JP2721608B2 - 杭打機の回転式リ−ダ支持装置 - Google Patents

杭打機の回転式リ−ダ支持装置

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JP2721608B2
JP2721608B2 JP32116291A JP32116291A JP2721608B2 JP 2721608 B2 JP2721608 B2 JP 2721608B2 JP 32116291 A JP32116291 A JP 32116291A JP 32116291 A JP32116291 A JP 32116291A JP 2721608 B2 JP2721608 B2 JP 2721608B2
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JP
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guide rail
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憲一 宮田
尚美 佐藤
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、杭打機の三脚型回転式
リ−ダの背面に沿って取りつけられるリ−ダ支持装置に
係り、より詳しくは、リ−ダ後傾用油圧シリンダを有す
るものに関する。
【0002】
【従来の技術】本発明者等は、回転式のリ−ダを使用す
る杭打機のリ−ダの後傾起伏動作を容易かつ安全に行
い、また、リ−ダ回転時の揺動を防止するため回転リ−
ダ支持装置として図3〜6に示す構成のものを開発し提
案している(実開平2−89032号)。図3は杭打機
全体を示す側面図、図4は要部側面図、図5はリーダ後
傾開始時を示す側面図、図6(A)、(B)はそれぞれ
図4のE−E断面図および図5のF−F断面図である。
【0003】図3〜図6に示すように、この杭打機は、
下部が杭打機の本体1の前部に設けたフロントブラケッ
ト2にピン4を介して直立状態に支持されたリ−ダ3
と、該リ−ダ3の上部を支持し下端部を前記本体1の後
部にピンで連結された左右一対の伸縮可能なバックステ
−5とを有し、該バックステ−5を短縮して前記リ−ダ
3をその下部を支持する前記ピン4を支点として後傾可
能に構成してなる。
【0004】また、前記リ−ダ3の長手方向で、かつリ
−ダの背面に沿わせて設けたガイドレ−ル7と、該ガイ
ドレ−ル7に摺動可能に係合し、かつ前記バックステ−
5の上端部にピン22で連結されたスライドブラケット
8と、該スライドブラケット8に上端部がピン9で連結
され、一方、下端部が前記リ−ダ3の下部またはリ−ダ
3の下部を支持するフロントブラケット2に連結されて
スライドブラケット8を前記ガイドレ−ル7に沿って摺
動させ得る前記リ−ダ背面に沿わせて設けたリ−ダ後傾
用油圧シリンダ10とを備えている。
【0005】リ−ダ3は、フロントブラケット2に結合
された部分3bとリ−ダサポ−ト3a以外の部分3c、
3dは、下部に設けた回転装置(図示せず)により通常
は90°の範囲で回動可能に支持されており、リーダ3
の回動によりア−スオ−ガ又はハンマ−を選択的に作業
部位(リ−ダ前方)に位置させることができる様になっ
ている。図6(A)に示すように、リーダサポート3a
は、上下の回動側リーダ3C、3dと一体を内筒3eに
対して回動自在に嵌合されている。このため、ガイドレ
−ルは、上部回動側リ−ダ3cに設けたガイドレール7
と、非回転のリ−ダサポ−ト3aに設けたガイドレール
7aに各々分割して設けられている。
【0006】また、該油圧シリンダ10のシリンダチュ
−ブ上端部に横断面形状が多角形でかつテーパー形の凸
部20を形成するとともに、前記スライドブラケット8
の下端部に前記凸部20と嵌合可能なテーパー形の凹部
21を設け、前記油圧シリンダ10の短縮時に前記凸部
20と凹部21との嵌合状態を保持し得る構成にしてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この従来装置において
は、リ−ダ3を後傾させるときに、リ−ダ3が左右に傾
いているとバックステ−5が支える力に左右アンバラン
スが生じ、図6(A)の矢印Cで示すように、リーダサ
ポート3aを回動させる力を生じる。この状態で図5に
