JP2724347B2 - 液体製品を適量に分ける装置および方法 - Google Patents

液体製品を適量に分ける装置および方法

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、製品を適量に分ける分野、さらに詳しく
は、液体製品を適量に分ける装置および方法に関する。
特に、本発明は、非経口注入用液体薬学製品を適量に分
ける装置および方法に関する。
適切な間隔で引き続いて投与するようになっている薬
剤を複数回分の分量に収容することを意図した非経口注
入用の装置は多数開発されている。このような装置は、
患者が自分で薬剤を投与しなければならない場合、たと
えば、インスリンによる糖尿病の治療の場合に、非常に
適切であるように作られている。
この種の注射装置は、単室式あるいは複室式のいずれ
にしても、注射アンプルを利用するように構成してある
ことが多い。注射装置を準備するにあたって、ユーザは
アンプルを装置に挿入し、複室アンプルの場合には、2
つの室の内容物を混ぜ合わせる必要がある。その後、ア
ンプルを注射針に接続し、一回分の薬剤を投与する。こ
の投与量は、適当なメカニズム、しばしば、注射アンプ
ル内でのプランジャのストロークを制御することによっ
て決定される。適切な回数の投与を行ってから、注射ア
ンプルを取り外して廃棄する。これにより、新しいアン
プルを挿入することができるようになる。
或る薬剤について患者毎に投与量が異なることがある
から、投与量を変えることができ、かつ、薬剤をできる
だけ無駄なく利用できる投与量変更可能な注射装置を使
用する必要がある。これは、非常に高価な薬剤、たとえ
ば、或る種のホルモンやタンパク質を投与する場合、特
に重要である。もし一回分の投与を各注射アンプルから
行い、残った薬剤を廃棄することになっている場合、治
療コストは到底受け入れられないほど高くなろう。
しかしながら、投与量変更可能な注射装置を用いる場
合には重大な問題が存在する。注射アンプルのシールが
最初の投与で壊されているならば、注射アンプルの内容
物が外部環境に或る程度触れることになるので、微生物
やウイルスによるアンプル内容物汚染の危険がある。こ
の問題は、新たな投与毎に装置に新しい注射針を接続す
ることが普通であるという事実によってさらに悪化す
る。
もちろん、薬剤が装置内に存在し、投与が行われるま
での期間を通じて薬剤を無菌状態に維持することは必要
である。この目的は、通常、注射アンプル内の薬剤に保
存剤、たとえば、メチル、プロピルパラベン等を添加す
ることによって達成されている。しかしながら、このよ
うな保存剤の添加は、使用される薬剤に対して悪影響を
与える可能性があるため、常に受け入れられるとは限ら
ない。このことは、非常に敏感な薬剤、たとえば、有害
な影響に敏感であるために複室アンプルに詰めなければ
ならない薬剤を使用するときには特に重要である。この
ような薬剤の場合、保存剤の存在は、通常、受け入れら
れない。
一回分の投与量毎に薬剤を別々の室内に保持すること
ができ、投与直前まで外部環境に触れることがないなら
ば、保存剤は不要となろう。同時に、各室が所望の投与
量を収容するようにこれらの室を配置することができな
ければならない。
本発明のさらなる目的は、薬剤の2種またはそれ以上
の成分が最初は個別に保持されるように配置し、前記室
が配置される前に前記成分を混ぜ合わせることにある。
これらの目的は、本発明によって達成される。
本発明において、液体製品を適量に分ける装置は、複
数回投与量分の液体製品を収容した柔軟性材料の管状容
器と、この容器を局部的に解除可能に狭窄して、前記容
器の内部を分割してそれぞれが所望の投与量を収容する
2個以上の独立した液体室を同時に形成する手段とを包
含することを特徴とする。
本発明の好ましい実施例では、容器を挟みつける手段
は、複数の間隔を置いた突起を有するプレートであり、
これらの突起が容器を硬い支持体に押圧した状態で容器
を押圧して容器を挟みつける。また、プレート、支持体
の両方が対応する間隔の突起を備え、プレートを支持体
