JP2721446B2 - 車両用ブレーキロック装置 - Google Patents

車両用ブレーキロック装置

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JP2721446B2 JP3304811A JP30481191A JP2721446B2 JP 2721446 B2 JP2721446 B2 JP 2721446B2 JP 3304811 A JP3304811 A JP 3304811A JP 30481191 A JP30481191 A JP 30481191A JP 2721446 B2 JP2721446 B2 JP 2721446B2
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  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両のブレーキロック装
置に関し、その構造及び作動操作の単純化を図ったもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えばミキサー車のように、車両の停止
状態においてエンジンを作動させて作業をする車両にお
いては、作業の安全性を高めるために、パーキングブレ
ーキの補助装置としてこれに重ねて使用するブレーキロ
ック装置が採用されている。
【0003】従来、このブレーキロック装置はサービス
ブレーキの作動流体の圧力を適正に減圧してサービスブ
レーキに供給することでブレーキペダルを踏込まなくて
もサービスブレーキを作動状態に維持するものが主流で
あった。このブレーキロック装置は、エンジン作動状態
でパーキングブレーキの操作レバーを一定以上の操作力
で操作することによってブレーキロック作動準備が完了
し、この状態でブレーキロック用の制御バルブを操作す
ることで作動するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来のブレーキロ
ック装置は、パーキングブレーキレバーが所定の操作力
以上で引かれていない場合にブレーキロック装置の作動
を不能にするため、パーキングブレーキレバーの操作力
の検出装置やその検出結果に応じてブレーキロック用の
制御バルブの作動を機械的にロック/アンロックする装
置等が必要とされ、その構造が複雑になるという問題点
があった。
【0005】一方、従来のブレーキロック装置の作動操
作においては、まず初めにパーキングブレーキレバーを
引く操作を行い、次にそれによって達成されるブレーキ
ロック作動準備完了を待ってブレーキロック用の制御バ
ルブを操作するという二つの操作が必要であり、その作
動操作が若干煩雑であった。
【0006】本発明は上述に鑑み、装置の簡素化が図
れ、且つ単一の作動操作でパーキングブレーキを作動さ
せると共にブレーキロックも行うことのできる車両用ブ
レーキロック装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明の構成は、パーキングブレーキの作動時に該
パーキングブレーキの補助装置としてこれに重ねて使用
する車両用ブレーキロック装置において、ブレーキドラ
ムに係合するブレーキシューを作動させるための駆動ピ
ストンを有し、通常走行時におけるサービスブレーキ時
はブレーキブースタによってその液圧を制御されるブレ
ーキ液によって該駆動ピストンを駆動する一方、パーキ
ングブレーキ時は該駆動ピストンをスプリングのばね力
によって駆動するブレーキ装置と、通常走行時は前記ス
プリングのばね力に抗する圧縮エアを供給して該スプリ
ングによる前記駆動ピストンの駆動を不能とすると共
に、パーキングブレーキ時に操作されることで前記圧縮
エアを解放して前記スプリングによる前記駆動ピストン
の駆動を可能とするスプリングブレーキ制御バルブと、
前記スプリングブレーキ制御バルブの圧縮エア供給ライ
ンと連通した第2の圧縮エア供給ラインを備え、パーキ
ングブレーキ時に、前記スプリングブレーキ制御バルブ
が操作されて前記圧縮エアが解放されると、同時に、同
スプリングブレーキ制御バルブの圧縮エア供給ラインと
連通した前記第2の圧縮エア供給ライン内の圧縮エアが
