JP2736934B2 - 直接脱水素法によるシメノールの製造 - Google Patents

直接脱水素法によるシメノールの製造

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は芳香剤(fragrance)の製造に適する中間体
の製造に関する。より詳細には、本発明は芳香薬品(fr
agrance chemical)の製造における中間体として価値の
ある8−ヒドロキシシメン(8−hydroxycymenes)の製
造法の改良に関する。
発明の背景 香料(perfume)の製造において重要な物質は、イン
ダン及び7−アセチル−1,1,3,4,4,6−ヘキサメチルテ
トラリンのようなテトラリンムスクタイプの芳香剤であ
る。これらの物質は、優れた臭気と定着性を有する。こ
れらは、アルカリと光に対して安定であり、ほとんどの
溶剤に可溶であり、実質的に無色で持続性があり、また
比較的に廉価である。これらは通常対応するメチル置換
インダン又はテトラリンをフリーデル−クラフツ反応に
おいてアセチル化することによって製造される。これら
の後者の物質を製造するための多くの方法が次々と提案
されてきている。8−ヒドロキシシメンから得られる置
換されたシメンに脂環式付加を形成させることを含む幾
つかの方法が提案されている。
米国特許第2,366,409号[ハーキュリーズ(Hercule
s)]から、8−ヒドロキシメンテンを、液相において
不均化反応によって、8−ヒドロキシシメンと8−ヒド
ロキシメンタンの混合物に転化できることが知られてい
る。この反応は、水素添加と脱水素化の組み合わせのよ
うであり、即ち、水素移行反応(transfer hydrogenati
on)である。脱水素化される8−ヒドロキシメンテンの
1分子毎に、2分子の8−ヒドロキシメンテンを8−ヒ
ドロキシメンタンまで水素添加するのに十分な水素が生
成する。
ハーキュリーズの反応は、8−ヒドロキシメンタンと
8−ヒドロキシシメンの約2:1の混合物を生成する。こ
の反応が行われる圧力ではこの比率にほとんど差が生じ
ないということ、及び液相においては73℃(環流温度)
で0.4kPaのような低い圧力でもなお約2:1という生成物
の比率になるという、ハーキュリーズの特許の教示を、
本発明者らは確認した。
発明の短い要約 これに反して、上述の反応を蒸気相で行うことによっ
て、得られる上述の生成物の比率を変えて、より高い収
量の8−ヒドロキシシメンとそれに応じたより低い収量
の8−ヒドロキシメンタンを得ることができることを、
本発明者らは発見した。脱水素化によって製造される8
−ヒドロキシシメンの比率を、脱水素化反応に最適な条
件を選択することによって増加させることができる。
従って、本発明は、8−ヒドロキシメンテンを蒸気相
中で脱水素化触媒を用いて処理することを含む、8−ヒ
ドロキシメンテンの8−ヒドロキシシメンへの転化方法
を提供する。
発明の詳細な説明 本発明の方法の出発物質は、どのような8−ヒドロキ
シメンテンでもよい。メンテンの炭素構造は、バーンス
セン(Bernthsen)の「有機化学の教科書(Textbook of
Organic Chemistry)」ザドボロー(Sudborough)改訂
版、1922年編、ニューヨーク州、ニューヨークのディー
・バン・ノストランド・カンパニー(D.Van.Nostrand C
ompany)、609頁と613頁に見られる。そこに示されてい
る炭素原子に番号付けする体系を本明細書中においても
利用する。炭素No.7で表されるメチル基がイソプロピル
基に対してパラでも、オルトでも、或いはメタでもよい
ことが理解されるだろう。8−ヒドロキシメンタジエン
も8−ヒドロキシメンテンという用語の中に包含され
る。
ヒドロキシメンテンは、純粋な化合物の形態でも、ヒ
ドロキシメンテンを十分に含有している蒸留分のような
混合物の形態でもよい。例えば、8−ヒドロキシ−p−
メント−1−エン(8−hydroxy−p−menth−1−en
e)(α−テルピネオール)は、かなり純粋な状態で
も、或いは通常の市販のパイン油(これは通常テルピン
アルコール類の混合物である)の形態でも使用できる。
使用される8−ヒドロキシメンテンが、8−ヒドロキシ
−p−メント−1−エンのように、パラーメンテンの立
体配置(configulation)を有する場合、その誘導体も
音じパラ配列を有することが理解されるだろう。同様
に、オルト及びメタのヒドロキシメンテンは、それぞれ
オルト及びメタの生成物をもたらす。
液相中で行われる従来の転化と対照的に、転化が蒸気
相中で行われることは本発明の特徴である。驚くべきこ
とに、転化を蒸気相中で行うことによって、所望の8−
ヒドロキシシメンの収率が増加し、触媒の寿命を延ばす
