JP2727180B2 - 記録装置の制御装置 - Google Patents
記録装置の制御装置Info
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- JP2727180B2 JP2727180B2 JP61089681A JP8968186A JP2727180B2 JP 2727180 B2 JP2727180 B2 JP 2727180B2 JP 61089681 A JP61089681 A JP 61089681A JP 8968186 A JP8968186 A JP 8968186A JP 2727180 B2 JP2727180 B2 JP 2727180B2
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Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は、上位装置（外部装置）からの所定信号や機
能設定手段による設定機能により制御される記録装置の
制御装置に関する。 〔従来技術〕 プリンタ（記録装置）では、通常、印字ピッチや各種
印字モードを設定するためのキーボードが実装されてい
る。 一方、記録装置は、コンピューター等のホスト（上位
装置）に接続して使用され、ホスト側からも、各種のコ
マンド（指令信号）や印字データなどの他に、印字ピッ
チや各種印字モード等の機能設定信号が転送されてく
る。 ところで、従来のこの種の記録装置にあっては、ホス
ト側より記録装置をイニシアルセットするイニシアル信
号（INIT信号）が入力された場合は、記録装置の電源を
オンにした時と同様、各種の印字モードや印字ピッチ等
は予め定められたモードやピッチに設定され、同時に、
プリントバッファ、入力バッファ、フラグ等のクリア並
びにI/Oポートのセットが行われていた。 また、キーボード上から機能設定が可能なこの種の記
録装置、すなわち、ホスト側からのコマンドによらず単
なるキーボードからドラフト（通常印字）やNLQ（品位
良好な印字）等の印字モードあるいは印字ピッチの指定
などを行う記録装置においては、例えば文章出力用プリ
ンタとして印字出力モードが限定されているような場
合、キーボードがらの機能設定が簡単で便利であり、キ
ーボードから入力設定した時、ホスト側からのデータ出
力に際しイニシアル信号を出力した後でデータ転送を行
うようにソフトが構成されていると、先にセットしたキ
ーボードからの印字モードがクリアされてしまい不都合
であり、また、データ出力の度に印字モードや印字ピッ
チなどをいちいち設定しなおすと、操作が繁雑であると
いう問題があった。 また、ホスト側からの出力形式として、転送するコマ
ンドの前にプリンタを一度リセットした後、コマンドを
転送するような形式があり、このようなソフトで動作さ
せる際に、前述のようなキーボード機能で印字させる場
合の問題が特に生じやすい。 〔目的〕 本発明の目的は、このような従来技術の問題を解決で
き、簡単な構成で、使用態様に応じて、所定信号で記録
装置をリセットするたびに設定機能をいちいち設定し直
す必要性をなくすことで、操作性を向上させ得る記録装
置の制御装置を提供することである。 〔概要〕 本発明は、上記目的を達成するため、第１および第２
モードを有する記録装置の制御装置であって、上位装置
から当該記録装置をリセットするために出力される所定
信号を受信可能な受信手段と、当該記録装置における機
能を設定する機能設定手段と、前記第１モードが設定さ
れている場合、前記受信手段による前記所定信号の受信
に応答して前記機能設定手段による機能の設定をクリア
するとともに、記録手段とのインターフェースをリセッ
トし、前記第２モードが設定されている場合、前記受信
手段による前記所定信号の受信に応答して前記機能設定
手段による機能の設定をクリアすることなく、前記記録
手段とのインターフェースをリセットする制御手段と、
を有することを特徴とする。 〔実施例〕 以下図面を参照して本発明を具体的に説明する。 第１図は本発明を実施するのに好適な記録装置の一例
を示す概略斜視図である。 第１図において、用紙やプラスチック薄板などのシー
ト（記録媒体）１は、プラテン２にバックアップされ、
その周面に案内されて矢印Ａ方向に搬送される。図示の
プラテン２は図示しない駆動源によりプラテン軸３を介
して回転駆動される搬送ローラを兼ねている。 プラテン２の前方にはこれと平行にガイド軸４および
ガイドレール５が設置され、キャリジ６は、該ガイド軸
および該ガイドレールによって案内支持され、図示しな
い駆動源により両矢印Ｂ方向に往復駆動される。 キャリジ６には記録ヘッド７が搭載され、キャリジ６
の移動に同期して該記録ヘッド７を駆動しながらシート
１に記録していく。 記録ヘッド７の前面には複数（例えば24または32）の
ドット形成手段が設けられており、また、図示の記録装
