JP2725161B2 - 消臭ブース - Google Patents
消臭ブースInfo
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- JP2725161B2 JP2725161B2 JP7043552A JP4355295A JP2725161B2 JP 2725161 B2 JP2725161 B2 JP 2725161B2 JP 7043552 A JP7043552 A JP 7043552A JP 4355295 A JP4355295 A JP 4355295A JP 2725161 B2 JP2725161 B2 JP 2725161B2
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- JP
- Japan
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- air
- deodorant
- duct
- deodorizing
- booth
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- Ventilation (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、消臭ブースに関するも
のであり、詳しくは、内部がエアーシャワー室に構成さ
れた消臭ブースであって、当該ブース内のエアーシャワ
ーを浴びることにより、煙草の臭いを初めとする各種の
臭いを容易かつ確実に消臭し得る消臭ブースに関するも
のである。
のであり、詳しくは、内部がエアーシャワー室に構成さ
れた消臭ブースであって、当該ブース内のエアーシャワ
ーを浴びることにより、煙草の臭いを初めとする各種の
臭いを容易かつ確実に消臭し得る消臭ブースに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、衣服や頭髪などに付着した臭いの
消臭についての要望は、種々の分野において高まってい
る。例えば、各種の娯楽センター(パチンコ店、ゲーム
センター等)においては、未だ、喫煙者が多いため、こ
の様な場所に立ち入ることにより衣服や頭髪などに煙草
の臭いが付着する。また、例えば焼肉店などの飲食店に
おいても、衣服や頭髪などに特有の臭いが付着する。
消臭についての要望は、種々の分野において高まってい
る。例えば、各種の娯楽センター(パチンコ店、ゲーム
センター等)においては、未だ、喫煙者が多いため、こ
の様な場所に立ち入ることにより衣服や頭髪などに煙草
の臭いが付着する。また、例えば焼肉店などの飲食店に
おいても、衣服や頭髪などに特有の臭いが付着する。
【0003】従って、上記の様な臭気を有する場所を立
ち去る際には、衣服や頭髪などに付着した臭いを消臭し
たいと言う要望が増えている。例えば、煙草の臭いに敏
感な嫌煙者などに会う様な場合には煙草の臭いを消臭し
たいと考えている人が増えている。
ち去る際には、衣服や頭髪などに付着した臭いを消臭し
たいと言う要望が増えている。例えば、煙草の臭いに敏
感な嫌煙者などに会う様な場合には煙草の臭いを消臭し
たいと考えている人が増えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明、上記実情に鑑
みなされたものであり、その目的は、例えば、店頭など
に容易に設置でき、しかも、煙草の臭いを初めとする各
種の臭いを容易かつ確実に消臭し得る消臭ブースを提供
することにある。
みなされたものであり、その目的は、例えば、店頭など
に容易に設置でき、しかも、煙草の臭いを初めとする各
種の臭いを容易かつ確実に消臭し得る消臭ブースを提供
することにある。
【0005】 すなわち、本発明の要旨は、エアーシャ
ワー室として構成されたブースであって、仕切壁(1
0)によってエアーシャワー室(12)とダクト(6)
に内部が区分された筐体(1)と、外部の空気を取り入
れるためにダクト(6)側の筐体(1)の壁面の下部に
設けられた開口部(13)と、仕切壁(10)のエアー
シャワー室(12)側の壁面に設けられた複数のエアー
ノズル(7)と、ダクト(6)内に配置され且つ開口部
(13)を通じて取り入れた空気をエアーノズル(7)
側へ吹き出すブロアー(4)と、ダクト(6)内に配置
され且つエアーシャワー室(12)に供給される空気中
に脱臭剤を放出する脱臭器(5)とを備え、複数のエア
ーノズル(7)は、仕切壁(10)において縦方向に配
列され、かつ、空気の吹出角度を調整可能な構造になさ
れており、しかも、仕切壁(10)のエアーシャワー室
(12)側の壁面には、ダクト(6)内の空気を吹き出
すハンドシャワー(8)が設けられていることを特徴と
する消臭ブースに存する。
ワー室として構成されたブースであって、仕切壁(1
0)によってエアーシャワー室(12)とダクト(6)
に内部が区分された筐体(1)と、外部の空気を取り入
れるためにダクト(6)側の筐体(1)の壁面の下部に
設けられた開口部(13)と、仕切壁(10)のエアー
シャワー室(12)側の壁面に設けられた複数のエアー
ノズル(7)と、ダクト(6)内に配置され且つ開口部
