JPH03292960A - 共有空間の消臭方法及び装置 - Google Patents

共有空間の消臭方法及び装置

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Publication number
JPH03292960A
JPH03292960A JP2095518A JP9551890A JPH03292960A JP H03292960 A JPH03292960 A JP H03292960A JP 2095518 A JP2095518 A JP 2095518A JP 9551890 A JP9551890 A JP 9551890A JP H03292960 A JPH03292960 A JP H03292960A
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JP
Japan
Prior art keywords
essential oil
deodorizing
natural essential
common space
smell
Prior art date
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Pending
Application number
JP2095518A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoya Tokuhiro
徳弘 知也
Motoyuki Iwahashi
基行 岩橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd, Shimizu Corp filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
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Publication of JPH03292960A publication Critical patent/JPH03292960A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、ホテルの客室や列車等の共有空間内の消臭
を行う共有空間の消臭方法及び装置に関するもので紗る
「従来の技術」 共有空間内には多種多様な人間が出入りし、多種多様な
方法でこの共有空間を使用する。従って、住宅等におけ
る個人的な消臭方法よりも、求められる消臭のレベルは
高いものがある。従来、このような共有空間内の消臭方
法としては、■化学合成された消臭剤をスプレー等で噴
霧する、■揮発性の芳香剤を空間内に配置する、■活性
炭等の吸着剤を空間内に配置する、あるいは空間内の空
気を吸着剤内を通過させる、等の方法が知られでいる。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、前記従来の消臭方法は、次に述べるよう
な問題をそれぞれ抱えており、現実の適用に課題を残し
ていた。
すなわち、消臭剤を用いた方法では、空間全体へ消臭剤
を拡散させることが困難であり、特に、天井など消臭剤
が届きにくい場所に染み込んだ臭いの消臭は困難である
。また、芳香剤を用いた方法では、芳香剤に含まれる香
り成分は揮発性が高いため、人間や施設等に香り成分が
染み着いて残る、という二次的な問題がある。さらに、
吸着剤を用いた方法では、壁、天井、床等の施設自体に
染み込んだ臭いの消臭が困難である。
この発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、共有
空間全体の有効な消臭を可能とし、しかも消臭後に消臭
剤自体の香りを残さない共有空間の消臭方法及び装置の
提供を目的としている。
[課題を解決するための手段」 そこでこの発明は、ホテルの客室や列車等の共有空間内
に消臭効果のある天然精油を噴霧、拡散させることでこ
の空間内の消臭を行うような共有空間の消臭方法により
前記課題を解決せんとじている。
この際、消臭効果のある天然精油を共有空間内に噴霧す
る噴霧装置の噴霧口に、噴霧される天然精油を帯電させ
る帯電装置が設けられた共有空間の消臭装置を用いるこ
とが好ましい。
「実施例」 以下、この発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は、この発明の第1実施例である共有空間の消臭
方法を実施するための装置を示す図である。第1図にお
いて、符号lはホテルの部屋や列車等、不特定多数の人
間に供用される共有空間2を有する施設、符号3はこの
施設に付設された空調設備である。この空調設備3は、
施設置の近傍に設置された空調機4と、排気ダクト5を
介してこの空調機4に共有空間2内の空気を送風する送
風機6と、空調機4から温湿度の調整された空気を前記
共有空間2内に送呂する給気ダクト7とから概略構成さ
れている。また、符号8は精油噴霧装置であり、前記給
気ダクト7内に精油を噴霧するようにこの給気ダクト7
近傍に設置され、これにより、霧化された精油を含む空
気が前記共有空間2内に供給される。
なお、本実施例に使用される精油としては、消臭(脱臭
)効果のある天然精油が好ましく、このような精油のよ
り好ましい一例としては、柑橘類や検相類の水蒸気蒸留
物が挙げられる。
従って、前記精油噴霧装置8により消臭(脱臭)効果の
ある天然精油を給気ダクト7内に噴霧することで、霧化
された天然精油を共有空間2内に充満させれば、体臭の
ように共有空間2内に漂っている臭いを除去できると共
に、この霧化された天然精油が壁、床等に付着すること
で、これら壁等に染み込んだ臭いも除去することができ
る。これにより、前記従来の消臭方法とは異なり、共有
空間2全体の臭いを有効に除去することができる。
また、天然精油は前記従来の芳香剤よりも香りがきつく
なく、人間や壁等に香りが染み着く、といった事態を避
けることができる。
さらに、天然精油はダニや蝿等の害虫に対する殺虫効果
や繁殖防止、忌避効果も有しているので、衛生面の向上
も図り得る、という利点がある。同様に、カビや細菌の
繁殖防止効果もあり、衛生面上大変好ましい。
なお、前記実施例では空調設備3に精油噴霧装置8を付
設していたが、共有空間2内にスペースを確保できれば
