JP2733603B2 - シフトノブの製造方法 - Google Patents
シフトノブの製造方法Info
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- JP2733603B2 JP2733603B2 JP63123442A JP12344288A JP2733603B2 JP 2733603 B2 JP2733603 B2 JP 2733603B2 JP 63123442 A JP63123442 A JP 63123442A JP 12344288 A JP12344288 A JP 12344288A JP 2733603 B2 JP2733603 B2 JP 2733603B2
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- Japan
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- pattern piece
- shift
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H59/00—Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
- F16H59/02—Selector apparatus
- F16H59/0278—Constructional features of the selector lever, e.g. grip parts, mounting or manufacturing
Landscapes
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車等の車輛において変速操作または四
輪駆動と二輪駆動の切換えを行なうときに使用する、シ
フトノブの製造方法に関するものである。
輪駆動と二輪駆動の切換えを行なうときに使用する、シ
フトノブの製造方法に関するものである。
(従来の技術) 自動車等の車輛には変速機のギヤ位置を切換えるシフ
トレバーが設けられており、また四輪駆動と二輪駆動と
を切換える方式の四輪駆動車には、この切換えをするた
めの切換えレバーが設けられる。これらシフトレバーま
たは切換えレバー(以下、シフトレバーという)は、そ
の先端部分(フロアシフト車では上端部分)を手で握っ
て傾倒するので、この部分には感触が良好で、しかもシ
フトレバーの傾倒操作が確実に行なわれる形状と材質の
シフトノブが取付けられる。このシフトノブには、シフ
トパターンが車種によって異なることが多いために、そ
の上端に他の部分とは異なった色彩によるシフトパター
ンの表示が成されるのが普通である。
トレバーが設けられており、また四輪駆動と二輪駆動と
を切換える方式の四輪駆動車には、この切換えをするた
めの切換えレバーが設けられる。これらシフトレバーま
たは切換えレバー(以下、シフトレバーという)は、そ
の先端部分(フロアシフト車では上端部分)を手で握っ
て傾倒するので、この部分には感触が良好で、しかもシ
フトレバーの傾倒操作が確実に行なわれる形状と材質の
シフトノブが取付けられる。このシフトノブには、シフ
トパターンが車種によって異なることが多いために、そ
の上端に他の部分とは異なった色彩によるシフトパター
ンの表示が成されるのが普通である。
従来におけるシフトパターン表示方法を第7図および
第8図について説明すると、第7図のものではシフトノ
ブ1と、シフトパターン2を印刷等の手段によって記載
したシフトパターンピース3とを別体に製作し、これら
を接着して一体化するものである。この場合のシフトパ
ターンピース3の形状としてはこのような半円状でな
く、板状の場合もあり得る。一方、第8図のものはシフ
トノブ1自体にシフトパターン2を凹部として形成し、
シフトノブ1の成形後、この部分に筆または注入器4に
よって色入れを行なうものである。先行技術のうち前者
に相当するものとしては、実公昭62−5694号公報、実公
昭62−34336号公報、実公昭62−10815号公報に記載され
たものがあり、また後者の例としては実公昭62−30092
号公報記載のものがある。
第8図について説明すると、第7図のものではシフトノ
ブ1と、シフトパターン2を印刷等の手段によって記載
したシフトパターンピース3とを別体に製作し、これら
を接着して一体化するものである。この場合のシフトパ
ターンピース3の形状としてはこのような半円状でな
く、板状の場合もあり得る。一方、第8図のものはシフ
トノブ1自体にシフトパターン2を凹部として形成し、
シフトノブ1の成形後、この部分に筆または注入器4に