(13)を通じて取り入れた空気をエアーノズル(7)
側へ吹き出すブロアー(4)と、ダクト(6)内に配置
され且つエアーシャワー室(12)に供給される空気中
に脱臭剤を放出する脱臭器(5)とを備え、複数のエア
ーノズル(7)は、仕切壁(10)において縦方向に配
列され、かつ、空気の吹出角度を調整可能な構造になさ
れており、しかも、仕切壁(10)のエアーシャワー室
(12)側の壁面には、ダクト(6)内の空気を吹き出
すハンドシャワー(8)が設けられていることを特徴と
する消臭ブースに存する。
【0006】
【作用】消臭ブース内において、衣服や頭髪などに付着
した各種の臭いは、エアーシャワーにより放出させら
れ、エアー中に放出された脱臭剤により消臭される。
した各種の臭いは、エアーシャワーにより放出させら
れ、エアー中に放出された脱臭剤により消臭される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1は、本発明の消臭ブースの一例の内部の
説明図、図2は、図1のA−A線に沿った内部の説明
図、図3は、本発明において好ましい態様として用いら
れる脱臭器の説明図、図4は、図1に示す消臭ブースの
外観説明図、図5は、本発明の消臭ブースの他の一例の
平面説明図である。
説明する。図1は、本発明の消臭ブースの一例の内部の
説明図、図2は、図1のA−A線に沿った内部の説明
図、図3は、本発明において好ましい態様として用いら
れる脱臭器の説明図、図4は、図1に示す消臭ブースの
外観説明図、図5は、本発明の消臭ブースの他の一例の
平面説明図である。
【0008】本発明において、「ブース」の語は、例え
ば、電話ボックスの様な小さく仕切られた部屋のみを意
味するのではなく、例えば、ビル内のコーナー等におい
て仕切り壁により区画され比較的に小さな空間部をも意
味する。従って、また、扉は必ずしも必要ではない。そ
して、本発明において、「脱臭剤」の語は、消臭剤を含
み、匂い成分によって悪臭を消臭する香水、芳香剤など
をも含む。
ば、電話ボックスの様な小さく仕切られた部屋のみを意
味するのではなく、例えば、ビル内のコーナー等におい
て仕切り壁により区画され比較的に小さな空間部をも意
味する。従って、また、扉は必ずしも必要ではない。そ
して、本発明において、「脱臭剤」の語は、消臭剤を含
み、匂い成分によって悪臭を消臭する香水、芳香剤など
をも含む。
【0009】先ず、図1に示す本発明の消臭ブースにつ
いて説明する。この消臭ブースは、筐体(1)によって
構成され、その内部がエアーシャワー室(12)に構成
されている。そして、エアーシャワー室(12)の外部
から空気を吸引して当該エアーシャワー室に供給するブ
ロアー(4)を設け、当該ブロアーの駆動によるエアー
の流路に脱臭器(5)を配置し、エアーシャワー室(1
2)に供給されるエアー中に脱臭剤が放出される構成を
備えている。
いて説明する。この消臭ブースは、筐体(1)によって
構成され、その内部がエアーシャワー室(12)に構成
されている。そして、エアーシャワー室(12)の外部
から空気を吸引して当該エアーシャワー室に供給するブ
ロアー(4)を設け、当該ブロアーの駆動によるエアー
の流路に脱臭器(5)を配置し、エアーシャワー室(1
2)に供給されるエアー中に脱臭剤が放出される構成を
備えている。
【0010】筐体(1)の内部は、仕切壁(10)によ
り、エアーシャワー室(12)とダクト(6)に区分さ
れている。そして、仕切壁(10)のエアーシャワー室
(12)側の壁面には複数のエアーノズル(7)を設け
ると共にダクト(6)側の筐体(1)の壁面の下部には
開口部(13)を設け、ダクト(6)にはブロアー
(4)と脱臭器(5)を配置する。
り、エアーシャワー室(12)とダクト(6)に区分さ
れている。そして、仕切壁(10)のエアーシャワー室
(12)側の壁面には複数のエアーノズル(7)を設け
ると共にダクト(6)側の筐体(1)の壁面の下部には
開口部(13)を設け、ダクト(6)にはブロアー
(4)と脱臭器(5)を配置する。
【0011】 上記の態様おいては、ブロアー(4)に
より、開口部(13)からダクト(6)に取り入れた空
気をエアーノズル(7)側へ吹き出し、エアーノズル
(7)を通してエアーシャワー室(12)に供給する。
そして、ダクト(6)に配置された脱臭器(5)によ
り、エアーシャワー室(12)に供給されるエアー中に
脱臭剤を放出する。
より、開口部(13)からダクト(6)に取り入れた空
気をエアーノズル(7)側へ吹き出し、エアーノズル
(7)を通してエアーシャワー室(12)に供給する。
そして、ダクト(6)に配置された脱臭器(5)によ
り、エアーシャワー室(12)に供給されるエアー中に
脱臭剤を放出する。
【0012】エアーノズル(7)は、仕切壁(10)の
エアーシャワー室(12)側の一壁面に設けられている
が、図1に示す消臭ブースにおいては、左右および前面
の壁面に設けることも可能である。斯かる場合、仕切壁
(10)をコの字型に配置して断面がコの字型のダクト
を設ける。しかしながら、通常は、図1に示す様に一方
の壁面のみに設ければ十分である。また、図1に示す消
