JP2722472B2 - シート堆積収容装置 - Google Patents

シート堆積収容装置

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JP2722472B2 JP63004737A JP473788A JP2722472B2 JP 2722472 B2 JP2722472 B2 JP 2722472B2 JP 63004737 A JP63004737 A JP 63004737A JP 473788 A JP473788 A JP 473788A JP 2722472 B2 JP2722472 B2 JP 2722472B2
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【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、供給される複数のシートを整合材により整
合して堆積収容するシート堆積収容装置に係わり、特に
シートの寸法に対応して整合材の位置を設定する機能を
有するものに関する。
「従来の技術」 この種の装置には、複写機あるいはプリンタ等におけ
る記録紙スタック装置がある。従来の記録紙スタック装
置は、記録部から供給される記録紙を受ける排紙トレイ
を備えている。この排紙トレイの記録紙スタック面は、
記録紙を受けやすくするために、先下がりに傾斜してい
る。そして記録紙の先端に当接して記録紙を整合する整
合ストッパがこの排紙トレイ上に突出して設けられてい
る。この整合ストッパの固定位置は、記録紙のサイズに
対応して複数箇所に設定されている。このような構成に
おいて従来は、排紙動作を開始する前に、排出される記
録紙のサイズに対応した位置に整合ストッパを固定して
おくことにより、排出された記録紙は排紙トレイ上に整
合されてスタックされるものであった。
「発明が解決しようとする問題点」 しかしながら従来の記録紙スタック装置では、排出さ
れる記録紙のサイズ変更があるたびに、変更後のサイズ
に対応した位置に整合ストッパを手操作で固定し直さな
ければならかなった。特にたとえばB5判サイズからA4判
サイズへの変更のように、小さなサイズから大きなサイ
ズへの変更の場合、整合ストッパの固定位置の変更を忘
れると、排出された記録紙がくしゃくしゃになってしま
ったり、排出口における紙詰まりの原因となるなどの問
題があった。
また、従来のシート堆積収容装置では、整合ストッパ
の固定位置に記録紙の端部を整合させるとき、この端部
がカールする等によって整合がきれいに行われない場合
があった。
そこで本発明の目的は、供給される複数のシートを整
合材により整合して堆積収容する場合、シート供給装置
から出力されるシート寸法情報に基づいて整合材の位置
を変更できると共に、それぞれの位置で整合がきれいに
行われるようにしたシート堆積収容装置を提供すること
をその目的とする。
「問題点を解決するための手段」 ここで図面を用いて、前記の問題点を解決し前記の目
的を達成するために本発明が講じた手段を説明する。本
発明は、例えば第1図に示すような基本的構成を有する
シート堆積収容装置に関するものである。
A シート供給装置1から供給されるシート2を堆積収
容する受け皿3。ここに「シート2」とは薄板状の物品
のことであり、紙材およびその類似物を含む。
B 受け皿3上に位置変更自在に設けられ、シート2の
端辺4に当接して、この端辺4を整合する整合材5。
C 受け皿3におけるシート2の堆積収容を検出し、シ
ート堆積検出信号6を出力するシート堆積検出手段7。
D 整合材5の位置を検出し、位置情報信号8を出力す
る位置検出手段9。ここで「整合材5の位置を検出す
る」とは、整合材5の位置を物理的に直接検出する態様
の他、整合材5の位置が変更された場合に、そのときの
シート寸法情報信号10を記憶しておくなどにより、間接
的に整合材5の現在の位置を検知する態様も含む。
E シート供給装置1から入力されるシート寸法情報信
号10および位置情報信号8に基づいて、整合材5の位置