よって色入れを行なうものである。先行技術のうち前者
に相当するものとしては、実公昭62−5694号公報、実公
昭62−34336号公報、実公昭62−10815号公報に記載され
たものがあり、また後者の例としては実公昭62−30092
号公報記載のものがある。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来技術のうち前者のものでは、シフトノブ1の
頂部の大半を占めるシフトパターンピース3がシフトノ
ブ1とは異なった材質となってしまうので、手を触れた
ときの感触の点で問題がある上に、デザイン的にも、シ
フトノブ1の頂部をフラットにしなければならない等の
制約が生ずることになる。一方、後者のものでは筆また
は注入器4によってペンキ等の色入れを行なうので生産
能率が悪く、また使用中に色入れ部分に終始運転者の手
が触れることから、着色が剥れてしまうことがある問題
がある。また、第8図のように、シフトノブ自体にシフ
トパターンの凹部(または凸部)を設けた場合に、シフ
トパターンの部分の型が複雑になり、かつ、車種によっ
てシフトパターンが変わるごとに、型を変えなければな
らないので、型費が嵩み高価なシフトノブになるという
問題がある。本発明は、これらの問題点をなくすことを
解決すべき課題として成されたものである。
頂部の大半を占めるシフトパターンピース3がシフトノ
ブ1とは異なった材質となってしまうので、手を触れた
ときの感触の点で問題がある上に、デザイン的にも、シ
フトノブ1の頂部をフラットにしなければならない等の
制約が生ずることになる。一方、後者のものでは筆また
は注入器4によってペンキ等の色入れを行なうので生産
能率が悪く、また使用中に色入れ部分に終始運転者の手
が触れることから、着色が剥れてしまうことがある問題
がある。また、第8図のように、シフトノブ自体にシフ
トパターンの凹部(または凸部)を設けた場合に、シフ
トパターンの部分の型が複雑になり、かつ、車種によっ
てシフトパターンが変わるごとに、型を変えなければな
らないので、型費が嵩み高価なシフトノブになるという
問題がある。本発明は、これらの問題点をなくすことを
解決すべき課題として成されたものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記課題を解決するための手段として、上
部に凹部を形成したインナ部材を設け、該インナ部材の
前記凹部に、該凹部の深さよりも厚くし表面にシフトパ
ターンを突出させたシフトパターンピースを嵌合により
位置決して固定し、その状態を保ちつつ前記シフトパタ
ーンピースのシフトパターン等の突出部を外型の内面に
当接させることにより、シフトパターンピースが凹部か
ら突出している高さに相当する隙間を外型の内面とイン
ナ部材の外面との間に形成し、該外型と前記インナ部材
との間の隙間および外型の内面とシフトパターンピース
との間の隙間に、ゴム、樹脂等の表皮材を充填して固化
し、該固化の後に前記外型を取り除くことを特徴とす
る。
部に凹部を形成したインナ部材を設け、該インナ部材の
前記凹部に、該凹部の深さよりも厚くし表面にシフトパ
ターンを突出させたシフトパターンピースを嵌合により
位置決して固定し、その状態を保ちつつ前記シフトパタ
ーンピースのシフトパターン等の突出部を外型の内面に
当接させることにより、シフトパターンピースが凹部か
ら突出している高さに相当する隙間を外型の内面とイン
ナ部材の外面との間に形成し、該外型と前記インナ部材
との間の隙間および外型の内面とシフトパターンピース
との間の隙間に、ゴム、樹脂等の表皮材を充填して固化
し、該固化の後に前記外型を取り除くことを特徴とす
る。
(作用) 本発明はこのように構成したので次の通りの作用があ
る。すなわち、インナ部材の上部に設けた凹部の深さよ
りも厚くし表面にシフトパターンを等を突出させて記載
したシフトパターンピースを嵌合により位置決して固定
し、その状態を保ちつつシフトパターンピースのシフト
パターン等の突出部を外型の内面に当接させることによ
り、シフトパターンピースが凹部から突出している高さ
に相当する隙間を外型の内面とインナ部材の外面との間
に形成すると共に、外型の内面とシフトパターンピース
との間に隙間を形成することができる。そして、この隙
間に、ゴム、樹脂等の表皮材を充填して固化し、固化の
後に外型を取り除くだけで、シフトノブの上部に現れる
シフトパーターンは、シフトパターンピースの突出部に
よって、シフトノブの成形と同時に形成される。そして
シフトパターンピースの厚みを凹部の深さよりも厚くし
て、シフトパターンピースが凹部から突出している高さ
