JP2738000B2 - 映像信号処理装置 - Google Patents
映像信号処理装置Info
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- JP2738000B2 JP2738000B2 JP1088317A JP8831789A JP2738000B2 JP 2738000 B2 JP2738000 B2 JP 2738000B2 JP 1088317 A JP1088317 A JP 1088317A JP 8831789 A JP8831789 A JP 8831789A JP 2738000 B2 JP2738000 B2 JP 2738000B2
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- 230000001629 suppression Effects 0.000 claims description 16
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 24
- 102100034033 Alpha-adducin Human genes 0.000 description 11
- 101000799076 Homo sapiens Alpha-adducin Proteins 0.000 description 11
- 101000629598 Rattus norvegicus Sterol regulatory element-binding protein 1 Proteins 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 5
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/79—Processing of colour television signals in connection with recording
- H04N9/80—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
- H04N9/82—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only
- H04N9/85—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only the recorded brightness signal occupying a frequency band totally overlapping the frequency band of the recorded chrominance signal, e.g. frequency interleaving
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Color Television Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A産業上の利用分野 B発明の概要 C従来の技術(第4図) D発明が解決しようとする問題点(第4図〜第7図) E問題点を解決するための手段(第1図、第3図) F作用(第1図、第3図) G実施例(第1図〜第3図) (G1)記録装置(第1図及び第2図) (G2)ビデオデイスクプレイヤ(第3図) (G3)他の実施例 H発明の効果 A産業上の利用分野 本発明は映像信号処理装置に関し、例えばビデオデイ
スクプレイヤに適用して好適なものである。
スクプレイヤに適用して好適なものである。
B発明の概要 第1の発明は、映像信号処理装置において、クロマ帯
域の斜め方向の輝度情報を高い周波数帯域の信号に変換
することにより、コンポジツトのビデオ信号との間で互
換性を維持しつつ、高品質の映像信号を得ることができ
る。
域の斜め方向の輝度情報を高い周波数帯域の信号に変換
することにより、コンポジツトのビデオ信号との間で互
換性を維持しつつ、高品質の映像信号を得ることができ
る。
第2の発明は、映像信号処理装置において、高い周波
数帯域に変換されたクロマ帯域の斜め方向の輝度情報
を、元の周波数帯域に変換することにより、コンポジツ
トのビデオ信号との間で互換性を維持しつつ、高品質の
表示画像を再現することができる。
数帯域に変換されたクロマ帯域の斜め方向の輝度情報
を、元の周波数帯域に変換することにより、コンポジツ
トのビデオ信号との間で互換性を維持しつつ、高品質の
表示画像を再現することができる。
さらに第3の発明は、映像信号処理装置において、ク
ロマ帯域の斜め方向の輝度情報を高い周波数帯域の信号
に変換すると共に、変換された信号を元の周波数帯域に
変換することにより、コンポジツトのビデオ信号との間
で互換性を維持しつつ、高品質の表示画像を得ることが
できる。
ロマ帯域の斜め方向の輝度情報を高い周波数帯域の信号
に変換すると共に、変換された信号を元の周波数帯域に
変換することにより、コンポジツトのビデオ信号との間
で互換性を維持しつつ、高品質の表示画像を得ることが
できる。
C従来の技術 従来、ビデオデイスクにおいては、例えばNTSC方式の
標準ビデオ信号(以下コンポジツトのビデオ信号と呼
ぶ)を周波数変調して記録するようになされている。
標準ビデオ信号(以下コンポジツトのビデオ信号と呼
ぶ)を周波数変調して記録するようになされている。
これに対して第4図に示すように、ビデオデイスクプ
レイヤ1においては、周波数変調したコンポジツトのビ
デオ信号SSTVを復調回路4で復調し得るようになされて
いる。
レイヤ1においては、周波数変調したコンポジツトのビ
デオ信号SSTVを復調回路4で復調し得るようになされて
いる。
従つてバンドパスフイルタ回路5で、コンポジツトの
ビデオ信号SSTVからクロマ帯域の信号成分を抽出した
後、当該信号成分をくし型フイルタ回路6を介して出力
することにより、必要に応じてクロマ信号SCを分離し得
る。
ビデオ信号SSTVからクロマ帯域の信号成分を抽出した
後、当該信号成分をくし型フイルタ回路6を介して出力
することにより、必要に応じてクロマ信号SCを分離し得
る。
さらに減算回路7で、コンポジツトのビデオ信号SSTV
からクロマ信号SCを減算することにより、輝度信号SVを
分離し得る。
からクロマ信号SCを減算することにより、輝度信号SVを
分離し得る。
D発明が解決しようとする問題点 ところで撮像装置等のビデオ機器においては、撮像信
号をコンポジツトのビデオ信号に変換しないで、輝度信
号及びクロマ信号に分離したままで(以下コンポーネン
トのビデオ信号と呼ぶ)出力するようになされたものが
ある。
号をコンポジツトのビデオ信号に変換しないで、輝度信
号及びクロマ信号に分離したままで(以下コンポーネン
トのビデオ信号と呼ぶ)出力するようになされたものが
ある。
この場合コンポジツトのビデオ信号に比して、周波数
帯域の広い輝度信号を出力し得、その分解像度の高い表
示画像を得ることができる。
帯域の広い輝度信号を出力し得、その分解像度の高い表
示画像を得ることができる。
ビデオデイスクにおいても、このようなコンポーネン
トのビデオ信号を記録し得るようにできれば、ビデオデ
イスクプレイヤで再生して高品質の表示画像を得ること
ができると考えられる。
トのビデオ信号を記録し得るようにできれば、ビデオデ
イスクプレイヤで再生して高品質の表示画像を得ること
ができると考えられる。
ところがビデオデイスクにおいては、コンポジツトの
ビデオ信号を記録するようになされた従来のビデオデイ
スクとの間で互換性を図る必要がある。
ビデオ信号を記録するようになされた従来のビデオデイ
スクとの間で互換性を図る必要がある。
このためには第5図に示すように、加算回路8を用い
て、コンポーネントのビデオ信号でなる周波数帯域の広
い輝度信号SYH及びクロマ信号SCHを簡易に加算して記録
する方法が考えられる。
て、コンポーネントのビデオ信号でなる周波数帯域の広
い輝度信号SYH及びクロマ信号SCHを簡易に加算して記録
する方法が考えられる。
ところがこの方法の場合、輝度信号SYH及びクロマ信
号SCH間の干渉を避け得ず、クロスカラー、ドツト妨害
等が発生し、表示画像の画質が劣化する問題がある。
号SCH間の干渉を避け得ず、クロスカラー、ドツト妨害
等が発生し、表示画像の画質が劣化する問題がある。
これに対して第6図に示すように、くし型フイルタ回
路9及び10を用いて輝度信号SYHにクロマ信号SCLを重畳
する方法が考えられる。
路9及び10を用いて輝度信号SYHにクロマ信号SCLを重畳
