JPH07100084A - 電動送風機の緩衝体 - Google Patents

電動送風機の緩衝体

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JPH07100084A
JPH07100084A JP24801093A JP24801093A JPH07100084A JP H07100084 A JPH07100084 A JP H07100084A JP 24801093 A JP24801093 A JP 24801093A JP 24801093 A JP24801093 A JP 24801093A JP H07100084 A JPH07100084 A JP H07100084A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan case
buffer
electric blower
fan
shock absorber
Prior art date
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Pending
Application number
JP24801093A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiya Namura
佳哉 名村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAMURA DENKI KOGYO KK
Original Assignee
NAMURA DENKI KOGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by NAMURA DENKI KOGYO KK filed Critical NAMURA DENKI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電動送風機に取り付けられる緩衝体の形状を単
純化し、容易に製作できるようにすると共に、品質の均
質化を図る。又、その取り付けを簡素化し、組立作業性
を向上させる。更にサイズの異なるファンケースへ取り
付けられることとし、異なる機種への対応を容易にする
と共に共通化によるコストの低減を図る。 【構成】ゴムや発砲樹脂などの弾性体で平板リング状の
前部緩衝体1と平板帯状の周囲緩衝体2を形成すると共
に、それぞれの一面に接着剤層を設けた。そしてこの接
着剤層で上記前部緩衝体1を電動送風機3のファンケー
ス4前面に接着すると共に、上記周囲緩衝体2をファン
ケース4の外周に接着することとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気掃除機や換気扇等
に用いられる電動送風機を緩衝的に保持し、その振動吸
収や気密性向上に用いられる緩衝体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の緩衝体は、断面略L字状
に押出し成形された帯状の発泡性ゴムを図7に示すよう
に環状にその端部で接合して成り、このようにして形成
された緩衝体6は、電動送風機3のファンケース4の前
面部4bと外周部4cに跨がるように該ファンケース4
の前部に嵌め込まれ、その後、図8に示すように該電動
送風機3が掃除機5などに組み込まれた際にその前部を
緩衝保持するものであった。尚、図7において符号6’
は緩衝体6の接合部、7はこの接合部6’を補強する為
の留め金を示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の緩衝体
は、押出し成形により製作されているので、その成形温
度によりゴムの硬度が異なり、均質な製品が得難いとい
う問題点が有り、又、このようにして成形された帯状の
発泡性ゴムの端部を接着剤等を用いて環状に接合しなく
てはならないので、組立作業に時間と手間を要すると共
に、装置に組み込み後、この接合部がモータなどの熱に
より剥がれ、機能を損なう恐れが有った。更に、該緩衝
体はファンケースからの脱落やその間からの空気漏れを
防止する為に該ファンケースの外径よりやや小径に形成
されているのでファンケースとの嵌合が困難で、組立作
業能率が悪く、又、ファンケースのサイズが異なる機種
毎に対応するサイズの緩衝体を製作しなくてはならない
という問題点を有していた。本発明はこれら従来の問題
点の解決を課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、電動送風機
のファンケースと、該電動送風機が内装される装置の内
部取付箇所との間に介装されるゴムや発泡樹脂などの弾
性体から成る緩衝体をファンケースの前面に空気吸込口
を除いて添設される前部緩衝体と、ファンケースの外周
面に添設される周囲緩衝体との2部材で構成するととも
に、両緩衝体の一面に接着剤層を形成することにより、
上記従来の問題点を解決した。
【0005】
【作用】ファンケースの前面に空気吸込口を除いて添設
される前部緩衝体は、電動送風機が内装される装置の内
部取付箇所との間で空気吸込口の周囲を密閉し、空気漏
れを防止すると共に、騒音を吸収する吸音材としても作
用する。又、ファンケースの外周面に添設される周囲緩
衝体は、電動送風機が内装された装置内部で該電動送風
機を緩衝支持し、装置に伝わる振動を減衰するように作
用する。更に前記両緩衝体の一面に形成された接着剤層
は、前記両緩衝体をファンケース或いは電動送風機が内
装される装置内部の所定位置に接着固定するように作用
するものである。
【0006】
【実施例】図1は、実施例の緩衝体をファンケースに取
り付けた状態を示す電動送風機の斜視図、図2はこの電
動送風機の組込例を示す電気掃除機の要部断面図であ
る。図示したように本発明の緩衝体は、電動送風機3の
ファンケース4前面に取り付けられる環状の前部緩衝体
1と、該ファンケース4の外周に取り付けられる周囲緩
衝体2とから成る。
【0007】上記前部緩衝体1は、図3に示すようにゴ
ムや発泡樹脂或いはエラストマ系樹脂などの弾性体で中
心孔1aを有する平板なリング状に形成されたものであ
り、その一面には図4の側面図に示すように接着剤層
1’が形成され、その表面を剥離紙1”で覆っている。
【0008】又、上記周囲緩衝体2は、図5に示すよう
に上記と同様の弾性体を平板な帯状に形成したものであ
