JP2716231B2 - 生理学的活性物質の投与のための吸蔵体 - Google Patents
生理学的活性物質の投与のための吸蔵体Info
- Publication number
- JP2716231B2 JP2716231B2 JP1503462A JP50346289A JP2716231B2 JP 2716231 B2 JP2716231 B2 JP 2716231B2 JP 1503462 A JP1503462 A JP 1503462A JP 50346289 A JP50346289 A JP 50346289A JP 2716231 B2 JP2716231 B2 JP 2716231B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- active substance
- membrane
- physiologically active
- cavity
- occlusion body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/70—Web, sheet or filament bases ; Films; Fibres of the matrix type containing drug
- A61K9/7023—Transdermal patches and similar drug-containing composite devices, e.g. cataplasms
- A61K9/703—Transdermal patches and similar drug-containing composite devices, e.g. cataplasms characterised by shape or structure; Details concerning release liner or backing; Refillable patches; User-activated patches
- A61K9/7084—Transdermal patches having a drug layer or reservoir, and one or more separate drug-free skin-adhesive layers, e.g. between drug reservoir and skin, or surrounding the drug reservoir; Liquid-filled reservoir patches
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Dermatology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Materials For Medical Uses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 この発明は、長期間にわたって制御された速度で生理
学的活性物質を(例えば、皮膚又は頬膜への付着させる
ことにより、経皮的に投与するための吸蔵体(occlusiv
e body)(例えば、膏薬、パッド又は包帯等)に関す
る。米国特許第3598122号(Zaffaroni)には、皮膚又は
口内粘膜を介した吸収により全身作用薬物を連続投与す
るのに使用する包帯が開示されている。
学的活性物質を(例えば、皮膚又は頬膜への付着させる
ことにより、経皮的に投与するための吸蔵体(occlusiv
e body)(例えば、膏薬、パッド又は包帯等)に関す
る。米国特許第3598122号(Zaffaroni)には、皮膚又は
口内粘膜を介した吸収により全身作用薬物を連続投与す
るのに使用する包帯が開示されている。
米国特許第3598122号は、広範囲の使用可能な全身作
用薬物を開示し、包帯の下で体表面により吸収されるい
かなる全身作用薬物も使用可能であることを指摘した。
包帯に組み込むのに適しているとして開示された物質
は、ペニシリン、テトラサイクリン、オキシテトラサイ
クリン、クロロテトラサイクリン、クロラムフェニコー
ル及びスルホンアミド等の抗菌剤、ペントバルビタール
ナトリウム、フェノバルビタール、セコバルビタールナ
トリウム、コデイン、(αブロモイソアレリル)尿素
((αbromoisoaleryl)urea)、カルブローマル、及び
フェノバルビタールナトリウム等の鎮静剤並びに睡眠
薬、3−(2−アミノプロピル)インドールアセテート
及び3−(2−アミノブチル)インドールアセテート等
の精神賦活薬、レセルピン、塩酸クロルプロマジン、及
び塩酸チオプロパゼート(thio−propazate hyudrochlo
ride)等の精神安定剤、副腎皮質ステロイド(例えば、
6−メチル−プレドニゾロン、コルチゾン、コオルチゾ
ール及びトリアムシノロン)、アンドロゲン様ステロイ
ド(例えば、メチルテストステロン、及びフルオキシメ
ステロン)、エストロゲン様ステロイド(例えば、エス
トロン、17β−エストラジオール及びエチニルエストラ
ジオール)、プロゲステロン様ステロイド(例えば、17
−ヒドロキシプロゲステロン酢酸塩、酢酸メドロキシプ
ロゲステロン、19−ノルプロゲステロン及びノルエチン
ドロン)及びサイロキシン等のホルモン、アスピリン、
サリチルアミド、及びサリチル酸ナトリウム等の解熱
剤、アトロピン、臭化メトスコポラミン、フェノバルビ
タールと合わせた臭化メトスコポラミン等の鎮痙薬、4
−アミノキノリン、8−アミノキノリン、及びピリメタ
ミン等の抗マラリア薬、及びビタミン、必須アミノ酸及
び必須脂肪等の栄養剤を含む。
用薬物を開示し、包帯の下で体表面により吸収されるい
かなる全身作用薬物も使用可能であることを指摘した。
包帯に組み込むのに適しているとして開示された物質
は、ペニシリン、テトラサイクリン、オキシテトラサイ
クリン、クロロテトラサイクリン、クロラムフェニコー
ル及びスルホンアミド等の抗菌剤、ペントバルビタール
ナトリウム、フェノバルビタール、セコバルビタールナ
トリウム、コデイン、(αブロモイソアレリル)尿素
((αbromoisoaleryl)urea)、カルブローマル、及び
フェノバルビタールナトリウム等の鎮静剤並びに睡眠
薬、3−(2−アミノプロピル)インドールアセテート
及び3−(2−アミノブチル)インドールアセテート等
の精神賦活薬、レセルピン、塩酸クロルプロマジン、及
び塩酸チオプロパゼート(thio−propazate hyudrochlo
ride)等の精神安定剤、副腎皮質ステロイド(例えば、
6−メチル−プレドニゾロン、コルチゾン、コオルチゾ
ール及びトリアムシノロン)、アンドロゲン様ステロイ
ド(例えば、メチルテストステロン、及びフルオキシメ
ステロン)、エストロゲン様ステロイド(例えば、エス
トロン、17β−エストラジオール及びエチニルエストラ
ジオール)、プロゲステロン様ステロイド(例えば、17
−ヒドロキシプロゲステロン酢酸塩、酢酸メドロキシプ
ロゲステロン、19−ノルプロゲステロン及びノルエチン
ドロン)及びサイロキシン等のホルモン、アスピリン、
サリチルアミド、及びサリチル酸ナトリウム等の解熱
剤、アトロピン、臭化メトスコポラミン、フェノバルビ
タールと合わせた臭化メトスコポラミン等の鎮痙薬、4
−アミノキノリン、8−アミノキノリン、及びピリメタ
ミン等の抗マラリア薬、及びビタミン、必須アミノ酸及
び必須脂肪等の栄養剤を含む。
包帯は、その一面に全身作用薬物を含有するリザーバ
(reservoir)を有する裏打ち部材を包含する。このリ
ザーバは、裏打ち部材から離れ、且つ薬物が透過可能な
壁を有する。同様に薬物が透過可能である感圧接着層
は、リザーバにより保持される。前記薬物は、皮膚又は
口の粘膜を介した吸収のために容認できる剤形である。
経口ルート以上に、経皮は長期間にわたり薬物の連続投
与を可能にし、この目的のため、大量に且つ制御不可能
な方法で単に薬物溶液を吸収及び放出する繊維性素材及
び布は、避けなければならないことが説明されている。
(reservoir)を有する裏打ち部材を包含する。このリ
ザーバは、裏打ち部材から離れ、且つ薬物が透過可能な
壁を有する。同様に薬物が透過可能である感圧接着層
は、リザーバにより保持される。前記薬物は、皮膚又は
口の粘膜を介した吸収のために容認できる剤形である。
経口ルート以上に、経皮は長期間にわたり薬物の連続投
与を可能にし、この目的のため、大量に且つ制御不可能
な方法で単に薬物溶液を吸収及び放出する繊維性素材及
び布は、避けなければならないことが説明されている。
経皮ルートは、胃腸管を介した投薬速度の不安定さ
(例えば、摂取した食物の量及び種類に依存すること)
を回避する、薬物投与の経口ルートを越える利点を有す
ることが示されていた。同様に、経皮ルートによれば血
流中の薬物濃度のチャージ・ピークが回避された。
(例えば、摂取した食物の量及び種類に依存すること)
を回避する、薬物投与の経口ルートを越える利点を有す
ることが示されていた。同様に、経皮ルートによれば血
流中の薬物濃度のチャージ・ピークが回避された。
リザーバを形成するために使用する物質は膜も形成で
き、適当な物質には、オルガノポリシロキサンゴム、ア
クリル酸及びメタクリル酸等のオレフィン酸のモノエス
テルの親水性重合体、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸
ビニル、可塑化ナイロン、コラーゲン、変性コラーゲ
ン、ゼラチン、及びポリエチレンワックス等のワックス
が含まれる。模範的な包帯は、ジメチルシリコンゴムの
リザーバの中にメゲステロール・アセテート・パウダー
(megesterol acetate powder)を含有していた。この
包帯は、24時間にわたって効果があることが明言され
た。液体は、このリザーバの中に存在しなかった。
き、適当な物質には、オルガノポリシロキサンゴム、ア
クリル酸及びメタクリル酸等のオレフィン酸のモノエス
テルの親水性重合体、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸
ビニル、可塑化ナイロン、コラーゲン、変性コラーゲ
ン、ゼラチン、及びポリエチレンワックス等のワックス
が含まれる。模範的な包帯は、ジメチルシリコンゴムの
リザーバの中にメゲステロール・アセテート・パウダー
(megesterol acetate powder)を含有していた。この
包帯は、24時間にわたって効果があることが明言され
た。液体は、このリザーバの中に存在しなかった。
しかしながら、米国特許3598122号は、単離された状
態で皮膚を通過しない薬物は、C2〜C10のアルコール、C
5〜C12の炭化水素、C4〜C10のアルデヒド並びにケト
ン、C4〜CF10のエステル、エーテルオイル(ethereal o
il)、ハロゲン化炭化水素及びこれらの混合物等の吸収
可能で生理学的に許容し得る溶媒に溶解できることを示
した。
態で皮膚を通過しない薬物は、C2〜C10のアルコール、C
5〜C12の炭化水素、C4〜C10のアルデヒド並びにケト
ン、C4〜CF10のエステル、エーテルオイル(ethereal o
il)、ハロゲン化炭化水素及びこれらの混合物等の吸収
可能で生理学的に許容し得る溶媒に溶解できることを示
した。
さらに、米国特許3598122号は、リザーバの壁の組成
及び厚さを変更することにより、包帯の面積当りの投薬
速度をコントロールできることを示した。これは、リザ
ーバの壁が、薬物の流動または拡散を計測して提供する
溶解膜(solubility membrane)として機能する。
及び厚さを変更することにより、包帯の面積当りの投薬
速度をコントロールできることを示した。これは、リザ
ーバの壁が、薬物の流動または拡散を計測して提供する
溶解膜(solubility membrane)として機能する。
リザーバの壁に適しているとして開示された物質の一
つは、オレフィン酸のエステエルの親水性重合体であっ
た。
つは、オレフィン酸のエステエルの親水性重合体であっ
た。
本明細書中で参照することにより組み入れられた米国
特許第3946106号は、人体内への移植に適し、かつ10〜2
00μmの寸法の閉鎖された微細な区画を組み入れたシリ
コーン重合体マトリックスからなる薬剤学的送達装置を
開示している。前記マトリックスは、前記重合体の液状
の前駆物質を、調合薬を親水性溶媒系に分散させた乳剤
中で架橋することにより形成され、従って、得られた重
合体の閉鎖された微細な区画は、前記溶媒に溶解した前
記調合薬の溶液を含有する。前記溶媒系は、30%〜60%
のポリエチレングリコールを含有でき、その結果、前記
装置が水性雰囲気にある場合に前記調合薬の放出が一定
速度になる。シリコーン重合体マトリックスは、任意
に、封止されたまたは未封止の(例えば、熱収縮性ポリ
エチレンフィルム製の)重合体容器内に封入することが
できる。第9欄、11行目〜15行目に、シリコーン重合体
マトリックスをさらすことが、「薬物放出速度を有利に
増加し、」〜「より速いがしかし一定の放出速度に」す
ると表現している。すなわち、この特許は、外側の重合
体フィルムまたは容器の特性が、水性雰囲気における調
合薬の放出を一定(すなわち、ゼロ次)の速度にする原
因ではないことを教えている。この特許において、非水
性雰囲気(例えば、皮膚表面)において放出速度がゼロ
次になるであろうということは示されておらず、このよ
うな皮膚へのゼロ次の放出は、いまだ証明されていな
い。
特許第3946106号は、人体内への移植に適し、かつ10〜2
00μmの寸法の閉鎖された微細な区画を組み入れたシリ
コーン重合体マトリックスからなる薬剤学的送達装置を
開示している。前記マトリックスは、前記重合体の液状
の前駆物質を、調合薬を親水性溶媒系に分散させた乳剤
中で架橋することにより形成され、従って、得られた重
合体の閉鎖された微細な区画は、前記溶媒に溶解した前
記調合薬の溶液を含有する。前記溶媒系は、30%〜60%
のポリエチレングリコールを含有でき、その結果、前記
装置が水性雰囲気にある場合に前記調合薬の放出が一定
速度になる。シリコーン重合体マトリックスは、任意
に、封止されたまたは未封止の(例えば、熱収縮性ポリ
エチレンフィルム製の)重合体容器内に封入することが
できる。第9欄、11行目〜15行目に、シリコーン重合体
マトリックスをさらすことが、「薬物放出速度を有利に
増加し、」〜「より速いがしかし一定の放出速度に」す
ると表現している。すなわち、この特許は、外側の重合
体フィルムまたは容器の特性が、水性雰囲気における調
合薬の放出を一定(すなわち、ゼロ次)の速度にする原
因ではないことを教えている。この特許において、非水
性雰囲気(例えば、皮膚表面)において放出速度がゼロ
次になるであろうということは示されておらず、このよ
うな皮膚へのゼロ次の放出は、いまだ証明されていな
い。
米国特許第4336243号(参照により組み込まれる)
は、ニトログリセリンの経皮的送達のためのパッドを開
示する。前記パッドは、その微細区画の中にニトログリ
セリンの溶液を含有するシリコーン重合体マトリックス
をからなる。外側の膜または界面活性剤は開示されてい
ない。この溶媒系は、水、ポリエチレングリコール(親
水性溶媒)及び鉱油或いはトリグリセライドである疎水
性溶媒を包含し、ニトログリセリンの放出速度は一定で
あると断言されている。米国特許第4336243号は、とく
に経皮的送達の問題に向かうものであり、重合体マトリ
ックスの閉鎖された微細区画の中の疎水性溶媒成分の組
み込みの点で異なる、米国特許第3946106号よりも遅い
特許であることは注目されるであろう。
は、ニトログリセリンの経皮的送達のためのパッドを開
示する。前記パッドは、その微細区画の中にニトログリ
セリンの溶液を含有するシリコーン重合体マトリックス
をからなる。外側の膜または界面活性剤は開示されてい
ない。この溶媒系は、水、ポリエチレングリコール(親
水性溶媒)及び鉱油或いはトリグリセライドである疎水
性溶媒を包含し、ニトログリセリンの放出速度は一定で
あると断言されている。米国特許第4336243号は、とく
に経皮的送達の問題に向かうものであり、重合体マトリ
ックスの閉鎖された微細区画の中の疎水性溶媒成分の組
み込みの点で異なる、米国特許第3946106号よりも遅い
特許であることは注目されるであろう。
吸蔵パッドによる、種々のニコチン含有製品により送
達される量に近似した適切な薬用量でのニコチンの経皮
的投与が、米国特許第4597961号(Etscorn)に開示され
ている。典型的なパッドは、裏打ちシートの内部にキャ
ビティにより規定され、1〜4μlのニコチン基剤で満
たされたリザーバを有している。前記リザーバ中のニコ
チンは、微孔質のニコチン透過膜により皮膚から分離さ
れているが、どんな種類の膜を使用すべきかについても
指示が与えられず、前記膜と前記リザーバ物質との関係
に関連するいかなる指示も与えられていなかった。その
他の開示されたパッド(米国特許第4597961号)におい
て、ニコチン基剤は、包帯の中の開放されたリザーバの
中に保持された繊維または多孔質物質に吸収された。使