する方法が考えられる。
すなわちクロマ信号SCLを、コンポジツトのビデオ信
号の場合と同様の周波数帯域で帯域制限した後、くし型
フイルタ回路9に与え、これにより第7図に示すよう
に、周波数、……、(n−1)fH、nfH、(n+1)
fH、……の信号成分を抑圧し、信号レベルがくしの歯状
に変化するクロマ信号SCKを生成する。
号の場合と同様の周波数帯域で帯域制限した後、くし型
フイルタ回路9に与え、これにより第7図に示すよう
に、周波数、……、(n−1)fH、nfH、(n+1)
fH、……の信号成分を抑圧し、信号レベルがくしの歯状
に変化するクロマ信号SCKを生成する。
ここで周波数fHは、水平同期周波数を表す。
これに対してバンドパスフイルタ回路(BPF)11は、
帯域の広い輝度信号SYHを受け、クロマ信号SCLの周波数
帯域(以下クロマ帯域と呼ぶ)の信号成分を抽出した
後、当該信号成分をくし型フイルタ回路10に与える。
帯域の広い輝度信号SYHを受け、クロマ信号SCLの周波数
帯域(以下クロマ帯域と呼ぶ)の信号成分を抽出した
後、当該信号成分をくし型フイルタ回路10に与える。
減算回路12は、くし型フイルタ回路10の出力信号を輝
度信号SYHから減算するようになされ、これにより輝度
信号SYHのクロマ帯域について、周波数 ……、(n−1
/2)fH、(n+1/2)fH、……の信号成分を抑圧する。
度信号SYHから減算するようになされ、これにより輝度
信号SYHのクロマ帯域について、周波数 ……、(n−1
/2)fH、(n+1/2)fH、……の信号成分を抑圧する。
かくして、クロマ信号SCKに対して、周波数インター
リーブの関係に保持された輝度信号SYKが生成される。
リーブの関係に保持された輝度信号SYKが生成される。
従つて加算回路13で、輝度信号SYK及びクロマ信号SCK
を加算するようにすれば、クロマ帯域以下において、コ
ンポジツトのビデオ信号と周波数特性が一致し、かつ当
該周波数帯域より高い周波数帯域で輝度情報を有してな
るビデオ信号SADDを得ることができる。
を加算するようにすれば、クロマ帯域以下において、コ
ンポジツトのビデオ信号と周波数特性が一致し、かつ当
該周波数帯域より高い周波数帯域で輝度情報を有してな
るビデオ信号SADDを得ることができる。
従つて、従来のビデオデイスクプレイヤ1がクロマ帯
域以下の信号成分について信号処理するようになされて
いることから、ビデオ信号SADDを記録したビデオデイス
クを従来のビデオデイスクプレイヤ1で再生して、コン
ポジツトのビデオ信号SSTV(第4図)を得ることがで
き、表示画像の画質劣化を有効に回避して従来のビデオ
デイスクプレイヤ1との間で互換性を図ることができる
と考えられる。
域以下の信号成分について信号処理するようになされて
いることから、ビデオ信号SADDを記録したビデオデイス
クを従来のビデオデイスクプレイヤ1で再生して、コン
ポジツトのビデオ信号SSTV(第4図)を得ることがで
き、表示画像の画質劣化を有効に回避して従来のビデオ
デイスクプレイヤ1との間で互換性を図ることができる
と考えられる。
さらにビデオ信号SADDを記録したビデオデイスクを、
専用のビデオデイスクプレイヤで再生して、クロマ帯域
より高い周波数帯域の輝度情報を再現すれば、その分コ
ンポジツトのビデオ信号に比して解像度を向上し得ると
考えられる。
専用のビデオデイスクプレイヤで再生して、クロマ帯域
より高い周波数帯域の輝度情報を再現すれば、その分コ
ンポジツトのビデオ信号に比して解像度を向上し得ると
考えられる。
ところがこの方法の場合、周波数インターリーブの関
係になるように輝度信号SYKの信号成分が抑圧されてい
ることから、クロマ帯域の斜め方向の輝度情報が欠落
し、輝度信号が高い周波数帯域にまで伸びているにもか
かわらず、視覚的な解像度はそれほど向上しない。
係になるように輝度信号SYKの信号成分が抑圧されてい
ることから、クロマ帯域の斜め方向の輝度情報が欠落
し、輝度信号が高い周波数帯域にまで伸びているにもか
かわらず、視覚的な解像度はそれほど向上しない。
従つて、高品質でなるコンポーネントのビデオ信号を
記録したにもかかわらず、結局当該ビデオ信号の特性を
生かし切つた高い品質の表示画像を得ることが困難な問
題がある。
記録したにもかかわらず、結局当該ビデオ信号の特性を
生かし切つた高い品質の表示画像を得ることが困難な問
題がある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、従来の
ビデオデイスクプレイヤとの間で互換性を維持しつつ、
高品質の表示画像を得ることができる映像信号処理装置
を提案しようとするものである。
ビデオデイスクプレイヤとの間で互換性を維持しつつ、
高品質の表示画像を得ることができる映像信号処理装置
を提案しようとするものである。
E問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため第1の発明においては、
輝度信号SYHを、クロマ帯域以上の斜め方向の輝度情報
で構成された斜め方向輝度信号SHYと、斜め方向輝度信
号SHYを抑圧した抑圧輝度信号SYKとに分離する輝度信号
分離手段10、12、21と、斜め方向輝度信号SHYを、抑圧
輝度信号SYKに対して周波数インターリーブの関係に保
持して、クロマ帯域より高い周波数に変換する周波数変
換手段23、25、26と、周波数変換手段23、25、26で周波
数変換された斜め方向輝度信号SLYと、抑圧輝度信号SYK
と、抑圧輝度信号SYKに対して周波数インターリーブの
関係に保持されたクロマ信号SCKとを加算する加算手段1
3、29とを備え、輝度信号SYH及びクロマ信号SCKを、加
算手段13、29の出力信号SADD1に変換する。
輝度信号SYHを、クロマ帯域以上の斜め方向の輝度情報
で構成された斜め方向輝度信号SHYと、斜め方向輝度信
号SHYを抑圧した抑圧輝度信号SYKとに分離する輝度信号
分離手段10、12、21と、斜め方向輝度信号SHYを、抑圧
輝度信号SYKに対して周波数インターリーブの関係に保
持して、クロマ帯域より高い周波数に変換する周波数変
換手段23、25、26と、周波数変換手段23、25、26で周波
数変換された斜め方向輝度信号SLYと、抑圧輝度信号SYK
と、抑圧輝度信号SYKに対して周波数インターリーブの
関係に保持されたクロマ信号SCKとを加算する加算手段1
3、29とを備え、輝度信号SYH及びクロマ信号SCKを、加
算手段13、29の出力信号SADD1に変換する。
第2の発明においては、入力信号SADD1を、クロマ信
号SCKと、クロマ信号SCKより高い周波数帯域で、斜め方
向の輝度情報で構成された斜め方向輝度信号SLYと、ク
ロマ信号SCK及び斜め方向輝度信号SLYを抑圧した抑圧輝
度信号SYKとに分離する信号分離手段6、7、41、43、4
5と、斜め方向輝度信号SLYを、抑圧輝度信号SYKに対し
て周波数インターリーブの関係に保持して、クロマ帯域
の周波数に変換する周波数変換手段47、49と、周波数変
換手段47、49で周波数変換された斜め方向輝度信号SS1
と、抑圧輝度信号SYKとを加算する加算手段51とを備
え、入力信号SADD1を、クロマ信号SCKと加算手段51から
出力される加算信号SYHOとに変換する。
号SCKと、クロマ信号SCKより高い周波数帯域で、斜め方
向の輝度情報で構成された斜め方向輝度信号SLYと、ク
ロマ信号SCK及び斜め方向輝度信号SLYを抑圧した抑圧輝
度信号SYKとに分離する信号分離手段6、7、41、43、4
5と、斜め方向輝度信号SLYを、抑圧輝度信号SYKに対し
て周波数インターリーブの関係に保持して、クロマ帯域
の周波数に変換する周波数変換手段47、49と、周波数変
換手段47、49で周波数変換された斜め方向輝度信号SS1
と、抑圧輝度信号SYKとを加算する加算手段51とを備
え、入力信号SADD1を、クロマ信号SCKと加算手段51から
出力される加算信号SYHOとに変換する。
第3の発明においては、輝度信号SYHを、クロマ帯域
以上の斜め方向の輝度情報で構成された第1の斜め方向
輝度信号SHYと、第1の斜め方向輝度信号SHYを抑圧した
第1の抑圧輝度信号SYKとに分離する第1の輝度信号分
離手段10、12、21と、第1の斜め方向輝度信号SHYを、
第1の抑圧輝度信号SYKに対して周波数インターリーブ
の関係に保持して、クロマ帯域より高い周波数に変換す
る第1の周波数変換手段23、25、26と、第1の周波数変
換手段23、25、26で周波数変換された斜め方向輝度信号
SLYと、第1の抑圧輝度信号SYKと、第1の抑圧輝度信号
