JP2584760B2 - 映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置

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JP2584760B2 JP62023661A JP2366187A JP2584760B2 JP 2584760 B2 JP2584760 B2 JP 2584760B2 JP 62023661 A JP62023661 A JP 62023661A JP 2366187 A JP2366187 A JP 2366187A JP 2584760 B2 JP2584760 B2 JP 2584760B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、映像信号処理装置に関し、特に映像信号の
ノイズ成分の低減を図るものである。
〔従来の技術〕
第2図は従来のこの種装置における回路構成の一例を
示すブロック図である。
図において、10は1HDL(1水平走査期間遅延回路)、
11および13はスイッチ、12は加算器である。
次に、従来のこの種装置における第2図に示す構成例
の動作を説明する。
例えば、記録,再生された映像信号のドロップアウト
補正の場合に、輝度信号をスイッチ11と1HDL10とからな
るD.O.C(ドロップアウトコンペンセータ)回路に供給
するとともに、1HDL10により遅延された出力信号は、遅
延される前の現信号と加算器12により加算され、隣接す
る走査線間の輝度信号の平均値補間信号が作成される。
フレーム信号を再生する場合には、この補間信号をスイ
ッチ13により1フィールドおきに1/2Vの周期で、切換え
て使用するように、疑似フレーム信号として作成され
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、再生された輝度信号には該輝度信号を
供給する従来のこの種の装置に付随するホワイトノイズ
成分が含まれており、上述した第2図に示す従来の構成
で再生された画像情報では、このホワイトノイズ成分の
ためにS/Nの観点から画質の向上には自づから限界があ
るという問題があった。
そこで、本発明の目的は、極めて簡易で低コストな構
成にて映像信号のノイズ成分の低減を図ることができる
映像信号処理装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
このような目的を達成するために、本発明の映像信号
処理装置は、映像信号を入力し、入力映像信号を所定の
期間遅延し、出力する遅延手段と、前記遅延手段から出
力される映像信号を前記入力映像信号に加算し、出力す
る加算手段と、前記遅延手段から出力される映像信号を
前記入力映像信号から減算し、出力する第1の減算手段
と、前記第1の減算手段から出力される映像信号の振幅
を制限し、出力する振幅制限手段と、前記入力映像信号
と前記遅延手段から出力される映像信号とを入力し、前
記入力映像信号にドロップアウトが発生している期間中
は前記遅延手段から出力される映像信号を出力し、前記
入力映像信号にドロップアウトが発生していない期間中
は前記入力映像信号を出力する第1の信号選択出力手段
と、前記振幅制限手段から出力される映像信号を前記第
1の信号選択手段から出力される映像信号から減算する
ことによりノイズ成分が低減された映像信号を形成し、
出力する第2の減算手段と、前記加算手段から出力され
る映像信号と前記第2の減算手段から出力される映像信
号とを入力し、入力された両映像信号を所定の周期で交
互に選択して出力する第2の信号選択出力手段とを具え
たことを特徴とする。
〔作用〕
上述の構成によれば、簡易で低コストな構成にて、映
像信号のノイズ成分を低減することができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細かつ具体
的に説明する。
第1図は本発明の一実施例の装置の構成を示す回路図
である。
図において、1は磁気記録媒体、2はモータであり、
モータ2により磁気記録媒体1をフィールド周期で回転
する。
3は磁気ヘッドであり、磁気記録媒体1の直径方向に
移動可能な構造になっており磁気記録媒体1の1円周上
に1フィールド画像情報が記録される。
4は前置増幅器、5は高域通過フィルタ(HPF)、6
は低域通過フィルタ(LPF)である。7はRF等化器、8
および14はFM復調器、9および15はデエンファシス回路
である。また、10は1HDL(1水平走査期間遅延回路)、
11,13および20はスイッチ、12および18は加算器であ
る。
16は線同次化回路、17はエンコーダ、19は1/2水平走
査期間遅延回路(1/2HDL)、21および23は減算器、22は
振幅制限回路(LIM)である。
ここで、101は平均値補間部であり、1HDL10、ドロッ
プアウト(D.O)検出により制御されるスイッチ11、加
算器12、疑似フレーム信号をつくり出すスイッチ13によ
る上述第2図示の従来の回路構成のほかに、減算器21お
よび23,振幅制限回路22により構成される。
以下に、第1図について各部動作を説明する。
磁気ヘッド3により再生された記録情報信号は前置増
幅器4で増幅され、HPF5とLPF6とで輝度信号と色信号と
に分離される。
HPF5の出力はRF等化器7で搬送波帯に等化され、FM復
調器8に入力され、さらにディエンファシス回路9で元
の波形信号に復元される。
つづいて、平均値補間部101により、ドロップアウト
の補正、および平均値補間の処理のほか、さらに後述す