置はワイヤドットの式の場合を例示し、キャリジ６上に
転写用のインクリボンカセット８が搭載されている。 第２図は本発明を適用した記録装置の制御装置のキー
ボード（機能設定手段）の模式的正面図である。 第２図において、記録装置のキーボード10には印字ピ
ッチ指定キー11および印字モード指定キー12が設けられ
ている。 前記印字ピッチは１インチ中の文字数で規定され、こ
れらは表示ランプ13、14、15で表示される。 前記印字モードはドラフト（通常印字）、Near Lette
r Quality（ある程度良好な品位の印字）、Letter Qual
ity（高品位の印字）に切換え可能であり、これらは表
示ランプ16、17、18で表示される。 図示の例では、キーボード10には、さらに、FF操作キ
ー19、LF（ラインフィード）操作キー20、オンライン・
オフライン切換え用キー21などの操作キー、並びに、電
源表示ランプ22、警報用ランプ23、記録シートの有無を
表示するランプ24、オンライン表示用ランプ25などの表
示ランプが設けられている。 第３図は本発明を適用した記録装置の制御装置の一実
施例の構成を示すブロック図である。 第３図において、記録装置の制御回路（MPU:マイクロ
プロセッサユニット）30はI/Oポート31を介してコンピ
ューター等のホスト32に接続され、ホスト32からはデー
タ信号や各種指令信号（コマンド）が入力され、該ホス
ト32へのBUSY信号やFAULT信号などが送信される。 制御回路30は、I/Oポート35および36を介して記録動
作部37を、前記制御プログラムおよびデータ信号に基づ
いて駆動する。 I/Oポート35はシート（記録媒体）搬送モーターやキ
ャリジ駆動モーター等を駆動し、I/Oポート36は記録ヘ
ッド７を駆動するように配列されている。 また、前記I/Oポート36にはキーや表示ランプを有す
るキーボード10（第２図）が接続され、該キーボード10
のキー操作により制御回路30へ信号を入力し印字ピッチ
や各種印字モードを設定し得るように構成されている。 前記制御回路30にはパワーオンリセット38が接続さ
れ、該制御回路30に対しクリア指示信号が入力される。 さらに、ホスト32からのイニシアル信号（INIT）は制
御回路30のNMI（ノンマスカブルインターラプト端子）3
9に入力され、マスクのかからない最優先の割り込みで
リセットの処理を行うように構成されている。 また、第３図の制御系は、ホスト32側から転送される
コマンドをキーボード10で指示される機能より優先させ
て実行する動作モードと、キーボード10から印字モード
や印字ピッチ指示信号を入力したとき前記ホスト側から
のコマンドより優先してこれらキーボード機能を実行す
る動作モードとを切換え得るように構成されており、こ
のモード切換えは図示の例ではI/Oポート36に接続され
たスイッチ40によって操作される。 第３図の制御系においては、ホスト32側からのイニシ
アル信号（INIT信号）と前記パワーオンリセット38とを
分離するとともに、前記イニシアル信号を制御回路30の
マスクのかからない最優先の割り込み端子に入力し割り
込みルーチンでリセット処理を行うように構成されてい
る。 すなわち、前記スイッチ40がキーボード10機能優先の
位置に設定されている時には、記録装置をリセットする
イニシアル信号（INIT信号）がホスト32側より入力され
ても、前記キーボード機能優先の状態がクリアされず、
その設定が解除されず継続されるように構成されてい
る。 第４図は以上説明した割り込みルーチンでのリセット
動作手順を示すフローチャートである。 第４図において、ステップ100でパワーオンリセット3
8が作動して制御回路30にクリア信号が入力されると、
ステップ101へ進んでRAM33およびROM34をチェックし、
ステップ102でRAM33をクリアする。 次いで、ステップ103へ進み、キーボード10により印
字モードおよび印字ピッチ（紙送り量など）が指示さ
れ、RAM33にこれらの内容が設定される。 そこで、ステップ200で、ホスト32側からのイニシア
ル信号が制御回路30のノンマスカブルインターラプト端
子（NMI）39に入力されると、ステップ201でスイッチ40
がキーボード優先になっているかを判別し、コマンド優
先であればステップ101へジャンプし通常のリセットル
ーチンとなり、キーボード優先であればステップ202で
プログラムカウンタがセットされ、前記ステップ102に
おけるキーボード機能優先の状態をクリアすることな
く、前記イニシアル信号に基づくサブルーチンを割り込
ませてリセットの処理を行なう。 次いで、ステップ104へ進んで各I/Oポート31、35、36
をリセットし、次のステップ105で本来のパワーオンリ
セット動作（メインルーチン）を実行する。 以上説明した実施例によれば、ホスト32からのコマン
ドによらず単にキーボード10からのドラフトやNLQ等の