用する際に、前記ニコチンは前記多孔質物質が皮膚を通
して拡散するように押し出された。
達される量に近似した適切な薬用量でのニコチンの経皮
的投与が、米国特許第4597961号(Etscorn)に開示され
ている。典型的なパッドは、裏打ちシートの内部にキャ
ビティにより規定され、1〜4μlのニコチン基剤で満
たされたリザーバを有している。前記リザーバ中のニコ
チンは、微孔質のニコチン透過膜により皮膚から分離さ
れているが、どんな種類の膜を使用すべきかについても
指示が与えられず、前記膜と前記リザーバ物質との関係
に関連するいかなる指示も与えられていなかった。その
他の開示されたパッド(米国特許第4597961号)におい
て、ニコチン基剤は、包帯の中の開放されたリザーバの
中に保持された繊維または多孔質物質に吸収された。使
用する際に、前記ニコチンは前記多孔質物質が皮膚を通
して拡散するように押し出された。
欧州特許第EP−A−186071号(参照することにより本
明細書に組み込まれる)は、チモロールの経皮的送達の
ための膏薬を開示し、前記膏薬は、その主要面の一つに
粘着層を有する、投薬速度を制御する微孔質膜と、他の
表面の大部分と接触するチモロールおよび担体材料のリ
ザーバを具備する。前記リザーバは、不透過性裏打ちシ
ートを包含し、前記裏打ちシートは、前記微孔質膜の周
囲を取り囲んで密閉されている。
明細書に組み込まれる)は、チモロールの経皮的送達の
ための膏薬を開示し、前記膏薬は、その主要面の一つに
粘着層を有する、投薬速度を制御する微孔質膜と、他の
表面の大部分と接触するチモロールおよび担体材料のリ
ザーバを具備する。前記リザーバは、不透過性裏打ちシ
ートを包含し、前記裏打ちシートは、前記微孔質膜の周
囲を取り囲んで密閉されている。
担体材料は、ポリエチレン、ポリイソブチレン、ステ
アリン酸アルミニウム、プロピレングリコールまたは脂
肪酸エステルによりゲル化された鉱油のような半固形物
質、また、シリコーン、アクリル接着剤、および可塑化
ポリ塩化ビニルのような固体であることができる。
アリン酸アルミニウム、プロピレングリコールまたは脂
肪酸エステルによりゲル化された鉱油のような半固形物
質、また、シリコーン、アクリル接着剤、および可塑化
ポリ塩化ビニルのような固体であることができる。
微孔質膜は、微孔質ポリプロピレン、微孔質ナイロン
または微孔質ポリカーボネイトであることができる。欧
州特許第EP−A−186071号は、非微孔質材料、すなわ
ち、シリコーン、エチレン酢酸ビニル及びポリウレタン
の薬物速度制御膜も開示している。
または微孔質ポリカーボネイトであることができる。欧
州特許第EP−A−186071号は、非微孔質材料、すなわ
ち、シリコーン、エチレン酢酸ビニル及びポリウレタン
の薬物速度制御膜も開示している。
欧州特許第EP−A−186071号に開示された膜材料及び
担体材料のほとんどすべてが疎水性であることは、注目
されるであろう。欧州特許第EP−A−186071号に開示さ
れた膜材料と担体材料の特定の組合せは、次のものを含
む。:担体材料 膜材料 ゲル化鉱油 (微孔質ポリプロピレン (エチレン酢酸ビニル (シリコーン (ポリウレタン ゲル化鉱油 (ポリイソブチレン+鉱油 (微孔質ポリプロピレン 親水性膜材料と組み合せた疎水性担体材料は開示され
おらず、疎水性膜材料と組合せた親水性担体材料も何ら
開示されていない。
担体材料のほとんどすべてが疎水性であることは、注目
されるであろう。欧州特許第EP−A−186071号に開示さ
れた膜材料と担体材料の特定の組合せは、次のものを含
む。:担体材料 膜材料 ゲル化鉱油 (微孔質ポリプロピレン (エチレン酢酸ビニル (シリコーン (ポリウレタン ゲル化鉱油 (ポリイソブチレン+鉱油 (微孔質ポリプロピレン 親水性膜材料と組み合せた疎水性担体材料は開示され
おらず、疎水性膜材料と組合せた親水性担体材料も何ら
開示されていない。
薬物、チモロールは、開示された膏薬により、「制御
された低いゼロ次の速度」(第2頁、15行目〜16行目)
で投与し得ることが欧州特許第EP−A−186071号におい
て明言されている。しかしながら、この明細書において
以降に示された式は、膜を通過したフラックス(従って
チモロールの経皮的送達の速度)がリザーバ内のチモロ
ール濃度に比例することを示している。従って、欧州特
許第EP−A−186071号の膏薬からのチモロールの経皮的
送達の速度が、投与量の少くない割合についてのみゼロ
次(たとえであっても)であることは明らかである。
された低いゼロ次の速度」(第2頁、15行目〜16行目)
で投与し得ることが欧州特許第EP−A−186071号におい
て明言されている。しかしながら、この明細書において
以降に示された式は、膜を通過したフラックス(従って
チモロールの経皮的送達の速度)がリザーバ内のチモロ
ール濃度に比例することを示している。従って、欧州特
許第EP−A−186071号の膏薬からのチモロールの経皮的
送達の速度が、投与量の少くない割合についてのみゼロ
次(たとえであっても)であることは明らかである。
本発明の目的は、生理学的活性物質の経皮的送達のた
めのシステムであって、前記活性物質の送達の速度が、
従来技術のシステムと比較して、より一定であり、およ
び/または、リザーバに含有される総薬用量のより大き
な部分にわたって実質上一定であるものを提供すること
である。
めのシステムであって、前記活性物質の送達の速度が、
従来技術のシステムと比較して、より一定であり、およ
び/または、リザーバに含有される総薬用量のより大き
な部分にわたって実質上一定であるものを提供すること
である。
思いがけなく、生理学的活性物質のリザーバから前記
物質の透過可能な膜を介した投薬速度は、次の条件のど
ちらか一つを満足させることにより線形化し得ることが
見い出された。すなわち、 a)前記膜が疎水性であり、前記リザーバが親水性湿潤
剤を含有する。または、 b)前記膜が疎水性であり、前記リザーバの内容物が疎
水性である。
物質の透過可能な膜を介した投薬速度は、次の条件のど
ちらか一つを満足させることにより線形化し得ることが
見い出された。すなわち、 a)前記膜が疎水性であり、前記リザーバが親水性湿潤
剤を含有する。または、 b)前記膜が疎水性であり、前記リザーバの内容物が疎
水性である。
従って、本発明は、生理学的活性物質の経皮的投与の
ための吸蔵体を提供し、該吸蔵体は、両者の間にキャビ
ティーを規定する不透過性裏打ち(4)および微孔質膜
(3)と、前記キャビティー内部に液状で含有された生
理学的活性物質とを具備し、前記微孔質膜は前記生理学
的活性物質に接触し且つ該物質を透過可能であり、また
前記キャビティー内部において前記不透過性裏打ちと前
記微孔質膜の間に閉じ込められた前記液状物質は、粘性
のある流動可能なゲルにより実質的に固定化されている
生理学的活性物質の経皮的投与のための吸蔵体におい
て、 a)前記膜が親水性であり、前記キャビティーの内容物
が疎水性であるか、または、 b)前記膜が疎水性であり、前記キャビティーが親水性
湿潤剤を含有することの何れかを特徴とし、 この特徴によって、使用の際の前記微孔質膜を介した
前記生理学的活性物質の透過は速度制御的であり、前記
生理学的活性物質は数時間にわたって実質的に一定な速
度で前記微孔質膜から放出される。
ための吸蔵体を提供し、該吸蔵体は、両者の間にキャビ
ティーを規定する不透過性裏打ち(4)および微孔質膜
(3)と、前記キャビティー内部に液状で含有された生
理学的活性物質とを具備し、前記微孔質膜は前記生理学
的活性物質に接触し且つ該物質を透過可能であり、また
前記キャビティー内部において前記不透過性裏打ちと前
記微孔質膜の間に閉じ込められた前記液状物質は、粘性
のある流動可能なゲルにより実質的に固定化されている
生理学的活性物質の経皮的投与のための吸蔵体におい
て、 a)前記膜が親水性であり、前記キャビティーの内容物
が疎水性であるか、または、 b)前記膜が疎水性であり、前記キャビティーが親水性
湿潤剤を含有することの何れかを特徴とし、 この特徴によって、使用の際の前記微孔質膜を介した
前記生理学的活性物質の透過は速度制御的であり、前記
生理学的活性物質は数時間にわたって実質的に一定な速
度で前記微孔質膜から放出される。
その他の見地において、本発明は、両者の間にキャビ
ティーを規定する不透過性裏打ち(4)および透過性膜
(3)と、前記キャビティー内部に液状で含有された生
理学的活性物質とを具備し、前記透過性膜は前記生理学
的活性物質を化学的に吸収および脱離することができ、
また前記キャビティー内部において前記不透過性裏打ち
と前記透過性膜の間に閉じ込められた前記液状物質は、
粘性のある流動可能なゲルにより実質的に固定化されて
いる生理学的活性物質の経皮的投与のための吸蔵体にお
いて、 a)前記膜が親水性であり、前記キャビティーの内容物
が疎水性であるか、または、 b)前記膜が疎水性であり、前記キャビティーが親水性
湿潤剤を含有することの何れかを特徴とし、 この特徴によって、使用の際の前記透過性膜を介した
前記生理学的活性物質の透過は速度制御的であり、前記
生理学的活性物質は数時間にわたって実質的に一定な速
度で前記微孔質膜から放出される。
ティーを規定する不透過性裏打ち(4)および透過性膜
(3)と、前記キャビティー内部に液状で含有された生
理学的活性物質とを具備し、前記透過性膜は前記生理学
的活性物質を化学的に吸収および脱離することができ、
また前記キャビティー内部において前記不透過性裏打ち
と前記透過性膜の間に閉じ込められた前記液状物質は、
粘性のある流動可能なゲルにより実質的に固定化されて
いる生理学的活性物質の経皮的投与のための吸蔵体にお
いて、 a)前記膜が親水性であり、前記キャビティーの内容物
が疎水性であるか、または、 b)前記膜が疎水性であり、前記キャビティーが親水性
湿潤剤を含有することの何れかを特徴とし、 この特徴によって、使用の際の前記透過性膜を介した
前記生理学的活性物質の透過は速度制御的であり、前記
生理学的活性物質は数時間にわたって実質的に一定な速
度で前記微孔質膜から放出される。
インターナショナル・ジャーナル・オブ・ファーマシ
ューテイクス(International Journal of Pharmaceuti
cs),48(1988)pp247〜254(本願の優先日よりも後に
発表された)において、C.T.オネイル(O′Neill)等
は、疎水性および親水性膜の両方を含む、様々な投薬速
度を制御する透過性膜を介して疎水性および親水性リザ
ーバの両方からチモロール基材を経皮的投与するための
生体外装置を開示している。無毛マウスの皮膚が、ヒト
の皮膚のモデルとして使用されている。この文献の第3
図において、薬物浸透:時間のプロットが、3つの疎水
性微孔質膜(夫々セルガード(Celguard)(登録商標)
2400,2402および2412)と、2つの非微孔質膜、すなわ
ちシラスティック(Silastic)およびEVAと組み合わせ
た、4%ナトリウムカルボキシメチルセルロース(親水
性)を含有するリザーバのために与えらている。これら
後二者の膜は、非常に低い投薬速度に帰着することが示
されているが、前記3つのセルガード膜は、夫々、8時
間にわたって実質的に線形(ゼロ次)の投薬速度を示
し、これにより、本発明の技術が支持される。
ューテイクス(International Journal of Pharmaceuti
cs),48(1988)pp247〜254(本願の優先日よりも後に
発表された)において、C.T.オネイル(O′Neill)等
は、疎水性および親水性膜の両方を含む、様々な投薬速
度を制御する透過性膜を介して疎水性および親水性リザ
ーバの両方からチモロール基材を経皮的投与するための
生体外装置を開示している。無毛マウスの皮膚が、ヒト
の皮膚のモデルとして使用されている。この文献の第3
図において、薬物浸透:時間のプロットが、3つの疎水
性微孔質膜(夫々セルガード(Celguard)(登録商標)
2400,2402および2412)と、2つの非微孔質膜、すなわ
ちシラスティック(Silastic)およびEVAと組み合わせ
た、4%ナトリウムカルボキシメチルセルロース(親水
性)を含有するリザーバのために与えらている。これら
後二者の膜は、非常に低い投薬速度に帰着することが示
されているが、前記3つのセルガード膜は、夫々、8時
間にわたって実質的に線形(ゼロ次)の投薬速度を示
し、これにより、本発明の技術が支持される。
本発明の好ましい態様は、皮膚または舌下表面に付着
するための吸蔵パッドまたは膏薬の剤形で生理学的活性
物質を経皮的に投与することである。前記膏薬は、間に
液体を収容したキャビティーを規定する不透過性裏打ち
および膜を有し、(a)前記膜が疎水性微孔質重合体か
らなり、前記キャビティー内の液体が親水性であるか、
(b)前記膜が親水性微孔質重合体からなり、前記キャ
ビティー内の液体が疎水性であるかのいづれかによって
特徴付けられる。このようにして、前記活性物質は、長
時間(例えば5時間)にわたって実質的に一定(例え
ば、±20%以下、好ましくは±10%以下)に放出され
る。
するための吸蔵パッドまたは膏薬の剤形で生理学的活性
物質を経皮的に投与することである。前記膏薬は、間に
液体を収容したキャビティーを規定する不透過性裏打ち
および膜を有し、(a)前記膜が疎水性微孔質重合体か
らなり、前記キャビティー内の液体が親水性であるか、
(b)前記膜が親水性微孔質重合体からなり、前記キャ
ビティー内の液体が疎水性であるかのいづれかによって
特徴付けられる。このようにして、前記活性物質は、長
時間(例えば5時間)にわたって実質的に一定(例え
ば、±20%以下、好ましくは±10%以下)に放出され
る。
本発明のいずれの理論により束縛されることを望むも
のではないが、使用する際に生理学的活性物質が、親水
性(または疎水性)膜とリザーバの中の疎水性(または
親水性)材料の間の相互斥力の結果として、前記透過性
膜の近くに濃縮する傾向になることが信じられる。この
濃縮勾配は、充填材により安定化され、前記膜を介した
前記活性物質の不変な拡散速度を確実にし、このリザー
バ中のバルク材料中の濃度によって大きく影響を受けな
い。
のではないが、使用する際に生理学的活性物質が、親水
性(または疎水性)膜とリザーバの中の疎水性(または
親水性)材料の間の相互斥力の結果として、前記透過性
膜の近くに濃縮する傾向になることが信じられる。この
濃縮勾配は、充填材により安定化され、前記膜を介した
前記活性物質の不変な拡散速度を確実にし、このリザー
バ中のバルク材料中の濃度によって大きく影響を受けな
い。
前記活性物質が固体である場合に、少なくとも幾らか
前記活性物質と混和する溶媒に溶解することができる。
前記活性物質と混和する溶媒に溶解することができる。
前記膜が疎水性であり、前記リザーバ内容物が親水性
湿潤剤を含む好ましい態様において、溶媒は溶解した活
性物質と共に膜を通過することを可能にするために本質
的に疎水性でなければならないが、前記リザーバ材料と
混合するために充分に親水性でなければならない。
湿潤剤を含む好ましい態様において、溶媒は溶解した活
性物質と共に膜を通過することを可能にするために本質
的に疎水性でなければならないが、前記リザーバ材料と
混合するために充分に親水性でなければならない。
本発明の吸蔵体の中の活性物質は、前記膜を透過する
ために液状でなければならないことが注目されるであろ
う。ある場合、前記活性物質が周囲温度で液状であり、
膜を介した拡散速度を制御するために、任意に生理学的
に相溶性の溶媒で稀釈できる。他の場合には、前記活性
物質は周囲温度で固体であり、溶剤は前記活性物質が膜
を通過して拡散するために、溶液中に少なくとも幾らか
の前記活性物質を運ぶことを目的として欠くことができ
ない。本発明は、その範囲内で、吸蔵体(上記特定され
たような)であって、活性物質が部分的に溶液であり、
(「液状」)、かつ部分的に、前記溶液に接触する固体
であもるものを含むことが注目されるであろう。
ために液状でなければならないことが注目されるであろ
う。ある場合、前記活性物質が周囲温度で液状であり、
膜を介した拡散速度を制御するために、任意に生理学的
に相溶性の溶媒で稀釈できる。他の場合には、前記活性
物質は周囲温度で固体であり、溶剤は前記活性物質が膜
を通過して拡散するために、溶液中に少なくとも幾らか
の前記活性物質を運ぶことを目的として欠くことができ
ない。本発明は、その範囲内で、吸蔵体(上記特定され
たような)であって、活性物質が部分的に溶液であり、
(「液状」)、かつ部分的に、前記溶液に接触する固体
であもるものを含むことが注目されるであろう。
一般的に、溶媒を、前記活性物質を稀釈するため、ま
たは通常固体である活性物質を溶液とするために使用す
る場合、前記活性物質の溶液から放出され、膜を通過し
て流動する傾向は、前記活性物質と前記溶媒の溶解度パ
ラメータδの違いに依存している。溶解度パラメータの
違いが大きいほど、前記膜を介した透過速度が大きい。
J.Soc.Cosmet.Chem.,36pp.319〜333(9月/10月1985)