臭ブースにおいては、必要ならば、エアーシャワー室
(12)の床(1e)の略中央にターンテーブル(図示
せず)を配置してその上に立って人を回転させる構成を
採用することも出来る。更に、必要ならば、エアーシャ
ワー室(12)の中に椅子(図示せず)を設置すること
も出来る。また、エアーノズル(7)として、ノズル方
向が上下および/または左右などに自動変更される構造
のものを使用することが出来る。斯かる構造のエアーノ
ズルによれば、エアーシャワーの範囲が拡大されるた
め、その取り付け個数を少なくすることが出来る。
エアーシャワー室(12)側の一壁面に設けられている
が、図1に示す消臭ブースにおいては、左右および前面
の壁面に設けることも可能である。斯かる場合、仕切壁
(10)をコの字型に配置して断面がコの字型のダクト
を設ける。しかしながら、通常は、図1に示す様に一方
の壁面のみに設ければ十分である。また、図1に示す消
臭ブースにおいては、必要ならば、エアーシャワー室
(12)の床(1e)の略中央にターンテーブル(図示
せず)を配置してその上に立って人を回転させる構成を
採用することも出来る。更に、必要ならば、エアーシャ
ワー室(12)の中に椅子(図示せず)を設置すること
も出来る。また、エアーノズル(7)として、ノズル方
向が上下および/または左右などに自動変更される構造
のものを使用することが出来る。斯かる構造のエアーノ
ズルによれば、エアーシャワーの範囲が拡大されるた
め、その取り付け個数を少なくすることが出来る。
【0013】 エアーノズル(7)は、図示する様に、
通常、顔が位置する高さより低い位置に縦方向に複数個
配置される。そして、エアーノズル(7)の個数は、図
示した消臭ブースでは6個であるが、その数は任意であ
る。また、各エアーノズル(7)は、エアーシャワー室
(12)内の人に向けてエアーをシャワーし得る様に配
置されるが、何れにしても、その角度を調整し得る構造
のエアーノズルが好ましい。角度調整可能な構造のエア
ーノズルによれば、足元付近の下方の位置にまでエアー
ノズルを配置しなくても、腰付近の高さの位置に設けた
エアーノズルの角度を調整することにより、ズボンの裾
付近にまでエアーをシャワーすることが出来る。
通常、顔が位置する高さより低い位置に縦方向に複数個
配置される。そして、エアーノズル(7)の個数は、図
示した消臭ブースでは6個であるが、その数は任意であ
る。また、各エアーノズル(7)は、エアーシャワー室
(12)内の人に向けてエアーをシャワーし得る様に配
置されるが、何れにしても、その角度を調整し得る構造
のエアーノズルが好ましい。角度調整可能な構造のエア
ーノズルによれば、足元付近の下方の位置にまでエアー
ノズルを配置しなくても、腰付近の高さの位置に設けた
エアーノズルの角度を調整することにより、ズボンの裾
付近にまでエアーをシャワーすることが出来る。
【0014】ダクト(6)内に配置される脱臭器(5)
は、循環エアー中に脱臭剤を放出する。従って、脱臭剤
としては、当然ながら、呼吸して体内に入れても経口摂
取しても毒性がなく、皮膚や目にも刺激性がなく、可燃
性および爆発性のないものであれば、特にその種類は制
限されない。斯かる特性を備えて本発明において好適に
用いられる脱臭剤としては、例えば、病院内の各種の場
所の臭い消しとして既に用いられている、「ヴエポテツ
ク粒子」(米国ヴエポテツク社製商品(商品名:ニュー
トラガンマ)が挙げられる。そして、斯かる脱臭剤を用
いたシステムとしては、日本デオドール(株)の「デオ
ドール・ドライシステム」が知られている。
は、循環エアー中に脱臭剤を放出する。従って、脱臭剤
としては、当然ながら、呼吸して体内に入れても経口摂
取しても毒性がなく、皮膚や目にも刺激性がなく、可燃
性および爆発性のないものであれば、特にその種類は制
限されない。斯かる特性を備えて本発明において好適に
用いられる脱臭剤としては、例えば、病院内の各種の場
所の臭い消しとして既に用いられている、「ヴエポテツ
ク粒子」(米国ヴエポテツク社製商品(商品名:ニュー
トラガンマ)が挙げられる。そして、斯かる脱臭剤を用
いたシステムとしては、日本デオドール(株)の「デオ
ドール・ドライシステム」が知られている。
【0015】「ヴエポテツク粒子」は、米国の医療機器
メーカーのウイルロス社と総合医薬品メーカーのサール
社によって開発された脱臭剤である。そして、樹木から
抽出された天然精油から成る粒子状物質であり、一種の
中和方式であるキャップセライジング方式により悪臭粒
子を包み込んで脱臭を行う。「ヴエポテツク粒子」を含
む脱臭液は、メンブレンとメンブレンとの間に封入され
ており、メンブレンと空気との摩擦により、一定量の
「ヴエポテツク粒子」を空気中に放出することが出来、
その詳細は、例えば、米国特許第3,785,558
号、第3,874,146号、第3,885,737号
明細書によって明らかにされている。
メーカーのウイルロス社と総合医薬品メーカーのサール
社によって開発された脱臭剤である。そして、樹木から
抽出された天然精油から成る粒子状物質であり、一種の
中和方式であるキャップセライジング方式により悪臭粒
子を包み込んで脱臭を行う。「ヴエポテツク粒子」を含