SYKに対して周波数インターリーブの関係に保持された
第1のクロマ信号SCKとを加算する第1の加算手段13、2
9と、入力信号SADD1を、第2のクロマ信号SCKと、第2
のクロマ信号SCKより高い周波数帯域で、斜め方向の輝
度情報で構成された第2の斜め方向輝度信号SLYと、第
2のクロマ信号SCK及び第2の斜め方向輝度信号SLYを抑
圧した第2の抑圧輝度信号SYKとに分離する第2の信号
分離手段6、7、41、43、45と、第2の斜め方向輝度信
号SLYを、第2の抑圧輝度信号SYKに対して周波数インタ
ーリーブの関係に保持して、クロマ帯域の周波数に変換
する第2の周波数変換手段47、49と、第2の周波数変換
手段47、49で周波数変換された斜め方向輝度信号S
S1と、第2の抑圧輝度信号SYKとを加算する加算手段51
とを備え、輝度信号SYH及び第1のクロマ信号SCKを、第
1の加算手段13、29の出力信号SADD1に変換すると共
に、入力信号SADD1を、第2の加算手段51から出力され
る加算信号SYHOと第2のクロマ信号SCKとに変換する。
以上の斜め方向の輝度情報で構成された第1の斜め方向
輝度信号SHYと、第1の斜め方向輝度信号SHYを抑圧した
第1の抑圧輝度信号SYKとに分離する第1の輝度信号分
離手段10、12、21と、第1の斜め方向輝度信号SHYを、
第1の抑圧輝度信号SYKに対して周波数インターリーブ
の関係に保持して、クロマ帯域より高い周波数に変換す
る第1の周波数変換手段23、25、26と、第1の周波数変
換手段23、25、26で周波数変換された斜め方向輝度信号
SLYと、第1の抑圧輝度信号SYKと、第1の抑圧輝度信号
SYKに対して周波数インターリーブの関係に保持された
第1のクロマ信号SCKとを加算する第1の加算手段13、2
9と、入力信号SADD1を、第2のクロマ信号SCKと、第2
のクロマ信号SCKより高い周波数帯域で、斜め方向の輝
度情報で構成された第2の斜め方向輝度信号SLYと、第
2のクロマ信号SCK及び第2の斜め方向輝度信号SLYを抑
圧した第2の抑圧輝度信号SYKとに分離する第2の信号
分離手段6、7、41、43、45と、第2の斜め方向輝度信
号SLYを、第2の抑圧輝度信号SYKに対して周波数インタ
ーリーブの関係に保持して、クロマ帯域の周波数に変換
する第2の周波数変換手段47、49と、第2の周波数変換
手段47、49で周波数変換された斜め方向輝度信号S
S1と、第2の抑圧輝度信号SYKとを加算する加算手段51
とを備え、輝度信号SYH及び第1のクロマ信号SCKを、第
1の加算手段13、29の出力信号SADD1に変換すると共
に、入力信号SADD1を、第2の加算手段51から出力され
る加算信号SYHOと第2のクロマ信号SCKとに変換する。
F作用 第1の発明においては、クロマ帯域以上の斜め方向の
輝度情報で構成された斜め方向輝度信号SHYを、斜め方
向輝度信号SHYを抑圧した抑圧輝度信号SYKに対して周波
数インターリーブの関係に保持して、クロマ帯域以上の
周波数に周波数変換した後、抑圧輝度信号SYK及びクロ
マ信号SCKと加算することにより、クロマ帯域以下の周
波数帯域でコンポジツトのビデオ信号と同一の周波数特
性を維持して、これより高い周波数帯域について、斜め
方向の輝度情報を得ることができる。
輝度情報で構成された斜め方向輝度信号SHYを、斜め方
向輝度信号SHYを抑圧した抑圧輝度信号SYKに対して周波
数インターリーブの関係に保持して、クロマ帯域以上の
周波数に周波数変換した後、抑圧輝度信号SYK及びクロ
マ信号SCKと加算することにより、クロマ帯域以下の周
波数帯域でコンポジツトのビデオ信号と同一の周波数特
性を維持して、これより高い周波数帯域について、斜め
方向の輝度情報を得ることができる。
さらに第2の発明においては、クロマ信号SCKより高
い周波数帯域で、斜め方向の輝度情報で構成された斜め
方向輝度信号SLYを、抑圧輝度信号SYKに対して周波数イ
ンターリーブの関係に保持して、クロマ帯域の周波数に
変換することにより、元の周波数帯域に変換し得、コン
ポジツトのビデオ信号との間で互換性を維持しつつ、高
品質の表示画像を再現することができる。
い周波数帯域で、斜め方向の輝度情報で構成された斜め
方向輝度信号SLYを、抑圧輝度信号SYKに対して周波数イ
ンターリーブの関係に保持して、クロマ帯域の周波数に
変換することにより、元の周波数帯域に変換し得、コン
ポジツトのビデオ信号との間で互換性を維持しつつ、高
品質の表示画像を再現することができる。
さらに第3の発明は、クロマ帯域以上の斜め方向の輝
度情報で構成された第1の斜め方向輝度信号SHYを、第
1の斜め方向輝度信号SHYを抑圧した第1の抑圧輝度信
号SYKに対して周波数インターリーブの関係に保持し
て、クロマ帯域以上の周波数に周波数変換した後、第1
の抑圧輝度信号SYK及び第1のクロマ信号SCKと加算する
と共に、第2のクロマ信号SCKより高い周波数帯域で、
斜め方向の輝度情報で構成された第2の斜め方向輝度信
号SLYを、第2の抑圧輝度信号SYKに対して周波数インタ
ーリーブの関係に保持して、クロマ帯域の周波数に変換
することにより、コンポジツトのビデオ信号との間で互
換性を維持しつつ、高品質の表示画像を得ることができ
る。
度情報で構成された第1の斜め方向輝度信号SHYを、第
1の斜め方向輝度信号SHYを抑圧した第1の抑圧輝度信
号SYKに対して周波数インターリーブの関係に保持し
て、クロマ帯域以上の周波数に周波数変換した後、第1
の抑圧輝度信号SYK及び第1のクロマ信号SCKと加算する
と共に、第2のクロマ信号SCKより高い周波数帯域で、
斜め方向の輝度情報で構成された第2の斜め方向輝度信
号SLYを、第2の抑圧輝度信号SYKに対して周波数インタ
ーリーブの関係に保持して、クロマ帯域の周波数に変換
することにより、コンポジツトのビデオ信号との間で互
換性を維持しつつ、高品質の表示画像を得ることができ
る。
G実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
(G1)記録装置 第6図との対応部分に同一符号を附して示す第1図に
おいて、20は全体としてビデオデイスクの記録装置を示
し、周波数帯域が7〔MHz〕でなる輝度信号SYHをハイパ
スフイルタ回路(HPF)21に与える。
おいて、20は全体としてビデオデイスクの記録装置を示
し、周波数帯域が7〔MHz〕でなる輝度信号SYHをハイパ
スフイルタ回路(HPF)21に与える。
因に周波数7〔MHz〕は、ビデオデイスク(図示せ
ず)の記録再生可能な最高周波数でなる。
ず)の記録再生可能な最高周波数でなる。
第2図に示すように、ハイパスフイルタ回路(HPL)2
1は、輝度信号SYH(第2図(A))から、クロマ帯域以
上の信号成分SS(第2図(B))を抽出してくし型フイ
ルタ回路10に与える。
1は、輝度信号SYH(第2図(A))から、クロマ帯域以
上の信号成分SS(第2図(B))を抽出してくし型フイ
ルタ回路10に与える。
従つてくし型フイルタ回路10から出力される信号SHY
(以下斜め方向輝度信号と呼ぶ(第2図(D)))にお
いては、くし型フイルタ回路9から出力されるクロマ信
号SCK(第2図(C))と同様に、信号レベルがくしの
歯状に変化するようになされ、減算回路12において、当
該斜め方向輝度信号SHYを輝度信号SYから減算すること
により、クロマ信号SCKに対して周波数インターリーブ
の関係になるように信号レベルが抑圧された輝度信号S
YK(以下抑圧輝度信号と呼ぶ(第2図(E)))を得る
ことができる。
(以下斜め方向輝度信号と呼ぶ(第2図(D)))にお
いては、くし型フイルタ回路9から出力されるクロマ信
号SCK(第2図(C))と同様に、信号レベルがくしの
歯状に変化するようになされ、減算回路12において、当
該斜め方向輝度信号SHYを輝度信号SYから減算すること
により、クロマ信号SCKに対して周波数インターリーブ
の関係になるように信号レベルが抑圧された輝度信号S
YK(以下抑圧輝度信号と呼ぶ(第2図(E)))を得る
ことができる。
かくしてこの実施例においては、クロマ帯域以上の周
波数帯域で斜め方向の輝度情報が欠落した信号成分(抑
圧輝度信号SYKでなる)と、周波数帯域がクロマ帯域以
上で、斜め方向の輝度情報を有する信号成分(斜め方向
輝度信号SHYでなる)とに、輝度信号SYを分離するよう
になされている。
波数帯域で斜め方向の輝度情報が欠落した信号成分(抑
圧輝度信号SYKでなる)と、周波数帯域がクロマ帯域以
上で、斜め方向の輝度情報を有する信号成分(斜め方向
輝度信号SHYでなる)とに、輝度信号SYを分離するよう