を変更する位置変更手段11と、 F シート寸法情報信号10および位置情報信号8に基づ
いて、整合材5の位置の変更がシート2側の位置への変
更であることを判別し、判別信号12を出力する判別手段
13。ここで「シート2側の位置への変更」とは、シート
堆積収容位置14に近い位置への変更をいう。
G 判別信号12およびシート堆積検出信号6が入力され
るときに、位置変更手段11の動作を阻止する位置変更阻
止手段15。また「位置変更手段11の動作を阻止する」
は、位置変更手段11の電気的制御部分および機械的駆動
部分のいずれに働きかけるかを問わない。
このようなシート堆積収容装置で本発明は、(イ)シ
ート給送装置から排出されるシートを堆積収容する受け
皿と、(ロ)この受け皿上にほぼ立設した状態で受け皿
を構成する面と平行な所定方向に往復動自在に配置さ
れ、排出されたシートの一端に当接して、この端辺を整
合する整合材と、(ハ)この整合材に一端を当接させ前
記受け皿を構成する面と垂直方向に移動自在に配置され
たスライド部材と、(ニ)受け皿に収容された最上層の
シートと整合材からわずかに離れた距離で転接するよう
にスライド部材の所定の位置に回動自在に支持され、受
け皿に収容される時に整合材の方向に進むシートを整合
部材からわずかに離れた箇所で押圧しながらその端部を
整合材に当接させるための押圧ローラと、(ホ)往復動
自在な整合材のその移動範囲内における予め定めた複数
位置に対応させて配置され整合材の現在位置を検出する
位置センサとを具備することを特徴としている。
本発明に係るシート堆積収容装置の作用を同じく第1
図に用いて説明する。本シート堆積収容装置は、シート
供給装置1から供給されるシート2を受け皿3に受け、
整合材5をシート2の端辺4に当接させることによりシ
ート2を整合し、受け皿3上に堆積収容するものであ
る。
本発明では、スライド部材は整合材に一端を当接させ
受け皿を構成する面と垂直方向に移動自在に配置し、こ
れに押圧ロールを回動自在に配置している。この押圧ロ
ールは、整合材からわずかり離れた箇所で受け皿に収容
される時に整合材の方向に進むシートを押圧するように
なっている。すなわち、シートのサイズによって整合材
の位置が変わっても、押圧ロールは整合材からわずかに
離れた位置で、すなわちシートの整合材との整合位置の
近傍でシートを押圧し、この状態でシート端部の整合を
行うようにしている。このため、整合材のそれぞれの位
置で整合がきれいに行われるようになる。
しかも本発明では、往復動自在な整合材のその移動範
囲内における予め定めた複数位置に対応させて配置され
整合材の現在位置を検出する位置センサが備えられてい
る。したがって、シートのサイズに応じて整合材の移動
する位置を変えるような場合、整合材の現在位置を検出
することができ、これにより整合材が所望の位置に設定
されているかどうかを判別することができるので、シー
トの端部がカールする等の不都合が生じないようにし
て、整合をきれいに行うことができる。
「実施例」 以下本発明の一実施例を、図面に基づいて説明する。
まず本実施例に係る記録紙スタック装置の概略を説明
する。
第2図に示すように、記録部16(第3図参照)から送
出される記録紙17は搬送機構18により搬送される。そし
てこの記録紙17は剥離排出機構19により搬送機構18から
剥離され、排紙トレイ20上に排出される。このようにし
て排出された記録紙17は、押圧ロール21および整合スト
ッパ22により整合されてスタックされる。ここで整合ス
トッパ22は、記録紙17のサイズに対応した所要の位置に
移送機構23によりあらかじめ移送されている。この移送
機構23の制御は、第3図に示すように、記録紙17を供給
する記録部16から送出される記録紙サイズ情報信号24な
どに基づいて、制御部25が行う。
次にこの記録紙スタック装置の各部を詳細に説明す
る。
第2図に示すように一対のフレーム26(手前側のフレ
ームは図示せず)は、互いに対向して縦向きに設置され
ている。このフレーム26間には、搬送機構18と支持台昇
降機構27が設けられている。搬送機構18は、記録部から
