JP4423756B2 - パネル用スイッチにおけるインナーパネルの製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パネル用スイッチにおけるインナーパネルに係り、詳しくは照光式押しボタンスイッチのインナーパネルの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、車両の運転室内には、図7に示すようなセンターコンソール50が配設されている。センターコンソール50に設けられた制御スイッチ、例えばカーステレオ及びヒーターコントロール等のスイッチ51は、暗いときでも見えるように照光式押しボタンスイッチが使用されている。それらの照光式押しボタンスイッチ51は、センタークラスタパネル52にカバーされるように取り付けられている。
【0003】
前記照光式押しボタンスイッチ51は、図8に示すように、光源(LED)53を取着した基板54と、該基板54の上に配置されたインナーパネル55と、該インナーパネル55に取り付けられる押しボタン56とを備えている。
【0004】
前記インナーパネル55は、樹脂材料にて成形されている。インナーパネル55のパネル本体55aには、該パネル本体55aの上表面55bから突出する突出部55cが形成され、その突出部55cの中央に同パネル本体55aを貫通する貫通孔55dが設けられている。
【0005】
前記押しボタン56は、前記パネル本体55aの突出部55cを覆う開口部56aを有して一端開口のラッパ状に形成されている。
そして、図8に示すように、前記基板54はその光源53が前記貫通孔55d内に来るように前記パネル本体55aの下表面55e側に配置され、前記押しボタン56はその開口部56aが前記突出部55cを覆うようにパネル本体55aの上表面55b側に配置されている。このとき、光源53の光は貫通孔55d内を反射しながら、押しボタン56の表示部56bを照射するようになっている。なお、前記押しボタン56は、図示しないスイッチ接触片と連結されるようにしている。つまり、押しボタン56は押圧される度に、図示しないスイッチはオン又はオフされるようになっている。
【0006】
従来では、光源53の光がインナーパネル55を透過して押しボタン56の表示部56b以外のところへ漏れたり反射したりしてしまうことを防止するため、インナーパネル55を、光の漏れにくい黒色樹脂にて形成していた。そのとき、光源53の光が前記貫通孔55d内で良好に反射しながら集光されるように、貫通孔55dの内側面には反射率の高い塗料(例えば白色の樹脂塗料)が塗布されていた。つまり、貫通孔55dの内側面には、光反射塗装層57が形成されていた。
【0007】
ところが、貫通孔55dの内側面での塗料の塗布が容易ではないため、塗料の塗布の均一性には限界がある。従って、塗料の塗布の不均一によって貫通孔55dにおける反射集光の機能が十分に確保されないおそれがあった。
【0008】
そこで、その改善方法として、図9に示すように、黒色樹脂にて成形されたインナーパネル55のパネル本体55aに白色樹脂材料にて成形された筒状の集光部材58を組み付けたものが提案されている。
【0009】
パネル本体55aには、該パネル本体55aを貫通する貫通孔55fが設けられている。集光部材58は、中央に前記光源53を内在するための貫通孔58aが設けられ、前記貫通孔55fの内周寸法と同じの外郭寸法をもって別部材として前記パネル本体55aより厚く成形されている。そして、図9に示すように、集光部材58は、その下端面がパネル本体55aの下表面55eと面一となり、その上端がパネル本体55aの上表面55bから突出するように前記貫通孔55fに嵌着固定されている。
【0010】
従って、集光部材58が直接に反射率の高い白色の樹脂材料にて作られているため、光源53の光が集光部材58の貫通孔58aの内側面で十分に反射集光されることができるとともに、集光部材58の貫通孔58aの内側面への塗料の塗布は不要となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この改善方法では、集光部材58とパネル本体55aとは、別々の部材にて成形するため、照光式押しボタンスイッチ51を構成するインナーパネル55の部品点数が増加される問題点があった。また、前記集光部材58を単独に成形する成形工程と、該集光部材58をパネル本体55aに組み付ける組み付け工程とを必要するため、照光式押しボタンスイッチ51を構成するインナーパネル55の製造工数も増加される問題点があった。
【0012】