「化粧品処方における溶解度パラメータの使用」(Usin
g solubility parameters in cosmetics formultion)
−C.D.ボーグハン(C.D.Vaughan)において、150以上の
材料の溶解度パラメータが提示され、溶解度パラメータ
は、次のように規定されている。: ここで、TB=1気圧での沸点(単位:ケルビン) KO=密度測定を行った温度(単位:ケルビ
ン) MW=分子量(グラム),密度の単位はg/cm3 であり、前記物質がアルコールである場合には上記式よ
り得られた値に1.4を加え、前記物質がエステルである
場合、上記式より得られた値に0.6を加え、前記物質が1
00℃より高い沸点を有するケトンである場合、上記式よ
り得られた値に0.5を加える規定を条件とする。
たは通常固体である活性物質を溶液とするために使用す
る場合、前記活性物質の溶液から放出され、膜を通過し
て流動する傾向は、前記活性物質と前記溶媒の溶解度パ
ラメータδの違いに依存している。溶解度パラメータの
違いが大きいほど、前記膜を介した透過速度が大きい。
J.Soc.Cosmet.Chem.,36pp.319〜333(9月/10月1985)
「化粧品処方における溶解度パラメータの使用」(Usin
g solubility parameters in cosmetics formultion)
−C.D.ボーグハン(C.D.Vaughan)において、150以上の
材料の溶解度パラメータが提示され、溶解度パラメータ
は、次のように規定されている。: ここで、TB=1気圧での沸点(単位:ケルビン) KO=密度測定を行った温度(単位:ケルビ
ン) MW=分子量(グラム),密度の単位はg/cm3 であり、前記物質がアルコールである場合には上記式よ
り得られた値に1.4を加え、前記物質がエステルである
場合、上記式より得られた値に0.6を加え、前記物質が1
00℃より高い沸点を有するケトンである場合、上記式よ
り得られた値に0.5を加える規定を条件とする。
上記定義は、J.Hヒルデブランド(J.H.Hildebrand)
(JACS38pp1442〜1473)(1916)による広く受け入れら
れた式に基づいており、上述のボーグハンの文献で与え
られる溶解度パラメータを計算するためのコンピュータ
ープログラムにより具体化される。本明細書において、
「溶解度パラメータ」という用語は、上記定義(前記但
し書を含む)に従った用語を意味すると理解されるべき
であるが、上記定義が適用できない場合(例えば、前記
物質の沸点が分解により測定できないため)、その他の
いづれかの一般的に受入れられている定義を使用するこ
とができる(例えば、上述のボークハンの文献のpp326
〜327で与えられているもの等)。
(JACS38pp1442〜1473)(1916)による広く受け入れら
れた式に基づいており、上述のボーグハンの文献で与え
られる溶解度パラメータを計算するためのコンピュータ
ープログラムにより具体化される。本明細書において、
「溶解度パラメータ」という用語は、上記定義(前記但
し書を含む)に従った用語を意味すると理解されるべき
であるが、上記定義が適用できない場合(例えば、前記
物質の沸点が分解により測定できないため)、その他の
いづれかの一般的に受入れられている定義を使用するこ
とができる(例えば、上述のボークハンの文献のpp326
〜327で与えられているもの等)。
溶媒の溶解度パラメータ(上記定義されたような)
は、溶解度パラメータが知られている活性物質と併用す
るための溶媒の溶解度への試験的な基準となり得る。一
般的に、適切な溶媒は、疎水性膜を使用する場合には幾
分疎水性であり、親水性膜を使用する場合には幾分親水
性である傾向にあり、典型的に8〜11の溶解度パラメー
タδを有する。しかしながら、この範囲内に溶解度パラ
メータを有しない、ある溶媒も適切であり、この範囲内
に溶解度パラメータを有するその他の溶媒が適切でない
かもしれないことに注目しなければならない。
は、溶解度パラメータが知られている活性物質と併用す
るための溶媒の溶解度への試験的な基準となり得る。一
般的に、適切な溶媒は、疎水性膜を使用する場合には幾
分疎水性であり、親水性膜を使用する場合には幾分親水
性である傾向にあり、典型的に8〜11の溶解度パラメー
タδを有する。しかしながら、この範囲内に溶解度パラ
メータを有しない、ある溶媒も適切であり、この範囲内
に溶解度パラメータを有するその他の溶媒が適切でない
かもしれないことに注目しなければならない。
本発明の好ましい態様は、次の限定的でない実施例に
より、かつ添付された図面の第1図を参照することによ
り以下に記載される。
より、かつ添付された図面の第1図を参照することによ
り以下に記載される。
添付された図面において、 第1図は、実施例1の膏薬の概略断面図であり、第2
図乃至第7図は、200回の3分測定サイクルについて時
間に対する放出を示す特性図である。
図乃至第7図は、200回の3分測定サイクルについて時
間に対する放出を示す特性図である。
実施例1 ダウ・コーティングX7−2910 BIO PSA(登録商標)か
らなる厚さ35umの感圧接着剤層を、アクロシル(Akrosi
l)BIO RELEASE(登録商標)剥離ライナー(release li
ner)の厚さ755umのシート上に、21重量%の接着剤のフ
ロン溶液をシングル・コーティングして、前記コーティ
ングを乾燥して形成した。
らなる厚さ35umの感圧接着剤層を、アクロシル(Akrosi
l)BIO RELEASE(登録商標)剥離ライナー(release li
ner)の厚さ755umのシート上に、21重量%の接着剤のフ
ロン溶液をシングル・コーティングして、前記コーティ
ングを乾燥して形成した。
ガーレイ(Gurley)No.2856セコンズ(seconds)、厚
さ45.7um(1.8ミル)の3M MSP 80487疎水性微孔室ポリ
エチレン膜を、剥離ライナーの被覆表面上にさらに積層
する。
さ45.7um(1.8ミル)の3M MSP 80487疎水性微孔室ポリ
エチレン膜を、剥離ライナーの被覆表面上にさらに積層
する。
4.95gのニコチン基剤(BDH Ltd社供給)を0.05gのテ
ィー・ツリー・オイル(Tea Tree Oil)(デ・モンシー
(De Monchy)Ltd.社供給と混合してニコチン配合物を
調製した。水中で5重量%の「高置換」級メチルセルロ
ース(BDH Ltd社供給)からなるゲルを調製した。さら
に、全てのニコチン基剤/ティー・ツリー・オイル混合
物を、95mlのメチルセルロースゲルと混合した。得られ
た配合物はゲル状のままになった。
ィー・ツリー・オイル(Tea Tree Oil)(デ・モンシー
(De Monchy)Ltd.社供給と混合してニコチン配合物を
調製した。水中で5重量%の「高置換」級メチルセルロ
ース(BDH Ltd社供給)からなるゲルを調製した。さら
に、全てのニコチン基剤/ティー・ツリー・オイル混合
物を、95mlのメチルセルロースゲルと混合した。得られ
た配合物はゲル状のままになった。
次いで、約200mgの上記ニコチン配合物を、前記積層
体の微孔質ポリエチレン膜に「小塊」状に塗布した。3M
スコッチパック(Scotchpak)(登録商標)アルミ化ポ
リエステル裏打ち材料からなるシート(ニコチン配合物
を収容するために窪みが形成されている)を、前記積層
体の微孔質膜上に貼りつけ、前記ニコチン配合物を囲む
ために、窪みの周囲をヒートシールした。
体の微孔質ポリエチレン膜に「小塊」状に塗布した。3M
スコッチパック(Scotchpak)(登録商標)アルミ化ポ
リエステル裏打ち材料からなるシート(ニコチン配合物
を収容するために窪みが形成されている)を、前記積層
体の微孔質膜上に貼りつけ、前記ニコチン配合物を囲む
ために、窪みの周囲をヒートシールした。
得られた膏薬は、前記積層体の平面に約50mm×40mmの
寸法を有し、約10mgのニコチン基剤を含有していた。
寸法を有し、約10mgのニコチン基剤を含有していた。
実施例1の膏薬は、概略断面図である第1図に示す。
微孔質疎水性膜3は、裏打ちシート4のポリエステル
面4aに上側面の周囲をヒートシールされていることが示
される。裏打ちシート4の外面には、アルミ化層4bが設
けられいる。ゲル状のニコチン配合物5は、膜3と裏打
ちシート4により形成された密閉体の中に密閉され、膜
3の下側面に被覆された感圧接着剤の膜3及び層2を通
過して透過する傾向になる。
面4aに上側面の周囲をヒートシールされていることが示
される。裏打ちシート4の外面には、アルミ化層4bが設
けられいる。ゲル状のニコチン配合物5は、膜3と裏打
ちシート4により形成された密閉体の中に密閉され、膜
3の下側面に被覆された感圧接着剤の膜3及び層2を通
過して透過する傾向になる。
使用前には、そのような透過は、剥離ライナー1によ
り妨げられる。剥離ライナー1は、使用する直前に接着
層2から剥離することができ、膏薬を、露出した感圧接
着剤によって使用者の皮膚(例えば、腕)に付着でき
る。
り妨げられる。剥離ライナー1は、使用する直前に接着
層2から剥離することができ、膏薬を、露出した感圧接
着剤によって使用者の皮膚(例えば、腕)に付着でき
る。
パラセタモール、エフェドリン、フェンタニル等の粉
末薬を使用するその他の膏薬のための設計は、前記許容
し得る溶媒中の前記薬物を、ニコチンと取り替えること
を除き、ニコチンのためのものと同様である。同様に、
前記薬理学的活性物質は、例えばクロニジン、ヒヨスチ
ン、エストラジオール(oestradiol)、プロゲステロ
ン、サルブタモールまたはテストステロンであり得る。
接着剤を、活性成分の通過を妨げないことを確実にする
ように選択しなければならない。溶媒は、前記膜を通過
するために十分に疎水性でなければならない。
末薬を使用するその他の膏薬のための設計は、前記許容
し得る溶媒中の前記薬物を、ニコチンと取り替えること
を除き、ニコチンのためのものと同様である。同様に、
前記薬理学的活性物質は、例えばクロニジン、ヒヨスチ
ン、エストラジオール(oestradiol)、プロゲステロ
ン、サルブタモールまたはテストステロンであり得る。
接着剤を、活性成分の通過を妨げないことを確実にする
ように選択しなければならない。溶媒は、前記膜を通過
するために十分に疎水性でなければならない。
ニトログリセリン及び例えばチモロールのようなその
他の液状薬は、ニコチンと直接取り替えることができ
る。さらに、適合性を確実にするためにその接着特性を
変更すること、および適切な投薬速度を確実にするため
に異なる透過性を有する膜を使用する必要があい得る。
他の液状薬は、ニコチンと直接取り替えることができ
る。さらに、適合性を確実にするためにその接着特性を
変更すること、および適切な投薬速度を確実にするため
に異なる透過性を有する膜を使用する必要があい得る。
本発明を、添付された第2図乃至第7図だけで、実施
例としてさらに詳細に説明する。これらの図は、200回
の3分測定サイクルについての時間に対する放出を示す
特性図である。第2図は、メチルセルロース・リザーバ
からの微孔質疎水性ポリプロピレン膜を介したニコチン
の水性緩衝液(pH7.4)中への放出を示す。このポリプ
ロピレン膜は、接着剤で覆われている。1時間当りの約
1.1mg/cm2のニコチン放出速度は、約6時間維持され
た。第3図は、メチルセルロースのない同じシステムを
示し、ニコチンの放出が速いことが観察された。第4図
において、メチルセルロースは、ラウリル硫酸ナトリウ
ムに取り替えられており、約4時間にわたる線形のニコ
チン放出が観察された。第5図は、メチルセルロースの
代わりにセトリミド(cetrimide)の影響を示し、約4
時間にわたる線形のニコチン放出が観察された。第6図
において、メチルセルロースに替えてツイーン20(登録
商標)を使用する効果が示され、さらにその放出が線形
であり、陽イオンまたは陰イオン界面活性剤よりも遅
く、かつより持続した。第7図は、親水性の微孔質ポリ
プロピレンであるセルガード(Celgard)3401(登録商
標)を使用した効果を示し、ニコチンの放出が指数的に
なり、線形ではないことがわかる。
例としてさらに詳細に説明する。これらの図は、200回
の3分測定サイクルについての時間に対する放出を示す
特性図である。第2図は、メチルセルロース・リザーバ
からの微孔質疎水性ポリプロピレン膜を介したニコチン
の水性緩衝液(pH7.4)中への放出を示す。このポリプ
ロピレン膜は、接着剤で覆われている。1時間当りの約
1.1mg/cm2のニコチン放出速度は、約6時間維持され
た。第3図は、メチルセルロースのない同じシステムを
示し、ニコチンの放出が速いことが観察された。第4図
において、メチルセルロースは、ラウリル硫酸ナトリウ
ムに取り替えられており、約4時間にわたる線形のニコ
チン放出が観察された。第5図は、メチルセルロースの
代わりにセトリミド(cetrimide)の影響を示し、約4
時間にわたる線形のニコチン放出が観察された。第6図
において、メチルセルロースに替えてツイーン20(登録
商標)を使用する効果が示され、さらにその放出が線形
であり、陽イオンまたは陰イオン界面活性剤よりも遅
く、かつより持続した。第7図は、親水性の微孔質ポリ
プロピレンであるセルガード(Celgard)3401(登録商
標)を使用した効果を示し、ニコチンの放出が指数的に
なり、線形ではないことがわかる。
その他の見地では、本発明は、生理学的活性物質の経
皮的投与のための吸蔵体であって、好ましくは液体の前
記活性物質を含有するリザーバを有し、このリザーバの
壁は、前記活性物質が透過し得、前記リザーバは、さら
にティー・ツリー・オイルまたはその主成分を含有する
ものを提供する。
皮的投与のための吸蔵体であって、好ましくは液体の前
記活性物質を含有するリザーバを有し、このリザーバの
壁は、前記活性物質が透過し得、前記リザーバは、さら
にティー・ツリー・オイルまたはその主成分を含有する
ものを提供する。
典型的に、リザーバ中の活性物質の少なくとも25%
(好ましくは少なくとも50%)が、膜を通過してしまう
まで、投薬速度(すなわち、時間あたりの膜を介した活
性物質の通過の速度)は、±10%以下(好ましくは±5
%以下)だけ変化する。
(好ましくは少なくとも50%)が、膜を通過してしまう
まで、投薬速度(すなわち、時間あたりの膜を介した活
性物質の通過の速度)は、±10%以下(好ましくは±5
%以下)だけ変化する。
充填材は、リザーバ内容物をゲルに変換するゲル形成
物質であるか、またはリザーバの内容物を吸収する多孔
質材料であり得ることが予見される。
物質であるか、またはリザーバの内容物を吸収する多孔
質材料であり得ることが予見される。
本発明の吸蔵体により送達される活性物質は、ニコチ
ンであり得る。ニコチンを以下説明する試験で使用して
いる。しかし、吸蔵膏薬を使用して、水性媒体中で他の
生理学的活性物質を送達することができることが予見さ
れる。前記水性媒体は、例えば、エタノール、ベンジル
アルコール、ヘキサノール、ブタノール、C8(MW=14
7)までのアルコキシアルカノール等の前記薬物のため
の水−および油−混和性の溶媒であり得る。吸蔵体を使
用して送達が可能である薬物は、キノリンまたはピリジ
ン緩衝液に溶解したメタシン、ベータ・イオノン、フェ
ンタニルおよび適当な薬物溶媒を含む水性媒体に溶解し
たペチジン或いはエフェドリンを含む。溶媒は強化剤で
もあり得るか、または所望の混和性を有する強化剤を添
加し得る。そのような強化剤は、オレイン酸またはその
他の薬剤学的に許容し得る物質である。
ンであり得る。ニコチンを以下説明する試験で使用して
いる。しかし、吸蔵膏薬を使用して、水性媒体中で他の
生理学的活性物質を送達することができることが予見さ
れる。前記水性媒体は、例えば、エタノール、ベンジル
アルコール、ヘキサノール、ブタノール、C8(MW=14
7)までのアルコキシアルカノール等の前記薬物のため
の水−および油−混和性の溶媒であり得る。吸蔵体を使
用して送達が可能である薬物は、キノリンまたはピリジ
ン緩衝液に溶解したメタシン、ベータ・イオノン、フェ
ンタニルおよび適当な薬物溶媒を含む水性媒体に溶解し
たペチジン或いはエフェドリンを含む。溶媒は強化剤で
もあり得るか、または所望の混和性を有する強化剤を添
加し得る。そのような強化剤は、オレイン酸またはその
他の薬剤学的に許容し得る物質である。
好ましくは、薬理学的活性物質は、少なくとも1つの
稀釈剤と共に存在し、前記キャビティーと前記不浸透性
裏打ちの間に規定されたキャビティーの内容物の25重量
%よりも多くない。
稀釈剤と共に存在し、前記キャビティーと前記不浸透性
裏打ちの間に規定されたキャビティーの内容物の25重量
%よりも多くない。
前記膜を、任意に多重材料で構成することができる。
但し、そのような膜の内側の層だけが、疎水性(リザー
バの内容物が親水性である場合)または親水性(リザー
バの内容物が疎水性である場合)であることが必要であ
る。従って、ある態様において、更に別の透過性膜が前
記微孔質膜の外表面と接しており、該透過性膜は前記微
孔質膜の湿潤特性と同じか、または異なる湿潤特性を有
