JPS6239141Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6239141Y2 JPS6239141Y2 JP632482U JP632482U JPS6239141Y2 JP S6239141 Y2 JPS6239141 Y2 JP S6239141Y2 JP 632482 U JP632482 U JP 632482U JP 632482 U JP632482 U JP 632482U JP S6239141 Y2 JPS6239141 Y2 JP S6239141Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- pin
- bracket
- circle
- shear pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000006378 damage Effects 0.000 claims description 4
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
モータグレーダ等の土工機械においては、ブレ
ードが衝撃を受けて破壊されるのを防止するため
の安全装置を備えている。
ードが衝撃を受けて破壊されるのを防止するため
の安全装置を備えている。
第１図及び第２図は従来の安全装置を示すもの
で、ａはモータグレーダのドローバ、ｂは同ドロ
ーバａに装着されたサークル、ｃは同サークルｂ
に固着されたブラケツト、ｄは同ブラケツトｃに
ピンｅを介して枢着され、ブレードｆを支持する
ガイド、ｇは両端部を夫々前記サークルｂ及びガ
イドｄに両端を夫々枢着された油圧シリンダ、ｈ
は前記ガイドｄにピンｅを中心とする円弧上に沿
つて配設された溝孔で、前記ブラケツトｃに植立
されたガイドピンｉが可摺動的に嵌合しており、
従つて前記油圧シリンダｄを伸縮することによつ
てブレードｆがピンｅを中心として前後に傾動
し、チツプ角が得られるようになつている。
で、ａはモータグレーダのドローバ、ｂは同ドロ
ーバａに装着されたサークル、ｃは同サークルｂ
に固着されたブラケツト、ｄは同ブラケツトｃに
ピンｅを介して枢着され、ブレードｆを支持する
ガイド、ｇは両端部を夫々前記サークルｂ及びガ
イドｄに両端を夫々枢着された油圧シリンダ、ｈ
は前記ガイドｄにピンｅを中心とする円弧上に沿
つて配設された溝孔で、前記ブラケツトｃに植立
されたガイドピンｉが可摺動的に嵌合しており、
従つて前記油圧シリンダｄを伸縮することによつ
てブレードｆがピンｅを中心として前後に傾動
し、チツプ角が得られるようになつている。
前記サークルｂにはリングギヤが形成され、こ
れと噛合するギヤｊによつて回転され、同ギヤｊ
はシヤーピンｋを介して連結された回転装置ｌに
よつて駆動回転されるようになつている。
れと噛合するギヤｊによつて回転され、同ギヤｊ
はシヤーピンｋを介して連結された回転装置ｌに
よつて駆動回転されるようになつている。
従つてブレードｆに過大な衝撃荷重が加わると
シヤーピンｋが切断され、サークルｂは自由運動
が可能となり、ブレードｆの破壊を防止する。
シヤーピンｋが切断され、サークルｂは自由運動
が可能となり、ブレードｆの破壊を防止する。
前記従来の装置においては、衝撃がブレードｆ
の両端部にかかるときはモーメントが大であり、
中央部にかかるときは小となり、衝撃のかかる位
置によつてシヤーピンｋの切断条件が変化し、ブ
レードｆの中央部に衝撃がかかつたときは、シヤ
ーピンｋが切断されず、ブレードｆが破損するこ
とがある。またシヤーピンｋが切断されるとブレ
ードｆは大きく旋回するため、周囲の作業者また
は歩行者に危害を加える惧れがある。
の両端部にかかるときはモーメントが大であり、
中央部にかかるときは小となり、衝撃のかかる位
置によつてシヤーピンｋの切断条件が変化し、ブ
レードｆの中央部に衝撃がかかつたときは、シヤ
ーピンｋが切断されず、ブレードｆが破損するこ
とがある。またシヤーピンｋが切断されるとブレ
ードｆは大きく旋回するため、周囲の作業者また
は歩行者に危害を加える惧れがある。
本案はこのような欠点を除去するために提案さ
れたもので、サークルに固着されたブラケツトに
ピンを介してブレードの支持ガイドを回動自在に
連結し、同支持ガイドに固着されたブラケツト
に、前記サークルに固着されたブラケツトに基端
部をピンを介して回動自在に連結された油圧シリ
ンダの先端部をシヤーピンを介して連結してなる
