JPS608195Y2 - エンジン支承装置 - Google Patents
エンジン支承装置Info
- Publication number
- JPS608195Y2 JPS608195Y2 JP15461279U JP15461279U JPS608195Y2 JP S608195 Y2 JPS608195 Y2 JP S608195Y2 JP 15461279 U JP15461279 U JP 15461279U JP 15461279 U JP15461279 U JP 15461279U JP S608195 Y2 JPS608195 Y2 JP S608195Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- end wall
- support device
- annular member
- engine
- engine support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
- Springs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はエンジン支承装置に関するものであり、更に詳
しくは、液圧とゴムの弾性とを利用したエンジン支承装
置に関するものである。
しくは、液圧とゴムの弾性とを利用したエンジン支承装
置に関するものである。
本考案はゴム弾性と封入された液圧を利用することによ
り広範囲の振動を効果的に吸収するエンジン支承装置を
提供するもので、本考案を第1図乃至第5図に基づいて
詳細に説明する。
り広範囲の振動を効果的に吸収するエンジン支承装置を
提供するもので、本考案を第1図乃至第5図に基づいて
詳細に説明する。
第1図に於て、金属材製で略皿形状を呈している上端面
壁2と筒形状の側壁4は一体的に形成され、側壁4の下
端部にはエンジンフレームに取付けるためのフランジ1
9が備えられているとともに、略皿形状の下端面壁3が
かしめ固定され、第1の支承部材1を提供している。
壁2と筒形状の側壁4は一体的に形成され、側壁4の下
端部にはエンジンフレームに取付けるためのフランジ1
9が備えられているとともに、略皿形状の下端面壁3が
かしめ固定され、第1の支承部材1を提供している。
又、上端面壁2と下端面壁3との間に金属材製の筒状部
材8が配置され、この筒状部材8の外周面に一体的に固
着された腕部材9が側壁4を貫通して伸びて、エンジン
ケーシングに結合される第2の支承部材7を提供してい
る。
材8が配置され、この筒状部材8の外周面に一体的に固
着された腕部材9が側壁4を貫通して伸びて、エンジン
ケーシングに結合される第2の支承部材7を提供してい
る。
一方、第1の支承部材1と第2の支承部材7とはゴム状
弾性材製の第1の環状部材11と第2の環状部材13と
により弾性的に接合されている。
弾性材製の第1の環状部材11と第2の環状部材13と
により弾性的に接合されている。
第1の環状部材11はその内周側部分に筒状部材8の上
端側が埋設され、外周側部分が上端面壁2から伸びる第
1の縁部5(本実施例では側壁4の一部が第1の縁部5
を兼ねる構成となっている)の内周面に焼付は一体化さ
れる態様となっている。
端側が埋設され、外周側部分が上端面壁2から伸びる第
1の縁部5(本実施例では側壁4の一部が第1の縁部5
を兼ねる構成となっている)の内周面に焼付は一体化さ
れる態様となっている。
同様に第2の環状部材13も、その内周側部分に筒状部
材8の下端側が埋設され、外周側部分が下端面壁3側か
ら伸びる第2の縁部6(同様に本実施例では側壁4の一
部が第2の縁部6を兼ねる構成となっている)の内周面
に焼付は一体化される態様となっている。
材8の下端側が埋設され、外周側部分が下端面壁3側か
ら伸びる第2の縁部6(同様に本実施例では側壁4の一
部が第2の縁部6を兼ねる構成となっている)の内周面
に焼付は一体化される態様となっている。
更に、筒状部材8の内周面には第1の環状部材11と第
2の環状部材13とを接合する形でゴム状弾性部材が焼
付けられ、絞り通路10を形成している。
2の環状部材13とを接合する形でゴム状弾性部材が焼
付けられ、絞り通路10を形成している。
この絞り通路10は上端面壁2と第1の環状部材11の
間に形成される第1の室15と下端面壁3と第2の環状
部材13の間に形成される第2の室17とを連通してい
る。
間に形成される第1の室15と下端面壁3と第2の環状