に向かって押圧したときに容器を挟みつけることもでき
る。
別の好ましい実施例では、管状容器は、当初、2つま
たはそれ以上のスペースに分割されている。各スペース
が或る製品を収容しており、各スペースの内容物を混ぜ
合わせてから、容器を挟みつけて個別の液体室を形成す
る。
本発明は、また、液体製品を適量に分ける方法にも関
係し、この方法は、複数投与回数分の製品を柔軟な材料
でできた管状容器に入れ、この容器を局所的に挟みつ
け、複数の個別の液体室を形成して各液体室が一回の投
与量分の製品を収容するようにし、その後、所望に応じ
て製品を各液体室から取り出すことを特徴とする。
本発明の好ましい態様では、管状容器を、硬い支持体
と複数の間隔を置いた突起を有するプレートとの間に挟
みつける。これらの突起は、容器を局所的に挟みつけ
る。硬い支持体も、プレートの突起に対応する間隔を置
いた突起を備えていてもよい。
本発明のさらに好ましい態様では、管状容器は、最
初、2つまたはそれ以上のスペースに分割されており、
各スペースに1種の製品を入れ、スペースを合体して内
容物を混ぜ合わせてから、容器を挟みつけて液体室を形
成する。
本発明を添付図面と関連させて以下にさらに詳しく説
明するが、これはいかなる意味でも発明の範囲を制限す
る意図はない。図面の各図において、同等の構成要素は
同じ参照符号を有している。
図面において、第1図は、個別の投与分に分割される
前の管状容器を示している。第2a、2b図は、管状容器を
異なった投与量分に分割しているところを示している。
第3図は、個別の液体室から液体を取り出す構成を示
す。第4図は、管状容器を最初にどのようにして2つの
個別のスペースに分割するのかを示している。
本明細書および請求の範囲において、「液体」という
用語は、純粋な液体の他に溶液、乳濁液、懸濁液を意味
するものとする。これらの液体の粘度も広範囲にわたっ
て変化し得る。
第1図は、本発明で用いようとしている管状容器の概
略断面図である。容器1は柔軟な材料、たとえば、適当
なプラスチック材料またはゴム材料で作ってある。容器
の両端2、3は、たとえば、ヒートシールによって閉じ
てある。容器1内には液体4が収容されている。この液
体を非経口注射剤として投与するつもりならば、容器内
に空気その他の気体がいっさい存在しないことが大切で
ある。もちろん、液体を無菌状態で容器に収容し、液体
自体も無菌であり、バクテリアやウイルスの汚染の危険
がまったくないようになっていることも非常に重要であ
る。当業者であれば、これら必須の条件を満たすことに
なんらの困難もない。
第2a、2b図は、容器1を個別の液体室に分割する方法
を断面で示している。ここでは、管状容器1は支持プレ
ート5に支持されており、複数の間隔を置いた突起7を
有するプレート6が容器1に向かって押圧され、支持プ
レート5と突起7との間で容器を挟みつける。この挟み
つけの結果、容器1は、複数の個別の液体室8に分割さ
れることになる。管状容器1を各液体室8の間で完全に
閉鎖し、各液体室間での液体その他の物質の交流がまっ
たくないようにする力でこの挟みつけを実施することが
絶対必要である。これは、或る種の適当な圧搾装置、た
とえば、スクリュー機構またはクランプ機構(図示せ
ず)を用いて行うことができる。
個別の液体室における投与量は、プレート6の突起7
の間隔によって決まる。こうして、第2a図でわかるよう
に、プレート6aは広い間隔の3つ突起7aを有し、容器1
を4つの液体室8aに分割する。第2b図では、プレート6b
は5つの間隔の狭い突起7bを有し、これらの突起は容器
1を6つの液体室8bに分割する。明らかに、液体室8a内
の投与量は、液体室8bの投与量よりも多い。こうして、
同じ管状容器を、突起7の間隔に従って、異なった投与
量を与えるのに使用できる。容器を使い切った後に投与
すべき量を変更したいときには、突起7間の適切な間隔
を有する別のプレート6を用いるだけでよい。この場
合、突起7を有するプレート6は、「情報キャリヤ」と
考えることができる。
