JP2733148B2 - 塗装機の自動洗浄装置 - Google Patents
塗装機の自動洗浄装置Info
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- JP2733148B2 JP2733148B2 JP3129353A JP12935391A JP2733148B2 JP 2733148 B2 JP2733148 B2 JP 2733148B2 JP 3129353 A JP3129353 A JP 3129353A JP 12935391 A JP12935391 A JP 12935391A JP 2733148 B2 JP2733148 B2 JP 2733148B2
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- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B15/00—Details of spraying plant or spraying apparatus not otherwise provided for; Accessories
- B05B15/50—Arrangements for cleaning; Arrangements for preventing deposits, drying-out or blockage; Arrangements for detecting improper discharge caused by the presence of foreign matter
- B05B15/55—Arrangements for cleaning; Arrangements for preventing deposits, drying-out or blockage; Arrangements for detecting improper discharge caused by the presence of foreign matter using cleaning fluids
- B05B15/555—Arrangements for cleaning; Arrangements for preventing deposits, drying-out or blockage; Arrangements for detecting improper discharge caused by the presence of foreign matter using cleaning fluids discharged by cleaning nozzles
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- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、塗装機の先端に付着し
た塗料をシンナー等の洗浄液で溶かして除去する塗装機
の自動洗浄装置に関する。
た塗料をシンナー等の洗浄液で溶かして除去する塗装機
の自動洗浄装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】塗装機の先端は、塗料を吐出する塗料ノ
ズルの周囲や、塗料ノズルから吐出した塗料を微粒化す
るエアーノズルを設けたエアーキャップの表面などに塗
料が付着し、これが滴に成長すると塗装吹き付け中にあ
たかも唾を吐き付けるようなスピットとして被塗物の表
面に塗着し、塗膜欠陥を生ずるおそれがある。このた
め、自動車塗装のようにロボットやレシプロ・マシン等
の自動塗装装置に装着した塗装機で高品質の塗装を行う
場合は、その塗装機の先端に付着した塗料等の汚れを頻
繁に洗浄除去する自動洗浄装置が必要となる。
ズルの周囲や、塗料ノズルから吐出した塗料を微粒化す
るエアーノズルを設けたエアーキャップの表面などに塗
料が付着し、これが滴に成長すると塗装吹き付け中にあ
たかも唾を吐き付けるようなスピットとして被塗物の表
面に塗着し、塗膜欠陥を生ずるおそれがある。このた
め、自動車塗装のようにロボットやレシプロ・マシン等
の自動塗装装置に装着した塗装機で高品質の塗装を行う
場合は、その塗装機の先端に付着した塗料等の汚れを頻