部材13の間に形成される第2の室17とを連通してい
る。
更に、この両室15.17内には液体が封入されている
。
。
又、第1の環状部材11の上面と上端面壁2とは、荷重
がかかる前の状態に於ては、図に示す様に互に接触して
いるが、荷重がかかると第2図に示す様に互に離れ、間
隙を形成する。
がかかる前の状態に於ては、図に示す様に互に接触して
いるが、荷重がかかると第2図に示す様に互に離れ、間
隙を形成する。
従って、第1の縁部5のみに接着剤を塗布し、第1の環
状部材11を焼付は一体化することにより、第1の環状
部材11の外周面と第1の縁部5のみが強固に接合した
本実施例の製品が容易に得られる。
状部材11を焼付は一体化することにより、第1の環状
部材11の外周面と第1の縁部5のみが強固に接合した
本実施例の製品が容易に得られる。
ついで、第3図及び第4図に基づいて本考案の他の実施
例を説明する。
例を説明する。
先に第1図に基づいて説明したものと大きく相違する点
は、上端面壁2と下端面壁3とが先の実施例では皿形状
であったのに対し平坦な形状となっている点、第2の縁
部が先の実施例では上端面壁2に向って広がる円錐形状
であったのに対し、円筒形状となっている点及び第1の
縁部5と第2の縁部6とを側壁4とは別に設けた点であ
る。
は、上端面壁2と下端面壁3とが先の実施例では皿形状
であったのに対し平坦な形状となっている点、第2の縁
部が先の実施例では上端面壁2に向って広がる円錐形状
であったのに対し、円筒形状となっている点及び第1の
縁部5と第2の縁部6とを側壁4とは別に設けた点であ
る。
又、本実施例のものも荷重がかかる前の状態に於ては、
第3図に示す様に、第1の環状部材11の上面と上端面
壁2とは互に接触しているが、荷重がかかると第4図に
示す様に互に離れ、間隙を形成する。
第3図に示す様に、第1の環状部材11の上面と上端面
壁2とは互に接触しているが、荷重がかかると第4図に
示す様に互に離れ、間隙を形成する。
第5図は第1図に示したものの変形例で、筒状部材8の
内周面に設けた環状溝2oに硬質材製の絞り環21を挿
着することにより絞り通路1oを形成する態様としたも
のである。
内周面に設けた環状溝2oに硬質材製の絞り環21を挿
着することにより絞り通路1oを形成する態様としたも
のである。
上述した構成を有する本考案は以下に述べる様な作用効
果を奏する。
果を奏する。
第2の支承部材7に荷重がかかると、第2の環状部材1
3が筒状部材8と第2の縁部6との間で圧縮されて荷重
をうけるとともに、第2の室17内に存在する液体が絞
り通路10を通って第1の室15内に流入する際の流通
抵抗によっても荷重をうけるものである。
3が筒状部材8と第2の縁部6との間で圧縮されて荷重
をうけるとともに、第2の室17内に存在する液体が絞
り通路10を通って第1の室15内に流入する際の流通
抵抗によっても荷重をうけるものである。
この様に本考案はゴム状弾性材の有する弾性と封入され
た液体の液圧を利用することにより構成が極めて簡単で
良好な緩衝効果が期待出来るエンジン支承装置となしえ
たものである。
た液体の液圧を利用することにより構成が極めて簡単で
良好な緩衝効果が期待出来るエンジン支承装置となしえ
たものである。
又、絞り通路10を第5図に示した様に着脱自在な絞り
環21により形成する態様とした場合には、絞り環21
を交換することにより、容易に振動吸収特性を変えるこ
とができる。
環21により形成する態様とした場合には、絞り環21
を交換することにより、容易に振動吸収特性を変えるこ
とができる。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は第1
図のものに荷重がかかった場合の状態を示す断面図、第
3図は本考案に係る他の実施例を示す断面図、第4図は
第3図のものに荷重がかかった場合の状態を示す断面図
であり、第5図は第1図の変形例を示す断面図である。 1・・・・・・第1の支承部材、2・・・・・・上端面
壁、3・・・・・・下端面壁、4・・・・・・側壁、5
・・・・・・第1の縁部、6・・・・・・第2の縁部、
7・・・・・・第2の支承部材、8・・曲部状部材、9
・・・・・・腕部材、10・・曲絞り通路、11・・・
・・・第1の環状部材、13・曲・第2の環状部材、1
5・・・・・・第1の室、17・・曲第2の室、19・
・・・・・フランジ、20・・・・・・環状溝、21・
・・・・・絞り環。
図のものに荷重がかかった場合の状態を示す断面図、第