示すように油圧シリンダ10を伸ばし、スライドブラケ
ット8を矢印Dのように摺動ガイド8aをガイドレール
7aに沿って押上げてリーダ3の後傾動作を行うと、凸
部20と凹部21が離れ始めると同時に、バックステ−
5のアンバランスによりテ−パ−状の凸部20と凹部2
1との隙間が片側に寄せられ、凸部20と凹部21が偏
心し、リ−ダ−サポ−ト3aが回転し、図6(B)に示
すように、リーダサポート3aに設けたガイドレール7
aが2点鎖線の状態にずれ、その結果、リーダサポート
3aに設けたガイドレール7aと上部回転側リーダ3c
に設けたガイドレ−ル7との間にくい違いが生じ、この
ためスライドブラケット8は上部回動側リ−ダ3cへ移
動することができなくなり、リ−ダの後傾動作ができな
くなるという問題点があった。
【0008】本発明は、上述のような問題点に鑑み、ス
ライドブラケット8が上部回動側リ−ダ3cにスム−ズ
に移動でき、リ−ダが円滑に後傾動作可能となる杭打機
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、本体とリ−ダとの間に設けられた左右のバ
ックステ−と、回転式リ−ダ上部に設けられて前記バッ
クステ−上端を連結する非回転のリ−ダサポ−トとを有
し、前記回転式リ−ダおよびリーダサポートの背面の長
手方向にガイドレ−ルを設け、該ガイドレ−ルに沿って
昇降自在にスライドブラケットを取付け、該スライドブ
ラケットとリ−ダの下部非回転部又はフロントブラケッ
トとの間にリ−ダ後傾用油圧シリンダを該油圧シリンダ
の両端をピン付けしてかつヘッド側を下にして取付け、
前記油圧シリンダのシリンダチュ−ブ上端に設けた凸部
と前記スライドブラケットの下部に設けた凹部とが前記
油圧シリンダ収縮時に前記凸部に嵌合されると共に、作
業時においては前記スライドブラケットの摺動ガイドが
前記リーダサポートの背面のガイドレールに係合された
構成を有する杭打機において、前記凸部を横断面形状が
多角形ないしはその近似形をなす柱状に形成し、前記凹
部を該柱状凸部に合致するところの上下に所定の長さを
有する形状に形成して非回転に嵌合させる構造とし、該
凹凸嵌合部の上下方向の長さを、凸部と凹部との作業時
嵌合状態における前記スライドブラケットの摺動ガイド
上端部と上部回動側リ−ダのガイドレ−ル下端部との間
の距離より長くしたことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明は上述の構造を有するので、シリンダチ
ュ−ブ上端の柱状凸部とスライドブラケット下端凹部と
の非回転嵌合により、リ−ダ内筒に対するリ−ダサポ−
トの回転が阻まれ、リ−ダサポ−トに設けたガイドレ−
ルと上部回動側リ−ダに設けたガイドレ−ルが位置ずれ
せず、リ−ダの後傾動作開始時、前記凸凹嵌合が外れる
前にスライドブラケットの摺動ガイドは上部回動側リ−
ダのガイドレ−ルにスム−ズに移動できる。
【0011】
【実施例】以下本発明の詳細を図面により説明する。図
1(A)は本発明によるリ−ダ上部の支持部の一実施例
を示す側面図、同(B)は図1(A)のD−D断面図で
ある。油圧シリンダ10のチューブ上端に形成した凸部
20Aは、多角形又はその近似形の柱状をなす。凹部2
1Aは凸部20Aに合致する断面形状のスライドブラケ
ット8に設けた穴でなり、作業時、すなわちリーダ3を
直立させた状態においては、油圧シリンダ10が収縮し
た状態を保持することにより、凸部20Aと凹部21A
とはL1 の長さにわたって非回転に嵌合する。また、ス
ム−ズに嵌合できるように、前記凸部20Aの先端及び
前記凹部21Aの底端はテ−パ形状を持たせる。
【0012】また、図1(A)において、L2 はスラ
イドブラケット8の上部の摺動ガイド8aの上端部と上
部回動側リ−ダ3cのガイドレ−ル7の下端部との距離
を示し、L1>L2に設定する。油圧シリンダ10のチ
ューブは、リ−ダの下部非回転部又は本体1のフロント
ブラケット2に下端をピン付けしており、該チューブ上
端の凸部20Aと、スライドブラケット8の凹部21A
とは非回転に嵌合しているので、図6(A)において、
スライドブラケット8のピストンロッド10aの軸心を
中心とした矢印R方向の回動が阻止され、これにより、
凹部21Aと凸部20Aとが嵌合状態にある限り、油圧
シリンダ10によってリ−ダサポ−ト3aの矢印C方向
の回動が防止されることになる。