ことができることを発見した。
蒸気相を発生させるために幾つかの方法が利用でき
る。例えば、8−ヒドロキシメンテン供給原料の温度を
その沸点より高くできるが、α−テルピネオールの場合
は大気圧下で約220℃である。しかしながら、約150℃よ
り高い温度で転化を行うと、脱水と望ましくない副生成
物の形成がもとらされることがある、蒸気相は、圧力を
好ましくは8kPa未満まで、より好しくは0.1乃至5kPa、
最も好ましくは0.1乃至0.65kPaまで低下させることによ
って、より低い温度で発生させるのが望ましい。別法と
して、窒素のような不活性キャリヤーガス、又は水蒸気
のような蒸気、或いはそれらの混合物の助けによって、
基質を蒸気化させることもできる。調節された低圧、或
いはキャリヤーガス又は蒸気を使用することは、転化中
に反応系から生成する水素ガスを除去することにも役立
ち、これによって8−ヒドロキシメンタンの生成が最小
化される。
転化は80乃至150℃の温度で行うのが好ましく、より
好ましくは130乃至145℃であり、8−ヒドロキシ−p−
メント−1−エンに対しては約142℃で行うのが最も好
ましい。高温の油又は水蒸気のような伝熱系を使用し
て、反応系を所望の温度に保持することができる。
アルコール物質の脱水を防ぐために、反応系から酸を
排除することも望ましい。
触媒は活性化形態の第VIII族金属が好ましく、特にパ
ラジウムが好ましいが、例えば、プラチナ、ルテニウ
ム、ロジウム、イリジウム、又はオスミウムも使用でき
る。触媒は、例えば、シリカ、アルミナ、又は炭素上
に、好適には0.1乃至10重量%の濃度で、担持されてい
てもよい。特に適する触媒は、アルミナ担持体上の0.2
重量%のパラジウムであり、例えば、エンジェルハード
(Engelhard)PGCS2として市販されている。例えば、ア
ミンのような塩基性添加剤を加えて、酸を含まない系の
状態を維持してもよい。触媒を塩基性溶液で予め洗浄し
ておくのが好ましい。
空気又は酸素を系に導入してもよい。酸素は水素受容
体として作用し、遊離の水素を水蒸気として系から除去
する。その他の適する水素受容体も使用できる。
水の生成は非常に発熱的であり、反応温度を制御する
のに注意を必要とする。従って、空気又は酸素が系に導
入される場合、転化を5kPa未満の圧力で行うのが望まし
く、この圧力では酸素と水素の組み合わせによる混合物
の危険性が少ない。或いは別法として、空気又は酸素と
上述の不活性のガス又は蒸気との混合物を使用してもよ
い。このようにすると、蒸気化した基質だけでなく水素
の水素受容体へと移動も制御される。
本発明をさらに以下の実施例によって説明する。
実施例1 充填床を通しての蒸留 この方法は、改良されたベンチ(bench)蒸留装置を
使用し、この中で基質は触媒層を通して蒸留される。触
媒層は30gのエンジェルハードPGCS2触媒[アルミナ球体
上のパラジウム0.2重量%(エッグシェル(eggshel
l))]を含む。
8−ヒドロキシ−p−メント−1−エン(純度86重量
%、0.7モルに相当する126.9g)、炭酸ナトリウム(6.3
g)、及びトリエチルアミン(3.2g)を蒸留フラスコに
入れた。後者は、反応触媒上の全ての酸性部位を中和さ
せるためのものである。炭酸ナトリウムは、フラスコ中
の基質の、酸で触媒される脱水を最小化するために含有
させる。反応部分を電気を用いて140℃の温度まで加熱
し、装置中の圧力を0.64kPaまで下げた。触媒層の温度
を132乃至141℃に、そして圧力を0.64kPaに維持しなが
ら、材料を反応器を通してゆっくりと0.91g/分の平均割
合で蒸留した。
全部で114.7gの物質を回収した。これを定量気液クロ
マトグラフィーによって分析した結果、以下のものを含
有していることが判明した。
p−シメン 3.9重量%(4.47g,33mmol) 8−ヒドロキシ−p−メント−1−エン 18.3重量%(21.0g,136mmol) 8−ヒドロキシ−p−シメン 45.2重量%(51.8g,346mmol) 8−ヒドロキシ−p−メンタン 32.6重量%(37.4g,239mmol) 10.2gの残渣が残り、4.4gの物質がコールドトラップ
(−78℃)中に回収され、6.4gの物質が系中で凝縮しな
かった。
8−ヒドロキシ−p−メント−1−エンの転化率 80.6% 8−ヒドロキシ−p−シメンに対する選択率 61% 理論値に基づく収率 49%。
実施例2 管状反応器 この方法は、管状(tubular)ステンレススチール製
反応器(1)を使用する(第1図の概略図を参照)。こ
の反応器は減圧下で運転することが可能であり、ヒータ
ー(2)、中心の熱電対さや(4)を備え、フラクショ
ンカッター(8)、凝縮器(10)、及びコールドトラッ
