JP2728680B2 - 記録制御装置 - Google Patents

記録制御装置

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JP2728680B2
JP2728680B2 JP63160828A JP16082888A JP2728680B2 JP 2728680 B2 JP2728680 B2 JP 2728680B2 JP 63160828 A JP63160828 A JP 63160828A JP 16082888 A JP16082888 A JP 16082888A JP 2728680 B2 JP2728680 B2 JP 2728680B2
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、音響信号や画像信号等の情報信号を入力
して所定の記録媒体に記録する機能を備えた、例えばデ
ジタルオーディオテープレコーダ等の記録再生システム
に係り、特に入力情報信号に付与されたコピー禁止等の
記録制限を、一定の条件の下で解除し得るようにした記
録制御装置の改良に関する。
(従来の技術) 周知のように、音響機器の分野では、音響信号等の情
報信号をデジタル化データに変換して、ディスクやテー
プ等の記録媒体に記録し、これを再生するようにしたデ
ジタル記録再生システムが普及しており、現在ではコン
パクトディスクプレーヤやデジタルオーディオテープレ
コーダ等が主流となっている。
ところで、予め音楽情報等を記録して市販されている
コンパクトディスクには、不正なコピーを防止し著作権
を保護するために、音楽情報とともにコピー禁止データ
が記録されている。このため、例えばコンパクトディス
クのデジタル再生データを、デジタルオーディオテープ
レコーダでデジタル記録しようとしても、デジタルオー
ディオテープレコーダ内のマイクロコンピュータがコピ
ー禁止データを検出して、自動的に記録不能となるもの
である。
また、コンパクトディスクだけでなく、デジタルオー
ディオテープにも、コピー禁止データが記録できるよう
になされており、デジタルオーディオテープのデジタル
再生データを、デジタルオーディオテープレコーダでデ
ジタル記録できないようにすることも考えられている。
しかしながら、コンパクトディスクやデジタルオーデ
ィオテープからのデジタル再生データを、デジタルオー
ディオテープレコーダでデジタル記録することは、音質
劣化の生じない良好なコピーを行なえることになるの
で、私的使用の範囲内においてコピーができるようにな
ることを希望する使用者は多く、上述したようにコピー
禁止データによって無制限にコピー禁止を行なう手段
は、見直される必要のあることとなってきている。
(発明が解決しようとする課題) 以上のように、従来のデジタル記録再生システムで
は、コピーすることが完全に禁止されていて、多くの使
用者の要望が全くかなえられない状態となっている。
そこで、この発明は上記事情を考慮してなされたもの
で、例えば使用者がしかるべき代価を支払うことによ
り、コピーに関しての制限を解除し使用者が容易にコピ
ーを行なうことを可能とした良好な記録制御装置を提供
することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) すなわち、この発明に係る記録制御装置は、情報信号
の記録媒体への記録が制限されているシステムにおい
て、記録制限を解除するための解除信号を有する解除信
号保持媒体を使用して、記録制限を解除するように構成
したものである。そして、この解除信号保持媒体は、使
用者が例えば所定の代価を支払うことによって購入でき
るものとしている。
(作用) 上記のような構成によれば、使用者が解除信号保持媒
体を購入することにより、記録制限を解除して情報信号
を記録媒体に容易に記録することができるとともに、直
接的または間接的に著作権料を支払うことになるので、
著作権者を保護することができる。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して詳
細に説明する。第1図において、符号11はデジタルオー
ディオテープレコーダで、記録再生部12,信号処理部13
及び禁止解除部14を内蔵するマイクロコンピュータ15よ
り構成されている。また、図中16は入力端子で、図示し
ないコンパクトディスクプレーヤ,他のデジタルオーデ
ィオテープレコーダ及び衛星放送受信機等から得られる
デジタル再生データが供給されている。さらに、図中17
は記録用スイッチである。
ここで、上記記録再生部12には、情報信号の記録され
ていないブランクテープ18と、詳細は後述するがコピー
制限解除データ及び特定データの記録されたポイントテ
ープ19とが、選択的に装着されるようになされている。
つまり、記録再生部12は、もともと1つのテープを装着
して記録再生を行なう機能を有しているので、コピー制
限解除データ及び特定データの記録された記録媒体とし
てもテープを使用し、記録再生部12を利用して記録再生
を行なうようにし構成の簡易化を図っている。
今、入力端子16にコピー禁止データを伴わないデジタ
ル再生データが供給されたとする。すると、このデジタ
ル再生データは、信号処理部13を介して、記録再生部12
とマイクロコンピュータ15とにそれぞれ供給される。こ
の場合、マイクロコンピュータ15は、コピー禁止データ
が検出されないので、禁止解除部14を介して記録再生部
12に解除信号を発生する。このため、記録再生部12にブ
ランクテープ18を装着し記録用スイッチ17を操作すれ
ば、上記デジタル再生データがブランクテープ18に記録
されるようになり、ここにコピーが行なわれる。
また、入力端子16にコピー禁止データを伴ったデジタ
ル再生データが供給されたとする。すると、マイクロコ
ンピュータ15は、コピー禁止データを検出して、禁止解
除部14を介して禁止信号を記録再生部12に発生する。こ
のため、記録用スイッチ17を操作しても記録再生部12は
動作せず、記録不能となるものである。
次に、上記ポイントテープ19を用いてコピー禁止を解
除する動作について説明する。まず、上記ポイントテー
プ19には、第2図に示すように、エリア始端部A,バッフ
ァエリアB,ポイントエリアC,バッファエリアD及びエリ
ア終端部Eがそれぞれ設けられている。このうち、エリ
ア始端部AにはポイントエリアCが開始されることを示
すデータが記録され、エリア終端部Eにはポイントエリ
アCが終了されたことを示すデータが記録されている。
バッファエリアB,Dは、それぞれエリア始端部Aとポイ
ントエリアCとの間、及びポイントエリアCとエリア終
端部Eとの間に余裕をもたせるために設けられているも
のである。
上記ポイントエリアCには、ポイントデータが記録さ
れている。このポイントデータは、コピー禁止を解除す
る作用と、コピー禁止解除状態でコピーを行なえる時間
を規制する作用とを合わせもっている。この場合、ポイ
ントデータは、1ポイント1分として60ポイントつまり
60分のコピーを行なえるものが記録されているとして説