繁に洗浄除去する自動洗浄装置が必要となる。
【０００３】この種の洗浄装置としては、塗装機を取り
付けた揺動アームが下方に回動してその塗装機を洗浄槽
の槽内に貯溜した洗浄液に浸すと同時に、その塗装機の
先端を洗浄液の液中に設けたワイヤブラシ等の洗浄ブラ
シに摺接させて、洗浄液の溶解力とブラッシングによっ
て塗料を除去するものや（実開昭６３−５４４６６号公
報）、塗装機の先端に対して進退する洗浄用ノズルから
洗浄液を吹き付けて、洗浄液の溶解力とその噴射圧力に
よって塗料を除去するものなどがある（実開平２−２０
９５２号公報）。
付けた揺動アームが下方に回動してその塗装機を洗浄槽
の槽内に貯溜した洗浄液に浸すと同時に、その塗装機の
先端を洗浄液の液中に設けたワイヤブラシ等の洗浄ブラ
シに摺接させて、洗浄液の溶解力とブラッシングによっ
て塗料を除去するものや（実開昭６３−５４４６６号公
報）、塗装機の先端に対して進退する洗浄用ノズルから
洗浄液を吹き付けて、洗浄液の溶解力とその噴射圧力に
よって塗料を除去するものなどがある（実開平２−２０
９５２号公報）。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の装置
は、塗装機の先端に設けた塗料ノズルやエアーノズルが
洗浄ブラシとの接触で傷つけられたり、洗浄ブラシの磨
耗により洗浄効果が低下するなどの問題があった。ま
た、後者の装置は、洗浄用ノズルから塗装機の先端に吹
き付けられた洗浄液が塗料等の汚れと一緒に飛び散って
周辺環境を汚染するおそれがあった。なお、後者の装置
は、塗装機の先端を洗浄する時だけその先端と洗浄用ノ
ズルの周囲をシュラウドと称する進退自在なカバーで覆
って洗浄液の飛散を防止する方策もあるが、この場合
は、塗装機の先端に吹き付けられた洗浄液がシュラウド
の内面から塗料等の汚れと一緒に跳ね返って塗装機の表
面が汚され、また、塗装機にシュラウドやその駆動機構
を装備するので塗装機の操作性が悪くなり、ロボットに
よる塗装の自由度も損なわれる。
は、塗装機の先端に設けた塗料ノズルやエアーノズルが
洗浄ブラシとの接触で傷つけられたり、洗浄ブラシの磨
耗により洗浄効果が低下するなどの問題があった。ま
た、後者の装置は、洗浄用ノズルから塗装機の先端に吹
き付けられた洗浄液が塗料等の汚れと一緒に飛び散って
周辺環境を汚染するおそれがあった。なお、後者の装置
は、塗装機の先端を洗浄する時だけその先端と洗浄用ノ
ズルの周囲をシュラウドと称する進退自在なカバーで覆
って洗浄液の飛散を防止する方策もあるが、この場合
は、塗装機の先端に吹き付けられた洗浄液がシュラウド
の内面から塗料等の汚れと一緒に跳ね返って塗装機の表
面が汚され、また、塗装機にシュラウドやその駆動機構
を装備するので塗装機の操作性が悪くなり、ロボットに
よる塗装の自由度も損なわれる。
【０００５】そこで本発明は、塗装機の先端を傷つける
ことなくその先端に付着した塗料を洗浄液で確実に溶か
して除去できるようにすると共に、塗装機にシュラウド
等のカバーを設けなくてもその塗装機の先端を洗浄する
洗浄液で周辺環境が汚染されないようにすることを技術
的課題としている。
ことなくその先端に付着した塗料を洗浄液で確実に溶か
して除去できるようにすると共に、塗装機にシュラウド
等のカバーを設けなくてもその塗装機の先端を洗浄する
洗浄液で周辺環境が汚染されないようにすることを技術
的課題としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、塗装機の先端に付着した塗料を洗浄液
で溶かして除去する塗装機の自動洗浄装置において、所
定の洗浄位置に移動した塗装機の先端を洗浄液に浸す洗
浄槽に、その槽内に貯溜された洗浄液の液中に液面を盛
り上げる程の勢いで圧縮エアーを噴射して気泡を涌き立
たせるエアーノズルが設けられていることを特徴とす
る。
めに、本発明は、塗装機の先端に付着した塗料を洗浄液
で溶かして除去する塗装機の自動洗浄装置において、所
定の洗浄位置に移動した塗装機の先端を洗浄液に浸す洗
浄槽に、その槽内に貯溜された洗浄液の液中に液面を盛
り上げる程の勢いで圧縮エアーを噴射して気泡を涌き立
たせるエアーノズルが設けられていることを特徴とす
る。
【０００７】