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、部品点数及び製造工数の低減を図ることができるとともに、光に対する反射集光の品質を十分に確保することができるパネル用スイッチにおけるインナーパネルの製造方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、光源を取着した基板と、パネル本体と前記光源を内在するための貫通孔が形成された集光部材とを備え前記基板の上に配置されたインナーパネルと、該インナーパネルの反基板側に前記集光部材を覆うように取り付けられる押しボタンとから構成されるパネル用スイッチにおけるインナーパネルの製造方法において、前記集光部材を前記光源の光を反射しやすい色の第1の熱可塑性樹脂により射出成形する集光部材成形工程と、前記パネル本体を前記第1の熱可塑性樹脂と異なる色の第2の熱可塑性樹脂により射出成形するパネル本体成形工程とからなり、前記集光部材成形工程を行った後前記パネル本体成形工程を行う、又は、前記パネル本体成形工程を行った後前記集光部材成形工程を行うことによって前記集光部材とパネル本体を一体に成形させたことを要旨とする。
【0014】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のパネル用スイッチにおけるインナーパネルの製造方法において、前記第1の熱可塑性樹脂と前記第2の熱可塑性樹脂とは、相互間における親和性の高い合成樹脂に使用したことを要旨とする。
【0015】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のパネル用スイッチにおけるインナーパネルの製造方法において、前記第1の熱可塑性樹脂と前記第2の熱可塑性樹脂とは、色の相違する同一種類の合成樹脂に使用したことを要旨とする。
【0016】
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1に記載のパネル用スイッチにおけるインナーパネルの製造方法において、後で行う集光部材成形工程に用いる第1の熱可塑性樹脂は、先に行ったパネル本体成形工程に用いた第2の熱可塑性樹脂よりやや高融点の合成樹脂に使用し、又は、後で行うパネル本体成形工程に用いた第2の熱可塑性樹脂は、先に行った集光部材成形工程に用いる第1の熱可塑性樹脂よりやや高融点の合成樹脂に使用したことを要旨とする。
【0017】
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、パネル本体と集光部材とは、それぞれ第1の熱可塑性樹脂と第2の熱可塑性樹脂を用いてパネル本体成形工程及び集光部材成形工程にて一体に成形されている。従って、パネル本体と集光部材を、別々の部材として別々に成形してから一体に組み付ける従来技術に比べて、インナーパネルの部品点数及び製造工数を低減することができる。
【0018】
また、集光部材を光を反射集光しやすい色の第1の熱可塑性樹脂により成形し、パネル本体を第1の熱可塑性樹脂と異なる色の第2の熱可塑性樹脂により成形したため、集光部材つまりインナーパネルの反射集光の品質を十分に確保することができる。
【0019】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の作用に加えて、第1の熱可塑性樹脂と第2の熱可塑性樹脂とは、相互間における親和性の高い合成樹脂に使用したため、パネル本体と集光部材とは、接合面が容易に一体に融着することができる。
【0020】
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の作用に加えて、第1の熱可塑性樹脂と第2の熱可塑性樹脂とは、色の相違する同一種類の合成樹脂に使用したため、材質の管理はより簡単である。
【0021】
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3に記載の発明の作用に加えて、後で行う集光部材成形工程に用いる第1の熱可塑性樹脂は、先に行ったパネル本体成形工程に用いた第2の熱可塑性樹脂を接合面で融けることができ、又は、後で行うパネル本体成形工程に用いた第2の熱可塑性樹脂は、先に行った集光部材成形工程に用いる第1の熱可塑性樹脂を接合面で融けることができる。その結果、パネル本体と集光部材とは、より容易に一体に融着することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を車両のセンターコンソールにおける照光式押しボタンスイッチのインナーパネルに具体化した一実施形態を図面に従って説明する。なお、本実施形態の照光式押しボタンスイッチは、図9に示す従来の照光式押しボタンスイッチとは、構造上ほぼ同じであり、ただインナーパネルの製造方法のみ相違する。そのため、以下に、照光式押しボタンスイッチの構成部品を同じ符号にて簡単に説明し、照光式押しボタンスイッチを構成するインナーパネルの製造方法のみ詳しく説明する。
【0023】
本実施形態の照光式押しボタンスイッチ51を構成するインナーパネル55は、図9に示すように、パネル本体55aと、該パネル本体55aと一体に成形された集光部材58とを備えている。
【0024】
インナーパネル55を構成する前記パネル本体55aと集光部材58は、以下で説明する2色成形工法にて一体成形されている。
そして、インナーパネル55の成形工程を図1〜図6を用いて説明する。