プ(12)を経由して真空ポンプ(6)に接続されてい
る。内径25mmのこのステンレススチール製反応器に、15
6gのエンジェルハードPGCS2触媒[アルミナ球体上のパ
ラジウム0.2重量%(エッグシェル(eggshell))]を
充填した。触媒層(14)の上の部分(16)にガラスヘリ
ックス(gfass helices)を充填してフラッシュ(flas
h)ヒーターとして作用させた。触媒層の長さは45cmで
あり、フラッシュヒーターの長さは10cmである。触媒層
の下の部分(18)にニットメッシュ(knitmesh)を充填
し、外部冷却コイル(20)とともに凝縮器として作用さ
せた。使用前に、触媒を含有している反応器に0.2重量
%の水酸化ナトリウム溶液を充填して、少なくとも2時
間静置しておいた。その後、蒸留水でpH試験紙が中性に
なるまで洗浄した。この処理は、脱水/脱水素化によっ
て多量のp−シメンを生じさせる酸性部位の全てを反応
器/触媒から除去する。同じ理由で、温度は注意深く制
御され、150℃より低く保たれなければならない。約0.5
kPaの排気圧力で塔を運転し、供給ポンプ(24)を使用
し、170kPaに設定した圧力維持バルブ(22)を通して
(供給物の吸い込みを防ぐため)、8−ヒドロキシ−p
−メント−1−エンを反応器に導入する。
反応条件は以下の通りであった。
出口圧力 0.4〜0.6kPa 温度 132〜140℃ 供給速度 1.4〜1.7ml/分 反応器の条件が安定した後、基質を塔の頂上に送っ
た。反応器からの凝縮生成物をフラクションカッター
(8)を通して回収した。適当な運転期間の後、供給ポ
ンプ(24)のスイッチを切り、塔から液体を排出させ
た。ヒーター(2)のスイッチを切り、反応器を40℃よ
り低い温度まで冷却した。その後、窒素下に大気圧まで
系の圧力を上げた。
反応器に供給した11708gの8−ヒドロキシ−p−メン
ト−1−エン(純度93%)から11651%の生成物が回収
された、ガスクロマトグラフィーからの相対ピーク面積
(rpa)(%)で表した生成物の収率は以下の通りであ
った。
rpa % 8−ヒドロキシ−p−シメン 50〜60 8−ヒドロキシ−p−メント−1−エン 2.6〜8 8−ヒドロキシ−p−メンタン 30〜40 p−シメン 0.5〜7.0 実施例3 実施例1の方法を幾つかの異なった温度で繰り返した
が、出口圧力は0.65kPaに保った。結果を以下に示す。
低圧下では温度が上昇するにつれて8−ヒドロキシ−
p−シメンの濃度が増加するのが分かる。しかしなが
ら、139℃付近の温度では、温度の上昇が基質アルコー
ルの脱水/脱水素化によるp−シメンの増加をもたらし
ている。
実施例4 実施例2の方法を幾つかの異なった圧力で繰り返した
が、温度は140℃に保った。結果を以下に示す。
反応を低圧で行った時に、8−ヒドロキシ−p−シメ
ン対8−ヒドロキシ−p−メタンの比が1:1より大きく
なることが分かる。
実施例5 この方法は、実施例2に示した反応器(第1図)と類
似の装置を使用するが、以下のような改良を行った。即
ち、塔を内径25mmのガラス構造物にし、反応器を高温の
油で加熱できる外部ジャケットを取り付けた。反応器
に、120gのエンジェルハードPGCS2触媒[アルミナ球体
上のパラジウム0.2重量%(エッグシェル(eggshel
l))]を充填して、35cmの触媒層を設けた。反応器の
上にぬぐい(wiped)薄膜式蒸発器(film evaporator)
を取り付けた。これに、8−ヒドロキシメンテン及び不
活性のガス又は蒸気を供給できる。この蒸発器は、その
中で発生した蒸気混合物を直接反応器に供給できるよう
に改良されていた。反応器の排出口には適当な凝縮系と
回収容器が取り付けられていた。使用前に、触媒を含有
している反応器に、0.2%水酸化ナトリウム溶液を充填
して、少なくとも2時間静置させておいた。その後、蒸
留水でpH試験紙が中性になるまで洗浄した。この処理
は、脱水/脱水素化によって多量のp−シメンを生じさ
せる酸性部位の全てを反応器/触媒から除去する。同じ
副反応を防ぐために、温度は注意深く制御され、150℃
より低く保たれなければならない。この方法において
は、所望の供給速度の100℃の蒸気が蒸発器の上部に直
接供給された。供給原料もまた所望の供給速度に設定さ
れた計量ポンプを使用して蒸発器に供給された。蒸発器
及び反応器のジャケットは140℃に設定されていた。
8−ヒドロキシ−p−メント−1−エン(302g)を、
大気圧で以下の条件下にある系に導入した。
反応器中心温度 132〜135℃ 供給速度(8−ヒドロキシ−p−メント−1−エン) 1.83g/分 供給速度(蒸気) 16.4g/分 排出ガス流れから凝縮した生成物は、有機層(260.7