【作用】本発明によれば、塗装機の先端を洗浄液に浸す
だけで、その先端に付着した塗料が、洗浄液そのものの
溶解力と、洗浄液の液面を盛り上げる程の勢いで噴射さ
れる圧縮エアーの噴射圧力と、その噴射圧力で生ずる洗
浄液の流動作用と、圧縮エアーの噴射で涌き立った気泡
の弾けによるバブリング作用などとの相乗作用によって
効果的に洗浄除去される。
だけで、その先端に付着した塗料が、洗浄液そのものの
溶解力と、洗浄液の液面を盛り上げる程の勢いで噴射さ
れる圧縮エアーの噴射圧力と、その噴射圧力で生ずる洗
浄液の流動作用と、圧縮エアーの噴射で涌き立った気泡
の弾けによるバブリング作用などとの相乗作用によって
効果的に洗浄除去される。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面によって具体的
に説明する。図１は本発明による自動洗浄装置の一例を
示す断面図、図２はその装置の制御システムを示す概略
系統図である。
に説明する。図１は本発明による自動洗浄装置の一例を
示す断面図、図２はその装置の制御システムを示す概略
系統図である。
【０００９】図中、１は、塗装ロボット２のウイービン
グアーム３に装着されて定期的に所定の洗浄位置に移動
する塗装機、４は、その洗浄位置に移動した塗装機１の
先端を洗浄槽５の槽内に貯溜されたシンナー等の洗浄液
６に浸して洗浄する自動洗浄装置である。
グアーム３に装着されて定期的に所定の洗浄位置に移動
する塗装機、４は、その洗浄位置に移動した塗装機１の
先端を洗浄槽５の槽内に貯溜されたシンナー等の洗浄液
６に浸して洗浄する自動洗浄装置である。
【００１０】洗浄槽５の槽内には、その槽内に貯溜され
た洗浄液６の液中に液面を盛り上げる程の勢いで圧縮エ
アーを噴射して気泡を涌き立たせるエアーノズル７と、
その槽内に洗浄液を適時補給する洗浄液供給ノズル８が
設けられている。なお、エアーノズル７は、複数の噴射
孔を有するノズル先端部が洗浄液６に浸す塗装機１の先
端と対峙するようにそのノズル先端部を上方に向けて洗
浄槽５の槽底に垂直に立設されている。
た洗浄液６の液中に液面を盛り上げる程の勢いで圧縮エ
アーを噴射して気泡を涌き立たせるエアーノズル７と、
その槽内に洗浄液を適時補給する洗浄液供給ノズル８が
設けられている。なお、エアーノズル７は、複数の噴射
孔を有するノズル先端部が洗浄液６に浸す塗装機１の先
端と対峙するようにそのノズル先端部を上方に向けて洗
浄槽５の槽底に垂直に立設されている。
【００１１】また、洗浄槽５の上面には、塗装機１の先
端を挿脱自在に差し込む穴９が開口されると共に、その
穴９よりも小さい同心円の穴を開口したラバー１０が設
けられ、当該ラバー１０が穴９に差し込まれた塗装機１
の先端部周面に密着して洗浄箇所以外の所に洗浄液を付
着させないようになっている。なお、図示は省略する
が、ラバー１０には塗装機１の挿脱を容易にする複数条
の切り込みが設けられている。また、洗浄槽５の槽外に
は、穴９を挟んで左右両側に、洗浄が終わって穴９から
抜き出した塗装機１の先端に向かってその先端に付着し
た洗浄液を蒸発させる乾燥用エアーを吹き付けるエアー
ブローノズル１１，１２が設けられ、塗装機１が塗装を
再開した時に洗浄液の滴がスピットとして被塗物の塗膜
に付着することを防止している。
端を挿脱自在に差し込む穴９が開口されると共に、その
穴９よりも小さい同心円の穴を開口したラバー１０が設
けられ、当該ラバー１０が穴９に差し込まれた塗装機１
の先端部周面に密着して洗浄箇所以外の所に洗浄液を付
着させないようになっている。なお、図示は省略する
が、ラバー１０には塗装機１の挿脱を容易にする複数条
の切り込みが設けられている。また、洗浄槽５の槽外に
は、穴９を挟んで左右両側に、洗浄が終わって穴９から
抜き出した塗装機１の先端に向かってその先端に付着し
た洗浄液を蒸発させる乾燥用エアーを吹き付けるエアー
ブローノズル１１，１２が設けられ、塗装機１が塗装を
再開した時に洗浄液の滴がスピットとして被塗物の塗膜
に付着することを防止している。
【００１２】次に、１３は、ティーチボックス１４で設
定した動作どおりに塗装ロボット２を操作するロボット
制御盤、１５は、ロボット制御盤１３から出力される同
期信号に基づいて塗装ロボット２の動作に合わせた所定