する。
但し、そのような膜の内側の層だけが、疎水性(リザー
バの内容物が親水性である場合)または親水性(リザー
バの内容物が疎水性である場合)であることが必要であ
る。従って、ある態様において、更に別の透過性膜が前
記微孔質膜の外表面と接しており、該透過性膜は前記微
孔質膜の湿潤特性と同じか、または異なる湿潤特性を有
する。
リザーバ材料と膜(または多重膜を使用した場合、膜
の最も内側の層)との間の湿潤特性の違いが大きいほ
ど、有用な溶媒の範囲が広く、薬物の放出がより線形に
なることが信じられる。従って、疎水性が大きか、親水
性が大きい微孔質膜のいづれかを夫々親水性が大きいリ
ザーバ内容物および親水性が大きいリザーバ内容物と組
み合わせて使用することが望ましい。
の最も内側の層)との間の湿潤特性の違いが大きいほ
ど、有用な溶媒の範囲が広く、薬物の放出がより線形に
なることが信じられる。従って、疎水性が大きか、親水
性が大きい微孔質膜のいづれかを夫々親水性が大きいリ
ザーバ内容物および親水性が大きいリザーバ内容物と組
み合わせて使用することが望ましい。
吸蔵体は、リザーバ内容物の漏出または浸出を防ぐた
め、例えば、積層されたアルミニウムホイルやその他の
金属若しくはプラスチックの積層体のような不浸透性の
外層を有することができる。前記リザーバ内容物は、さ
らに上記示した膜により入れられる。前記膜のリザーバ
側は、例えば、不織布またはアルミニウムホイル等の不
浸透性材に穴をあけたものにより形成された面積減少メ
ッシュで化粧張りすることができる。適切な膜材料は、
疎水性および微孔質であり、例えば、厚さ0.025mm(1
ミル)、孔の寸法が0.4〜0.04ミクロンのセルガード
(登録商標)2500ポリエチレンである。リザーバから離
れた側の膜面は、典型的な厚さ、約30μmの接着剤層に
より被覆されている。前記接着剤は、リザーバの内容物
と化学的に反応しないか、または膜を介した活性物質の
通過が投薬速度を制御するのを防ぐことを妨げない皮膚
病学的に許容し得る感圧接着剤のいづれかであり得る。
すなわち、実際問題として、幾つかの妨害が許容できる
が、活性物質は接着層を介して適度にすばやく通過すべ
きである。前記接着剤は、適切にはエラストマー系シリ
コーン重合体であり得る。剥離被覆紙またはその他の物
質の保護シートは、通常、パッドが使用されるまで前記
接着層を覆っている。
め、例えば、積層されたアルミニウムホイルやその他の
金属若しくはプラスチックの積層体のような不浸透性の
外層を有することができる。前記リザーバ内容物は、さ
らに上記示した膜により入れられる。前記膜のリザーバ
側は、例えば、不織布またはアルミニウムホイル等の不
浸透性材に穴をあけたものにより形成された面積減少メ
ッシュで化粧張りすることができる。適切な膜材料は、
疎水性および微孔質であり、例えば、厚さ0.025mm(1
ミル)、孔の寸法が0.4〜0.04ミクロンのセルガード
(登録商標)2500ポリエチレンである。リザーバから離
れた側の膜面は、典型的な厚さ、約30μmの接着剤層に
より被覆されている。前記接着剤は、リザーバの内容物
と化学的に反応しないか、または膜を介した活性物質の
通過が投薬速度を制御するのを防ぐことを妨げない皮膚
病学的に許容し得る感圧接着剤のいづれかであり得る。
すなわち、実際問題として、幾つかの妨害が許容できる
が、活性物質は接着層を介して適度にすばやく通過すべ
きである。前記接着剤は、適切にはエラストマー系シリ
コーン重合体であり得る。剥離被覆紙またはその他の物
質の保護シートは、通常、パッドが使用されるまで前記
接着層を覆っている。
リザーバ中で水性媒体と併用するために、前記膜は好
ましくは疎水性である。この場合に、リザーバの内容物
は界面活性剤の添加により親水性にされ、この界面活性
剤は、陰イオン界面活性剤(例えば、ラウリルスルホン
酸ナトリウム)、陽イオン界面活性剤(例えば、セトリ
ミド)またはツイーン20(登録商標)等の非イオン界面
活性剤である。
ましくは疎水性である。この場合に、リザーバの内容物
は界面活性剤の添加により親水性にされ、この界面活性
剤は、陰イオン界面活性剤(例えば、ラウリルスルホン
酸ナトリウム)、陽イオン界面活性剤(例えば、セトリ
ミド)またはツイーン20(登録商標)等の非イオン界面
活性剤である。
リザーバ中の生理学的活性物質を含有する吸蔵膏薬を
提供することは、本発明のより補足的な、または好まし
い目的である。リザーバの突然の破損および皮膚への内
容物の放出の場合に、リザーバ中の内容物のゲル構造が
活性物質の不意の吸収を減少する。補足的な問題を解決
するために、リザーバ内容物の粘度は、望ましくは、リ
ザーバのパンクの場合にリザーバ内容物の拡散に抵抗す
るように十分に高い。このことは、安全性の見地から重
要である。水に溶解したメチルセルロースは、界面活性
剤(リザーバ内容物の親水性を高めること)および粘度
修正剤またはゲル化剤の二元機能を実行できるために使
用するのに有利な材料である。ニコチンと関連して使用
する場合、約5〜6重量%のメチルセルロース含量は十
分である。リザーバ材料中のニコチンの速度は、リザー
バ含量の25重量%より少なく、望ましくは2〜10重量
%、好ましくは4〜6%である。この比較的稀薄なニコ
チン濃度では、それぞれのリザーバに供給される薬用量
がより容易に制御可能であるほど、製品をより容易に製
造し、異なる膏薬の設計の必要条件に合わせて変更する
ことができる。
提供することは、本発明のより補足的な、または好まし
い目的である。リザーバの突然の破損および皮膚への内
容物の放出の場合に、リザーバ中の内容物のゲル構造が
活性物質の不意の吸収を減少する。補足的な問題を解決
するために、リザーバ内容物の粘度は、望ましくは、リ
ザーバのパンクの場合にリザーバ内容物の拡散に抵抗す
るように十分に高い。このことは、安全性の見地から重
要である。水に溶解したメチルセルロースは、界面活性
剤(リザーバ内容物の親水性を高めること)および粘度
修正剤またはゲル化剤の二元機能を実行できるために使
用するのに有利な材料である。ニコチンと関連して使用
する場合、約5〜6重量%のメチルセルロース含量は十
分である。リザーバ材料中のニコチンの速度は、リザー
バ含量の25重量%より少なく、望ましくは2〜10重量
%、好ましくは4〜6%である。この比較的稀薄なニコ
チン濃度では、それぞれのリザーバに供給される薬用量
がより容易に制御可能であるほど、製品をより容易に製
造し、異なる膏薬の設計の必要条件に合わせて変更する
ことができる。
ニコチンまたはその他の生理学的活性物質は、ゲル材
料に導入してリザーバに充填する前に、例えば、2%ま
で(典型的には約1重量%)のメルカロカ アルテルニ
イフォリア(Melaleuca Alterniifolia)のオイル(テ
ィー・ツリー・オイル)またはその他の殺菌剤と混合す
ることができる。また、ティー・ツリー・オイルを接着
剤と混合して、以下に記載するようにリザーバから隔た
った膜面を被覆する層を形成することもできる。ティー
・ツリー・オイルの主成分は、少量の1,8−シネオール
およびp−シメンを伴う1−テルピネン−4オールおよ
びテルピネンであり、その特性は、その他のオーストラ
リの精油(Australian essential oil)の特性と共に、
M.F.ベイライアー、パーフューマー&フレーバリスト
(M.F.Beylier,Perfumer & Flavorist)4,23(1979年
4月/5月)により記載されている。ティー・ツリー・オ
イルは、抗菌性品質を有する他の精油と取り替えること
ができる。ティー・ツリー・オイルは、好ましくは前記
キャビティーの液状内容物の0.05重量%〜2重量%の量
で存在する。
料に導入してリザーバに充填する前に、例えば、2%ま
で(典型的には約1重量%)のメルカロカ アルテルニ
イフォリア(Melaleuca Alterniifolia)のオイル(テ
ィー・ツリー・オイル)またはその他の殺菌剤と混合す
ることができる。また、ティー・ツリー・オイルを接着
剤と混合して、以下に記載するようにリザーバから隔た
った膜面を被覆する層を形成することもできる。ティー
・ツリー・オイルの主成分は、少量の1,8−シネオール
およびp−シメンを伴う1−テルピネン−4オールおよ
びテルピネンであり、その特性は、その他のオーストラ
リの精油(Australian essential oil)の特性と共に、
M.F.ベイライアー、パーフューマー&フレーバリスト
(M.F.Beylier,Perfumer & Flavorist)4,23(1979年
4月/5月)により記載されている。ティー・ツリー・オ
イルは、抗菌性品質を有する他の精油と取り替えること
ができる。ティー・ツリー・オイルは、好ましくは前記
キャビティーの液状内容物の0.05重量%〜2重量%の量
で存在する。
本発明において、膜は、例えば疎水性微孔質ポリプリ
ピレンまたはポリエチレン等の疎水性微孔質物質であり
得る。リザーバ内容物は、好ましくは、例えばメチルセ
ルロースにより形成された水をベースにゲル化した湿潤
剤である。疎水性微孔質ポリプロピレン膜および約5%
のメチルセルロースを含有する水ベースゲルとの組み合
わせにより、水および固体を保持するが、ニコチン等の
他の製品の線形またはゼロ次放出が得られることが、試
験管内で実験的にわかっている。望ましいゼロ次特性の
存在は、少なくとも部分的にはリザーバの面積と無関係
であることが信じられる。高粘度の水ベースの媒体(例
えば、5%のメチルセルロースを含有する媒体)中に約
5重量%のニコチンを有するリザーバ内容物は、ニコチ
ンの容量の約25〜50%に対しては、経時的に線形なニコ
チンの放出を与え、容量の80%まで放出のほとんど認識
できない曲線を与える。試験管内で行われた試験におい
て、ニコチンが典型的には約8時間にわたって、1時間
あたり約1.5mg/cm2で膜を介して一定に失われ、その
後、15時間まで放出速度がゆっくりと漸進的に減少する
ことが測定されている。吸蔵包帯に好ましく使用される
ようなシリコーン接着剤層を前記膜の外面に貼り付けた
場合に、好ましい線形放出特性が保持される。
ピレンまたはポリエチレン等の疎水性微孔質物質であり
得る。リザーバ内容物は、好ましくは、例えばメチルセ
ルロースにより形成された水をベースにゲル化した湿潤
剤である。疎水性微孔質ポリプロピレン膜および約5%
のメチルセルロースを含有する水ベースゲルとの組み合
わせにより、水および固体を保持するが、ニコチン等の
他の製品の線形またはゼロ次放出が得られることが、試
験管内で実験的にわかっている。望ましいゼロ次特性の
存在は、少なくとも部分的にはリザーバの面積と無関係
であることが信じられる。高粘度の水ベースの媒体(例
えば、5%のメチルセルロースを含有する媒体)中に約
5重量%のニコチンを有するリザーバ内容物は、ニコチ
ンの容量の約25〜50%に対しては、経時的に線形なニコ
チンの放出を与え、容量の80%まで放出のほとんど認識
できない曲線を与える。試験管内で行われた試験におい
て、ニコチンが典型的には約8時間にわたって、1時間
あたり約1.5mg/cm2で膜を介して一定に失われ、その
後、15時間まで放出速度がゆっくりと漸進的に減少する
ことが測定されている。吸蔵包帯に好ましく使用される
ようなシリコーン接着剤層を前記膜の外面に貼り付けた
場合に、好ましい線形放出特性が保持される。
さらに、好ましい特徴は、従属クレームによって定義
される。
される。
同様に好ましい特性は、メチルセルロース(高粘度−
BDH 29779)を、湿潤剤として機能するその他の水ベー
スゲルである高粘度VEGUM(R.T.バンデルビルト(Vande
rbilt)PLC)と取り替えた場合に得られる。しかしなが
ら、線形放出特性は、リザーバ中のゲル化剤を親水性湿
潤剤でないカルボポール(Carbopol)に変更した場合に
は得られず、膜を親水性級の微孔質ポリプロピレンに変
更した場合にも得られない。
BDH 29779)を、湿潤剤として機能するその他の水ベー
スゲルである高粘度VEGUM(R.T.バンデルビルト(Vande
rbilt)PLC)と取り替えた場合に得られる。しかしなが
ら、線形放出特性は、リザーバ中のゲル化剤を親水性湿
潤剤でないカルボポール(Carbopol)に変更した場合に
は得られず、膜を親水性級の微孔質ポリプロピレンに変
更した場合にも得られない。
ニコチンの線形放出が重力によっては起こらず、「ク
ロマトグラフ的」である膜の特性であることを実証する
ために、試料を対照の中に取り囲み、緩衝溶液中に横に
して浸漬した。前記膜を介したリザーバ中への前記緩衝
液の逆拡散の結果生じる無意味な結果になる危険性があ
るけれども、実際は経時的に直線の放出が生じた。
ロマトグラフ的」である膜の特性であることを実証する
ために、試料を対照の中に取り囲み、緩衝溶液中に横に
して浸漬した。前記膜を介したリザーバ中への前記緩衝
液の逆拡散の結果生じる無意味な結果になる危険性があ
るけれども、実際は経時的に直線の放出が生じた。
リザーバ内部のゲル材料が、ニコチンと共に膜を通過
しないことを実証するために、5重量%のニコチンを含
有するニコチンおよびメチルセルロースゲルの混合物を
ニコチン含有量について検定した。このニコチン含有量
は、10mgの試料中約5%であることがわかった。約2mg
のニコチンを試験管内の試験で水性媒体中に放出した
後、リザーバのニコチン含有量を試料採取し、検定し
た。ニコチン−ゲルの比の減少は、リザーバから放出さ
れるニコチンの量に対応し、水を含むその他の材料の同
時放出とは一致しなかった。ゲル材料が微孔質膜の孔を
介して透過しないことは、膜の疎水性の性質と組み合わ
せたゲル材料の親水性から生じることが信じられる。
しないことを実証するために、5重量%のニコチンを含
有するニコチンおよびメチルセルロースゲルの混合物を
ニコチン含有量について検定した。このニコチン含有量
は、10mgの試料中約5%であることがわかった。約2mg
のニコチンを試験管内の試験で水性媒体中に放出した
後、リザーバのニコチン含有量を試料採取し、検定し
た。ニコチン−ゲルの比の減少は、リザーバから放出さ
れるニコチンの量に対応し、水を含むその他の材料の同
時放出とは一致しなかった。ゲル材料が微孔質膜の孔を
介して透過しないことは、膜の疎水性の性質と組み合わ
せたゲル材料の親水性から生じることが信じられる。
生理学的活性物質を、適切な薬剤学的に許容し得るビ
ヒクルに溶解することが通常好都合であろう。前記ビヒ
クルは、活性物質をリザーバ膜を介して運ぶ。さらに、
疎水性膜および親水性リザーバ内容物を使用することが
通常便利であろう。典型的には、最も有用な親水性材料
は、水と混合したメチルセルロースのようなゲル形成性
界面活性剤であろう。このゲル形成性界面活性剤は、上
記のようなリザーバ内容物を固定する追加的の機能を提
供する。
ヒクルに溶解することが通常好都合であろう。前記ビヒ
クルは、活性物質をリザーバ膜を介して運ぶ。さらに、
疎水性膜および親水性リザーバ内容物を使用することが
通常便利であろう。典型的には、最も有用な親水性材料
は、水と混合したメチルセルロースのようなゲル形成性
界面活性剤であろう。このゲル形成性界面活性剤は、上
記のようなリザーバ内容物を固定する追加的の機能を提
供する。
膜を介した血流中への目的とする活性物質の送達の比
は、次のようにして変更できる。
は、次のようにして変更できる。
(i)リザーバ膜の表面積、厚さおよび組成を変更する
こと。
こと。
(ii)活性物質:ビヒクルの重量比を変更すること。
(iii)リザーバ内容物の親水性度を変更すること。
すなわち、実質的に均一な投薬速度を保全すると同時
に、吸蔵体の種々のパラメータを適切に調節することに
より投薬速度を広範囲にわたって変更できる。しかしな
がら、異なる患者間の、彼らの皮膚の抵抗性の変動に基
づく投薬速度の変動を最小限にするために、リザーバの
膜の透過度を、本発明の利用において直面するような最
も少ない透過性を有する皮膚の透過度よりも、好ましく
はわずかに小さくする。例えば、最も抵抗性の高い皮膚
の透過度の75%〜90%である。
に、吸蔵体の種々のパラメータを適切に調節することに
より投薬速度を広範囲にわたって変更できる。しかしな
がら、異なる患者間の、彼らの皮膚の抵抗性の変動に基
づく投薬速度の変動を最小限にするために、リザーバの
膜の透過度を、本発明の利用において直面するような最
も少ない透過性を有する皮膚の透過度よりも、好ましく
はわずかに小さくする。例えば、最も抵抗性の高い皮膚
の透過度の75%〜90%である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ツツカー,ジヨン・マーク イギリス国 ジー・エル 54,1 デ イ・エル,グロウセスター,ストウ‐オ ン‐ザ‐ウオルド,ハイ・ストリート, ラウンド・ステツプス (番地なし) (72)発明者 ツツカー,マーク・ルパート バーレイン国 ピー・オー・ボツクス 23530 (番地なし) (56)参考文献 特開 昭61−275213(JP,A)
Claims (18)