る雑音低減の処理が行われて、加算器18に加えられる。
一方、色信号はFM復調器14とディエンファシス回路15
とを通って線順次色差信号が作成される。この線順次色
差信号は線同次化回路16でR−Y,B−Yの同次化信号に
変換され、エンコーダ回路17により副搬送波を変調した
カラー変調信号に変換される。
さらに、この色副搬送波信号は加算器18によりスイッ
チ13から所定の周期により出力される減算器21または23
からの輝度信号に加算されて静止画画像信号として出力
される。つづいて、フレーム信号を再生する場合には1/
2HDL回路19とSW20で0.5Hスキュージャンプの補正が施さ
れる。
ここで、第3図は磁気記録媒体1に記録されている画
像情報の周波数分布の一例を示すスペクトラムである。
f1はR−Y信号のFM変調される中心周波数、f2はB−
Y信号の中心周波数を示しており、R−Y信号とB−Y
信号とが線順次の形でプリエンファシスされてFM変調さ
れている。Cは色信号のFM変調された周波数領域を示し
ている。
f3は輝度信号の同期信号尖頭値周波、、f4は白信号先
頭値周波数を示しており、プリエンファシスされてFM変
調されている。Yは輝度信号のFM変調された周波数領域
を示している。
第1図示の本実施例において、ディエンファシス回路
9より出力された再生輝度信号Ypは1)式の様に示され
る。
Yp=Y+n=Y+n1+n2 ……(1) ここでYは輝度信号、nは雑音成分、n1はnfHを中心
とした帯域に存在するノイズ成分、n2はそれ以外の帯域
のノイズ成分である。
減算器21より出力される信号Ypは2)式の様に示され
る。
Yp=Y′+n2 ……(2) Y′は(n+1/2)fHを中心とする帯域に存在する輝
度信号でこれは極めて小さな量である。
この信号をリミッタ22に加えると、小信号成分のみが
取り出されてほとんどn2成分のみとなる。したがって、
減算器23により1)式で示したYpよりn2を引いた演算が
行われ、減算器23の出力Yp′は3)式の様になる。
Yp′=Y+n1 ……(3) したがって、減算器23の出力Yp′に含まれるノイズ帯
域としては半分になり、輝度情報をほとんど損うことな
くS/Nを3dB向上させたことになる。
以上説明した本実施例においては、輝度信号の平均値
補間を行うための遅延手段(1HDL10に相当する)をホワ
イトノイズ除去のための遅延手段に兼用したので構成が
簡単になるという効果を生じる。さらに、本実施例にお
いては、かかる遅延手段をドロップアウト補償のための
遅延手段にも兼用しているので構成が一層簡単になると
いう効果を奏する。
なお、本実施例においては、磁気シートに記録された
映像信号を処理する装置を例にしたが、本発明によれば
この装置に限らず他の種々の装置に適用することができ
る。また、本実施例においては、遅延手段の遅延時間を
一水平走査期間としたが必ずしもこれに限られるもので
はない。すなわち、映像信号に相関が相じる期間であれ
ば、それに見合う期間の遅延時間であってもよい。
〔発明の効果〕
以上から明らかなように、本発明によれば、ドロップ
アウト補償のため信号を遅延する構成を、映像信号のノ
イズ成分を低減する際にも兼用するように構成すること
により、極めて簡易で低コストな構成にて、映像信号の
ノイズ成分を低減することができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示す回路図、 第2図は従来のこの種装置における回路構成の一例を示
すブロック図、 第3図は記録情報の周波数分布の一例を示すスペクトラ
ム図である。 1……磁気記録媒体、 2……モータ、 3……磁気ヘッド、 4……前置増幅器、 5……HPF、 6……LPF、 7……RF等化器、 8……FM復調器、 9,15……ディエンファシス回路、 10……1HDL、 11,13,20……スイッチ(SW)、 12,18……加算器、 14……FM復調器、 16……線同次化回路、 17……エンコーダ、 19……1/2HDL、 21,23……減算器、 22……振幅制限回路(LIM)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号を入力し、入力映像信号を所定の
    期間遅延し、出力する遅延手段と、 前記遅延手段から出力される映像信号を前記入力映像信
    号に加算し、出力する加算手段と、 前記遅延手段から出力される映像信号を前記入力映像信
    号から減算し、出力する第1の減算手段と、 前記第1の減算手段から出力される映像信号の振幅を制
    限し、出力する振幅制限手段と、 前記入力映像信号と前記遅延手段から出力される映像信
    号とを入力し、前記入力映像信号にドロップアウトが発
    生している期間中は前記遅延手段から出力される映像信
    号を出力し、前記入力映像信号にドロップアウトが発生
    していない期間中は前記入力映像信号を出力する第1の
    信号選択出力手段と、 前記振幅制限手段から出力される映像信号を前記第1の
    信号選択手段から出力される映像信号から減算すること
    によりノイズ成分が低減された映像信号を形成し、出力
    する第2の減算手段と、 前記加算手段から出力される映像信号と前記第2の減算
    手段から出力される映像信号とを入力し、入力された両
    映像信号を所定の周期で交互に選択して出力する第2の
    信号選択出力手段とを具えたことを特徴とする映像信号
    処理装置。
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