【0025】
「パネル本体成形工程」
図1は、パネル本体55aを成形するためのパネル本体成形工程の金型合わせ状態を示す。図2は、図1におけるA−A線断面図である。図1及び図2に示すように、固定金型31には、前記パネル本体55aの外径寸法と同じの第1の凹部31aを設け、前記パネル本体55aの上表面55bから突出する集光部材58の上端部分の外径寸法と同じの第2の凹部31bを設けている。
【0026】
また、パネル本体成形工程用可動金型32には、先端が前記第2の凹部31bと嵌合する凸部32aを設けている。凸部32aは、前記集光部材58の外形寸法と同じの寸法にて形成されている。
【0027】
そして、固定金型31に可動金型32を合わせることによって形成される空間K1に、図示しない注入口から第2の熱可塑性樹脂としての黒色のABS樹脂P2を注入し固化させる。すると、図3に示すように、貫通孔55fを形成したパネル本体55aが成形される。その後、パネル本体成形工程が終了し、可動金型32を固定金型31及びパネル本体55aと分離させ、パネル本体55aが固定金型31内に残されたままの状態で集光部材成形工程に移る。
【0028】
「集光部材成形工程」
図4は、集光部材成形工程における金型合わせ状態を示す。図4に示すように、集光部材成形工程用可動金型33には、前記集光部材58の貫通孔58aの内周寸法と同じ外郭寸法をもつ凸部33aを設けている。
【0029】
そして、図4に示すように、集光部材成形工程で成形したパネル本体55aを残している固定金型31に集光部材成形工程用可動金型33を合わせる。図4及び図5に示すように、集光部材成形工程用可動金型33を固定金型31に合わせることによって集光部材成形工程用可動金型33と、固定金型31及びパネル本体55aの貫通孔55dとの間に空間K2が形成される。次に、図6に示すように、注入口(図示せず)から第1の熱可塑性樹脂としての白色のABS樹脂P1をその空間K2内に注入させる。なお、本実施形態では、樹脂P1と樹脂P2とは色だけ相違する同一種類のABS樹脂を使用している。そして、注入したABS樹脂P1が固化することによって、図6に示すように、集光部材58とパネル本体55aが一体になったインナーパネル55は成形される。その後、可動金型33を固定金型31及びインナーパネル55と分離させてから、インナーパネル55を固定金型31から離型させることによって集光部材成形工程が終了する。
【0030】
本実施形態のインナーパネル55の製造方法によれば、以下のような特徴を得ることができる。
(1)本実施形態では、インナーパネル55を構成するパネル本体55aと集光部材58とは、それぞれABS樹脂P2とABS樹脂P1を用いてパネル本体成形工程及び集光部材成形工程にて一体に成形されている。
【0031】
従って、パネル本体55aと集光部材58を、別々の部材として別々に成形してから一体に組み付けた従来技術に比べて、インナーパネル55の部品点数及び製造工数を低減することができる。
【0032】
また、集光部材58を光を反射集光しやすい白色のABS樹脂P1により成形し、パネル本体55aを光を反射及び透過しにくい黒色のABS樹脂P2により成形したため、集光部材58の光に対する反射集光の品質について十分にその品質を確保することができる。
【0033】
(2)本実施形態では、パネル本体55aと集光部材58は、色だけ相違する同一種類のABS樹脂にて成形されている。従って、ABS樹脂P2とABS樹脂P1との親和性が高いので、パネル本体55aと集光部材58とは、接合面が容易に一体に融着することができる。しかも、同一種類のABS樹脂であるため、材質の管理はより簡単である。
【0034】
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
○上記実施形態では、パネル本体55aがABS樹脂P2を用いてパネル本体成形工程にて成形してから、固化したパネル本体55aに集光部材58をABS樹脂P1を用いて集光部材成形工程にて一体に成形するようにしたが、先に、集光部材58をABS樹脂P1を用いて成形(集光部材成形工程)してから、固化した集光部材58にパネル本体55aをABS樹脂P2を用いて一体に成形(パネル本体成形工程)するようにしてもよい。この場合、上記実施形態の特徴(1)および(2)に記載の効果と同様な効果を得ることができる。
【0035】
○上記実施形態では、パネル本体55aと集光部材58は、共にABS樹脂にて成形したが、パネル本体55aと集光部材58は、ABS樹脂以外の熱可塑性樹脂、例えば、ポリカーボネート(PC)樹脂又はその他の樹脂にて実施してもよい。また、パネル本体55aと集光部材58とは、それぞれ親和性が高く種類が異なる熱可塑性樹脂にて実施してもよい。例えば、パネル本体55aをABS樹脂にし、集光部材58をポリカーボネート(PC)樹脂にしてもよい。または、パネル本体55aをポリカーボネート(PC)樹脂にし、集光部材58をABS樹脂にしてもよい。これらの場合、上記実施形態の特徴(1)および(2)に記載の効果と同様な効果を得ることができる。
