JP3698471B2 - 印字器付き剥離装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は印字器付き剥離装置に関し、特に印字器を手操作で操作するとともに、その操作に応じて台紙の移送を制御する印字器付き剥離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、印字器を設けた剥離装置として、実開昭53−37398号公報に開示された技術がある。
この技術は、印字器を設けた剥離機であって、ラベル付フィルムにバックテンションをかけることによって、ラベルの剥離を良好にし、かつ本体テ−ブル面上に絶縁板を設け、フィルムを密着させることによって、鮮明な印字ができる剥離機である。
【0003】
さらに、印字器はソレノイドによって、揺動杆を適宜揺動させ、印字信号によりソレノイドが励磁されコアが動作する。このコアの動作に連動して印字器が移動してラベルに印字するものであり、ソレノイドの励磁が解除されると、コアがもとに戻るので連動して印字器がもとに戻る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし乍、印字器は印字信号によりソレノイドを励磁させて、揺動杆を介して、印字器を上下に動作させるための機構と、さらにそれらを支持する機構が必要となるので、機構が複雑になり装置全体が大型化するとともに部品点数も多くなるという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、台紙にラベル片が仮着されたラベル連続体と、前記ラベル片を台紙から剥離する剥離手段と、前記ラベル片を剥離した後の前記台紙を駆動ローラと従動ローラとにより挟持して移送する移送手段と、前記剥離手段の近傍に設けるとともに前記ラベル片を検知するラベル検知手段と、回動可能な軸に係止され待機位置と印字位置とを回動して、前記ラベル片に手操作で印字する印字器と、前記移送手段を制御する制御手段と、を有し、前記印字器の回動に応じて前記制御手段に信号を供給するスイッチと、前記印字器が前記ラベル片印字後に待機位置に戻る時、前記スイッチから前記制御部に信号が供給され、前記ラベル検知手段から前記制御部にラベル片の検知信号を供給されていない条件で前記移送手段が駆動して前記ラベル片を剥離するようにしたことを特徴とする印字器付き剥離装置にある。
また、前記印字器と連動する操作レバ−を設けることができる。
【0006】
従って、本発明は印字器を手操作でラベル片に印字するようにしたので、機構が極めて簡単な構成となり、剥離装置全体が小型になるとともに、軽量化することができる。しかも、印字器と連動する操作レバ−を設けたので、指先の簡単な操作でラベル片に印字することができる。
さらに、印字器を手操作でラベル片に印字したあと、台紙を移送してラベル片を剥離するようにしたので、作業者は所望の枚数を確実に印字でき無駄がない。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図1乃至図4に基づいて説明する。
剥離装置本体1は架台2に載置され、この架台2の一方の側面縁部から鉛直に取付部材3が配設されている。この配設された取付部材3の上部に貫通するように、軸4が軸支されている。
【0008】
剥離装置本体1には、帯状の台紙20にラベル片Lが所定間隔で仮着されたラベル連続体19が台紙20からラベル片Lを剥離する剥離板22と、剥離後の台紙20を駆動ロ−ラ25と従動ロ−ラ23とによって挟持してモ−タ24の駆動により駆動ロ−ラ25を駆動させて台紙20を移送する移送手段と、剥離板22の近傍すなわち剥離板22の前方に剥離されたラベル片Lを検知するラベル検知センサ−27と、リミット・スイッチ8と、制御部26とが設けられている。
また、駆動ロ−ラ25はギヤ−(図示せず)等によりモ−タ−24と連動している。
【0009】
次に、図3に示す如く、軸4に操作レバ−7、スタンプガイド10が貫通され、軸4に係止されている。また、ガイド板18は軸4に貫通されているが取付部材3に係止されている。
さらに、板バネ6の一方の端部は、軸4に係止され他端はストッパ13に当設されている。また、操作レバ−7は軸4を回動可能にするレバ−であり、操作レバ−7の先端部に操作面9が設けられている。そして、剥離装置本体1の上部には、前述の接片17を有するリミット・スイッチ8が設けられ、このリミット・スイッチ8は、操作レバ−7に対向配置されている。
【0010】
ここで、操作レバ−7の操作面9を手で押圧することにより、リミット・スイッチ8が閉成し、手を操作面9から離すことにより、リミット・スイッチ8が開成する。この閉成および開成に伴って発生する信号が制御部26に供給され、ラベル検出センサ27がラベル片Lを検知していると、制御部26からモ−タ−24に駆動信号を送らないものであり、またラベル片Lを検知していないと、上記開成に伴って発生する信号が供給されると、制御部26からモ−タ−24に駆動信号が供給されるものである。
【0011】
スタンプガイド10には、インクを封入された印字器5(市販品)が組み込まれて一体に形成され、軸4に任意の位置で係止できる押えボルト15と、ラベル連続体19の浮き上がりを防止するための押えロ−ラ16が設けられている。
また、スタンプガイド10は、板バネ6に規制され、傾斜位置で待機状態となる。
さらに、スタンプ・ガイド10は容易に交換可能でありラベル片に日付、商品名または製造会社等の印字ができるものであり、またストッパ14は操作レバ−7を押圧して回動する印字器5がラベル片Lに略直角となる位置すなわち好適な印字位置で規制するための部材である。
【0012】
次に、動作について説明する。
剥離装置本体1の後位にロ−ル状ラベル12を装填し、引き出したラベル連続体19は浮き上がりを防止をするための押えロ−ラ16の下面を移送され、剥離部11である剥離板22によって、図4の矢印方向であるF方向にラベル片Lが剥離されて台紙20のみが鋭角に方向転換する。
そして台紙20は移送手段である駆動ロ−ラ25と従動ロ−ラ23によって挟持され、移送されるとともに排出される。
【0013】