印字モードや印字ピッチの指示程度での機能で充分な場
合、例えば文章出力用プリンタとして印字出力モードが
限定されているような場合、ホスト32側からのデータ出
力時のプログラムがイニシアル信号（INIT信号）を出力
した後データ転送するような手順になっていても、キー
ボード10による機能設定が解除されず継続されているの
で、該キーボード機能をいちいち設定し直す必要がなく
なり、簡単な操作で確実にリセットすることが可能にな
った。 すなわち、簡単な構成で、キーボード10の機能および
ホスト32側からのコマンドを簡単な操作で自由に設定し
動作させることが可能になった。 なお、本実施例では、コマンドかキーボードの優先機
能をキーボード以外のスイッチ40で切り換えていたが、
キーボードスイッチを利用して、ある機能を指定した時
に自動的にキーボード優先にするように切り換えてもよ
い。 〔効果〕 以上の説明から明らかなごとく、本発明によれば、第
１および第２モードを有する記録装置の制御装置であっ
て、上位装置から当該記録装置をリセットするために出
力される所定信号を受信可能な受信手段と、当該記録装
置における機能を設定する機能設定手段と、前記第１モ
ードが設定されている場合、前記受信手段による前記所
定信号の受信に応答して前記機能設定手段による機能の
設定をクリアするとともに、記録手段とのインターフェ
ースをリセットし、前記第２モードが設定されている場
合、前記受信手段による前記所定信号の受信に応答して
前記機能設定手段による機能の設定をクリアすることな
く、前記記録手段とのインターフェースをリセットする
制御手段と、を有する構成としたので、使用態様に応じ
て所定信号で記録装置をリセットするたびに設定機能を
いちいち設定し直す必要がなくなり、操作性を向上させ
得る記録装置の制御装置が提供される。
能設定手段による設定機能により制御される記録装置の
制御装置に関する。 〔従来技術〕 プリンタ（記録装置）では、通常、印字ピッチや各種
印字モードを設定するためのキーボードが実装されてい
る。 一方、記録装置は、コンピューター等のホスト（上位
装置）に接続して使用され、ホスト側からも、各種のコ
マンド（指令信号）や印字データなどの他に、印字ピッ
チや各種印字モード等の機能設定信号が転送されてく
る。 ところで、従来のこの種の記録装置にあっては、ホス
ト側より記録装置をイニシアルセットするイニシアル信
号（INIT信号）が入力された場合は、記録装置の電源を
オンにした時と同様、各種の印字モードや印字ピッチ等
は予め定められたモードやピッチに設定され、同時に、
プリントバッファ、入力バッファ、フラグ等のクリア並
びにI/Oポートのセットが行われていた。 また、キーボード上から機能設定が可能なこの種の記
録装置、すなわち、ホスト側からのコマンドによらず単
なるキーボードからドラフト（通常印字）やNLQ（品位
良好な印字）等の印字モードあるいは印字ピッチの指定
などを行う記録装置においては、例えば文章出力用プリ
ンタとして印字出力モードが限定されているような場
合、キーボードがらの機能設定が簡単で便利であり、キ
ーボードから入力設定した時、ホスト側からのデータ出
力に際しイニシアル信号を出力した後でデータ転送を行
うようにソフトが構成されていると、先にセットしたキ
ーボードからの印字モードがクリアされてしまい不都合
であり、また、データ出力の度に印字モードや印字ピッ
チなどをいちいち設定しなおすと、操作が繁雑であると
いう問題があった。 また、ホスト側からの出力形式として、転送するコマ
ンドの前にプリンタを一度リセットした後、コマンドを
転送するような形式があり、このようなソフトで動作さ
せる際に、前述のようなキーボード機能で印字させる場
合の問題が特に生じやすい。 〔目的〕 本発明の目的は、このような従来技術の問題を解決で
き、簡単な構成で、使用態様に応じて、所定信号で記録
装置をリセットするたびに設定機能をいちいち設定し直
す必要性をなくすことで、操作性を向上させ得る記録装
置の制御装置を提供することである。 〔概要〕 本発明は、上記目的を達成するため、第１および第２
モードを有する記録装置の制御装置であって、上位装置
から当該記録装置をリセットするために出力される所定
信号を受信可能な受信手段と、当該記録装置における機
能を設定する機能設定手段と、前記第１モードが設定さ
れている場合、前記受信手段による前記所定信号の受信
に応答して前記機能設定手段による機能の設定をクリア
するとともに、記録手段とのインターフェースをリセッ
トし、前記第２モードが設定されている場合、前記受信
手段による前記所定信号の受信に応答して前記機能設定
手段による機能の設定をクリアすることなく、前記記録
手段とのインターフェースをリセットする制御手段と、
を有することを特徴とする。 〔実施例〕 以下図面を参照して本発明を具体的に説明する。 第１図は本発明を実施するのに好適な記録装置の一例