- 【請求項1】両者の間にキャビティーを規定する不透過
性裏打ち(4)および微孔質膜(3)と、前記キャビテ
ィー内部に液状で含有された生理学的活性物質とを具備
し、前記微孔質膜は前記生理学的活性物質に接触し且つ
該物質を透過可能であり、また前記キャビティー内部に
おいて前記不透過性裏打ちと前記微孔質膜の間に閉じ込
められた前記液状物質は、粘性のある流動可能なゲルに
より実質的に固定化されている生理学的活性物質の経皮
的投与のための吸蔵体において、 a)前記膜が親水性であり、前記キャビティーの内容物
が疎水性であるか、または、 b)前記膜が疎水性であり、前記キャビティーが親水性
湿潤剤を含有することの何れかを特徴とし、 この特徴によって、使用の際の前記微孔質膜を介した前
記生理学的活性物質の透過は速度制御的であり、前記生
理学的活性物質は数時間にわたって実質的に一定な速度
で前記微孔質膜から放出される、生理学的活性物質の経
皮的投与のための吸蔵体。 - 【請求項2】両者の間にキャビティーを規定する不透過
性裏打ち(4)および透過性膜(3)と、前記キャビテ
ィー内部に液状で含有された生理学的活性物質とを具備
し、前記透過性膜は前記生理学的活性物質を化学的に吸
収および脱離することができ、また前記キャビティー内
部において前記不透過性裏打ちと前記透過性膜の間に閉
じ込められた前記液状物質は、粘性のある流動可能なゲ
ルにより実質的に固定化されている生理学的活性物質の
経皮的投与のための吸蔵体において、 a)前記膜が親水性であり、前記キャビティーの内容物
が疎水性であるか、または、 b)前記膜が疎水性であり、前記キャビティーが親水性
湿潤剤を含有することの何れかを特徴とし、 この特徴によって、使用の際の前記透過性膜を介した前
記生理学的活性物質の透過は速度制御的であり、前記生
理学的活性物質は数時間にわたって実質的に一定な速度
で前記微孔質膜から放出される、生理学的活性物質の経
皮的投与のための吸蔵体。 - 【請求項3】前記膜(3)が接着剤(2)により被覆さ
れている請求の範囲第1項または第2項のいづれか記載
の吸蔵体。 - 【請求項4】前記接着剤がシリコンベースの接着剤であ
る請求の範囲第3項記載の吸蔵体。 - 【請求項5】前記膜(3)が疎水性であり、前記キャビ
ティーが親水性湿潤剤を含有する請求の範囲第1項乃至
第4項のいづれか記載の吸蔵体。 - 【請求項6】前記キャビティーに、界面活性剤としても
機能する粘度改変剤またはゲル化剤と組み合わせた水が
含有される請求の範囲第5項記載の吸蔵体。 - 【請求項7】前記界面活性剤がメチルセルロースからな
る請求の範囲第6項記載の吸蔵体。 - 【請求項8】メチルセルロースが、前記キャビティーの
内容物に対して約5重量%〜6重量%の量で存在する請
求の範囲第7項尾記載の吸蔵体。 - 【請求項9】前記生理学的活性物質がニコチンである請
求の範囲第1項乃至第8項記載のいづれか記載の吸蔵
体。 - 【請求項10】存在するニコチンの量が前記キャビティ
ーの全液状内容物の2重量%〜10重量%である請求の範
囲第9項に記載の吸蔵体。 - 【請求項11】前記生理学的活性物質がパラセタモー
ル、エフェドリン、フェンタニル、クロニジン、ヒオス
チン、エストラジオール、プロゲステロン、サルブタモ
ールまたはテストステロンである請求の範囲第1項乃至
第8項のいづれか記載の吸蔵体。 - 【請求項12】前記キャビティーの内容物がティー・ツ
リー・オイルを含有する請求の範囲第1項乃至囲第11項
記載のいづれか記載の吸蔵体。 - 【請求項13】前記生理学的活性物質が、チモロールで
ある請求の範囲第1項乃至第8項のいづれか記載の吸蔵
体。 - 【請求項14】前記ティー・ツリー・オイルが前記キャ
ビティーの液状内容物の0.05重量%〜2重量%の量で存
在する請求の範囲第12記載の吸蔵体。 - 【請求項15】前記キャビティーが、金属またはプラス
チックの積層体を包含する不透過性裏打ち(4)を含む
請求の範囲第1項乃至請求の範囲第14項のいづれか記載
の吸蔵体。 - 【請求項16】前記生理学的活性物質が少なくとも第1
項つの稀釈剤と共に存在し、前記生理学的活性物質が前
記キャビティーの内容物の25重量%よりも多くない請求
の範囲第1項乃至請求の範囲第15項のいづれか記載の吸
蔵体。 - 【請求項17】更に別の透過性膜が前記微孔質膜(3)
の外表面と接しており、該透過性膜は前記微孔質膜と同
一もしくは異なる湿潤特性を有する請求の範囲第1項乃
至第16項のいづれか記載の吸蔵体。 - 【請求項18】液状の生理学的活性物質を含有するリザ
ーバと、該活性物質が透過可能な該リザーバ(3)の壁
とを具備した生理学的活性物質の経皮的投与のための吸
蔵体において、前記リザーバは追加的にティー・ツリー
・オイルまたはその主成分を含有することを特徴とする
生理学的活性物質の経皮的投与のための吸蔵体。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB888804164A GB8804164D0 (en) | 1988-02-23 | 1988-02-23 | Bandage for administering physiologically active compound |
GB8804164 | 1988-02-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03503636A JPH03503636A (ja) | 1991-08-15 |
JP2716231B2 true JP2716231B2 (ja) | 1998-02-18 |
Family
ID=10632193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1503462A Expired - Fee Related JP2716231B2 (ja) | 1988-02-23 | 1989-02-23 | 生理学的活性物質の投与のための吸蔵体 |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5254346A (ja) |
EP (2) | EP0336543A1 (ja) |
JP (1) | JP2716231B2 (ja) |
KR (1) | KR970009723B1 (ja) |
AU (1) | AU618085B2 (ja) |
DE (1) | DE68915291T2 (ja) |
ES (1) | ES2052071T3 (ja) |
GB (1) | GB8804164D0 (ja) |
IN (1) | IN172748B (ja) |
WO (1) | WO1989007959A1 (ja) |
ZA (1) | ZA891403B (ja) |
Families Citing this family (169)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4849224A (en) * | 1987-11-12 | 1989-07-18 | Theratech Inc. | Device for administering an active agent to the skin or mucosa |
JPH02149514A (ja) * | 1988-04-06 | 1990-06-08 | Nitto Denko Corp | 医薬部材 |
EP0470007B1 (en) * | 1990-08-03 | 1995-03-15 | Terumo Kabushiki Kaisha | Wound-covering materials |
GB9021674D0 (en) * | 1990-10-05 | 1990-11-21 | Ethical Pharma Ltd | Transdermal device |
US5240917A (en) * | 1991-04-03 | 1993-08-31 | Keimowitz Rudolph M | Suppression of thromboxane levels by percutaneous administration of aspirin |
US5123900A (en) * | 1991-08-16 | 1992-06-23 | Bertek, Inc. | Moisture permeable double disk |
CH686816A5 (de) * | 1992-02-04 | 1996-07-15 | Asulab Ag | Einrichtung zur Abgabe eines Arzneimittels. |
US6071896A (en) * | 1992-06-16 | 2000-06-06 | Gundersen Clinic, Ltd. | Suppression of thromboxane levels by percutaneous administration of aspirin |
DE9219105U1 (de) * | 1992-10-31 | 1998-03-05 | Klocke Verpackungs Service | Behälter zur Aufnahme von aromatischen Substanzen |
AU5596394A (en) * | 1992-11-09 | 1994-06-08 | Pharmetrix Corporation | Transdermal delivery of ketorolac |
FR2709670B1 (fr) * | 1993-09-10 | 1995-10-20 | Asulab Sa | Dispositif en trois modules pour l'administration transdermique de médicaments par électrophorèse ou iontophorèse. |
CN1131018C (zh) * | 1994-03-07 | 2003-12-17 | 瑟拉技术有限公司 | 含药物的粘着复合的透皮给药药贴及其制备方法 |
DE4423850A1 (de) * | 1994-07-07 | 1996-01-11 | Labtec Gmbh | Transdermales therapeutisches System zur Applikation von Naloxon |
DE19517145C2 (de) * | 1995-05-10 | 2000-02-24 | Hexal Pharmaforschung Gmbh | Transdermales therapeutisches System (TTS) zur Verabreichung von Testosteron |
US5730721A (en) | 1996-01-25 | 1998-03-24 | Vesture Corporation | Medical applicator and method |
US6248789B1 (en) | 1996-08-29 | 2001-06-19 | Stuart L. Weg | Administration of ketamine to manage pain and to reduce drug dependency |
US5800832A (en) * | 1996-10-18 | 1998-09-01 | Virotex Corporation | Bioerodable film for delivery of pharmaceutical compounds to mucosal surfaces |
US6119036A (en) | 1997-03-26 | 2000-09-12 | The Board Of Regents Of The University Of Oklahoma | Iontophoretic transdermal delivery device |
US5919476A (en) * | 1997-09-29 | 1999-07-06 | Pmt Corporation | Reinforced gel sheeting for scar treatment |
DE19743484C1 (de) * | 1997-10-01 | 1999-01-28 | Lohmann Therapie Syst Lts | Transdermales therapeutisches System mit Schutz vor oraler Applikation und Verfahren zum Schutz einer Person vor Kontamination infolge unzulässiger oraler Applikation toxischer Inhaltsstoffe eines transdermalen therapeutischen Systems |
US7011843B2 (en) | 1997-10-01 | 2006-03-14 | Lts Lohmann-Therapie Systeme Ag | Method for protecting a human being against health impairment by ingestion of a transdermal therapeutic system |
US20050048102A1 (en) * | 1997-10-16 | 2005-03-03 | Virotex Corporation | Pharmaceutical carrier device suitable for delivery of pharmaceutical compounds to mucosal surfaces |
US6087341A (en) * | 1998-02-12 | 2000-07-11 | The Board Of Trustees Of The Leland Standford Junior University | Introduction of nucleic acid into skin cells by topical application |
WO1999061007A1 (de) * | 1998-05-22 | 1999-12-02 | Novosis Pharma Ag | Zeitgesteuert freisetzende wirkstoffhaltige transdermalsysteme |
DE19929197A1 (de) * | 1999-06-25 | 2000-12-28 | Novosis Pharma Ag | Transdermalsysteme zur Abgabe von 5-HT3-Rezeptor-Antagonisten und ihre Verwendung zur antiemitischen Behandlung |
DE19934523A1 (de) * | 1999-07-22 | 2001-01-25 | Novosis Pharma Ag | Transdermalsysteme zur Abgabe von Muscarin-Rezeptor-Antagonisten und ihre Verwendung zur Behandlung von Spasmen der glatten Muskulatur im urologischen Bereich |
US7713546B1 (en) | 2001-04-03 | 2010-05-11 | Soft Gel Technologies, Inc. | Corosolic acid formulation and its application for weight-loss management and blood sugar balance |
USRE44145E1 (en) | 2000-07-07 | 2013-04-09 | A.V. Topchiev Institute Of Petrochemical Synthesis | Preparation of hydrophilic pressure sensitive adhesives having optimized adhesive properties |
US20020119187A1 (en) * | 2000-09-29 | 2002-08-29 | Cantor Adam S. | Composition for the transdermal delivery of fentanyl |
US8449908B2 (en) | 2000-12-22 | 2013-05-28 | Alltranz, Llc | Transdermal delivery of cannabidiol |
US8728445B2 (en) | 2001-05-01 | 2014-05-20 | A.V. Topchiev Institute Of Petrochemical Synthesis, Russian Academy Of Sciences | Hydrogel Compositions |