む脱臭液は、メンブレンとメンブレンとの間に封入され
ており、メンブレンと空気との摩擦により、一定量の
「ヴエポテツク粒子」を空気中に放出することが出来、
その詳細は、例えば、米国特許第3,785,558
号、第3,874,146号、第3,885,737号
明細書によって明らかにされている。
【0016】「ヴエポテツク粒子」を担持したメンブレ
ン(脱臭剤エレメント)は、消臭剤容器(カートリッ
ジ)に収容された状態で容易に入手することが出来る。
図3に示す脱臭器(5)は、消臭剤容器(51)に収容
された脱臭剤エレメント(53)を利用した例である。
ン(脱臭剤エレメント)は、消臭剤容器(カートリッ
ジ)に収容された状態で容易に入手することが出来る。
図3に示す脱臭器(5)は、消臭剤容器(51)に収容
された脱臭剤エレメント(53)を利用した例である。
【0017】本発明においては、他の脱臭剤として、例
えば、マメ科クララ植物(クララ、ベニバナクララ、エ
ンジュ等)、ミカン科の多年草ヘンルーダ、ソバの全
草、トマト、パンジー等の抽出物(特開平2−3687
1号公報参照)、ツバキ科植物、クスノキ科植物、緑茶
などの抽出物(特開平2−41165号公報)、オレン
ジ等の蜜柑系統の果実の皮からの抽出物(特開平2−4
5059号公報参照)、イネ科植物の抽出物(特開平2
−167168号公報参照)オオバコ(ムジナオオバ
コ、ヘラオオバコ等)の抽出物(特開平2−20062
0号公報参照)を用いることも可能である。
えば、マメ科クララ植物(クララ、ベニバナクララ、エ
ンジュ等)、ミカン科の多年草ヘンルーダ、ソバの全
草、トマト、パンジー等の抽出物(特開平2−3687
1号公報参照)、ツバキ科植物、クスノキ科植物、緑茶
などの抽出物(特開平2−41165号公報)、オレン
ジ等の蜜柑系統の果実の皮からの抽出物(特開平2−4
5059号公報参照)、イネ科植物の抽出物(特開平2
−167168号公報参照)オオバコ(ムジナオオバ
コ、ヘラオオバコ等)の抽出物(特開平2−20062
0号公報参照)を用いることも可能である。
【0018】更に、上記の他、カカオハスク(焙煎カカ
オ豆の皮)の抽出物(特開平2−203860号公
報)、ユキノシタ科植物(ユキノシタ属、アラシグサ
属、ネコノメソウ属、ウツギ属、スグリ属、アジサイ属
など)の抽出物(特開平2−239865号公報)、ツ
ワブキ、フキ等の抽出物、L−アラニン−L−グルタミ
ン酸塩、メチオニン、トリプトファン、DL−アラニン
等のアミノ酸、クレアチニン又はグリコシアミジン(特
開平2−57261号公報参照)等も用いることが出来
る。
オ豆の皮)の抽出物(特開平2−203860号公
報)、ユキノシタ科植物(ユキノシタ属、アラシグサ
属、ネコノメソウ属、ウツギ属、スグリ属、アジサイ属
など)の抽出物(特開平2−239865号公報)、ツ
ワブキ、フキ等の抽出物、L−アラニン−L−グルタミ
ン酸塩、メチオニン、トリプトファン、DL−アラニン
等のアミノ酸、クレアチニン又はグリコシアミジン(特
開平2−57261号公報参照)等も用いることが出来
る。
【0019】上記の各脱臭剤の中には、特定の臭い成分
に対して特に顕著な脱臭効果を発揮するものもある。従
って、脱臭剤としては、本発明の消臭ブースの設置場所
などを考慮し、脱臭すべき臭い成分の種類に応じて選択
するのが好ましい。なお、上記の各脱臭剤は、前記の
「ヴエポテツク粒子」の場合と同様、メンブレンに封入
されて用いられるが、必要に応じ、その他の形態で用い
ることも出来る。また、脱臭剤にバラやキンモクセイ等
の芳香剤などを組合せることにより、シャワー用エアー
に適宜選択された香りを付与することも出来る。
に対して特に顕著な脱臭効果を発揮するものもある。従
って、脱臭剤としては、本発明の消臭ブースの設置場所
などを考慮し、脱臭すべき臭い成分の種類に応じて選択
するのが好ましい。なお、上記の各脱臭剤は、前記の
「ヴエポテツク粒子」の場合と同様、メンブレンに封入
されて用いられるが、必要に応じ、その他の形態で用い
ることも出来る。また、脱臭剤にバラやキンモクセイ等
の芳香剤などを組合せることにより、シャワー用エアー
に適宜選択された香りを付与することも出来る。
【0020】 上記の脱臭器(5)は、支持板(52)
によって上下の容室に分割されたケース(50)、内部
に消臭剤エレメント(53)を収容し且つケース(5
0)の下容室に配置された消臭剤容器(51)、ダクト
(6)内の空気を脱臭剤容器(51)に導入する空気導
入管、脱臭剤容器(51)に導入された空気をダクト
(6)内に戻す空気排出管にて構成される。図示する様
に、上記の空気導入管は、上昇するダクト(6)内の空
気の一部を取り入れるために上容室側のケース(50)
の側壁に取り付けられ且つ一端側の空気取り入れ口(5
5e)がダクト(6)内において下方に向けられた曲管
(55)と、空気量を制御するために支持板(52)に
取り付けられ且つ曲管(55)の他端に接続された流量
調整弁(56)と、流量が制御された空気を脱臭剤容器
(51)に供給するために一端が流量調整弁(56)に
接続され且つ支持板(52)を貫通して他端が脱臭剤容
器(51)に挿入された空気供給管(54)とを備えて
