JP3274908B2 - 輪転謄写印刷機 - Google Patents

輪転謄写印刷機

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JP3274908B2
JP3274908B2 JP11693193A JP11693193A JP3274908B2 JP 3274908 B2 JP3274908 B2 JP 3274908B2 JP 11693193 A JP11693193 A JP 11693193A JP 11693193 A JP11693193 A JP 11693193A JP 3274908 B2 JP3274908 B2 JP 3274908B2
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嘉英 杉山
哲夫 大西
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  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、輪転謄写印刷機に係
り、特に、印刷面が不鮮明になりがちな刷り始めの用紙
を1枚目から鮮明に印刷するための機構を備えた輪転謄
写印刷機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、輪転謄写印刷機は、内部に印刷
インクの供給機構を備えた印刷ドラムと、印刷ドラムに
圧接するように構成されたプレスローラとを備え、印刷
ドラムは、製版された原紙を保持する原紙クランパを有
し、プレスローラは印刷用紙をつかむくわえ爪を有して
いる。なお、原紙は、通常、薄い和紙状の素材にポリエ
ステル等の薄いフィルムを張り付けたような構成となっ
ていて、この原紙のポリエステルフィルムの部分をサー
マルヘッドの熱で溶かして製版が行なわれる。
【0003】印刷は、このようにして製版された原紙を
原紙クランパで印刷ドラムの表面に巻き付けた状態で原
紙にドラムの内側から印刷インクを供給しつつ、くわえ
爪によりプレスローラの表面に巻き付けた印刷用紙をプ
レスローラを回転させながら印刷ドラム上の原紙に押し
付けることによって行なわれる。印刷用紙は、くわえ爪
がプレスローラの回転中にプレスローラと印刷ドラムと
の接触点よりも手前の位置に来たときにつかまれ、さら
にプレスローラが回転して原紙上を通りすぎた後(印刷
後)にくわえ爪が開かれてプレスローラから外され、印
刷機外へ排出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この方法で
は、印刷ドラムに原紙を張り付けた直後には和紙の部分
までインクが十分回らないため、刷り始めの数枚は、原
紙にインクがなじまないまま印刷を行なうことになる。
このため、従来の輪転謄写印刷機では、最初の数枚は印
刷面が不鮮明になり、その数枚の用紙が無駄に消費され
ることになっていた。
【0005】また、特に、インクがなじめば非常に奇麗
に印刷できる上質の原紙を用いると、刷り始めに無駄に
なる印刷用紙の枚数が4〜5枚とかなり多くなるので、
それを避けるために、従来は、このような無駄の多い原
紙は印刷品質が良くても殆ど使用できず、品質がある程
度低くても刷り始めにできるだけ無駄の生じない原紙を
使用していた。つまり、従来は無駄をなくすために品質
をある程度犠牲にせざるを得なかったのである。
【0006】したがって、本発明の解決すべき技術的課
題は、輪転謄写印刷機において、刷り始めの1枚目から
鮮明に印刷できるようにすることであり、ひいては、印
刷用紙を無駄にせずに上質の原紙を使用できるようにす
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る輪転謄写印
刷機は、上述の技術的課題を解決するために、以下のよ
うに構成されたことを特徴としている。すなわち、この
輪転謄写印刷機は、互いに同径でかつ同期回転する印刷
ドラムとプレスローラとを備え、プレスローラが、印刷
用紙をつかんでプレスローラの表面に巻き付ける閉位置
と、印刷用紙を解放する開位置との間で開閉動作可能な