になされている。
これにより抑圧輝度信号SYKにおいては、クロマ帯域
以下で、コンポジツトのビデオ信号と同様の輝度情報を
保持し得るのに対し、これより高い周波数帯域で、コン
ポジツトのビデオ信号では再現することができない横方
向の輝度情報を保持し得る。
以下で、コンポジツトのビデオ信号と同様の輝度情報を
保持し得るのに対し、これより高い周波数帯域で、コン
ポジツトのビデオ信号では再現することができない横方
向の輝度情報を保持し得る。
ローパスフイルタ回路23は、斜め方向輝度信号SHYか
らほぼクロマ帯域の信号成分SS1(以下低周波斜め方向
輝度信号と呼ぶ(第2図(F)))を抽出し、乗算回路
25に出力する。
らほぼクロマ帯域の信号成分SS1(以下低周波斜め方向
輝度信号と呼ぶ(第2図(F)))を抽出し、乗算回路
25に出力する。
乗算回路25は、周波数534fHの基準信号SOSCと低周波
斜め方向輝度信号SS1との乗算信号をローパスフイルタ
回路26に出力するようになされ、これによりローパスフ
イルタ回路23の通過帯域でなるクロマ帯域より高い周波
数帯域に、低周波斜め方向輝度信号SS1を周波数変換す
る。
斜め方向輝度信号SS1との乗算信号をローパスフイルタ
回路26に出力するようになされ、これによりローパスフ
イルタ回路23の通過帯域でなるクロマ帯域より高い周波
数帯域に、低周波斜め方向輝度信号SS1を周波数変換す
る。
因に周波数変換された低周波斜め方向輝度信号S
LY(第2図(G))は、基準信号SOSCの周波数を周波数
534fHに選定したことにより、低周波斜め方向輝度信号S
S1の中心周波数に対して周波数の低い信号成分が、周波
数変換された低周波斜め方向輝度信号SLYの中心周波数
に対して高い周波数帯域に変換されるようになされ、こ
れにより周波数変換された低周波斜め方向輝度信号SLY
の信号レベルが、低い周波数帯域の方で、高い周波数帯
域よりも低下するようになされている。
LY(第2図(G))は、基準信号SOSCの周波数を周波数
534fHに選定したことにより、低周波斜め方向輝度信号S
S1の中心周波数に対して周波数の低い信号成分が、周波
数変換された低周波斜め方向輝度信号SLYの中心周波数
に対して高い周波数帯域に変換されるようになされ、こ
れにより周波数変換された低周波斜め方向輝度信号SLY
の信号レベルが、低い周波数帯域の方で、高い周波数帯
域よりも低下するようになされている。
さらに基準信号SOSCの周波数を周波数534fHに選定し
たことにより、周波数変換された低周波斜め方向輝度信
号SLYは、クロマ信号SCKと同様に、周波数(n+1/2)f
Hを基準にして周波数fHの周期で信号レベルがくしの歯
状に変化するようになされ、これにより加算回路12から
出力される抑圧輝度信号SYKに対して周波数インターリ
ーブの関係に保持されるようになされている。
たことにより、周波数変換された低周波斜め方向輝度信
号SLYは、クロマ信号SCKと同様に、周波数(n+1/2)f
Hを基準にして周波数fHの周期で信号レベルがくしの歯
状に変化するようになされ、これにより加算回路12から
出力される抑圧輝度信号SYKに対して周波数インターリ
ーブの関係に保持されるようになされている。
従つて加算回路29を介して抑圧輝度信号SYK及び周波
数変換された低周波斜め方向輝度信号SLYを加算するこ
とにより、クロマ帯域以下においては、コンポジツトの
ビデオ信号と同様の周波数特性に保持された合成輝度信
号SGOを得ることができる。
数変換された低周波斜め方向輝度信号SLYを加算するこ
とにより、クロマ帯域以下においては、コンポジツトの
ビデオ信号と同様の周波数特性に保持された合成輝度信
号SGOを得ることができる。
このとき合成輝度信号SGOはクロマ帯域以下の横及び
斜め方向の輝度情報(すなわち抑圧輝度信号SYKが備え
てなるクロマ帯域以下の横方向及び当該帯域より低い周
波数帯域の斜め方向の輝度情報と、周波数変換された低
周波斜め方向の輝度信号SLYの備えてなるクロマ帯域の
斜め方向の輝度情報でなる)と、これ以上の周波数帯域
において横方向の輝度情報(すなわち抑圧輝度信号SYK
が備えてなるクロマ帯域より周波数の高い輝度情報でな
る)を有している。
斜め方向の輝度情報(すなわち抑圧輝度信号SYKが備え
てなるクロマ帯域以下の横方向及び当該帯域より低い周
波数帯域の斜め方向の輝度情報と、周波数変換された低
周波斜め方向の輝度信号SLYの備えてなるクロマ帯域の
斜め方向の輝度情報でなる)と、これ以上の周波数帯域
において横方向の輝度情報(すなわち抑圧輝度信号SYK
が備えてなるクロマ帯域より周波数の高い輝度情報でな
る)を有している。
かくしてこの実施例においては、周波数7〔MHz〕ま
でしか記録し得ないビデオデイスクに対して、クロマ帯
域の斜め方向の輝度情報を高い周波数帯域に変換するこ
とにより、コンポジツトのビデオ信号と互換性を保持す
るために欠落する輝度情報が、周波数の高い斜め方向の
輝度情報になるようになされている。
でしか記録し得ないビデオデイスクに対して、クロマ帯
域の斜め方向の輝度情報を高い周波数帯域に変換するこ
とにより、コンポジツトのビデオ信号と互換性を保持す
るために欠落する輝度情報が、周波数の高い斜め方向の
輝度情報になるようになされている。
実際上輝度情報においては、周波数の低い情報の方が
視覚的に感知し易い特徴があり、この実施例のように周
波数の低い斜め方向の輝度情報を、周波数の高い斜め方
向の輝度情報に優先して保持するようにすれば、ビデオ
デイスクの記録再生可能な周波数帯域を有効に利用し
て、記録再生可能な周波数帯域が伸びた分だけ視覚的な
解像度を向上することができる。
視覚的に感知し易い特徴があり、この実施例のように周
波数の低い斜め方向の輝度情報を、周波数の高い斜め方
向の輝度情報に優先して保持するようにすれば、ビデオ
デイスクの記録再生可能な周波数帯域を有効に利用し
て、記録再生可能な周波数帯域が伸びた分だけ視覚的な
解像度を向上することができる。
従つて合成輝度信号SGOをクロマ信号SCKと加算してビ
デオデイスクに記録するようにすれば、従来のビデオデ
イスクプレイヤとの間で互換性を保持しつつ、専用のビ
デオデイスクプレイヤで再生して高い品質の表示画像を
得ることができる。
デオデイスクに記録するようにすれば、従来のビデオデ
イスクプレイヤとの間で互換性を保持しつつ、専用のビ
デオデイスクプレイヤで再生して高い品質の表示画像を
得ることができる。
さらにこのとき、低周波斜め方向輝度信号SLYの信号
レベルを低い周波数帯域の方が低下するように保持した
ことから、低周波斜め方向輝度信号SLY及び抑圧輝度信
号SYKを加算した際の、相互干渉を有効に低減すること
ができ、その分品質の高い映像信号を得ることができ
る。
レベルを低い周波数帯域の方が低下するように保持した
ことから、低周波斜め方向輝度信号SLY及び抑圧輝度信
号SYKを加算した際の、相互干渉を有効に低減すること
ができ、その分品質の高い映像信号を得ることができ
る。
周波数変調回路30は、合成輝度信号SGO及びクロマ信
号SCKの加算信号SADD1(第2図(H))を、周波数変調
して記録回路(図示せず)に出力するようになされ、こ
れにより所定のマザーデイスクに加算信号SADD1を記録
するようになされている。
号SCKの加算信号SADD1(第2図(H))を、周波数変調
して記録回路(図示せず)に出力するようになされ、こ
れにより所定のマザーデイスクに加算信号SADD1を記録
するようになされている。
かくして、このようにして作成されたマザーデイスク
を用いて、ビデオデイスク(以下高解像度のビデオデイ
スクと呼ぶ)を複製することにより、従来のビデオデイ
スクプレイヤとの間で互換性を保持しつつ、専用のビデ
オデイスクプレイヤで再生して高い品質の表示画像を表
示することができる。
を用いて、ビデオデイスク(以下高解像度のビデオデイ
スクと呼ぶ)を複製することにより、従来のビデオデイ
スクプレイヤとの間で互換性を保持しつつ、専用のビデ
オデイスクプレイヤで再生して高い品質の表示画像を表
示することができる。
かくしてこの実施例において、くし型フイルタ回路1
0、減算回路12及びハイパスフイルタ回路21は、輝度信
号SYHを、クロマ帯域以上の斜め方向の輝度情報で構成
された斜め方向輝度信号SHYと、斜め方向輝度信号SHYを
抑圧した抑圧輝度信号SYKとに分離する輝度信号分離手
段を構成するのに対し、ローパスフイルタ回路23、26及
び乗算回路25は、斜め方向輝度信号SHYを、抑圧輝度信
号SYKに対して周波数インターリーブの関係に保持し
て、クロマ帯域より高い周波数に変換する周波数変換手
