JP2892207B2 - 輪転機インキローラーの洗浄方法及び装置 - Google Patents

輪転機インキローラーの洗浄方法及び装置

Info

Publication number
JP2892207B2
JP2892207B2 JP4009456A JP945692A JP2892207B2 JP 2892207 B2 JP2892207 B2 JP 2892207B2 JP 4009456 A JP4009456 A JP 4009456A JP 945692 A JP945692 A JP 945692A JP 2892207 B2 JP2892207 B2 JP 2892207B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
ink
rotary press
ink roller
cleaning liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4009456A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05193125A (ja
Inventor
茂光 明瀬
武 角川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NITSUKA KK
Original Assignee
NITSUKA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NITSUKA KK filed Critical NITSUKA KK
Priority to JP4009456A priority Critical patent/JP2892207B2/ja
Publication of JPH05193125A publication Critical patent/JPH05193125A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2892207B2 publication Critical patent/JP2892207B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、輪転機インキローラー
の洗浄方法及び装置に関する。さらに詳しくは、輪転機
インキローラーの洗浄方法の洗浄精度に係る改良と、こ
の方法を実施するに好適な輪転機インキローラーの洗浄
装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】輪転機インキローラーの洗浄では、手動
で行われていたインキローラーに対する洗浄液の噴射を
噴射ノズルから自動的に行うようにして、洗浄時間の短
縮化が図られている。
【0003】従来、前述の背景の下に洗浄液の噴射の自
動化を指向した輪転機インキローラーの洗浄方法として
は、例えば、特開平2−153743号公報,実願平1
−108269号(実開平2−133340号)のマイ
クロフィルムに記載のものが知られている。
【0004】この特開平2−153743号公報に係る
従来の輪転機インキローラーの洗浄方法は、インキロー
ラーに対して噴射ノズルから洗浄液を噴射して、洗浄液
で溶解されたインキローラーのインキ汚れをインキの流
れの下流側へ順次転移させて最終的に走行紙に吸着させ
るように構成されている。
【0005】また、実願平1−108269号(実開平
2−133340号)のマイクロフィルムに係る従来の
輪転機インキローラーの洗浄方法は、インキローラーに
洗浄液を噴射する噴射ノズルをインキローラーの胴長方
向へ複数個配置して、インキローラーの胴長方向へ洗浄
液を均等に噴射するように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の輪転機イ
ンキローラの洗浄方法では、インキローラーの胴長方向
の不均等な汚れに対して全体を均質に洗浄するために、
インキローラーにドクタブレードのような掻取り装置を
付設している。従って、インキローラー周りの構造が複
雑化して、輪転機の設計,製造が困難になるという問題
点がある。
【0007】なお、カラー印刷用サテライト輪転機,単
色印刷用スポット輪転機等では、インキローラーに部分
的にインキ残りやネッパリが発生しやすく、インキロー
ラーの胴長方向に不均等な汚れが形成されやすい状況が
ある。
【0008】本発明は、このような問題点,状況を考慮
してなされたもので、輪転機の構造を複雑化せずに全体
を均質に洗浄可能な輪転機インキローラーの洗浄方法
と、この輪転機インキローラーの洗浄方法を実施するに
好適な輪転機インキローラーの洗浄装置とを提供するこ
とを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明に係る輪転機インキローラーの洗浄方法は、
次のような手段を採用する。
【0010】即ち、請求項1に記載のように、インキの
流れの最上流のインキローラーに向けて洗浄液を噴射す
る噴射ノズルをインキローラーの胴長方向へ間隔を介し
て複数個配置し、各噴射ノズルの洗浄液の噴射を個別に
制御可能にしておき、印刷終了後に輪転機を胴入れの運
転状態にして、インキローラーの胴長方向の汚れ度合に
対応した洗浄プログラムにより各噴射ノズルからの洗浄
液の噴射を個別に制御し、洗浄液で溶解されたインキロ
ーラーのインキ汚れをインキの流れの下流側へ順次転移
させて最終的に走行紙に吸着させる。
【0011】また、請求項2に記載のように、請求項1
の輪転機インキローラーの洗浄方法において、噴射ノズ
ルからの洗浄液の噴射を少量,短時間で間欠的に行い、
輪転機の運転状態を低速化することを特徴とする。
【0012】さらに、前述の課題を解決するため、本発
明に係る輪転機インキローラーの洗浄装置は、次のよう
な手段を採用する。
【0013】即ち、請求項3に記載のように、インキの
流れの最上流のインキローラーの胴長方向へ間隔を介し
て配置されインキローラーに向けて洗浄液を噴射する複
数個の噴射ノズルと、各噴射ノズルにそれぞれ設けられ
て洗浄液の噴射を制御する電磁弁とを備えた噴射部と、
インキローラーの胴長方向の汚れ度合に対応した洗浄プ
ログラムが入力され噴射部の各電磁弁を個別に開閉制御
する噴射制御部とからなる。
【0014】また、請求項4に記載のように、請求項3
の輪転機インキローラーの洗浄装置において、噴射部に
噴射ノズル周りを被覆,開放するシャッターを備えたこ
とを特徴とする。
【0015】
【作用】前述の手段によると、請求項1では、汚れ度合
の高い部分に向けられた噴射ノズルから相対的に多量の
洗浄液を噴射させ、汚れ度合の低い部分に向けられた噴
射ノズルから相対的に少量の洗浄液を噴射させることが
でき、洗浄液の噴射量の多少による溶解能力の差からイ
ンキローラーの胴長方向の全体を均質に洗浄することが
できる。また、掻取り装置の付設が不要であるため、イ
ンキローラー周りの構造が複雑化することがない。
【0016】また、請求項2では、洗浄液の噴射が少
量,短時間で間欠的に行われると、輪転機の運転状態が
低速化されても洗浄液がたれることがなくなる。そし
て、輪転機の運転状態が低速化されると、洗浄液による
インキ汚れの溶解時間が長時間確保されることになる。
【0017】また、請求項3では、各噴射ノズルの噴射
制御が各噴射ノズルに設けられた電磁弁の開閉制御によ
って行われる。
【0018】また、請求項4では、洗浄液の噴射時以外
には、噴射ノズルがシャッターで被覆される。
【0019】
【実施例】以下、本発明に係る輪転機インキローラの洗
浄方法及び装置の実施例を図面に基いて説明する。
【0020】図1〜図5は、本発明に係る輪転機インキ
ローラの洗浄方法及び装置の第1実施例を示すものであ
る。
【0021】この実施例では、新聞印刷の輪転機2につ
いてのものを示してある。
【0022】まず、本発明に係る輪転機インキローラの
洗浄装置の実施例の構成を説明する。
【0023】この実施例の輪転機2は、下方側から上方
側へかけてインキローラー群4が設けられ、インキロー
ラー群4に並設して水着けローラー6が設けられ、イン
キローラー群4,水着けローラー6の上方に版胴8が隣
接して設けられ、版胴8の上方に走行紙18が送られる
ブランケット胴10が隣接して設けられてなる。なお、
インキの流れの最上流になる最下方のインキローラー4
aには、インキタンク14が隣接して設けられている。
また、水着けローラー6には、水タンク16が隣接して
設けられている。
【0024】この輪転機2には、噴射部22,噴射制御
部24からなる洗浄装置12が備えられている。
【0025】洗浄装置12の噴射部22は、インキの流
れの最上流のインキローラー4aに近接して設置されて
なるもので、インキローラー4aの胴長方向へ延びるベ
ース部材60と、ベース部材60に延方向へ一定の間隔
を介して取付けられインキローラー4aへ噴射口を向け
た複数個の噴射ノズル20と、ベース部材60の内部に
配管され各噴射ノズル20に連通して洗浄液(溶剤)を
流通供給する供給管62と、エアー駆動により開閉して
噴射ノズル20を被覆,開放するシャッター64とを備
えている。
【0026】洗浄装置12の制御部24は、噴射部22
の各噴射ノズル20にそれぞれ一体的に設けられ開閉し
て洗浄液の噴射を断続する電磁弁38と、噴射部22に
洗浄液を供給する洗浄液供給手段28と、噴射部22に
エアーを供給するエアー源30と、洗浄液供給手段2
8,エアー源30に接続され開閉して噴射部22への洗
浄液,エアーの供給を断続する開閉電磁弁ユニット32
と、入力された洗浄プログラムにより電磁弁38,開閉
電磁弁ユニット32の開閉や洗浄液供給手段28の駆
動,停止やその他を電気制御する制御盤26と、制御盤
26に接続され各種の入力,操作が行われる操作盤34
とを備えている。
【0027】この洗浄装置12では、噴射部22の供給
管62と噴射制御部24の開閉電磁弁ユニット32と