たとえば、投与量を漸次増やそうとしている場合、プ
レート6の突起7の間の間隔が一定でないこともあり得
る。
好ましい実施例において、突起7は、プレート6上に
平行に間隔を置いたうね状に成形される。
好ましくは、プレート6は、出口接続部9も備える。
これらの出口接続部は、液体を液体室8から取り出すと
きに用いるようになっている。出口接続部は、突起7に
よって与えられる液体室8の数に対応する数で、各液体
室が適切な位置の出口接続部を有するように配置でき
る。これらの出口接続部を、第3図によりさらに詳しく
示す。変形例として、出口接続部を1つだけ用い、それ
をプレート6に沿って動かし、液体室の1つから液体を
取り出すのに適切な位置でプレートに固定することもで
きる。たとえば、プレートにこれらの位置で孔を設け、
当該液体室との接続を可能とすることができる。
第3図は、本発明の装置の概略端面図である。管状容
器1は、支持プレート5に支持されており、この支持プ
レート5は、容器をしっかり固定するようにL字形断面
となっている。突起7を有するプレート6は、容器1に
押圧されており、その結果、容器は、突起7によって支
持プレート5に挟みつけられている。この挟みつけは、
任意適当な締め付け装置(図示せず)によって維持され
る。
出口接続部9が、プレート6に取り付けた状態で示し
てある。出口接続部は、注射針組立体10、11、12を受け
入れるように外ねじが切ってあってもよい。この組立体
は、両端に鋭い先端を持つ中空針を包含し、針の一部10
が選定した液体室のところで管状容器1の壁を刺し貫
き、反対端11が非経口注入のために使用するように配置
してある。この両端の鋭い針は、キャップ12に装着す
る。このキャップは、針の端10が液体室8の壁を刺し貫
くと同時に、出口接続部9に螺合させることができる。
液体室内の液体を、次に、針を通して吸い出し、患者に
投与することができる。
より簡単な実施例では、出口接続部9は、単にプレー
ト6を貫いて設けた孔であってもよい。普通の注射器の
針をこの孔を通して挿入し、容器1の壁に刺し通して液
体室内の液体を吸い出し、注射器で投与することができ
る。
第3図において、出口接続部9は、中心を外れた位置
に示してあり、液体を吸い出す針は容器の側部に近い中
心を外れた位置で容器壁を刺し貫くようになっている。
これは、液体室の内容物を完全に押し出して、ほんの少
しの液体しか液体室内に残らないようにすることが容易
に行えるという点で好ましい実施例である。
本発明の装置は、圧力プレート13を包含するのも好ま
しい。液体を液体室から吸い出すとき、圧力プレート13
を管状容器1に向かって内方へ押圧し、当該液体室は支
持プレート5に支持されて圧搾される。これにより、液
体室をほぼ完全に空とし、すべての液体を投与できる。
圧力プレートは、プレート6の突起7間に嵌入するサイ
ズを有し、各液体室8に1つずつ複数の個別の圧力プレ
ートからなるものであってもよい。また、各液体室8を
順次に空にするにつれてプレート6に沿って移動できる
ように配置した単一のプレートであってもよい。
第4図は、管状容器を2つの個別のスペース18、14に
分割し、それぞれのスペースが投与しようとしている製
品の1つの成分を収容する本発明の実施例を示す。容器
は、当初は、第1図の容器1と同じであるが、充填前
に、容器は適当な締め付け装置15によって2つの個別の
スペースに分割される。次に、スペース14に適当な液体
成分16を満たし、スペース13に粉末形態の乾燥成分17を
満たす。容器の端2、3は、前述したと同じ方法でシー
ルしてある。もちろん、2種の液体成分を各スペースに
満たし、締め付け装置によって互いに分離させて2個以
上のスペースにすることも可能である。
第4図に示す実施例は、活性成分が溶解状態では充分
な安定性を持たない組成物の場合に適している。これ
は、たとえば、或る種の敏感なホルモン、タンパク質製
剤の場合である。この製剤を投与しようとするとき、締
め付け装置15を解放し、2つのスペース18、14を合体
し、2つの成分16、17を混ぜ合わせることができる。液