供給された記録紙17を上方から下方に搬送するものであ
る。支持台昇降機構27は支持台28を昇降させるものであ
る。支持台28は一対の側板(手前側の側板は図示せず)
が互いに固定されて構成されている。この支持台28の側
板間には、矢印29の方向に回転する1対のニップロール
30と、自由端を搬送機構18の記録紙搬送経路に突出して
いる剥離爪31からなる剥離排出機構19が設けられてい
る。
排紙トレイ20は、剥離排出機構19から排出される記録
紙17を受けてスタックするものであり、フレーム26に固
定されている。この排紙トレイ20の上面には、先下がり
に若干傾斜する記録紙スタック面32が形成されている。
この記録紙スタック面32には、記録紙17が積載されてい
るか否かを検出する記録紙センサ33が取り付けられてい
る。またこの記録紙スタック面32にほぼ垂直をなす状態
で、整合ストッパ22が前後方向(矢印34で示す前進方向
および矢印35で示す後進方向)に移動自在に装着されて
いる。この整合ストッパ22の移動範囲において、記録紙
17のサイズに対応してB5判サイズ位置、A4判サイズ位置
およびB4判サイズ位置が設定されている。図中、実線で
示す整合ストッパ22の位置がB5判サイズ位置であり、鎖
線で示す整合ストッパ22の位置36がA4判サイズ位置であ
り、同じく鎖線で示す整合ストッパ22の位置37がB4判サ
イズ位置である。位置センサ38、39、40はそれぞれ整合
ストッパ22がB5判サイズ位置、A4判サイズ位置およびB4
判サイズ位置にあるとき、これを検出するものである。
また排紙トレイ20の下面には、B5判サイズ位置およびB4
判サイズ位置間の範囲で整合ストッパ22を移送する移送
機構23が設けられている。
支持台28内の上部には、支持アーム41が軸42により枢
着されており、この支持アーム41は、ストッパ(図示せ
ず)により排紙トレイ20の記録紙スタック面32とほぼ平
行に保持され、かつ矢印43方向には回動可能となってい
る。また前記の軸42の一端には短腕44の基部が固着され
ている。この短腕44は、支持台28の上昇時において、フ
レーム26に固着されたピン45に係合し、支持アーム41を
矢印43方向に回動させるものである。
支持アーム41に基部を固着させた取り付け部材46の自
由端には、記録紙17のスタック量を検出するためのセン
サ47が設けられている。支持アーム41には、スライド部
材48の基部がスライド自在に装着されており、このスラ
イド部材48の自由端近傍には排紙トレイ20上の記録紙17
を自重によって押圧するための押圧ロール21が枢着され
ている。支持アーム41の自由端には、前記整合ストッパ
22の壁面49に当接可能のガイドロール50が枢着されてい
る。
このようにして押圧ロール21、支持台28、支持アーム
41およびガイドロール50等により紙揃え機構51が構成さ
れている。この紙揃え機構51は、通常は鎖線で示す非作
動位置52、すなわち短腕44がピン45に係合して支持アー
ム41が反時計方向に回動された位置に停止している。
また第3図に示すように本記録紙スタック装置53は、
移送機構23(第2図参照)の動作を制御する制御部25を
備えている。この制御部25には、記録紙センサ33から記
録紙検出信号54が入力され、位置センサ38、39、40から
整合ストッパ検出信号55、56、57が入力される。またメ
モリ58は、後述するエラーフラグ59を保持するものであ
る。タイマ60は、後述する計時動作を行うものである。
移送指示信号61は整合ストッパ22の移送を指示する信号
であり、制御部25から移送機構23に出力される。また記
録部16は、記録部16における各種の制御動作を行う制御
部62を備えている。記録紙スタック装置53の制御部25お
よび記録部16の制御部62の間では、記録紙サイズ情報信
号24、整合ストッパ位置情報信号63および警告信号64の
授受が行われる。
次に第2図ないし第5図を用いて、本記録紙スタック
装置の動作を説明する。
記録部16の制御部62は、記録紙17の供給を開始する前
に、記録紙スタック装置53に記録紙サイズ情報信号24を
送出する。