明する。
すなわち、上記入力端子16にコピー禁止データを伴っ
たデジタル再生データが供給され、マイクロコンピュー
タ15がコピー禁止データを検出して、禁止解除部14から
記録再生部12に禁止信号が発生されているとする。この
状態で、第3図のステップS1に示すように開始される
と、ステップS2で、使用者はポイントテープ19を記録再
生部12に装着し、ステップS3で、図示しない再生用スイ
ッチを操作して再生状態とする。
すると、記録再生部12でポイントテープ19が再生さ
れ、その内容が、信号処理部13を介してマイクロコンピ
ュータ15に供給される。このマイクロコンピュータ15
は、ポイントテープ19をエリア始端部Aからエリア終端
部Eに至るまで再生するように記録再生部12を制御し、
ステップS4に示すように、そのポイントエリアCに記録
されたポイント数をマイクロコンピュータ15内のメモリ
(図示せず)に記憶する。
その後、マイクロコンピュータ15は、ステップS5で、
ポイントテープ19をエリア始端部Aまで巻戻すように記
録再生部12を制御し、ステップS6で、ポイントエリアC
に例えば全て「0」を書き込むように記録再生部12を制
御して、ポイントエリアCの内容を無効状態とする。そ
して、マイクロコンピュータ15は、ポイントテープ19を
再びエリア始端部Aまで巻戻して再生させ、ポイントエ
リアCの内容が無効になったことを確認してから、禁止
解除部14に対して解除信号を発生させるように制御し、
コピー禁止を解除する。
次に、使用者は、ステップS7に示すように、記録再生
部12に対してポイントテープ19を取り出してブランクテ
ープ18を装着するテープ入れ換えを行なった後、ステッ
プS8に示すように、記録用スイッチ17を操作する。この
ため、入力端子16に供給されたデジタル再生データが、
ブランクテープ18にコピーされるようになる。
その後、マイクロコンピュータ15は、ステップS9で、
コピーが行なわれている時間、つまり記録用スイッチ17
が操作状態にある時間を計測し、1分経過する毎にステ
ップS4でメモリに記憶したポイント数から1ポイントづ
つ減算する。このとき、ポイント数が「0」になると、
マイクロコンピュータ15は、ただちに禁止解除部14から
禁止信号を記録再生部12に発生させ、コピーを禁止させ
るようにする。
また、ポイント数が「0」になる前にコピーが終了す
ると、使用者は、ステップS10に示すように、図示しな
い停止用スイッチを操作して記録状態を停止つまりコピ
ーを停止させた後、ステップS11に示すように、記録再
生部12に対してブランクテープ18を取り出しポイントテ
ープ19を装着するようにテープの入れ換えを行なう。
すると、コンピュータ15は、ステップS12で、記録再
生部12を記録状態に制御し、先にステップS9で減算され
た残りのポイント数を有するポイントデータを、ポイン
トテープ19のポイントエリアCに記録する。例えば20分
間コピーを行なったとすると、ポイント数40がポイント
テープ19に書き込まれるようになる。
その後、マイクロコンピュータ15は、ステップS13
で、ポイントテープ19をそのエリア始端部Aまで巻戻す
ように記録再生部12を制御し、ここにポイントテープ19
を用いてコピー禁止を解除し、入力端子16に供給された
デジタル再生データをブランクテープ18にコピーする一
連の動作が終了(ステップS14)されるものである。
ここで、第4図は、上記ステップS2〜S6とステップS1
2とにおける、ポイントテープ19に対する記録再生動作
の詳細を示すものである。すなわち、ステップS2でポイ
ントテープ19が記録再生部12に装着されると、第4図
(1)に示すように、ポイントテープ19がそのエリア始
端部Aからエリア終端部Eまで再生され、ポイントエリ
アCに記録されたポイントデータがマイクロコンピュー
タ15に記憶される。
その後、ポイントテープ19はエリア始端部Aまで巻戻
され、第4図(2)に示すように、そのポイントエリア
Cが完全に含まれるようにバッファエリアB,Dを若干含
んで全て「0」が記録され、ポイントエリアCが無効化
される。すると、ポイントテープ19は再びエリア始端部
Aまで巻戻されて再生され、第4図(3)に示すよう
に、ポイントエリアCが完全に無効状態になったことを
確認される。その後、マイクロコンピュータ15によって
コピー禁止が解除され、コピーが行なわれる。
そして、ステップS11で再びポイントテープ19が装着
されると、第4図(4)に示すように、ポイントテープ
19のポイントエリアCにポイント数の減算された、つま
り内容の更新されたポイントデータが書き込まれるもの
である。
上記のような構成によれば、まず、使用者がポイント
テープ19を購入することにより、容易に所定の時間だけ
デジタル再生データをコピーすることができ、また、著
作権者には、直接的または間接的に著作権料を支払うこ
とになるので、著作権を保護することができる。
また、ポイントテープ19からポイントデータを読み取
った後、ポイントテープ19のポイントエリアCを無効に
してから、コピー禁止を解除するようにしたので、コピ
ーの終了後にポイント数の更新されたポイントデータが
記録されない限り、そのポイントテープ19は無効となっ
てしまうので、不正使用を防止することができる。
つまり、ポイントテープ19のポイントデータを無効に
しない場合、ポイントデータが読み取られた状態でポイ
ントテープ19が記録再生部12から取り出されてしまう
と、ポイントデータが更新されないため、同一のポイン
トテープ19を繰り返し使用して制限なくコピーが行なえ
るという不正使用ができるようになる。
この場合、ポイントデータが読み取られた状態で、ポ
イントテープ19が取り出されないように保護対策を講じ
ることはできるが、それはあくまでもデジタルオーディ
オテープレコーダ11をキャビネットの外から操作すると
いう範囲に限ったことであって、使用者によって分解さ
れてしまうと上述した不正使用が容易に行なわれてしま
うものである。
次に、前述した特定データについて説明する。すなわ
ち、例えば音楽等の記録されているデジタルオーディオ
テープレコーダ用の市販のソーステープには、そのソー
ステープに記録されている情報信号に関係する各種事項
を特定する特定データが、サブコード中に記録されてい
る。第5図は、ISRC(International Standard Recordi
ng Code)による取り決めに基づく、上記特定データに
関するサブコードのフォーマットを示している。
情報信号に関係して特定される各種事項としては、PC
2及びPC3よりなる2桁の英数字で例えば音楽等の製作さ
れた国を表わすカントリーコードI1,I2と、PC4〜PC6よ
りなる3桁の英数字で著作権者を表わす著作権者コード
I3〜I5と、PC2よりなる2桁のBCDコードで表わされる録
音年I6,I7と、PC3〜PC5よりなる5桁のBCDコードで表わ
される録音番号I8〜I12との、4種類がある。
そして、デジタルオーディオテープレコーダのフォー
マットとしては、PC1の上位6ビットが、“011100"のと
きカントリーコードI1,I2と著作権者コードI3〜I5とを
記述し、PC1の上位6ビットが、“011101"のとき録音年
I6,I7と録音番号I8〜I12とを記述するようにしている。
ここで、この実施例では、ポイントテープ19用とし
て、第5図に示すフォーマットを第6図に示すように変
更している。すなわち、PC1の上位6ビットが“011110"
のときカントリーコードI1,I2と著作権者コードI3〜I5
とを記述するとともに、PC2,PC4の上位2ビットVC,VOに
よって、第7図に示すように、録音年I6,I7と録音番号I
8〜I12の有効性を表わすようにしている。また、PC7に
ポイント数CP1,CP2がそれぞれ記録されている。そし
て、ポイント数CP1,CP2は、CP2が優先されるものとす
る。
第8図は、デジタルオーディオテープレコーダにおけ
るサブコードフォーマットの一部で、プログラムタイム
モードを示している。このなかで、PNO-1,PNO-2,PNO-3
は、001〜799のプログラムナンバーを示しているが、特
にOAA,OBB,OEEを別に定めている。
この実施例では、さらに、OCC,ODDを設定し、OCCを前
記エリア始端部Aの開始端に対応させ、ODDを前記エリ
ア終端部Eの終了端に対応させるようにしている。ま
た、PC1の上位4ビット(アイテム)が“0000"のとき
を、サブコード無しのモードとし、全て“0"を書き込む
ことが決められている。そして、上記のようにソーステ
ープのサブコードに記録される4種類の事項を表わす特
定データに対応させて、ポイントテープ19のポイントエ
リアCにも4種類の特定データが記録されており、実際
上ポイントテープ19のフォーマットは、第9図に示すよ
うになっている。
各エリアの大きさの例を4フレーム(1フレームは30
msec)とし、1フレーム中にPC1〜PC8よりなる1つのパ
ックが448個記録できるものとする。これは、冗長度は
大きくなるが、メカニカルな安定時間も含めて十分な信
頼性を得るために配慮したものである。
次に、上記特定データを考慮した動作について説明す
る。まず、第10図〜第12図は、先に述べた第3図のステ
ップS2〜S6対応する部分の動作を示している。すなわ
ち、ポイントテープ19の再生が開始(ステップS15)さ
れ、ステップS16で、PNOがOCCになったことが検出され
る。その後、ステップS17でアイテムが“0111-10"にな
ったことが検出されると、ステップS18でPC2の上位2ビ
ットVCが“11"か“00"かが判別される。
VCが“11"であれば、第7図からわかるようにカント
リーコードが無効であるので、ステップS19でVCフリー
とする。また、VCが“00"であればカントリーコードが
有効であるため、ステップS20でI1,I2が記憶される。
次に、ステップS21でPC4の上位2ビットVOが“11"か
“00"かが判別され、VOが“11"であれば、著作権者コー
ドが無効であるので、ステップS22でVOフリーとされ、V
Oが“00"であれば著作権者コードが有効であるため、ス
テップS23でI3〜I5が記憶される。
その後、ステップS24でアイテムが“0111-11"になっ
たことが検出されると、ステップS25でPC1の下位2ビッ
トVPが“11"か“00"かが判別される。この場合、VPが
“11"であれば、録音年及び録音番号が共に無効である
ので、ステップS26でVPフリーとする。また、VPが“00"
であれば、録音年及び録音番号が共に有効であるため、
ステップS27でI6〜I12が記憶される。
そして、ステップS28でポイント数CP2を記憶して、こ
こに有効状態となっている特定データとポイント数と
が、マイクロコンピュータ15に記憶される。
その後、ステップS29でポイントテープ19が巻戻さ
れ、ステップS30でPNOがOCCになったことが検出された
状態で、ステップS31で再び再生状態となされる。そし
て、ステップS32でPNOがOCCの終端となったことが検出
された状態で、ステップS33でアイテムに“0000"が記憶
され、ポイントテープ19に記録されている特定データと
ポイントデータとが無効化される。
このような状態で、ステップS34に示すように、アイ
テムが“0111-11"の終端になったと推定されると、ステ
ップS35でポイントテープ19は再び巻戻される。そし
て、ステップS36でPNOがOCCになったことが検出される
と、ステップS37で再生状態となされ、ステップS38でア
イテムが“0111"となっている部分があるか否かが判別
される。
ここで、アイテムが“0111"となっている部分が検出
されると(YES)、ステップS29に戻され、再び記録内容
の無効化が行なわれる。また、アイテムが“0111"とな
っている部分が検出されなければ(NO)、ステップS39
でPNOがODDとなったことが検出されたとき、ステップS4
0でポイントテープ19が巻戻され、ステップS41によりマ
イクロコンピュータ15がコピー禁止を解除して終了(ス
テップS42)される。
第13図は、コピーを行なう場合の動作を示している。
すなわち、コピーが開始(ステップS43)されると、ス
テップS44で、入力された情報信号にコピー禁止データ
が付加されているか否かが判別される。そして、付加さ
れていなければ(NO)、ステップS45で無条件にコピー
の禁止が解除され、付加されていれば(YES)、ステッ
プS46でポイントテープ19から読み取ったポイント数CP2
が、1以上か否かが判別される。
ここで、1以上でなければ(NO)、ステップS47でコ
ピーは禁止され、1以上であれば(YES)、ステップS48
でコピー禁止が解除される。その後、ステップS49で先
にポイントテープ19から読み取ったVCがフリーか否かが
判別され、フリーでなければ(NO)、ステップS50で、
先に記憶したカントリーコードI1,I2と、入力された情
報信号に付加されたカントリーコードI1,I2とが一致す
るか否かが判別され、一致していなければ(NO)、ステ
ップS47でコピーが禁止される。
VCがフリーであるか、またはカントリーコードI1,I2
が一致した場合には、ステップS51で先にポイントテー
プ19から読み取ったVOがフリーか否かが判別され、フリ
ーでなければ(NO)、ステップS52で、先に記憶した著
作権者コードI3〜I5と、入力された情報信号に付加され
た著作権者コードI3〜I5とが一致するか否かが判別さ
れ、一致していなければ(NO)、ステップS47でコピー
が禁止される。
VOがフリーであるか、または著作権者コードI3〜I5が
一致した場合には、ステップS53で先にポイントテープ1
9から読み取ったVPがフリーか否かが判別され、フリー
でなければ(NO)、ステップS54で、先に記憶した録音
年及び録音番号I6〜I12と、入力された情報信号に付加
された録音年及び録音番号I6〜I12とが一致するか否か
が判別され、一致していなければ(NO)、ステップS47
でコピーが禁止される。
そして、VPがフリーであるか、または録音年及び録音
番号I6〜I12が一致した場合には、ステップS55でコピー
時間が1分経過する毎にポイント数CP2を1ポイントづ
つ減算し、ステップS46に戻される。このため、VC,VO,V
Pが全てフリーか、またはカントリーコード,著作権者
コード,録音年及び録音番号のいずれかが一致すれば、
コピーを行なうことができるものである。
次に、第14図は、コピー終了後にポイントテープ19の
内容を復帰させる動作を示している。すなわち、コピー
が終了して記録再生部12に再びポイントテープ19を装着
して開始(ステップS56)されると、ステップS57でPNO
がOCCになったことを検出され、ステップS58がOCCの終
端が検出される。すると、ステップS59でアイテムに“0
000"が記憶され、バッファエリアBが構成される。次
に、ステップS60でアイテムに“0111-10"つまり先に記
憶したVC,VO,I1〜I5がそれぞれ記憶される。
その後、ステップS61でアイテムに“0111-11"つまり
先に記憶したVP,I6〜I12と減算されたポイント数CP2と
が記憶され、ステップS62でアイテムに“0000"が記憶さ
れバッファエリアDが構成される。そして、ステップS6
3でPNOがODDになったことが検出されると、ステップS64
でポイントテープ19が巻戻されて、終了(ステップS6
5)される。
上記のような構成によれば、VC,VO,VPが全てフリーで
あるか、またはポイントテープ19に記録されているカン
トリーコード,著作権者コード,録音年及び録音番号
と、入力情報信号に付加されたカントリーコード,著作
権者コード,録音年及び録音番号とのいずれかが一致し
た場合に限り、コピー禁止を解除するようにしたので、
コピーされた情報の著作権者に対して正当な利益を還元
することができる。
上述した説明では、ブランクテープ18とポイントテー
プ19とをそれぞれ別個に設けるようにしたが、例えばブ
ランクテープ18にコピー設定解除データを記録するよう
にすれば、テープが1本で済むためテープの入れ換え作
業を行なう必要がなくなり、便利にすることができる。
また、音楽等の情報信号の記録されている市販のソー
ステープに、コピー制限解除データを記録しておくよう
にしてもよい。この場合には、上述したように、記録再
生部12に対してブランクテープ18とソーステープとを入
れ換える作業が必要となるが、ソーステープを記録再生
部12に装着してポイントデータに対する処理を行なって
いるときは、コピーを行なっていないつまりソーステー
プの音楽情報を他のデジタルオーディオテープレコーダ
で再生する必要のないときなので、動作的に何ら不都合
が生じることはない。
上述した説明では、コピー制限解除データ及び特定デ
ータの記録媒体としてテープを使用した場合について説
明したが、この記録媒体としては、テープに限らず例え
ば磁気による情報の記録再生可能なカード等でもよいこ
とはもちろんである。なお、カードを用いた場合には、
デジタルオーディオテープレコーダ11にカードに対して
記録再生を行なう装置を設置する必要があるが、カード
は一旦装着すればコピーが終了するまで取り出す必要が
ないので、上述したように、ブランクテープ18とポイン
トテープ19とを入れ換える作業が不要となり、取り扱い
を便利することができる。
第15図は、コピー制限解除データの記録媒体として、
カードを使用した場合の一例を示している。すなわち、
デジタルオーディオテープレコーダ11内には、カード記
録再生部20が設けられ、マイクロコンピュータ15に接続
されている。そして、このカード記録再生部20には、コ
ピー制限解除データであるポイントデータ及び特定デー
タが記録されたIC(集積回路)カード21が装着されるよ
うになされている。この場合、ポイントデータは、15ポ
イントつまり15分のコピーが行なえるものが記録されて
いるとする。なお、第15図において、記録用スイッチ17
は簡単のため省略している。
上記のような構成において、以下、第16図に示すフロ
ーチャートを参照して、その動作を説明する。まず、開
始(ステップS66)されると、マイクロコンピュータ15
は、ステップS67で、入力端子16に供給され信号処理部1
3を介して入力されたデジタル再生データが、コピー禁
止データを伴っているか否かを判別する。
そして、コピー禁止データが検出されなければ(N
O)、ステップS68で、マイクロコンピュータ15は、記録
再生部12に解除信号を発生する。このため、記録再生部
12にブランクテープ18を装着し図示しない記録用スイッ
チを操作すれば、入力端子16に供給されたデジタル再生
データが、信号処理部13及び記録再生部12を介してブラ
ンクテープ18に記録されるようになり、ここにコピーが
行なわれる。
コピー禁止データが検出されると(YES)、マイクロ
コンピュータ15は、ステップS69で、カード記録再生部2
0にICカード21が装着されているか否かを判別する。そ
して、ICカード21が装着されていなければ(NO)、マイ
クロコンピュータ15は、ステップS70で、記録再生部12
に禁止信号を発生する。このため、上記記録用スイッチ
を操作しても記録再生部12は動作せず、記録不能とな
る。
ICカード21が装着されていれば(YES)、マイクロコ
ンピュータ15は、ステップS71で、カード記録再生部20
を制御して、ICカード21に記録されているポイント数を
読み込み記憶する。そして、マイクロコンピュータ15
は、ステップS72で、記憶したポイント数が1以上か否
かを判別する。ここで、ポイント数が1以上でなければ
(NO)、マイクロコンピュータ15は、ステップS73で、
記録再生部12に禁止信号を発生し記録不能とする。
一方、ポイント数が1以上であれば(YES)、マイク
ロコンピュータ15は、ステップS74で、記録再生部12に
解除信号を発生し、コピーが可能となる。
そして、上記のようにしてコピーが行なわれている状
態では、マイクロコンピュータ15は、ステップS75で、
1分経過する毎に先に記憶したポイント数から1ポイン
トづつ減算して、ポイント数を減少させる。このとき、
マイクロコンピュータ15は、ステップS76で、1ポイン
ト減算する毎に、残りのポイント数を逐一ICカードに書
き込むようにカード記録再生部20を制御する。
すなわち、コピー時間が1分を経過してポイント数が
減算される毎に、逐一残りのポイント数がICカード21に
書き込まれる。つまり、ICカード21に記録されたポイン
ト数が更新されるようになる。
そして、マイクロコンピュータ15は、ステップS77
で、1回のポイント数の更新毎に、正常にポイント数が
ICカード21に書き込まれたか否か、つまり、正常にポイ
ント数の更新が行なわれたか否かを判別する。ここで、
正常にポイント数の更新ができれば(YES)、マイクロ
コンピュータ15は、ステップS72の処理に戻され、以
下、コピーが続けられる限り上記の動作が繰り返され
る。ただし、ポイント数が「0」になった場合には、ス
テップS73でコピーが禁止されるようになる。
また、ステップS77で正常にポイント数が更新できな
い(NO)と判別された場合、マイクロコンピュータ15
は、ステップS78で、記録再生部12に禁止信号を発生
し、コピーが禁止されるようになる。
上記のような構成によれば、コピー中において、ポイ
ント数が減算される毎に残りのポイント数を逐一ICカー
ド21に書き込むとともに、ポイント数がICカード21に書
き込めないときコピーを禁止するようにしたので、コピ
ー中にICカード21をカード記録再生部20から取り出すと
コピー禁止状態になるため、不正使用を防止することが
できる。
すなわち、コピー制限解除データの記録媒体としてカ
ードを使用した場合には、テープへの記録と並行してカ
ードに対して記録再生を行なうことができるので、前述
したように、コピー制限解除データを無効化することな
く、不正使用の防止を行なうことができるものである。
また、カードを使用した場合にも、前述したように、
コピー制限解除データを無効化する手法を適用すること
ができる。第17図は、コピー制限解除データの記録媒体
としてICカード21を使用するとともに、コピー制限解除
データを無効化する手法を適用した場合の動作を示して
いる。
この場合、ICカード21には60ポイントつまり60分のコ
ピーを可能とするポイントデータが記録されているもの
とする。そして、上記入力端子16にコピー禁止データを
伴ったデジタル再生データが供給されており、マイクロ
コンピュータ15がコピー禁止データを検出して、記録再
生部12に禁止信号を発生しているものとする。
まず、開始(ステップS79)されると、ステップS80
で、使用者がICカード21をカード記録再生部20に装着
し、ステップS81で、ポイントデータが再生される。そ
して、この再生されたポイントデータは、マイクロコン
ピュータ15に供給され、ステップS82に示すようにマイ
クロコンピュータ15内のメモリにポイント数が記憶され
る。
次に、マイクロコンピュータ15は、ステップS83で、
例えば前記記録用スイッチの操作に連動して、特定コー
ド(以下TAKE-IDという)を発生する。このTAKE-IDは、
記録要求が行なわれる毎にその記録要求を識別するため
に発生されるもので、例えば記録要求が行なわれる毎に
連続的な数として発生されても、または乱数的に発生さ
れてもよいものである。
すると、マイクロコンピュータ15は、ステップS84
で、自ら発生したTAKE-IDとICカード21から読み取った
ポイントデータとを、ブランクテープ18に記録するよう
に、記録再生部12を制御する。その後、ステップS85
で、マイクロコンピュータ15は、ICカード21に記録され
ているポイントデータを無効化するとともに、TAKE-ID
をICカード21に記録するように、カード記録再生部20を
制御する。ここで、ポイントデータを無効化するには、
前述したように全て「0」を記録するか、または無効フ
ラグを立てる等、種々の手段を用いることができる。
その後、ステップS86で、マイクロコンピュータ15
は、記録用スイッチが操作されたとき、記録再生部12に
記録動作を開始させ、ここに入力端子16に供給されたデ
ジタル再生データが、ブランクテープ18にコピーされる
ものである。そして、マイクロコンピュータ15は、ステ
ップS87で、コピーが行なわれている時間、つまり記録
用スイッチが操作状態にある時間を計測し、1分経過す
る毎にステップS82でメモリ内に記憶したポイント数か
ら1ポイントづつ減算する。このとき、ポイント数が
「0」になると、マイクロコンピュータ15は、ただちに
記録再生部12の記録動作を停止させるように制御する。
ポイント数が「0」になる前にコピーが終了すると、
使用者は、ステップS88で、図示しない停止用スイッチ
を操作して記録状態を停止つまりコピーを停止させる。
すると、マイクロコンピュータ15は、ステップS89で、
カード記録再生部20を記録状態にし、先にステップS87
で減算された残りのポイント数を有するポイントデータ
を、ICカード21に記録する。例えば20分間コピーを行な
ったとすると、ポイント数「40」がICカード21に書き込
まれ、ここにICカード21を用いてコピー禁止を解除し、
入力端子16に供給されたデジタル再生データをブランク
テープ18にコピーする一連の動作が終了(ステップS9
0)されるものである。
ここで、ステップS86でコピーが開始されてから、ス
テップS89で残りのポイント数がICカード21に記録され
るまでの間に、例えば停電等が発生してマイクロコンピ
ュータ15内のメモリの内容が消失つまりポイント数が消
失し、ICカード21にポイント数を書き込むことができな
くなった場合の対策について、第18図のフローチャート
参照して説明する。
まず、開始(ステップS91)されると、ステップS92
で、マイクロコンピュータ15は、ブランクテープ18から
TAKE-IDとポイントデータとを読み取るように記録再生
部12を制御した後、ステップS93でポイント数を記憶す
る。次に、マイクロコンピュータ15は、ステップS94
で、ICカード21からTAKE-IDを読み取るようにカード記
録再生部20を制御する。
そして、ステップS95で、マイクロコンピュータ15
は、ブランクテープ18から読み取ったTAKE-IDと、ICカ
ード21から読み取ったTAKE-IDとが一致していることを
検出し、ステップS96で、ブランクテープ18を再生させ
るように記録用再生部12を制御する。
その後、ステップS97で、マイクロコンピュータ15
は、ブランクテープ18の再生状態が1分経過する毎に、
ステップS93で記憶したポイント数から1ポイントづつ
減算する。そして、ステップS98で、マイクロコンピュ
ータ15は、ブランクテープ18から再生データが得られて
いるか否かを判別する。このことは、第17図のステップ
S86でコピーが開始されてから停電が発生するまでの間
に、ブランクテープ18に記録が行なわれた時間を判別し
ているものである。この判別は、例えば使用者が再生音
を耳で聞いたり、ブランクテープ18の記録磁化パターン
を検出したり、またはTAKE-IDをブランクテープ18の記
録中繰り返しテープ18に記録しておき、その有無を検出
すること等により行なわれる。
ブランクテープ18からの再生データがなくなった場合
(YES)、ステップS99で、マイクロコンピュータ15は、
ブランクテープ18の再生動作を停止するように記録再生
部12を制御した後、ステップS100で、先にステップS97
で減算された残りのポイント数をICカード21に書き込む
ようにカード記録再生部20を制御して、終了(ステップ
S101)されるものである。
上記のような構成によれば、第17図に示したように、
コピーを開始する前に、ICカード21のポイントデータを
ブランクテープ18に記録するとともに、記録要求を識別
する特定コードであるTAKE-IDを、ブランクテープ18とI
Cカード21とに記録しておくようにしたので、コピー途
中で停電等が発生しポイント数が消失しても、第18図に
示した処理を施すことにより、コピーの行なわれた時間
を検出しコピーした分のポイント数を減算してICカード
21に書き込むことができ、ICカード21が無効のままにな
ることを防止し、使用者の記録する権利を保護すること
ができる。
なお、上記の説明では、停電が発生したときの処理
(第18図)を、デジタルオーディオテープレコーダ11で
マイクロコンピュータ15の制御の下に行なうようにした
が、これに限らず、例えばブランクテープ18とICカード
21とをデジタルオーディオテープレコーダ11から取り出
して、テープ記録再生機能及びカード記録再生機能を有
する停電対策専用の別の装置に装着し、第18図に示すよ
うな処理を行なわせるようにしてもよいものである。
次に、第19図は、上記停電対策の他の例を示してお
り、第17図は同一ステップには同一符号を付して示し、
ここでは異なるステップについてのみ説明する。すなわ
ち、ステップS83で発生したTAKE-IDを、ステップS83a
で、マイクロコンピュータ15の例えばレジスタ等に記憶
させる。
そして、ステップS88でコピーを停止させた後、ステ
ップS88aで、ステップS85でICカード21に記録したTAKE-
IDを読み取り、それと先にレジスタに記憶させたTAKE-I
Dとが一致した場合に、ステップS89で残りのポイント数
をICカード21に記録させるようにしたものである。
このような動作によれば、ステップS85でTAKE-IDの記
録されたICカード21に対してのみ、ステップS89で残り
のポイント数が記録されるようになる。このため、例え
ばコピー中に他のICカード21に入れ換えて、この他のIC
カード21に残りのポイント数を記録させるという、不正
使用を防止することができる。
次に、第20図は、上記停電対策のさらに他の例を示し
ており、第17図と同一ステップには同一記号を付して示
し、ここでは異なるステップについてのみ説明する。す
なわち、ステップS87でポイント数を減算する毎に、ス
テップS87aで、減算したポイント数をTAKE-IDとともに
ブランクテープ18に記録するようにしている。
このような構成によれば、第21図に示すように、コピ
ー中に停電が発生した場合の対処を第18図に示したもの
よりも簡易化することができる。すなわち、開始(ステ
ップS102)すると、ステップS103で、マイクロコンピュ
ータ15は、ブランクテープ18からTAKE-IDを読み取るよ
うに記録再生部12を制御した後、ステップS104で、ICカ
ード21からTAKE-IDを読み取るようにカード記録再生部2
0を制御する。そして、ステップS105で、マイクロコン
ピュータ15は、両方のTAKE-IDの一致を検出して、ステ
ップS106で、ブランクテープ18を高速再生するように記
録再生部12を制御する。
すると、ステップS107で、マイクロコンピュータ15
は、高速再生データ中に含まれるTAKE-IDを判別して、
ブランクテープ18に記録されているデータの終端部を検
索する。そして、ステップS108で、マイクロコンピュー
タ15は、検索されたデータ終端部に記録されているポイ
ント数を読み取るように記録再生部12を制御した後、ス
テップS109で、読み取ったポイント数をICカード21に記
録するようにカード記録再生部20を制御して終了(ステ
ップS110)される。
このような構成によれば、コピー中にポイント数が減
算される毎に、該ポイント数をTAKE-IDとともにブラン
クテープ18に記録するようにしたので、停電対策時に、
ブランクテープ18のどの位置までデータが記録されてい
るかを、ブランクテープ18に記録されたTAKE-IDを判別
することにより、容易に検索することができる。また、
この検索された位置に記録されているポイント数を、そ
のままICカード21に記録すればよいので、さらに構成を
簡易化することができる。
次に、第22図は、上記停電対策のさらに他の例を示し
ており、第17図と同一ステップには同一記号を付して示
し、ここでは異なるステップについてのみ説明する。す
なわち、ステップS84aで、TAKE-IDのみをブランクテー
プ18に記録するとともに、ステップS85aでのポイントデ
ータの無効化に際し、ICカード21に「0」を記録するの
ではなく、ICカード21のポイントデータはそのまま残
し、無効フラグを立てるかTAKE-IDが全て「0」でない
場合を無効と判断する手法等を用いて、ポイントデータ
を無効化するようにしている。
このような構成によれば、コピー中に停電等が発生し
てICカード21に残りのポイント数が記録されない状態に
なった場合、まず、ブランクテープ18に記録されたTAKE
-IDとICカード21に記録されたTAKE-IDとの一致が検出さ
れたとき、ICカード21のポイントデータを、上記無効フ
ラグ等を無視して強制的に読み取り、以下、コピーが行
なわれた時間に応じてポイント数を減算して、ICカード
21に記録することができる。
次に、第23図は、上記停電対策のさらに他の例を示し
ており、第22図と同一ステップには同一記号を付して示
し、ここでは異なるステップについてのみ説明する。す
なわち、ステップS83で発生したTAKE-IDを、ステップS8
3aで、マイクロコンピュータ15の例えばレジスタ等に記
憶させる。
そして、ステップS88でコピーを停止させた後、ステ
ップS88aで、ステップ85aでICカード21に記録したTAKE-
IDを読み取り、それと先にレジスタに記憶させたTAKE-I
Dとが一致した場合に、ステップS89で残りのポイント数
をICカード21に記録させるようにしたものである。
このような動作によれば、ステップS85aでTAKE-IDの
記録されたICカード21に対してのみ、ステップS89で残
りのポイント数が記録されるようになる。このため、第
19図の説明でも述べたように、例えばコピー中に他のIC
カード21に入れ換えて、この他のICカード21に残りのポ
イント数を記録させるという、不正使用を防止すること
ができる。
第24図は、1枚のICカード21に記録されているポイン
ト数よりも、長い時間コピーを行ないたい場合の対策を
示している。まず、開始(ステップS111)されると、ス
テップS112で、使用者がICカード21をカード記録再生部
20に装着し、ステップS113で、ポイントデータが再生さ
れる。
そして、この再生されたポイントデータは、マイクロ
コンピュータ15に供給され、ステップS114に示すよう
に、以前に記憶されたポイント数と加算された後、ステ
ップS115で、加算されたポイント数が記憶される。ここ
で、ステップS116に示すように、マイクロコンピュータ
15は、1枚目のICカード21が装着されたときのみ、TAKE
-IDを発生する。
すると、マイクロコンピュータ15は、ステップS117
で、TAKE-IDとステップS114で記憶されたポイント数と
をブランクテープ18に記録するように、記録再生部12を
制御する。その後、ステップS118で、マイクロコンピュ
ータ15は、ICカード21のポイントデータを無効化すると
ともに、TAKE-IDをICカード21に記録する。