体成分16に粉末成分17を溶解するには、敏感な成分が変
性あるいは劣化しないよう注意を払う必要がある。
完全な溶液を得たならば、液体容器(今や第1図のも
のと同じに見える)を支持プレート5上に置き、先に述
べたと同じ方法でプレート6の突起7によって挟みつけ
る。次に、先に述べたように、液体製品の投与を実施す
る。
もちろん、2つの成分16、17は混ぜ合わせても溶液と
ならず、代わりに、乳濁液あるいは懸濁液となることも
ある。また、液体成分16そのものが最初から乳濁液ある
いは懸濁液であることもある。
液体製品を液体室の1つから投与したならば、両端の
尖った針組立体10、11を外して廃棄し、次の液体室から
の投与のために、新しい無菌の針組立体を適当な位置で
取り付ける。すべての液体室が空になったならば、突起
7を有するプレート6を支持プレート5から緩め、空の
管状容器1を廃棄する。次に、新しい管状容器1を支持
プレート5上に配置し、先に述べたように、プレート6
の突起7によって同時に挟みつけることができる。
管状容器は、好ましくは、必要な柔軟性および弾力性
を有し、ヒートシールできる適当なプラスチック材料で
作る。当業者には、多数の適当な材料、例えばポリオレ
フィン、ハロゲン化ポリオレフィン、ポリエステル、ポ
リアミドその他、適当なフィルムやチューブに加工でき
る材料が知られている。プラスチック材料は、普通の添
加剤、たとえば、可塑剤、安定剤、顔料等を含み得る
が、もちろん、プラスチック材料そのものも添加剤も投
与すべき製品に有害な影響をなんら与えることがないと
いうことが絶対必要である。2種またはそれ以上の種類
のプラスチック材料の積層体も可能であり、多くの場
合、望ましい特性、たとえば、不透過性、熱密封性等の
適当な組み合わせを与えることができるので、積層体は
好ましい。好ましくは、プラスチック材料は、高温ある
いはイオン化放射線による滅菌に耐えるものでなければ
ならない。
支持プレート5および突起7を有する情報キャリヤ・
プレート6は、任意の適当な金属あるいは剛性プラスチ
ック材料で作ってもよい。これらの部品は、投与される
液体製品と接触することがないので、何回も所要に応じ
て再使用可能である。適当な材料の選択は、当業者の権
限内である。
本発明の装置および方法によれば、多数の重要な利益
を得ることができる。たとえ最初から単一の容器から投
与量分を多数回取り出そうとする場合でも、保存剤は不
要である。管状容器をそれぞれがある決まった投与量を
収容する複数の個別の液体室に分けて挟みつけた後は、
液体室が互いに密封状態で閉ざされているので、1つの
液体室の内容物が隣接の液体室を汚染することはあり得
ない。
同時に、すべての投与量分に対して、突起間に異なっ
た間隔を有する複数の情報キャリヤ・プレートと同じ支
持プレートを用いることによって同じサイズの管状容器
から異なった投与量を投与することができる。支持プレ
ートおよび情報キャリヤ・プレートは、所望に応じて何
回も再使用でき、管状容器および注射針のみを使用後に
廃棄すればよい。また、ユーザ自身が2種またはそれ以
上の敏感な成分を注射剤に調製することも容易であり、
その場合、多室容器によって使用する直前に注意深く混
ぜ合わせる必要がある。これによれば、本発明の装置
は、患者が自分で薬剤を頻繁に投与しなければならない
場合、たとえば、インスリンによる糖尿病の治療あるい
は成長ホルモンによる治療の場合に非常に適している。
本発明の装置および方法を使用することによって、高価
な薬剤の利用がより効果的に行える。
管状容器内の製品を空気その他の気体が完全に存在し
ない状態で封入し得ることもさらに有利な点である。こ
れによれば、空気あるいは気体を注射してしまう危険を
回避できる。
最後に、管状容器、情報キャリヤ・プレートおよび支
持プレートの設計は単純であり、簡単な方法で製作可能
である。これは装置のコストを低く抑えることを可能と
する。
前述したように、本発明の装置および方法を特に薬剤
の投与に関して説明してきた。これは好ましい実施例で
あり、本発明をこれにのみ限定するものではない。本発
