JP2730735B2 - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2730735B2 JP63230046A JP23004688A JP2730735B2 JP 2730735 B2 JP2730735 B2 JP 2730735B2 JP 63230046 A JP63230046 A JP 63230046A JP 23004688 A JP23004688 A JP 23004688A JP 2730735 B2 JP2730735 B2 JP 2730735B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、その電源に電池を使用し、自動的に機器の
電源を遮断する機能を有する電子機器に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来より、電源に乾電池あるいはニツカド電池等の電
池を使用した装置では、電池の消費を抑えて電池の寿命
を伸ばすために、例えば一定時間以上キー入力がない時
に、電池から装置内の各素子や回路に供給されている電
力を遮断するという自動電源遮断機能(Auto Power Shu
t Off機能=以下APSO機能と称する)を備えた装置が、
例えば実開昭62−179636号に記載されている。このよう
な装置では、電源遮断のときも装置のRAM部分を電池等
の補助電源装置によりバツクアツプしておき、主電源が
オンのときにそのRAMに書き込まれた、データを次に再
び主電源がオンされるまで保持するという方法がとられ
ていた。例えば、特開昭62−169218号には、電源がオン
の間に装置を再開モードに設定しておくことにより、電
源の遮断時にその記憶状態を保持し、次の電源投入時に
は装置が電源オフされた時点に自動復帰する装置が開示
されている。
[発明が解決しようとする課題] このように従来は、主電源がオフになつている間デー
タを保持しておくためには、主電源がオンの時に入力さ
れたデータ等を、特別なキー操作等(例えば、上述の再
開モードの設定)により、電力の供給されているRAMに
保存するというのが一般的であつた。しかし、データ入
力処理などを一時休止して一定時間以上装置を離れた場
合などは、データ保存のための処理を実行することなく
装置の電源が遮断されてしまい、それまで入力したデー
タが全てあるいは一部消滅してしまうという問題があつ
た。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、自動的
に機器の電源が遮断されるまでに、それまでの機器の状
態や入力された各種データ等を不揮発なメモリに保存し
ておき、機器の電源が再投入されたときには電源の遮断
が自動的に行なわれた旨をユーザに提示するとともに、
電源再投入時のユーザの操作によって機器を電源遮断時
の状態に戻すか否かを指定可能とし、装置の適切な立ち
上げ処理を容易に行える電子機器を提供することを目的
とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するための本発明の電子機器は以下の
構成を備えるものである。すなわち、 自動的に電源を遮断する機能を備えた電子機器であっ
て、 少なくとも自動的に電源が遮断された状態においてデ
ータを保持する記憶手段と、 自動的に電源を遮断するとき、その直前の電子機器の
状態を前記記憶手段に記憶させる退避手段と、 自動的に電源が遮断された後に電源が再投入された場
合、直前の電源遮断が自動的に行なわれたことを表示す
る表示手段と、 前記表示手段による表示がなされた後に、前記退避手
段により前記記憶手段に記憶された情報により当該電子
機器を電源を遮断する前の状態に戻すか否かを、操作入
力に従って選択する選択手段と、 前記判定手段の判定結果に基づき、電子機器の電源立
ち上げ処理を行う処理手段とを備える。
また、好ましくは、前記自動的に電源を遮断する機能
は、前記電子機器が備える入力手段からの入力操作の間
隔を計時する計時手段を備え、前記入力手段から所定時
間にわたって次の入力操作が無い場合に自動的に電源を
遮断するものであり、前記所定時間を変更する変更手段
を更に備える。
[作用] 以上の構成において、自動的に遮断される際に、その
直前の電子機器の状態が、電源遮断中においてもデータ
を保持する記憶手段に保持される。そして、電源の再投
入時においては、電源の遮断が自動的に行われたもので
あればその旨をユーザに提示すると共に、操作入力に基
づいて当該電子機器を電源遮断前の状態に戻すか否かが
選択され、この選択に従って電源立ち上げ処理が行なわ
れる。
[実施例] 以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を詳
細に説明する。
[ワードプロセツサの説明 (第1図)] 第1図は本発明の一実施例のワードプロセツサの概略
構成を示すブロツク図であり、このワードプロセツサは
液晶等の表示部やプリンタなどの印字機構を備えてい
る。
図において、10はCPUバス21を介してワードプロセツ
サ装置全体を制御するマイクロプロセツサ等のCPU、11
はCPU10のワークエリアとして使用され各種データの一
時保持等を行うRAMで、後述するAPFフラグ110や、装置
の状態を記憶している状態保持部111などを含んでい
る。12は第4図や第5図のフローチヤートで示されたCP
U10の制御プログラムや文字フオントなどの各種データ
等を記憶しているROMである。
13は第2図や第3図にその詳細を示す電源部で、後述
するように電池を内蔵しており電子機器全体に電力を供
給している。22はオペレータが機器の電源をオン、オフ
する電源スイツチ、24はデイスプレイ用の電源電圧VD,2
5はRAM11の電源電圧であるVA,27はプリンタ15用の電源
電圧VPPである。電源部13はCPU10よりパワーオフ信号23
を入力すると、RAM11用の電圧VA26以外の電源電圧をオ
フにして自動電源断機能(APSO)を実行する。
14はプリンタ15を制御して、キーボード19などより入
力された文書やデータや図形データをプリント出力する
プリンタ制御部、15はサーマルプリンタやレーザビーム
プリンタなどのプリンタである。16は表示器17への表示
制御を行う表示制御部、17は文字や図形等をパターンデ
ータで表示する液晶やCRTなどの表示器である。18はキ
ーボード15より入力されたキーデータをコードデータに
変換してCPUバス21に出力するキーボード制御部であ
る。
以上の構成をもとに、この機器の動作を説明すると、
キーボード19より入力されたキーに対応するコードが、
キーボード制御部18によりCPUバス21に出力されると、C
PU10がそのコードを読取つて判断し、そのキーデータに
応じた処理を実行する。このとき例えば、キーデータが
文字コードであればRAM11に書き込むとともに、表示制
御部16へそれに対応したデータを送る。これにより表示
制御部16はそのデータに応じた表示フオントをROM12よ
り読み出し、表示器17に表示する。このとき同時に表示
データとRAM11へ書き込んでいる。また必要に応じて、
キーボード19より入力されたデータをROM12内の印字フ
オントによりパターン展開し、プリンタ制御部14を介し
てプリンタ15に出力させて記録することができる。
前述したように機器の各部には、電源部13より出力が
供給されており、VCC25はCPU10、ROM12、表示制御部1
6、キーボード制御部18、プリンタ制御部14へ供給され
ており、これは一般的に+5Vで汎用ICを駆動している。
またVD24は表示制御部16へ供給されており、例えば最近
表示器として普及しているLCD等のドライバ駆動電圧で
ある。VPP27はプリンタ15内のモータ、あるいはサーマ
ルヘツド等を駆動する電圧であり、一般的にVCCより高
い電圧であり、消費電力も大きい。
この実施例では、上記例のような電源構成の機器の電
源部13の主電源に電池を使用し、その電池電圧から上記
した各種電圧に変換する装置を備えた機器に有効であ
る。このように電圧変換を行うと変換回路では必ず電力
が消費されるため変換効率が低下し、電池の消費が多く
なるという欠点があるが、この実施例ではこの電池の消
費を最小限に抑えることを目的にしている。
この実施例では以上のような構成において、例えばキ
ーボード19より入力が一定時間入力がなければ、CPU10
は制御信号P23がロウレベルにすることによつて、VCC2
4,VD24,VPP27をオフにする(APSO機能)。但し、このと
きRAM11への電源は、電源部13内の電圧VA26により供給
されている。この電源電圧VA26はASPO機能が働いてもオ
フされることがないため、RAM11はこの電圧VA26により
メモリ内容が保持されて、不揮発メモリとして機能する
ようになつている。
[電源部の説明 (第2図)] 第2図は電源部13の回路例を示す図である。
まず、電源スイツチ22が端子(a)側に接続されるこ
とによりオンになると、電池31から電流が流れ出し、抵
抗38,39とさらにトランジスタ39のエミツタ・ベース間
を通つてコンデンサ36に電荷が蓄積される。この時、信
号P23はCPU10の出力で不確定であり、抵抗34が接地レベ
ルに落ちているのでトランジスタ51はオフされている。
さらに、前述したコンデンサ36が充電し始めてから(電
源スイツチ22がオンされてから)一定時間は、コンデン
サ36の+側の電圧は低いレベルにあるため、トランジス
タ39を十分オン状態に保つことができる。
このようにして、トランジスタ39がオンしているとき
は電池31から電圧レベル変換器41の制御端子40に電流が
流れ込むことにより、電圧レベル変換器41が作動を開始
する。これによつて、電圧レベル変換器41の出力には、
電池電圧から変換された電圧VCC25が出力される。
このVCC25が出力されると、第1図に示すように、VCC
25により電力が供給されているCPU10、表示制御部16、R
OM12、キーボード制御部18、プリンタ制御部14が動作を
開始し、CPU10は動作開始後すぐに信号P23をハイレベル
にして出力する。この信号P23により抵抗33を介してト
ランジスタ51がオンされる。これにより、コンデンサ36
に蓄積されていた電荷はダイオード32、抵抗35を介して
グランドへ放電されて、トランジスタ39はオン状態を保
持し続けることができるようになり、電圧レベル変換器
41では変換動作が連続して実行される。
またこのとき同時に、トランジスタ46は、抵抗45、抵
抗44、ダイオード43を介してトランジスタ51側へ引き込
み電流が流れるためオン状態を保持することができる。
これにより、電圧レベル変換器41と同様に、電圧レベル
変換器47,49の各制御端子56,52に電流が流れ込む。これ
により電圧レベル変換器47と49が動作を開始し、それぞ
れの出力にはVD24,VPP27が出力される。これにより第1
図の表示器11,プリンタ13に電源が供給され、それらが
動作できるようになる。
ここで、VCC25,VD24、VPP27の出力端子に接続されて
いる電解コンデンサのそれぞれは、各出力電圧を安定さ
せるためのものである。また、この例ではVCC25,VPP27
は+電圧であり、VD24は−電圧である。またRAM11に供
給される電圧VA26は、電池31の電圧が高いときにはツエ
ナーダイオード28により定まり、また電池31の電圧レベ
ルがダイオード28のツエナー電圧よりさがつた場合に
は、VA26は電池31の電圧と等しくなる。また、VA26は電
源スイツチ22がオンしてVCC25が出力されているとき
は、ダイオード30の作用によりVCC25の電圧レベルと等
しくなる。
また、コンデンサ53は電池31よりダイオード54,抵抗5
5を通して充電される。このコンデンサ53は、電池31を
交換するときにRAM11の内容を保持するのに有効であ
る。よつて第2図に示されている電源部13の回路では、
電源スイツチ22の状態、および自動的に電源を遮断状態
であるにもかかわらず電圧VA26は出力されたままなの
で、RAM11の内容は保持されたままとなる。
[動作説明 (第4図〜第6図)] 第4図は実施例の機器における自動電源遮断処理を示
すフローチヤートで、この処理を実施するCPU10の制御
プログラムはROM12に格納されている。
この処理は、電源スイツチ22がオンになつて各部に供
給される電圧が立ち上がり、各部が動作しているときの
処理を示し、まず、ステツプS1ではキーボード19よりキ
ー入力があつたかどうかを判断し、キー入力があつたと
判別されるとステツプS2に進み、CPUのタイマ100をクリ
アしてステツプS3に進む。このステツプS3では、キーボ
ード19より入力されたデータに応じた各種処理を実行す
る。
この処理は、例えばキー入力データを表示器17に表示
するとともに、RAM11に入力されたデータおよび表示す
るデータなどを書き込み、あるいは必要に応じてプリン
タ15に入力データの全部あるいは一部を出力する等、そ
の機器が備えている機能を実行するものである。その処
理が終了するとステツプS1へもどる。このように、以上
の処理をステツプS1〜ステツプS3の間で繰り返し行う
と、RAM11には様々なデータが書き込まれたことにな
る。
また、ステツプS1でキー入力がないと判別された場合
にはステツプS4に移り、時間を計時するタイマ100をス
タートさせる。ステツプS5ではそのタイマの計時値が設
定値を越えたかどうか判別し、越えていなければまたス
テツプS1にもどる。
ステツプS5で計時値が所定値を越えていればステツプ
S6へ進み、現在その機器の状態の各パラメータをRAM11
の常態保持部111に書き込む。ここでいう記憶されるパ
ラメータとして、キーの入力モードあるいは、プリンタ
15の印字を行うキヤリツジの位置や改行位置、更には表
示器17に表示する表示データ等が含まれる。
次にステツプS7では、この機器がAPSO機能が働いたこ
とを示すAPFフラグ110をオンにし、ステツプS8で信号P2
3をロウレベルにして、電源部13から出力されるVA26以
外のすべての電源電圧をオフにする。
第5図は電源の投入(電源スイツチ22オン)直後の動
作を示すフローチイートで、この処理を実行する制御プ
ログラムはROM12に格納されている。
この第5図で説明されている部分については、第4図
で説明される部分より先に実行されるべきものである
が、説明の都合上後回しにした。
まずステツプS11で電源スイツチ22をオンにする。こ
こで電源スイツチ22の投入状態には2通り考えられる。
第1の状態は通常通り電源スイツチ22がオフの状態にあ
り、その後オンされる場合で、第2の方法は自動電源断
の後に、一度オフされてからオンされる場合である。
ステツプS12ではCPU10は機器の様々な初期化を行う。
次にステツプS13ではAPFフラグ110を書き込んだ特定番
地を読み出し、そのフラグ110がオンかどうかにより、
電源スイツチ22がオンされる以前にAPSO機能が働いたか
どうかをチエツクする。働いていなければ(APSフラグ1
10がオフならば)ステツプS19に移り、この機器の通常
の処理ルーチンを実行する。
一方、ステツプS13においてAPFフラグ110がオフされ
ればステツプS14に進み、以前にAPSO機能が働いたこと
を表示器11に表示する。次にステツプS15ではAPSO機能
が働く以前の状態をその機器に設定するかどうかを表示
し、APSO機能が動作する以前の状態から動作を開始する
か、あるいは通常どうりの状態にするかを選択できる様
にしている。
ステツプS15で以前の状態をセツトしないように設定
されていればステツプS18に移り、RAM11内のAPFフラグ1
10をオフにし、ステツプS19の通常処理ルーチンに進
む。また、ステツプS15において以前の状態を設定する
ときはステツプS16に進み、RAM11の状態保存部111に記
憶されている、電源遮断の直前の機器状態に関する情報
を読み出し、ステツプS17でその機器を、その情報に応
じた状態に設定する。その後ステツプS18でAPFフラグを
オフにして、ステツプS19へ移る。
第6図は電源の自動遮断機能を実行するまでの時間
(tW)の設定を示すフローチヤートで、このフローチヤ
ートはROM12に記憶されている。
ステツプS21でキーボード19よりキー入力があつたか
どうかを調べ、キー入力があるとステツプS22に移り、C
PU10のタイマ100をクリアする。ステツプS23はキー入力
のデータが時間twを設定するモードであるかどうかを判
別し、このモードでなければステツプS24に進み、入力
データに応じた各種処理を行つてステツプS21にもど
る。
時間twと設定モードであればステツプS25に進み、そ
の時間twの値をキーボード19より入力して設定し、ステ
ツプS26でその値をRAM11の時間メモリ112に書き込む。
その後またステツプS21にもどり、キー入力があるか判
別する。
一方、ステツプS21でキー入力がないと判別されると
ステツプS27に進み、CPU10のタイマ100による計時を開
始する。次に、ステツプS28ではタイマ100の計時値と時
間メモリ112の値twとを比較し、タイマ100の計時値のほ
うが大きくなると、第4図で説明したステツプS6の処理
へ移る。またタイマ100の計時値のほうが小さいときに
は、ステツプS21へ戻り前述した動作を実行する。
[他の電源部の構成の説明 (第3図)] 第3図は電源部13の他の構成例を示す図で、第2図と
共通な部分は同一記号で示している。
まず、電源スイツチ22を図のようにオンにすると、電
池31から抵抗61,62及びトランジスタ63のエシツタ・ベ
ース間を介してコンデンサ64に充電される。このときト
ランジスタ65は、第2図のトランジスタ51と同様にして
オフ状態にある。そして、トランジスタ63のコレクタの
電圧が立ち上がつていると、基準電圧発生器66は所定の
基準電圧を出力する。
この電圧は67〜69の電圧比例器に入力され、例えば電
圧比較器74は電圧出力VPP27を抵抗71と72で分割した電
圧と基準電圧73とを比較して電圧変換器67を制御してい
る。このようにして、出力電圧VPP27を一定電圧に保つ
ようにしている。他の比較器75と電圧比較器68、比較器
76と電圧比較器69との関係も同様である。
また、電圧VCC25が発生していない時は、電圧VAは電
池85より抵抗84,ダイオード83を介して出力される。一
方、VCC25が発生している場合にはVA26、VCC25よりダイ
オード82を介して供給される。ここで、電池85の電圧を
VBとすると、VCC>VBの関係にあるのが一般的である。
その他、コンデンサ91〜94は、各電圧を安定させるもの
である。また抵抗95はコンデンサ96の放電用抵抗であ
る。ヒユーズ97は電池31より供給される電流値が、所定
値以上になつたときに遮断されるもので、機器を保護す
るためのものである。
このように他の実施例では、電池31と85を有してい
て、電池31は機器全体に供給される主電源であり、電池
85はVA26のみに供給される電池で、電池31からの電源供
給が遮断された場合でも、VA26によりRAM11のメモリ内
容と保持することができる。
以上説明したようにこの実施例によれば、自動的に電
源を遮断する機能が働いた時でも、過去に入力した情報
は失われず、再度電源スイツチをオンした際には、遮断
前の状態に機器を復帰するか否かの指定により、必要に
応じてその情報を呼び出して遮断前の状態に機器を設定
できる。
これにより、ユーザは自動的に電源が遮断される機能
が働くことを特に意識することなく、その機器を使用で
きる。また、装置の立ち上げ時において、自動的に電源
が遮断された場合にはその旨が表示され、操作者は遮断
前の状態に装置を復帰させるか否かを指定できる。この
ためユーザは、装置の立ち上げ時において、直前の電源
遮断が自動的に行われたものであるか否かを認識すると
ともに、電源遮断前の状態に復帰を行うかどうかの決定
を行うことができ、操作性が向上する。
また、電源を遮断するための待ち時間を任意の値に設
定できる効果がある。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、電源投入時にお
いて、その直前の電源の遮断が自動的になされたもので
あるか否かをユーザが容易に判断できるとともに、自動
的に電源が遮断されたのであれば当該装置を電源遮断前
の状態に戻して立ち上げるか否かをユーザが指定するこ
とができ、所望の立ち上げ処理を容易に行えるという効
果を奏する。
また、本発明の他の構成によれば、電源の自動遮断の
実行条件を設定可能としたので、ユーザの操作状況に応
じて適切な電源の自動遮断が行えるようになり、使い勝
手が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの実施例のワードプロセツサの概略構成を示
すブロツク図図、 第2図は電源部の第1の実施例を示す回路構成図、 第3図は電源部の第2の実施例を示す回路構成図、 第4図は実施例の電源断処理を示すフローチヤート、 第5図は電源投入後の初期処理を示すフローチヤート、
そして 第6図は電源断処理の他の実施例を示すフローチヤート
である。 図中、10……CPU、11……RAM、12……ROM、13……電源
部、14……プリンタ制御部、15……プリンタ、16……表
示制御部、17……表示器、18……キーボード制御部、19
……キーボード、21……電池、22……電源スイツチ、23
……信号P、24……電源電圧VD、25……電源電圧VCC、2
6……電源電圧VA、27……電源電圧VPP、85……電池、10
0……タイマ、110……APFフラグ、111……状態保存部、
112……時間メモリである。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動的に電源を遮断する機能を備えた電子
    機器であって、 少なくとも自動的に電源が遮断された状態においてデー
    タを保持する記憶手段と、 自動的に電源を遮断するとき、その直前の電子機器の状
    態を前記記憶手段に記憶させる退避手段と、 自動的に電源が遮断された後に電源が再投入された場
    合、直前の電源遮断が自動的に行なわれたことを表示す
    る表示手段と、 前記表示手段による表示がなされた後に、前記退避手段
    により前記記憶手段に記憶された情報により当該電子機
    器を電源を遮断する前の状態に戻すか否かを、操作入力
    に従って選択する選択手段と、 前記判定手段の判定結果に基づき、電子機器の電源立ち
    上げ処理を行う処理手段とを備えることを特徴とする電
    子機器。
  2. 【請求項2】前記自動的に電源を遮断する機能は、前記
    電子機器が備える入力手段からの入力操作の間隔を計時
    する計時手段を備え、前記入力手段から所定時間にわた
    って次の入力操作が無い場合に自動的に電源を遮断する
    ものであり、 前記所定時間を変更する変更手段を更に備えることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の電子機器。
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