JP2740247B2 - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JP2740247B2
JP2740247B2 JP1068606A JP6860689A JP2740247B2 JP 2740247 B2 JP2740247 B2 JP 2740247B2 JP 1068606 A JP1068606 A JP 1068606A JP 6860689 A JP6860689 A JP 6860689A JP 2740247 B2 JP2740247 B2 JP 2740247B2
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貴訓 長谷川
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Description

【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この発明は印刷濃度の調整に改良の加えられた印刷装
置に関する。
《従来の技術》 従来、この種印刷装置としては、本出願人が先に提案
した印刷装置が知られており、この例にあっては操作パ
ネルからのキー入力だけで印刷濃度の調整が自由に行な
えるよう構成されている(特願昭63−307287号参照)。
すなわち、この例にあっては、操作パネルに印刷スピ
ードを設定する印刷スピード設定キーとともに印刷濃度
を設定する印刷濃度設定キーとがそれぞれ設けられ、必
要に応じてそれぞれのキーを操作することにより所望の
印刷濃度を有する印刷処理が行なえるよう構成されてい
る。
《発明が解決しようとする課題》 しかしながら、上記の如き従来装置にあっては、印刷
スピード設定キーおよび印刷濃度設定キーの2つのキー
入力により印刷濃度の調整を行なうよう構成されている
ので、一般的には印刷濃度は印刷スピードに応じて変化
するものであるから、最初に濃度設定しても印刷途中よ
り印刷スピードを変えてしまうと、最初に設定した印刷
濃度とは異なる印刷濃度となってしまい、所望の印刷濃
度を常に一定に維持することは難しいという問題点があ
った。
この発明は、上記問題点に鑑み、1つのキー入力だけ
で、安定した濃度の印刷作業が行なえる印刷装置を提供
することを目的とする。
《課題を解決するための手段》 上記目的を達成するために、この発明は第1図のよう
に構成されている。
同図において印刷装置1は、印刷スピード情報の設定
手段として印刷スピード設定キー5eを有する。
そして、印刷スピード情報記憶手段aでは、設定され
た印刷スピード情報が記憶される。
印刷スピード情報ロック手段bでは、上記印刷スピー
ド情報記憶手段に記憶された印刷スピード情報がロック
される。
印刷濃度情報設定手段cでは、上記印刷スピード情報
ロック手段により印刷スピード情報がロックされている
間に印刷スピード設定キーからのキー入力があった場
合、該入力情報が印刷濃度情報として設定される。
《作用》 この発明では、一旦印刷スピード情報がロックされる
と印刷スピードは固定され、以後印刷スピード設定キー
からのキー入力があっても、該入力情報は印刷濃度情報
として扱われる。このため、印刷スピード設定キーとい
う1つのキーで印刷スピードと印刷濃度の調整ができる
ことになる。
《実施例の説明》 以下、この発明の一実施例を説明する。
第2図は、この発明に係る印刷装置1の外観図であ
る。
同図において、印刷装置1のケース1a上部の一側に
は、蝶番2a(第4図参照)等により蓋体2が開閉自在に
取り付けられており、この蓋体2を開けて製版済みの孔
版原紙Sを所定位置にセットするように構成されてい
る。
また、ケース1aには、第3図に示すように、フラット
キーボード等の操作パネル5が設けられ、この操作パネ
ル5は、印刷枚数を設定するテンキー5a,印刷開始を指
示する印刷開始キー5b,印刷停止を指示する印刷ストッ
プキー5c,印刷スピードを設定する印刷スピード設定キ
ー5e、印刷スピード設定キー5eで設定された印刷スピー
ドを固定的にロックする印刷スピードロックキー5dおよ
び設定された印刷枚数等を表示するLCD表示器等の表示
部5f等が設けられている。
なお、この実施例では、印刷スピードロックキー5dに
よって印刷スピードが固定状態にある場合、印刷スピー