段を構成する。
0、減算回路12及びハイパスフイルタ回路21は、輝度信
号SYHを、クロマ帯域以上の斜め方向の輝度情報で構成
された斜め方向輝度信号SHYと、斜め方向輝度信号SHYを
抑圧した抑圧輝度信号SYKとに分離する輝度信号分離手
段を構成するのに対し、ローパスフイルタ回路23、26及
び乗算回路25は、斜め方向輝度信号SHYを、抑圧輝度信
号SYKに対して周波数インターリーブの関係に保持し
て、クロマ帯域より高い周波数に変換する周波数変換手
段を構成する。
さらに加算回路13及び29は、周波数変換手段(23、2
5、26)で周波数変換された斜め方向輝度信号SLYと、抑
圧輝度信号SYKと、抑圧輝度信号SYKに対して周波数イン
ターリーブの関係に保持されたクロマ信号SCKとを加算
する加算手段を構成する。
5、26)で周波数変換された斜め方向輝度信号SLYと、抑
圧輝度信号SYKと、抑圧輝度信号SYKに対して周波数イン
ターリーブの関係に保持されたクロマ信号SCKとを加算
する加算手段を構成する。
以上の構成において、周波数帯域が7〔MHz〕でなる
輝度信号SYHは、ハイパスフイルタ回路21及びくし型フ
イルタ回路10を介してクロマ帯域以上の斜め方向の輝度
情報が抽出され、斜め方向輝度信号SHYが得られる。
輝度信号SYHは、ハイパスフイルタ回路21及びくし型フ
イルタ回路10を介してクロマ帯域以上の斜め方向の輝度
情報が抽出され、斜め方向輝度信号SHYが得られる。
当該斜め方向輝度信号SHYは、ローパスフイルタ回路2
3、乗算回路25及びローパスフイルタ回路26を介して、
クロマ帯域の斜め方向の輝度情報が抽出され、クロマ帯
域よりも周波数の高い帯域で、かつクロマ信号SCKと同
様に、周波数(n+1/2)fHを基準にして周波数fHの周
期で信号レベルがくしの歯状に変化する低周波斜め方向
輝度信号SLYに周波数変換される。
3、乗算回路25及びローパスフイルタ回路26を介して、
クロマ帯域の斜め方向の輝度情報が抽出され、クロマ帯
域よりも周波数の高い帯域で、かつクロマ信号SCKと同
様に、周波数(n+1/2)fHを基準にして周波数fHの周
期で信号レベルがくしの歯状に変化する低周波斜め方向
輝度信号SLYに周波数変換される。
さらに斜め方向輝度信号SHYは、減算回路12で輝度信
号SYHから減算され、これによりクロマ帯域以下でコン
ポジツトのビデオ信号と同様の周波数特性を有し、これ
以上の周波数帯域で横方向の輝度情報を備えてなる輝度
信号SYKに変換され、これに周波数変換された低周波数
斜め方向輝度信号SLY及びクロマ信号SCKが加算されて加
算信号SADD1に変換される。
号SYHから減算され、これによりクロマ帯域以下でコン
ポジツトのビデオ信号と同様の周波数特性を有し、これ
以上の周波数帯域で横方向の輝度情報を備えてなる輝度
信号SYKに変換され、これに周波数変換された低周波数
斜め方向輝度信号SLY及びクロマ信号SCKが加算されて加
算信号SADD1に変換される。
以上の構成によれば、クロマ帯域の斜め方向の輝度情
報を高い周波数帯域に変換して、視覚的に感知し易い周
波数の低い斜め方向の輝度情報を、周波数の高い斜め方
向の輝度情報に優先して記録することにより、高品質の
映像信号を得ることができ、かくして従来のビデオデイ
スクプレイヤとの間で互換性を保持しつつ、専用のビデ
オデイスクプレイヤで再生して高い品質の表示画像を得
ることができる。
報を高い周波数帯域に変換して、視覚的に感知し易い周
波数の低い斜め方向の輝度情報を、周波数の高い斜め方
向の輝度情報に優先して記録することにより、高品質の
映像信号を得ることができ、かくして従来のビデオデイ
スクプレイヤとの間で互換性を保持しつつ、専用のビデ
オデイスクプレイヤで再生して高い品質の表示画像を得
ることができる。
(G2)ビデオデイスクプレイヤ 第3図において、40はビデオデイスクプレイヤを示
し、従来のビデオデイスクを再生してコンポジツトのビ
デオ信号を出力すると共に、高解像度のビデオデイスク
を再生して高解像度の表示画像を得るようになされてい
る。
し、従来のビデオデイスクを再生してコンポジツトのビ
デオ信号を出力すると共に、高解像度のビデオデイスク
を再生して高解像度の表示画像を得るようになされてい
る。
すなわちビデオデイスクをスピンドルモータで駆動
し、光ピツクアツプから出力される再生信号を復調回路
4に与える。
し、光ピツクアツプから出力される再生信号を復調回路
4に与える。
これにより従来のビデオデイスクを再生する場合、復
調回路4からコンポジツトのビデオ信号が出力されるの
に対し、高解像度のビデオデイスクを再生する場合は、
復調回路4から合成輝度信号SGO及びクロマ信号SCKの加
算信号SADD1を得ることができる。
調回路4からコンポジツトのビデオ信号が出力されるの
に対し、高解像度のビデオデイスクを再生する場合は、
復調回路4から合成輝度信号SGO及びクロマ信号SCKの加
算信号SADD1を得ることができる。
ハイパスフイルタ回路41は、復調回路4の出力信号か
らクロマ帯域以上の信号成分を抽出した後、くし型フイ
ルタ回路6に出力する。
らクロマ帯域以上の信号成分を抽出した後、くし型フイ
ルタ回路6に出力する。
従つてくし型フイルタ回路6の出力信号においては、
従来のビデオデイスクを再生する場合は、クロマ信号が
出力されるのに対し、高解像度のビデオデイスクを再生
する場合は、クロマ信号SCK及びクロマ帯域以上の周波
数でクロマ帯域の斜め方向の輝度情報を含んでなる周波
数変換された低周波斜め方向輝度信号SLYが出力され
る。
従来のビデオデイスクを再生する場合は、クロマ信号が
出力されるのに対し、高解像度のビデオデイスクを再生
する場合は、クロマ信号SCK及びクロマ帯域以上の周波
数でクロマ帯域の斜め方向の輝度情報を含んでなる周波
数変換された低周波斜め方向輝度信号SLYが出力され
る。
かくして減算回路7で、くし型フイルタ回路6の出力
信号を、復調回路4の出力信号から減算するこにより、
従来のビデオデイスクを再生する場合は、輝度信号を得
ることができるのに対し、高解像度のビデオデイスクを
再生する場合は、クロマ帯域以上で、斜め方向の輝度情
報が欠落した抑圧輝度信号SYKを得ることができる。
信号を、復調回路4の出力信号から減算するこにより、
従来のビデオデイスクを再生する場合は、輝度信号を得
ることができるのに対し、高解像度のビデオデイスクを
再生する場合は、クロマ帯域以上で、斜め方向の輝度情
報が欠落した抑圧輝度信号SYKを得ることができる。
これに対してローパスフイルタ回路43は、くし型フイ
ルタ回路6の出力信号からクロマ帯域の信号を抽出して
出力する。
ルタ回路6の出力信号からクロマ帯域の信号を抽出して
出力する。
かくして従来のビデオデイスクを再生する場合は、減
算回路7及びローパスフイルタ回路43を介して輝度信号
及びクロマ信号を分離出力することができる。
算回路7及びローパスフイルタ回路43を介して輝度信号
及びクロマ信号を分離出力することができる。
これに対して高解像度のビデオデイスクを再生する場
合、ローパスフイルタ回路43を介してクロマ信号SCKを
得ることができる。
合、ローパスフイルタ回路43を介してクロマ信号SCKを
得ることができる。
これに対してハイパスフイルタ回路45は、くし型フイ
ルタ回路6の出力信号から、クロマ帯域より周波数の高
い信号成分を抽出する。
ルタ回路6の出力信号から、クロマ帯域より周波数の高
い信号成分を抽出する。
従つて従来のビデオデイスクを再生する場合は、何ら
出力信号を得ることができないのに対し、高解像度のビ
デオデイスクを再生する場合は、周波数変換された低周
波斜め方向輝度信号SLYを抽出することができる。
出力信号を得ることができないのに対し、高解像度のビ
デオデイスクを再生する場合は、周波数変換された低周
波斜め方向輝度信号SLYを抽出することができる。
乗算回路47は、ローパスフイルタ回路45の出力信号を
基準信号SOSCと乗算した後、ローパスフイルタ回路49を
介して出力するようになされ、これにより高解像度のビ
デオデイスクを再生する場合、周波数変換された低周波
斜め方向輝度信号SLYを、抑圧輝度信号SYKに対して周波
数インターリーブの関係に保持したまま、元の周波数帯
域に変換するようになされている。
基準信号SOSCと乗算した後、ローパスフイルタ回路49を
介して出力するようになされ、これにより高解像度のビ
デオデイスクを再生する場合、周波数変換された低周波
斜め方向輝度信号SLYを、抑圧輝度信号SYKに対して周波
数インターリーブの関係に保持したまま、元の周波数帯
