JP2725418B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2725418B2
JP2725418B2 JP1326351A JP32635189A JP2725418B2 JP 2725418 B2 JP2725418 B2 JP 2725418B2 JP 1326351 A JP1326351 A JP 1326351A JP 32635189 A JP32635189 A JP 32635189A JP 2725418 B2 JP2725418 B2 JP 2725418B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は家庭用の電気掃除機に関するものである。
従来の技術 第5図により従来の電気掃除機に就いて説明する。図
に置いて1は空気を吸引する電動送風機であり、複数ブ
レードを有したインペラ(図示せず)と、このインペラ
の外周に設置されているエアーガイド(図示せず)と、
これらを内包するファンケース4と、前記インペラを駆
動する電動機5から構成されている。ファンケース4は
中央に突出した吸気孔6を有しており、この部分にリン
グ状の防振ゴム兼シール7が取り付けられている。電動
機5の後部には矩形状の防振ゴム8が装着されている。
そして電動送風機1はこれらの防振ゴム7・8を介して
本体9に防振支持されている。集塵用紙袋を内包した集
塵室10と電動送風機1を内包した排気室11は、中央に連
通孔14を有した仕切り板12で仕切られている。前記防振
ゴム兼シール7の前端部13は仕切り板12の連通孔14の周
囲に当接しており、防振ゴム兼シール7は吸気と排気と
をシールしている。
次に防振ゴムとシールの作用について説明する。電動
送風機は回転不釣合いのために約500(Hz)の振動をし
ており、この振動が本体9に伝わり騒音の原因になって
いる。この騒音を防止するためには、電動送風機をなる
べく軟らかく防振支持することが望ましい。実際には、
振れ回り振動のため揺動振動モードを有する電動送風機
1の回転軸心付近をできるだけ柔らかい防振ゴム兼シー
ル7及び防振ゴム8で防振支持して、柔構造の支持構成
を実現している。
発明が解決しようする課題 しかし前記した従来の構成は、以下のように課題を有
するものであった。即ち、防振ゴムを柔らかくすれば、
防振ゴム兼シール7の仕切り板12の当接力は弱くなりシ
ール性能は悪くなる。又ゴム自身のクリープによるへた
りも問題になる。従って、これらの性能との兼ねあいに
より防振ゴムの硬度が決まり、結果として完全には電動
送風機1の振動を防振することはできず、騒音の低減が
充分にはできていないのが現状である。
本発明はこのような従来の構成が有していた課題を解
決しようとするものであり、シール性能・耐久性など相
反する性能要因を犠牲にすることなく、防振効果を良く
し騒音低減を可能にする構成を実現することを第一の目
的としている。またシールの強度を高めシール性能・防
振効果に優れた電気掃除機を提供することを第二の目的
とするものである。
課題を解決するための手段 第一の目的を達成する第一の手段は、吸気口が突出し
た形状をしたファンケースを有するファン部と、このフ
ァンケースに内包されたインペラを駆動するモータから
なる電動送風機と、電動送風機を内包する掃除機本体
と、前記ファンケースの突出した吸気口の外周に取り付
けられたシールと、中央にコイル状のリング部分を有し
た支持スプリングとを有し、吸気口外周に装着されたシ
ールの外側からリング部分を装着することにより、シー
ルをファンケースに固定すると共に、支持スプリングを
もファンケースに固定した電気掃除機とするものであ
る。
また第二の目的を達成するための第二の手段は、特
に、シールには弾性体の薄膜円板を使用し、仕切板と当
接するシール外周部を他の部分よりも強くする補強部と
した電気掃除機とするものである。
作 用 第一の手段による作用は、以下の通りである。即ち、
突出した吸気孔の周りに薄膜状のシールを固定し、しか
もこの支持スプリングで電動送風機を掃除機本体に支持
しているため、空気のシールが確実であり、しかも支持
を充分柔かくしても耐久性に関する問題も生じない。
第二の手段によれば、シールの外周部が補強されてい
るため、シールが仕切り板に当接した状態で連通孔から
薄膜状のシールが吸い出されるようなこともなく、シー
ル性能が確実でありしかも耐久性に優れたシールが行え
る。
実施例 以下第一の手段の実施例を第1図・第2図に基づいて
説明する。従来例と同一の部分には同番号を付してその
説明を省略する。電動送風機1の突出した吸気孔6に
は、薄膜状のゴムシートで作られた円盤型のシール21が
取り付けられている。第2図からわかるように、シール
21はドーナツ型の円盤形状を有しており、内周部にはつ
ば部22が設けられている。そしてこのつば部22がファン
ケース4の吸気孔6の突出部に嵌合している。23は金属
性の線状の支持スプリングであり、中心付近のリング部
分24が、前述したファンケース4の吸気孔6の突出部に
嵌合したシール21の外側に圧入され、シール21をファン
ケース4に挟着して固定すると共に電動送風機1を掃除
機本体9に防振支持している。
以下本実施例の作用を説明する。掃除機を運転するた