ドロック表示ランプ5gが点灯される。
第4図は、この発明に係る印刷装置1の内部機構を示
す。
同図において、円筒状版胴20は、自身の中心軸線20c
の回りに図示しない機枠に回転可能に支持されている。
この版胴20は、多孔構造に構成され、外周部にクランプ
機構21を有しており、このクランプ機構21は、孔版原紙
Sの一端を間欠的に係止するように構成されている。
すなわち、クランプ機構21は、版胴20の外周面に固定
されてその1つの母線に沿って延在する帯状の永久磁石
22と、版胴20にその軸線方向に沿って延在する軸23によ
って枢支された可動クランプ片24とを有している。ま
た、軸23の一端部には歯車25が取り付けられており、こ
の歯車25には版胴20が初期回転位置(第4図に示す位
置)にあるときにレバー26の一端に支持された駆動歯車
27が適宜噛合するようになっている。レバー26は枢軸28
によって図示しない機枠に枢支され、ソレノイド29に通
電が行なわれていないときにはバネ30のバネ力によって
図中反時計回りに付勢され、駆動歯車27を歯車25から引
き離す。これに対して、ソレノイド29に通電が行なわれ
ているときには、バネ30のバネ力に抗して図中時計回り
に回動し、駆動歯車27を初期回転位置にある版胴20の歯
車25に噛合させるようになっている。駆動歯車27はレバ
ー26に取り付けられた電動機31により適宜回転駆動さ
れ、これによって歯車25が回転されてクランプ片24は永
久磁石22に吸着されたクランプ位置と、前記クランプ位
置より図中反時計回りにほぼ180°回動した全開位置と
の間に回転駆動されるように構成されている。
版胴20は、中心軸線20cと同軸に設けられたスプロケ
ット34aに駆動連結され、このスプロケット34aは無端チ
ェーン32によってモータ33の駆動スプロケット34bに駆
動連結されている。この動力伝達装置により版胴20はモ
ータ33によって図中反時計回りに間欠的、あるいは連続
的に回転駆動されるようになっている。
また版胴20の胴内には、印刷インキ供給手段35が設け
られており、この印刷インキ供給手段35は、外周面が版
胴20の内周面に接触すべく配設され、自身の中心軸37の
回りに回転可能なスキージローラ36と、スキージローラ
36の外周面に対し所定の間隙をもってそのローラ母線方
向に沿って延在するドクターロッド38とを有しており、
スキージローラ36が版胴20の回転に同期して版胴20と同
方向に回転駆動されることによりインキ溜まりAの印刷
インキを版胴20の内周面に供給するように構成されてい
る。すなわち、インキ溜まりAの印刷インキは、スキー
ジローラ36の回転に伴い、このロータとドクターロッド
38との間隙を通過し、その際にインキが計量されてスキ
ージローラ36の外周面に一様な厚さの印刷インキ層を形
成し、この印刷インキ層は、スキージローラ36の回転に
伴って版胴20の内周面に供給されて印刷に供される。
ところで、版胴20の中心部には、印刷紙Pを版胴20に
押し付けるためのプレス揺動装置400が連結されてい
る。
第5図は、プレス揺動装置400の詳細説明図である
が、版胴20の中心軸線20cには、カム41が取り付けられ
ている。また、42はカム41の回転に従動するレバーで、
固定軸42aを介して回動自在とされているとともに、図
示しないバネによって第5図において下方方向への付勢
力を受けつつ従動軸42bを介してレバー要素43と連結さ
れている。
一方、レバー要素43は、上記従動軸42bに連結された
第1のレバー要素44と、後述するパルスモータ50や減速
機構51の設けられた第2のレバー要素45より構成され、
両レバー要素44,45は後述するバネ54を介して伸縮自在
に連結されている。すなわち、第1のレバー要素44の長
手方向両側には第2のレバー要素45が摺動する摺動溝44
bがコの字状に設けられ、この摺動溝44bを介して両レバ
ー要素44,45は伸縮自在とされている。
また、46aは両レバー要素44,45の一部を楕円状に切り
欠いた調整溝で、両レバー要素44,45を同一方向に支持
する支持端子46が摺動自在に設けられている。
そして、上記第1のレバー要素44には、プレスカム41
の回転によってレバー要素43が上下動されるための摺動
溝44aが設けられている。
また、第2のレバー要素45の端面には支持板47が取り