域に変換するようになされている。
かくしてクロマ帯域の斜め方向の輝度情報を再現する
ことができ、元の周波数帯域に変換された低周波斜め方
向輝度信号SS1を、加算回路51で抑圧輝度信号SYKと加算
して出力することにより、クロマ帯域より高い周波数帯
域でのみ斜め方向の輝度情報が欠落した輝度信号SSHOを
得ることができる。
ことができ、元の周波数帯域に変換された低周波斜め方
向輝度信号SS1を、加算回路51で抑圧輝度信号SYKと加算
して出力することにより、クロマ帯域より高い周波数帯
域でのみ斜め方向の輝度情報が欠落した輝度信号SSHOを
得ることができる。
従つて従来のビデオデイスクを再生する場合、コンポ
ジツトのビデオ信号に加えて輝度信号及びクロマ信号を
分離出力することができるのに対し、高解像度のビデオ
デイスクを再生する場合、横方向の解像度が7〔MHz〕
で、斜め方向の解像度がクロマ帯域にまで伸びた輝度信
号SSHOを出力することができる。
ジツトのビデオ信号に加えて輝度信号及びクロマ信号を
分離出力することができるのに対し、高解像度のビデオ
デイスクを再生する場合、横方向の解像度が7〔MHz〕
で、斜め方向の解像度がクロマ帯域にまで伸びた輝度信
号SSHOを出力することができる。
かくしてこの実施例において、くし型フイルタ回路
6、加算回路7、ハイパスフイルタ回路41、45及びロー
パスフイルタ回路43は、入力信号SADD1を、クロマ信号S
CKと、クロマ信号SCKより高い周波数帯域で、斜め方向
の輝度情報で構成された斜め方向輝度信号SLYと、クロ
マ信号SCK及び斜め方向輝度信号SLYを抑圧した抑圧輝度
信号SYKとに分離する信号分離手段を構成し、乗算回路4
7及びローパスフイルタ回路49は、斜め方向輝度信号SLY
を、抑圧輝度信号SYKに対して周波数インターリーブの
関係に保持して、クロマ帯域の周波数に変換する周波数
変換手段を構成する。
6、加算回路7、ハイパスフイルタ回路41、45及びロー
パスフイルタ回路43は、入力信号SADD1を、クロマ信号S
CKと、クロマ信号SCKより高い周波数帯域で、斜め方向
の輝度情報で構成された斜め方向輝度信号SLYと、クロ
マ信号SCK及び斜め方向輝度信号SLYを抑圧した抑圧輝度
信号SYKとに分離する信号分離手段を構成し、乗算回路4
7及びローパスフイルタ回路49は、斜め方向輝度信号SLY
を、抑圧輝度信号SYKに対して周波数インターリーブの
関係に保持して、クロマ帯域の周波数に変換する周波数
変換手段を構成する。
さらに加算回路51は、周波数変換手段(47、49)で周
波数変換された斜め方向輝度信号SS1と、抑圧輝度信号S
YKとを加算する加算手段を構成する。
波数変換された斜め方向輝度信号SS1と、抑圧輝度信号S
YKとを加算する加算手段を構成する。
第3図の構成において、従来のビデオデイスクを再生
する場合、復調回路4からコンポジツトのビデオ信号が
得られ、当該ビデオ信号から、ハイパスフイルタ回路41
及びくし型フイルタ回路6でクロマ信号が抽出され、当
該クロマ信号がローパスフイルタ回路43を介して出力さ
れる。
する場合、復調回路4からコンポジツトのビデオ信号が
得られ、当該ビデオ信号から、ハイパスフイルタ回路41
及びくし型フイルタ回路6でクロマ信号が抽出され、当
該クロマ信号がローパスフイルタ回路43を介して出力さ
れる。
さらにクロマ信号は、減算回路7でコンポジツトのビ
デオ信号から減算され、これにより加算回路51を介して
輝度信号が出力される。
デオ信号から減算され、これにより加算回路51を介して
輝度信号が出力される。
これに対して高解像度のビデオデイスクを再生する場
合、復調回路4の出力信号はハイパスフイルタ回路41及
びくし型フイルタ回路6で、クロマ信号SCK及びクロマ
帯域の斜め方向の輝度情報を含んでなる周波数変換され
た低周波斜め方向輝度信号SLYが抽出される。
合、復調回路4の出力信号はハイパスフイルタ回路41及
びくし型フイルタ回路6で、クロマ信号SCK及びクロマ
帯域の斜め方向の輝度情報を含んでなる周波数変換され
た低周波斜め方向輝度信号SLYが抽出される。
クロマ信号SCK及び周波数変換された低周波斜め方向
輝度信号SLYは、減算回路7で復調回路4の出力信号か
ら減算され、これによりクロマ帯域以上で、斜め方向の
輝度情報が欠落した抑圧輝度信号SYKが得られる。
輝度信号SLYは、減算回路7で復調回路4の出力信号か
ら減算され、これによりクロマ帯域以上で、斜め方向の
輝度情報が欠落した抑圧輝度信号SYKが得られる。
これに対してクロマ信号SCKは、ローパスフイルタ回
路43を介して出力される。
路43を介して出力される。
さらに周波数変換された低周波斜め方向輝度信号SLY
は、ハイパスフイルタ回路45、乗算回路47及びローパス
フイルタ回路49を介して、元の周波数帯域に変換された
後、加算回路51で抑圧輝度信号SYKに加算され、これに
より横方向の解像度が7〔MHz〕で、斜め方向の解像度
がクロマ帯域にまで伸びた輝度信号SSHOが出力される。
は、ハイパスフイルタ回路45、乗算回路47及びローパス
フイルタ回路49を介して、元の周波数帯域に変換された
後、加算回路51で抑圧輝度信号SYKに加算され、これに
より横方向の解像度が7〔MHz〕で、斜め方向の解像度
がクロマ帯域にまで伸びた輝度信号SSHOが出力される。
第3図の構成によれば、高い周波数帯域に変換して記
録した低周波斜め方向輝度信号SLYを元の周波数帯域に
変換して輝度信号を再現することにより、従来のビデオ
デイスクとの間で互換性を保持しつつ、高い品質の表示
画像を再現することができる。
録した低周波斜め方向輝度信号SLYを元の周波数帯域に
変換して輝度信号を再現することにより、従来のビデオ
デイスクとの間で互換性を保持しつつ、高い品質の表示
画像を再現することができる。
(G3)他の実施例 なお上述の実施例においては、ローパスフイルタ回路
23で斜め方向の輝度情報を帯域制限することにより、ク
ロマ帯域の斜め方向の輝度情報を、周波数の高い斜め方
向の輝度情報に優先して記録する場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、例えば記録再生可能な周波
数帯域が、さらに高い周波数帯域にまで伸びている場合
は、ローパスフイルタ回路23のカツトオフ周波数をさら
に高い周波数に選定したり、さらにはローパスフイルタ
回路23を省略するようにしてもよい。
23で斜め方向の輝度情報を帯域制限することにより、ク
ロマ帯域の斜め方向の輝度情報を、周波数の高い斜め方
向の輝度情報に優先して記録する場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、例えば記録再生可能な周波
数帯域が、さらに高い周波数帯域にまで伸びている場合
は、ローパスフイルタ回路23のカツトオフ周波数をさら
に高い周波数に選定したり、さらにはローパスフイルタ
回路23を省略するようにしてもよい。
このようにすれば、その分斜め方向の解像度を向上す
ることができ、さらに高品質の表示画像を得ることがで
きる。
ることができ、さらに高品質の表示画像を得ることがで
きる。
さらに第1図の実施例においては、乗算回路25で周波
数534fHの基準信号SOSCと乗算することにより、低周波
斜め方向輝度信号SLYを周波数変換する場合について述
べたが、基準信号の周波数はこれに限らず、要は周波数
変換された低周波斜め方向輝度信号SLYの信号レベル
が、クロマ信号SCKと同様に、周波数(n+1/2)fHを基
準にして周波数fHの周期でくしの歯状に変化し、抑圧輝
度信号SYKに対して周波数インターリーブの関係に保持
されるようになればよい。
数534fHの基準信号SOSCと乗算することにより、低周波
斜め方向輝度信号SLYを周波数変換する場合について述
べたが、基準信号の周波数はこれに限らず、要は周波数
変換された低周波斜め方向輝度信号SLYの信号レベル
が、クロマ信号SCKと同様に、周波数(n+1/2)fHを基
準にして周波数fHの周期でくしの歯状に変化し、抑圧輝
度信号SYKに対して周波数インターリーブの関係に保持
されるようになればよい。
さらに上述の実施例においては、NTSC方式の標準ビデ
オ信号と互換性を図る場合について述べたが、本発明は
これに限らず、PAL方式、SECAM方式の標準ビデオ信号と
互換性を図る場合にも広く適用することができる。
オ信号と互換性を図る場合について述べたが、本発明は
これに限らず、PAL方式、SECAM方式の標準ビデオ信号と
互換性を図る場合にも広く適用することができる。
さらに上述の実施例においては、ビデオデイスクにコ