めに電動送風機1を駆動すると、発生する吸引力のため
にシール21が仕切り板12に密着する。本実施例ではこの
時ファンケース4とシール21は線状の支持スプリング23
の弾性によってしっかりと挟着されているため、薄膜状
の柔らかい材料で空気側と排気側とのシールはほぼ完全
に行える。また振動の伝わりやすいファンケース4側に
は金属性の線状の支持スプリング23が存在しているた
め、防振効果をよくするためにシール21を柔かい材質で
構成しても、支持スプリング23が金属でありクリープ等
によるへたりの問題もない。もちろん電動機側も金属ス
プリングで支持すればより一層の防振効果の向上が得ら
れるものである。
第3図は第二の手段の実施例の構成を示している。30
はシールであり、やはり薄膜状のゴムで構成されており
ファンケース4に線状の支持スプリング23で挟着されて
いる。シール30の表面は本体の仕切り板11の連通孔14の
周りに当接し、吸気側と排気側のシールを完全にする役
目を果たしている。本実施例では第4図に示すように、
シール30の外周部には補強のために樹脂製の補強部31が
一体成型されている。なお別体であってもよいことはも
ちろんである。
以下本実施例の作用を説明する。シール30とファンケ
ース4との接続に関しては前述した第一の手段の実施例
と同様であるが、仕切り板12と当接するシール30の外周
部には補強リング31が固着されている。吸引力が非常に
大きくなると、薄膜状のシール30が連通孔14から吸い出
されてしまうことがある。しかしシール30の外周部が補
強されていると外径が変形することが無いため、結果と
してシール30の外径より小さい連通孔14からシールが吸
い出されるようなことは起こらない。このため本実施例
では、非常に大きい吸引力が働いてもシールの効果は充
分に得られるものである。
発明の効果 以上のように第一の手段によれば、支持スプリングで
電動送風機を支持し、しかもこの支持スプリングによっ
てシールをファンケースに固定する構成とすることによ
って、シールの材質を充分に柔らかくしてもなおかつシ
ール効果が充分得られ、シール性能・耐久性・防振性に
優れた構成の電気掃除機が得られるものである。
第二の手段によれば、シールの外周部に補強部を設け
た構成とすることによって、シールの材質を柔らかくし
ても連通孔から吸い出されるような事態が生ずることな
く、結果としてシール自体を柔らかくすることができ防
振効果の向上にもつながり、シール性能・防振効果に優
れた構成の電気掃除機が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電気掃除機における第一の手段の電動
送風機部分を示す断面図、第2図は同シールとスプリン
グの関係を説明する分解斜視図、第3図は本発明の電気
掃除機における第二の手段の電動送風機部分を示す断面
図、第4図は同シールの外観図、第5図は従来の電気掃
除機の断面図を示している。 1……電動送風機、4……ファンケース、6……吸気
孔、11……掃除機本体、21・30……シール、23……支持
スプリング、31……補強部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−115228(JP,A) 特開 昭57−115227(JP,A) 特開 平2−289219(JP,A) 特開 昭61−50541(JP,A) 特開 昭60−132534(JP,A) 実開 昭48−8965(JP,U) 実開 昭57−7459(JP,U) 実開 昭57−67656(JP,U) 実開 昭61−137356(JP,U) 実開 昭53−72769(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸気口が突出した形状をしたファンケース
    を有するファン部と、このファンケースに内包されたイ
    ンペラを駆動するモータ部からなる電動送風機と、電動
    送風機を内包する掃除機本体と、前記ファンケースの突
    出した吸気口の外周に取り付けられたシールと、中央に
    コイル状のリング部分を有した支持スプリングとを有
    し、吸気口外周に装着されたシールの外側からリング部
    分を装着することにより、シールをファンケースに固定
    すると共に、支持スプリングをもファンケースに固定し
    た電気掃除機。
  2. 【請求項2】シールには弾性体の薄膜円板を使用し、仕
    切板と当接するシール外周部を他の部分よりも強くする
    補強部とした請求項1記載の電気掃除機。
JP1326351A 1989-12-15 1989-12-15 電気掃除機 Expired - Fee Related JP2725418B2 (ja)

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JPS488965U (ja) * 1971-06-10 1973-01-31
JPS57115228A (en) * 1981-01-09 1982-07-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd Electric cleaner

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