3図は本考案に係る他の実施例を示す断面図、第4図は
第3図のものに荷重がかかった場合の状態を示す断面図
であり、第5図は第1図の変形例を示す断面図である。 1・・・・・・第1の支承部材、2・・・・・・上端面
壁、3・・・・・・下端面壁、4・・・・・・側壁、5
・・・・・・第1の縁部、6・・・・・・第2の縁部、
7・・・・・・第2の支承部材、8・・曲部状部材、9
・・・・・・腕部材、10・・曲絞り通路、11・・・
・・・第1の環状部材、13・曲・第2の環状部材、1
5・・・・・・第1の室、17・・曲第2の室、19・
・・・・・フランジ、20・・・・・・環状溝、21・
・・・・・絞り環。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 上端面壁2、下端面壁3及び前記上端面壁2と前記
下端面壁3とを一体的に接合している側壁4を備えてエ
ンジンフレームに結合すれる金属材製の第1の支承部材
1、前記上端面壁2と下端面壁3との間に配置された筒
状部材8及び前記筒状部材8の周面から伸びる腕部材9
を備えてエンジンケーシングに結合される金属材製の第
2の支承部材7、内周側部分が前記筒状部材8の上端側
に一体的に接合されるとともに、外周側部分が前記上端
面壁2から伸びる第1の縁部5の内周面に一体的に接合
されているゴム状弾性材製の第1の環状部材11及び内
周側部分が前記筒状部材8の下端側に一体的に接合され
るとともに、外周側部分が前記下端面壁3から伸びる第
2の縁部6の内周面に一体的に接合されているゴム状弾
性材製の第2の環状部材13を有し、前記上端面壁2と
前記第1の環状部材11の間に形成される第1の室15
と、前記下端面壁3と前記第2の環状部材13の間に形
成される第2の室17とを連通ずる絞り通路10を、前
記筒状部材8の内周側に設けるとともに、前記第1及び
第2の室15,17内(こ液体を封入したことを特徴と
するエンジン支承装置。 2 荷重がかかる前の状態に於て、ゴム状弾性材製の第
1の環状部材11の上面が上端面壁2に接した状態にあ
ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
のエンジン支承装置。 3 絞り通路10が筒状部材8の内周面に一体的に焼付
けたゴム状弾性部材により形成されていることを特徴と
する実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項記載のエ
ンジン支承装置。 4 絞り通路10が筒状部材8の内周面に着脱可能に挿
着された絞り環21により形成されていることを特徴と
する実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項記載のエ
ンジン支承装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15461279U JPS608195Y2 (ja) | 1979-11-07 | 1979-11-07 | エンジン支承装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15461279U JPS608195Y2 (ja) | 1979-11-07 | 1979-11-07 | エンジン支承装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5671593U JPS5671593U (ja) | 1981-06-12 |
JPS608195Y2 true JPS608195Y2 (ja) | 1985-03-22 |
Family
ID=29385205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15461279U Expired JPS608195Y2 (ja) | 1979-11-07 | 1979-11-07 | エンジン支承装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS608195Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-11-07 JP JP15461279U patent/JPS608195Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5671593U (ja) | 1981-06-12 |