を示す概略斜視図である。 第１図において、用紙やプラスチック薄板などのシー
ト（記録媒体）１は、プラテン２にバックアップされ、
その周面に案内されて矢印Ａ方向に搬送される。図示の
プラテン２は図示しない駆動源によりプラテン軸３を介
して回転駆動される搬送ローラを兼ねている。 プラテン２の前方にはこれと平行にガイド軸４および
ガイドレール５が設置され、キャリジ６は、該ガイド軸
および該ガイドレールによって案内支持され、図示しな
い駆動源により両矢印Ｂ方向に往復駆動される。 キャリジ６には記録ヘッド７が搭載され、キャリジ６
の移動に同期して該記録ヘッド７を駆動しながらシート
１に記録していく。 記録ヘッド７の前面には複数（例えば24または32）の
ドット形成手段が設けられており、また、図示の記録装
置はワイヤドットの式の場合を例示し、キャリジ６上に
転写用のインクリボンカセット８が搭載されている。 第２図は本発明を適用した記録装置の制御装置のキー
ボード（機能設定手段）の模式的正面図である。 第２図において、記録装置のキーボード10には印字ピ
ッチ指定キー11および印字モード指定キー12が設けられ
ている。 前記印字ピッチは１インチ中の文字数で規定され、こ
れらは表示ランプ13、14、15で表示される。 前記印字モードはドラフト（通常印字）、Near Lette
r Quality（ある程度良好な品位の印字）、Letter Qual
ity（高品位の印字）に切換え可能であり、これらは表
示ランプ16、17、18で表示される。 図示の例では、キーボード10には、さらに、FF操作キ
ー19、LF（ラインフィード）操作キー20、オンライン・
オフライン切換え用キー21などの操作キー、並びに、電
源表示ランプ22、警報用ランプ23、記録シートの有無を
表示するランプ24、オンライン表示用ランプ25などの表
示ランプが設けられている。 第３図は本発明を適用した記録装置の制御装置の一実
施例の構成を示すブロック図である。 第３図において、記録装置の制御回路（MPU:マイクロ
プロセッサユニット）30はI/Oポート31を介してコンピ
ューター等のホスト32に接続され、ホスト32からはデー
タ信号や各種指令信号（コマンド）が入力され、該ホス
ト32へのBUSY信号やFAULT信号などが送信される。 制御回路30は、I/Oポート35および36を介して記録動
作部37を、前記制御プログラムおよびデータ信号に基づ
いて駆動する。 I/Oポート35はシート（記録媒体）搬送モーターやキ
ャリジ駆動モーター等を駆動し、I/Oポート36は記録ヘ
ッド７を駆動するように配列されている。 また、前記I/Oポート36にはキーや表示ランプを有す
るキーボード10（第２図）が接続され、該キーボード10
のキー操作により制御回路30へ信号を入力し印字ピッチ
や各種印字モードを設定し得るように構成されている。 前記制御回路30にはパワーオンリセット38が接続さ
れ、該制御回路30に対しクリア指示信号が入力される。 さらに、ホスト32からのイニシアル信号（INIT）は制
御回路30のNMI（ノンマスカブルインターラプト端子）3
9に入力され、マスクのかからない最優先の割り込みで
リセットの処理を行うように構成されている。 また、第３図の制御系は、ホスト32側から転送される
コマンドをキーボード10で指示される機能より優先させ
て実行する動作モードと、キーボード10から印字モード
や印字ピッチ指示信号を入力したとき前記ホスト側から
のコマンドより優先してこれらキーボード機能を実行す
る動作モードとを切換え得るように構成されており、こ
のモード切換えは図示の例ではI/Oポート36に接続され
たスイッチ40によって操作される。 第３図の制御系においては、ホスト32側からのイニシ
アル信号（INIT信号）と前記パワーオンリセット38とを
分離するとともに、前記イニシアル信号を制御回路30の
マスクのかからない最優先の割り込み端子に入力し割り
込みルーチンでリセット処理を行うように構成されてい
る。 すなわち、前記スイッチ40がキーボード10機能優先の
位置に設定されている時には、記録装置をリセットする
イニシアル信号（INIT信号）がホスト32側より入力され
ても、前記キーボード機能優先の状態がクリアされず、
その設定が解除されず継続されるように構成されてい
る。 第４図は以上説明した割り込みルーチンでのリセット
動作手順を示すフローチャートである。 第４図において、ステップ100でパワーオンリセット3
8が作動して制御回路30にクリア信号が入力されると、
ステップ101へ進んでRAM33およびROM34をチェックし、
ステップ102でRAM33をクリアする。 次いで、ステップ103へ進み、キーボード10により印
字モードおよび印字ピッチ（紙送り量など）が指示さ
れ、RAM33にこれらの内容が設定される。 そこで、ステップ200で、ホスト32側からのイニシア
ル信号が制御回路30のノンマスカブルインターラプト端
