出によって製造することができる。その場合、極め
て微細な粒子を含まないか又はそれのみを含むコポリエ
ステル樹脂組成物Aと、より大きな粒子を含むコポリエ
ステル樹脂組成物Bとを加熱して分離押出機の中で溶融
状態とし、次に、混合ブロック又はデュアルマニホール
ドダイにおいて混合し、そして、磨かれた回転流延ドラ
ム上に、二層アモルファスシートの形態で押出す。ポリ
エステルのキャストシートを作るために、アモルファス
シートを迅速に冷却又は「急冷」する。キャストポリエ
ステルシートを流延ドラムから取り出し、次に、ガラス
転移温度と、低温結晶化温度(cold crystallization t
emperature)を超える約30℃との間の温度(両温度は示
差走査熱量計(DSC)によって容易にフィルムに関して
測定することができる)まで加熱しながら、一方向へ
と、即ちフィルムが走行する方向(縦方向、MD)か又は
縦方向に対して直角方向(横方向、TD)へと、軸方向に
延伸する。
本発明のコポリエステルフィルムは二軸延伸、即ち縦
方向と横方向とに延伸される。縦方向と横方向の総延伸
比は、1:2−1:10であり、好ましくは1:2.5−1:5であ
る。総延伸比の積は、1−30、好ましくは5−20である
べきである。十分な等方性を保証するために、複屈折が
<0.2、好ましくは<0.1であるように二軸延伸を行う。
ここで述べている複屈折とは、例えばアッベ屈折計、光
学台又は補償板のような普通の器具を用いて測定され
た、フィルム平面における最大屈折率と最小屈折率との
差の絶対値である。
フィルムを延伸した後、ヒートセット工程を行ってフ
ィルムの特性を固定させる。ヒートセットは、コポリマ
ー組成物の低温結晶化温度と溶融温度との間の温度で起
こる。ヒートセットの後、フィルムをロールに巻取る
か、又はいくつかの場合では、特に例えば下塗又は金属
被膜でフィルムを更に被覆する場合には、フィルムをロ
ールに巻取る前に、例えばコロナ処理、プラズマ処理、
又は火炎処理のようなフィルムの表面処理を用いること
ができる。
フィルムは、0.1−12μm、好ましくは0.3−6μmの
最終全厚を有していることが望ましい。
どんなコポリエステル組成物が用いられるとしても、
前記組成物は、一般的に、約10秒間、約260℃の範囲に
あるはんだ浴に耐えることができなければならない。こ
の条件に耐えることができるコポリエステルは、本発明
にとって耐熱性である。本発明のコポリエステルは、一
般的に、組成物に依存する融点を有する。図1は、PENB
Bの好ましい組成物に関する融点曲線である。同様な曲
線は、本発明の他のコポリエステルに関しても予想され
る。
任意のサイズのコンデンサーの容量を更に増加させる
ためには、超薄金属化誘電体フィルムの各層間の距離を
狭めることも有利である。
上記の事柄は、二層二軸延伸コポリエステルフィルム
を提供することによって、フィルムのスリップ性及び巻
取特性を損なわずに達成することができる。滑り及び巻
取りを容易にするために層Aが実質的に滑らかで層Bの
みが凸凹である二層二軸延伸コポリエステルフィルムを
提供することによって、フィルムのスリップ性及び巻取
特性を損なわずに達成することができる。前記の粗/滑
二層二軸延伸コポリエステルフィルムは、巻取りを容易
にするのに十分な量の粒子か又はより大きな粒子を含む
コポリエステル層Bと共に、全く粒状物質を含まないか
又は極めて微細な粒子のみを含むコポリエステル層Aを
同時押出することによって製造することができる。粒子
は、コポリエステルの重量を基準として0.01−5重量部
の範囲で加えることができ、約0.01−約5μmの平均粒
径を有することができる。層AのRa値は≦10nmであるべ
きであり、層BのRa値は>10nmであるべきである。
良好な取扱適性及び巻取特性を提供するために、フィ
ルム組成物は、片面が粗面であるべきである。それは、
フィルムの一方の層か又は両方の層の中に不活性で不溶
性の粒子を混和させることによって達成される。実質的
に滑らかである層Aは、極めて微細な粒子を全く含まな
いか又はそれのみを含む。凸凹である層Bは粒子を含