【0036】
○また、ABS樹脂P1をABS樹脂P2よりやや高融点のABS樹脂に使用して実施してもよい。この場合、上記実施形態の特徴(1)および(2)に記載の効果に加えて、後で成形する集光部材58は先に成形されたパネル本体55aとの接合面を融けることによって両者が容易に一体に融着することができる。
【0037】
○さらに、ABS樹脂P1を、白色に限定せず光を反射しやすいその他の色例えば銀色等の色にて実施してもよい。また、ABS樹脂P2を、黒色に限定せずABS樹脂P1の色と異なり光を反射及び透過しにくいその他の色例えば茶色等の色にて実施してもよい。
【0038】
○上記実施形態では、本発明を車両のセンターコンソールにおける照光式押しボタンスイッチのインナーパネルに具体化したが、本発明を他の照光式押しボタンスイッチのインナーパネルに具体化してもよい。この場合、上記実施形態の特徴(1)および(2)に記載の効果と同様な効果を得ることができる。
【0039】
【発明の効果】
以上、詳述したように、請求項1に記載の発明によれば、インナーパネルの部品点数及び製造工数を低減することができるとともに、インナーパネルの反射集光の品質を十分に確保することができる。
【0040】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、パネル本体と集光部材とは、容易に一体に融着することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の効果に加えて、材質の管理はより簡単である。
【0041】
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3に記載の発明の効果に加えて、パネル本体と集光部材とは、より容易に一体に融着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のパネル本体成形工程の金型合わせ状態を示す断面図。
【図2】同じくパネル本体成形工程の金型合わせ状態を示す図1におけるA−A線断面図。
【図3】パネル本体成形工程にて成形した状態の断面図。
【図4】本実施形態の集光部材成形工程の金型合わせ状態を示す断面図。
【図5】同じく集光部材成形工程の金型合わせ状態を示す図4におけるB−B線断面図。
【図6】集光部材成形工程にて成形した状態の断面図。
【図7】センターコンソールを構成を示す斜視図。
【図8】従来の照光式押しボタンスイッチスイッチの断面図。
【図9】従来の照光式押しボタンスイッチスイッチの断面図。
【符号の説明】
53…光源、54…基板、55…インナーパネル、55a…パネル本体、55f…貫通孔、56…押しボタン、58…集光部材、P1…第1の熱可塑性樹脂としてのABS樹脂、P2…第2の熱可塑性樹脂としてのABS樹脂。
Claims (4)
- 光源を取着した基板と、
パネル本体と前記光源を内在するための貫通孔が形成された集光部材とを備え前記基板の上に配置されたインナーパネルと、
該インナーパネルの反基板側に前記集光部材を覆うように取り付けられる押しボタンと
から構成されるパネル用スイッチにおけるインナーパネルの製造方法において、
前記集光部材を前記光源の光を反射しやすい色の第1の熱可塑性樹脂により射出成形する集光部材成形工程と、前記パネル本体を前記第1の熱可塑性樹脂と異なる色の第2の熱可塑性樹脂により射出成形するパネル本体成形工程とからなり、
前記集光部材成形工程を行った後前記パネル本体成形工程を行う、又は、前記パネル本体成形工程を行った後前記集光部材成形工程を行うことによって前記集光部材とパネル本体を一体に成形させたことを特徴とするパネル用スイッチにおけるインナーパネルの製造方法。 - 請求項1に記載のパネル用スイッチにおけるインナーパネルの製造方法において、
前記第1の熱可塑性樹脂と前記第2の熱可塑性樹脂とは、相互間における親和性の高い合成樹脂に使用したことを特徴とするパネル用スイッチにおけるインナーパネルの製造方法。 - 請求項2に記載のパネル用スイッチにおけるインナーパネルの製造方法において、
前記第1の熱可塑性樹脂と前記第2の熱可塑性樹脂とは、色の相違する同一種類の合成樹脂に使用したことを特徴とするパネル用スイッチにおけるインナーパネルの製造方法。 - 請求項1乃至3のいずれか1に記載のパネル用スイッチにおけるインナーパネルの製造方法において、
後で行う集光部材成形工程に用いる第1の熱可塑性樹脂は、先に行ったパネル本体成形工程に用いた第2の熱可塑性樹脂よりやや高融点の合成樹脂に使用し、又は、後で行うパネル本体成形工程に用いた第2の熱可塑性樹脂は、先に行った集光部材成形工程に用いる第1の熱可塑性樹脂よりやや高融点の合成樹脂に使用したことを特徴とするパネル用スイッチにおけるインナーパネルの製造方法。
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