g)と数種の溶解した生成物を含有している水性層(274
0g)とから成っていた。分離した層の組成とクロロホル
ム(2×200ml)で抽出した後の水溶性物質の組成を以
下に示す(ガスクロマトグラフィー相対ピーク面積
%)。
回収された有機物質の総量は294.1gであり、これは蒸
発器に供給された有機物質の97.3%であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の方法を実施するための装置の1例を
表す概略図である。 2……ヒーター 4……熱電対さや 6……室空ポンプ 8……フラクションカッター 10……凝縮器 12……コールドトラップ 14……触媒層 20……外部冷却コイル 22……圧力維持バルブ 24……供給ポンプ

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】8−ヒドロキシメンテンを蒸気相中で脱水
    素化触媒を用いて処理することを含む、8−ヒドロキシ
    メンテンの8−ヒドロキシシメンへの転化方法。
  2. 【請求項2】8−ヒドロキシメンテンが8−ヒドロキシ
    −p−メント−1−エンである、請求項第1項に記載の
    方法。
  3. 【請求項3】脱水素化触媒が第VIII族金属を含む、請求
    項第1項又は第2項に記載の方法。
  4. 【請求項4】脱水素化触媒がパラジウムを含む、請求項
    第3項に記載の方法。
  5. 【請求項5】転化が80乃至150℃の温度で行われる、請
    求項第1項乃至第4項のいずれか1請求項に記載の方
    法。
  6. 【請求項6】転化が130乃至145℃の温度で行われる、請
    求項第5項に記載の方法。
  7. 【請求項7】転化が8kPa未満の圧力で行われる、請求項
    第1項乃至第6項のいずれか1請求項に記載の方法。
  8. 【請求項8】転化が0.1乃至5.0kPaの圧力で行われる、
    請求項第7項に記載の方法。
  9. 【請求項9】転化が0.1乃至0.65kPaの圧力で行われる、
    請求項第8項に記載の方法。
  10. 【請求項10】8−ヒドロキシメンテンが不活性のガス
    又は蒸気によって触媒系に導入される、請求項第1項乃
    至第9項のいずれか1請求項に記載の方法。
  11. 【請求項11】不活性蒸気が水蒸気である、請求項第10
    項に記載の方法。
  12. 【請求項12】転化が酸の不存在下に行われる、請求項
    第1項乃至第11項のいずれか1請求項に記載の方法。
  13. 【請求項13】転化が添加された塩基の存在下に行われ
    る、請求項第1項乃至第12項のいずれか1請求項に記載
    の方法。
  14. 【請求項14】空気又は酸素を8−ヒドロキシメンテン
    ともに加えて水素受容体として作用させる、請求項第1
    項乃至第13項のいずれか1請求項に記載の方法。
  15. 【請求項15】8−ヒドロキシメンテンを蒸気相中で脱
    水素化触媒を用いて処理することによって製造された8
    −ヒドロキシ−p−シメンから成る、テトラリン又はイ
    ンダンムスクタイプの芳香剤製造用先駆体。
  16. 【請求項16】8−ヒドロキシメンテンを蒸気相中で脱
    水素化触媒を用いて処理することによって得られる反応
    混合物から成る、テトラリン又はインダンムスクタイプ
    の芳香剤製造用先駆体。
JP2232627A 1989-09-06 1990-09-04 直接脱水素法によるシメノールの製造 Expired - Lifetime JP2736934B2 (ja)

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GB898927072A GB8927072D0 (en) 1989-11-30 1989-11-30 Improvements in and relating to production of intermediates for fragrances
GB8927072.2 1989-11-30

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EP0417825A2 (en) 1991-03-20
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EP0417825B1 (en) 1993-10-27
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EP0417825A3 (en) 1992-01-29
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