む。層Aも粒子を含む場合には、層Bの粒子は一層大き
い。層Bは双峰性粒子分布を有する粒子も含むことがで
き、その場合、層Bの微粒子は、任意の微粒子層Aと同
じ大きさであることができる。微細不活性不溶性粒子
は、フィルムの延伸時に、分散又は粉砕されて微細不活
性不溶性粒子を生成する凝集物の形態をとることができ
る。一般的に、これらの粒子は、重縮合の前又は後に、
原料に対して又はより好ましくはモノマーに対して、あ
るいは又は押出前にポリマーに対して加えることができ
る。凝集物か又は微細分散粉末の形態をとる前記不活性
粒子は、カオリン、タルク、シリカ、マンガンの、カル
シウムの、又はバリウムのカーボネート;カルシウムの
又はバリウムのスルフェート;リチウムの、カルシウム
の、又はマンガンのホスフェート;アルミニウムの、シ
リコンの、チタンの、ジルコニウムの酸化物、又はそれ
らの混合物、弗化リチウム、カーボンブラック、又はカ
ルシウムの、バリウムの、亜鉛の、及びマンガンの有機
酸塩であることができる。又、コポリエステルを作るた
めの本明細書で説明されている反応に関して不活性であ
る例えばポリスチレン、ポリアクリレート、又はポリメ
タクリレートのような架橋ポリマーから作られた微粒子
を用いることもできる。
粒子は、いくつものタイプの内の1つのタイプか又は
混合物であることができる。粒子形状は、不定形、フレ
ーク状、球状、又は細長い形状であることができる。好
ましくは、球状粒子は、特に大きな粒子に用いられる。
粒子の硬度、密度及び色は一般的に重要ではない。粒子
の平均の大きさは、以下で考察しているように、10μm
未満であるべきであり、一般的に好ましくは3μm未満
であるべきである。フィルム中に混和される粒子の量
は、一般的に0.01−5重量%であるべきであり、好まし
くは0.5−2.0重量%であるべきである。
本発明の態様の1つでは、双峰性粒子分布、即ち大き
なサイズ分布の粒子と、小さなサイズ分布の粒子を有す
ることが好ましい。
本発明のための双峰性粒子分布は、任意に微粒子の凝
集物(該凝集物は平均粒径0.05−5μmを有する)であ
ることができる、平均粒径3−50nmを有する不活性粒子
を約0.01−約3重量%含む。他のモードの粒子分布は、
平均粒径0.05−4μmを有する粒子0.005−1重量%か
ら成り、好ましくは縦横比(aspect ratio)1.0−1.2を
有する球状である。
微細不活性粒子の含量は、コポリエステルの重量を基
準として0.01−3重量%であるべきである。含量が0.01
重量%未満である場合は、巻取りの際に、過剰の空気が
トラップされる。一方、微粒子混合物が3重量%を超え
ている場合には、フィルム表面は著しく凸凹となり、フ
ィルムの絶縁破壊電圧が低下する。より大きな粒子は一
層球状であり、超微細なつぶつぶのある粒子とは異な
る。大きな粒子は約0.5−4μmの粒径を有し、コポリ
エステルの重量を基準として0.005−1重量%で用いら
れる。好ましくは、大きな粒子の平均粒径は、フィルム
の厚さに比べて小さい。好ましくは、大きな粒子の直径
は約0.2−3μmである。大粒子の大きさが0.05μm未
満である場合は、得られるフィルムはスリップ性が不十
分であり、取扱いが容易ではない。4μmを超えると、
フィルムの表面は著しく凸凹となり、絶縁破壊電圧は低
下し、絶縁欠陥(insulation defect)が増加する。
本発明で説明されている双峰性粒子分布は、一般的
に、上記の欧州特許出願第423,402号で説明されている
双峰性粒子分布と同様である。しかしながら、本発明で
は、より広い範囲(タイプ)の不活性粒子を、微細粒径
と大粒径の双方に関して用いることができる、ことが企
図されている。
本発明のために以下の測定方法を用いた: IV−対数粘度数 ペンタフルオロフェノールとヘキサフルオロイソプロ
パノールとの1:1(重量基準)混合物中PENBBコポリエス
テルの0.1又は0.2重量%溶液の溶液粘度をウッベローデ
粘度計による細管粘度測定法によって測定した。対数粘
度数は、以下の式: IV=ln(ηrel)/c (式中、ηrel=溶液粘度/溶媒粘度、c=溶質の濃度
(g/dl))を用いて算出した。