いる。上記の空気排出管は、脱臭剤成分を含む空気を脱
臭剤容器(51)から取り出すためにケース(50)の
上容室側から支持板(52)を貫通して一端が脱臭剤容
器(51)に挿入された吐出管(57)と、脱臭成分を
含む空気をダクト(6)内の空気流に戻すために上容室
側のケース(50)の側壁に取り付けられ且つ吐出管
(57)に接続されてダクト(6)内に伸長されたノズ
ル配管(58)とを備え、ノズル配管(58)には、脱
臭剤成分を含む空気を吐出する複数の孔(58eが設け
られている。
によって上下の容室に分割されたケース(50)、内部
に消臭剤エレメント(53)を収容し且つケース(5
0)の下容室に配置された消臭剤容器(51)、ダクト
(6)内の空気を脱臭剤容器(51)に導入する空気導
入管、脱臭剤容器(51)に導入された空気をダクト
(6)内に戻す空気排出管にて構成される。図示する様
に、上記の空気導入管は、上昇するダクト(6)内の空
気の一部を取り入れるために上容室側のケース(50)
の側壁に取り付けられ且つ一端側の空気取り入れ口(5
5e)がダクト(6)内において下方に向けられた曲管
(55)と、空気量を制御するために支持板(52)に
取り付けられ且つ曲管(55)の他端に接続された流量
調整弁(56)と、流量が制御された空気を脱臭剤容器
(51)に供給するために一端が流量調整弁(56)に
接続され且つ支持板(52)を貫通して他端が脱臭剤容
器(51)に挿入された空気供給管(54)とを備えて
いる。上記の空気排出管は、脱臭剤成分を含む空気を脱
臭剤容器(51)から取り出すためにケース(50)の
上容室側から支持板(52)を貫通して一端が脱臭剤容
器(51)に挿入された吐出管(57)と、脱臭成分を
含む空気をダクト(6)内の空気流に戻すために上容室
側のケース(50)の側壁に取り付けられ且つ吐出管
(57)に接続されてダクト(6)内に伸長されたノズ
ル配管(58)とを備え、ノズル配管(58)には、脱
臭剤成分を含む空気を吐出する複数の孔(58eが設け
られている。
【0021】そして、脱臭剤エレメント(53)を構成
するメンブレンは、所定の幅を有する帯状体を自立状態
で渦巻き状に捲回して用いることが出来るため、消臭剤
容器(51)内に挿入配置された吸入管(54)は、斯
かる渦巻き状の脱臭剤エレメント(53)の中心空間に
位置させるのが好ましい。また、消臭剤容器(51)の
交換は、例えば、ケース(50)の側壁を扉構造にする
ことにより、容易に行うことが出来る。そして、脱臭剤
濃度は、本発明の消臭ブースの設置場所などを勘案して
適宜決定されるが、その調整は、脱臭器(5)の流量調
整レバー(56e)の傾斜角度を調整することによって
行うことが出来る。
するメンブレンは、所定の幅を有する帯状体を自立状態
で渦巻き状に捲回して用いることが出来るため、消臭剤
容器(51)内に挿入配置された吸入管(54)は、斯
かる渦巻き状の脱臭剤エレメント(53)の中心空間に
位置させるのが好ましい。また、消臭剤容器(51)の
交換は、例えば、ケース(50)の側壁を扉構造にする
ことにより、容易に行うことが出来る。そして、脱臭剤
濃度は、本発明の消臭ブースの設置場所などを勘案して
適宜決定されるが、その調整は、脱臭器(5)の流量調
整レバー(56e)の傾斜角度を調整することによって
行うことが出来る。
【0022】また、図1においては、ブロアー(4)の
上部に脱臭器(5)を配置し、ブロアー(4)の吐出側
からのエアーが吸入口(55e)に導入される様にして
いるが、ブロアー(4)の下部に脱臭器(5)を配置
し、ブロアー(4)の吸入側からのエアーが吸入口(5
5e)に導入される様にしてもよい。
上部に脱臭器(5)を配置し、ブロアー(4)の吐出側
からのエアーが吸入口(55e)に導入される様にして
いるが、ブロアー(4)の下部に脱臭器(5)を配置
し、ブロアー(4)の吸入側からのエアーが吸入口(5
5e)に導入される様にしてもよい。
【0023】本発明においては、消臭ブースの利便性を
高めるため、仕切壁(10)のエアーシャワー室(1
2)側の壁面にハンドシャワー(8)を設けるのが好ま
しい。ハンドシャワー(8)は、特に、頭髪などの局部
に容易にエアーをシャワーすることが出来るため、局部
に付着した臭いを消臭する場合に便利である。そして、
ハンドシャワー(8)の操作構造としては、例えば、壁
面から取り外すことにより、また、手元のスイッチの操
作により、作動し得る構造とすることが出来る。
高めるため、仕切壁(10)のエアーシャワー室(1
2)側の壁面にハンドシャワー(8)を設けるのが好ま
しい。ハンドシャワー(8)は、特に、頭髪などの局部
に容易にエアーをシャワーすることが出来るため、局部
に付着した臭いを消臭する場合に便利である。そして、
ハンドシャワー(8)の操作構造としては、例えば、壁
面から取り外すことにより、また、手元のスイッチの操
作により、作動し得る構造とすることが出来る。
【0024】また、本発明においては、エアーシャワー
室(12)の天井(1d)に照明装置(11)を配置
し、内部側面に化粧鏡(10c)を備えるのが好まし
い。照明装置(11)は、本発明の消臭ブースの夜間使
用などにおいて便利であり、化粧鏡(10c)は、消臭