そして、ステップS119で、使用者は、コピーを希望す
る時間に対応した十分なポイント数が得られたか否かを
判別し、ポイント数が十分でない場合(NO)、ステップ
S112に戻り新たなICカード21を装着して、上記と同様な
動作を実行させる。すなわち、ICカード21を順次交換し
て装着することにより、ポイント数を希望する時間分だ
け、コピーを開始する前に確保しておくことができるも
のである。
このようにして、ステップS119で、使用者が、ポイン
ト数が十分に蓄えられたと判断した場合(YES)、終了
(ステップS120)されて、以下上述したようにしてコピ
ーが実行される。
上記のような構成によれば、複数のICカード21を選択
的に再生し、読み取ったポイント数を結合して、ブラン
クテープ18へのコピー時間を決定するようにしたので、
ICカード21に記録されたポイント数よりも長い時間コピ
ーを行ないたい場合でも、コピー途中でICカード21を交
換したりする必要がなく、コピーを連続的に実行できる
ようになり、使用者にとって取り扱いを便利にすること
ができる。
この場合、例えば第25図に示すように、デジタルオー
ディオテープレコーダ11内に、複数のカード記録再生部
201,202……を設け、それぞれのカード記録再生部201,2
02……でICカード211,212……からポイントデータを読
み取り、各カード記録再生部201,202……で読み取った
ポイントデータを順次マイクロコンピュータ15に供給し
て、ポイント数を加算するように構成してもよい。
なお、以上の説明では、テープやカードに記録される
ポイント数は、1分単位の時間情報としたが、時間に限
らず例えば曲の数等に対応させるようにしてもよいもの
である。
なお、この発明は上記各実施例に限定されるものでは
なく、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して
実施することができる。すなわち、上述した実施例で
は、テープ状またはカード状の記録媒体に記録すること
について述べたが、記録媒体としては、テープ状または
カード状のものに限らず、例えばディスク状のものや半
導体を使ったもの等でもよいことはもちろんである。さ
らに、記録媒体への記録方式としては、光学式や磁気式
または両者を組み合わせたものでもよい。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明によれば、例えば使用者
がしかるべき代価を支払うことによって、コピーに関し
ての制限を解除し使用者が容易にコピーを行なうことを
可能とした極めて良好な記録制御装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る記録制御装置の一実施例を示す
ブロック構成図、第2図は同実施例に使用されるポイン
トテープのデータフォーマットを示す図、第3図は同実
施例の動作を説明するためのフローチャート、第4図は
同ポイントテープへの記録再生を説明するための図、第
5図は特定データに関するサブコードのフォーマットを
示す図、第6図は同実施例のために変更した特定データ
に関するサブコードのフォーマットを示す図、第7図は
特定データの有効及び無効を説明するための図、第8図
はプログラムタイムモードに対応するサブコードフォー
マットの一部を説明するための図、第9図は同実施例の
ために変更したポイントテープのデータフォーマットを
示す図、第10図乃至第14図はそれぞれ特定データを考慮
した同実施例の詳細な動作を説明するためのフローチャ
ート、第15図はポイントデータの記録媒体としてICカー
ドを使用した例を示すブロック構成図、第16図は同ICカ
ードを使用した状態における動作を説明するためのフロ
ーチャート、第17図及び第18図はそれぞれ同ICカードを
使用した状態における停電対策の動作を説明するための
フローチャート、第19図乃至第23図はそれぞれ同停電対
策の他の例を示すフローチャート、第24図はポイントデ
ータ中のポイント数を結合する動作を説明するためのフ
ローチャート、第25図は同結合手段の他の例を示すブロ
ック構成図である。 11……デジタルオーディオテープレコーダ、12……記録
再生部、13……信号処理部、14……禁止解除部、15……
マイクロコンピュータ、16……入力端子、17……記録用
スイッチ、18……ブランクテープ、19……ポイントテー
プ、20……カード記録再生部、21……ICカード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 特願昭63−9884 (32)優先日 昭63(1988)1月20日 (33)優先権主張国 日本(JP)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録制限信号が付加された情報信号を記録
    可能な第1の記録媒体と、 この第1の記録媒体に前記情報信号を記録する記録装置
    と、 この記録装置による前記第1の記録媒体への前記情報信
    号の記録を、前記情報信号中の記録制限信号を検出して
    制限する制限手段と、 この制限手段による記録制限を解除するための解除信号
    を記録再生可能な第2の記録媒体と、 この第2の記録媒体に記録された前記解除信号に基づい
    て、前記制限手段による記録制限を解除する解除手段と
    を具備し、 前記解除信号は、前記制限手段による記録制限が解除さ
    れた状態で、前記第1の記録媒体に記録できる前記情報
    信号の量を制限する度数情報を含み、 前記解除手段は、 前記第1の記録媒体に記録された前記情報信号の量に応
    じて、前記第1の記録媒体に記録できる前記情報信号の
    量が少なくなるように、前記度数を更新する更新手段
    と、 前記第2の記録媒体から前記解除信号を読み取る読み取
    り手段と、 この読み取り手段で読み取った前記解除信号を記憶する
    記憶手段と、 この記憶手段によって前記解除信号が記憶された状態
    で、前記第2の記憶媒体に記憶されている前記解除信号
    を無効にする無効手段と、 この無効手段で前記解除信号が無効にされた状態で、前
    記制限手段による記録制限を解除する記録制限解除手段
    と、 この記録制限解除手段に基づく前記第1の記録媒体への
    前記情報信号の記録時に記録停止が要求された状態で、
    前記更新手段により度数の更新された前記解除信号を前
    記第2の記録媒体に記録する記録手段とを備えているこ
    とを特徴とする記録制御装置。
  2. 【請求項2】記録制限信号が付加された情報信号を記録
    可能な第1の記録媒体と、 この第1の記録媒体に前記情報信号を記録する記録装置
    と、 この記録装置による前記第1の記録媒体への前記情報信
    号の記録を、前記情報信号中の記録制限信号を検出して
    制限する制限手段と、 この制限手段による記録制限を解除するための解除信号
    を記録再生可能な第2の記録媒体と、 この第2の記録媒体に記録された前記解除信号に基づい