機械的性質 フィルムの引張特性は、Zwick(独国、ウルム)によ
って製造された引張試験機を用いて測定した。試験パラ
メータは 試験長 : 100mm サンプルサイズ : 200 x 15mm 延伸速度(モジュラス) : 10%/分 延伸速度(他の値) : 100%/分 粒子の縦横比 非球状粒子の縦横比は、粒子Aeの最長軸の長さAlを、
Alに対して直角な最短軸の長さAsで割ることによって決
定される。
縦横比=Al/As Al及びAsの値は、例えばSEMのような顕微鏡で測定す
ることができる。
相対湿度50%における吸水性 フィルムサンプルを、相対湿度50%、温度25℃で2日
間状態調整する。デュポン社によって製造された市販の
電量水試験機(coulometric water tester)中に迅速に
配置する。次に、水が脱着されなくなるまで、N2の乾燥
蒸気下でサンプルを加熱する。N2蒸気中の脱着された水
をP2O5で吸着し、その量を、公知のサンプルで毎日測定
している計測器の較正定数を用いて、電量分析で測定す
る。
以下、実施例を掲げて本発明を説明するが、実施例に
よって発明の範囲が限定されるものではない。
粗さRaの測定 Ra値は、中心線からの粗さRのすべての変位の算術平
均の値によって表面の粗さを示すものである。測定は、
表面試験機(独国、ゲッチンゲンにあるFeinprf GmbH
によって製造されたPerthometer SPG)を用いて、DIN標
準4768に従って行う。値は、6つの測定値に基づいてお
り、最も大きな値は平均する前に除かれる。カットオ
フ、即ち測定部分の各長さは0.08mmである。
実施例1 (純コポリエステルの調製) ジメチル2,6−ナフタレンジカルボキシレート289重量
部、ジメチル4,4′−ビベンゾエート322重量部、エチレ
ングリコール368重量部、及び酢酸マンガン四水和物0.7
重量部を、ブランケットガス管路(N2)、均圧(pressu
re equalization)、温度計、冷却器、及び真空管路が
備え付けられている従来の重縮合反応器の中に投入し、
2.5時間、メタノールを蒸留して除きながら撹拌する。
次に、トリフェニルホスフェート0.675重量部及び三酸
化アンチモン0.2259重量部を重縮合触媒として添加し、
その混合物を撹拌しながら270℃まで加熱する。真空に
し、温度を285℃まで上昇させて2.5時間保持する。
得られた残留溶融体を粗砕する。そのグラニュール
は、白色不透明な結晶質である。グラニュールの対数粘
度数(IV)は、0.56g/dlであった(25℃において、ペン
タフルオロフェノール/ヘキサフルオロイソプロパノー
ル[重量比1:1]中0.1g/mlの濃度で測定した)。
更に、グラニュールを固相状態において真空下240℃
で20時間縮合させる。前記処理の後の対数粘度数は1.1d
l/gである。融点(Tm)は281℃である。
実施例2 (粒状充填剤によるコポリエステルの調製) トリフェニルホスフェート及び三酸化アンチモンを添
加する直前にエチレングリコール中BaSO4粒子のスラリ
ー23倍をエステル交換された混合物に加えること以外
は、実施例1と同じ手順で行う。前記スラリーは、エチ
レングリコール30重量部中に、平均粒径0.6μmを有す
るBaSO410重量部を分散させることによって調製する。
得られるコポリエステルはBaSO4粒子を0.3重量%含む。
実施例3 実施例1及び2に従って調製したコポリエステルをそ
れぞれ分離押出機の中で溶かし、等しい押出量で動作し
ている二歯車ポンプを介してマニホールドスロットダイ
へと送り、組合せて二層フィルムを作り、冷却ロールで
20℃まで冷却する。得られたアモルファスフィルムを12
5℃まで加熱し、縦方向に、次に横方向に係数3.5で延伸
する。次に、束縛下、260℃で10秒間ヒートセットし
て、粗面及び滑面を有する厚さ8μmの二層二軸延伸コ
ポリエステルフィルムを作る。前記フィルムは容易に巻
取ることができる。
150℃の強制空気炉において15分間処理した後に測定
された収縮は、縦方向と横方向の両方向で0.3%であ
る。相対湿度50%で25℃におけるフィルムの吸水性は0.