付けられ、この支持板47上にはパルスモータ50が取り付
けられているとともに、パルスモータ50のモータ回転数
を減速するための減速機構51が設けられている。そし
て、パルスモータ50は、後述するようにその時々の印刷
濃度情報に基づいて適宜プレスローラ40の版胴20に対す
る圧接力を変更できるよう構成されている。
また、パルスモータ50にはギア50aが取り付けられ、
ギア50aには減速機構51を構成する大径ギア52が噛み合
っている。そして、この大径ギア52の中心部分には、ネ
ジ山の切られた制御棒53の螺合する貫通孔52aが設けら
れ、パルスモータ50の回転は大径ギア52で減速されると
ともに、さらに制御棒53の微動上下運動に変換されるよ
う構成されている。
そして、制御棒53の一端にはバネ54が連結され、他端
は第1のレバー要素44上に突設して設けられた突起55に
係止されるように構成されている。
また、55aは第2のレバー要素44の一部を楕円状に切
り欠いた調整溝で、バネ54の伸縮動作に応じて上記特記
55はこの調整溝55a内を上下動するよう構成されてい
る。
一方、上記レバー要素43とは揺動軸56bを介して揺動
レバー56が連結され、この揺動レバー56は図示しない機
枠に枢支された固定軸56aを介して回動自在とされてい
る。また、この固定軸56aには、連結板57が取り付けら
れているとともに、この連結板57には更にプレスローラ
40を支持する支持板59が接合部材58を介して接合されて
いる。そして、プレスローラ40は、支持板59に設けられ
た回転軸59aを介して版胴20の外周面に当接して回動自
在とされている。
一方、96はネジ97によって図示しない機枠に固定され
た振動減衰作用を有するダンパで、このダンパ96内に設
けられたシリンダ(図示せず)には、ピストン91がシリ
ンダ側への付勢力を受けつつ入退出するよう構成されて
いる。そして、ピストン91の先端部には軸91aが設けら
れ、この軸91aを介してフックレバー92が連結されてい
るとともに、さらに軸91a及び揺動レバー56に設けられ
た固定軸56a間には連結レバー93が配設されている。
そして、フックレバー92の下部にはL字状に折曲され
て係合部92aが設けられているとともに、揺動レバー56
の端面には、この係合部92aに係合する特記56cが設けら
れ、レバー56が反時計方向に回動するときは、フックレ
バー92の係合部92aにレバー56の突起56cが係合するよう
構成されている。
また、72は図示しない機枠に固定された支持部材で、
この支持部材72にはボルト71が螺合されて、ピストン91
の入室動作に伴って連結レバー93が時計方向に回動され
たときの回動位置を規制するよう構成されている。
また、94はフックレバー92を反時計方向に付勢するプ
ランジャレバー,98はソレノイド,94aはソレノイド98の
駆動によってプランジャレバー94が回動される支持軸で
ある。
なお、95はプレスローラ40の位置、すなわち上記フッ
クレバー92の動作を監視する監視センサである。
以上がプレス揺動装置400の構成である。従って、今
カム41が第5図に示す状態にあり、版胴20の中心軸線20
cが摺動溝44aの上方にあるときは、レバー要素43は全体
として下方位置におかれ、揺動レバー56は時計方向に回
動されている場合である。従って、この場合はプレスロ
ーラ40は第5図に示す如く、版胴20への当接を解かれた
状態にある。
一方、第5図の状態から、モータ33の駆動により中心
軸線20cが反時計方向に180度回転されると、カム41も18
0度回転し(第6図参照)、レバー要素43は全体的に上
方に移動されて、揺動レバー56は反時計方向に回転され
ることになる。このときソレノイド98が引かれ、フック
レバー92の係合部92aにレバー56の突起56cが係合された
状態であると、レバー56の回動動作により、プレスロー
ラ40の版胴20への圧接が行われることになる。また、上
記の如くレバー56が反時計方向に回動されると、ピスト
ン91はダンパ96から退出され、下方に移動されることに
なる。
そして、さらにモータ33の駆動により中心軸線20cが
反時計方向に180°回転されると、再び第5図に示す状
態に戻ることになる。
なお、上記の如きプレスローラ40の版胴20への圧接動
作に伴ってフックレバー92は上下動を繰り返すことにな
るが、このフックレバー92の動作は監視センサ95によっ
て監視されている。
また、紙Pが版胴20に供給されないときは、ソレノイ
ド98が解除され、これによりフックレバー92が時計方向
に回転せしめられて係合部92aと突起56cとの係合が外れ
る。こうしてレバー56と連結レバー93との連結が解かれ
るとレバー要素43が上下動しても連結レバー93は回動す
ることがない。すなわちプレスローラ40は上昇せずにド
ラム20のみ回転することになる。
このように、本実施例では、版胴20の中心軸線20cに
設けられたカム41の回転に伴ってレバー要素43が上下動
される。
そして、このレバー要素43の動作に伴って、レバー56
が回動動作を繰り返し、これによってプレスローラ40の
版胴20への圧接動作が繰り返されることになる。
一方、給紙台4には図示しないモータの出力を伝達す
る出力伝達機構に連結されたピニオン48と、このピニオ
ン48に係合されるラック49とが設けられている。ラック
49は、給紙台4とほぼ垂直に設けられ、ピニオン48と係
合すべき波状係合部49aを有するので、ピニオン48の回
転に伴い給紙台4も上下動される。すなわち、給紙台4
にセットされた印刷用紙Pの積載量に対応して給紙台4
を上下動させ給紙機構60が印刷用紙Pを取込み易くなる
ように構成されている。
上記給紙機構60は、ゴム等のローラ61,62,63等を有
し、給紙台4から印刷用紙Pを取込んで版胴20の外周に
供給するものである。
また、版胴20の廻りには、給紙台4の上方に、孔版原
紙取外し機構70,給紙機構60と対向する位置に印刷済み
用紙剥がし爪80が設けられ、この爪80は印刷が終了した
印刷済み用紙を版胴20上から取外すためのものであり、
剥がされた用紙は版胴20の回転により与えられた回転力
により図中右方下側へ飛翔し、排紙台3上に順次積層・
保持される。
孔版原紙Sをセットする孔版セット板100上には、孔
版原紙Sの有無を検知する光センサ101が設けられてお
り、孔版原紙Sが孔版原紙セット板100上にセットされ
たことを検出すると、送りローラ102,103のいずれか一
方が回転駆動されて孔版原紙Sが搬送路107を介してク
ランク機構21に搬送される。
以上説明したように、この実施例における印刷装置1
は、孔版原紙Sがクランプ機構21に搬送されてその先端
が版胴20の一部にクランプされて版胴20の外周面に孔版
原紙Sを巻き付け、この孔版原紙Sにインキを施した
後、印刷用紙Pと版胴の外周面に巻き付け押し付けるこ
とにより印刷するように構成され、また各機構の制御は
マイクロコンピュータにより行なわれている。
ところで、この実施例装置の特長は、操作パネル5に
は印刷スピード情報の設定手段として印刷スピード設定
キー5eが設けられ、しかもこの印刷スピード設定キー5e
を印刷濃度調整キーとしても使用できるよう構成されて
いることである。
第7図は、上記の如き印刷装置1の電気的構成部分を
示す。
同図において、マイクロプロセッサ等により構成され
るCPU200には、装置内の各機構を制御するためのプログ
ラムが格納されたROM210,操作パネル5,ダンパ96,監視セ
ンサ95,ソレノイド98,孔版原紙Sの有無を検知する光セ
ンサ101,孔版原紙Sがクランプ可能な位置まで搬送され
てきたことを検出する光センサ90,版胴20を分割回転ま
たは連続回転させるための版胴駆動部を構成する版胴駆
動用モータ33,給紙ローラ駆動用モータ60M,孔版原紙S
を搬送する搬送ローラ駆動用モータ102M,クランプ機構2
1,排版機構(孔版原紙取外し機構)70,パルスモータ50,
パルスモータ50に印刷濃度情報に対応した数のパルスを
供給するパルス開始装置50A,CPU200の演算結果を一時記
憶、あるいは操作パネル5のテンキー5aから入力された
印刷枚数設定情報、印刷スピード設定キー5eで設定され
る印刷スピード情報、印刷スピードロックキー5dによる
印刷スピードのロック情報、印刷スピードロック中印刷
スピード設定キー5eより入力される印刷濃度情報を随時
格納するRAM220とがそれぞれ接続されている。
次に、この発明の要部を第8図に示すフローチャート
に従って説明する。
孔版原紙S(原稿)が孔版原紙セット板100上にセッ
トされると、その旨が光センサ101によって検出され
(ステップ500肯定)、操作パネル5のテンキー5aによ
り印刷枚数設定情報、印刷スピード設定キー5eにより印
刷スピード情報が入力・設定されると、それぞれの設定
情報はRAM220のそれぞれのエリアに格納され(ステップ
502,504)、後の印刷処理の条件の1つとなる。
こうして印刷枚数,印刷スピードが設定されると、次
に印刷スピードロックキー5dがセットされたか否か判断
される(ステップ506)。ここで、印刷スピードロック
キー5dがセットされていなければ(ステップ506否
定)、予め設定された印刷濃度の初期値が印刷濃度情報
としてRAM220に格納される(ステップ512)。一方、印
刷スピードロックキー5dがセットされていれば(ステッ
プ506肯定)、RAM220内においてその旨を示すフラグが
セットされ、印刷スピードロック表示ランプ5gが点灯さ
れる(ステップ508)。
ところで、この実施例では印刷スピードロック表示ラ
ンプ5gが点灯中における印刷スピードは、再度印刷スピ
ードロックキー5dが押下されて印刷スピードロック表示
ランプ5gがOFFされるまで固定される。つまり、上記印
刷スピードロックキー5dが押下されると、その時点にお
いて設定されていた印刷スピード情報がロックされ、以
後再度印刷スピードロックキー5dが押下されるまで、そ
の設定された印刷スピードで印刷処理が行われる。
一方、印刷スピードロックキー5dがセットされた後に
印刷スピード設定キー5eが押下されると、印刷スピード
設定キー5eから入力される情報は印刷濃度情報であると
判断され、その印刷濃度情報はRAM220内に格納される
(ステップ510)。つまり、CPU200は、上記印刷スピー
ドロックキー5dのセット状態を示すフラグを見て、その
後印刷スピード設定キー5eより入力される設定情報が印
刷スピード設定情報か印刷濃度設定情報かを判別するこ
とになる。
次に印刷スタートキー5bが押下されると(ステップ51
4肯定)、CPU200からの指令に基づいてクランプ機構21
が作動され、前回の印刷に使用され、版胴20の回りに巻
き付けられている孔版原紙Sはクランプ状態から開放さ
れ、その後排版機構70によって版胴20の外周面から剥ぎ
とられて図示しない排版ボックスに廃棄される(ステッ
プ516)。
次いでCPU200の指令により搬送ローラ駆動用モータ10
2Mが駆動されることにより、送りローラ102が回転駆動
され、孔版原紙Sはクランプ機構21へ搬送される。孔版
原紙Sの先端部がクランプ機構21に達すると、光センサ
90によりその旨が検出されて、その検出信号がCPU200に
伝送されると、CPU200は、孔版原紙Sの先端を挾持すべ
き指令をクランプ機構21に対して送る。従って、孔版原
紙Sの一側縁部がクランプ機構21によってクランプされ
る。
その後CPU200からの指令により、版胴駆動用モータ33
が駆動され版胴20が図中反時計回りに回転駆動され、版
胴20の外周面には孔版原紙Sが巻き付けられる(ステッ
プ518)。
次のステップ520においては、RAM220に格納されてい
る印刷枚数設定情報,印刷スピード設定情報,印刷濃度
設定情報に基づいて印刷処理が行なわれる。
すなわち、この印刷処理においては、版胴20を回転駆
動させる版胴駆動用モータ33は、RAM220に格納されてい
る印刷スピード設定情報に基づき制御され、また設定さ
れた印刷濃度の印刷処理が実行されるようプレスローラ
40の圧接力を制御する。つまり、CPU200は、RAM220に格
納されている印刷濃度設定情報の印刷濃度を満たすべく
パルス開始装置50Aを制御してパルスモータ50に供給す
べきパルス数を決定する。従って、上記印刷スピードロ
ックキー5dがセットされた後に、印刷スピード設定キー
5eが押下され、例えば、印刷濃度が濃い方向に設定され
ると、パルスモータ50へ供給されるパルス数はそれに対
応して大きくなり、その結果プレスローラ40の版胴20へ
の圧接力が大きくなって印刷濃度が大きくなる。
一方、印刷濃度が薄い方向に設定されると、パルスモ
ータ50へ供給されるパルス数が小さくなり、その結果プ
レスローラ40の版胴20への圧接力が小さくなる。
上記の如きRAM220に格納された印刷情報をもとに、版
胴20,プレスローラ40が駆動され、給紙機構60およびス
キージローラ36等が作動されて印刷が行なわれる。
次に、CPU220は、印刷が終了した印刷紙Pが設定され
た印刷枚数に達したか否かを判断する(ステップ52
2)。ここで、設定された印刷枚数に達すると(ステッ
プ522肯定)、印刷処理は終了する。一方、設定された
印刷枚数に達していない場合には(ステップ522否
定)、CPU200は、まず操作パネル5の印刷スピード設定
キー5eの操作により印刷濃度が変更されていないことを
確認し(ステップ524否定)、さらに印刷スピードロッ
クキー5dがリセットされていないことを確認して(ステ
ップ528否定)、前回の印刷条件のもとで次の印刷処理
を行なう(ステップ520)。
一方、ステップ524の処理により印刷濃度が変更され
ていることが確認されると(ステップ524肯定)、RAM22
0に格納されている印刷濃度設定情報を変更後の印刷濃
度設定情報に変更する(ステップ526)。従って、以後
の印刷処理においては、プレスローラ40の版胴20への駆
動・圧接に際し、パルス開始装置50Aからパルスモータ5
0へ供給されるパルス数は、変更された印刷濃度設定情
報に基づいて供給される。
また、ステップ528の処理において、印刷スピードロ
ックキー5dがリセットされていることが確認されると
(ステップ528肯定)、操作パネル5上の印刷スピード
ロック表示ランプ5gがOFFされ(ステップ530)、さらに
印刷スピード設定キー5eにより印刷スピードが変更され
ているか否かについて判断する(ステップ532)ここ
で、印刷スピードが変更されていない場合は(ステップ
532否定)、その時点における印刷スピード情報に基づ
いて以後の印刷処理が行われることになる。
一方、印刷スピードが変更されている場合は(ステッ
プ532肯定)、RAM220に格納されている印刷スピード設
定情報を変更後の印刷スピード設定情報に変更する(ス
テップ534)。
これにより、以後は変更された印刷スピード情報に応
じて印刷処理が行われることになる。
その後、印刷スピードロックキー5dのセット,リセッ
ト状態に応じて、印刷スピード設定キー5eから入力され
る情報が印刷スピード設定情報かあるいは印刷濃度設定
情報であるかを判断し、それらの情報に基づいて印刷処
理を行なうことになる。
《発明の効果》 本発明に係わる印刷装置は、上記の如く、印刷スピー
ド情報がロックされている間に印刷スピード設定キーか
らのキー入力があった場合、該入力情報を印刷濃度情報
として設定するよう構成したので、1つの印刷スピード
キーによって印刷スピード情報とともに印刷濃度情報が
設定でき、一定の濃度を有する印刷作業を簡単なキー操
作で行なえる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のクレーム対応図、第2図はこの発明
に係る印刷装置の外観図、第3図は操作パネルを示す説
明図、第4図は上記印刷装置の内部機構を示す全体概略
図、第5図は上記印刷装置に用いられるプレス揺動装置
の斜視図、第6図は第4図においてプレスローラが版胴
の外周面に当接されている場合の概略斜視図、第7図は
上記印刷装置の電気的構成を示すブロック図、第8図は
上記印刷装置の全体動作を示すフローチャートである。 1……印刷装置 5……操作パネル 5d…印刷スピードロックキー 5e…印刷スピード設定キー 20…版胴 40…プレスローラ S……孔版原紙

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷スピード情報の設定手段として印刷ス
    ピード設定キーを有する印刷装置において、 設定された印刷スピード情報を記憶する印刷スピード情
    報記憶手段と、 上記印刷スピード情報記憶手段に記憶された印刷スピー
    ド情報をロックする印刷スピード情報ロック手段と、 上記印刷スピード情報ロック手段により印刷スピード情
    報がロックされている間に印刷スピード設定キーからの
    キー入力があった場合、該入力情報を印刷濃度情報とし
    て設定する印刷濃度情報設定手段と、 を備えることを特長とする印刷装置。
JP1068606A 1989-03-20 1989-03-20 印刷装置 Expired - Fee Related JP2740247B2 (ja)

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