US20050113510A1 (en) | 2001-05-01 | 2005-05-26 | Feldstein Mikhail M. | Method of preparing polymeric adhesive compositions utilizing the mechanism of interaction between the polymer components |
US8541021B2 (en) | 2001-05-01 | 2013-09-24 | A.V. Topchiev Institute Of Petrochemical Synthesis | Hydrogel compositions demonstrating phase separation on contact with aqueous media |
US8840918B2 (en) | 2001-05-01 | 2014-09-23 | A. V. Topchiev Institute of Petrochemical Synthesis, Russian Academy of Sciences | Hydrogel compositions for tooth whitening |
US8206738B2 (en) | 2001-05-01 | 2012-06-26 | Corium International, Inc. | Hydrogel compositions with an erodible backing member |
US20050215727A1 (en) | 2001-05-01 | 2005-09-29 | Corium | Water-absorbent adhesive compositions and associated methods of manufacture and use |
RU2286801C2 (ru) | 2001-05-01 | 2006-11-10 | Институт Нефтехимического Синтеза Имени А.В. Топчиева Российской Академии Наук | Двухфазные биоадгезионные композиции, абсорбирующие воду |
DE10141650C1 (de) | 2001-08-24 | 2002-11-28 | Lohmann Therapie Syst Lts | Transdermales Therapeutisches System mit Fentanyl bzw. verwandten Substanzen |
TWI329105B (en) | 2002-02-01 | 2010-08-21 | Rigel Pharmaceuticals Inc | 2,4-pyrimidinediamine compounds and their uses |
EP1546184A4 (en) * | 2002-07-16 | 2006-08-23 | Univ South Florida | HUMAN IMMUNOSUPPRESSIVE PROTEIN |
EP2130541A3 (en) | 2002-07-29 | 2013-12-18 | Rigel Pharmaceuticals, Inc. | Methods of treating or preventing autoimmune diseases with 2,4-pyrimidinediamine compounds |
NZ540282A (en) | 2002-11-18 | 2008-06-30 | Yaupon Therapeutics Inc | Analgesic uses of norketamine and ketamine/norketamine prodrugs |
CA2453013C (en) * | 2002-12-13 | 2011-02-15 | Gary W. Cleary | Dermal, transdermal, mucosal or transmucosal ingredient delivery devices |
US20060246104A1 (en) * | 2003-04-16 | 2006-11-02 | Massia Stephen P | Stable rgd peptidomimetic composition |
CA2522184A1 (en) * | 2003-04-17 | 2004-11-04 | The Trustees Of Columbia University In The City Of New York | Desmoglein 4 is a novel gene involved in hair growth |
EP1648363B1 (en) | 2003-07-03 | 2019-03-06 | Corium International, Inc. | Wound dressing, ingredient delivery device and iv hold-down, and method relating to same |
SI1663242T1 (sl) | 2003-08-07 | 2011-09-30 | Rigel Pharmaceuticals Inc | 2,4-pirimidindiaminske spojine in uporabe kot antiproliferativna sredstva |
WO2005023227A2 (en) * | 2003-09-08 | 2005-03-17 | Pfizer Health Ab | Nicotine formulations and use thereof |
CA2554649C (en) | 2004-01-30 | 2015-10-27 | Corium International, Inc. | Rapidly dissolving film for delivery of an active agent |
US20050186269A1 (en) * | 2004-02-25 | 2005-08-25 | Udell Ronald G. | Stabilized feverfew formulations |
EP1747022A4 (en) | 2004-04-23 | 2010-03-31 | Univ Columbia | INHIBITION OF HAIRLESS GENE PROTEIN-ASSOCIATED MRNA (NO HAIR) |
US20050249791A1 (en) * | 2004-05-07 | 2005-11-10 | 3M Innovative Properties Company | Antimicrobial articles |
GB2414461B (en) * | 2004-05-24 | 2007-09-12 | Mark Rupert Tucker | Form-fill-seal process |
EP1791575B1 (en) | 2004-08-05 | 2014-10-08 | Corium International, Inc. | Adhesive composition |
US20060051435A1 (en) * | 2004-08-19 | 2006-03-09 | Udell Ronald G | Nutritional supplement for body fat reduction |
US20060079514A1 (en) * | 2004-10-13 | 2006-04-13 | Victory Pharma Incorporated | Methods and compositions including methscopolamine bromide |
US20060079513A1 (en) * | 2004-10-13 | 2006-04-13 | Preston David M | Methods and compositions including methscopolamine nitrate |
US8252320B2 (en) | 2004-10-21 | 2012-08-28 | Durect Corporation | Transdermal delivery system for sufentanil |
CN101146523B (zh) | 2004-10-21 | 2010-12-29 | 杜雷科特公司 | 透皮给药系统 |
GB2421431B (en) * | 2004-12-24 | 2007-10-10 | Aquasol Ltd | Dosing systems |
US20070104805A1 (en) * | 2005-11-01 | 2007-05-10 | Udell Ronald G | Compositions of Hoodia Gordonii and Pinolenic Acid Derivatives |
AT502717A1 (de) * | 2005-11-09 | 2007-05-15 | Omnica Gmbh | Pharmazeutische verwendung einer verbindung |
GB0523031D0 (en) * | 2005-11-11 | 2005-12-21 | Yaupon Therapeutics | Enhancement of morphine analgesia by s(-)-norketamine |
EP1965776A1 (en) * | 2005-12-08 | 2008-09-10 | Fertin Pharma | Low flexural strength transdermal tobacco alkaloid patch |
US20090246264A1 (en) * | 2005-12-08 | 2009-10-01 | Fertin Pharma | Transdermal Tobacco Alkaloid Patch |
CA2642229C (en) | 2006-02-24 | 2015-05-12 | Rigel Pharmaceuticals, Inc. | Compositions and methods for inhibition of the jak pathway |
WO2007100870A2 (en) | 2006-02-28 | 2007-09-07 | The Trustees Of Columbia University In The City Of New York | Methods for compact aggregation of dermal cells |
AT503329A1 (de) * | 2006-03-02 | 2007-09-15 | Omnica Gmbh | Verfahren zur herstellung einer zusammensetzung, welche zumindest ein xantophyll enthält |
AT503521A1 (de) * | 2006-05-05 | 2007-11-15 | Omnica Gmbh | Verwendung eines extraktes von kiwi-frucht |
US8278358B2 (en) * | 2006-07-06 | 2012-10-02 | Omnica Gmbh | Lipoic acid derivatives |
CN103550136B (zh) | 2006-07-21 | 2016-04-13 | 生物递送科学国际公司 | 吸收增强的经粘膜递送装置 |
JP2008044926A (ja) * | 2006-08-14 | 2008-02-28 | Trustees Of Columbia Univ In The City Of New York | Wnt信号伝達に関係した分泌タンパク質 |
DK2089369T3 (da) | 2006-10-19 | 2011-05-09 | Rigel Pharmaceuticals Inc | 2,4-pyrimidindiaminderivater som hæmmere af JAK-kinaser til behandling af autoimmune sygdomme |
US8163902B2 (en) | 2006-11-21 | 2012-04-24 | Rigel Pharmaceuticals, Inc. | Prodrugs of 2,4-pyrimidinediamine compounds and their uses |
US7820207B2 (en) * | 2007-03-15 | 2010-10-26 | Omnica Gmbh | Stabilized anthocyanin compositions |
US8623429B2 (en) | 2007-03-15 | 2014-01-07 | Omnica Gmbh | Stabilized anthocyanin compositions |
US20080293644A1 (en) * | 2007-04-27 | 2008-11-27 | Thomas Eidenberger | Guava extract |
JP2010528064A (ja) * | 2007-05-31 | 2010-08-19 | フェルティン ファルマ アー/エス | 経皮タバコアルカロイドリザーバパッチ |
US8034983B2 (en) * | 2007-06-06 | 2011-10-11 | Multi-Tech Specialty Chemicals, Co., Ltd. | Process for the preparation of xanthophyll crystals |
WO2009018389A1 (en) | 2007-07-30 | 2009-02-05 | Alltranz Inc. | Prodrugs of cannabidiol, compositions comprising prodrugs of cannabidiol and methods of using the same |
EP2234608A2 (en) | 2007-12-11 | 2010-10-06 | Viamet Pharmaceuticals, Inc. | Metalloenzyme inhibitors using metal binding moieties in combination with targeting moieties |
WO2009089380A2 (en) * | 2008-01-08 | 2009-07-16 | The Trustees Of Columbia University In The City Of New York | Methods for p2ry5 mediated regulation of hair growth and mutants thereof |
US20090247619A1 (en) * | 2008-03-06 | 2009-10-01 | University Of Kentucky | Cannabinoid-Containing Compositions and Methods for Their Use |
US20090270398A1 (en) * | 2008-04-21 | 2009-10-29 | Institute For Oneworld Health | Compounds, Compositions and Methods Comprising Pyridazine Derivatives |
WO2009131951A2 (en) * | 2008-04-21 | 2009-10-29 | Institute For Oneworld Health | Compounds, compositions and methods comprising isoxazole derivatives |
US20090264433A1 (en) * | 2008-04-21 | 2009-10-22 | Institute For Oneworld Health | Compounds, Compositions and Methods Comprising Triazine Derivatives |
US8207205B2 (en) * | 2008-04-21 | 2012-06-26 | Institute For Oneworld Health | Compounds, compositions and methods comprising oxadiazole derivatives |
MY150599A (en) | 2008-08-22 | 2014-01-30 | Sanofi Aventis | [4-(5-aminomethyl-2-fluoro-phenyl)-piperidin-1-yl]-[7-fluoro-1-(2-methoxy-ethyl)-4-trifluoromethoxy-1h-indol-3-yl]-methanone as an inhibitor of mast cell tryptase |