04%である。
実施例4 (比較) 押出機を1つだけ用いる以外は実施例3と同様な方法
で、実施例1によるコポリエステルから単層フィルムを
調製する。延伸後、このフィルムは、しわ及び粘着のた
めに巻取ることができない。
コンデンサー誘電体フィルムとして又は熱転写リボン
フィルムとして有用であり、且つ上記の目的、意図、及
び態様を完全に満たす二軸延伸コポリエステルフィルム
が発明によって提供されたことは明らかである。本発明
を、その特定の態様と共に説明したが、上記の説明か
ら、多くの別法、改良法、及び変法が当業者に理解され
るのは明らかである。従って、本発明は、本発明の領域
及び本発明の広い範囲内にあるものとしてすべてのその
ような別法、改良法、及び変法を包含することを意図し
ているものである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01B 3/42 H01B 3/42 F H01G 4/18 H01G 4/24 321E (72)発明者 チュー,エーウォン アメリカ合衆国ニュージャージー州 07869,ランドルフ,ラドトケ・ロード 130 (72)発明者 フリント,ジョン・アンソニー アメリカ合衆国ニュージャージー州 07922,バークリー・ハイツ,レナピ・ レーン 150 (72)発明者 クーマン,ボド ドイツ連邦共和国デー―6258 ルンケル 5,リンデンシュトラーセ 5 (56)参考文献 特開 平4−189821(JP,A) 米国特許3008934(US,A)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)少なくとも1つの層が実質的にPENB
    Bから成っていて、且つ10秒間又はそれ以上の間260℃の
    熱処理に耐えるのに十分な融点を有する二層二軸延伸コ
    ポリエステルフィルム;及び (b)スリップ性及び良好な巻取特性を提供するのに十
    分な、該二層二軸延伸コポリエステルフィルムの少なく
    とも1つの層に均一に分散された1つ又はそれ以上の粒
    状材料の有効量、それによって該層の1つの層の平均表
    面粗さ Raは≦10nmとなり他の層のそれは>10nmとなる を含む二層二軸延伸コポリエステルフィルム。
  2. 【請求項2】両層が実質的にPENBBから成る請求項1記
    載の二軸延伸コポリエステルフィルム。
  3. 【請求項3】PENBBを、ポリエチレンテレフタレート4,
    4′−ビベンゾエート、ポリブチレンテレフタレート4,
    4′−ビベンゾエート、ポリプロピレンテレフタレート
    4,4′−ビベンゾエート、ポリエチレンナフタレート4,
    4′−ビベンゾエート、ポリエチレンテレフタレート/
    イソフタレート/4,4′−ビベンゾエート、ポリエチレン
    テレフタレート/アジペート/4,4′−ビベンゾエート、
    ポリエチレンテレフタレート/スルホイソフタレート/
    4,4′−ビベンゾエートから成る群から選択する請求項
    1又は2記載の二軸延伸コポリエステルフィルム。
  4. 【請求項4】PENBBがポリエチレンナフタレート/4,4′
    −ビベンゾエートである請求項3記載の二軸延伸コポリ
    エステルフィルム。
  5. 【請求項5】該ポリエチレンナフタレート4,4′−ビベ
    ンゾエートコポリエステルを、エチレングリコール、酸
    誘導体化合物の割合に関するモル%で、ナフタレン−2,
    6−ジカルボン酸40−60モル%及び4,4′−二安息香酸又
    はそれらのエステル誘導体60−40モル%から製造する請
    求項3記載の二軸延伸コポリエステルフィルム。
  6. 【請求項6】該1つ又はそれ以上の粒状材料が: (a)30−500Åの平均粒径を有する微粒子を該コポリ
    エステルの重量を基準として0.01−3重量%、及び (b)0.05−4μmの平均粒径及び1.0−1.2の縦横比を
    有する大きくて概して球状の不活性粒子を該コポリエス
    テルの重量を基準として0.005−1重量% を有する双峰性粒子分布を有する請求項1又は2記載の
    二軸延伸コポリエステルフィルム。
  7. 【請求項7】該粒子を、カオリン、タルク、シリカ、マ
    ンガンの、カルシウムの、又はバリウムのカーボネー
    ト;カルシウムの又はバリウムのスルフェート;リチウ
    ムの、カルシウムの、又はマンガンのホスフェート;ア
    ルミニウムの、シリコンの、チタンの、ジルコニウムの
    酸化物、及びそれらの混合物;弗化リチウム、カーボン
    ブラック、及びカルシウムの、バリウムの、亜鉛の、及
    びマンガンの有機酸塩;及び架橋ポリマーから成る群よ
    り選択する請求項6記載の二軸延伸コポリエステルフィ
    ルム。
  8. 【請求項8】該微粒子及び該大球状粒子が、該二層二軸
    延伸コポリエステルフィルムの異なる層において存在し
    ている請求項6記載の二軸延伸コポリエステルフィル
    ム。
  9. 【請求項9】該微粒子及び該大粒子の双方が、該二層フ
    ィルムの同じ層において存在している請求項6記載の二
    軸延伸コポリエステルフィルム。
  10. 【請求項10】片方だけの粒子を含む層が、該微粒子を
    含む請求項9記載の二軸延伸コポリエステルフィルム。
  11. 【請求項11】複屈折が<0.2であり、PENBBのIVが>0.
    5dl/gである請求項1又は2記載の二軸延伸フィルム。
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