に相当する厚さの表皮が形成される。また、シフトパタ
ーンを外型に当接させ、シフトパターンピースが凹部か
ら突出している高さに相当する隙間ができるように、イ
ンナ部材の形状に相似した内周面にして、外型の形状を
簡単にする。
る。すなわち、インナ部材の上部に設けた凹部の深さよ
りも厚くし表面にシフトパターンを等を突出させて記載
したシフトパターンピースを嵌合により位置決して固定
し、その状態を保ちつつシフトパターンピースのシフト
パターン等の突出部を外型の内面に当接させることによ
り、シフトパターンピースが凹部から突出している高さ
に相当する隙間を外型の内面とインナ部材の外面との間
に形成すると共に、外型の内面とシフトパターンピース
との間に隙間を形成することができる。そして、この隙
間に、ゴム、樹脂等の表皮材を充填して固化し、固化の
後に外型を取り除くだけで、シフトノブの上部に現れる
シフトパーターンは、シフトパターンピースの突出部に
よって、シフトノブの成形と同時に形成される。そして
シフトパターンピースの厚みを凹部の深さよりも厚くし
て、シフトパターンピースが凹部から突出している高さ
に相当する厚さの表皮が形成される。また、シフトパタ
ーンを外型に当接させ、シフトパターンピースが凹部か
ら突出している高さに相当する隙間ができるように、イ
ンナ部材の形状に相似した内周面にして、外型の形状を
簡単にする。
(実施例) 以下、本発明方法を図について説明する。第1図ない
し第3図において符号5,6で示すものはインナ部材であ
り、型の都合上2分割されているものである。便宜上符
号5で示すものをインナアッパ、符号6で示すものをイ
ンナロアと呼ぶこととする。これらインナアッパ5、イ
ンナロア6ともに平面形状は円形をしており(もちろん
非円形のものであっても良い)、両者は結合してシフト
ノブの基本的な形状を成すことになる。
し第3図において符号5,6で示すものはインナ部材であ
り、型の都合上2分割されているものである。便宜上符
号5で示すものをインナアッパ、符号6で示すものをイ
ンナロアと呼ぶこととする。これらインナアッパ5、イ
ンナロア6ともに平面形状は円形をしており(もちろん
非円形のものであっても良い)、両者は結合してシフト
ノブの基本的な形状を成すことになる。
インナ部材をインナアッパ5とインナロア6に分けた
理由は、このように分けることによってインナ部材を形
成する樹脂材料を強度保持上必要な範囲で極力少なくし
た中空体に形成できることである。したがって本発明方
法においてインナ部材を上下二つに分けることは必ずし
も必要なことではなく、一体物にしても良い。なお、こ
の実施例においては、インナアッパ5とインナロア6の
両者の結合が正しく行なえるように、インナロア6には
外周部に溝7が、また中央部に孔8が設けられており、
一方インナアッパ5にはこの溝7に嵌合する突条9と、
孔8に嵌入する突起10とが設けられている。
理由は、このように分けることによってインナ部材を形
成する樹脂材料を強度保持上必要な範囲で極力少なくし
た中空体に形成できることである。したがって本発明方
法においてインナ部材を上下二つに分けることは必ずし
も必要なことではなく、一体物にしても良い。なお、こ
の実施例においては、インナアッパ5とインナロア6の
両者の結合が正しく行なえるように、インナロア6には
外周部に溝7が、また中央部に孔8が設けられており、
一方インナアッパ5にはこの溝7に嵌合する突条9と、
孔8に嵌入する突起10とが設けられている。
インナアッパ5にはその上部に凹部11が形成されてい
る。そしてこの凹部11には樹脂製のシフトパターンピー
ス12の下半分が嵌合するようになっている(第2図、第
3図参照)。シフトパターンピース12は、完成されたシ
フトノブの色彩が黒色あるいは濃い灰色のように暗色で
あるとき白色等のように、反対色の明色で形成するのが
使い勝手の上で好ましい。このシフトパターンピース12
は第5図に示すように基板部13の一部をシフトパターン
の記号や文字を現わす突出部14に形成したものであり、
突出部14の間の適当部位に基板部13を貫通する小孔15と
切欠き16とを設けたものである。このシフトパターンピ
ース12の基板部13は、第1図ないし第3図に示すよう
に、インナアッパ5の凹部11に沿うような弧状に形成さ
れる。
る。そしてこの凹部11には樹脂製のシフトパターンピー
ス12の下半分が嵌合するようになっている(第2図、第
3図参照)。シフトパターンピース12は、完成されたシ
フトノブの色彩が黒色あるいは濃い灰色のように暗色で
あるとき白色等のように、反対色の明色で形成するのが
使い勝手の上で好ましい。このシフトパターンピース12
