JP2733612B2 - ストロボ内蔵カメラ - Google Patents
ストロボ内蔵カメラInfo
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- JP2733612B2 JP2733612B2 JP1976189A JP1976189A JP2733612B2 JP 2733612 B2 JP2733612 B2 JP 2733612B2 JP 1976189 A JP1976189 A JP 1976189A JP 1976189 A JP1976189 A JP 1976189A JP 2733612 B2 JP2733612 B2 JP 2733612B2
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- Japan
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- strobe
- finder
- camera
- strobe device
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はストロボ内蔵カメラに関する。
(従来技術) 最近、ストロボ内蔵のカメラが増えており、とくに透
視型ファインダのコンパクトカメラなどにはストロボが
内蔵されているものが多い。この種のカメラでは通常フ
ィンダ窓の横または上にストロボ発光窓が取り付けられ
ている。
視型ファインダのコンパクトカメラなどにはストロボが
内蔵されているものが多い。この種のカメラでは通常フ
ィンダ窓の横または上にストロボ発光窓が取り付けられ
ている。
ファインダの見え味やストロボの発光強度を考える
と、ファインダ窓やストロボ発光窓は大きい程よいが、
そうするとカメラが大型化し、コンパクト化の要請に応
えられなくなってしまう。
と、ファインダ窓やストロボ発光窓は大きい程よいが、
そうするとカメラが大型化し、コンパクト化の要請に応
えられなくなってしまう。
(発明の目的および構成) 本発明は上記の点にかんがみてなされたもので、カメ
ラが小型のままでファインダおよびストロボ発光窓を大
きくできるようにすることを目的とし、この目的を達成
するため、透視型ファインダのファインダ窓からストロ
ボ光を照射するストロボ装置を設けるように構成した。
ラが小型のままでファインダおよびストロボ発光窓を大
きくできるようにすることを目的とし、この目的を達成
するため、透視型ファインダのファインダ窓からストロ
ボ光を照射するストロボ装置を設けるように構成した。
(実施例) 以下本発明を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明によるストロボ内蔵カメラの一実施例
を示す斜視図であり、図において、1はカメラ本体、2
はレリーズボタン、3は鏡胴4に取り付けられた撮影レ
ンズ、5はストロボ発光窓兼用のファインダ、6はスト
ロボ発光回路の電源をオンするためのストロボスイッチ
である。
を示す斜視図であり、図において、1はカメラ本体、2
はレリーズボタン、3は鏡胴4に取り付けられた撮影レ
ンズ、5はストロボ発光窓兼用のファインダ、6はスト
ロボ発光回路の電源をオンするためのストロボスイッチ
である。
第2図はストロボ装置の駆動機構を示す概略線図であ
り、図中、7は反射傘7aおよび放電管7bを有しカメラ本
体1内に配設されたストロボ装置、8はストロボ装置7
を図の左方向へ常時引っ張っているコイルばね、9はコ
イルばね8の引張力に抗してストロボ装置7を図の右方
向に移動させる連結レバー、10は連結レバー9を回転さ
せるレバー、11はレバー10と結合されたプランジャ、12
はプランジャ11を吸引するソレノイドである。
り、図中、7は反射傘7aおよび放電管7bを有しカメラ本
体1内に配設されたストロボ装置、8はストロボ装置7
を図の左方向へ常時引っ張っているコイルばね、9はコ
イルばね8の引張力に抗してストロボ装置7を図の右方
向に移動させる連結レバー、10は連結レバー9を回転さ
せるレバー、11はレバー10と結合されたプランジャ、12
はプランジャ11を吸引するソレノイドである。
ストロボ装置7は常時はコイルばね8に引っ張られて
ファインダ5の光路外へ退避しているが、ストロボ発光
時にはガイドレール(図示せず)に案内されてファイン
ダ5の光路内に突入できるようになっている。
ファインダ5の光路外へ退避しているが、ストロボ発光
時にはガイドレール(図示せず)に案内されてファイン
ダ5の光路内に突入できるようになっている。
さて、以上のような構成で、まずストロボスイッチ6
をオンさせると、ストロボ発光回路の充電が開始され、
またソレノイド12も動作可能な状態となる。次いでレリ
ーズボタン2が押されるとシャッタが駆動され、それと
同時にソレノイド12が励磁されプランジャ11が吸引され
てストロボ装置7がファインダ5の光路内に突入する。
そのときストロボが発光される。その後シャッタが閉じ
ソレノイド12への通電も断たれてストロボ装置7はコイ