のタイミングで自動洗浄装置４を稼働させる洗浄装置制
御盤である。
定した動作どおりに塗装ロボット２を操作するロボット
制御盤、１５は、ロボット制御盤１３から出力される同
期信号に基づいて塗装ロボット２の動作に合わせた所定
のタイミングで自動洗浄装置４を稼働させる洗浄装置制
御盤である。
【００１３】つまり、洗浄装置制御盤１５は、塗装ロボ
ット２を動かすロボット制御信号に合わせてロボット制
御盤１３から出力される同期信号に基づいて、塗装機１
が所定の洗浄位置に移動してその先端が洗浄槽５の上面
に開口する穴９に差し込まれた時に、洗浄槽５の槽内に
設けられたエアーノズル７に圧縮エアーを送る自動バル
ブ１６を開放し、次いで、塗装機１の先端が洗浄を終わ
って穴９から抜き出された時には、前記自動バルブ１６
を閉鎖して、穴９の左右両側に設けられたエアーブロー
ノズル１１，１２に乾燥用エアーを送る自動バルブ１７
を開放する制御信号を出力するようになっている。
ット２を動かすロボット制御信号に合わせてロボット制
御盤１３から出力される同期信号に基づいて、塗装機１
が所定の洗浄位置に移動してその先端が洗浄槽５の上面
に開口する穴９に差し込まれた時に、洗浄槽５の槽内に
設けられたエアーノズル７に圧縮エアーを送る自動バル
ブ１６を開放し、次いで、塗装機１の先端が洗浄を終わ
って穴９から抜き出された時には、前記自動バルブ１６
を閉鎖して、穴９の左右両側に設けられたエアーブロー
ノズル１１，１２に乾燥用エアーを送る自動バルブ１７
を開放する制御信号を出力するようになっている。
【００１４】また、洗浄装置制御盤１５は、塗装機１に
付着して洗浄槽５の槽外に持ち出されたり自然蒸発によ
って失われた洗浄液を補給するため、洗浄槽５の槽内に
貯溜された洗浄液６の量を検出する液面計（図示せず）
の検出信号に基づき、洗浄液供給ノズル８に洗浄液を送
る自動バルブ１８を適時開閉する制御信号も出力するよ
うになっている。
付着して洗浄槽５の槽外に持ち出されたり自然蒸発によ
って失われた洗浄液を補給するため、洗浄槽５の槽内に
貯溜された洗浄液６の量を検出する液面計（図示せず）
の検出信号に基づき、洗浄液供給ノズル８に洗浄液を送
る自動バルブ１８を適時開閉する制御信号も出力するよ
うになっている。
【００１５】しかして、塗装機１が被塗物１９の塗装を
休止又は終了してからその塗装を再開するまでのインタ
ーバル時間に、ロボット制御盤１３から塗装ロボット２
に対して塗装機１を所定の洗浄位置に移動させるロボッ
ト制御信号が出力されて、図１の如くその塗装機１の先
端が自動洗浄装置４の洗浄槽５に差し込まれると同時
に、洗浄装置制御盤１５から自動バルブ１６を開放する
制御信号が出力されて、洗浄槽５の槽内に設けたエアー
ノズル７から洗浄液６の液中に圧縮エアーが噴射され、
その噴射により気泡が勢いよく涌き立つと共に、その噴
射圧力で液面が盛り上がるように洗浄液６が流動する。
休止又は終了してからその塗装を再開するまでのインタ
ーバル時間に、ロボット制御盤１３から塗装ロボット２
に対して塗装機１を所定の洗浄位置に移動させるロボッ
ト制御信号が出力されて、図１の如くその塗装機１の先
端が自動洗浄装置４の洗浄槽５に差し込まれると同時
に、洗浄装置制御盤１５から自動バルブ１６を開放する
制御信号が出力されて、洗浄槽５の槽内に設けたエアー
ノズル７から洗浄液６の液中に圧縮エアーが噴射され、
その噴射により気泡が勢いよく涌き立つと共に、その噴
射圧力で液面が盛り上がるように洗浄液６が流動する。
【００１６】これにより、塗装機１の先端に付着した塗
料は、洗浄液６そのものの溶解力のみならず、洗浄液６
の液中に涌き立つ気泡の弾けによるバブリング作用や、
その気泡を生じさせる圧縮エアーの噴射圧力と、その噴
射圧力で生ずる洗浄液６の流動作用などとの相乗作用に
よって洗浄液６に溶かされ、短時間で確実に洗浄除去さ
れる。殊に、実施例のようにエアーノズル７のノズル先
端部を塗装機１の先端に対峙させて真上に向け、その塗
装機１の先端を洗浄液６のフラットな液面から若干離れ
た所に位置させれば、エアーノズル７が噴射する圧縮エ
アーの噴射圧力によって涌き水のように液面を盛り上げ
る洗浄液６の激しい流れが塗装機１の先端に勢いよく打
ち当たると同時に、その盛り上がった液面と塗装機１の