EP2341776A4 (en) * | 2008-09-19 | 2012-05-30 | Inst Oneworld Health | COMPOUNDS, COMPOSITIONS AND METHODS COMPRISING IMIDAZOL AND TRIAZOL DERIVATIVES |
AR074776A1 (es) | 2008-12-18 | 2011-02-09 | Sanofi Aventis | Metodo para tratar la degeneracion macular; modulando el sistema inmunitario del paciente |
CA2746810C (en) | 2008-12-30 | 2017-03-14 | Rigel Pharmaceuticals, Inc. | Pyrimidinediamine kinase inhibitors |
US8784879B2 (en) | 2009-01-14 | 2014-07-22 | Corium International, Inc. | Transdermal administration of tamsulosin |
US8324200B2 (en) | 2009-01-23 | 2012-12-04 | Rigel Pharmaceuticals, Inc. | Compositions and methods for inhibition of the JAK pathway |
EP2393488B1 (en) | 2009-02-06 | 2019-06-19 | University Of Southern California | Therapeutic compositions comprising monoterpenes |
US8511216B2 (en) * | 2009-03-30 | 2013-08-20 | Kanzaki Kokyukoki Mfg. Co., Ltd. | Hydraulic actuator unit |
US8343976B2 (en) * | 2009-04-20 | 2013-01-01 | Institute For Oneworld Health | Compounds, compositions and methods comprising pyrazole derivatives |
RU2561729C2 (ru) | 2009-07-08 | 2015-09-10 | Дермира (Канада), Инк. | Аналоги tofa, применимые при лечении дерматологических расстройств или состояний |
US20110034415A1 (en) | 2009-07-20 | 2011-02-10 | Thomas Eidenberger | Walnut extracts for nutraceutical applications |
WO2011022371A2 (en) * | 2009-08-17 | 2011-02-24 | Silipos Inc. | Gel product |
FR2955324A1 (fr) | 2010-01-15 | 2011-07-22 | Sanofi Aventis | [4-(5-aminomethyl-phenyl)-piperidin-1-yl]-1h-indol-3-yl]-methanones disubstituees |
EP2493468A1 (en) | 2009-10-30 | 2012-09-05 | Sanofi | Amino-benzoic acid derivatives for use in the treatment of dihydrogenase-related disorders |
US20110144200A1 (en) | 2009-12-14 | 2011-06-16 | Thomas Eidenberger | Combination of carotenoids and epi-lutein |
ES2481790T3 (es) | 2009-12-23 | 2014-07-31 | Sanofi | Profármacos de [4[4-(5-aminometil-2-fluoro-fenil)-piperidin-1-il]-(1H-pirrolo-piridin-il)-metanonas y síntesis de los mismos |
RU2012131280A (ru) | 2009-12-23 | 2014-02-10 | Санофи | [4-(5-аминометил-2-фторфенил)пиперидин-1-ил]-(1н-пирролопиридинил)метаноны и их синтез |
WO2011130716A2 (en) | 2010-04-16 | 2011-10-20 | Access Pharmaceuticals, Inc. | A nanostructures containing vitamin b12 for facilitated delivery of drugs across biological barriers |
US20110288093A1 (en) | 2010-04-20 | 2011-11-24 | Institute For Oneworld Health | Compounds, Compositions, and Methods Comprising Pyridazine Sulfonamide Derivatives |
US20110288103A1 (en) | 2010-04-20 | 2011-11-24 | Institute For Oneworld Health | Compounds, compositions, and methods comprising 1,3,4-oxadiazole derivatives |
CA2837400C (en) | 2010-04-24 | 2017-12-12 | Viamet Pharmaceuticals, Inc. | 5-(optionally substituted phenyl) pyridin-2-yl compounds as metalloenzyme inhibitors |
KR101937495B1 (ko) | 2010-07-28 | 2019-01-10 | 리겔 파마슈티칼스, 인크. | Jak 경로의 억제를 위한 조성물 및 방법 |
WO2012058529A2 (en) | 2010-10-28 | 2012-05-03 | Viamet Pharmaceuticals, Inc. | Metalloenzyme inhibitor compounds |
PL2635299T3 (pl) | 2010-11-02 | 2020-03-31 | The Trustees Of Columbia University In The City Of New York | Sposoby leczenia zaburzeń utraty włosów |
KR101848077B1 (ko) | 2010-11-13 | 2018-04-11 | 이노크린 파마슈티컬즈, 인크. | 금속효소 억제제 화합물 |
JP6071897B2 (ja) | 2010-12-13 | 2017-02-01 | イノクリン ファーマシューティカルズ,インコーポレイテッド | 金属酵素阻害化合物 |
CA2820425A1 (en) | 2010-12-20 | 2012-06-28 | Colgate-Palmolive Company | Gelatin encapsulated oral care composition containing hydrophilic active, hydrophobic structuring agent and oil carrier |
EP2678297A2 (en) | 2011-02-25 | 2014-01-01 | The U.S.A. as represented by the Secretary, Department of Health and Human Services | Chrysophaentin analogs that inhibit ftsz protein |
WO2012122313A2 (en) | 2011-03-08 | 2012-09-13 | Access Pharmaceuticals, Inc. | Targeted nanocarrier systems for delivery of actives across biological membranes |
UA114090C2 (uk) | 2011-06-19 | 2017-04-25 | Вайамет Фармасьютікалс, Інк. | Сполуки, що інгібують металоферменти |
US8901121B2 (en) | 2011-06-19 | 2014-12-02 | Viamet Pharmaceuticals, Inc. | Metalloenzyme inhibitor compounds |
CN103857675A (zh) | 2011-06-23 | 2014-06-11 | 威尔金制药有限公司 | 金属酶抑制剂化合物 |
WO2013019169A1 (en) | 2011-08-01 | 2013-02-07 | Institute For Oneworld Health | Phosphate prodrugs |
CN103889508B (zh) | 2011-08-18 | 2017-09-12 | 拜欧帝力威瑞科学有限公司 | 用于传递丁丙诺啡的防滥用性粘膜粘附剂装置 |
WO2013033657A2 (en) | 2011-09-02 | 2013-03-07 | The Trustees Of Columbia University In The City Of New York | CaMKII, IP3R, CALCINEURIN, P38 AND MK2/3 INHIBITORS TO TREAT METABOLIC DISTURBANCES OF OBESITY |
EP3351541A1 (en) | 2011-12-11 | 2018-07-25 | Viamet Pharmaceuticals (NC), Inc. | Metalloenzyme inhibitor compounds |
US9901539B2 (en) | 2011-12-21 | 2018-02-27 | Biodelivery Sciences International, Inc. | Transmucosal drug delivery devices for use in chronic pain relief |
DK2804858T3 (da) | 2012-01-20 | 2020-03-16 | Mycovia Pharmaceuticals Inc | Metalloenzym-inhibitorforbindelser |
US8877967B2 (en) | 2012-03-23 | 2014-11-04 | Oxigene, Inc. | Compositions and methods for inhibition of cathepsins |
DK2830662T3 (da) | 2012-03-29 | 2019-01-02 | Univ Columbia | Fremgangsmåder til behandlng af hårtabsforstyrrelser |
US20130310340A1 (en) | 2012-05-16 | 2013-11-21 | Rigel Pharmaceuticals, Inc. | Method of treating muscular degradation |
EP2948150A1 (en) | 2013-01-25 | 2015-12-02 | Rigel Pharmaceuticals, Inc. | Compounds and methods for treating inflammatory bowel diseases |
WO2014151734A1 (en) | 2013-03-15 | 2014-09-25 | The Trustees Of Columbia University In The City Of New York | Fusion proteins and methods thereof |
US20150157509A1 (en) * | 2013-12-11 | 2015-06-11 | Oscar Polk Atkinson | Occlusive skin covering |
US20150174386A1 (en) * | 2013-12-19 | 2015-06-25 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Transdermal device containing microneedles |
MX2016011517A (es) | 2014-03-07 | 2017-04-13 | Univ Arizona | Peptidos de crmp2 no narcoticos que seleccionan como diana canales de sodio para el dolor cronico. |
WO2015143184A1 (en) | 2014-03-19 | 2015-09-24 | Viamet Pharmaceuticals, Inc. | Antifungal compound process |
EP3778644A3 (en) | 2014-12-23 | 2021-06-02 | The Trustees of Columbia University in the City of New York | Fgfr-tacc fusion proteins and methods thereof |
HRP20221113T1 (hr) | 2015-03-19 | 2022-11-25 | Mycovia Pharmaceuticals, Inc. | Antifungalni spojevi i procesi izrade |
DK3331879T3 (da) | 2015-08-04 | 2020-08-10 | Rigel Pharmaceuticals Inc | Benzazolforbindelser og fremgangsmåder til fremstilling og anvendelse af forbindelserne |
HUE053638T2 (hu) | 2015-09-18 | 2021-07-28 | Mycovia Pharmaceuticals Inc | Eljárás gombaellenes vegyület elõállítására |
US10188750B1 (en) | 2015-10-23 | 2019-01-29 | University Of South Florida | Self-replicating cell selective gene delivery compositions, methods, and uses thereof |
US10464922B2 (en) | 2015-12-30 | 2019-11-05 | Nqp 1598, Ltd. | Metalloenzyme inhibitor compounds |
CA3016464A1 (en) | 2016-03-08 | 2017-09-14 | Soo-Young Kang | Long lasting cosmetic compositions |
WO2018005356A1 (en) | 2016-06-27 | 2018-01-04 | Rigel Pharmaceuticals, Inc. | 2,4-diamino-pyrimidine compounds and method for making and using the compounds |
EP3478091B1 (en) | 2016-06-29 | 2024-03-20 | Halo Life Science, LLC | Method of preparing a low odor dicholinium ellagate salt and other low odor organic salts of choline |
CN110234637B (zh) | 2016-10-26 | 2022-11-01 | 里格尔药品股份有限公司 | 用作irak抑制剂的吡唑酰胺化合物 |
JP7170634B2 (ja) | 2016-10-26 | 2022-11-14 | ライジェル ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド | Irak阻害剤としての使用のためのオキサゾール誘導体およびその調製のための方法 |
FI3562487T3 (fi) | 2016-12-29 | 2023-12-14 | Ji Xing Pharmaceuticals Hong Kong Ltd | Metalloentsyymi-inhibiittoriyhdisteitä |
EP3562306A4 (en) | 2016-12-29 | 2020-06-24 | Selenity Therapeutics (Bermuda), Ltd. | METALLOENZYME INHIBITOR COMPOUNDS |
GB201708579D0 (en) * | 2017-05-30 | 2017-07-12 | Univ Of Wolverhampton Science Park Ltd | Wound dressing |
EP3645525A1 (en) | 2017-06-29 | 2020-05-06 | Rigel Pharmaceuticals, Inc. | Kinase inhibitors and methods for making and using |
GB2561262B (en) * | 2017-07-13 | 2019-03-20 | Dentmed Ltd | A targeted drug delivery pad |
CN111065665B (zh) | 2017-09-13 | 2023-03-17 | 生活实验公司 | 颜色保护剂组合物 |
CA3074843A1 (en) | 2017-09-13 | 2019-03-21 | Living Proof, Inc. | Long lasting cosmetic compositions |
US20210292410A1 (en) | 2017-12-07 | 2021-09-23 | Morphosys Ag | Treatment paradigm for an anti-cd19 antibody and venetoclax combination treatment |
WO2019213447A1 (en) | 2018-05-03 | 2019-11-07 | Rigel Pharmaceuticals, Inc. | Rip1 inhibitory compounds and methods for making and using the same |
MD3788045T2 (ro) | 2018-05-03 | 2023-09-30 | Rigel Pharmaceuticals Inc | Compuși inhibitori ai RIP1 și procedee de obţinere și utilizare a acestora |
WO2020092845A1 (en) | 2018-11-01 | 2020-05-07 | Rigel Pharmaceuticals, Inc. | Method and composition embodiments for treating acute myeloid leukemia |
US11090346B2 (en) | 2019-05-28 | 2021-08-17 | Inbold Inc. | Cannabinoid composition and method of sublingual, buccal and oral mucosa delivery |
US20200377518A1 (en) | 2019-05-29 | 2020-12-03 | Rigel Pharmaceuticals, Inc. | Method of preventing and treating thrombosis |
JP2022543843A (ja) | 2019-08-08 | 2022-10-14 | ライジェル ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド | サイトカイン放出症候群を治療するための化合物及び方法 |
WO2021030526A1 (en) | 2019-08-14 | 2021-02-18 | Rigel Pharmaceuticals, Inc. | Method of blocking or ameliorating cytokine release syndrome |
CN114364674A (zh) | 2019-08-30 | 2022-04-15 | 里格尔药品股份有限公司 | 吡唑化合物,其配制品以及使用所述化合物和/或配制品的方法 |
MX2022002719A (es) | 2019-09-06 | 2022-08-10 | Rigel Pharmaceuticals Inc | Inhibidores heterociclicos de la quinasa rip1. |
MX2022002717A (es) | 2019-09-06 | 2022-08-10 | Rigel Pharmaceuticals Inc | Compuestos inhibidores de rip1 y metodos para prepararlos y usarlos. |
TW202132307A (zh) | 2019-11-07 | 2021-09-01 | 美商雷傑製藥公司 | 雜環rip1抑制性化合物 |
WO2022187303A1 (en) | 2021-03-03 | 2022-09-09 | Rigel Pharmaceuticals, Inc. | A method for treating a disease or condition using a pyrazole compound or formulation thereof |
TW202300490A (zh) | 2021-03-11 | 2023-01-01 | 美商雷傑製藥公司 | 雜環rip1激酶抑制劑 |
WO2023136749A1 (ru) * | 2022-01-11 | 2023-07-20 | Павел Владимирович КОРЧАГИН | Система и способ обеспечения безопасности для держателей банковских карт |
TW202346291A (zh) | 2022-03-23 | 2023-12-01 | 美商雷傑製藥公司 | 作為irak抑制劑的嘧啶—2—基—吡唑化合物 |
WO2023192479A1 (en) | 2022-03-31 | 2023-10-05 | Rigel Pharmaceuticals, Inc. | Tricyclic irak inhibitors |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3598122A (en) * | 1969-04-01 | 1971-08-10 | Alza Corp | Bandage for administering drugs |
ZA761193B (en) * | 1975-03-19 | 1977-02-23 | Procter & Gamble | Controlled release articles |
US4725272A (en) * | 1981-06-29 | 1988-02-16 | Alza Corporation | Novel bandage for administering beneficial drug |
DE3586713T2 (de) * | 1984-11-15 | 1993-05-13 | Hercon Lab | Vorrichtung zur kontrollierten abgabe von arzneimittelwirkstoffen. |
US4752478A (en) * | 1984-12-17 | 1988-06-21 | Merck & Co., Inc. | Transdermal system for timolol |
ATE95430T1 (de) * | 1984-12-22 | 1993-10-15 | Sanol Arznei Schwarz Gmbh | Wirkstoffpflaster. |
US4597961A (en) * | 1985-01-23 | 1986-07-01 | Etscorn Frank T | Transcutaneous application of nicotine |
US4756710A (en) * | 1985-04-05 | 1988-07-12 | Merck & Co., Inc. | pH-Mediated drug delivery system |
US4645502A (en) * | 1985-05-03 | 1987-02-24 | Alza Corporation | Transdermal delivery of highly ionized fat insoluble drugs |
GB8512358D0 (en) * | 1985-05-16 | 1985-06-19 | Euro Celtique Sa | Transdermal delivery system |
-
1988
- 1988-02-23 GB GB888804164A patent/GB8804164D0/en active Pending
-
1989
- 1989-02-23 AU AU32895/89A patent/AU618085B2/en not_active Ceased
- 1989-02-23 ES ES89903777T patent/ES2052071T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1989-02-23 EP EP89301777A patent/EP0336543A1/en active Pending
- 1989-02-23 EP EP89903777A patent/EP0508979B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-02-23 DE DE68915291T patent/DE68915291T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1989-02-23 US US07/555,463 patent/US5254346A/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-02-23 IN IN173DE1989 patent/IN172748B/en unknown
- 1989-02-23 JP JP1503462A patent/JP2716231B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1989-02-23 WO PCT/GB1989/000185 patent/WO1989007959A1/en active IP Right Grant
- 1989-02-23 KR KR1019890701941A patent/KR970009723B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1989-02-23 ZA ZA891403A patent/ZA891403B/xx unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ZA891403B (en) | 1989-11-29 |
EP0508979A1 (en) | 1992-10-21 |
ES2052071T3 (es) | 1994-07-01 |
DE68915291T2 (de) | 1994-09-01 |
DE68915291D1 (de) | 1994-06-16 |
KR900700153A (ko) | 1990-08-11 |
AU618085B2 (en) | 1991-12-12 |
JPH03503636A (ja) | 1991-08-15 |
AU3289589A (en) | 1989-09-22 |
EP0336543A1 (en) | 1989-10-11 |
IN172748B (ja) | 1993-11-20 |
WO1989007959A1 (en) | 1989-09-08 |
EP0508979B1 (en) | 1994-05-11 |
US5254346A (en) | 1993-10-19 |
GB8804164D0 (en) | 1988-03-23 |
KR970009723B1 (ko) | 1997-06-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2716231B2 (ja) | 生理学的活性物質の投与のための吸蔵体 | |
US4927687A (en) | Sustained release transdermal drug delivery composition | |
US4687481A (en) | Transdermal drug delivery system | |
US4834978A (en) | Method of transdermal drug delivery | |
EP0519926B1 (en) | Transdermal system | |
US4624665A (en) | Method of transdermal drug delivery | |
US5788983A (en) | Transdermal controlled delivery of pharmaceuticals at variable dosage rates and processes | |
RU2206325C2 (ru) | Система доставки лекарственных препаратов для двух или более активных веществ | |
US4810499A (en) | Transdermal drug delivery system and method | |
CA1270714A (en) | Multicompartmentalized dermal and transdermal patches | |
US3797494A (en) | Bandage for the administration of drug by controlled metering through microporous materials | |
US5122382A (en) | Transdermal contraceptive formulations, methods and devices | |
CA2229184C (en) | Supersaturated transdermal drug delivery systems, and methods for manufacturing the same | |
US5023084A (en) | Transdermal estrogen/progestin dosage unit, system and process | |
JP3916664B2 (ja) | グリセロールモノラウレートとラウリルアセテートとを含む皮膚透過増強剤組成物 | |
AU657502B2 (en) | Transdermal contraceptive formulations, methods and devices | |
US5683711A (en) | Active ingredient patch | |
HU221166B1 (en) | Transdermal therapeutic system containing estradiol and process for producing the same | |
JPS63258817A (ja) | 活性成分の組合せのための経皮的治療システム | |
CA2443128A1 (en) | Transdermal delivery of pergolide | |
JPS6250447B2 (ja) | ||
US7763274B2 (en) | Administration form with active substance-containing particles, for application on the skin or mucosa | |
JPS6059208B2 (ja) | 複合製剤 | |
CA1335256C (en) | Occlusive body for administering a physiologically active substance | |
IE73249B1 (en) | Transdermal system |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081107 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |