JP2732089B2 - 集積回路のコンデンサ形成方法 - Google Patents

集積回路のコンデンサ形成方法

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、集積回路のコンデンサ形成方法に関し、
詳しくは、容量のばらつきが少ないコンデンサを形成す
ることができるような集積回路のコンデンサ形成方法に
関する。
[従来の技術] 一般に、コンデンサを用いるICでは、大きな容量のコ
ンデンサを使用する場合にはそのコンデンサは外付けさ
れるが、IC内部にオペアンプ等を形成し、そのゲイン補
正等のために小さい容量のコンデンサを必要とするよう
な場合などには、オペアンプとともに、ICに形成された
回路に小さい容量のコデンサが同時に集積される。この
ような小さい容量が他の回路と同時に集積されて形成さ
れているときには、その容量に対応した面積のコンデン
サ形成エリアがチップ内に確保される。
[解決しようとする課題] しかし、コンデンサを形成するときに、そのコンデン
サ形成工程においてマスクや露光位置等にずれが生じる
と、コンデンサ形成エリアにずれが生じて、それがその
まま面積の増減をまねき、形成されるコンデンサの容量
にばらつきが発生する。特に、ICに内蔵されるような小
さい容量のコンデンサは、それが小さければ小さいほど
面積が小さくなるために全体の面積に対する面積の増減
量の占める割合が大きくなって、形成する容量に与える
ばらつきの影響も大きい。
その結果、IC内部に形成される回路の特性に与える影
響も大きく、回路特性にも大きなばらつきを生じる。
この発明は、このような従来技術の問題点を解決する
ものであって、容量のばらつきを抑制できる集積回路の
コンデンサ形成方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] このような目的を達成するためのこの発明の集積回路
のコンデンサ形成方法の構成は、コンデンサを形成する
エリアを複数の部分エリアに分割し、かつ分割した部分
エリアをコンデンサの容量に対応する面積よりも大きな
面積で形成し、部分エリアにより形成されるコンデンサ
を直列に接続し、直列接続で得られる全容量(合成容
量)のコンデンサを集積回路内に形成することにより、
容量のばらつきを低減する。
[作用] このように、形成すべきコンデンサを分割して部分エ
リアとし、この部分エリアの面積を大きく採り、大きな
面積の部分エリアの直列に接続することで全容量を得る
ことから、部分エリアの面積形成にずれが発生しても、
そのずれ量の割合が大きな面積に対する割合となり、ば
らつきが抑制され、さらに、抑制されて減少したばらつ
きのある部分エリアがあってもそれらが直列接続される
ことによりさらにそのばらつきが抑えられる。
その結果、ばらつきの非常に少ないコンデンサをIC内
部に形成することができ、同時に形成される回路特性の
ばらつきも生じ難い。
[実施例] 以下、この発明の一実施例のついて図面を用いて詳細
に説明する。
第1図は、この発明の集積回路のコンデンサ形成方法
を適用したIC内部のコンデンサ形成部分のずれによる容
量のばらつきの説明図である。
第1図において、1は、P−Siサブストレート10上に
形成されたNウエル領域であり、そこにN+領域2,2が所
定間隔置いて形成され、これらN+領域2,2に橋し渡しさ
れた状態でその上にシリコン酸化膜層(SiO2)3の絶縁
膜がN+領域2の電極接続部分を残して形成され、さらに
その上にポリシリコン膜層(Poly−Si)4がシリコン酸
化膜層3を覆うように形成されている。このような構成
により、N−WELL層とポリシリコン膜層とにより集積化
されたコンデンサが形成される。
ここで、例えば、ポリシリコン膜層4の長さを、縦,
横が100×100の面積とすれば、コンデンサ形成工程にお
いてずれが生じて横方向の長さが1減少(99×100の面
積になった場合)した網目で示す領域7が脱落して形成
されたとしても、この場合のコンデンサの容量の減少量
は、面積比に対応し、1/100である。しかし、ポリシリ
コン膜層4の長さを縦,横が10×10の面積とすれば、こ
の場合に、形成工程において同様なずれが生じて横方向
の長さが1減少して形成されたとすると、この場合のコ
ンデンサの容量の減少量は、同様に面積に対応してい
て、1/10となる。したがって、例えば、製造工程上での
マスク等によるずれ量が同じであっても大きな面積を形
成した場合の方が形成するコンデンサの容量のばらつき
が小さくなり、形成されるコンデンサの容量に対するば
らつきは、面積の大きさに反比例して減少する。
以上のことは、横方向に面積が増加した場合のずれ量
においても同様であり、また、縦方向に対して面積が増
加或いは減少した場合のずれに対しても同様である。
したがって、大きな面積でコンデンサを形成した方が
容量ばらつきに対する影響がその面積に対して減少す
る。
このようにばらつきの少ないコンデンサを形成するに
は、大きな面積で、かつ小さい容量のものにすればよ
い。さらには、形成すべきコンデンサに対して部分エリ
アとして、ICの中に多数、例えば、n個(nは、2以上
の整数)大きな面積のコンデンサを形成して、かつこれ
らn個の部分エリアに形成したコンデンサ部分を直列に
接続することで実現できる。
この場合の分割された部分エリアを直列接続した場合
の全容量(合成容量)は、単一の部分エリアによる容量
値の整数分の1の1/nになる。したがって、その部分エ
リアにより形成される部分コンデンサの面積は、逆にn
倍にできる。その結果、その容量としてのばらつきは、
1/nとなる。
しかも、この場合、部分エリアによる各部分コンデン
サは、その面積が増加するものと減少するものとがあ
る。そこで、直列接続すれば、増加するものと減少する
もので相互相殺が発生して、全容量は、さらにばらつき
が少なくなる。
その結果、部分コンデンサの形成する数が多ければ、
それに応じてその分だけ、ほとんどばらつきが生じない
コンデンサを実現できる。しかも、直列形態でコンデン
サを形成するので、全容量の調整がその接続する数で調
整可能である。さらに、異なる面積のものを選択的に形
成すれば、その接続の仕方でも容量の調整ができ、直列
接続の数の増減と部分コンデンサの選択で自由度の高い
トリミングが可能である。
以上説明してきたが、実施例におけるコンデンサの形
成形態は一例であって、このようなものに限定されるも
のではない。また、コンデンサを形成する位置、数量
は、必要なコンデンサの容量と同時に集積する回路等の
関係で、そのときどきの事情に応じて自由に設計可能で
ある。
[発明の効果] 以上の説明から理解できるように、この発明にあって
は、形成すべきコンデンサを分割して部分エリアとし、
この部分エリアの面積を大きく採り、大きな面積の部分
エリアを直列に接続することで全容量(合成容量)を得
ることから、部分エリアの面積形成にずれが発生して
も、そのずれ量の割合が大きな面積に対する割合とな
り、ばらつきが抑制され、さらに、抑制されて減少した
ばらつきのある部分エリアがあってもそれらが直列接続
されることによりさらにそのばらつきが抑えられる。
その結果、ばらつきの非常に少ないコンデンサをIC内
部に形成することができ、同時に形成される回路特性の
ばらつきも生じ難い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の集積回路のコンデンサ形成方法を
適用したIC内部のコンデンサ形成部分のずれによる容量
のばらつきの説明図である。 1……Nウエル領域、2……N+領域、 3……シリコン酸化膜層(SiO2)、 4……ポリシリコン膜層(Poly−Si)、 5,6……Al電極層。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンデンサを形成するエリアを複数の部分
    エリアに分割し、かつ分割した部分エリアを前記コンデ
    ンサの容量に対応する面積よりも大きな面積で形成し、
    前記部分エリアにより形成されるコンデンサを直列に接
    続し、直列接続で得られる全容量のコンデンサを集積回
    路内に形成することにより、前記容量のばらつきを低減
    したことを特徴とする集積回路のコンデンサ形成方法。
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