記録紙ストッパ装置53の制御部25は、この記録紙サイ
ズ情報信号24の受信を監視している(ステップ)。そ
してこの記録紙サイズ情報信号24を受けると、メモリ58
にエラーフラグ59が保持されているか否かを確認する
(ステップ)。このエラーフラグ59は、後述するよう
にエラー状態のときにメモリ58に格納されるものであ
る。メモリ58にエラーフラグ59が保持されている場合
は、以前エラー状態であって現在もエラー状態が解除さ
れていないものとして、エラー処理を行う(ステップ
)。すなわち制御部25は、記録部16にエラー信号(警
告信号)64を送出し、下記の手順を行うことなく、処理
を終了する。
メモリ58にエラーフラグ59が保持されていない場合
は、エラー状態でないものとして、制御部25は、整合ス
トッパ22の位置の検出を行う(ステップ)。すなわち
位置センサ38、39、40から整合ストッパ検出信号55、5
6、57のいずれかが出力されているかどうかを確認す
る。この整合ストッパ検出信号55、56、57のいずれかが
出力されている場合は、その位置センサ38、39、40に対
応した位置が整合ストッパ現在位置(SOLD)となる。
このとき整合ストッパ22が必ずしも位置センサ38、3
9、40に検出される位置に停止しているとは限らない。
たとえば以前の動作において、B5判サイズ位置からA4判
サイズ位置に整合ストッパ22を移送しているときに電源
がオフされた場合は、整合ストッパ22はB5判サイズ位置
およびA4判サイズ位置の間で停止していることになる。
この状態では、位置センサ38、39、40のいずれからも整
合ストッパ検出信号55、56、57が出力されない。この場
合制御部25は、整合ストッパ22のイニシャルポジション
への移送を行う。
イニシャルポジションをB4判サイズ位置に設定した場
合を例にとり、この移送動作を説明する。まず制御部25
は、タイマ60に基準時間を設定し、計時を開始する(ス
テップ)。この基準時間は、移送距離に対応して設定
される時間であり、後述する移送時間の監視にあたって
の基準となるものである。イニシャルポジションへの移
送の場合、基準時間は、整合ストッパ22の最大移送距
離、すなわちB5判サイズ位置からB4判サイズ位置までの
移送距離が設定される。次に制御部25は、後進方向35へ
の移送を指示する移送指示信号61の移送機構23への送出
を開始する(ステップ)。移送機構23は、この移送指
示信号61を受けてモータ(図示せず)を動作させ、整合
ストッパ22を後進方向35に移送する。整合ストッパ22が
B4判サイズ位置に到達すると、位置センサ40がこれを検
出し、整合ストッパ検出信号57が出力する。制御部25
は、基準時間内に移送が終了するか否か、すなわち整合
ストッパ検出信号57が出力されるか否かを監視している
(ステップ、)。基準時間内に移送が終了しなけれ
ば、制御部25は所定のエラー処理を行う(ステップ
)。基準時間内に移送が終了すれば、制御部25は移送
機構23への移送指示信号61の送出を停止する(ステップ
)。これにより移送機構23のモータは動作を停止し、
整合ストッパ22のイニシャルポジションへの移送は終了
する。そして制御部25はタイマ60をクリアし(ステップ
)、SOLDをB4判サイズ位置に設定する(ステップ
)。
次に制御部25は、記録紙サイズ情報信号24の示す記録
紙サイズ情報(SNEW)とSOLDを比較する(ステップ、
)。
SNEWとSOLDが一致する場合、制御部25は、整合ストッ
パ22を移送せずに、整合ストッパ位置情報信号63を記録
部16に送出する(ステップ)。記録部16側には表示部
(図示せず)が設けられており、整合ストッパ位置情報
信号63に基づいてサイズ表示が行われる。
SNEWがSOLDより大きい場合、制御部25は、タイマ60を
動作させる(ステップ)と共に、後進方向35への移送
を指示する移送指示信号61の移送機構23への送出を開始
する(ステップ)。
SNEWがSOLDより小さい場合、制御部25は、記録紙セン
サ33から記録紙検出信号54が出力されているか否かを確