くわえ爪を有し、さらに、くわえ爪が印刷ドラムとプレ
スローラとの接触点に対してプレスローラの回転方向手
前側で閉動作し、接触点通過後に開動作するように、プ
レスローラの回転位置に応じてくわえ爪を動作させるカ
ムなどの駆動手段を備えた輪転謄写印刷機であって、駆
動手段によるくわえ爪の開動作を規制する駆動規制手段
を備え、印刷ドラムに原紙を張り付けた直後には、プレ
スローラに巻き付けられた1枚目の印刷用紙を、印刷ド
ラム上の原紙に複数回押圧することを特徴としている。
なお、1枚目を印刷する回数は、ユーザーの操作により
適宜設定したり、重ね刷りのときに1回刷る毎に印刷面
を走査するセンサを設け、このセンサにより良否を判断
して定めたりできる。
【0008】
【作用・効果】上記構成においては、1枚目の印刷用紙
がプレスローラに巻き付いているときはくわえ爪の開動
作が規制されるので、その印刷用紙は原紙に複数回押圧
されてから排出されることになる。この場合、印刷ドラ
ムとプレスローラとが互いに同径で同期回転するように
なっているので、印刷用紙をくわえたままプレスローラ
を適当な回数回転させても印刷面にずれは生じない。し
たがって、1枚目の用紙を所望の濃さで鮮明に刷り上げ
ることができる。また、1枚目の用紙が刷り上がった後
はインクが原紙に十分になじんでいるので、2枚目以降
は、印刷用紙を原紙に1回プレスする毎にくわえ爪を開
いて排出することにより、各用紙を鮮明に印刷できる。
【0009】このように、上記構成によれば、1回刷り
では印刷が不鮮明になる枚数に対応した回数で1枚目を
重ね刷りできるので、刷り始めの用紙を無駄にせずに1
枚目から鮮明に印刷することができる。また、上質の原
紙を用いた場合でも重ね刷りの回数を増やせば1枚目を
鮮明に印刷できるから、用紙を無駄にせずに優れた品質
で印刷することが可能となる。
【0010】
【実施例】以下に、図1から図5に示した本発明の一実
施例に係る輪転謄写印刷機について詳細に説明する。
【0011】図1はこの輪転謄写印刷機の概略構成を示
す説明図である。図中、1は印刷ドラム、2はプレスロ
ーラ、3は原紙排出機構部、4は原紙ロール、5は製版
用サーマルヘッド、6は製版済み原紙、7はインクパッ
ク、8はプレスローラ駆動機構部、91,92,93はそれ
ぞれ印刷用紙トレー、10は給紙機構部、11は用紙排
出受け部、12は原稿読み取り部である。
【0012】印刷ドラム1上には、サーマルヘッド5に
より製版された原紙の供給を受けて原紙の先端部を把持
する原紙クランパ13と、目的の印刷が終了した後に排
出される原紙の先端部を原紙排出機構部3へ導入する原
紙跳ね上げレバー14とが取り付けられている。また、
図には示していないが、印刷ドラム1内にはインク塗布
機構部が内蔵されており、原紙が装着されたドラム1に
は、その内部からドラム1表面と原紙との間にインクが
供給される。なお、製版は、原稿読み取り部12でスキ
ャンされた画像信号に基づいて給電されたサーマルヘッ
ド5により行われ、感熱原紙に原稿画像の版が形成され
る。また、製版済みの原紙6は、印刷を完了した印刷ド
ラム1上の使用済み原紙がドラム1から排出されるま
で、図示のような状態で待機している。
【0013】プレスローラ2は、印刷ドラム1と同一径
にされており、印刷ドラム1の駆動系(図示せず)とは別
の独立した駆動系として駆動機構部8を有し、ドラム1
と同期して回転するように構成されている。なお、駆動
機構部8は、不図示のモータに連結された第1プーリ1
9、プレスローラ2に固定された第2プーリ20、及び
両プーリ19,20に掛けられた駆動ベルト18から構
成されている。またプレスローラ2には、ドラム1上の
原紙クランパ13と原紙跳ね上げレバー14とに対応す
る位置に逃げ凹部15が形成されており、ローラ2がド
ラム1と同期回転する際にクランパ13やレバー14と
干渉しないようにされている。凹部15内には、ローラ
2に向けて給紙機構部10から送られる印刷用紙を、そ
の先端部で保持するくわえ爪16が設けられている。
【0014】印刷用紙は、三つの印刷用紙トレー91,9
2,93に分けて用紙サイズ毎にストックされており、選
択された所望サイズの印刷用紙がそれぞれの用紙トレー
から給紙機構部10を経てプレスローラ2に向けて1枚
ずつ送り出される。プレスローラ2は、くわえ爪16で
印刷用紙の先端部を係止したまま回転するので、印刷用
紙は印刷ドラム1とプレスローラ2との間に順次挟み付
けられて印刷される。印刷された用紙は、先端部がくわ
え爪16に係止されたままなので印刷ドラム1に張り付
くことなくプレスローラ2の面上に保持されて回転す
る。
【0015】この印刷機では、製版した原紙を印刷ドラ
ム1に巻き付けた後の1枚目の用紙は、印刷面が所望の
濃さになるまで複数回重ね刷りするため、プレスローラ
2に張り付いたまま印刷ドラム1とプレスローラ2との
間を数回通される。また、1枚目の用紙が所定回数プレ
スされると、用紙が排出ローラ17の手前まできたとき
にくわえ爪16が係止解除して用紙がくわえ爪16から
解放され、排出ローラ17を経て用紙排出受け部11へ
排出される。なお、1枚目の印刷が済めば原紙にインク
が十分なじんだということであるから、2枚目以降の用
紙は、印刷ドラム1とプレスローラ2との間を1度通す
だけでくわえ爪16を係止解除してプレスローラ2から
外されることになる。
【0016】次に、このように1枚目の用紙だけを重ね
刷りし、2枚目以降の用紙を1回ずつ印刷するようにく
わえ爪16の開閉を規制する機構について、図2から図
4を用いて説明する。
【0017】図2は、この機構の設けられたプレスロー
ラ2の軸端部の一方を示す断面図、図3は図2の機構の
一部の右側面図、図4(a),(b)はこの機構に用いられて
いるカムの動作状態図である。図2に示すように、プレ
スローラの軸21の端部はブラケット22で支持されて
いる。ブラケット22は、印刷機本体に固定された軸2
3に、取付ボス22aの部分がブッシュ40を介して回
転可能に連結されている。図示していないが、軸21の
反対側の端部も不図示のブラケットにより同様に回転可
能に支持されている。このため、両ブラケットが固定軸
23を中心として揺動することにより、プレスローラ2
が、印刷ドラム1に対して圧接する位置と離れた位置と
を取ることができる。
【0018】ブラケット22には第1カム部材24がビ
ス25により固定されている。ブラケット22と第1カ
ム部材24の両方の内径部にはボールベアリング26が
取り付けられており、このボールベアリング26によ
り、プレスローラ2の軸21が回転可能に保持されてい
る。なお、印刷時にプレスローラ2を回転させるための
前述の第2プーリ20(図1)は、プレスローラ2の軸2
1の反対側の端部に固定されている。
【0019】第1カム部材24は、ベアリング26を受
けるボス部24aの一端に、径方向外方へ延出する略円
板状のカム部24bが形成されたものである。このカム
部24bは、図4(a)に示すように、回転中心に対して角
度θ1の範囲に、それ以外の範囲よりも小径に形成され
たカム面24dを有している。また、第1カム部材24
のボス部24aの外周面には、第2カム部材27のボス
部27aが回転可能に嵌合している。第2カム部材27
のカム部27bは、ボス部27aから径方向外方へ延出す
る円板形状であって、角度θ2の範囲が第1カム部材2
4のカム部24bとほぼ同一径で、それ以外の範囲に、
第1カム部材24のカム面24dよりも小径の逃げ面2
7dが形成されている。
【0020】第2カム部材27には、ビス28によりプ
ーリ29が固定されている。一方、ブラケット22には
モータ30が取り付けられていて、その出力軸30aに
駆動用プーリ31が固定され、両プーリ29,31に駆
動ベルト32が掛けられている(図4)。また、ブラケッ
ト22には、ベルト32にテンションを与えるため、タ
イトナー33が設けられている。
【0021】ブラケット22に固定された第1カム部材
24のカム部24bには、第2カム部材27のカム部2
7bの方へ向かってピン24cが突設され(図4)、第2カ
ム部材27のカム部27bには、このピンを受け入れる
溝27cが形成されている。溝27cは、軸21を中心と
する円周上でほぼ半周にわたって形成され、この範囲内
でのみ第2カム部材27が第1カム部材24に対して回
転可能となっている。図3の状態では、両カム部材2
4,27は図4(a)の関係となり、第2カムがここから図
の時計回り方向へほぼ半回転したときに、両カム部材2
4,27が図4(b)の関係となる。図4(b)の状態では、
両者で構成される最外周面は真円を構成する。
【0022】プレスローラ2には、くわえ爪の開閉時の
揺動動作の中心軸34が軸21と平行に配設されてい
る。この中心軸34は、プレスローラ2の内部で揺動レ
バー35を保持し、レバー35の先端には、プレスロー
ラ2の端面に形成された長穴2aを通って突出するピン
36が固定されている。一方、プレスローラ2の端面に
は、第2の揺動レバー37を保持する軸38が取り付け
られている。この第2揺動レバー37の先端は二股フォ
ーク状に分かれていてピン36と係合している。
【0023】レバー37には、第1,第2カム部材24,
27に対するカムフォロアとして用いられているベアリ
ング39を保持するため、ピン37aが形成されてい
る。第2揺動レバー37は、ベアリング39が第1,第
2カム部材24,27の外周面に押圧される方向へ不図
示のスプリングで付勢されている。両カム部材24,2
7が図4(a)の状態でプレスローラ2が回転すると、ベ
アリング39がカム面24dと接触する範囲内ではレバ
ー36,37が揺動するのでくわえ爪16は開動作し、
それ以外の範囲では爪16は閉動作する。また、両カム
部材24,27の相対関係が変わって図4(b)の状態にな
ると、外周面が真円となるのでレバー36,37が揺動
せず、したがって、くわえ爪16は常に閉じた状態に保
たれることになる。
【0024】次に、この印刷機における印刷時の動作の
流れについて図5のフローチャートを用いて説明する。
なお、各機構部や駆動源の動作を制御するための制御手
段として、この印刷機ではマイクロコンピュータが用い
られている。
【0025】まずステップ#1で、ユーザーの操作によ
りモード設定を行ない、1枚目の用紙を原紙にプレスす
る回数を適宜設定する。このようにプレス回数を設定で
きるようにしているのは、製版温度や使用する原紙の種
類により、刷り始めに印刷面が不鮮明となる枚数が変わ
ってくるので、印刷面が薄すぎたり濃すぎたりならない
ように調整するためである。
【0026】ステップ#2では前回印刷時の版が印刷ド
ラム1から排出され、ステップ#3で新しい原稿を読み
取って製版が行なわれる。製版された原紙は、ステップ
#4で印刷ドラム1に取り付けられ、次いでステップ#
5でプレスローラ2への印刷用紙の供給が開始される。
そして、ステップ#6では、プレスローラ2の回転によ
りくわえ爪16が閉じて用紙がプレスローラ2に巻き付
けられ、ステップ#7で印刷が行なわれる。
【0027】ステップ#8では、複数プレスモードが設
定されているかどうかが判別され、設定されている場合
には、ステップ#9において、今行なった印刷1回分を
定められた所要の印刷回数から減算し、ステップ#10
でカウントがゼロになったかどうかを判別する。そし
て、カウントがゼロになるまでステップ#7〜#10を
繰り返すために、モータ30を起動して両カム24,2
7を図4(b)の状態に設定したうえで回転を続行し、ゼ
ロになったときにステップ#11へ進んでくわえ爪を開
き(このときモータ30を逆転させて両カム24,27が
図4(a)の状態に設定される)、用紙を排出する。
【0028】このようにして1枚目の印刷が終了する
と、さらに必要な枚数分だけ新しい用紙がプレスローラ
に供給され、ステップ#5以降の動作が繰り返される。
なお、2枚目以降の印刷を行なう場合、ステップ#8で
の複数回プレスモードを解除することにより、ステップ
#7で印刷を1回行なっただけでステップ#11へ進
み、用紙を排出することになる。つまり、この場合には
両カム24,27が図4(a)の状態のままプレスローラが
回転することになる。
【0029】このように、本実施例では最初の1枚だけ
は印刷用紙を原紙に複数回プレスするようにしているの
で、原紙にインクが十分なじむまで印刷が行なわれるこ
とになる。このため、従来の輪転謄写印刷機では最初の
数枚は印刷面が不鮮明であったのを、1枚目から鮮明に
印刷し、用紙の無駄をなくすことができる。また、この
ことにより、用紙を無駄にせずに高品質の原紙を用いる
ことが可能となる。
【0030】なお、上記実施例は、印刷用紙をプレスロ
ーラ2に1枚ずつ連続して供給し、プレスローラ2に張
り付いた用紙を複数回プレスするタイプの輪転謄写印刷
機に本発明を適用した例であるが、印刷ドラム1側に印
刷用紙を供給して原紙に重ね、用紙を原紙に重ねたまま
で数回プレスすることでも同等の効果を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る輪転謄写印刷機の概
略構成を示す説明図である。
【図2】 1枚目の印刷用紙を重ね刷りし、2枚目以降
を1回ずつ印刷するための機構が設けられた、プレスロ
ーラの軸端部を示す断面図である。
【図3】 図2の機構の一部の右側面図である。
【図4】 (a)図及び(b)図はこの機構に用いられている
カムの動作状態図である。
【図5】 この印刷機の動作の流れを示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 印刷ドラム 2 プレスローラ 2a 長穴 3 原紙排出機構部 4 原紙ロール 5 製版用サーマルヘ
ッド 6 製版済み原紙 7 インクパック 8 プレスローラ駆動機構部 9 印刷用紙トレー 10 給紙機構部 11 用紙排出受け部 12 原稿読み取り部 13 原紙クランパ 14 原紙跳ね上げレバー 15 逃げ凹部 16 くわえ爪 17 用紙排出ローラ 18 駆動ベルト 19 第1プーリ 20 第2プーリ 21 軸 22 ブラケット 22a 取付ボス 23 固定軸 24 第1カム 24a ボス部 24b カム部 24c ピン 24d カム面 25 ビス 26 ボールベアリン
グ 27 第2カム 27a ボス部 27b カム部 27c 溝 27d 逃げ面 28 ビス 29 プーリ 30 モータ 30a 出力軸 31 駆動用プーリ 32 ベルト 33 タイトナー 34 中心軸 35 揺動レバー 36 ピン 37 揺動レバー 37a ピン 38 軸 39 ベアリング 40 ブッシュ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−73987(JP,A) 特開 昭63−158285(JP,A) 実開 昭55−118741(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41L 13/04 B41L 13/16 B41F 13/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに同径でかつ同期回転する印刷ドラ
    ム(1)とプレスローラ(2)とを備え、該プレスローラ(2)
    が、印刷用紙をつかんで該プレスローラ(2)の表面に巻
    き付ける閉位置と、該印刷用紙を解放する開位置との間
    で開閉動作可能なくわえ爪(16)を有し、 さらに、該くわえ爪(16)が該印刷ドラム(1)とプレスロ
    ーラ(2)との接触点に対してプレスローラ(2)の回転方向
    手前側で閉動作し、該接触点通過後に開動作するよう
    に、該プレスローラ(2)の回転位置に応じて該くわえ爪
    (1)を動作させる駆動手段(24,36,37,39)を備えた輪転謄
    写印刷機にして、 上記駆動手段(24,36,37,39)による上記くわえ爪(16)の
    開動作を規制する駆動規制手段(27)を備え、印刷ドラム
    に原紙を張り付けた直後には、上記プレスローラ(2)に
    巻き付けられた1枚目の印刷用紙を、上記印刷ドラム
    (1)上の原紙に複数回押圧するように構成されたことを
    特徴とする輪転謄写印刷機。
JP11693193A 1993-05-19 1993-05-19 輪転謄写印刷機 Expired - Lifetime JP3274908B2 (ja)

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