ルばね8に引っ張られてファインダ5の光路外へ退避す
る。
をオンさせると、ストロボ発光回路の充電が開始され、
またソレノイド12も動作可能な状態となる。次いでレリ
ーズボタン2が押されるとシャッタが駆動され、それと
同時にソレノイド12が励磁されプランジャ11が吸引され
てストロボ装置7がファインダ5の光路内に突入する。
そのときストロボが発光される。その後シャッタが閉じ
ソレノイド12への通電も断たれてストロボ装置7はコイ
ルばね8に引っ張られてファインダ5の光路外へ退避す
る。
ストロボ発光時にはストロボ装置7によってファイン
ダ5が覆われるが、これはたとえば一眼レフカメラのク
イックリターンミラーが上昇した時と同様で、ほんの一
瞬であり、撮影者にとって何ら違和感がない。
ダ5が覆われるが、これはたとえば一眼レフカメラのク
イックリターンミラーが上昇した時と同様で、ほんの一
瞬であり、撮影者にとって何ら違和感がない。
ストロボの発光タイミングは各カメラによって予め決
められており、そのタイミングに合わせてソレノイド12
に通電し、ストロボ装置7がファインダ5側の光路内に
突入したときストロボが発光するようにすればよい。
められており、そのタイミングに合わせてソレノイド12
に通電し、ストロボ装置7がファインダ5側の光路内に
突入したときストロボが発光するようにすればよい。
以上のように、本発明によれば、ファインダ窓とスト
ロボ発光窓とを兼用するようにしたので、カメラをコン
パクトにしたままファインダおよびストロボ装置を大き
くすることができ、したがってファインダの見え味が良
く且つストロボの発光強度の強いカメラを提供すること
ができる。
ロボ発光窓とを兼用するようにしたので、カメラをコン
パクトにしたままファインダおよびストロボ装置を大き
くすることができ、したがってファインダの見え味が良
く且つストロボの発光強度の強いカメラを提供すること
ができる。
さらに本発明においては、ストロボ発光窓がファイン
ダ窓でもあるので、ストロボの指掛かりがすぐに視認で
き、従来のカメラのように、カメラの前カバーに指掛か
り防止用の突起を設ける必要もない。そのため、従来こ
の突起のために生じる問題(ウェルドライン、ひけ)も
なくなり、またカメラのデザイン上の自由度が増加す
る。さらにカメラの割れ易い個所として、従来、撮影レ
ンズ、ファインダおよびストロボの3つがあったが、そ
のうちの1つが減るので、たとえばカメラを落としたと
きの割れる確率も2/3に減少する。
ダ窓でもあるので、ストロボの指掛かりがすぐに視認で
き、従来のカメラのように、カメラの前カバーに指掛か
り防止用の突起を設ける必要もない。そのため、従来こ
の突起のために生じる問題(ウェルドライン、ひけ)も
なくなり、またカメラのデザイン上の自由度が増加す
る。さらにカメラの割れ易い個所として、従来、撮影レ
ンズ、ファインダおよびストロボの3つがあったが、そ
のうちの1つが減るので、たとえばカメラを落としたと
きの割れる確率も2/3に減少する。
第3図は本発明の他の実施例を示す図であり、図の5a
はファインダの接眼レンズ、5bはファインダの対物レン
ズ、13は接眼レンズ5aと対物レンズ5bとの間に設けられ
たハーフミラーである。
はファインダの接眼レンズ、5bはファインダの対物レン
ズ、13は接眼レンズ5aと対物レンズ5bとの間に設けられ
たハーフミラーである。
この実施例においては、ストロボ装置7はカメラ本体
1に固定したままである。ハーフミラー13はファインダ
5に対しては光を透過するので何ら影響を与えないが、
ストロボ装置7が発光するときは、第3図の矢印で示す
ようにストロボ光を反射して対物レンズ5bを通して被写
体へ照射する。
1に固定したままである。ハーフミラー13はファインダ
5に対しては光を透過するので何ら影響を与えないが、
ストロボ装置7が発光するときは、第3図の矢印で示す
ようにストロボ光を反射して対物レンズ5bを通して被写
体へ照射する。
この実施例によれば、ストロボ装置を移動させる必要
もなく、きわめて簡単な構成でファインダ窓とストロボ
発光窓とを兼用することができる。またファインダの対
物レンズ5bがストロボ装置7のレンズも兼ねるので、部
品点数を減少させることができる。
もなく、きわめて簡単な構成でファインダ窓とストロボ
発光窓とを兼用することができる。またファインダの対
物レンズ5bがストロボ装置7のレンズも兼ねるので、部
品点数を減少させることができる。
第4図はさらに異なる実施例を示している。この例に
おいてもストロボ装置7は固定されたままであり、スト
ロボ発光時に接眼レンズ5aと対物レンズ5bとの間にミラ
ー14をとび込ませるようにした。すなわちミラー14はミ
ラー板15に取り付けらており、ミラー板15は常時はコイ
ルばね16に引っ張られてファインダ5の光路外へ退避し
ている。ストロボ発光時においてはソレノイド17が励磁
されてプランジャ18が引っ張られ、それによりミラー14
がファインダの光路内へとび込む。それと同時にストロ
ボが発光されストロボ光は対物レンズ5bを通って被写体