ブースから出る際に身形を整える際に便利である。
室(12)の天井(1d)に照明装置(11)を配置
し、内部側面に化粧鏡(10c)を備えるのが好まし
い。照明装置(11)は、本発明の消臭ブースの夜間使
用などにおいて便利であり、化粧鏡(10c)は、消臭
ブースから出る際に身形を整える際に便利である。
【0025】また、本発明においては、消臭ブースの扉
(2)には窓(2c)を設けるのが好ましい。窓(2
c)を設けることにより、外部から使用中か否かを容易
に判別し得るのみならず、消臭ブースの中から外部が見
えるため、特に、女性や子供のの使用者にとっては、安
心感を与える効果がある。
(2)には窓(2c)を設けるのが好ましい。窓(2
c)を設けることにより、外部から使用中か否かを容易
に判別し得るのみならず、消臭ブースの中から外部が見
えるため、特に、女性や子供のの使用者にとっては、安
心感を与える効果がある。
【0026】また、本発明においては、消臭ブースの扉
(2)側の筐体(1)にはコイン錠(3)を設けること
が好ましい。コイン錠(3)を設けることにより、消臭
ブースの自動有料使用が可能となり、管理上の利益が得
られる。また、併せて、コイン錠(3)と共にタイマー
を利用して消臭ブースの使用を時間制にすることも出来
る。更には、人センサーを利用することにより、エアー
シャワーの駆動の自動化を図ることも出来、例えば、複
数個のランプの点滅やタイマー等により、エアーシャワ
ーの駆動経過時間(駆動残時間)を表示することも出来
る。
(2)側の筐体(1)にはコイン錠(3)を設けること
が好ましい。コイン錠(3)を設けることにより、消臭
ブースの自動有料使用が可能となり、管理上の利益が得
られる。また、併せて、コイン錠(3)と共にタイマー
を利用して消臭ブースの使用を時間制にすることも出来
る。更には、人センサーを利用することにより、エアー
シャワーの駆動の自動化を図ることも出来、例えば、複
数個のランプの点滅やタイマー等により、エアーシャワ
ーの駆動経過時間(駆動残時間)を表示することも出来
る。
【0027】また、本発明においては、エアーシャワー
室(12)の内部側面にエアーシャワー量および/また
は循環エアー中に放出される脱臭剤濃度を制御する制御
装置(9)を設けるのが好ましい。エアーシャワー量
は、ブロアー(4)の回転数を調整することにより、ま
た、脱臭剤濃度は、ブロアー(4)の回転数と脱臭器
(5)の流量調整レバー(56e)の傾斜角度を調整す
ることによって容易に行うことが出来る。
室(12)の内部側面にエアーシャワー量および/また
は循環エアー中に放出される脱臭剤濃度を制御する制御
装置(9)を設けるのが好ましい。エアーシャワー量
は、ブロアー(4)の回転数を調整することにより、ま
た、脱臭剤濃度は、ブロアー(4)の回転数と脱臭器
(5)の流量調整レバー(56e)の傾斜角度を調整す
ることによって容易に行うことが出来る。
【0028】例えば、脱臭剤として「ヴエポテツク粒
子」を用いた場合、その濃度が消臭すべき臭いと同等の
濃度の場合には「ヴエポテツク粒子」によって無臭状態
が達成されるが、「ヴエポテツク粒子」の濃度が消臭す
べき臭いに比して高濃度過ぎる場合には、森林浴で感じ
る様な特有の匂いがある。斯かる匂いは、多くの人にと
って、快い匂いとして感じられるが、斯かる匂いに抵抗
を有する使用者を考慮し、制御装置(9)によって脱臭
剤濃度を制御し得る様にするのが好ましい。また、切替
え使用可能に配置された複数個の脱臭器に異なる種類の
脱臭剤や芳香剤などを収容することにより、森林浴、バ
ラ、キンモクセイ、檜、柑橘類などの匂いを自由に選択
することも出来る。
子」を用いた場合、その濃度が消臭すべき臭いと同等の
濃度の場合には「ヴエポテツク粒子」によって無臭状態
が達成されるが、「ヴエポテツク粒子」の濃度が消臭す
べき臭いに比して高濃度過ぎる場合には、森林浴で感じ
る様な特有の匂いがある。斯かる匂いは、多くの人にと
って、快い匂いとして感じられるが、斯かる匂いに抵抗
を有する使用者を考慮し、制御装置(9)によって脱臭
剤濃度を制御し得る様にするのが好ましい。また、切替
え使用可能に配置された複数個の脱臭器に異なる種類の
脱臭剤や芳香剤などを収容することにより、森林浴、バ
ラ、キンモクセイ、檜、柑橘類などの匂いを自由に選択
することも出来る。
【0029】また、本発明においては、開口部(13)
にフィルター(13a)を配置するのが好ましい。フィ
ルター(13a)の除塵作用により、脱臭剤エレメント
(53)のメンブレンを保護することが出来る。
にフィルター(13a)を配置するのが好ましい。フィ
ルター(13a)の除塵作用により、脱臭剤エレメント
(53)のメンブレンを保護することが出来る。
【0030】更にまた、本発明においては、特に図示は
していないが、ダクト(6)内にエアーの温度調整機
(冷暖房設備)及び/又は湿度調整機(除湿加湿設備)
を配置し、消臭ブース内のエアーシャワーの温度や湿度
条件を調整することも出来る。そして、斯かる種々の調
整は、制御装置(9)によって制御し得る様にするのが
好ましい。
していないが、ダクト(6)内にエアーの温度調整機