次に、操作レバ−7の先端に設けられた操作面9を手操作で上面から押圧することにより、図2に示す如く印字器5は軸4を中心に時計方向に円弧状に回動して、ラベル片Lの表面を押圧して印字がされるとともに、リミット・スイッチ8に設けられた接片17が押圧され、リミット・スイッチ8が閉成動作し、この閉成動作に伴って、閉成信号が制御部26に送られる。
また、印字器5の本体上面から手操作で押圧することができ、上述のようにラベル片Lに印字することができ、このとき操作レバ−7の連動によりリミット・スイッチ8は閉成し、この開成信号が制御部26に送られる。
操作面9または印字器5から手を離すことにより、板バネ6の付勢により印字器5が待機位置に戻るとともに、リミット・スイッチ8が開成し、この開成信号が制御部26に送られる。
【0014】
このとき、剥離部11にラベル片Lがない状態、すなわちラベル検知センサ27がラベル片Lを検知していないと、ラベル検知センサ27が制御部26に検知信号を供給されない。従って、制御部26からモ−タ24に駆動信号が送られ、モ−タ24が駆動するとともに駆動ロ−ラ25が駆動して台紙20を移送するものである。
台紙20が移送されることによって、ラベル連続体19の先頭に仮着されたラベル片Lが剥離板22で剥離され、ラベル検知センサ27が剥離されたラベル片Lを検知すると、ラベル検知センサ27から制御部26に検知信号が送られる。制御部26は、この検知信号をうけてラベル片Lを好適な剥離位置まで、モ−タ−24を駆動させた後、モ−タ−24への駆動信号を停止するのでモ−タ24が停止する。
【0015】
また、剥離部11に剥離されたラベル片Lがあるとラベル検知センサ27は、ラベル検知センサ27から制御部26に検知信号を送るので、制御部26からモ−タ24へ駆動信号を送らない。そして、剥離部11に有るラベル片L除去されると、ラベル検知センサ27から制御部26に検知信号が供給されないので、制御部26からモ−タ24に駆動信号が送られ台紙20が移送され、次の先頭のラベル片Lが剥離する。
【0016】
このように、手操作によって操作レバ−7または印字器5を押圧し、ラベル片Lに印字して、操作レバ−7または印字器5から手を離すことにより、剥離部11にラベル片Lがない条件で台紙20が移送されラベル片Lが剥離される。
そして、ラベル片Lが除去されても台紙20は移送されない。従って、印字のための操作に応じて台紙20が移送され、ラベル片Lが剥離される。
【0017】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明は、印字器または印字器と連動する操作レバ−を設け、印字器または印字器と連動する操作レバ−の手操作に応じて移送手段を制御する制御部を設けたので、機構が極めて簡単となり剥離装置が小型になるとともに軽量化することができる。更に、手操作で簡単にすることができるので容易にラベル片に印字でき、しかも印字した後に連動して台紙の移送を制御するようにしたので、操作性が優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印字器付き剥離装置の概略正面図である。
【図2】本発明の印字器付き剥離装置の概略側面図である。
【図3】本発明の印字機構の構成図である。
【図4】本発明の印字器付き剥離装置の概略構成図である。
【符号の説明】
3 取付部材
4 軸
5 印字器
6 板バネ
7 操作レバ−
8 リミット・スイッチ
19 ラベル連続体
20 台紙
22 剥離板
23 従動ロ−ラ
24 モ−タ
25 駆動ロ−ラ
26 制御部
27 ラベル検知センサ
L ラベル片
Claims (2)
- 台紙にラベル片が仮着されたラベル連続体と、
前記ラベル片を台紙から剥離する剥離手段と、
前記ラベル片を剥離した後の前記台紙を駆動ローラと従動ローラとにより挟持して移送する移送手段と、
前記剥離手段の近傍に設けるとともに前記ラベル片を検知するラベル検知手段と、
回動可能な軸に係止され待機位置と印字位置とを回動して、前記ラベル片に手操作で印字する印字器と、
前記移送手段を制御する制御手段と、を有し、
前記印字器の回動に応じて前記制御手段に信号を供給するスイッチと、
前記印字器が前記ラベル片印字後に待機位置に戻る時、前記スイッチから前記制御部に信号が供給され、前記ラベル検知手段から前記制御部にラベル片の検知信号を供給されていない条件で前記移送手段が駆動して前記ラベル片を剥離するようにしたことを特徴とする印字器付き剥離装置。 - 前記印字器と連動する操作レバ−を設けたことを特徴とする請求項1記載の印字器付き剥離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30645495A JP3698471B2 (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 印字器付き剥離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30645495A JP3698471B2 (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 印字器付き剥離装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09124022A JPH09124022A (ja) | 1997-05-13 |
JP3698471B2 true JP3698471B2 (ja) | 2005-09-21 |
Family
ID=17957205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30645495A Expired - Lifetime JP3698471B2 (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 印字器付き剥離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3698471B2 (ja) |
-
1995
- 1995-10-31 JP JP30645495A patent/JP3698471B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09124022A (ja) | 1997-05-13 |
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