は、図1に2点鎖線で示すように、洗浄液ラインaで接
続されている。また、噴射部22のシャッター64と噴
射制御部24の開閉電磁弁ユニット32とは、図1に実
線で示すように、エアーラインbで接続されている。な
お、図1に1点鎖線で示されているのは、噴射制御部2
4の制御盤26と各部とを接続する信号ラインcであ
る。
【0028】さらに、この洗浄装置12は、噴射制御部
24の制御盤26が輪転機2を制御する輪転機制御盤3
6とインターロック回路を介して接続され、操作盤34
の洗浄開始の操作により、制御盤26,輪転機制御盤3
6を介して輪転機2の各ローラーが着状態の胴入れ状態
として運転されるようになっている。
【0029】次に、本発明に係る輪転機インキローラの
洗浄装置の実施例の操作,動作に基づいて、本発明に係
る輪転機インキローラの洗浄方法の実施例を説明する。
【0030】印刷中には、洗浄装置12の噴射部22の
シャッター64が噴射ノズル20周りを被覆して、噴射
ノズル20へのインキミストの付着を防止するととも
に、噴射ノズル20からインキローラー4a等への洗浄
液のたれを防止している。
【0031】印刷が終了した場合には、紙通しのままで
輪転機2を緩動運転(低速運転)する(図2のステップ
40)。この緩動運転は、急動運転(高速運転)が約2
0000部/時の速度レベルであるとすると、約240
0部/時の速度レベルである。
【0032】そして、輪転機2の緩動運転下で、噴射制
御部24の操作盤34から洗浄装置12の洗浄開始を指
示する(図2のステップ44)。なお、この指示を行う
前には、洗浄装置12の噴射制御部24の各電磁弁38
の開放時間,開閉タイミングをそれぞれ設定した洗浄プ
ログラムを操作盤34から制御盤26に入力しておく。
この洗浄プログラムは、インキローラー4aの胴長方向
の汚れ度合に対応して設定されるもので、印刷物に対応
した複数の基本パターンを予め入力しておいて選択した
り修正したりするようにすると便利である。また、イン
キローラ4aの全体の汚れから洗浄に使用される洗浄液
の総量を操作盤34から制御盤26に入力しておく。こ
の洗浄液の総量は、洗浄液供給手段28の供給量で調整
されることになる。
【0033】洗浄開始の指示が行われると、噴射制御部
24の制御盤26の信号により洗浄液供給手段28が駆
動される。なお、エアー源30については、輪転機2の
他の機構にエアーを供給しているものを利用するため、
制御盤26で駆動制御されるようになっていない(図1
の信号ラインc参照)。そして、開閉電磁弁ユニット3
2の一部が開放されて、エアー源30とエアーラインb
とが連通され、噴射部22に供給されたエアーでシャッ
ター64が開放駆動される。シャッター64の開放によ
り、噴射ノズル20周りが開放されて洗浄液の噴射が可
能になる。
【0034】続いて、噴射制御部24の制御盤26の信
号により、開閉電磁弁ユニット32の一部が開閉されて
洗浄液供給手段28と洗浄液ラインaとが連通,遮断さ
れるとともに、電磁弁38が開閉されて噴射部22の噴
射ノズル20から洗浄液が間欠的に噴射されることにな
る(図2のステップ46)。
【0035】上述の緩動運転による洗浄は、電子式タイ
マーのバッチカウント出力を使って99.9秒周期で行
われ、図3のプログラムタイムチャートを3回繰り返し
て総合で299.7秒とするものである。図3のプログ
ラムタイムチャートにおいて、噴射時点を示す丸印は噴
射時間が0.1秒であり、黒塗りの四角印は噴射時間が
0.2秒である。
【0036】また、洗浄液の噴射に平行して、噴射制御
部24の制御盤26からの信号により、輪転機制御盤3
6を介して輪転機2の各ローラーが着状態の胴入れ状態
として運転される(図2のステップ48)。
【0037】従って、インキローラー4aの胴長方向の
汚れの度合に応じた量の洗浄液が各噴射ノズル20から
噴射供給される。即ち、汚れ度合の高い部分に向けられ
た噴射ノズル20から相対的に多量の洗浄液が噴射さ
れ、汚れ度合の低い部分に向けられた噴射ノズル20か
ら相対的に少量の洗浄液が噴射される。このため、前述
の従来例のように掻取り装置を備えなくても、洗浄液の
噴射量の多少による溶解能力の差からインキローラー4
aの胴長方向の全体を均質に洗浄することができる。な
お、洗浄液の噴射が少量,短時間で間欠的に行われるた
め、輪転機2が緩動運転されているにもかかわらず、洗
浄液がたれてインキローラー4aの周囲を汚損すること
がない。また、輪転機2の緩動運転は、インキローラー
4aに付着しているインキ汚れに対する洗浄液の溶解時
間を充分に確保させることになる。
【0038】また、溶解されたインキ汚れは、輪転機2
の胴入れ状態の緩動運転により、溶解が継続されつつイ
ンキ流れの下流側に順次転移して走行紙18に吸着され
ることになる(図2のステップ50)。従って、インキ
の流れの最上流のインキローラー4aから最下流のブラ
ンケット胴10まで洗浄されることになる。なお、輪転
機2の緩動運転により、走行紙18の走行速度が低くな
っているため、走行紙18の消耗が低減される。
【0039】なお、洗浄終了後には、輪転機2の各ロー
ラーが脱状態の胴抜き状態にすることになる(図2のス
テップ52)。
【0040】また、輪転機2に別個ガイドローラ洗浄装
置,ブランケット胴洗浄装置が備えられている場合に
は、インキローラー4aの洗浄開始の指示に先行してス
タートさせる(図2のステップ41)。なお、これ等の
各洗浄は、輪転機2の緩動運転下で協動させることが可
能である。また、別個に備えられているブランケット胴
洗浄装置が輪転機2の胴入れ状態で駆動できないタイプ
の場合には、胴抜き後にスタートさせることになる(図
2のステップ53)。
【0041】図6は、本発明に係る輪転機インキローラ
ーの洗浄方法及び装置の第2実施例を示すものである。
【0042】この実施例では、インキローラ−郡4の中
間部位にも洗浄装置12の噴射部22を備えてある。
【0043】この実施例によると、溶解されながらイン
キ流れの下流側へ転移するインキ汚れに洗浄液を追加す
ることができ、しつこい汚れ等を確実に溶解洗浄するこ
とができる。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明に係る輪転機インキ
ローラーの洗浄方法は、請求項1,2共通として、従来
の掻取り装置を備えず、インキローラーの胴長方向の汚
れ度合に対応して洗浄液の噴射量を調整してインキ汚れ
の溶解能力に差を設けたため、輪転機の構造を複雑化せ
ずに、インキローラーの胴長方向の全体を均質に洗浄す
ることができる効果がある。
【0045】さらに、請求項2のみとして、洗浄液を少
量,短時間で間欠的に噴射して輪転機を低速化したこと
から、洗浄液によるインキ汚れの溶解時間が充分に確保
されるとともに、洗浄液のたれがなくなってインキロー
ラーの周囲の汚損が防止され、さらには洗浄による走行
紙の消耗が低減される効果がある。
【0046】さらに、本発明に係る輪転機インキローラ
ーの洗浄装置は、請求項3,4共通として、本発明に係
る輪転機インキローラーの洗浄方法の効果を損なわない
ことに加えて、噴射ノズルにそれぞれ設けた電磁弁の開
閉で洗浄液の噴射を制御することができるため、制御系
の設計,製造が容易である効果がある。
【0047】さらに、請求項4のみとして、シャッター
により、噴射ノズルへのインキミストの付着や噴射ノズ
ルからの洗浄液のたれを防止することができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る輪転機インキローラーの洗浄方法
及び装置の第1実施例を示す側面図である。
【図2】図1の洗浄工程を示すフローチャートである。
【図3】図1の洗浄工程の洗浄液の噴射タイミングに係
る洗浄プログラムのタイミングチャートである。
【図4】図1の要部の拡大詳細図である。
【図5】図4の要部の断面図である。
【図6】本発明に係る輪転機インキローラーの洗浄方法
及び装置の第2実施例を示す要部の側面図である。
【符号の説明】
2 輪転機 4 インキローラー群 4a インキローラー(最上流の) 10 ブランケット胴 12 洗浄装置 18 走行紙 20 噴射ノズル 22 噴射部 24 噴射制御部 38 電磁弁 64 シャッター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−153743(JP,A) 実開 平2−133340(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41F 35/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インキの流れの最上流のインキローラー
    に向けて洗浄液を噴射する噴射ノズルをインキローラー
    の胴長方向へ間隔を介して複数個配置し、各噴射ノズル
    の洗浄液の噴射を個別に制御可能にしておき、印刷終了
    後に輪転機を胴入れの運転状態にして、インキローラー
    の胴長方向の汚れ度合に対応した洗浄プログラムにより
    各噴射ノズルからの洗浄液の噴射を個別に制御し、洗浄
    液で溶解されたインキローラーのインキ汚れをインキの
    流れの下流側へ順次転移させて最終的に走行紙に吸着さ
    せる輪転機インキローラーの洗浄方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の輪転機インキローラーの洗浄
    方法において、噴射ノズルからの洗浄液の噴射を少量,
    短時間で間欠的に行い、輪転機の運転状態を低速化する
    ことを特徴とする輪転機インキローラーの洗浄方法。
  3. 【請求項3】 インキの流れの最上流のインキローラー
    の胴長方向へ間隔を介して配置されインキローラーに向
    けて洗浄液を噴射する複数個の噴射ノズルと、各噴射ノ
    ズルにそれぞれ設けられて洗浄液の噴射を制御する電磁
    弁とを備えた噴射部と、インキローラーの胴長方向の汚
    れ度合に対応した洗浄プログラムが入力され噴射部の各
    電磁弁を個別に開閉制御する噴射制御部とからなる輪転
    機インキローラーの洗浄装置。
  4. 【請求項4】 請求項3の輪転機インキローラーの洗浄
    装置において、噴射部に噴射ノズル周りを被覆,開放す
    るシャッターを備えたことを特徴とする輪転機インキロ
    ーラーの洗浄装置。
JP4009456A 1992-01-22 1992-01-22 輪転機インキローラーの洗浄方法及び装置 Expired - Lifetime JP2892207B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4009456A JP2892207B2 (ja) 1992-01-22 1992-01-22 輪転機インキローラーの洗浄方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4009456A JP2892207B2 (ja) 1992-01-22 1992-01-22 輪転機インキローラーの洗浄方法及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05193125A JPH05193125A (ja) 1993-08-03
JP2892207B2 true JP2892207B2 (ja) 1999-05-17

Family

ID=11720795

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4009456A Expired - Lifetime JP2892207B2 (ja) 1992-01-22 1992-01-22 輪転機インキローラーの洗浄方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2892207B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6453745B2 (ja) * 2015-12-01 2019-01-16 清水製作株式会社 輪転機の洗浄方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0764053B2 (ja) * 1988-12-06 1995-07-12 株式会社東京機械製作所 輪転機の液体供給ローラー自動洗浄方法及び装置
JPH02133340U (ja) * 1988-12-16 1990-11-06

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05193125A (ja) 1993-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1095753C (zh) 喷墨打印机及其冲洗方法
JPH0796750B2 (ja) 連続スプレー染色の色替装置
US6206497B1 (en) Liquid ejecting apparatus with variable wiping of a liquid ejection head
EP2072407B1 (de) Etikettiermaschine
US4436032A (en) Rotary screen printing apparatus
CN101680147A (zh) 布制品的印刷系统
JP2892207B2 (ja) 輪転機インキローラーの洗浄方法及び装置
JP2837330B2 (ja) 印刷機のインキ洗浄装置
JP2006240077A (ja) 印刷機のシリンダ洗浄装置
JP3754532B2 (ja) 浴室の洗浄装置
JP2733148B2 (ja) 塗装機の自動洗浄装置
CN110091605A (zh) 液体喷出装置
JP3050034B2 (ja) 塗装ロボットの洗浄方法
JP2003220691A (ja) 印刷塗布機の印刷塗布液自動回収洗浄装置
JPH1072098A (ja) ノズルパイプの洗浄装置を有する洗壜機
JPS6250144A (ja) 印刷機におけるインキ洗浄液の自動噴射装置
JP2007021973A (ja) ワイピング自動洗浄装置及び自動洗浄方法
EP4019259B1 (en) Printing apparatus and printing system
JPH07329737A (ja) 自動車の自動洗浄装置
JP3073203B1 (ja) 輪転印刷機ロ―ラの洗浄方法および装置
JP2019098574A (ja) 自動洗浄装置
JP3432942B2 (ja) ローラ自動洗浄装置
JP2572211Y2 (ja) 印刷機の印刷胴・ローラ洗浄装置
JPH10193578A (ja) 輪転印刷機の洗浄装置
JP2000280440A (ja) プレーノズルを2個並列に設置した湿し水供給装置