解放されて圧力バランスがくずれることにより作動し
て、前記ブレーキブースタに制御用圧縮エアを供給して
前記駆動ピストンが前記ばね力のみならずブレーキ液に
よっても駆動されるようにする一方、エンジン停止時に
は、前記ブレーキブースタへの圧縮エアの供給を停止す
るようになされた、ブレーキロック制御バルブと、を有
することを特徴とする。
【0008】
【作用】スプリングブレーキ制御バルブを操作すると、
スプリングを押さえていた圧縮エアが解放される、該
スプリングのばね力によって駆動ピストンが駆動されて
ブレーキ装置が作動する。スプリングブレーキ制御バル
ブが操作されると、同時に、同スプリングブレーキ制御
バルブの圧縮エア供給ラインと連通した前記第2の圧縮
エア供給ライン内の圧縮エアが解放されて圧力バランス
がくずれることによりブレーキロック制御バルブが作動
して、前記ブレーキブースタに制御用圧縮エアが供給さ
れ、前記駆動ピストンが前記ばね力のみならずブレーキ
液によっても駆動される。一方、エンジン停止時には、
前記ブレーキブースタへの圧縮エアの供給は停止され
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面によって具体
的に説明する。図1は本発明の一実施例にかかる車両用
ブレーキロック装置の構成図である。
【0010】本発明はその基本的な構成として、パーキ
ングブレーキ装置にスプリングブレーキを用いている。
図1において、11はスプリングブレーキ付きのドラム
ブレーキ装置を表しており、図では一輪についてのみ示
しているが、車両の他の車輪についても同様の構成を有
している。
【0011】このドラムブレーキ装置11は、ブレーキ
ドラム12、ブレーキシュー13、ブレーキライニング
14等からなるブレーキ本体15と、このブレーキシュ
ー13を作動させるホイールシリンダ部16と、ウェッ
ジシリンダ部17と、スプリングチャンバ部18を有し
ている。
【0012】ホイールシリンダ部16はブレーキシュー
13を駆動する一対の駆動ピストン19を有しており、
孔20からホイールシリンダ部16内にブレーキ液が供
給されると、その圧力によって駆動ピストン19が互い
に離間する方向に移動し、それによってブレーキシュー
13が拡げられてブレーキドラム12が係止されるよう
になっている。
【0013】また、駆動ピストン19にはウェッジシリ
ンダ部17内に位置するウェッジプッシュロッド21の
先端ウェッジ22が係合している。ウェッジプッシュロ
ッド21の後端はウェッジシリンダ部17内のピストン
23に当接し、このピストン23の反対側にはスプリン
グチャンバ部18から延出するプッシュロッド24が当
接している。
【0014】スプリングチャンバ部18内には前述のプ
ッシュロッド24が固定されたスプリングチャンバピス
トン25が装入されており、このピストン25の後側に
はスプリング26が配設されてそのばね力によって常時
このピストン25を前方(図において右方)へ付勢して
いる。一方、スプリングチャンバ部18にはそのピスト
ン25の前側のシリンダ室を外部と連通する孔27が形
成され、ここから圧縮エアを供給することでその圧力に
よって前記スプリング26のばね力に抗してスプリング
チャンバピストン25を後方(図において左方)に位置
させるようになっている。
【0015】従って、スプリングチャンバ部18の孔2
7から圧縮エアを解放すると、スプリングチャンバピス
トン25はスプリング26のばね力によって右方に移動
し、それによってプッシュロッド24、ピストン23、
ウェッジプッシュロッド21が右方に移動し、先端ウェ
ッジ22の楔作用によって駆動ピストン19が互いに離
間する方向に駆動されてブレーキドラム12が係止され
る。つまり、前述のホイールシリンダ部16の孔20か
らブレーキ液を供給することによってブレーキ本体15
を作動させる代わりに、孔27から圧縮エアを解放する
ことによってもブレーキ本体15を作動させることがで
きるようになっている。
【0016】尚、図1において、28はシールであり、
ホイールシリンダ部16に供給されたブレーキ液の圧力
によってウェッジシリンダ部17内のピストン23が左