は第5図に示すように基板部13の一部をシフトパターン
の記号や文字を現わす突出部14に形成したものであり、
突出部14の間の適当部位に基板部13を貫通する小孔15と
切欠き16とを設けたものである。このシフトパターンピ
ース12の基板部13は、第1図ないし第3図に示すよう
に、インナアッパ5の凹部11に沿うような弧状に形成さ
れる。
また、第2図に示すように、外型17は突出部14に外型
17の内面が当接した状態で、シフトパターンピース12が
凹部11から突出している高さにほぼ等しい幅の空隙18
が、インナアッパ5とインナロア6の外周面に形成され
るように、インナアッパ5とインナロア6とを組み合わ
せた状態の外形に相似した内周面を持っている。
17の内面が当接した状態で、シフトパターンピース12が
凹部11から突出している高さにほぼ等しい幅の空隙18
が、インナアッパ5とインナロア6の外周面に形成され
るように、インナアッパ5とインナロア6とを組み合わ
せた状態の外形に相似した内周面を持っている。
本発明方法の手順としては、まず第1図に示すように
インナロア6とは別体のインナアッパ5をインナロア6
に結合し、インナアッパ5上部の凹部11にシフトパター
ンピース12の下半分を嵌合して位置決めをする。次にそ
の状態を保ちつつシフトパターンピース12の突出部14の
表面が外型17の内面に当接するようにして外型17を位置
させ、この外型17と、結合状態のインナアッパ5とイン
ナロア6との間に形成される空隙18に、溶融状態のゴ
ム、樹脂(PVC)等の表皮材19をインジェクションで充
填して固化させることになる。そしてこの固化の後に前
記外型17を取り除くことになる。
インナロア6とは別体のインナアッパ5をインナロア6
に結合し、インナアッパ5上部の凹部11にシフトパター
ンピース12の下半分を嵌合して位置決めをする。次にそ
の状態を保ちつつシフトパターンピース12の突出部14の
表面が外型17の内面に当接するようにして外型17を位置
させ、この外型17と、結合状態のインナアッパ5とイン
ナロア6との間に形成される空隙18に、溶融状態のゴ
ム、樹脂(PVC)等の表皮材19をインジェクションで充
填して固化させることになる。そしてこの固化の後に前
記外型17を取り除くことになる。
このように外型17と、結合状態のインナアッパ5とイ
ンナロア6との間に溶融状態の表皮材19をインジェクシ
ョンで充填する場合において、シフトパターンピース12
の基板部13の部分に、その上下面を貫通する小孔15と切
欠き16とが設けられているので、表皮材19がこの小孔15
および切欠き16を通ってインナアッパ5表面にまで達
し、小孔15と切欠き16の内部に位置することになるの
で、シフトパターンピース12はインナアッパ5に密着度
高く結合されると共に、凸部14が設けられている外型17
と基板部13との間の空隙部にも、表皮材19が充填されて
固化され、更にその密着度を高めることになる。なお、
シフトパターンピース12の表面に突出しているシフトパ
ターンの記号や文字を現わす突出部14は、表皮材19の充
填時、外型17の内面に密着しているので表皮材19に埋ま
ることはなく、外型17の除去後、表皮材19と同一面に現
れることになり、凸部14と表皮材19との間は段差がない
一体感になる(第2図および第4図参照)。
ンナロア6との間に溶融状態の表皮材19をインジェクシ
ョンで充填する場合において、シフトパターンピース12
の基板部13の部分に、その上下面を貫通する小孔15と切
欠き16とが設けられているので、表皮材19がこの小孔15
および切欠き16を通ってインナアッパ5表面にまで達
し、小孔15と切欠き16の内部に位置することになるの
で、シフトパターンピース12はインナアッパ5に密着度
高く結合されると共に、凸部14が設けられている外型17
と基板部13との間の空隙部にも、表皮材19が充填されて
固化され、更にその密着度を高めることになる。なお、
シフトパターンピース12の表面に突出しているシフトパ
ターンの記号や文字を現わす突出部14は、表皮材19の充
填時、外型17の内面に密着しているので表皮材19に埋ま
ることはなく、外型17の除去後、表皮材19と同一面に現
れることになり、凸部14と表皮材19との間は段差がない
一体感になる(第2図および第4図参照)。
以上説明した実施例はシフトパターンピース12が1個
であり、その表面にすべての記号および文字が現われる
ようにしたものであったが、本発明はこれに限られるも
のではない。第6図はその場合を示したものであり、シ
フトパターンピース12を符号12aないし符号12dで示すよ
うに複数個に分けたものである。これらの各部分の着色