(冷暖房設備)及び/又は湿度調整機(除湿加湿設備)
を配置し、消臭ブース内のエアーシャワーの温度や湿度
条件を調整することも出来る。そして、斯かる種々の調
整は、制御装置(9)によって制御し得る様にするのが
好ましい。
【0031】次に、図5に示す本発明の消臭ブースにつ
いて説明する。この消臭ブースは、ビル内の壁(14
a)と(14b)にて構成されたコーナにおいて仕切り
壁(15)により区画され比較的に小さな空間部をブー
スとして利用し、この空間部がエアーシャワー室(1
2)に構成されている。ブロアーと脱臭器とは、仕切り
壁(15)のエアーシャワー室(12)の反対側に機械
エレメント(16)として配置されている。
いて説明する。この消臭ブースは、ビル内の壁(14
a)と(14b)にて構成されたコーナにおいて仕切り
壁(15)により区画され比較的に小さな空間部をブー
スとして利用し、この空間部がエアーシャワー室(1
2)に構成されている。ブロアーと脱臭器とは、仕切り
壁(15)のエアーシャワー室(12)の反対側に機械
エレメント(16)として配置されている。
【0032】脱臭器としては、図3に示す脱臭器をその
まま使用することが出来る。機械エレメント(16)は
箱体の構造を備えており、その内部はダクトと同様に作
用する。シャワー用エアーは、ブロアーにより、機械エ
レメント(16)の開口部(図示せず)から取り込ま
れ、導管(17)、分岐管(18)、エアーノズル
(7)を通してエアーシャワー室(12)に供給され
る。そして、機械エレメント(16)に配置された脱臭
器により、エアー中に脱臭剤が放出される。その他の構
成は、図1に示す消臭ブースと同様にすることが出来
る。扉を設ける場合は、入口の中央部のみに設けられる
所謂ウエスタン方式の扉などが好適である。
まま使用することが出来る。機械エレメント(16)は
箱体の構造を備えており、その内部はダクトと同様に作
用する。シャワー用エアーは、ブロアーにより、機械エ
レメント(16)の開口部(図示せず)から取り込ま
れ、導管(17)、分岐管(18)、エアーノズル
(7)を通してエアーシャワー室(12)に供給され
る。そして、機械エレメント(16)に配置された脱臭
器により、エアー中に脱臭剤が放出される。その他の構
成は、図1に示す消臭ブースと同様にすることが出来
る。扉を設ける場合は、入口の中央部のみに設けられる
所謂ウエスタン方式の扉などが好適である。
【0033】本発明の消臭ブースは、リラックスするた
めの空間部としても利用することが出来る。そのため、
例えば、音楽、小鳥のさえずり、波の音などを流し、α
波を発生させる機能を付加することも出来る。また、本
発明の消臭ブースの内壁面に情報機能を付加するため、
例えば、液晶CRT画面を設置し、天気予報、ニュース
を流すことも出来る。
めの空間部としても利用することが出来る。そのため、
例えば、音楽、小鳥のさえずり、波の音などを流し、α
波を発生させる機能を付加することも出来る。また、本
発明の消臭ブースの内壁面に情報機能を付加するため、
例えば、液晶CRT画面を設置し、天気予報、ニュース
を流すことも出来る。
【0034】
【発明の効果】以上説明した本発明の消臭ブースは、当
該消臭ブース内のエアーシャワーを浴びると言う簡単な
操作により、衣服や頭髪などに付着した各種の臭いを容
易且つ確実に消臭し得る。
該消臭ブース内のエアーシャワーを浴びると言う簡単な
操作により、衣服や頭髪などに付着した各種の臭いを容
易且つ確実に消臭し得る。
【図1】本発明の消臭ブースの一例の内部の説明図であ
る。
る。
【図2】図1のA−A線に沿った内部の説明図である。
【図3】本発明において好ましい態様として用いられる
脱臭器の説明図である。
脱臭器の説明図である。
【図4】図1に示す消臭ブースの外観説明図である。
【図5】本発明の消臭ブースの他の一例の平面説明図で
ある。
ある。
1:筐体 2:扉 2c:窓 3:コイン錠 4:ブロアー 5:脱臭器 6:ダクト 7:エアーノズル 8:ハンドシャワー 9:制御装置 10:仕切壁 10c:化粧鏡 11:照明装置 12:エアーシャワー室 13:開口部 13a:フィルター 14a:ビル内の壁 14b:ビル内の壁 15:仕切り壁 16:機械エレメント 17:導管 18:分岐管
フロントページの続き (73)特許権者 391001033 日本デオドール株式会社 東京都新宿区西新宿7−8−13 (72)発明者 平 昌郎 東京都昭島市武蔵野2−10−17−311 (72)発明者 重田 隆義 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目2番12号 三菱化成エンジニアリング株式会社 (72)発明者 小松 繁 東京都大田区大森北2−1−1 三菱樹 脂エンジニアリング株式会社 環境事業 部内 (72)発明者 篠原 統 福岡県福岡市東区松島3丁目25番25号 第一施設工業株式会社内 (72)発明者 荒幡 健一 東京都小平市鈴木町一丁目45番地の1 エム・シー・エレクトロニクス株式会社 システム・商品事業部内 (72)発明者 柿本 元 東京都新宿区西新宿7丁目8番13号 日 本デオドール株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−179154(JP,A) 特開 平4−242655(JP,A) 特開 平6−18061(JP,A) 特開 平7−96026(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】 エアーシャワー室として構成されたブー