ンポーネントのビデオ信号を記録する場合及び再生する
場合について述べたが、本発明はビデオデイスクに記録
再生する場合に限らず、例えば磁気テープ等の記録媒体
に記録再生する場合、さらにはコンポーネントのビデオ
信号を伝送する映像信号処理装置等に広く適用すること
ができる。
ンポーネントのビデオ信号を記録する場合及び再生する
場合について述べたが、本発明はビデオデイスクに記録
再生する場合に限らず、例えば磁気テープ等の記録媒体
に記録再生する場合、さらにはコンポーネントのビデオ
信号を伝送する映像信号処理装置等に広く適用すること
ができる。
この場合、記録、再生の両機能、又は送出受信の両機
能を備えた映像信号処理装置を構成するようにしてもよ
い。
能を備えた映像信号処理装置を構成するようにしてもよ
い。
H発明の効果 上述のように第1の発明によれば、クロマ帯域以上の
斜め方向の輝度情報で構成された斜め方向輝度信号を、
クロマ帯域より高い周波数に周波数変換した後、斜め方
向輝度信号を抑圧した抑圧輝度信号及びクロマ信号と加
算することにより、クロマ帯域以下の周波数帯域でコン
ポジツトのビデオ信号と同一の周波数特性を維持して、
これより高い周波数帯域について、斜め方向の輝度情報
をも有する加算信号を得ることができ、かくしてコンポ
ジツトのビデオ信号との間で互換性を維持しつつ、高品
質の映像信号が得られる映像信号処理装置を得ることが
できる。
斜め方向の輝度情報で構成された斜め方向輝度信号を、
クロマ帯域より高い周波数に周波数変換した後、斜め方
向輝度信号を抑圧した抑圧輝度信号及びクロマ信号と加
算することにより、クロマ帯域以下の周波数帯域でコン
ポジツトのビデオ信号と同一の周波数特性を維持して、
これより高い周波数帯域について、斜め方向の輝度情報
をも有する加算信号を得ることができ、かくしてコンポ
ジツトのビデオ信号との間で互換性を維持しつつ、高品
質の映像信号が得られる映像信号処理装置を得ることが
できる。
第2の発明によれば、クロマ帯域より高い周波数に周
波数変換された斜め方向輝度信号を元の周波数帯域に変
換することにより、コンポジツトのビデオ信号との間で
互換性を維持しつつ、高品質の表示画像を再現すること
ができる映像信号処理装置を得ることができる。
波数変換された斜め方向輝度信号を元の周波数帯域に変
換することにより、コンポジツトのビデオ信号との間で
互換性を維持しつつ、高品質の表示画像を再現すること
ができる映像信号処理装置を得ることができる。
さらに第3の発明においては、斜め方向輝度信号をク
ロマ帯域より高い周波数に周波数変換して、抑圧輝度信
号及びクロマ信号と加算する一方、他方でクロマ帯域よ
り高い周波数に周波数変換された斜め方向輝度信号を元
の周波数帯域に変換することにより、コンポジツトのビ
デオ信号との間で互換性を維持しつつ、高品質の表示画
像が得られる映像信号処理装置を得ることができる。
ロマ帯域より高い周波数に周波数変換して、抑圧輝度信
号及びクロマ信号と加算する一方、他方でクロマ帯域よ
り高い周波数に周波数変換された斜め方向輝度信号を元
の周波数帯域に変換することにより、コンポジツトのビ
デオ信号との間で互換性を維持しつつ、高品質の表示画
像が得られる映像信号処理装置を得ることができる。
第1図は本発明の一実施例による記録装置を示すブロツ
ク図、第2図はその動作の説明に供する特性曲線図、第
3図はビデオデイスクプレイヤを示すブロツク図、第4
図は従来のビデオデイスクプレイヤを示すブロツク図、
第5図及び第6図はクロマ信号及び輝度信号の加算の説
明に供するブロツク図、第7図はその動作の説明に供す
る特性曲線図である。 1、40……ビデオデイスクプレイヤ、4……復調回路、
6、9、10……くし型フイルタ回路、7、12……減算回
路、8、13、51……加算回路、20……記録装置、21、4
5、49……ハイパスフイルタ回路、23、26、43、46……
ローパスフイルタ回路、25、47……乗算回路。
ク図、第2図はその動作の説明に供する特性曲線図、第
3図はビデオデイスクプレイヤを示すブロツク図、第4
図は従来のビデオデイスクプレイヤを示すブロツク図、
第5図及び第6図はクロマ信号及び輝度信号の加算の説
明に供するブロツク図、第7図はその動作の説明に供す
る特性曲線図である。 1、40……ビデオデイスクプレイヤ、4……復調回路、
6、9、10……くし型フイルタ回路、7、12……減算回
路、8、13、51……加算回路、20……記録装置、21、4
5、49……ハイパスフイルタ回路、23、26、43、46……
ローパスフイルタ回路、25、47……乗算回路。
Claims (3)
- 【請求項1】輝度信号を、クロマ帯域以上の斜め方向の
輝度情報で構成された斜め方向輝度信号と、上記斜め方
向輝度信号を抑圧した抑圧輝度信号とに分離する輝度信
号分離手段と、 上記斜め方向輝度信号を、上記抑圧輝度信号に対して周
波数インターリーブの関係に保持して、クロマ帯域より
高い周波数に変換する周波数変換手段と、 上記周波数変換手段で周波数変換された斜め方向輝度信
号と、上記抑圧輝度信号と、上記抑圧輝度信号に対して
周波数インターリーブの関係に保持されたクロマ信号と
を加算して出力する加算手段と を具え、 上記輝度信号及び上記クロマ信号を、上記加算手段の出
力信号に変換するようにしたことを特徴とする映像信号
処理装置。 - 【請求項2】入力信号を、クロマ信号と、上記クロマ信
号より高い周波数帯域で、斜め方向の輝度情報で構成さ
れた斜め方向輝度信号と、上記クロマ信号及び上記斜め
方向輝度信号を抑圧した抑圧輝度信号とに分離する信号
分離手段と、 上記斜め方向輝度信号を、上記抑圧輝度信号に対して周
波数インターリーブの関係に保持して、クロマ帯域の周
波数に変換する周波数変換手段と、 上記周波数変換手段で周波数変換された斜め方向輝度信
号と、上記抑圧輝度信号とを加算する加算手段と を具え、 上記入力信号を、上記クロマ信号と上記加算手段から出
力される加算信号とに変換するようにしたことを特徴と
する映像信号処理装置。 - 【請求項3】輝度信号を、クロマ帯域以上の斜め方向の
輝度情報で構成された第1の斜め方向輝度信号と、上記
第1の斜め方向輝度信号を抑圧した第1の抑圧輝度信号
とに分離する第1の輝度信号分離手段と、 上記第1の斜め方向輝度信号を、上記第1の抑圧輝度信
号に対して周波数インターリーブの関係に保持して、ク
ロマ帯域より高い周波数に変換する第1の周波数変換手
段と、 上記第1の周波数変換手段で周波数変換された第1の斜
め方向輝度信号と、上記第1の抑圧輝度信号と、上記第
1の斜め方向輝度信号に対して周波数インターリーブの
関係に保持された第1のクロマ信号とを加算して出力す
る第1の加算手段と、 入力信号を、第2のクロマ信号と、上記第2のクロマ信
号より高い周波数帯域で、斜め方向の輝度情報で構成さ
れた第2の斜め方向輝度信号と、上記第2のクロマ信号
及び上記第2の斜め方向輝度信号を抑圧した第2の抑圧
輝度信号とに分離する第2の信号分離手段と、 上記第2の斜め方向輝度信号を、上記第2の抑圧輝度信
号に対して周波数インターリーブの関係に保持して、ク
ロマ帯域の周波数に変換する第2の周波数変換手段と、 上記第2の周波数変換手段で周波数変換された第2の斜
め方向輝度信号と、上記第2の抑圧輝度信号とを加算す
る第2の加算手段と を具え、 上記輝度信号及び上記第1のクロマ信号を、上記第1の
加算手段の出力信号に変換すると共に、上記入力信号
を、上記第2の加算手段から出力される加算信号と上記
第2のクロマ信号とに変換するようにしたことを特徴と
する映像信号処理装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1088317A JP2738000B2 (ja) | 1989-04-06 | 1989-04-06 | 映像信号処理装置 |
US07/503,768 US5067009A (en) | 1989-04-06 | 1990-04-03 | Apparatus for recording and/or reproducing a component video signal having a luminance signal of a wide frequency band and a chroma signal in a band below the high end of the luminance signal band and within the latter |