方に押戻されないように機能している。
【0017】次に、このドラムブレーキ装置11を作動
させるライン回路について説明する。図1に示すよう
に、メインエアタンク29は配管30を介してブレーキ
バルブ31に接続され、続いて配管32、ダブルチェッ
クバルブ33、配管34を介してブレーキブースタ35
に接続されている。ブレーキ液が送給されるこのブース
タ35の出力配管36は前述のホイールシリンダ部16
の孔20に接続されている。
【0018】また、メインエアタンク29は、配管3
7、チェックバルブ38を介してスプリングブレーキ用
のタンク39に接続されている。タンク39は配管40
を介してスプリングブレーキ制御バルブ41に接続さ
れ、続いて配管42、クイックリリースバルブ43、配
(圧縮エア供給ライン)44を介して前述のスプリン
グチャンバ部18の孔27に接続される。このスプリン
グブレーキ制御バルブ41は、非作動時は両側の配管4
0、42を連通する一方、作動時は配管40を閉止する
と共に配管42を大気に開放するようになっている。
【0019】さらに、スプリングブレーキ用のタンク3
9は配管45を介して減圧バルブ46に接続され、続い
て配管47を介してブレーキロック制御バルブ48に接
続されている。尚、この減圧バルブ46は、ブレーキロ
ック時においてブレーキブースタ35に後述のように供
給される制御用圧縮エアをパーキングブレーキの補助と
して適正な圧力となるように減圧するものである。ブレ
ーキロック制御バルブ48にはさらにスプリングチャン
バ部18の孔27と連通する配管44に接続された配管
(第2の圧縮エア供給ライン)49が接続され、ブレー
キロック制御バルブ48からは前記ダブルチェックバル
ブ33を介して配管34に接続される配管50が接続さ
れている。
【0020】図2はブレーキロック制御バルブ48の拡
大した断面図である。図2に示すように、このバルブ4
8のケーシング51内は第一乃至第三室52、53、5
4が並んで形成されていて、これらを貫通してプランジ
ャ55がその軸方向に摺動自在に配設されている。第一
室52内にはプランジャ55を取囲むようにソレノイド
コイル56が配設されていて、図1に示すようにこのコ
イル56の一端はアース57されると共にもう一端はエ
ンジンスタータスイッチ58を介して電源59に接続さ
れている。而して、図1のようにエンジンスタータスイ
ッチ58がON状態にあると、ソレノイドコイル56が
励起され、それによってソレノイドコイル56はプラン
ジャ55を図2で右方に向かわせるように付勢する。
【0021】ケーシング51の第二室53には、前記配
管47が接続される孔60と、前記配管50が接続され
る孔61が設けられている。一方、プランジャ55の第
二室53内に位置するところには鍔状の弁体部62が形
成されると共に、第二室53の内部にこの弁体部62を
挟んでその両側にそれぞれ位置すると共にそのいずれか
が弁体部62と係合し得る円筒状の第一及び第二の弁座
部63、64が形成されている。また、第二室53の右
方部にはその内外を連通する排気孔65が穿設されてい
る。さらに、第二室53内には弁体部62に係合してそ
れを左方へ付勢するバルブスプリング66が設けられて
いる。このばね力によってプランジャ55の弁体部62
が左側の第一の弁座部63に押圧され、この押圧された
状態では孔60と孔61の連通が断たれると共に、孔6
1と排気孔65とが連通する。一方、ばね力に抗してプ
ランジャ55が右方へ移動して弁体部62が右側の第二
の弁座部64と係合すると、孔60と孔61とが連通す
ると共に、排気孔65が両孔60、61との連通を断た
れるようになっている。
【0022】さらに、第三室54はシリンダ室となって
いて、プランジャ55の先端にこのシリンダ室と協働す
るバルブピストン67が固定されている。また、第三室
54の右端には前記配管49が接続される孔68が設け
られている。
【0023】ここで、図2に示すように、励起されたソ
レノイドコイル56がプランジャ55に対して及ぼす右
方向の力をF1、配管47を介して孔60から供給され
る減圧バルブ46からのエア圧がプランジャ55に対し
て及ぼす右方向の力をF2、バルブスプリング66がプ
