JP2718209B2 - 加入者回路 - Google Patents
加入者回路Info
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- JP2718209B2 JP2718209B2 JP25705289A JP25705289A JP2718209B2 JP 2718209 B2 JP2718209 B2 JP 2718209B2 JP 25705289 A JP25705289 A JP 25705289A JP 25705289 A JP25705289 A JP 25705289A JP 2718209 B2 JP2718209 B2 JP 2718209B2
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- JP
- Japan
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- wire
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- amplifier
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- Interface Circuits In Exchanges (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Description
るものである。
の線路を介する加入者端末装置を収容し、これを4線式
回路へ変換のうえ、送信増幅器および受信増幅器を介し
て交換機へ接続するものとなつており、2線・4線変換
器の加入者側には終端インピーダンスを接続し、加入者
端末装置の側音特性を良好に保つものとなつているが、
この終端インピーダンスとしては、加入者端末装置の平
衡回路網と同一の各定数を用いている。
部回路に組み込まれるものであり、加入者端末装置の呈
するインピーダンスは、この平衡回路網のインピーダン
スではなく、加入者端末装置が有する所定の終端インピ
ーダンスとなる。したがって、加入者回路の終端インピ
ーダンスと加入者端末装置の呈するインピーダンスとが
異なるものとなり、両者の周波数特性に差異が生じ、加
入者回路を介して伝送する音声信号のレベルが周波数に
応じて変化し、加入者端末装置と交換機との間の伝送品
質が劣化する欠点を生じている。
り構成するものとなつている。
ダンスと終端インピーダンスとの和を加入者端末装置の
インピーダンスで除算して得られた周波数特性を持つ利
得を有し、受信増幅器は、加入者端末装置のインピーダ
ンスと終端インピーダンスとの和を終端インピーダンス
で除算して得られた周波数特性を持つ利得を有するもの
である。
者端末装置のインピーダンスとによる分圧比が送受各増
幅器の利得により消去され、終端インピーダンスと加入
者端末装置のインピーダンスとの相違が無関係となる。
を説明する。
ツチ(以下、TDSW)1の4線式入出力をコーデツク(以
下、CODEC)2へ接続し、こゝにおいてPCM信号をアナロ
グ信号としたうえ、受信増幅器(以下、RA)3および送
信増幅器(以下、SA)4を介してブリツジ回路網等の2
線・4線変換器(以下、HYB)5へ接続し、これにより
2線式回路へ変換してから、終端インピーダンス(以
下、TZ)6、7および直流阻止用のコンデンサ8、9を
介し、直流供給回路(以下、ISUP)10によりループ電流
の供給される加入者端末装置(以下、TE)11と接続する
ものとなつている。
zにわたるTE11のインピーダンスをZ1とし、TZ6、7の各
インピーダンスを各々Z2/2としてTZ6、7の合成インピ
ーダンスをZ2とし、コンデンサ8、9のインピーダンス
をZ1、Z2より十分に小さく定め、かつ、ISUP10のインピ
ーダンスをZ1、Z2より十分に大きく定めれば、TDSW1か
ら送出する信号のレベルをA、RA3の利得をαとしたと
き、これにより生ずるTE11の受信レベルLRは次式により
示される。
より、 が得られ、CODEC2およびHYB5の伝送損失を無視したとき
AとLRとが等しくなり、Z1とZ2とによる分圧比が消去さ
れる。
6、7に生ずるレベルをLTとすれば、これは により示される。
信号となるため、このレベルをB、SA4の利得をβと
し、HYB5およびCODEC2の損失を無視すると、Bは次式に
より与えられる。
ると、 が得られ、LSとBとが等しくなり、Z1とZ2とによる分圧
比が消去される。
まゝLRになると共に、LSがそのまゝBとなる結果が得ら
れ、TDSW1とTE11との間において伝送する信号のレベル
が周波数に応じて変化しないものとなる。
入者端末装置のインピーダンスと終端インピーダンスと
の和を加入者端末装置のインピーダンスで除算して得ら
れた周波数特性を送信増幅器の利得とし、加入者端末装
置のインピーダンスと終端インピーダンスとの和を終端
インピーダンスで除算して得られた周波数特性を受信増
幅器の利得とすることにより、各インピーダンスによる
分圧比が消去され、各インピーダンスの相違に基づく信
号レベルの周波数に応ずる変化が排除されるため、デイ
ジタル交換機の加入者回路において顕著な効果が得られ
る。
増幅器、5……2線・4線変換器、6、7……終端イン
ピーダンス、11……加入者端末装置。
Claims (1)
- 【請求項1】加入者端末装置が接続される2線式回線を
終端する所定の終端インピーダンスを有し、2線側に接
続されている加入者端末装置からの音声信号を4線側に
出力するとともに4線側から入力された音声信号を2線
側の加入者端末装置に出力する2線・4線変換器と、こ
の2線・4線変換器の4線側から出力された音声信号を
増幅して時分割スイッチ側に送信する送信増幅器と、時
分割スイッチ側から受信した音声信号を増幅して2線・
4線変換器の4線側に入力する受信増幅器とを備えるデ
ィジタル電子交換機の加入者回路において、 前記送信増幅器は、加入者端末装置のインピーダンスと
終端インピーダンスとの和を加入者端末装置のインピー
ダンスで除算して得られた周波数特性を持つ利得を有
し、 前記受信増幅器は、加入者端末装置のインピーダンスと
終端インピーダンスとの和を終端インピーダンスで除算
して得られた周波数特性を持つ利得を有することを特徴
とする加入者回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25705289A JP2718209B2 (ja) | 1989-10-03 | 1989-10-03 | 加入者回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25705289A JP2718209B2 (ja) | 1989-10-03 | 1989-10-03 | 加入者回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03119893A JPH03119893A (ja) | 1991-05-22 |
JP2718209B2 true JP2718209B2 (ja) | 1998-02-25 |
Family
ID=17301070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25705289A Expired - Lifetime JP2718209B2 (ja) | 1989-10-03 | 1989-10-03 | 加入者回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2718209B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07323336A (ja) * | 1995-06-09 | 1995-12-12 | Hitachi Ltd | ビードを備えた板 |
JPH07323337A (ja) * | 1995-06-09 | 1995-12-12 | Hitachi Ltd | ビードを備えた板 |
-
1989
- 1989-10-03 JP JP25705289A patent/JP2718209B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03119893A (ja) | 1991-05-22 |
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Legal Events
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