ことを特徴とする土工機械のブレード衝撃破壊防
止装置に係るものである。
れたもので、サークルに固着されたブラケツトに
ピンを介してブレードの支持ガイドを回動自在に
連結し、同支持ガイドに固着されたブラケツト
に、前記サークルに固着されたブラケツトに基端
部をピンを介して回動自在に連結された油圧シリ
ンダの先端部をシヤーピンを介して連結してなる
ことを特徴とする土工機械のブレード衝撃破壊防
止装置に係るものである。
以下本案をモータグレーダに適用した図示の実
施例について説明する。
施例について説明する。
本案の装置は前記したように、サークルに固着
されたブラケツトにピンを介してブレードの支持
ガイドが回動自在に連結されているので、ブレー
ドに衝撃が加わると前記支持ガイドにはピンを中
心とする回転力が生起する。
されたブラケツトにピンを介してブレードの支持
ガイドが回動自在に連結されているので、ブレー
ドに衝撃が加わると前記支持ガイドにはピンを中
心とする回転力が生起する。
而して前記支持ガイドにはブラケツトが固着さ
れ、同ブラケツトには前記サークルに固着された
ブラケツトに基端部をピンを介して回動自在に連
結された油圧シリンダの先端部がシヤーピンを介
して連結されているので、前記ブレードの支持ガ
イドの回転に伴つて、同支持ガイドのブラケツト
と前記油圧シリンダとを連結するシヤーピンが切
断される。同シヤーピンの切断後は前記支持ガイ
ドに支持されたブレードは前記ピンを中心として
揺動し、同ブレードの接地面が後方に移動する。
れ、同ブラケツトには前記サークルに固着された
ブラケツトに基端部をピンを介して回動自在に連
結された油圧シリンダの先端部がシヤーピンを介
して連結されているので、前記ブレードの支持ガ
イドの回転に伴つて、同支持ガイドのブラケツト
と前記油圧シリンダとを連結するシヤーピンが切
断される。同シヤーピンの切断後は前記支持ガイ
ドに支持されたブレードは前記ピンを中心として
揺動し、同ブレードの接地面が後方に移動する。
従つて本案によればブレードに対する衝撃荷重
の位置に関係なくシヤーピンの切断条件が同じと
なり、衝撃荷重によるブレードの破壊が確実に防
止されるものである。しかも前記シヤーピンの切
断後は、従来の装置におけるようにサークルの拘
束が解除されて自由に旋回するようなことがない
ので、周辺の作業者及び歩行者に危害を及ぼすこ
とがない。
の位置に関係なくシヤーピンの切断条件が同じと
なり、衝撃荷重によるブレードの破壊が確実に防
止されるものである。しかも前記シヤーピンの切
断後は、従来の装置におけるようにサークルの拘
束が解除されて自由に旋回するようなことがない
ので、周辺の作業者及び歩行者に危害を及ぼすこ
とがない。
更に前記シヤーピンの切断後の除去及び取付
は、前記油圧シリンダを伸縮操作して位置合わせ
を行なうことができるので、作業が簡単に遂行さ
れるものである等、本案は多くの利点を有するも
のである。
は、前記油圧シリンダを伸縮操作して位置合わせ
を行なうことができるので、作業が簡単に遂行さ
れるものである等、本案は多くの利点を有するも
のである。
以下本案をモータグレーダに適用した図示の実
施例について説明する。
施例について説明する。
１はドローバ、２は同ドローバ１に旋回可能に
装架されたブラケツトで、同サークル２に固着さ
れたブラケツト２ａにブレード３を支持したガイ
ド４がピン５を介して回動自在に枢着され、同ガ
イド４の上端にブラケツト６が固着されている。
更に同ブラケツト６にはシヤーピン７を介して油
圧シリンダ８の先端部が連結され、同油圧シリン
ダ８の基端部は前記サークル２に固着されたブラ
ケツト９にピン１０を介して枢着されている。な
お前記シヤーピン７には切欠溝７ａが設けられて
いる。
装架されたブラケツトで、同サークル２に固着さ
れたブラケツト２ａにブレード３を支持したガイ
ド４がピン５を介して回動自在に枢着され、同ガ
イド４の上端にブラケツト６が固着されている。
更に同ブラケツト６にはシヤーピン７を介して油
圧シリンダ８の先端部が連結され、同油圧シリン
ダ８の基端部は前記サークル２に固着されたブラ
ケツト９にピン１０を介して枢着されている。な
お前記シヤーピン７には切欠溝７ａが設けられて
いる。
また前記ガイド４にはピン５を中心とする円弧
状の長穴４ａが穿設され、同長穴４ａにはブラケ
ツト２ａに植立された前記ガイド４の横ずれ防止
用のピン１１が可摺動的に嵌挿されている。なお
前記長穴４ａは油圧シリンダ５を最小長さに退縮
してチツプ角を最大にした場合、更にピン１１が
滑動しうる余裕があり、シヤーピン７が切断され
てもブレード３の移動量を確保しうるように構成
されている。
状の長穴４ａが穿設され、同長穴４ａにはブラケ
ツト２ａに植立された前記ガイド４の横ずれ防止
用のピン１１が可摺動的に嵌挿されている。なお
前記長穴４ａは油圧シリンダ５を最小長さに退縮
してチツプ角を最大にした場合、更にピン１１が
滑動しうる余裕があり、シヤーピン７が切断され
てもブレード３の移動量を確保しうるように構成
されている。
なお前記油圧シリンダ１０は一端をサークル２
に固着された落下防止用のチエン１２によつて懸
吊されている。
に固着された落下防止用のチエン１２によつて懸
吊されている。
従つてブレード３に衝撃力が加わると、ガイド
４にはピン５を中心とする反時針方向の回転力が
働き、シヤーピン７が切断される。
４にはピン５を中心とする反時針方向の回転力が
働き、シヤーピン７が切断される。
シヤーピン７の切断後はピン５を中心としてブ
レード３が反時針方向に回動した前傾姿勢をと
り、ブレード３の接地面が後方に移動し、かくし
てブレード３の破壊が防止される。
レード３が反時針方向に回動した前傾姿勢をと
り、ブレード３の接地面が後方に移動し、かくし
てブレード３の破壊が防止される。
なお切断されたシヤーピン７の除去や取付は油
圧シリンダ８を伸縮し、位置合わせをして行なう
ものである。
圧シリンダ８を伸縮し、位置合わせをして行なう
ものである。
第１図は従来のモータグレーダのブレード衝撃
破壊防止装置の側面図、第２図はその要部縦断面
図、第３図は本案をモータグレーダに適用した場
合を示す側面図、第４図は第３図の−線に沿
つて截断した拡大縦断面図である。 ２……サークル、２ａ……ブラケツト、３……
ブレード、４……ブレードの支持ガイド、５……
ピン、６……ブラケツト、７……シヤーピン、８
……油圧シリンダ、１０……ピン。
破壊防止装置の側面図、第２図はその要部縦断面
図、第３図は本案をモータグレーダに適用した場
合を示す側面図、第４図は第３図の−線に沿
つて截断した拡大縦断面図である。 ２……サークル、２ａ……ブラケツト、３……
ブレード、４……ブレードの支持ガイド、５……
ピン、６……ブラケツト、７……シヤーピン、８
……油圧シリンダ、１０……ピン。
Claims (1)
- サークルに固着されたブラケツトにピンを介し
てブレードの支持ガイドを回動自在に連結し、同
支持ガイドに固着されたブラケツトに、前記サー
クルに固着されたブラケツトに基端部をピンを介
して回動自在に連結された油圧シリンダの先端部
をシヤーピンを介して連結してなることを特徴と
する土工機械のブレード衝撃破壊防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP632482U JPS58111251U (ja) | 1982-01-22 | 1982-01-22 | 土工機械のブレ−ド衝撃破壊防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP632482U JPS58111251U (ja) | 1982-01-22 | 1982-01-22 | 土工機械のブレ−ド衝撃破壊防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58111251U JPS58111251U (ja) | 1983-07-29 |
| JPS6239141Y2 true JPS6239141Y2 (ja) | 1987-10-06 |
Family
ID=30019105
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP632482U Granted JPS58111251U (ja) | 1982-01-22 | 1982-01-22 | 土工機械のブレ−ド衝撃破壊防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58111251U (ja) |
-
1982
- 1982-01-22 JP JP632482U patent/JPS58111251U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58111251U (ja) | 1983-07-29 |
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