先端との境目で気泡が洗浄液の飛沫を散らすように弾け
て、洗浄効果が著しく高まる。
料は、洗浄液６そのものの溶解力のみならず、洗浄液６
の液中に涌き立つ気泡の弾けによるバブリング作用や、
その気泡を生じさせる圧縮エアーの噴射圧力と、その噴
射圧力で生ずる洗浄液６の流動作用などとの相乗作用に
よって洗浄液６に溶かされ、短時間で確実に洗浄除去さ
れる。殊に、実施例のようにエアーノズル７のノズル先
端部を塗装機１の先端に対峙させて真上に向け、その塗
装機１の先端を洗浄液６のフラットな液面から若干離れ
た所に位置させれば、エアーノズル７が噴射する圧縮エ
アーの噴射圧力によって涌き水のように液面を盛り上げ
る洗浄液６の激しい流れが塗装機１の先端に勢いよく打
ち当たると同時に、その盛り上がった液面と塗装機１の
先端との境目で気泡が洗浄液の飛沫を散らすように弾け
て、洗浄効果が著しく高まる。
【００１７】次に、所定の洗浄時間が経過して塗装機１
の先端に付着した塗料等の汚れが完全に除去されると、
ロボット制御盤１３から塗装ロボット２に対して、塗装
機１の先端を洗浄槽５の槽外に抜き出してエアーブロー
ノズル１１，１２間に位置させるようにウイービングす
る制御信号が出力されると同時に、その制御信号と同期
して、洗浄装置制御盤１５から自動バルブ１６を閉鎖し
自動バルブ１７を開放する制御信号が出力される。
の先端に付着した塗料等の汚れが完全に除去されると、
ロボット制御盤１３から塗装ロボット２に対して、塗装
機１の先端を洗浄槽５の槽外に抜き出してエアーブロー
ノズル１１，１２間に位置させるようにウイービングす
る制御信号が出力されると同時に、その制御信号と同期
して、洗浄装置制御盤１５から自動バルブ１６を閉鎖し
自動バルブ１７を開放する制御信号が出力される。
【００１８】これにより、エアーノズル７からの圧縮エ
アーの噴射が停止されると同時に、エアーブローノズル
１１，１２から乾燥用エアーの噴射が開始されて、その
乾燥用エアーで塗装機１の先端に付着した洗浄液が強制
的に蒸発させられる。そして、塗装機１の先端から洗浄
液が完全に払拭されると、塗装ロボット２が塗装機１を
被塗物１９の塗装位置に戻すようにウイービングすると
同時に、自動バルブ１７が閉鎖されてエアーブローノズ
ル１１，１２からの乾燥用エアーの噴射も停止される。
アーの噴射が停止されると同時に、エアーブローノズル
１１，１２から乾燥用エアーの噴射が開始されて、その
乾燥用エアーで塗装機１の先端に付着した洗浄液が強制
的に蒸発させられる。そして、塗装機１の先端から洗浄
液が完全に払拭されると、塗装ロボット２が塗装機１を
被塗物１９の塗装位置に戻すようにウイービングすると
同時に、自動バルブ１７が閉鎖されてエアーブローノズ
ル１１，１２からの乾燥用エアーの噴射も停止される。
【００１９】
【発明の効果】本発明によれば、塗装機の先端を洗浄す
るために、その先端に向かって洗浄液を噴射する洗浄用
ノズルや、噴射した洗浄液の飛散を防ぐシュラウド等を
塗装機に装備させる必要がないから、塗装機の操作性が
良くなって、塗装機を自在に動かしながら被塗物の各所
を塗装するロボット塗装の自由度が増すという大変優れ
た効果がある。また、塗装機の先端をワイヤブラシなど
で擦らなくても、その先端に付着した塗料を洗浄液で確
実に除去できるから、塗装機の先端に設けられた塗料ノ
ズルやエアーノズル等を傷つける心配も全くないという
優れた効果もある。
るために、その先端に向かって洗浄液を噴射する洗浄用
ノズルや、噴射した洗浄液の飛散を防ぐシュラウド等を
塗装機に装備させる必要がないから、塗装機の操作性が
良くなって、塗装機を自在に動かしながら被塗物の各所
を塗装するロボット塗装の自由度が増すという大変優れ
た効果がある。また、塗装機の先端をワイヤブラシなど
で擦らなくても、その先端に付着した塗料を洗浄液で確
実に除去できるから、塗装機の先端に設けられた塗料ノ
ズルやエアーノズル等を傷つける心配も全くないという
優れた効果もある。
【図１】本発明による自動洗浄装置の一例を示す断面
図。
図。
【図２】その自動洗浄装置の制御システムを示す系統
図。
図。