【0013】したがって、図2に示すように、油圧シリ
ンダ10を伸ばして後傾動作を開始した状態において、
前記L1>L2の寸法関係に設定されているため、摺動
ガイド8aがリーダサポート3aのガイドレール7aか
ら回動側リーダ3cのガイドレール7に渡り終わるまで
は凸部20Aと凹部21Aは嵌合状態にあるから、バッ
クステ−5の支える力のアンバランス等により起こり得
る図6(A)の矢印Cに示すリ−ダサポ−ト3aの回動
は、油圧シリンダ10により防止され、ガイドレール7
aとガイドレール7との位置ずれが起こらず、摺動ガイ
ド8aはリーダサポート3aのガイドレール7aから回
動側リーダ3cのガイドレール7に円滑に渡ることがで
きる。また、嵌合部が外れた時には、スライドブラケッ
ト8の上部の摺動ガイド8aが上部回動側リ−ダ3cの
ガイドレ−ル7に既に渡っており、リ−ダ3の後傾動作
を継続することができる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、シリンダチュ−ブ上端
凸部とスライドブラケット下端凹部との嵌合部を長くし
て、該嵌合部の嵌合状態が、スライドブラケットの摺動
ガイドがリーダサポートのガイドレールから上部回動側
リーダのガイドレールに渡るまで維持されるようにした
ので、リ−ダの後傾動作開始時のリ−ダサポ−トの回動
を防止でき、バックステ−にアンバランス力が生じてい
も、確実にまたスム−ズにリ−ダを後傾動作させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の一実施例のリ−ダ上部連結部
の構造を示す側面図、同(B)は図1(A)のD−D断
面図である。
【図2】該実施例のリ−ダ後傾動作開始時のリ−ダ上部
連結部の構造を示す側面図である。
【図3】従来例のリ−ダ後傾用油圧シリンダを有する杭
打機の側面図である。
【図4】図3の杭打機のリ−ダ上部連結部の構造を示す
側面図である。
【図5】従来例のリ−ダ後傾動作開始時のリ−ダ上部連
結部の構造を示す側面図である。
【図6】(A)は図4のE−E断面図、(B)は図5の
F−F断面図である。
【符号の説明】
1:本体 2:フロントブラケット 3:リ−ダ 3a:リ−ダサポ−ト 3c:上部回動側リ−ダ 5:バックステ− 7、7a:ガイドレ−ル 8:スライドブラケット 8a:摺動ガイド 10:シリンダチュ−ブ 17:ア−スオ−ガ 18:ケ−シングパイプ 19:オ−ガマシン 20A:凸部 21A:凹部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体とリ−ダとの間に設けられた左右のバ
    ックステ−と、回転式リ−ダ上部に設けられて前記バッ
    クステ−上端を連結する非回転のリ−ダサポ−トとを有
    し、前記回転式リ−ダおよびリーダサポートの背面の長
    手方向にガイドレ−ルを設け、該ガイドレ−ルに沿って
    昇降自在にスライドブラケットを取付け、該スライドブ
    ラケットとリ−ダの下部非回転部又はフロントブラケッ
    トとの間にリ−ダ後傾用油圧シリンダを該油圧シリンダ
    の両端をピン付けしてかつヘッド側を下にして取付け、
    前記油圧シリンダのシリンダチュ−ブ上端に設けた凸部
    と前記スライドブラケットの下部に設けた凹部とが前記
    油圧シリンダ収縮時に前記凸部に嵌合されると共に、作
    業時においては前記スライドブラケットの摺動ガイドが
    前記リーダサポートの背面のガイドレールに係合された
    構成を有する杭打機において、前記凸部を横断面形状が
    多角形ないしはその近似形をなす柱状に形成し、前記凹
    部を該柱状凸部に合致するところの上下に所定の長さを
    有する形状に形成して非回転に嵌合させる構造とし、該
    凹凸嵌合部の上下方向の長さを、凸部と凹部との作業時
    嵌合状態における前記スライドブラケットの摺動ガイド
    上端部と上部回動側リ−ダのガイドレ−ル下端部との間
    の距離より長くしたことを特徴とする杭打機の回転式リ
    −ダ支持装置。
JP32116291A 1991-11-09 1991-11-09 杭打機の回転式リ−ダ支持装置 Expired - Lifetime JP2721608B2 (ja)

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