認する(ステップ)。記録紙スタック面32に記録紙17
が搭載されている状態で、整合ストッパ22を前進させる
と、記録紙17を破損するおそれがある。そこで記録紙検
出信号54が出力されている場合は、整合ストッパ22を移
送することなく、エラー処理を行う(ステップ)。ま
た記録紙検出信号54が出力されていない場合は、タイミ
60を動作する(ステップ)と共に、前進方向34への移
送を指示する移送指示信号61の移送機構23への送出を開
始する(ステップ)。
移送機構23は、ステップないしにおいて、上記の
移送指示信号61を受けることにより、整合ストッパ22を
前進方向34ないし後進方向35に移送する。以降、前記と
同様の動作により整合ストッパ22の移送が行われ(ステ
ップ〜)、サイズ表示が行われる(ステップ)。
このサイズ表示を見て、操作者は、記録部16の動作を
開始させる。すると、まず支持台28が下降し、この下降
により支持アーム41は鎖線の位置から時計方向へ回動す
る。この回動時に、スライド部材48は支持アーム41に沿
って自由端側へスライドする。支持台28は、センサ47に
より排紙トレイ20の近傍で停止されて待機する。なお、
スライド部材48が自重により整合ストッパ22側にスライ
ドするとき、ガイドロール50が整合ストッパ22の上部に
対向するようになっている。これにより支持台28を下降
させるのみで、押圧ローラ21は排紙トレイ20上の所定位
置に自動的に設定される。
搬送装置18により搬送される記録紙17は、剥離爪31に
より搬送装置18から剥離され、さらにニップロール30に
より排紙トレイ20上へ排紙される。そして記録紙17の先
端65が整合スタック22の壁面49に当接して整合され、こ
の状態で記録紙17はスタックされる。排紙トレイ20上の
記録紙17上にはセンサ47のアクチュエータ66が当接して
いて、排紙トレイ20上の記録紙17のスタック量が増加す
るに従い次第に回動してセンサ47がこれを検出する。こ
のセンサ47の検出により支持台28を上昇させる。
第5図に示すように排紙トレイ20上の記録紙17のスタ
ック量が増加するにつれて記録紙17の先端65は前方(第
2図において右方向)に変位してニップロール30と整合
ストッパ22の壁面49との距離が大きくなり、整合ストッ
パ22の上部においては、最大lの変位を生じる。しか
し、支持台28の上昇時に、スライド部材48のガイドロー
ル50が整合ストッパ22の壁面49にならって上昇し、スラ
イド部材48は整合ストッパ22側へ若干前進する。このス
ライド部材48の移動により押圧ロール21は整合ストッパ
22から常に一定の距離に位置することが可能になって、
記録紙17のスタック量に係わらず排紙トレイ20上の記録
紙17の紙揃え作用を精度よく行うことができる。
前記の説明では、整合ストッパ22がB5判サイズ位置に
ある場合を例にとり、紙揃え機構51の動作を説明した
が、整合ストッパ22がA4判サイズ位置またはB4判サイズ
位置にある場合も、同様の動作により、押圧ロール21を
所定の位置に配置することができる。
排紙トレイ20上への記録紙のスタックが終了すると、
図示しないスイッチまたはセンサの検知により支持台28
が上限位置まで上昇される。この上昇時に短腕44がピン
45に係合して反時計方向に回動することにより、支持ア
ーム41が同方向に回動するとともにスライド部材48は支
持台28側にスライドする。紙揃え機構51が非作動位置52
に回動することにより、排紙トレイ20上の記録紙17は排
紙トレイ20から容易に取り出すことが可能となる。
本実施例によれば、記録紙スタック装置において、制
御部25の制御により整合ストッパ22を所要の位置に移送
することができる。しかも押圧ロール21がスライド部材
48を介して支持アーム41に対しスライド自在に取り付け
られているので、整合ストッパ22の移送に伴って押圧ロ
ール21が移動し、正確な紙揃え精度を確保することがで
きる。したがって本実施例によれば、手操作を全く必要
としない記録紙ストッパ装置を実現できる。
また前記の実施例によれば、移送機構23により整合ス
トッパ22を所要位置に移送することによって、整合スト
ッパ22の位置の変更を行う態様であったが、他にもたと
えば第6図に示す態様がある。この態様の場合、排紙ト
レイ67には、B4判サイズ位置に整合段部68が形成されて
いる。また排紙トレイ67上のB5判サイズ位置およびA4判
サイズ位置に整合ストッパ69、70が所要角度回動自在に
取り付けられている。この整合ストッパ69、70には、そ
れぞれ整合ストッパ69、70を正逆回動する回動機構71、
72が付設されている。
そして制御部(図示せず)は、回動機構71を制御し、
記録紙(図示せず)のサイズがB5である場合、整合スト
ッパ69を排紙トレイ67の記録紙スタック面73に対し直角
に起立させる。記録紙のサイズがA4である場合、整合ス
トッパ69を横にすると共に、整合ストッパ70を起立させ
る。記録紙のサイズがB4である場合、整合ストッパ69、
70を横にする。このとき整合ストッパ69、70を起立させ
る際は、記録紙センサ(図示せず)により記録紙スタッ
ク面73上の記録紙の有無を確認する。そして記録紙があ
る場合、前記の実施例と同様のエラー処理を行う。記録
紙がない場合、通常に整合ストッパ69、70を起立させ
る。
「発明の効果」 以上説明したように本発明では、整合材が受け皿を構
成する面と平行な所定方向に往復動自在に配置されシー
トのサイズに応じてその位置を変化できる一方、それぞ
れの整合材の位置に応じて、および受け皿に堆積された
シートの高さに応じてスライド部材がスライドするの
で、押圧ロールは常に受け皿に堆積した最上層のシート
の整合材からわずかに離れた位置を押圧することにな
る。したがって、受け皿に排出されるシートは押圧ロー
ルによって押圧されながらその近傍の整合材に接するこ
とになり、シートのサイズに係わらずシートの整合が簡
単な機構で精度良く行われることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図、第2図は本発
明の一実施例に係る記録紙スタック装置を示す側面図、
第3図は同じく記録紙スタック装置の制御系を示すブロ
ック図、第4図は同じく記録紙スタック装置の動作手順
を示すフローチャート、第5図は同じく記録紙スタック
装置の記録紙揃え機構の動作を示す側面図、第6図は本
発明の他の実施例に係る記録紙スタック装置を示す側面
図である。 1……シート供給装置、 2……シート、 3……受け皿、 4……シートの端辺、 5……整合材、 6……シート堆積検出信号、 7……シート堆積検出手段、 8……位置情報信号、 9……位置検出手段、 10……シート寸法情報信号、 11……位置変更手段、 12……判別信号、 13……判別手段、 14……シート堆積収容位置、 21……押圧ロール、 48……スライド部材、 49……(整合ストッパの)壁面、 50……ガイドロール、 69、70……整合ストッパ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート給送装置から排出されるシートを堆
    積収容する受け皿と、 この受け皿上にほぼ立設した状態で受け皿を構成する面
    と平行な所定方向に往復動自在に配置され、排出された
    シートの一端に当接して、この端辺を整合する整合材
    と、 この整合材に一端を当接させ前記受け皿を構成する面と
    垂直方向に移動自在に配置されたスライド部材と、 前記受け皿に収容された最上層のシートと前記整合材か
    らわずかに離れた距離で転接するように前記スライド部
    材の所定の位置に回動自在に支持され、前記受け皿に収
    容される時に前記整合材の方向に進むシートを前記整合
    部材からわずかに離れた箇所で押圧しながらその端部を
    整合材に当接させるための押圧ローラと、 往復動自在な前記整合材のその移動範囲内における予め
    定めた複数位置に対応させて配置され整合材の現在位置
    を検出する位置センサ とを具備することを特徴とするシート堆積収容装置。
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