DE69027473T DE69027473T2 (de) | 1989-04-06 | 1990-04-05 | Vorrichtung zum Verarbeiten eins Video-Komponentensignals mit breitbandiger Luminanzkomponente |
AU52945/90A AU626401B2 (en) | 1989-04-06 | 1990-04-05 | Video signal processing apparatus |
EP90303683A EP0391723B1 (en) | 1989-04-06 | 1990-04-05 | Apparatus for processing a component video signal having a wideband luminance component |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1088317A JP2738000B2 (ja) | 1989-04-06 | 1989-04-06 | 映像信号処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02266688A JPH02266688A (ja) | 1990-10-31 |
JP2738000B2 true JP2738000B2 (ja) | 1998-04-08 |
Family
ID=13939550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1088317A Expired - Lifetime JP2738000B2 (ja) | 1989-04-06 | 1989-04-06 | 映像信号処理装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5067009A (ja) |
EP (1) | EP0391723B1 (ja) |
JP (1) | JP2738000B2 (ja) |
AU (1) | AU626401B2 (ja) |
DE (1) | DE69027473T2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5596418A (en) * | 1990-08-17 | 1997-01-21 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Deemphasis and subsequent reemphasis of high-energy reversed-spectrum components of a folded video signal |
US6246827B1 (en) | 1990-08-17 | 2001-06-12 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Deemphasis and subsequent reemphasis of high-energy reversed-spectrum components of a folded video signal |
US5673355A (en) * | 1990-08-17 | 1997-09-30 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Deemphasis & Subsequent reemphasis of high-energy reversed-spectrum components of a folded video signal |
JP3158614B2 (ja) * | 1992-03-26 | 2001-04-23 | ソニー株式会社 | デジタル復調装置 |
US5687212A (en) * | 1995-07-25 | 1997-11-11 | Bell Atlantic Network Services, Inc. | System for reactively maintaining telephone network facilities in a public switched telephone network |
US8429467B2 (en) * | 2007-10-19 | 2013-04-23 | Oracle International Corporation | User-triggered diagnostic data gathering |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1431378A (en) * | 1972-04-19 | 1976-04-07 | Rca Corp | Colour information translating systems |
US3996606A (en) * | 1975-03-18 | 1976-12-07 | Rca Corporation | Comb filter for video processing |
JPS56119593A (en) * | 1980-02-26 | 1981-09-19 | Sony Corp | Processing device of color video signal |
GB2101835B (en) * | 1981-07-09 | 1985-10-09 | British Broadcasting Corp | Colour television systems |
GB2126822B (en) * | 1982-07-30 | 1986-08-06 | British Broadcasting Corp | Video signal processing |
JPS62245894A (ja) * | 1986-04-18 | 1987-10-27 | Sony Corp | 映像信号分離装置 |
NL8701348A (nl) * | 1987-06-10 | 1989-01-02 | Philips Nv | Inrichting voor het opnemen en/of weergeven van een luminantiesignaal. |
DE3731166A1 (de) * | 1987-09-17 | 1989-03-30 | Thomson Brandt Gmbh | Videorecorder mit verbesserter farbaufzeichnung |
JPH01223893A (ja) * | 1988-03-02 | 1989-09-06 | Sony Corp | カラー映像信号の処理装置 |
-
1989
- 1989-04-06 JP JP1088317A patent/JP2738000B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-04-03 US US07/503,768 patent/US5067009A/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-04-05 EP EP90303683A patent/EP0391723B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-04-05 DE DE69027473T patent/DE69027473T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1990-04-05 AU AU52945/90A patent/AU626401B2/en not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU626401B2 (en) | 1992-07-30 |
EP0391723A2 (en) | 1990-10-10 |
EP0391723B1 (en) | 1996-06-19 |
US5067009A (en) | 1991-11-19 |
DE69027473D1 (de) | 1996-07-25 |
DE69027473T2 (de) | 1996-12-05 |
EP0391723A3 (en) | 1992-08-12 |
AU5294590A (en) | 1990-10-11 |
JPH02266688A (ja) | 1990-10-31 |
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Legal Events
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