子（NMI）39に入力されると、ステップ201でスイッチ40
がキーボード優先になっているかを判別し、コマンド優
先であればステップ101へジャンプし通常のリセットル
ーチンとなり、キーボード優先であればステップ202で
プログラムカウンタがセットされ、前記ステップ102に
おけるキーボード機能優先の状態をクリアすることな
く、前記イニシアル信号に基づくサブルーチンを割り込
ませてリセットの処理を行なう。 次いで、ステップ104へ進んで各I/Oポート31、35、36
をリセットし、次のステップ105で本来のパワーオンリ
セット動作（メインルーチン）を実行する。 以上説明した実施例によれば、ホスト32からのコマン
ドによらず単にキーボード10からのドラフトやNLQ等の
印字モードや印字ピッチの指示程度での機能で充分な場
合、例えば文章出力用プリンタとして印字出力モードが
限定されているような場合、ホスト32側からのデータ出
力時のプログラムがイニシアル信号（INIT信号）を出力
した後データ転送するような手順になっていても、キー
ボード10による機能設定が解除されず継続されているの
で、該キーボード機能をいちいち設定し直す必要がなく
なり、簡単な操作で確実にリセットすることが可能にな
った。 すなわち、簡単な構成で、キーボード10の機能および
ホスト32側からのコマンドを簡単な操作で自由に設定し
動作させることが可能になった。 なお、本実施例では、コマンドかキーボードの優先機
能をキーボード以外のスイッチ40で切り換えていたが、
キーボードスイッチを利用して、ある機能を指定した時
に自動的にキーボード優先にするように切り換えてもよ
い。 〔効果〕 以上の説明から明らかなごとく、本発明によれば、第
１および第２モードを有する記録装置の制御装置であっ
て、上位装置から当該記録装置をリセットするために出
力される所定信号を受信可能な受信手段と、当該記録装
置における機能を設定する機能設定手段と、前記第１モ
ードが設定されている場合、前記受信手段による前記所
定信号の受信に応答して前記機能設定手段による機能の
設定をクリアするとともに、記録手段とのインターフェ
ースをリセットし、前記第２モードが設定されている場
合、前記受信手段による前記所定信号の受信に応答して
前記機能設定手段による機能の設定をクリアすることな
く、前記記録手段とのインターフェースをリセットする
制御手段と、を有する構成としたので、使用態様に応じ
て所定信号で記録装置をリセットするたびに設定機能を
いちいち設定し直す必要がなくなり、操作性を向上させ
得る記録装置の制御装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明を適用するのに好適な記録装置（プリン
タ）を例示する概略斜視図、第２図は本発明を適用した
記録装置のキーボードの正面図、第３図は本発明を適用
した記録装置の制御装置のブロック図、第４図は第３図
の記録装置の制御装置の動作手順を示すフローチャート
である。 10……機能設定手段（キーボード）、11……印字ピッチ
操作用のキー、12……印字モード操作用のキー、30……
制御手段（制御回路）、31……I/Oポート、32……上位
装置（ホスト）、35……I/Oポート、36……I/Oポート、
37……記録部、38……パワーオンリセット、39……受信
手段（ノンマスカブルインターラプト端子）、40……切
換えスイッチ、INIT……所定信号（イニシアル信号）。
タ）を例示する概略斜視図、第２図は本発明を適用した
記録装置のキーボードの正面図、第３図は本発明を適用
した記録装置の制御装置のブロック図、第４図は第３図
の記録装置の制御装置の動作手順を示すフローチャート
である。 10……機能設定手段（キーボード）、11……印字ピッチ
操作用のキー、12……印字モード操作用のキー、30……
制御手段（制御回路）、31……I/Oポート、32……上位
装置（ホスト）、35……I/Oポート、36……I/Oポート、
37……記録部、38……パワーオンリセット、39……受信
手段（ノンマスカブルインターラプト端子）、40……切
換えスイッチ、INIT……所定信号（イニシアル信号）。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 １．第１および第２モードを有する記録装置の制御装置
であって、 上位装置から当該記録装置をリセットするために出力さ
れる所定信号を受信可能な受信手段と、 当該記録装置における機能を設定する機能設定手段と、 前記第１モードが設定されている場合、前記受信手段に
よる前記所定信号の受信に応答して前記機能設定手段に
よる機能の設定をクリアするとともに、記録手段とのイ
ンターフェースをリセットし、前記第２モードが設定さ
れている場合、前記受信手段による前記所定信号の受信
に応答して前記機能設定手段による機能の設定をクリア
することなく、前記記録手段とのインターフェースをリ