を異なった色彩で行なうようにすれば、車輛運転時の操
作に見間違いが生じにくくなる。
であり、その表面にすべての記号および文字が現われる
ようにしたものであったが、本発明はこれに限られるも
のではない。第6図はその場合を示したものであり、シ
フトパターンピース12を符号12aないし符号12dで示すよ
うに複数個に分けたものである。これらの各部分の着色
を異なった色彩で行なうようにすれば、車輛運転時の操
作に見間違いが生じにくくなる。
(発明の効果) 以上詳述した通り、特許請求の範囲の記載に基づい
て、発明の詳細な説明から把握される本発明によれば、
インナ部材の上部に設けた凹部の深さよりも厚くし表面
にシフトパターンを等を突出させて記載したシフトパタ
ーンピースを嵌合により位置決めして固定し、その状態
を保ちつつシフトパターンピースのシフトパターン等の
突出部を外型の内面に当接させ、シフトパターンピース
が凹部から突出している高さに相当する隙間を外型の内
面とインナ部材の外面との間に形成すると共に、外型の
内面とシフトパターンピースとの間に隙間を形成するこ
とにより、シフトパターンピースが凹部から突出してい
る高さに相当する隙間ができるように、インナ部材の形
状に相似した内周面を持つ外型にすればよいので、外型
の形状を簡単にすることができ、型費を安くすることが
できる。
て、発明の詳細な説明から把握される本発明によれば、
インナ部材の上部に設けた凹部の深さよりも厚くし表面
にシフトパターンを等を突出させて記載したシフトパタ
ーンピースを嵌合により位置決めして固定し、その状態
を保ちつつシフトパターンピースのシフトパターン等の
突出部を外型の内面に当接させ、シフトパターンピース
が凹部から突出している高さに相当する隙間を外型の内
面とインナ部材の外面との間に形成すると共に、外型の
内面とシフトパターンピースとの間に隙間を形成するこ
とにより、シフトパターンピースが凹部から突出してい
る高さに相当する隙間ができるように、インナ部材の形
状に相似した内周面を持つ外型にすればよいので、外型
の形状を簡単にすることができ、型費を安くすることが
できる。
そして、この隙間に、ゴム、樹脂等の表皮材を充填し
て固化し、固化の後に外型を取り除くだけで、シフトノ
ブの上部に現れるシフトパターンは、シフトパターンピ
ースの突出部によって、シフトノブの成形と同時に形成
されて製作工数が少なくて済み、生産能率を向上すると
共に、シフトパターンピースの厚みを凹部の深さよりも
厚くして、シフトパターンピースが凹部から突出してい
る高さに相当する厚さの表皮が形成され、シフトパター
ンと表皮との間には段差がなく一体感となって手ざわり
を良くし、その感触を向上することができる。
て固化し、固化の後に外型を取り除くだけで、シフトノ
ブの上部に現れるシフトパターンは、シフトパターンピ
ースの突出部によって、シフトノブの成形と同時に形成
されて製作工数が少なくて済み、生産能率を向上すると
共に、シフトパターンピースの厚みを凹部の深さよりも
厚くして、シフトパターンピースが凹部から突出してい
る高さに相当する厚さの表皮が形成され、シフトパター
ンと表皮との間には段差がなく一体感となって手ざわり
を良くし、その感触を向上することができる。
またシフトノブ完成後にもシフトパターンの部分が接
着やペンキ等の着色で形成されていないことから、長期
間にわたる使用に対して脱落や変色等を生じることはな
い。そして、シフトパターンの変更はシフトパターンピ
ースのみを変えて外型をそのまま使用することができ、
安価なシフトノブにすることができると共に、外型の設
計が不要になり生産性を向上することができる。
着やペンキ等の着色で形成されていないことから、長期
間にわたる使用に対して脱落や変色等を生じることはな
い。そして、シフトパターンの変更はシフトパターンピ
ースのみを変えて外型をそのまま使用することができ、
安価なシフトノブにすることができると共に、外型の設
計が不要になり生産性を向上することができる。
第1図ないし第3図は本発明に係るシフトノブの製造方
法の手順を示した断面図、第4図は本発明方法により完
成したシフトノブの平面図、第5図はシフトパターンピ
ースの拡大斜視図、第6図はシフトパターンピースの他
の例の正面図、第7図および第8図は従来技術を説明す
る説明図である。 5……インナアッパ 6……インナロア 11……凹部 12……シフトパターンピース 14……突出部 17……外型 18……空隙 19……表皮材
法の手順を示した断面図、第4図は本発明方法により完
成したシフトノブの平面図、第5図はシフトパターンピ
ースの拡大斜視図、第6図はシフトパターンピースの他