、第2図に示すように、この共有空間2内に直接精油噴
霧装置8を配置してもよいことは勿論である。
次に、第3図は、この発明の別の実施例である共有空間
の消臭装置を示す図である。なお、以下の説明において
、前記実施例と同一の構成要素については同一の符号を
付し、その説明を省略する。
本実施例においては、第2図に示す実施例の如く共有空
間2内に精油噴霧装置8が設置されてし)る。この精油
噴霧装置8の噴霧口10には、図示されない送風部から
空気が外方に向けて送風されている。この噴霧口10は
金属等の導電性物質で形成され、高電圧発生部(帯電装
置)11から高電圧が印加されている。また、符号12
は天然精油13が貯留されているタンクであり、このタ
ンク12からはその先端が前記噴霧口10内に至る供給
管14が延出されている。
従って、送風部から空気が外方に向けて送風されること
で、タンク12から天然精油13が吸い出されて供給管
14先端で霧化され、さらに噴霧口10に高電圧が印加
されていることで、霧化された天然絹?ll113が帯
電する。これにより、帯電した霧状の天然精油13の粒
子を含む空気が前記共有空間2内に供給され、この空気
が共有空間2内に充満されて室内の消臭が行われる。従
って、本実施例によっても、前記実施例と同様の作用効
果を得ることができる。
ここで、床、壁、天井等の仕上材は施設内で供用された
状態で帯電する傾向にあり、しかも、多くの臭い成分は
これら帯電した材料に引き寄せられて付着する傾向にあ
るため、この帯it荷と反対の電荷を天然精油13に与
えて噴霧することで、この天然精油13の粒子を効率良
く仕上材に付着、浸透させ、消臭効果を迅速かつ確実な
ものとすることができる。
なお、この発明の共有空間の消臭方法は、その細部が前
記実施例に限定されず、種々の変形例が可能である。−
例として、前記天然精油は常時噴霧する必要はなく、必
要に応じて間欠的に噴霧すれば良い。この際、天然精油
を噴霧しないときには、近年提案されているアロマセラ
ビー(芳香療法)的な作用を狙って、ラベンダー系のよ
うに神経鎮静作用や安眠作用を有する香りや、ペパーミ
ント系のように覚醒作用を有する香りを流してもよい。
また、アロマセラビー効果を狙わず、純粋に楽しむため
の香りを流してもよいことは勿論である。
「発明の効果」 以上詳細に説明したように、この発明の共有空間の消臭
方法では、ホテルの客室や列車等の共有空間内に消臭効
果のある天然精油を噴霧、拡散させることでこの空間内
の消臭を行っているので、この天然精油の粒子が共有空
間内に充満することでこの共有空間内に漂っている臭い
を除去できると共に、この天然精油の粒子が壁、床等に
付着することで、これら壁等に染み込んだ臭い゛も除去
することができる。これにより、共有空間全体の臭いを
有効に除去することができる。また、天然精油は前記従
来の芳香剤よりも香りがきつくなく、人間や壁等に香り
が染み着く、といった事態を避けることができる。
さらに、天然精油はダニや蝿等の害虫に対する殺虫効果
や繁殖防止、忌避効果も有しているので、衛生面の向上
も図り得る、という利点がある。同様に、カビや細菌の
繁殖防止効果もあり、衛生面上大変好ましい。
しかも、この発明の共有空間の消臭装置によって、帯電
された天然n油を共有空間内に噴霧すれば、この天然精
油を効率良く仕上材に付着、浸透させ、消臭効果を迅速
かつ確実なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例である共有空間の消臭方
法を実施するための装置を示す概略構成図、第2図は同
第2実施例である共有空間の消臭方法を実施するための
装置を示す概略構成図、第3図はこの発明の別の実施例
である共有空間の消臭装置を示す概略構成図である。 第1図 ア 第2図。 第3図 1・・・・・・施設、2・・・・・・共有空間、8・・
・・・・精油噴霧装置、10・・・・・噴霧口、11・
・・・・・高電圧発生部(帯電装置)  13・・・・
天然精油。 呂願人 清水建設株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ホテルの客室や列車等の共有空間内に消臭効果の
    ある天然精油を噴霧、拡散させることでこの空間内の消
    臭を行う共有空間の消臭方法。
  2. (2)消臭効果のある天然精油を共有空間内に噴霧する
    噴霧装置の噴霧口に、噴霧される天然精油を帯電させる
    帯電装置が設けられた共有空間の消臭装置。
JP2095518A 1990-04-11 1990-04-11 共有空間の消臭方法及び装置 Pending JPH03292960A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19644849A1 (de) * 1996-10-29 1998-05-07 Kaelte Bast Gmbh Vorrichtung zum Einsprühen von Duftstoff und Verfahren zur Aromatisierung von Raumluft
JP2001286546A (ja) * 2000-04-07 2001-10-16 Ricoh Elemex Corp 消臭剤噴霧装置
JP2005270669A (ja) * 2005-03-24 2005-10-06 Ricoh Elemex Corp 液体噴霧装置及びこれを内蔵した空気清浄機または脱臭機
WO2006041158A1 (ja) * 2004-10-14 2006-04-20 Daikin Industries, Ltd. 雰囲気改変方法、並びに、それに用いられる噴霧剤及び噴霧装置

Cited By (4)

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JP2001286546A (ja) * 2000-04-07 2001-10-16 Ricoh Elemex Corp 消臭剤噴霧装置
WO2006041158A1 (ja) * 2004-10-14 2006-04-20 Daikin Industries, Ltd. 雰囲気改変方法、並びに、それに用いられる噴霧剤及び噴霧装置
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