セットする制御手段と、 を有することを特徴とする記録装置の制御装置。 ２．前記機能設定手段により設定される機能は、少なく
とも印字ピッチおよび印字モードのいずれかを含むこと
を特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の記録装置の
制御装置。 ３．前記機能設定手段は、機能の１つとして、前記第１
モードおよび前記第２モードのいずれかを選択設定する
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項または第２項に
記載の記録装置の制御装置。 ４．前記機能設定手段は、上位装置からのコマンドまた
は手動操作による指示に基づいて前記機能を設定するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項〜第３項のいずれ
かに記載に記録装置の制御装置。 ５．前記第１モードは前記上位装置からのコマンドを手
動操作による指示より優先するモードであり、前記第２
モードは手動操作による指示を前記上位装置からのコマ
ンドより優先するモードであることを特徴とする特許請
求の範囲第４項に記載の記録装置の制御装置。 ６．前記記録手段とのインターフェースはI/Oポートを
有することを特徴とする特許請求の範囲第１項〜第５項
のいずれかに記載の記録装置の制御装置。 ７．前記制御手段は、前記受信手段による前記所定信号
の受信に応答して、前記記録手段とのインターフェース
と共に操作手段とのインターフェースをリセットするこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項〜第６項のいずれ
かに記載の記録装置の制御装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61089681A JP2727180B2 (ja) | 1986-04-18 | 1986-04-18 | 記録装置の制御装置 |
| US07/038,712 US4891769A (en) | 1986-04-18 | 1987-04-15 | Printer having prioritized on-line and off-line modes |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61089681A JP2727180B2 (ja) | 1986-04-18 | 1986-04-18 | 記録装置の制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62246742A JPS62246742A (ja) | 1987-10-27 |
| JP2727180B2 true JP2727180B2 (ja) | 1998-03-11 |
Family
ID=13977500
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61089681A Expired - Fee Related JP2727180B2 (ja) | 1986-04-18 | 1986-04-18 | 記録装置の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2727180B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63231973A (ja) * | 1987-03-20 | 1988-09-28 | Fujitsu Ltd | プリンタの印字品質制御装置 |
| JPH034316A (ja) * | 1989-06-01 | 1991-01-10 | Mitsubishi Electric Corp | ページプリンタ |
| JP4045037B2 (ja) | 1998-11-13 | 2008-02-13 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 画像形成装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62118428A (ja) * | 1985-11-19 | 1987-05-29 | Star Seimitsu Kk | 端末機器 |
-
1986
- 1986-04-18 JP JP61089681A patent/JP2727180B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62246742A (ja) | 1987-10-27 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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