ランジャ55に及ぼす左方向の力をF3、配管49を介
して孔68から供給されるタンク39からのエア圧がプ
ランジャ55に及ぼす左方向の力をF4とした場合に、
これらの力の大きさに次のような関係が成立つようにソ
レノイドコイル56の電磁駆動力、弁体部62の受圧面
積、バルブスプリング66のばね力、バルブピストン6
7の受圧面積等が設定されている。
【0024】 F1+F2<F3+F4 式(1) F1+F2>F3 式(2) F2<F3 式(3) 式(1)及び(3)が成立つ場合はプランジャ55はそ
の弁体部62が左方の弁座部63と係合する位置(図2
の状態)にあり、式(2)が成立つ場合はプランジャ5
5は右方に移動して弁体部62は右方の弁座部64と係
合する。
【0025】このような構成において、通常走行時のサ
ービスブレーキはブレーキバルブ31を踏み込むことに
よって作動する。すなわち、ブレーキバルブ31を踏み
込むことによってメインエアタンク29からの圧縮エア
がダブルチェックバルブ33を介して制御圧としてブレ
ーキブースタ35に伝えられ、ブレーキブースタ35に
よって倍力されたブレーキ液が孔20から配管36を通
ってホイールシリンダ部16内に送られて駆動ピストン
19を駆動してブレーキ本体15が作動する。このと
き、スプリングブレーキ制御バルブ41はその両側の配
管40、42を連通させており、その結果、スプリング
ブレーキ用のタンク39の圧縮エアはスプリングブレー
キ制御バルブ41を素通りしてクイックリリースバルブ
43を介してスプリングチャンバ部18の孔27からシ
リンダ室内に導入されている。従って、そのエア圧によ
ってスプリングチャンバピストン25はスプリング26
に抗して左方に後退した状態となっており、スプリング
ブレーキは効いていない。
【0026】ここで、ブレーキロック制御バルブ48に
ついて見れば、ソレノイドコイル56は励起され、第二
室53にはタンク39のエア圧が減圧バルブ46によっ
て減圧されて孔60から供給されると共に、第三室54
にはスプリングチャンバ部18のシリンダ室と同等のエ
ア圧が供給されている。すなわち、この状態ではF1、
F2、F3、F4はすべて所定の有意値であり、従って
式(1)によってプランジャ55は左方位置にあり、そ
の結果、減圧バルブ46からのエア圧は弁体部62によ
って遮られて配管50側に伝達されることはない。
【0027】一方、このドラムブレーキ装置11をパー
キングブレーキとして機能させる場合は、スプリングブ
レーキ制御バルブ41を操作して配管42を開放する。
すると、スプリングチャンバ部18の孔27から圧縮エ
アが解放され、スプリング26がスプリングチャンバピ
ストン25を右方へ移動させて先端ウェッジ22を介し
てブレーキ本体15を作動させる。
【0028】ここで、前述のようにパーキングブレーキ
を作動させるべくスプリングブレーキ制御バルブ41が
操作されて配管42が開放されると、クイックリリース
バルブ43を介してブレーキロック制御バルブ48の第
三室54に供給されていた圧縮エアもそこから同時に解
放される。つまり、F4=0となり、従って式(2)に
よってプランジャ55は右方に移動し、その結果、減圧
バルブ46からの圧縮エアは配管50、ダブルチェック
バルブ33、配管34を介してブレーキブースタ35に
制御用圧縮エアとして作用して、通常走行時のサービス
ブレーキと同様にブレーキ本体15を作動させ、ブレー
キロック状態となる。このように、本装置においてはパ
ーキングブレーキを作動させるべくスプリングブレーキ
制御バルブ41を操作すると、スプリングブレーキが作
動すると同時にブレーキブースタ35も作動してブレー
キロック状態が達成され、ブレーキロックのためだけの
の特別な作動操作が不要となる。
【0029】さらに、エンジンスタータスイッチ58を
OFFにしてエンジンを止めると、ソレノイドコイル5
6の励起が止み、F1=0となる。従って式(3)によ
ってプランジャ55は左方に移動し、その結果、減圧バ
ルブ46からの圧縮エアは弁体部62によって遮られて
ブレーキロック状態が解除される。エンジンの停止状態
でブレーキロックを作動させないのは、エアタンクに圧
縮エアを充填できる状態でブレーキロックを使用するた
めである。
【0030】
【発明の効果】以上、一実施例を挙げて具体的に説明し
たように本発明によれば、パーキングブレーキ装置にス
プリングブレーキを用い、パーキングブレーキを作動さ
せるためのスプリングブレーキ制御バルブを操作するこ
とでブレーキロック制御バルブを作動させてブレーキブ
ースタに制御用の圧縮エアを送ってブレーキロックを行
うようにしたので、従来必要とされていたパーキングブ
レーキレバーの操作力の検出装置やその検出結果に応じ
てブレーキロック用の制御バルブの作動を機械的にロッ
ク/アンロックする装置等が不要となり、その機械的構
造の簡素化が図れると共に、単一の作動操作でパーキン
グブレーキを作動させ且つブレーキロックも行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例にかかる車両用ブレーキロ
ック装置の構成図
【図2】 本発明の一実施例にかかる車両用ブレーキロ
ック装置のブレーキロック制御バルブの拡大した断面図
【符号の説明】
11はドラムブレーキ装置、12はブレーキドラム、1
3はブレーキシュー、14はブレーキライニング、15
はブレーキ本体、16はホイールシリンダ部、17はウ
ェッジシリンダ部、18はスプリングチャンバ部、19
は駆動ピストン、21はウェッジプッシュロッド、22
は先端ウェッジ、23はウェッジシリンダ部のピスト
ン、24はプッシュロッド、25はスプリングチャンバ
ピストン、26はスプリング、28はシール、29はメ
インエアタンク、31はブレーキバルブ、33はダブル
チェックバルブ、35はブレーキブースタ、38はチェ
ックバルブ、39はスプリングブレーキ用のタンク、4
1はスプリングブレーキ制御バルブ、43はクイックリ
リースバルブ、46は減圧バルブ、48はブレーキロッ
ク制御バルブ、51はケーシング、52はケーシングの
第一室、53はケーシングの第二室、54はケーシング
り第三室、55はプランジャ、56はソレノイドコイ
ル、58はエンジンスタータスイッチ、62は弁体部、
63、64は弁座部、65は排気孔、66はバルブスプ
リング、67はバルブピストンである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パーキングブレーキの作動時に該パーキ
    ングブレーキの補助装置としてこれに重ねて使用する車
    両用ブレーキロック装置において、 ブレーキドラムに係合するブレーキシューを作動させる
    ための駆動ピストンを有し、通常走行時におけるサービ
    スブレーキ時はブレーキブースタによってその液圧を制
    御されるブレーキ液によって該駆動ピストンを駆動する
    一方、パーキングブレーキ時は該駆動ピストンをスプリ
    ングのばね力によって駆動するブレーキ装置と、 通常走行時は前記スプリングのばね力に抗する圧縮エア
    を供給して該スプリングによる前記駆動ピストンの駆動
    を不能とすると共に、パーキングブレーキ時に操作され
    ることで前記圧縮エアを解放して前記スプリングによる
    前記駆動ピストンの駆動を可能とするスプリングブレ
    ーキ制御バルブと、前記スプリングブレーキ制御バルブの圧縮エア供給ライ
    ンと連通した第2の圧縮エア供給ラインを備え、パーキ
    ングブレーキ時に、 前記スプリングブレーキ制御バルブ
    が操作されて前記圧縮エアが解放されると、同時に、同
    スプリングブレーキ制御バルブの圧縮エア供給ラインと
    連通した前記第2の圧縮エア供給ライン内の圧縮エアが
    解放されて圧力バランスがくずれることにより作動し
    て、前記ブレーキブースタに制御用圧縮エアを供給し
    前記駆動ピストンが前記ばね力のみならずブレーキ液に
    よっても駆動されるようにする一方、エンジン停止時に
    は、前記ブレーキブースタへの圧縮エアの供給を停止す
    るようになされた、ブレーキロック制御バルブと を有することを特徴とする、車両用ブレーキロック装
    置。
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