明の利点は、実験室試薬、診断剤および微生物製剤を適
量に分けることでも得ることができる。
また、当業者であれば、本発明が図面に示し、それに
関連して説明した実施例に制限されるものではないこと
は明らかであろう。当業者には明らかなように、添付の
請求の範囲内で多数の変更、修正が可能である。

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体製品を適量に分ける装置であって、複
    数回投与量分の液体製品を収容した柔軟性材料の管状容
    器と、この容器を局部的に解除可能に狭窄して、前記容
    器の内部を分割してそれぞれが所望の投与量を収容する
    2個以上の独立した液体室を同時に形成する手段とを包
    含することを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】容器を狭窄する手段が、複数の間隔を置い
    た突起を有するプレートであり、前記容器を硬い支持体
    で支持しながらこれらの突起を、この容器に押圧するこ
    とを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】硬い支持体がプレートの突起と対応する間
    隔を置いた突起を備えていることを特徴とする請求項2
    記載の装置。
  4. 【請求項4】突起がプレート上の平行なうね状に成形し
    てあることを特徴とする請求項2または3記載の装置。
  5. 【請求項5】容器を狭窄する手段が、1個以上の接続部
    を備えており、これらの接続部が、中空針の一部を構成
    する尖ったチューブを各液体室の壁を刺通して導入し、
    その中の液体を取り出せるように配置してあることを特
    徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の装置。
  6. 【請求項6】各接続部が、尖ったチューブと注射針とを
    液体の流通が可能な状態で接続するように配置してある
    ことを特徴とする請求項5記載の装置。
  7. 【請求項7】各液体室から液体を押し出すための手段を
    備えていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1
    項に記載の装置。
  8. 【請求項8】管状容器が、最初に、2個以上のスペース
    に分割してあり、各スペースが各別の1つの製品を収容
    しており、これらのスペースの内容物を混ぜ合わせてか
    ら、前記容器を挟みつけて個別の液体室を形成すること
    を特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の装
    置。
  9. 【請求項9】液体製品を適量に分割して取り出す方法で
    あって、複数回の投与量分の製品を柔軟材料の管状容器
    内に封入し、次いで、この容器を局部的に挟みつけると
    同時に、それぞれが一回の投与量の製品を収容する2個
    以上の個別の液体室を形成し、その後、所望に応じて各
    液体室から製品を取り出すことを特徴とする方法。
JP51258691A 1990-07-19 1991-06-12 液体製品を適量に分ける装置および方法 Expired - Fee Related JP2724347B2 (ja)

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DE (1) DE69123847T2 (ja)
DK (1) DK0539489T3 (ja)
ES (1) ES2095323T3 (ja)
FI (1) FI105450B (ja)
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HU (1) HU212856B (ja)
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