    て、前記制限手段による記録制限を解除する解除手段と
    を具備し、 前記解除信号は、前記制限手段による記録制限が解除さ
    れた状態で、前記第1の記録媒体に記録できる前記情報
    信号の量を制限する度数情報と、前記情報信号に関係す
    る各種事項を特定する特定データとを含み、 前記情報信号に付加された記録制限信号は、該情報信号
    に関係する各種事項を特定する特定データを含み、 前記解除手段は、 前記第1の記録媒体に記録された前記情報信号の量に応
    じて、前記第1の記録媒体に記録できる前記情報信号の
    量が少なくなるように、前記度数を更新する更新手段
    と、 前記第2の記録媒体から前記解除信号及び特定データを
    読み取る読み取り手段と、 この読み取り手段で読み取った前記特定データと、前記
    情報信号中の特定データとが実質的に一致した状態で、
    前記制限手段による記録制限を解除する記録制限解除手
    段と、 この記録制限解除手段に基づく前記第1の記録媒体への
    前記情報信号の記録時に記録停止が要求された状態で、
    前記更新手段により度数の更新された前記解除信号を前
    記第2の記録媒体に記録する記録手段とを備えているこ
    とを特徴とする記録制御装置。
  3. 【請求項3】記録制限信号が付加された情報信号を記録
    可能な第1の記録媒体と、 この第1の記録媒体に前記情報信号を記録する記録装置
    と、 この記録装置による前記第1の記録媒体への前記情報信
    号の記録を、前記情報信号中の記録制限信号を検出して
    制限する制限手段と、 この制限手段による記録制限を解除するための解除信号
    を記録再生可能な第2の記録媒体と、 この第2の記録媒体に記録された前記解除信号に基づい
    て、前記制限手段による記録制限を解除する解除手段と
    を具備し、 前記解除信号は、所定量の前記情報信号に対する記録制
    限を解除することを1単位として構成され、 前記解除手段は、 前記第2の記録媒体から前記解除信号の単位数を読み取
    る読み取り手段と、 この読み取り手段で読み取った前記解除信号の単位数が
    1以上であるか否かを判別する判別手段と、 この判別手段で前記解除信号の単位数が1以上であると
    判別された状態で、前記制限手段による記録制限を解除
    する記録制限解除手段と、 この記録制限解除手段に基づいて前記第1の記録媒体に
    前記情報信号が記録されている状態で、所定量の前記情
    報信号の記録が終了する毎に前記読み取り手段で読み取
    った前記解除信号の単位数を順次減少させて、逐一前記
    第2の記録媒体に記録する記録手段と、 この記録手段による前記第2の記録媒体への前記単位数
    の書き込みが行なえなくなった状態、または単位数が
    「0」になった状態で、前記記録制限の解除を停止する
    解除停止手段とを備えていることを特徴とする記録制御
    装置。
  4. 【請求項4】記録制限信号が付加された情報信号を記録
    可能な第1の記録媒体と、 この第1の記録媒体に前記情報信号を記録する記録装置
    と、 この記録装置による前記第1の記録媒体への前記情報信
    号の記録を、前記情報信号中の記録制限信号を検出して
    制限する制限手段と、 この制限手段による記録制限を解除するための解除信号
    を記録再生可能な第2の記録媒体と、 この第2の記録媒体に記録された前記解除信号に基づい
    て、前記制限手段による記録制限を解除する解除手段と
    を具備し、 前記解除信号は、前記制限手段による記録制限が解除さ
    れた状態で、前記第1の記録媒体に記録できる前記情報
    信号の量を制限する度数情報を含み、 前記解除手段は、 前記第1の記録媒体に記録された前記情報信号の量に応
    じて、前記第1の記録媒体に記録できる前記情報信号の
    量が少なくなるように、前記度数を更新する更新手段
    と、 前記第2の記録媒体から前記解除信号を読み取る読み取
    り手段と、 この読み取り手段で読み取った前記解除信号を記憶する
    記憶手段と、 この記憶手段によって前記解除信号が記憶された状態
    で、特定コードを発生する発生手段と、 この発生手段で発生された特定コードを前記第1及び第
    2の記録媒体にそれぞれ記録するとともに、前記記憶手
    段で記憶された前記解除信号を前記第2の記録媒体に記
    録させる記録手段と、 この記録手段によって前記特定コードが前記第1及び第
    2の記録媒体に記録され、前記解除信号が前記第2の記
    録媒体に記録された状態で、前記制限手段による記録制
    限を解除する記録制限解除手段と、 この記録制限解除手段に基づく前記第1の記録媒体への
    前記情報信号の記録時に記録停止が要求された状態で、
    前記更新手段により度数の更新された前記解除信号を前
    記第2の記録媒体に記録する度数記録手段とを備えてい
    ることを特徴とする記録制御装置。
  5. 【請求項5】記録制限信号が付加された情報信号を記録
    可能な第1の記録媒体と、 この第1の記録媒体に前記情報信号を記録する記録装置
    と、 この記録装置による前記第1の記録媒体への前記情報信
    号の記録を、前記情報信号中の記録制限信号を検出して
    制限する制限手段と、 この制限手段による記録制限を解除するための解除信号
    を記録再生可能な第2の記録媒体と、 この第2の記録媒体に記録された前記解除信号に基づい
    て、前記制限手段による記録制限を解除する解除手段と
    を具備し、 前記解除信号は、前記制限手段による記録制限が解除さ
    れた状態で、前記第1の記録媒体に記録できる前記情報
    信号の量を制限する度数情報を含み、 前記解除手段は、 前記第1の記録媒体に記録された前記情報信号の量に応
    じて、前記第1の記録媒体に記録できる前記情報信号の
    量が少なくなるように、前記度数を更新する更新手段
    と、 前記第2の記録媒体から前記解除信号を読み取る読み取
    り手段と、 この読み取り手段で読み取られた前記解除信号中の度数
    情報を結合する結合手段とを備え、 前記結合手段で結合された前記度数情報に基づいて、前
    記情報信号の前記第1の記録媒体への記録時間を設定す
    ることを特徴とする記録制御装置。
  6. 【請求項6】前記第2の記録媒体はテープであり、この
    テープには、前記解除信号の記録されるエリアの前後
    に、それぞれバッファエリアを介して前記解除信号の始
    端部及び終端部を示すデータが記録されたエリアが設定
    されることを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載
    の記録制御装置。
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