１・・・塗装機 ５・・・洗浄槽 ６・・・洗浄液 ７・・・エアーノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢 野 正 喜 神奈川県横浜市鶴見区矢向五丁目９番34 号 トリニティ工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平２−56266（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−233164（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−107863（ＪＰ，Ａ) 実開 昭63−107771（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】 塗装機の先端に付着した塗料を洗浄液で
溶かして除去する塗装機の自動洗浄装置において、所定
の洗浄位置に移動した塗装機（１）の先端を洗浄液
（６）に浸す洗浄槽（５）に、その槽内に貯溜された洗
浄液（６）の液中に液面を盛り上げる程の勢いで圧縮エ
アーを噴射して気泡を涌き立たせるエアーノズル（７）
が設けられていることを特徴とする塗装機の自動洗浄装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3129353A JP2733148B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 塗装機の自動洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3129353A JP2733148B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 塗装機の自動洗浄装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0592158A JPH0592158A (ja) | 1993-04-16 |
| JP2733148B2 true JP2733148B2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=15007507
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3129353A Expired - Fee Related JP2733148B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 塗装機の自動洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2733148B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004073881A1 (en) * | 2003-02-21 | 2004-09-02 | Philip Jessup | No contact spray apparatus cleaning device |
| JP2012061505A (ja) * | 2010-09-16 | 2012-03-29 | Showa Kogyo:Kk | 離型剤スプレーカセットの洗浄装置及びそれを用いた離型剤スプレーカセットの洗浄方法 |
| JP5708516B2 (ja) * | 2012-02-01 | 2015-04-30 | トヨタ車体株式会社 | ベル型塗装機用のホッパ |
| TWI544291B (zh) * | 2012-05-22 | 2016-08-01 | 斯克林半導體科技有限公司 | 顯像處理裝置 |
| CN110449292B (zh) * | 2019-08-13 | 2020-12-18 | 湖南城市学院 | 一种铝合金成形用的表面处理装置 |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP3129353A patent/JP2733148B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0592158A (ja) | 1993-04-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |