JP2731781B2 - 孔版印刷装置 - Google Patents

孔版印刷装置

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JP2731781B2 JP8955096A JP8955096A JP2731781B2 JP 2731781 B2 JP2731781 B2 JP 2731781B2 JP 8955096 A JP8955096 A JP 8955096A JP 8955096 A JP8955096 A JP 8955096A JP 2731781 B2 JP2731781 B2 JP 2731781B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、孔版印刷装置に
し、特にプレスローラを使用する押圧式の孔版印刷装
関する。 【0002】 【従来の技術】円筒状版胴の外周に巻き付けられた孔版
原紙に、プレスローラにより印刷用紙を圧接させて押圧
式に孔版印刷を行う孔版印刷装置はよく知られている。 【0003】この種の孔版印刷装置において、印刷濃度
に影響を及ぼす要因の一つとして、プレスローラの印刷
用紙、換言すれば、円筒状版胴に対する圧接力、即ちプ
レス圧がある。 【0004】従来一般に、プレスローラは、ローラ支持
体より回転可能に支持されてプレスばねにより円筒状版
胴へ向けて付勢されており、このプレスローラのプレス
圧はプレスばねのばね力により設定される。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】プレスローラのプレス
圧の調整は、装置内部にあるプレスばねの取付部に設け
られたアジャストスクリュを工具により廻すことにより
行われるが、これは専らサービスマンによるメンテナン
ス行為により行われるものであり、構造上、この操作
が、通常使用下における印刷濃度の調整のために、一般
ユーザにより簡便に行われ得るようにはなっていない。 【0006】このため、従来の孔版印刷装置において
は、通常使用下にて、印刷速度を変えることなく、一般
ユーザが印刷濃度を調整することができず、また環境温
度の変化により印刷濃度が変化しても、一般ユーザは、
それを補償することができない。 【0007】本発明の目的は、印刷速度に関して印刷濃
度を自動補償し、印刷速度の変化に拘らず所望濃度の孔
版印刷を行うことのできる孔版印刷装置を提供すること
にある。 【0008】 【課題を解決するための手段】上述の如き目的は、本発
明によれば、円筒状版胴の外周に巻き付けられた孔版原
紙に、プレスローラにより印刷用紙を圧接させて印刷を
行う孔版印刷装置において、前記版胴に対する前記プレ
スローラの圧接力を可変するプレス圧可変手段と、印刷
濃度情報を設定する印刷濃度情報設定手段と、印刷速度
情報を設定する印刷速度情報設定手段と、前記印刷濃度
情報設定手段にて設定された前記印刷濃度情報と前記印
刷速度情報設定手段により設定された前記印刷速度情報
に応じて前記プレスローラの前記版胴への圧接力を可変
するよう前記プレス圧可変手段を制御する制御手段と、
を設けたことを特徴する孔版印刷装置によって達成さ
れる。 【0009】上述の如き構成によれば、印刷濃度情報設
定手段によって設定された印刷濃度情報と印刷速度情報
設定手段によって設定された印刷速度情報に応じてプレ
ス圧可変手段が制御されて、プレスローラの版胴に対す
る圧接力が可変される。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、添付の図を参照して本発明
の実施形態について詳細に説明する。 【0011】図1は本発明による孔版印刷装置の外観図
である。 【0012】同図において、孔版印刷装置1のケース1
a上部の一側には、蝶番2a(図3参照)により蓋体2
が開閉自在に取り付けられており、印刷に際しては、蓋
体2を開けて製版済みの孔版原紙Sを蓋体2上の所定位
置にセットすることが行われる。 【0013】ケース1aには、図2に示されている如
く、フラットキーボードなどによる操作パネル5が設け
られている。操作パネル5は、印刷枚数を設定するテン
キー5a、印刷開始キー5b、印刷ストップキー5c、
印刷濃度設定キー5d、印刷スピード(印刷速度)設定
キー5e、および設定された印刷枚数などを表示するL
CD表示器などによる表示部5fを有している。 【0014】図3は本発明による孔版印刷装置の内部機
構を示している。 【0015】同図において、円筒状版胴20は図示され
ていない機枠より自身の中心軸線周りに回転可能に支持
されている。この円筒状版胴20は、多孔構造に構成さ
れ、外周部に孔版原紙Sの一端を円筒状版胴20に対し
て着脱可能に係止するクランプ機構21を有している。 【0016】孔版原紙Sは、一端をクランプ機構21に
より円筒状版胴20に係止され、円筒状版胴20の外周
面に巻き付け装着される。 【0017】すなわち、クランプ機構21は、円筒状版
胴20の外周面に固定されてその一つの母線に沿って延
在する帯状の永久磁石22と、円筒状版胴20にその軸
線方向に沿って延在する軸23により枢支された可動ク
ランプ片24とを有している。軸23の一端部には歯車
25が取り付けられており、この歯車25には円筒状版
胴20が初期回転位置(図3に示す位置)にあるときに
レバー26の一端に支持された駆動歯車27が適宜に噛
合する。 【0018】レバー26は、枢軸28によって図示され
ていない機枠より枢支され、ばね30のばね力によって
図中反時計廻り方向に付勢され、ソレノイド29に通電
が行なわれていないときには駆動歯車27を歯車25か
ら引き離す回動位置に位置する。これに対して、ソレノ
イド29に通電が行なわれているときには、レバー26
は、ばね30のばね力に抗して図中時計廻り方向へ回動
し、駆動歯車27を初期回転位置にある円筒状版胴20
の歯車25に噛合させる回動位置に移動する。駆動歯車
27はレバー26に取り付けられた電動機31により回
転駆動され、これによって歯車25が回転され、クラン
プ片24は、永久磁石22に吸着されたクランプ位置
と、当該クランプ位置より図中反時計廻り方向にほぼ1
80゜回動したアンクランプ位置との間に回転駆動され
る。 【0019】円筒状版胴20は中心軸20cと同軸に設
けられたスプロケット34aと駆動連結され、スプロケ
ット34aは無端チェーン32によってモータ33の駆
動スプロケット34bに駆動連結されている。この動力
伝達装置により円筒状版胴20は、モータ33によって
図中反時計廻り方向へ間欠的、あるいは連続的に回転駆
動される。 【0020】円筒状版胴20の胴内には、印刷インキ供
給手段35が設けられている。印刷インキ供給手段35
は、外周面にて円筒状版胴20の内周面に接触すべく配
設されて自身の中心軸37を中心として回転可能なスキ
ージローラ36と、スキージローラ36の外周面に対し
所定の微小間隙をもってそのローラ母線方向に沿って延
在するドクターロッド38とを有しており、スキージロ
ーラ36が円筒状版胴20の回転に同期して円筒状版胴
20と同方向に回転駆動されることによりインキ溜まり
Aの印刷インキを円筒状版胴20の内周面に供給する。 【0021】インキ溜まりAの印刷インキは、スキージ
ローラ36の回転に伴い、当該スキージローラ36とド
クターロッド38との微小間隙を通過し、その際にイン
キ量を計量されてスキージローラ36の外周面に一様な
厚さの印刷インキ層を形成し、この印刷インキ層は、ス
キージローラ36の回転に伴って円筒状版胴20の内周
面に運ばれて印刷に供される。 【0022】孔版印刷装置1には給紙台4が上下動可能
に設けられている。給紙台4には図示されていないモー
タにより回転駆動されるピニオン48が取り付けられ、
図示されていない機枠にはピニオン48が噛合する一連
のラック歯49aを有するラック49が上下方向に固定
装着され、ピニオン48の回転により給紙台4が印刷用
紙Pの積載量に応じて上下駆動される。 【0023】給紙機構42は、ゴムなどにより構成され
たローラ43、44、45などを有し、給紙台4より印
刷用紙Pを一枚ずつ取り出して所定のタイミングにて円
筒状版胴20とプレスローラ40との間に給紙する。 【0024】孔版印刷装置1には印刷済み用紙剥がし爪
80が設けられている。この用紙剥がし爪80は、印刷
済み用紙を円筒状版胴20より剥し取るものであり、剥
がされた印刷用紙は円筒状版胴20の回転により与えら
れた慣性力により図にて右方下側へ飛翔し、排紙台3上
に順次積層、排紙される。 【0025】孔版原紙Sをセットする孔版セット板10
0上には、孔版原紙Sの有無を検知する光センサ101
が設けられており、孔版原紙Sが孔版原紙セット板10
0上にセットされたことを検出すると、送りローラ10
2、103により孔版原紙Sが搬送路107に案内され
て円筒状版胴20のクランプ機構21へ向けて搬送され
る。 【0026】孔版印刷装置1には使用済みの孔版原紙S
を円筒状版胴より取り外す排版機構70が設けられてい
る。 【0027】孔版印刷装置1には印刷用紙Pを円筒状版
胴20の外周に巻き付けられた孔版原紙Sに押し付ける
ゴム状弾性体製のプレスローラ40およびプレスローラ
40を駆動して円筒状版胴20へのプレスローラ40へ
の圧接力を可変するプレス圧可変手段であるプレスロー
ラ駆動装置400が設けられている。 【0028】次に図4〜図6を参照してプレスローラ4
0の支持構造およびプレスローラ駆動装置400につい
て説明する。 【0029】プレスローラ40は中間連結バー55によ
り相互に連結された左右のレバー要素50の一端部に回
転可能に支持され、レバー要素50は他端にて水平軸5
1により本体フレームの一部をなす側板52より上下方
向に回動可能に支持されている。 【0030】水平軸51にはばねアーム53の一端が固
定されており、ばねアーム53にはばね54が係合して
いる。ばね54はばねアーム53と水平軸51とレバー
要素50との連結体を第4図にて反時計廻り方向へ付勢
している。 【0031】中間連結バー55の下底にはブラケット5
8が固定されており、ブラケット58には枢軸57によ
って係合ローラ56が回転自在に取り付けられている。 【0032】プレスローラ駆動装置400は電気アクチ
ュエータとしてソレノイド装置41を含んでいる。ソレ
ノイド装置41は、通常形式のリニアアクション型のソ
レノイド装置であり、係合ローラ56の下方に配置さ
れ、本体フレーム側に固定される円筒状の電磁コイル
(ソレノイド)41Sと、電磁コイル(ソレノイド)4
1Sの中心空間部に上下方向に移動可能に配置された可
動鉄心67と、可動鉄心67に固定連結されたプランジ
ャ59とにより構成されている。 【0033】プランジャ59の先端部にはスリット61
を有する係合部材60の筒状ステム部60aが軸線方
向、即ち上下方向に摺動可能に嵌合しており、係合部材
60はねじ部材63により締結される半割形状の締め付
けブロック62によって任意の軸線方向位置に固定され
ている。係合部材60の上端部には係合フランジ部60
bが設けられており、係合部材60は、これのフランジ
上面にて係合ローラ56の周面と当接係合している。 【0034】係合フランジ部60bの側部にはピン64
が固定され、ピン64と枢軸57とにゴム等による無端
ベルト65が掛け渡されており、これにより係合部材6
0と係合ローラ56との係合関係が保たれている。 【0035】またソレノイド装置41の電磁コイル41
Sの上端部に配置されたアッパストッパプレート68と
締め付けブロック62との間には圧縮コイルばね66が
配置されている。 【0036】図5に示されている如く、電磁コイル41
Sに通電が行われていない状態においては、プレスロー
ラ40は、クランプ機構21との干渉を避けるために、
円筒状版胴20の外周面より符号χで示すストロークだ
け離れた位置に位置するようになっており、この状態下
にて可動鉄心67の上端面67aとアッパストッパプレ
ート68との間のストローク、即ち可動鉄心67および
プランジャ59の有効ストロークLはプレスローラスト
ロークχより長くなっている。 【0037】これにより第6図に示されている如く、ソ
レノイド装置41は、プランジャ59のストローク途中
にてプレスローラ40を円筒状版胴20の外周面に対し
て圧接させる。 【0038】従ってプレスローラ40が円筒状版胴20
の外周面に対して圧接した状態下にて引き続き電磁コイ
ル41Sに通電が行われることにより、電磁コイル41
Sの励磁力に応じた強さの圧接力をもってプレスローラ
40が円筒状版胴20の外周面に対して圧接され、その
圧接力は電磁コイル41Sに対する通電量により定量的
に制御される。 【0039】これにより電磁コイル41Sに対する通電
量の制御によりプレスローラ40がプレス圧が変化して
印刷濃度の調整が行われるようになる。 【0040】またプレスローラ40がゴム状弾性体によ
り構成されていることにより、プレスローラ40の円筒
状版胴20に対する圧接力に応じてプレスローラ40が
弾性変形して円筒状版胴20に対する接触面積が変化
し、このことによっても印刷濃度の調整が行われる。 【0041】第7図は孔版印刷装置の電気的構成部分を
示す。 【0042】同図において、符号200はマイクロプロ
セッサなどにより構成されたCPU200を示してお
り、CPU200には、装置内の各機構を制御するため
のプログラムが格納されたROM210と、操作パネル
5と、孔版原紙Sがクランプ可能な位置まで搬送された
ことを検出する光センサ90と、版胴20を分割回転ま
たは連続回転させるための版胴駆動部を構成する版胴駆
動用モータ33と、給紙ローラ駆動用モータ60Mと、
孔版原紙Sを搬送する搬送ローラ駆動用モータ102M
と、クランプ機構21の電気的駆動部と、排版機構(孔
版原紙取外し機構)70の電気的駆動部と、ソレノイド
装置41と、ソレノイド装置41に対する通電を行う電
源回路230と、マイクロプロセッサの演算結果を一時
記憶、あるいは操作パネル5のテンキー5aから入力さ
れた印刷枚数設定情報、印刷スピード設定キー5eによ
り設定される印刷スピード情報、印刷濃度設定キー5d
により設定される印刷濃度情報を各々随時記憶するRA
M220とが各々接続されており、CPU200が印刷
スピード情報と印刷濃度情報とに応じて電源回路230
へ通電量制御指令信号を出力する。 【0043】次に、上述の如き構成よりなる孔版印刷装
置の動作を第8図に示すフローチャートに従って説明す
る。 【0044】孔版原紙S(原稿)が孔版原紙セット板1
00上にセットされると、その旨が光センサ101によ
って検出され(ステップ501肯定)、操作パネル5の
テンキー5aにより印刷枚数設定情報、印刷スピード設
定キー5eおよび印刷濃度設定キー5dによりそれぞれ
印刷スピード、印刷濃度情報が入力、設定されると、そ
れぞれの設定情報はRAM220のそれぞれのエリアに
格納され(ステップ502,503,504)、印刷処
理の条件の一つとされる。 【0045】次に印刷スタートキー5bが押下されると
(ステップ505肯定)、CPU200からの指令に基
づいてクランプ機構21が作動され、前回の印刷に使用
され、版胴20の外周に巻き付けられている孔版原紙S
がクランプ状態から解放され、その後に排版機構70に
よって版胴20の外周面から剥ぎとられて図示されてい
ない排版ボックスに廃棄される(ステップ506)。 【0046】次いでCPU200の指令により搬送ロー
ラ駆動用モータ102Mが駆動されることにより、送り
ローラ102が回転駆動され、孔版原紙Sがクランプ機
構21へ搬送される。孔版原紙Sの先端部がクランプ機
構21に達すると、光センサ90によりその旨が検出さ
れ、その検出信号がCPU200に伝送されると、CP
U200は、孔版原紙Sの先端をクランプすべき指令を
クランプ機構21に対して送る。これにより孔版原紙S
の先端がクランプ機構21によってクランプされる。 【0047】そしてCPU200からの指令により、版
胴駆動用モータ33が駆動され、版胴20が図中反時計
廻り方向に1回転され、版胴20の外周面に孔版原紙S
が巻き付け装着される(ステップ507)。 【0048】次のステップ508においては、RAM2
20に格納されている印刷枚数設定情報、印刷スピード
設定情報、印刷濃度設定情報に基づいて印刷処理が行な
われる。 【0049】この印刷処理においては、版胴20を回転
駆動させる版胴駆動用モータ33は、RAM220に格
納されている印刷スピード設定情報に基づき制御され、
また、その印刷スピード情報とRAM220に格納され
ている印刷濃度設定情報によりプレスローラ40の圧接
力(プレス圧)が制御される。 【0050】つまり、CPU200は、RAM220に
格納されている印刷スピード設定情報と印刷濃度設定情
報とに基づいて、電源回路230へ通電量制御指令信号
を出力し、電源回路230は通電量制御指令信号に応じ
た通電量をもってソレノイド装置41の電磁コイル41
Sに対する通電を制御する。 【0051】従って、第2図に示す印刷濃度設定キー5
dにより印刷濃度を濃い方向に設定しておくと、ソレノ
イド装置41の電磁コイル41Sに対する通電量がそれ
に対応して大きくなり、その結果、プレスローラ40の
版胴20への圧接力が大きくなって印刷濃度が高くな
る。 【0052】これに対し、印刷濃度が薄い方向に設定さ
れると、ソレノイド装置41の電磁コイル41Sに対す
る通電量がそれに対応して小さくなり、その結果、プレ
スローラ40の版胴20への圧接力が小さくなって印刷
濃度が低くなる。 【0053】上記の如くRAM220に格納された情報
をもとに、版胴20、プレスローラ40が駆動され、給
紙機構60およびスキージローラ36などが作動されて
印刷が行なわれる(ステップ508)。 【0054】次に、CPU220は、印刷回数が設定さ
れた印刷枚数に達したか否かを判断する。ここで、印刷
回数が設定された印刷枚数に達すると(ステップ509
肯定)、印刷処理は終了する。一方、印刷回数が設定さ
れた印刷枚数に達していない場合には(ステップ509
否定)、CPU200は、まず操作パネル5の印刷濃度
設定キー5dの操作により印刷濃度が変更されていない
か否かを識別し、印刷濃度が変更されていなければ(ス
テップ510否定)、前回の印刷条件のもとで次の印刷
処理を実行する(ステップ508)。 【0055】これに対し、印刷濃度が変更されている場
合は(ステップ510肯定)、RAM220に格納され
ている印刷濃度設定情報を変更後の印刷濃度設定情報に
変更する(ステップ511)。 【0056】以降の印刷処理においては、プレスローラ
40の版胴20への駆動、圧接に際し、電源回路230
よりソレノイド装置41の電磁コイル41Sに対する通
電量は、変更された印刷濃度設定情報によるものに変更
され、プレスローラ40の版胴20に対する圧接力が設
定濃度に応じたものになる。 【0057】これにより印刷濃度設定キー5dにより設
定される印刷濃度に応じて印刷濃度が変更される。 【0058】 【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明
による孔版印刷装置によれば、印刷濃度設定キーなどに
よる印刷濃度情報設定手段により設定された印刷濃度情
報及び印刷スピード設定キーなどによる印刷速度情報設
定手段により設定された印刷速度情報に応じてプレスロ
ーラの版胴に対する圧接力が自動的に可変されるから、
印刷速度に関して印刷濃度が自動補償され、印刷速度の
変化に拘らず所望濃度の孔版印刷が簡単に行われる
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明による孔版印刷装置の外観図。 【図2】孔版印刷装置の操作パネルを示す説明図。 【図3】本発明による孔版印刷装置の内部機構を示す全
体概略図。 【図4】本発明による孔版印刷装置に使用されるプレス
ローラ駆動装置の一実施例を示す斜視図。 【図5】本発明による孔版印刷装置に使用されるプレス
ローラ駆動装置の一実施例をプレスローラが退避位置に
位置している状態について示す正面図。 【図6】本発明による孔版印刷装置に使用されるプレス
ローラ駆動装置の一実施例をプレスローラがプレス作用
位置に位置している状態について示す正面図。 【図7】本発明による孔版印刷装置の電気的構成を示す
ブロック図。 【図8】本発明による孔版印刷装置の動作を示すフロー
チャート。 【符号の説明】 1 孔版印刷装置 20 円筒状版胴 40 プレスローラ 400 プレスローラ駆動装置 50 レバー要素 41 ソレノイド装置 41S 電磁コイル 59 プランジャタ S 孔版原紙

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.円筒状版胴の外周に巻き付けられた孔版原紙に、プ
    レスローラにより印刷用紙を圧接させて印刷を行う孔版
    印刷装置において、前記版胴に対する前記プレスローラの圧接力を可変する
    プレス圧可変手段と、 印刷濃度情報を設定する印刷濃度情報設定手段と、 印刷速度情報を設定する印刷速度情報設定手段と、前記印刷濃度情報設定手段にて設定された前記印刷濃度
    情報と 前記印刷速度情報設定手段により設定された前記
    印刷速度情報に応じて前記プレスローラの前記版胴への
    圧接力を可変するよう前記プレス圧可変手段を制御する
    制御手段と、 を設けたことを特徴する孔版印刷装置
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