へ照射される。その後ソレノイドは消磁され、コイルば
ね16によってミラー14はふたたびファインダの光路外へ
退避する。
おいてもストロボ装置7は固定されたままであり、スト
ロボ発光時に接眼レンズ5aと対物レンズ5bとの間にミラ
ー14をとび込ませるようにした。すなわちミラー14はミ
ラー板15に取り付けらており、ミラー板15は常時はコイ
ルばね16に引っ張られてファインダ5の光路外へ退避し
ている。ストロボ発光時においてはソレノイド17が励磁
されてプランジャ18が引っ張られ、それによりミラー14
がファインダの光路内へとび込む。それと同時にストロ
ボが発光されストロボ光は対物レンズ5bを通って被写体
へ照射される。その後ソレノイドは消磁され、コイルば
ね16によってミラー14はふたたびファインダの光路外へ
退避する。
さて、第5図は第4図の実施例においてミラーを動か
す代りにストロボ装置7を動かすようにした実施例であ
る。ストロボ発光時において、ストロボ装置7の一端部
を軸にして第5図の矢印のように回転させばよい。図に
おいてストロボ装置7の駆動機構は省略したが、たとえ
ば第4図のようなソレノイドを用いた機構が用いられ
る。
す代りにストロボ装置7を動かすようにした実施例であ
る。ストロボ発光時において、ストロボ装置7の一端部
を軸にして第5図の矢印のように回転させばよい。図に
おいてストロボ装置7の駆動機構は省略したが、たとえ
ば第4図のようなソレノイドを用いた機構が用いられ
る。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、透視型ファイ
ンダのファインダ窓をストロボ発光窓と兼用するように
構成したので、カメラが小型のままでファインダおよび
ストロボ発光窓を大きくすることができる。
ンダのファインダ窓をストロボ発光窓と兼用するように
構成したので、カメラが小型のままでファインダおよび
ストロボ発光窓を大きくすることができる。
第1図は本発明によるストロボ内蔵カメラの一実施例を
示す斜視図、第2図は第1図のカメラにおけるストロボ
装置駆動機構の概略線図、第3図ないし第5図は他の実
施例を示す図である。 5……ファインダ、7……ストロボ装置、13……ハーフ
ミラー、14……ミラー
示す斜視図、第2図は第1図のカメラにおけるストロボ
装置駆動機構の概略線図、第3図ないし第5図は他の実
施例を示す図である。 5……ファインダ、7……ストロボ装置、13……ハーフ
ミラー、14……ミラー
Claims (1)
- 【請求項1】透視型ファインダのファインダ窓からスト
ロボ光を照射するストロボ装置を設けたことを特徴とす
るストロボ内蔵カメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976189A JP2733612B2 (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | ストロボ内蔵カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976189A JP2733612B2 (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | ストロボ内蔵カメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02201429A JPH02201429A (ja) | 1990-08-09 |
JP2733612B2 true JP2733612B2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=12008323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976189A Expired - Fee Related JP2733612B2 (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | ストロボ内蔵カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2733612B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6304728B1 (en) * | 2000-03-14 | 2001-10-16 | Concord Camera Corp. | Camera with flash unit disposed in between viewfinder lenses |
-
1989
- 1989-01-31 JP JP1976189A patent/JP2733612B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02201429A (ja) | 1990-08-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |