JP2001188497A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2001188497A
JP2001188497A JP37196999A JP37196999A JP2001188497A JP 2001188497 A JP2001188497 A JP 2001188497A JP 37196999 A JP37196999 A JP 37196999A JP 37196999 A JP37196999 A JP 37196999A JP 2001188497 A JP2001188497 A JP 2001188497A
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display device
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Tomoki Kitahashi
知己 北橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記憶性のある表示手段を利用した表示装置に
おいて、使用者に対して、電池が消耗していることや、
電池が抜かれていること、電池を再度入れた際に正常電
圧に戻ったことなどを知らせる表示装置を提供する。 【解決手段】 表示部11は記憶性を有しており、表示
制御部12の制御により画像を表示する。電源部17
は、例えば電池で構成することができ、各部に電力を供
給している。電源部17は、電池の電圧が所定の電圧を
下回ると電圧低下信号を中央演算処理部16に送る。中
央演算処理部16は、電圧低下信号を受け、表示部11
の表示領域の一部または全部に、電池切れである旨の表
示を行わせる。そしてそれ以降、操作部15による操作
や表示情報の着信があっても表示を変化させないように
制御する。電池がなくなっても表示部11の表示はその
まま維持されるが、電池切れの表示も残り、使用者は電
池切れを知ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記憶性を持つ表示
手段を有する表示装置における電源表示に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より一般に使われている表示装置と
して、CRTや、TNあるいはSTN方式の液晶表示装
置等がある。これらの表示装置は、電力の供給を止める
と表示が消えてしまうものであった。
【0003】しかし近年、双安定性のある強誘電性液晶
が開発され、表示装置として利用されるようになってき
た。この強誘電性液晶は記憶性を有しており、表示後に
電力の供給を停止しても表示はそのまま保持されるとい
う特徴がある。そのため、例えば表示を変更するときの
み表示装置に電力を供給するだけで、使用者が表示を参
照している間は電力の供給を停止しておくことができ、
消費電力を非常に少なくすることができる。例えば電池
で駆動する機器などに搭載することも可能であり、その
場合でも長寿命を実現することができる。
【0004】しかし、使用者は、以前からの経験によっ
て、電力の供給がなくなると表示が消えることに慣れて
いる。そのため、記憶性を有する表示装置が表示を維持
し続けると、例えば電池切れなどに気がつかないという
問題が発生した。すなわち、電池切れが発生しても表示
は維持されているため、使用者は電池がまだあるものと
思ってしまう。例えば外部から表示すべき情報を受信す
るような装置においては、電池切れによって情報の受信
ができなくなっていてもそれに気がつかず、受信された
ものと思いこんだり、受信できないことによって、機器
の不良を疑ってしまう。さらには、この状態で機器の操
作をやみくもに繰り返すため、電池の消耗はさらに急速
に進んでしまう。
【0005】また、電圧の低下によって機器の操作を行
っても表示が変化しなくなるが、この状態になっても電
池切れとは思わず、機器の故障と勘違いしてしまう。さ
らには、電池が抜かれていても表示は維持されているた
め、電池が抜かれていることにすら気がつかない。逆に
電池を挿入しても、表示が変化しないため、正常な状態
に戻ったことがわからないという問題があった。
【0006】このような問題に対して、例えば特許第2
670045号公報及び特開平6−404l号公報、特
開平6−4047号公報などでは、いずれも、電源OF
F状態を検出する手段を設け、電源OFFを検出した場
合、初期化手段により画面を初期化する。また、特開平
8−110511号公報には、上記の文献と同様に、電
源OFF状態を検出する手段を設け、電源OFFを検出
した場合、表示画面を消去する電圧を1フレーム以上の
期間印加することが記載されている。これらの文献で
は、いずれも、電源をOFFにしたときに表示が消去さ
れるので、使用者は従来のCRT等の表示装置と同様の
感覚で機器を扱うことができる。しかし、電源を切って
も表示が保存されるという利点は損なわれてしまう。
【0007】一方、特開平6−274120号公報に
は、メモリー性を持ったディスプレイの特徴を使って、
コンピュータの暴走や回路異常などによる電源電圧の低
下を検知すると、前の状態をそのままディスプレイに残
す技術が記載されている。これによって、簡単に異常発
生直前の表示内容を記憶、維持することができる。ま
た、特開平8−l60395号公報には、さらに、シス
テム情報を表示領域に常時表示しておくことにより、表
示領域のメモリー性を利用して、電源遮断後あるいは電
源再投入時に、電源遮断前の情報が、安価に表示できる
表示装置が記載されている。
【0008】しかしこれらの装置において、電源遮断時
などの表示を維持することはできるものの、その表示が
行われ続けることから、使用者は上述のようにそのよう
な表示から電池切れなどを知ることはできない。そのた
め、これらの文献では、上述のように使用者が電池の状
態を知ることができないという問題を解決していない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、記憶性のある表示手段を利
用した表示装置において、使用者に対して、電池が消耗
していることや、電池が抜かれていること、電池を再度
入れた際に正常電圧に戻ったことなどを知らせる表示装
置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、記憶性のある
表示手段と、表示手段に情報を表示させる制御手段と、
各部に電力を供給する電池を有する表示装置であって、
制御手段は、電池のエネルギー量が減少したとき、表示
手段に電池切れである旨を表示させ、表示手段の記憶性
によって、電池切れの表示を維持させることを特徴とす
るものである。電池切れの表示は、表示画面の一部ある
いは全体に行ったり、電池の交換方法の表示を行わせる
ことができる。このような構成によって、電池切れによ
り表示手段に表示されたままの状態となっても、電池切
れの表示が行われることによって、使用者は電池切れで
あることを認識することができる。なお、電池のエネル
ギー量が減少したことは、例えば電圧が所定の電圧より
低下することにより検知することができる。
【0011】電池のエネルギー量が減少(例えば電圧が
低下)すると、それ以後に表示の更新を行うと画面が乱
れてしまうことが考えられる。そのため、電池切れであ
る旨の表示を行わせた後、電池が交換されるまで、例え
ば使用者からの指示を受けても表示手段の表示を更新し
ないように制御するとよい。この場合、表示以外の動
作、例えば外部から表示する情報を受信する機能を有し
ている場合には、情報の受信は続けて行うことができ
る。
【0012】また電池は、消耗してエネルギー量が減少
する以外に、取り外される可能性がある。このような場
合に対応するため、電池が抜かれた際に表示手段の少な
くとも一部を書き換え可能な電力を貯えている蓄電手段
を設けておくことができる。そして、電池が抜かれた場
合に蓄電手段から電力が供給されている間に、電池が抜
かれた旨を示す表示を、表示手段の表示画面の一部また
は全部に行わせる。このとき、電池が抜かれた旨の表示
は、電池切れである旨の表示とは異なる表示を行わせる
とよい。
【0013】このような電池切れや電池が抜かれた旨の
表示は、書き換えない限りそのまま維持される。そのた
め、例えば新しい電池に交換しても電池切れや電池が抜
かれた旨の表示のままとなる。このような事態を回避す
るため、電池が交換されて所定以上のエネルギー量が検
知されたときには、例えば電池が十分である旨の表示
や、起動時の初期画面の表示、あるいは電池交換前の画
面などに、表示手段の表示を更新する。これによって、
新しい電池の挿入によって電力が回復したことを使用者
に知らせることができる。
【0014】さらに、表示手段として、消費電力の異な
る複数の表示方式を有している場合には、前記電池のエ
ネルギー量の減少を、電池切れを検出するよりもエネル
ギー量が多い時点で検知し、前記表示手段における表示
方式を消費電力の少ない方式に切り替えるように制御す
ることができる。これによって、電池の消費電力を抑え
るとともに、電池の寿命を延ばすことができる。また、
表示手段の表示方式を切り替えた場合には、電池の残量
が少なくなってきた旨の表示を行わせることにより、使
用者に注意を喚起することができる。なお、電池のエネ
ルギー量の減少は、例えば電池の電圧によって検出する
ことができ、電池切れを検出する第1の電圧及び該第1
の電圧よりも高い第2の電圧と前記電池の電圧を比較
し、前記電池の電圧が前記第2の電圧より低下したと
き、前記表示手段における表示方式を消費電力の少ない
方式に切り替えるように制御することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の表示装置におけ
る第1の実施の形態を示すブロック図である。図中、1
1は表示部、12は表示制御部、13は表示情報記憶
部、14はデータ受信部、15は操作部、16は中央処
理演算部、17は電源部である。
【0016】表示部11は、表示制御部12によって書
き込まれた表示情報を表示する。表示部11は記憶性を
有しており、書き込まれた表示情報は電力の供給がなく
てもそのまま表示を保つことができる。また、表示して
いる情報は、表示制御部12からの表示情報の書き込み
によって変更することが可能である。表示部11として
は、例えば強誘電性液晶や、コレステリック液晶、ある
いは電気泳動や磁気誘導などを利用した表示装置など、
記憶性を有する各種の表示装置を用いることができる。
また、白黒2階調のほか、多階調画像、カラー画像など
が表示できるものであってよい。
【0017】表示制御部12は、表示部11の表示の変
更を行う。中央演算処理部16の制御により、表示情報
記憶部13に記憶されている表示情報の中から1画面分
の表示情報が読み出され、必要ならばビットマップ形式
に変換され、表示制御部12に送られる。表示制御部1
2では、この表示情報を、表示部11を駆動するための
信号に変換して出力する。1画面分の表示情報の読み出
しは、表示制御部12が表示情報記憶部13から直接行
うことができる。あるいは、中央演算処理部16内のメ
モリに表示情報記憶部13の表示情報を一旦書き込み、
そのデータを読み出すように行ってもよい。さらには、
別途、DMAコントローラなどを設けて、中央演算処理
部16からの指示に従ってDMAコントローラが行って
もよい。また、表示制御部12は、表示部11の画面の
一部分の表示を変更することもできる。この場合の表示
情報の読み出しについても同様である。
【0018】表示情報記憶部13は、複数の表示情報を
記憶することができる。この例では、データ受信部14
が受信した表示情報が、中央演算処理部16の制御によ
り書き込まれる。ここでは、表示情報記憶部13は不揮
発性であるものとし、電池が消耗しても記憶した表示情
報は消失しないものとする。この場合の表示情報記憶部
13としては、例えばフラッシュメモリやEEPROM
や磁気ディスク等を用いることができる。あるいは、表
示情報を格納したメモリカードやメモリスティックなど
が装着される構成でもよい。表示情報記憶部13の表示
情報の記憶形式としては、ビットマップ形式が考えられ
るが、データ受信部14が受信する表示情報の形式がビ
ットマップ形式でない場合、例えば文字コードデータ
や、圧縮したラスターデータや、描画のための言語で記
述されている場合は、このような形式で記憶することも
できる。また、受信する表示情報がこのような形式であ
っても、データ受信の際に、中央演算処理部16で受信
情報をビットマップ形式に変換し、ビットマップ形式で
表示情報記憶部13に記憶するようにしてもよい。
【0019】データ受信部14は、外部から送られてく
る表示情報を受信する。外部との通信は、任意の方式で
行うことができる。例えばページャ受信部、PHS受信
部、携帯電話受信部、無線LAN受信部、IrDA通信
部等の無線の通信方式を用いて構成することができる。
また、イーサネット、USB等の有線によるデータ通信
方式を用いてもよい。さらにこれらを複数備えていても
よい。なお、このデータ受信部14を設けずに、外部か
ら表示情報を受信しない構成でもよい。
【0020】操作部15は、使用者が表示の変更を指示
するために用いられる。この操作部15を使用者が操作
することによって、中央演算処理部16にその操作内容
が伝えられる。
【0021】中央演算処理部16は、CPU、プログラ
ムを格納するためのROM、表示データの一時的な格納
領域や作業領域としてのRAM、タイマ等のCPU周辺
回路等により構成され、表示装置全体の制御を実行す
る。データ受信部14が新しい表示情報を受信した場
合、中央演算処理部16はデータ受信部15から表示情
報を読み出し、表示情報記憶部13への格納を行う。中
央演算処理部16は、データ受信部14が新しい表示情
報を受信し、新しい表示情報が表示情報記憶部13へ格
納された場合、または、操作部15が使用者によって操
作され、表示ページの変更が指示された場合、表示情報
の変更を表示制御部12に指示するとともに、表示情報
を表示情報制御部12に送信する。また、中央演算処理
部16は、表示情報がビットマップ形式でない場合は、
ビットマップ形式への変換を実行する。表示情報記憶部
13の記憶形式がビットマップ形式の場合は、データ受
信部14が新しい表示情報を受信した時に、受信情報を
ビットマップ形式に変換する。表示情報記憶部13の記
憶形式が受信したデータ形式のままのときは、表示情報
を表示制御部12に送信する際に、ビットマップ形式へ
の変換を実行する。
【0022】さらに中央演算処理部16は、電源部17
から送られる電圧低下信号を受け取ることができる。中
央演算処理部16は、この電圧低下信号により、電池の
エネルギー量が減少し、電池が消耗したことを検知する
ことができる。電池の消耗時には、電池切れであること
を示す表示情報を表示制御部12に送信し、表示制御部
12に表示部11の表示を変更するように指示する。ま
た、この電池切れであることを示す表示情報は、表示画
面の一部または全部に表示させ、例えば電池切れのメッ
セージの他、例えば電池の交換方法などを表示させても
よい。このように電池切れの表示を行うことによって、
使用者に電池が消耗していることを知らせる。これによ
って、使用者は表示がそのまま行われている状態でも、
電池の消耗を知ることができる。
【0023】なお、表示部11が消費電力の異なる複数
の表示方式を有している場合には、電池の消耗を電池切
れを検知するよりも前の時点で検出し、その時点で表示
部11の表示方式を切り替えて、電池の消耗を抑えるよ
うに構成することもできる。電池の消耗は、後述する電
源部17で検知するが、例えば電池切れを検知する電圧
よりも高い検知電圧によって電池の電圧の低下を検出す
ることができる。表示方式を切り替えた場合、その時点
で、電池の残量が少なくなってきた旨の表示を表示部1
1に行うように構成してもよい。もちろん、何段階か切
り替えてもよい。さらに電池の消耗が進んだら、電池切
れを示す表示に変更すればよい。
【0024】このような電池切れの表示を行った後は、
新しい電池に交換されるまで、操作部15からの表示の
変更操作を受け付けないように制御する。これによって
電池消耗時に表示画面の更新を行って表示が崩れないよ
うにしている。新しい電池への交換までの間、例えばデ
ータ受信部14による表示情報の受信などはそのまま続
けてもよい。なお、一旦、電池切れを検知したら、その
後、電池の電力が回復しても電池切れである旨の表示を
変更しない。これは、電池の電力が回復しても再び表示
を行うことによって、電池のエネルギー量の減少は避け
られず、表示動作が不安定になるからである。
【0025】中央演算処理部16は、電池切れの表示
後、新しい電池に交換された場合、電圧が回復していれ
ば、電池切れの表示を書き換える。例えば電池切れのメ
ッセージを消去したり、電池が十分ある旨の表示を行わ
せることができる。あるいは、初期画面を表示させた
り、電池切れ前の画面に戻すこともできる。
【0026】電源部17は電池により構成されており、
各部へ電力を供給する。また、電池のエネルギー量を監
視する構成を有しており、電池が消耗した時には、電圧
低下信号を発生する。電池のエネルギー量の監視は、例
えば電池の電圧により監視することができる。電池の電
圧が所定の値より低下した場合に、電圧低下信号を発生
させればよい。あるいは、例えば電池が表示装置に組み
込まれた二次電池等である場合には、電流を積分して使
用量を算出することによって、電池のエネルギー量を監
視することができる。使用量が所定の値を超えた場合
に、電圧低下信号を発生させればよい。もちろん、この
ほかの方式によって電池のエネルギー量を監視し、電池
の消耗を検知してもよい。以下の説明では、一例とし
て、電池の電圧によって電池の消耗を監視するものとし
て説明する。
【0027】なお、複数のエネルギーレベルでの監視が
可能な構成、例えば複数の閾値電圧との比較が可能な構
成では、電池のエネルギーレベルがいずれの範囲かを示
す信号を電圧低下信号として中央演算処理部16に出力
するように構成することもできる。また、電池のエネル
ギー量(例えば電圧)が中央演算処理部16の動作可能
な範囲よりも低下する場合には、装置全体への電力の供
給を停止するとよい。
【0028】図2は、本発明の表示装置の一例を示す外
観図である。図2(A)は表示装置を表面から見た図、
図2(B)は表示装置を裏面から見た図である。図中、
21は表示装置、22は表示画面、23は前ページ捲り
ボタン、24は次ページ捲りボタン、25は電池、26
は電池ケースカバーである。
【0029】表示装置21には、図1における表示部1
1の表示画面22が設けられている。またその周辺に、
ページ捲り操作のための前ページ捲りボタン23及び次
ページ捲りボタン24が設けられている。前ページ捲り
ボタン23及び次ページ捲りボタン24は、図1におけ
る操作部15あるいはその一部を構成するものである。
前ページ捲りボタン23は、1回操作するごとに1ペー
ジ前のページを表示させるためのボタンである。また、
次ページ捲りボタン24は、1回操作するごとに1ペー
ジ先のページを表示させるためのボタンである。使用者
は、前ページ捲りボタン23あるいは次ページ捲りボタ
ン24を操作することによって、表示部11に表示させ
る表示情報を変更することができる。
【0030】また表示装置21の裏面には電池ケースを
内蔵しており、電源部17を構成する電池25をここに
装着する。電池25は、電池ケースカバー26を開ける
ことで交換することができる。電池25としては、例え
ば単4電池4本を用いることができる。もちろん電池2
5の個数は4つに限定されるものではないし、形状につ
いても単4電池の形状に限られるものではない。また、
AC電源と併用するように構成することも可能である。
さらに、電池25として充電可能な2次電池を用いるこ
とも可能である。この場合、電池の充電は、表示装置2
1にAC電源を設けて表示装置21で行えるようにして
もよく、別途充電装置で行うようにしてもよい。
【0031】図3は、本発明の表示装置の第1の実施の
形態における電源部17の一例を示すブロック図であ
る。図中、31は電池、32は電圧監視部、33は回路
電圧生成部、34は表示電圧生成部である。電池31
は、図2における電池25である。電池31から得られ
た電力は、回路電圧生成部33により、各部の回路を駆
動する電圧に安定化され、各部に供給される。また表示
電圧生成部34は、表示部11の駆動を行うための電圧
を生成し、表示部11に供給する。なお、消費電力の削
減のため、表示電力の供給は、表示部11を駆動する時
のみ行うようにしてもよい。また、回路電圧と表示電圧
が同じでよい場合には、回路電圧生成部33と表示電圧
生成部34を分ける必要はない。さらに回路電圧生成部
33は、回路の正常動作可能電圧VNよりも電池の電圧
が低下する場合に、回路への電力の供給を停止するよう
に構成しておくことにより、回路の誤動作などを防止す
ることができる。また、電池31の逆挿入などによる回
路の破壊を防ぐため、図示しない保護回路を設けておく
とよい。
【0032】電圧監視部32は、電池31が消耗したこ
とを検出する。電圧監視部32は、電池25の電圧を測
定し、電圧がある一定値の電池切れ検知電圧VDAより
も低くなった場合、電圧低下信号PLOWAを“L”レ
ベルから“H”レベルにする。これによって、電池31
が消耗したことを中央演算処理部16に通知する。な
お、電池のエネルギー量の監視を、上述のような電圧で
はなく、例えば電流量など、他の方式を用いる場合に
は、電圧監視部32をその方式に応じた構成に変更すれ
ばよい。
【0033】図4は、電池切れ検知電圧と電圧低下信号
の一例の説明図である。図4おいて、正常動作可能電圧
VNは、表示装置21全体が正常動作可能な電圧レベル
である。ここにおいて、電池切れ検知電圧VDAは、正
常動作可能電圧VNよりも高い電圧値に設定する。電池
電圧は、時間とともに低下し、電池電圧が電池切れ検知
電圧VDA未満となった時に、電圧低下信号PLOWA
が“H”レベルとなる。この時点では、表示装置21を
正常動作できるだけの電圧は、電池25から表示部11
以外の各部へ供給されている。そのため、表示以外の動
作はそのまま継続して行うことができる。例えばデータ
受信部14における表示情報の受信処理などは継続して
行うことができる。なお、電池電圧が正常動作可能電圧
VNよりも低くなると、回路電圧生成部33は正常な電
圧の電力を供給できなくなるので、各部の回路は動作を
停止する。
【0034】なお、電池31の種類によっては、大電力
を消費する表示を停止することによって、電圧が回復す
ることがある。しかし、例えば電池31の電圧が電池切
れ検知電圧VDA以上に回復しても、再び表示を行えば
電池31の電圧が低下することが予測される。そのた
め、電池31の電圧が一度でも電池切れ検知電圧VDA
を下回った場合には、電池31が交換されるまで表示の
更新は行わない。このような制御のため、例えば電圧監
視部32は、電池31の電圧が電池切れ検知電圧VDA
を下回ると、それ以後は電圧低下信号PLOWAを
“H”レベルのまま保持するように構成するとよい。あ
るいは、このような制御は中央演算処理部16で行い、
電圧監視部32では電圧レベルの比較のみを行うように
構成してもよい。
【0035】図5は、本発明の表示装置の第1の実施の
形態における電池消耗及び電池交換にかかわる動作の一
例を示すフローチャートである。まずS51において、
図2(B)に示すように電池25を電池ケースにセット
する。これにより、電源部17の動作が開始され、回路
電圧生成部33により各部の回路に電力の供給を開始
し、処理はS52に進む。S52において、中央演算処
理部16は、電池25の電圧が電池切れ検知電圧VDA
以上か否かを判断する。図4に示すように、電圧低下信
号PLOWAのレベルは、電池25の電圧が電池切れ検
知電圧VDA以上の場合は“L”であり、電池切れ検知
電圧VDA未満の場合は“H”であるため、中央演算処
理部16は、電圧低下信号PLOWAのレベルを調べる
ことで、電池消耗度合いの判断を行うことができる。
【0036】電圧が電池切れ検知電圧VDA未満まで消
耗している電池をセットした場合は、電池交換指示の表
示がなされたままの状態を維持し、処理を終了する。こ
の場合には、表示以外の動作は可能であるものの、正常
な表示が行えないので、電池交換を指示したままとして
いる。なお、例えば消耗し切った電池など、電圧が正常
動作可能電圧VNよりも低い電池をセットした場合は、
表示装置21自体が動作しないため、実際には処理はS
52に進まない。また、電池の逆挿入などについても、
保護回路などによって回路が動作せず、やはり実際には
S52には進まない。
【0037】電池25の電圧が電池切れ検知電圧VDA
以上の場合は、処理はS53に移る。S53において、
電池電圧は十分であるため、表示部11に電池あり状態
の表示を行う。図6は、電池状態の表示領域の一例の説
明図、図7は、電池状態の表示例の説明図である。図
中、41は電池状態表示領域、42は情報表示領域であ
る。図6に示すように、この例では、表示画面22の上
部の一部分に電池状態表示領域41を設け、その他の部
分は情報表示領域42としている。そして、電池状態の
表示を電池状態表示領域41に行う。S53では電池あ
り状態の表示を行うので、中央演算処理部16は、表示
制御部12に対して、例えば図7(A)に示すような表
示を行うためのビットマップデータを転送する。表示制
御部12は、表示部11を駆動し、電池状態表示領域4
1の表示を更新し、電池あり状態の表示を行う。情報表
示領域42の表示の更新は行わない。これより、使用者
は、電池が装着されており電池電圧が十分であることを
知ることができる。
【0038】なお、電池あり状態の表示は、図7(A)
に示した表示形態に限らず、種々の表示形態でよい。例
えば電池あり状態は電池状態表示領域41に何も表示せ
ず、あるいは電池状態表示領域41を設けずに情報表示
領域42として用いてもよい。また、電池状態表示領域
41は、図6に示したように表示画面22の上部に限ら
ず、任意の位置でよいが、なるべく表示開始位置に近い
方が電池の消耗を少なくすることができる。また、表示
画面22の全体を用い、電池状態表示領域41の画面と
情報表示領域42の画面とを切り替える構成でもよい。
電池あり状態の場合、情報表示領域42の画面に切り替
えるとともに、初期画面を表示させたり、初期の操作方
法を表示することができる。あるいは、電池切れ表示前
の画面を表示するように構成することができる。表示画
面には電池切れ表示前の画面が残っているが、改めて表
示し直すことによって、例えば表示途中で表示できなく
なった場合や、外来ノイズなどによって表示の一部に欠
損が生じている場合でも、良好な表示画像を得ることが
できる。
【0039】S54において、表示装置21は、通常動
作状態に移行する。これより、例えばデータ受信部14
で表示情報を受信し、表示情報を表示情報記憶部13に
格納するとともに、表示部11に表示を行ったり、使用
者が操作部15で行う指示に従って表示部11の表示情
報の変更を行うことができるようになる。
【0040】S55において、電池25の電圧が電池切
れ検知電圧VDA以上か否かの判断を行う。これによ
り、電池25が消耗したことを検出する。判断方法は、
S52と同様である。電池25の電圧が電池切れ検知電
圧VDA以上であれば、通常動作状態のまま動作を続け
る。なお、S55の判断は、例えば中央演算処理部16
にタイマを設けて、一定時間が経過するたびに電池消耗
の判断を行うようにすることができる。あるいは、電圧
低下信号PLOWAが“L”から“H”となった場合
に、中央演算処理部16内のCPUに割り込みがかかる
ようにすることで実現してもよい。
【0041】電池25の電圧が電池切れ検知電圧VDA
未満の場合は、処理はS56に移る。この場合には電池
が消耗しているため、S56において、表示部11に電
池切れの表示を行う。電池切れの表示情報としては、例
えば図6における電池状態表示領域41に、例えば図7
(B)に示すような表示を行えばよい。この処理は、S
53の場合と同様の処理によって行うことができる。こ
のような表示により、使用者は、電池が消耗しており電
池を交換しなければならないことを知ることができる。
電池切れの表示は図7(B)に示すものに限らず、種々
の表示を行うことができる。また、上述のように電池状
態表示領域41は図6に示す例に限られるものではな
い。例えば、表示画面22全体を用いて、電池交換の手
順を表示してもよい。
【0042】S57において、表示装置21は、表示更
新停止状態に移行する。表示更新停止状態では、操作者
が操作部15を操作しても、表示部11は更新されな
い。また、データ受信部14が新たな表示情報を受信し
ても、表示部11は更新されない。この処理は、中央演
算処理部16が表示制御部12の制御を行わないように
制御することで実現できる。これより、使用者が表示の
更新を繰り返し、電池の消耗がさらに進んで、電力不足
により表示が乱れてしまうなどの問題を回避することが
できる。
【0043】なお、表示更新停止状態でも、データ受信
部14のデータ受信処理は行うことが望ましい。データ
受信処理を行わないようにした場合、この時に送信され
てきた表示情報は、受信されずに無視されたり、途中で
エラーとなってしまう。しかし、データ受信処理を行う
ようにした場合、新たに送信されてきた表示情報は、表
示はされないものの表示情報記憶部13に記憶しておく
ことができる。上述のように表示情報記憶部13は不揮
発性の記憶装置を用いているため、電池交換時にも記憶
した表示情報は消去されない。このため、電池を新しい
ものに交換すれば、表示更新停止状態の時に受信した表
示情報を表示することができる。
【0044】表示更新停止状態に移行した後は、電池を
交換するか、電池消耗がさらに進んで電池電圧が正常動
作可能電圧VN以下になり、表示装置21自体の動作が
停止するまで、この状態が維持される。電池を交換した
場合は、S51の処理に移り、上述した処理に従い、交
換した電池が消耗していなければ、電池あり状態が表示
される。電池交換後の処理の開始は、自動的に行うほ
か、使用者が操作部15から所定の操作を行うように構
成してもよい。電池消耗がさらに進んで表示装置21自
体の動作が停止した場合も、表示部11は記憶性がある
ため、使用者は情報表示領域42に表示されている情報
を参照することができる。そのため、例えば電池状態表
示領域41に電池の交換手順を表示しておけば、電池を
抜いても表示は維持されているので、その表示情報に従
って電池交換を行うことができる。
【0045】次に、表示部11が消費電力の異なる複数
の表示方式を有している場合に、その表示方式を切り替
える場合について説明する。図8は、本発明の表示装置
の第1の実施の形態における電源部17の別の例を示す
ブロック図である。図中、図3と同様の部分には同じ符
号を付して説明を省略する。35は第2電圧監視部であ
る。第2電圧監視部35は、電池31の電圧が、電圧監
視部32で監視している電池切れ検知電圧VDAよりも
高い、電池消耗検知電圧VL以上か否かを監視してい
る。そして、電池31の電圧が電池消耗電圧VLより低
くなったら、電圧低下信号PMIDを出力する。例えば
電池31の電圧が電池消耗検知電圧VLよりも低くなっ
た場合、電圧低下信号PMIDを“L”レベルから
“H”レベルにする。これによって、電池31が消耗ぎ
みであることを中央演算処理部16に通知する。もちろ
ん、この第2電圧監視部35においても、電池のエネル
ギー量の監視方法として、電流量の積算値を用いるな
ど、電圧以外の方式を採用してもよい。いずれにして
も、第2電圧監視部35は、電圧監視部32で監視して
いる電池のエネルギー量よりもエネルギー量が多い時点
で、電池のエネルギー量の減少を検知すればよい。
【0046】中央演算処理部16では、電源部17から
送られてくる電圧低下信号PMIDが“L”レベルから
“H”レベルになることによって、電池31の電圧が低
下してきていることを知ることができる。これによっ
て、表示部11に対して通常の表示方式により表示動作
を行わせるか、消費電力の少ない表示方式により表示動
作を行わせるかを切り替えることができる。中央演算処
理部16は、電池31の電圧が電池消耗電圧VLよりも
低くなった場合には、表示部11の動作を消費電力の少
ない表示方式に切り替え、電池31の消耗を少なくして
寿命を延ばすことができる。
【0047】図9は、電池切れ検知電圧と電圧低下信号
の別の例の説明図である。正常動作可能電圧VN及び電
池切れ検知電圧VDAは図4の場合と同様である。電池
消耗検知電圧VLは、電池切れ検知電圧VDAよりも高
い電圧値に設定する。電池電圧は、時間とともに低下
し、電池電圧が電池消耗検知電圧VL未満となった時
に、電圧低下信号PMIDが“H”レベルとなる。この
時点では、表示装置21を正常動作できるだけの電圧
は、電池25から表示部11以外の各部へ供給されてい
るが、このままの表示方式を用いると、すぐに電池31
が消耗してしまうと考えられる。そのため、表示方式を
消費電力の少ない方式に切り替えて、表示動作も含めて
動作させる。これによって、図9にも示すように、電池
31の消耗を低減し、電池31の寿命を延ばすことがで
きる。
【0048】このようにして消費電力の少ない表示方式
にしても、電池31の電圧が低下し、電池切れ検知電圧
VDAを下回る場合には、上述のように電池切れの表示
を行い、表示処理を停止すればよい。
【0049】なお、この場合も、電池31の種類によっ
ては、消費電力の大きい表示方式において一時的に電圧
が低下し、電池31の電圧が電池消耗検知電圧VLを下
回っても、表示を更新しない間に電圧が回復する場合が
ある。しかし、一旦、電池31の電圧が電池消耗検知電
圧VLを下回ると、その後電圧が回復しても、消費電力
の大きい表示方式を利用すれば再び電池消耗検知電圧V
Lを下回ることが予想される。そのため、電池31の電
圧が一度でも電池消耗検知電圧VLを下回った場合に
は、電圧が回復した場合でも消費電力の少ない表示方式
を用いて表示を行う。
【0050】例えば表示部11の表示方式として、一括
して画面を消去した後に画像を書き込む表示方式と、1
ライン毎に書き換えを行う表示方式を有している場合が
ある。一括して画面を消去した後に画像を書き込む表示
方式では、高速に表示の変更を行うことができるが、消
去時の消費電力が大きい。1ライン毎に書き換えを行う
表示方式では、一度に大きな電力を消費することはない
が、表示の変更に時間がかかる。表示部11がこのよう
な2種類の表示方式に対応している場合、例えば通常
は、高速に表示の変更を行うことができる、一括して画
面を消去した後に画像を書き込む表示方式を採用して表
示を行う。そして、一括消去時の電圧低下が電池消耗検
知電圧VLを下回るようになったら、表示速度は遅くな
るが消費電力の小さい1ライン毎に書き換えを行う表示
方式に切り替えて表示の更新を続けるように構成するこ
とができる。もちろん、この表示方式は一例であって、
例えば1画素毎に書き換えを行う表示方式など、このほ
かの表示方式を有するものであってもよい。
【0051】図10は、本発明の表示装置の第1の実施
の形態における電池消耗及び電池交換にかかわる動作の
別の例を示すフローチャートである。なお、図5と同じ
処理については同じ符号を付して説明を省略する。図1
0に示した動作例では、電池25の電圧が電池切れ検知
電圧VDA以上であり、表示動作が可能である場合の通
常動作として、表示方式の切り替えの動作が追加された
例を示している。
【0052】S53において表示部11に電池あり状態
の表示を行った後、通常動作状態に移行する。このと
き、S61において、電池25の電圧が電池消耗検知電
圧VL以上か否かを判定する。電池25の電圧が電池消
耗検知電圧VL以上であれば、S62において、通常時
の表示方式を採用し、通常動作状態における動作を行
う。S63において電池25の電圧が電池消耗検知電圧
VL以上か否かを判定する。これにより、電池25の残
量が少なくなってきたことを検出する。電池25の電圧
が電池消耗検知電圧VLを下回るまで、通常動作状態に
より動作を続けることができる。なお、S63の判断
は、例えば中央演算処理部16にタイマを設けて、一定
時間が経過するたびに電池消耗の判断を行ったり、ある
いは電圧低下信号PMIDの変化により中央演算処理部
16内のCPUに割り込みがかかるようにするなど、種
々の方法で実現することができる。
【0053】電池25の電圧が電池消耗検知電圧VLを
下回った場合には、S64において、表示部11に電池
消耗の表示を行う。図11は、電池消耗状態の表示例の
説明図である。電池消耗の表示情報としては、例えば図
6における電池状態表示領域41に、例えば図11に示
すような表示を行えばよい。この処理は、図5のS53
の場合と同様の処理によって行うことができる。このよ
うな表示により、使用者は、電池の消耗が進んできてお
り、近いうちに電池の交換を行う必要が生じることを知
ることができる。もちろん、電池消耗の表示は図11に
示すものに限らず、種々の表示を行うことができる。ま
た、電池消耗の表示を行う電池状態表示領域41は図6
に示す例に限られるものではない。
【0054】そしてS65において、表示方式として消
費電力の少ない方式を採用し、電池消耗状態の動作に移
行する。この電池消耗状態でも、例えばデータ受信部1
4で表示情報を受信し、表示情報を表示情報記憶部13
に格納するとともに、表示部11に表示を行ったり、使
用者が操作部15で行う指示に従って表示部11の表示
情報の変更を行うことができる。
【0055】この電池消耗状態において、S55におけ
る電池25の電圧が電池切れ検知電圧VDA以上か否か
の判断を行い、以下、図5で説明したような動作を行っ
てゆくことになる。このようにして、表示部11が消費
電力の異なる複数の表示方式を有している場合には、電
池25の消耗状態に応じて表示方式を切り替え、電池の
寿命を延ばすことができる。また、このような表示方式
の切り替えの際に、電池が消耗してきていることを表示
するので、使用者はそろそろ電池の交換時期が到来する
ことを知ることができる。
【0056】次に、本発明の表示装置の第2の実施の形
態について説明する。上述の第1の実施の形態では、電
池が次第に消耗し、消耗し尽くしてから電池を交換する
ことを前提としている。しかし、表示装置1が実際に使
用される場合には、電池が消耗する前に取り外された
り、電池がはずれてしまうといったことも起こり得る。
この第2の実施の形態では、このような事態にも対応
し、電池が挿入されていないことを使用者に知らせるよ
うにするものである。なお、全体のブロック図は図1と
同様であるので、ここでは図示及び説明を省略する。ま
た、表示装置の外観も図2に示すものと同様である。
【0057】図12は、本発明の表示装置の第2の実施
の形態における電源部17の一例を示すブロック図であ
る。図中、図3と同様の部分には同じ符号を付して説明
を省略する。36は第3電圧監視部、37はコンデンサ
部である。
【0058】第3電圧監視部36は、電池31の電圧を
測定し、電圧がある一定値の電池抜け検知電圧VDBよ
りも低くなった場合、電圧低下信号PLOWBを“L”
レベルから“H”レベルにする。この電圧低下信号PL
OWBによって、電池31が抜かれたか否かを判定する
ことができる。電池31が抜かれた(あるいは抜けた)
場合には、電圧は一気に0となるため、閾値とする電池
抜け検知電圧VDBは0に近い電圧でよい。もちろん、
この第3電圧監視部36においても、電圧以外の監視方
法を用いてもよい。
【0059】コンデンサ部37は、電池電圧が十分であ
る時に、電池25から充電を行っておき、電池が抜かれ
た時に、第3電圧監視部36の指示により、放電を行
う。コンデンサ部37は、電池が抜かれた時に、表示部
11の一部もしくは全部を更新するのに必要な時間だけ
電力供給が可能なだけの容量を少なくとも有しているも
のとする。
【0060】なお、コンデンサ部37の放電電流が良好
に表示部11を含む回路で使用されるように、コンデン
サ部37の放電時には電池31に電流が回り込まないよ
うにしておくとよい。図12ではダイオードの記号によ
ってそのような機能を示している。しかし使用する回路
素子はダイオードに限られるものではない。
【0061】図13は、本発明の表示装置の第2の実施
の形態における各検知電圧と各電圧低下信号の一例の説
明図である。なお、正常動作可能電圧VN、電池切れ検
知電圧VDA、及び、電圧低下信号PLOWAは図4と
同様である。電池抜け検知電圧VDBは、正常動作可能
電圧VNよりも低い電圧値に設定する。これより、電池
31が抜かれた時に、電圧低下信号PLOWBが“L”
レベルから“H”レベルとなる。また、電池が消耗して
も抜かれずに長時間たった場合は、電圧が正常動作可能
電圧VNに以下になると表示装置21自体が動作しなく
なるため、電池の消耗はほとんどなくなる。このため、
電池が消耗しても抜かれずに長時間たった場合に、電池
が抜かれたことを示す電圧低下信号PLOWBが“H”
レベルとなることはない。
【0062】図14は、本発明の表示装置の第2の実施
の形態における電池消耗、電池交換にかかわる動作の一
例を示すフローチャートである。まずS71において、
図2(B)に示すように、電池25を電池ケースにセッ
トする。これにより、電源部17の動作が開始され、回
路電圧生成部33により、各部の回路に電力の供給を開
始し、処理はS72に進む。S72において、電池25
の電圧が電池切れ検知電圧VDA以上か否かを判断す
る。図13に示すように、電圧低下信号PLOWAのレ
ベルは、電池25の電圧が電池切れ検知電圧VDA以上
の場合は“L”であり、検知電圧VDA未満の場合は
“H”であるため、中央演算処理部16は、電圧低下信
号PLOWAのレベルを調べることで、電池消耗度合い
の判断を行うことができる。
【0063】電池25の電圧が電池切れ検知電圧VDA
未満の場合には、さらにS82において電池25の電圧
が正常動作可能電圧VN以上か否かを判定する。電圧が
正常動作可能電圧VNより低い電池を挿入した場合に
は、そのまま処理を終了する。実際には、電圧が正常動
作可能電圧VNよりも低い電池をセットした場合は、表
示装置21自体が動作しないため、処理はS72に進ま
ない。また、電池の逆挿入などについても、保護回路な
どによって回路が動作せず、やはり実際にはS72には
進まない。これらの場合には、電池25を挿入する時点
と表示は変わらない。
【0064】正常動作は可能だが、電圧が電池切れ検知
電圧VDA未満まで消耗している電池がセットされた場
合は、処理はS77に移り、後述するように電池切れの
表示を行う。
【0065】電池電圧が電池切れ検知電圧VDA以上の
場合は、処理はS73に移る。S73において、電池電
圧は十分であるため、表示部11に電池あり状態の表示
を行う。例えば上述の図6に示すように、表示部11の
一部に電池状態表示領域41を設け、その電池状態表示
領域41に電池あり状態の表示を行えばよい。図15
は、本発明の表示装置の第2の実施の形態における電池
状態の表示の一例の説明図である。S73では電池あり
状態の表示を行うので、中央演算処理部16は、表示制
御部12に対して、例えば図15(A)のような表示を
行うためのビットマップデータを転送する。表示制御部
12は、表示部11を駆動し、電池状態表示領域41の
表示を更新し、電池あり状態の表示を行う。このとき、
情報表示領域42の表示の更新は行わない。これより、
使用者は、電池が装着されており電池電圧が十分あるこ
とを知ることができる。
【0066】なお、図15(A)に示す電池あり状態の
表示は、図7(A)と同じものであるが、このような表
示形態に限らず、種々の表示形態でよい。例えば電池あ
り状態は電池状態表示領域41に何も表示せず、あるい
は電池状態表示領域41を設けずに情報表示領域42と
して用いてもよい。また、この第2の実施の形態におい
ても、電池状態表示領域41は図6に示したように表示
画面22の上部に限らず、任意の位置でもよい。また、
表示画面22の全体を用い、電池状態表示領域41の画
面と情報表示領域42の画面とを切り替える構成でもよ
い。電池あり状態の場合、情報表示領域42の画面に切
り替えるとともに、初期画面を表示させたり、初期の操
作方法を表示することができる。あるいは、電池切れ表
示あるいは電池なし表示前の画面を表示するように構成
してもよい。表示画面には電池切れ表示あるいは電池な
し表示前の画面が残っているが、改めて表示し直すこと
によって、例えば表示途中で表示できなくなった場合
や、外来ノイズなどによって表示の一部に欠損が生じて
いる場合でも、良好な表示画像を表示させることができ
る。
【0067】S74において、表示装置21は、通常動
作状態に移行する。これより、例えばデータ受信部14
で表示情報を受信し、表示情報を表示情報記憶部13に
格納するとともに、表示部11に表示を行うことや、使
用者が操作部15で行う指示に従って表示部11の表示
情報の変更を行うことなどができるようになる。
【0068】S75において、電池25の電圧が電池抜
け検知電圧VDB以上か否かを判断する。これより、電
池25が抜かれたことを検出することができる。この判
断は、例えば中央演算処理部16おいて、タイマにより
一定時間が経過するたびに電池25が抜かれたかの判断
を行うことができる。しかし、電池25が抜かれてしま
うと、数秒以下の時間でコンデンサ部37の放電が終わ
ってしまうため、電圧低下信号PLOWBが“L”から
“H”となった場合に、中央演算処理部16内のCPU
に割り込みが掛かるようにすることで実現した方がよ
い。電池25の電圧が電池抜け検知電圧VDB未満の場
合は、処理はS80に移る。
【0069】S75で、電池25の電圧が電池抜け検知
電圧VDB以上であると判断された場合には、さらにS
76において、電池25の電圧が電池切れ検知電圧VD
A以上か否かを判断する。これより、電池25が消耗し
たことを検出することができる。判断方法は、S72と
同様である。電池25の電圧が電池切れ検知電圧VDA
以上の場合は、通常動作状態のまま動作を続ける。この
場合、S75に戻り、通常動作状態において、S75に
おける電池25が抜かれたか否かの判断と、S76にお
ける電池が消耗したか否かの判断を繰り返すことにな
る。このS76の判断は、例えば中央演算処理部16に
タイマを設けて、一定時間が経過するたびに電池消耗の
判断を行うことができる。もしくは、電圧低下信号PL
OWAが“L”から“H”となった場合に、中央演算処
理部16内のCPUに割り込みがかかるようにすること
で実現してもよい。
【0070】S76において電池25の電圧が電池切れ
検知電圧VDA未満であることを検出した場合、及び、
S82において電池25の電圧が、正常動作は可能だが
電池切れ検知電圧VDA未満まで消耗していると判断し
た場合には、処理はS77に移る。この場合、電池25
が消耗しているため、S77において、表示部11に電
池切れの表示を行う。電池切れの表示情報としては、例
えば図15(B)に示すような表示を行えばよい。この
表示処理は、S73の場合と同様の表示処理を行えばよ
い。このような表示により、使用者は、電池が消耗して
おり電池を交換しなければならないことを知ることがで
きる。なお、図15(B)に示した表示例は図7(B)
に示したものと同じであるが、これに限らず、種々の表
示を行うことができる。また、上述のように電池状態表
示領域41は図6に示す例に限られるものではない。例
えば、表示画面22全体を用いて、電池交換の手順を表
示してもよい。
【0071】S78において、表示装置21は、表示更
新停止状態に移行する。表示更新停止状態では、操作者
が操作部15を操作しても、表示部11は更新されな
い。また、データ受信部14が新たな表示情報を受信し
ても、表示部11は更新されない。この処理は、中央演
算処理部16が表示制御部12の制御を行わないように
制御することで実現できる。これより、使用者が表示の
更新を繰り返し、電池の消耗がさらに進んで、電力不足
により表示が乱れてしまうなどの問題を回避することが
できる。
【0072】なお、表示更新停止状態でも、データ受信
部14のデータ受信処理は行うことが望ましい。データ
受信処理を行わないようにした場合、この時に送信され
てきた表示情報は、受信されずに無視されたり、途中で
エラーとなってしまう。しかし、データ受信処理を行う
ようにした場合、新たに送信されてきた表示情報は、表
示はされないものの表示情報記憶部13に記憶しておく
ことができる。上述のように表示情報記憶部13は不揮
発性の記憶装置を用いているため、電池交換時にも記憶
した表示情報は消去されない。このため、電池を新しい
ものに交換すれば、表示更新停止状態の時に受信した表
示情報を表示することができる。
【0073】S79において、電池25の電圧が電池抜
け検知電圧VDB以上か否かを判断する。これより、電
池25が抜かれたことを検出することができる。電池2
5の電圧が電池抜け検知電圧VDB以上の場合は、再度
判断を行う。この処理は、S75と同様の方法により実
現できる。表示更新停止状態に移行した後は、電池が取
り出されて電圧が電池抜け検知電圧VDB未満となる
か、電池消耗がさらに進んで電池電圧が正常動作可能電
圧VN以下になり、表示装置21自体の動作が停止する
まで、この状態が維持される。
【0074】電池25の電圧が電池抜け検知電圧VDB
未満の場合は、処理はS80に移る。S80において、
電池25は抜かれた状態にある。第3電圧監視部36
は、電池25の電圧が電池抜け検知電圧VDB未満とな
った時点でコンデンサ部37に対して放電を開始させ
る。電池が抜かれた場合の電圧の降下は急激であるの
で、なるべく早期にコンデンサ部37の放電を開始させ
るとよい。コンデンサ部37の放電によって、回路電圧
生成部33と表示電圧生成部34の電圧を、短時間なが
ら正常値に保つ。
【0075】コンデンサ部37の放電によって正常電圧
を保っている間に、S81において、表示部11に電池
なし状態の表示を行う。電池なし状態の表示情報として
は、例えば図15(C)に示すような表示を行えばよ
い。もちろん、表示形態は任意であり、例えば電池25
の挿入方法を表示させることも可能である。この表示処
理は、S73の場合と同様の表示処理を行えばよい。こ
のような電池なしの表示により、使用者は、電池25が
抜けており、電池25を入れなければならないことを知
ることができる。
【0076】その後、コンデンサ部37の放電が終了
し、表示装置21は動作停止状態となる。表示部11は
記憶性があるため、使用者は情報表示領域42に表示さ
れている情報を見たり、電池状態表示領域41の情報に
従って電池のセットを行うことができる。
【0077】上述のような処理により、使用者が電池を
交換する場合、挿入されている電池25の電圧が正常動
作可能電圧VN以上であれば、電池25を取り出した時
点で電池なし状態となって、表示部11の電池状態表示
領域41に電池なしの表示が行われる。その後、電池を
挿入することによって、S71からの処理が開始され
る。
【0078】また、挿入されている電池25が消耗し尽
くし、電圧が正常動作可能電圧VN未満であると、表示
部11の電池状態表示領域41に電池切れの表示が行わ
れている。電池25を取り出しても、表示はそのままで
ある。あるいは、電池25の電圧が正常動作可能電圧V
N未満であっても第3電圧監視部36は動作し、電池抜
け監視電圧VDB未満となったときにコンデンサ部37
に放電させ、表示を変更する時だけ回路を動作させて電
池なしの表示に書き換えるように構成してもよい。さら
には、電池25の電圧が正常動作可能電圧VN未満とな
ったときにコンデンサ部37に放電させ、電池なしの表
示に書き換えるように構成してもよい。
【0079】そして電池を挿入することによって、S7
1からの処理が開始され、例えば交換した電池が消耗し
ていなければ、電池あり状態が表示されることになる。
なお、電池25が挿入された直後は、コンデンサ部37
の充電が開始されるため、電圧が安定しないことも考え
られる。そのため、電池25が挿入された場合には、例
えば所定時間経過後や、電圧が安定してから、図14の
S72以降の動作を開始するとよい。あるいは、使用者
が電池25の挿入後、操作部15から所定の操作を行う
ことによって動作を開始するように構成してもよい。
【0080】なお、この第2の実施の形態においても、
上述の第1の実施の形態と同様に、表示部11が消費電
力の異なる複数の表示方式を有している場合に対応させ
ることができる。
【0081】また、上述の例では、電源部17に乾電池
などの1次電池を使用する例を示した。しかし、上述の
ように電源部17として充電可能な2次電池を用いるこ
とも可能である。この場合には、充電により電圧が回復
するので、充電を電池交換と同様に扱い、上述のように
して処理を行うことができる。また、ACアダプタなど
を用いて外部より電力を供給する場合にも、外部より電
力の供給が開始された時点で電池が交換されたものとし
て、上述の処理を行うことができる。
【0082】さらに、電池あり、電池消耗、電池切れ、
電池なしの各表示としては、上述のように任意の表示を
行わせることができるが、例えば使用者が予めどのよう
な表示を行うかを設定しておき、設定に従って表示を行
うように構成してもよい。例えば電池切れの時、通常は
電池の交換方法を表示しているが、電池の交換方法を熟
知した使用者の場合には、設定により、例えば単に電池
切れである旨のメッセージの表示のみにする等といった
利用方法が可能になる。
【0083】もちろん、上述の例では電池あり、電池消
耗、電池切れ、電池なしの段階に分けて表示を行ってい
るが、もっと多段階に表示を変化させるなど、表示方法
は任意である。
【0084】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、記憶性がある表示手段を用いた表示装置にお
いて、電池消耗時に電池切れを表示手段に表示させる。
そのため、表示が消えないことによって使用者が電池切
れに気付かないという問題を解決することができる。ま
た同様に、電池が抜かれたことや電池を入れて正常に戻
ったことなどを表示手段の表示を変更して使用者に知ら
せるので、表示が消えないことによって使用者が電池が
抜けていたり、電池を入れても表示が変化せずに故障と
勘違いするといった問題を解決することができる。この
ように、表示手段が記憶性をもち、電源がなくても表示
を維持できるという長所を有するがゆえの、電源に関す
る問題を解決することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の表示装置における第1の実施の形態
を示すブロック図である。
【図2】 本発明の表示装置の一例を示す外観図であ
る。
【図3】 本発明の表示装置の第1の実施の形態におけ
る電源部17の一例を示すブロック図である。
【図4】 電池切れ検知電圧と電圧低下信号の一例の説
明図である。
【図5】 本発明の表示装置の第1の実施の形態におけ
る電池消耗及び電池交換にかかわる動作の一例を示すフ
ローチャートである。
【図6】 電池状態の表示領域の一例の説明図である。
【図7】 電池状態の表示例の説明図である。
【図8】 本発明の表示装置の第1の実施の形態におけ
る電源部17の別の例を示すブロック図である。
【図9】 電池切れ検知電圧と電圧低下信号の別の例の
説明図である。
【図10】 本発明の表示装置の第1の実施の形態にお
ける電池消耗及び電池交換にかかわる動作の別の例を示
すフローチャートである。
【図11】 電池消耗状態の表示例の説明図である。
【図12】 本発明の表示装置の第2の実施の形態にお
ける電源部17の一例を示すブロック図である。
【図13】 本発明の表示装置の第2の実施の形態にお
ける各検知電圧と各電圧低下信号の一例の説明図であ
る。
【図14】 本発明の表示装置の第2の実施の形態にお
ける電池消耗、電池交換にかかわる動作の一例を示すフ
ローチャートである。
【図15】 本発明の表示装置の第2の実施の形態にお
ける電池状態の表示の一例の説明図である。
【符号の説明】
11…表示部、12…表示制御部、13…表示情報記憶
部、14…データ受信部、15…操作部、16…中央処
理演算部、17…電源部、21…表示装置、22…表示
画面、23…前ページ捲りボタン、24…次ページ捲り
ボタン、25…電池、26…電池ケースカバー、31…
電池、32…電圧監視部、33…回路電圧生成部、34
…表示電圧生成部、35…第2電圧監視部、36…第3
電圧監視部、37…コンデンサ部、41…電池状態表示
領域、42…情報表示領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H093 NC21 NC49 NC58 ND60 NF17 5C006 AF64 AF65 AF68 BA11 BA12 BF45 5C080 AA10 AA13 DD13 DD16 JJ01 JJ02 JJ04 JJ05 JJ06 JJ07 5C094 AA54 AA56 BA09 BA49 CA02 GA10 HA10

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶性のある表示手段と、該表示手段に
    情報を表示させる制御手段と、各部に電力を供給する電
    池を有し、前記制御手段は、前記電池のエネルギー量が
    減少したとき前記表示手段に電池切れである旨を表示さ
    せ、前記表示手段の記憶性によって該表示を維持させる
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記電池のエネルギー
    量の減少を、電圧が所定の電圧より低下したことにより
    検知することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記電池切れである旨
    の表示を前記表示手段の表示画面の一部に行わせること
    を特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記電池切れである旨
    の表示を前記表示手段の表示画面全体に行わせることを
    特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記電池切れである旨
    の表示として、電池交換方法を前記表示手段に表示させ
    ることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記電池切れである旨
    の表示を行わせた後、電池が交換されるまで、前記表示
    手段の表示を更新しないように制御することを特徴とす
    る請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の表示
    装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、使用者からの表示更新
    の指示を受け付けないように制御し、前記表示手段の表
    示を更新しないことを特徴とする請求項6に記載の表示
    装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、表示以外の動作につい
    ては続けることを特徴とする請求項6または請求項7に
    記載の表示装置。
  9. 【請求項9】 さらに、前記電池が抜かれた際に前記表
    示手段の少なくとも一部を書き換え可能な電力を貯えて
    いる蓄電手段を有しており、前記制御手段は、前記電池
    が抜かれた場合に前記蓄電手段から電力が供給されてい
    る間に電池が抜かれた旨を示す表示を前記表示手段に行
    わせ、該電池が抜かれた旨の表示は、前記電池切れであ
    る旨の表示とは異なることを特徴とする請求項1ないし
    請求項8のいずれか1項に記載の表示装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、前記電池が抜かれた
    旨の表示を前記表示手段の表示画面の一部または全部に
    行わせることを特徴とする請求項9に記載の表示装置。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、前記電池が交換され
    て所定以上のエネルギー量が検知されたときには前記表
    示手段の表示を更新させることを特徴とする請求項1な
    いし請求項10のいずれか1項に記載の表示装置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、前記電池が十分であ
    る旨の表示により前記表示手段の表示を更新させること
    を特徴とする請求項11に記載の表示装置。
  13. 【請求項13】 前記制御手段は、起動時の初期画面に
    より前記表示手段の表示を更新させることを特徴とする
    請求項11に記載の表示装置。
  14. 【請求項14】 前記制御手段は、前記電池を交換する
    前の画面により前記表示手段の表示を更新させることを
    特徴とする請求項11に記載の表示装置。
  15. 【請求項15】 前記表示手段は、消費電力の異なる複
    数の表示方式を有しており、前記制御手段は、前記電池
    のエネルギー量の減少を、電池切れを検出するよりもエ
    ネルギー量が多い時点で検知し、前記表示手段における
    表示方式を消費電力の少ない方式に切り替えることを特
    徴とする請求項1ないし請求項14のいずれか1項に記
    載の表示装置。
  16. 【請求項16】 前記制御手段は、前記エネルギー量の
    減少を前記電池の電圧により検知するものであり、電池
    切れを検出する第1の電圧及び該第1の電圧よりも高い
    第2の電圧と前記電池の電圧を比較し、前記電池の電圧
    が前記第2の電圧より低下したとき、前記表示手段にお
    ける表示方式を消費電力の少ない方式に切り替えること
    を特徴とする請求項15に記載の表示装置。
  17. 【請求項17】 前記制御手段は、前記表示手段におけ
    る表示方式を切り替えたとき、前記表示手段に前記電池
    の残量が少なくなってきた旨の表示を行わせることを特
    徴とする請求項15または請求項16に記載の表示装
    置。
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