り、その一面には図6に示すように上記前部緩衝体1と
同様に接着剤層2’が形成され、該接着剤層2’の表面
も同様に剥離紙2”で覆われている。尚、この接着剤層
1’,2’はゴムや発泡樹脂で形成された緩衝体を変質
させたり、その内部に浸透しないものであれば良く、接
着剤の塗布や膜状の粘着体を接着することなどにより形
成されるものである。
【0009】このようにして成る本発明の緩衝体は、そ
の裏面に接着された剥離紙を剥がすと、接着剤の塗布面
が外部に露呈するので、この塗布面を下にして前部緩衝
体1をフアンケース4の前面に重ね合わせると共に、周
囲緩衝体2をファンケース4の外周に接合すれば良く、
このことにより該前部緩衝体1と周囲緩衝体2は、それ
ぞれ図1に示すようにファンケース4の前面と外周に接
着固定されるものである。尚、この時、上記前部緩衝体
1はファンケース4の空気吸込口4aを塞がないよう
に、その中心孔1aを上記空気吸込口4aの位置に合わ
せて重ね合わせる事とする。
【0010】このようにして、前部緩衝体1と周囲緩衝
体2を電動送風機3のファンケース4に取り付けた後、
該電動送風機3を従来と同様に掃除機などの装置内部に
組み込めば、図2に示すようにファンケース4の前面に
取り付けられた前部緩衝体1が、ある程度の変形を伴い
掃除機5内部の隔壁5aに密着し、該隔壁5aに設けら
れた空気孔5bの周囲を密閉して空気吸込口4aの周辺
からの空気の吸い込みを防ぐと共に、ファンからの騒音
を吸収するように作用し、又、ファンケース4の外周に
取り付けられた周囲緩衝体2は、掃除機5内部の支持片
5cとの間に介在して該電動送風機3を緩衝保持するも
のである。
【0011】以上のようにして本発明の緩衝体は、電動
送風機のファンケースに取り付けられ、該電動送風機と
共に掃除機などの装置内部に組み込まれ、振動吸収や気
密性向上に用いられるものである。
【0012】尚、本実施例では、緩衝体をファンケース
に接着した後、装置内部に組み込むようにした例を示し
たが、該緩衝体は電動送風機が内装される装置側に予め
接着しておくこととしても良い。又、実施例では周囲緩
衝体として平板帯状のものを示したが、該周囲緩衝体は
電動送風機のファンケース外周に接着され、組み込まれ
た装置内部との間で該電動送風機を緩衝保持できれば良
く、その形状は図示した実施例に限定されるものではな
い。例えばリング状の前部緩衝体を形成する際に打ち抜
かれた中心部材を周囲緩衝体として用い、ファンケース
外周の複数箇所に接着することとしても良く、このよう
にすれば、材料の無駄が省かれる。更に、実施例ではそ
れぞれの緩衝体の裏面に剥離紙を取り付けた例を示した
が、剥離紙は緩衝部材の裏面に塗布された接着剤が不用
意に付着しないようにその表面を保護していれば良く、
一枚の剥離紙上にその接着面から剥離可能に複数の緩衝
体を接着したものであっても良い。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明の電動送風機の緩衝
体は、その形状が平板状である為、製作が容易であると
共に、従来の押出し成形品のように成形温度による品質
のばらつきも生じない。又、その取り付けも剥離紙から
剥がしてファンケースの所定位置に重ね合わせるだけな
ので、従来のような嵌合による取り付けに比し、作業が
容易であり、組立作業能率も向上する。更に、嵌合によ
り取り付けるものではないので、異なるサイズのファン
ケースへの取り付けも可能で、機種対応性に優れ、共通
化によるコストダウンも図られるという多くの優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の緩衝体取付状態を示す電動送風機の斜
視図である。
【図2】図1に示す電動送風機の組込例を示す電気掃除
機の要部断面図である。
【図3】前部緩衝体の平面図である。
【図4】同上、側面図である。
【図5】周囲緩衝体の平面図である。
【図6】同上、側面図である。
【図7】従来例の分解斜視図である。
【図8】同上、電気掃除機の要部断面図である。
【符号の説明】
1 前部緩衝体 1a 中心孔 1’ 接着剤層 1” 剥離紙 2 周囲緩衝体 2’ 接着剤層 2” 剥離紙 3 電動送風機 4 ファンケース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動送風機のファンケースと、該電動送
    風機が内装される装置の内部取付箇所との間に介装さ
    れ、前記電動送風機の振動や騒音の減衰及びファンケー
    ス周囲からの空気漏れの防止を行うためのゴムや発泡樹
    脂などの弾性体から成形された緩衝体であって、 前記ファンケースの前面に空気吸込口を除いて添設され
    る前部緩衝体と、ファンケースの外周面に添設される周
    囲緩衝体との2部材から構成されるとともに、これら2
    部材にはそれぞれその一面に接着剤層が形成され、この
    接着剤層によりファンケースの前面及び外周面もしくは
    前記装置の内部取付箇所側に接着固定可能となされたこ
    とを特徴とする電動送風機の緩衝体。
JP24801093A 1993-10-04 1993-10-04 電動送風機の緩衝体 Pending JPH07100084A (ja)

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JP24801093A JPH07100084A (ja) 1993-10-04 1993-10-04 電動送風機の緩衝体

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008023010A (ja) * 2006-07-20 2008-02-07 Mitsubishi Electric Corp 電気掃除機
DE102017104007A1 (de) 2017-02-27 2018-08-30 Krohne Messtechnik Gmbh Vorrichtung zur Aufnahme einer Elektronik

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5975027A (ja) * 1982-09-17 1984-04-27 シヨツプ・バツク・コ−ポレ−シヨン 真空掃除機

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