の例の正面図、第7図および第8図は従来技術を説明す
る説明図である。 5……インナアッパ 6……インナロア 11……凹部 12……シフトパターンピース 14……突出部 17……外型 18……空隙 19……表皮材
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−105432(JP,A) 実公 昭51−24667(JP,Y2) 実願 昭51−130574号(実開 昭53− 49049号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】上部に凹部を形成したインナ部材を設け、
該インナ部材の前記凹部に、該凹部の深さよりも厚くし
表面にシフトパターンを突出させたシフトパターンピー
スを嵌合により位置決して固定し、その状態を保ちつつ
前記シフトパターンピースのシフトパターン等の突出部
を外型の内面に当接させることにより、シフトパターン
ピースが凹部から突出している高さに相当する隙間を外
型の内面とインナ部材の外面との間に形成し、該外型と
前記インナ部材との間の隙間および外型の内面とシフト
パターンピースとの間の隙間に、ゴム、樹脂等の表皮材
を充填して固化し、該固化の後に前記外型を取り除くこ
とを特徴とするシフトノブの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63123442A JP2733603B2 (ja) | 1988-05-20 | 1988-05-20 | シフトノブの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63123442A JP2733603B2 (ja) | 1988-05-20 | 1988-05-20 | シフトノブの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01292511A JPH01292511A (ja) | 1989-11-24 |
JP2733603B2 true JP2733603B2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=14860701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63123442A Expired - Fee Related JP2733603B2 (ja) | 1988-05-20 | 1988-05-20 | シフトノブの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2733603B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0430345U (ja) * | 1990-07-05 | 1992-03-11 | ||
CN1092363A (zh) * | 1993-03-17 | 1994-09-21 | 蔡钟天 | 车辆变速连杆手柄 |
JP2007223509A (ja) * | 2006-02-24 | 2007-09-06 | Nippon Plast Co Ltd | シフトノブ |
KR100936312B1 (ko) * | 2008-08-14 | 2010-01-12 | 기아자동차주식회사 | 수동변속기의 노브 장치 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5124667U (ja) * | 1974-08-13 | 1976-02-23 | ||
JPS52105432A (en) * | 1976-02-29 | 1977-09-03 | Toyoda Gosei Kk | Grip made of synthetic resin having pattern thereon and method of manufacturing the the same |
JPS5349049U (ja) * | 1976-09-30 | 1978-04-25 |
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1988
- 1988-05-20 JP JP63123442A patent/JP2733603B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH01292511A (ja) | 1989-11-24 |
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