スであって、仕切壁(10)によってエアーシャワー室
(12)とダクト(6)に内部が区分された筐体(1)
と、外部の空気を取り入れるためにダクト(6)側の筐
体(1の壁面の下部に設けられた開口部(13)と、仕
切壁(10)のエアーシャワー室(12)側の壁面に設
けられた複数のエアーノズル(7)と、ダクト(6)内
に配置され且つ開口部(13)を通じて取り入れた空気
をエアーノズル(7)側へ吹き出すブロアー(4)と、
ダクト(6)内に配置され且つエアーシャワー室(1
2)に供給される空気中に脱臭剤を放出する脱臭器
(5)とを備え、複数のエアーノズル(7)は、仕切壁
(10)において縦方向に配列され、かつ、空気の吹出
角度を調整可能な構造になされており、しかも、仕切壁
(10)のエアーシャワー室(12)側の壁面には、ダ
クト(6)内の空気を吹き出すハンドシャワー(8)が
設けられていることを特徴とする消臭ブース。 - 【請求項2】 脱臭器(5)は、脱臭剤エレメント(5
3)を収容する脱臭剤容器(51)、ダクト(6)内の
空気を脱臭剤容器(51)に導入する空気導入管、脱臭
剤容器(51)に導入された空気をダクト(6)内に戻
す空気排出管にて構成され、前記の空気導入管は、一端
側の空気取り入れ口(55e)がダクト(6)内におい
て下方に向けられた曲管(55)と、曲管(55)の他
端に接続された流量調整弁(56)と、一端が流量調整
弁(56)に接続され且つ他端が脱臭剤容器(51)に
挿入された空気供給管(54)とを備え、前記の空気排
出管は、一端が脱臭剤容器(51)に挿入された吐出管
(57)と、当該吐出管に接続されてダクト(6)内に
伸長され且つ複数の孔(58e)が設けられたノズル配
管(58)とを備えている請求項1に記載の消臭ブー
ス。 - 【請求項3】 脱臭剤が、樹木から抽出された天然精油
から成り、メンブレン(浸透膜)に封入され、その浸透
作用によって空気中に放出され、キャップセライジング
方式により悪臭粒子を包み込んで脱臭を行う粒子状物質
から成る請求項2に記載の消臭ブース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7043552A JP2725161B2 (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 消臭ブース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7043552A JP2725161B2 (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 消臭ブース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08215298A JPH08215298A (ja) | 1996-08-27 |
JP2725161B2 true JP2725161B2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=12666925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7043552A Expired - Lifetime JP2725161B2 (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 消臭ブース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2725161B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61179154A (ja) * | 1985-02-04 | 1986-08-11 | 朋友物産株式会社 | 殺菌および消臭装置 |
JPH04242655A (ja) * | 1990-12-28 | 1992-08-31 | Yagishita:Kk | 消臭・付香装置 |
JPH0618061A (ja) * | 1992-06-30 | 1994-01-25 | Oki Electric Ind Co Ltd | 香り調製装置 |
JPH0796026A (ja) * | 1993-09-28 | 1995-04-11 | M C Electron Kk | 消臭ブース |
-
1995
- 1995-02-08 JP JP7043552A patent/JP2725161B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08215298A (ja) | 1996-08-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19971104 |