JP2717994B2 - 電池駆動の携帯型端末装置 - Google Patents

電池駆動の携帯型端末装置

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JP2717994B2
JP2717994B2 JP3242059A JP24205991A JP2717994B2 JP 2717994 B2 JP2717994 B2 JP 2717994B2 JP 3242059 A JP3242059 A JP 3242059A JP 24205991 A JP24205991 A JP 24205991A JP 2717994 B2 JP2717994 B2 JP 2717994B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電池駆動による携帯型端
末装置であって、電池引き抜き時の異常処理制御に関す
る。
【0002】近年、電子装置が電池で駆動することによ
って携帯が可能となり、用途が急速に広がっている。こ
のような電池で駆動する装置(ハンドヘルドコンピュー
タ,ラップトップコンピュータ,パームトップコンピュ
ータ,等)は使用していないときはできるだけ電源を切
断してバッテリの寿命をのばすことが費用、取扱いの点
から必要とされる。
【0003】また、電池をしばしば交換するため、この
種の装置では装置動作中に電池が引き抜かれてもデータ
を保証しなければならなくなっている。しかし、何らか
の要因で終結処理が出来なかった場合、電池引き抜きに
よりメモリデータの保証が不可能であることをオペレー
タに通知する必要がある。
【0004】
【従来の技術】従来、この種の装置は、動作中の電池引
き抜きに対し動作保証がされてないものが多い。また、
動作中の電池引き抜きを保証する装置では、電池引き抜
きによる電圧低下を検出し、コンデンサ等で電圧が保持
できる短時間の間に終結処理が行なえることを前提とし
て設計されていた。ここで副電池はニッケルカドミウム
電池で再充電可能であり、主電池より充電されて、主電
池が働かないときに回路に電圧を供給する電池であり、
その電圧は回路の動作には不足であるが、回路の状態保
持には充分なものである。
【0005】図4は、従来の携帯用端末装置の構成図で
ある。図にいて、1は制御を行うプロセッサ(以下CP
U)、2はプログラム及びデータを格納する記憶装置
(RAM/ROM)、3はCPU1 とデータの送受を行
うバス、4は装置の動作クロックを供給するクロック発
生部、5はクロックの発振を制御する発振制御部、7は
主電池9 と副電池11とから電圧を安定化して出力する電
源制御部、9は装置の動作電力を供給する主電池、10
は電池を引き抜く時外す抑え金具を外すとき信号を送出
する電池引き抜き検出スイッチ、11は主電池9 が引き
抜かれたとき装置の保持電力を供給する副電池、13は
装置の動作を停止させるためにオペレータが押下する停
止スイッチである。
【0006】図の装置において、停止スイッチ13が押下
されるとCPU1 は押下を検出して発振制御部5 に指示
してクロック発生を停止させる。発振制御部5 はクロッ
ク発生部4 にクロックの発生を停止させる。そして、そ
のままで待機状態となる。
【0007】また、CPU1 は、動作中に主電池9 が引
き抜かれようとすると、引き抜き直前に電池引き抜き検
出スイッチ10より、マスクできない割り込み(NMI)
を受け、終結処理に入る。
【0008】終結処理が正常に終了した場合には、発振
制御部5 へ指示を与えクロックを停止する。しかし、何
らかの要因(ソフトウェア処理で異常状態が発生した場
合等)で、一定時間内に処理が終わらない場合、副電池
の電圧が低下してしまうため、終結処理を完了すること
ができない。このような場合、再度主電池を挿入して
も、CPUは終結処理が完了していないためCPUの内
部状態が保持されておらず、電源投入時の業務再開プロ
グラムの動作が異常となり、引き続いてCPUの暴走等
を引き起こすことが多く、暴走要因が不明となってしま
っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】動作中の電池引き抜き
に対してはCPUの暴走等を引き起こすことが多いが、
この際、暴走要因が不明となってしまっているという問
題があった。
【0010】本発明はこのような点にかんがみて、CP
Uの終結処理が出来なかった場合にはリセットがかか
り、異常状態をしめすフラグを残すことにより異常状態
の把握ができる手段を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題は下記の如く
に構成することによって解決される。図1は、本発明の
原理図である。
【0012】主電池と副電池を有して、主電池の引き抜
き動作を検出した電池引き抜き検出信号によって、CP
Uにマスクできない割り込みを行い、CPUが所定の終
結処理をしてクロックを停止した待機状態になって、該
待機状態で主電池が抜かれても副電池で該待機状態
持を行う電池駆動の携帯型端末装置において、電源電圧
が所定の電圧以下になったことを検出して、信号を送出
する電圧検出回路と、該電圧検出回路が検出し、且つC
PUが前記クロックを停止した待機状態でない場合に、
CPUを強制的にリセットするリセット信号を供給する
CPUリセット制御回路と、該CPUリセット制御回路
の出力によりCPUが前記クロックを停止した待機状態
でなかったことを記憶する異常記憶回路とで構成する。
【0013】
【作用】動作状態で主電池9 が引き抜く予備動作があっ
たときに、電池引き抜き検出スイッチ10により主電池9
が抜かれる予備動作の検出をCPU1 に通知する。
【0014】CPU1 がクロック停止を終えない場合に
は、該電圧検出回路8 の検出信号によりCPUリセット
制御回路6 がCPU1にリセットをかけてCPU1 を初
期状態にし、かつ該電圧検出回路8の検出信号により異
常記憶回路12に異常動作があったことを記憶させる。
【0015】
【実施例】図2は、本発明の実施例の構成図である。図
において、6は電圧検出回路8の信号とCPU1が待機
状態でないこととによりCPU1にリセット信号を供給
するCPUリセット制御回路、8は電源の電圧が所定の
電圧以下になったことを検出して信号を送出する電圧検
出回路、12はCPUリセット制御回路6が作動して、
CPUが異常状態にあったことを記憶する異常記憶回路
である。その他、図4と同一符号の物は同一物である。
【0016】CPU1 は、動作中に主電池9 が引き抜か
れようとすると、引き抜き直前に電池引き抜き検出スイ
ッチ10より、マスクできない割り込み(NMI)を受
け、終結処理に入る。
【0017】終結処理が正常に終了した場合は、従来と
同じ動作を行う。しかし、何らかの要因で、一定時間内
に処理が終わらない場合、電圧の低下が発生する。電源
回路内には電圧安定化のためにコンデンサが挿入されて
おり、電池が引き抜かれた時も一定時間は回路が動作で
きる電圧が供給される。この期間を電圧保証時間とい
い、マイクロ秒程度の時間である。電圧保証時間内に終
結処理が終わらない場合には、クロックが動作してい
る。よって、一定レベル以下に電圧が低下しても、クロ
ックが動作している場合には、電圧検出回路8によって
CPUリセット制御回路6を作動する。
【0018】そして、CPUリセット制御回路6により
強制的にCPU1にリセットをかけ、CPU1を初期状
態にして暴走を阻止し、また、異常記憶回路12をセット
て異常が発生したことを記憶する。
【0019】主電池9が挿入され再起動を行った時に、
異常記憶回路12が異常が発生したことを記憶しているた
め、異常要因をオペレータに通知もしくはロギングデー
タとして保存することができる。
【0020】図3は、CPUリセット制御回路6 と異常
記憶回路12の一実施例である。図の21〜24は論理和
回路、25,26はフリップフロップ(FF)、27は遅延
回路である。リセット信号は、POWリセットとリセッ
トスイッチを論理和回路21で論理和をとり、本制御回路
で作成された異常検出のリセットとを論理和回路24で論
理和をとって構成される。POWリセットは、副電池と
主電池の両者が一定電圧以下となった場合にCPU1の
暴走を防ぐためにONとなり装置をリセットし主電池の
電圧が動作電圧に回復したときOFFとなる信号であ
り、リセットスイッチはオペレータが装置の状態を初期
状態にしたい場合に操作して装置をリセットするスイッ
チの信号である。
【0021】本回路には、フリップフロップ(FF)が
2個使用されており、1段目のFF25は、電圧検出回路
8 が電圧低下を検出した信号を送出している時に、クロ
ックの発振を制御する信号をサンプリングし、クロック
が停止していなければ、Q出力をONとし、異常リセッ
トを発生する。ここで遅延回路27はFF25を電圧検出回
路8 の出力信号でリセットした後にクロックでセットす
るために設けられる。2段目のFF26は異常状態の発生
を記憶しておくものであり、1段目のFF25がセットさ
れたことによってセットされ、CPUからのステータス
クリアとPOWリセット/リセットスイッチを論理和回
路22で論理和をとってクリアされる。
【0022】1段目のFF25は、主電池が再度挿入され
電圧が復帰した場合、POWリセットが論理和回路21,
論理和回路22, 論理和回路23を経由してリセット入力に
入ることによりクリアされ、FF25と論理和回路21の出
力を論理和回路24で作成するリセットが論理和回路21の
出力が終了すると解除される。
【0023】上記のように簡単な回路の付加によりリセ
ットの制御と異常状態の記憶を行うことによってCPU
を初期状態にして暴走を阻止し、また、電圧異常が発生
したことを記憶してオペレータに通知することができ
る。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば主電池の引き抜きに対してCPUの処理が終了し
ない場合にはリセットがかかり、異常状態をしめすフラ
グを残すことにより異常状態の把握ができるという著し
い工業的効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理図
【図2】 本発明の実施例の構成図
【図3】 CPUリセット制御回路と異常記憶回路の一
実施例
【図4】 従来の携帯用端末装置の構成図
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM/RO
M 3 バス 4 クロック発生
部 5 発振制御部 6 CPUリセッ
ト制御回路 7 電源 8 電圧検出回路 9 主電池 10 電池引抜き検
出スイッチ 11 副電池 12 異常記憶回
路 13 停止スイッチ 21〜24 論理和回路 25,26 フリップフロップ(FF) 27 遅延回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主電池と副電池を有して、主電池の引き抜
    き動作を検出した電池引き抜き検出信号によって、CP
    Uにマスクできない割り込みを行い、CPUが所定の終
    結処理をしてクロックを停止した待機状態になって、該
    待機状態で主電池が抜かれても副電池で該待機状態
    持を行う電池駆動の携帯型端末装置において、 電源電圧が所定の電圧以下になったことを検出して
    号を送出する電圧検出回路と、該電圧検出回路が検出し、且つCPUが前記クロックを
    停止した待機状態でない場合に、 CPUを強制的にリセ
    ットするリセット信号を供給するCPUリセット制御回
    路と、 該CPUリセット制御回路の出力によりCPUが前記ク
    ロックを停止した待機状態でなかったことを記憶する異
    常記憶回路と、を設けた ことを特徴とする電池駆動の携帯型端末装置。
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JPS61169443U (ja) * 1985-04-03 1986-10-21
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