JP2715775B2 - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

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JP2715775B2
JP2715775B2 JP295892A JP295892A JP2715775B2 JP 2715775 B2 JP2715775 B2 JP 2715775B2 JP 295892 A JP295892 A JP 295892A JP 295892 A JP295892 A JP 295892A JP 2715775 B2 JP2715775 B2 JP 2715775B2
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウエハ上にフォトレジ
ストを回転塗布する半導体製造装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のこの種の半導体製造装置の
断面図であり、この図において、1はレジストノズル
で、ウエハ2の中心にフォトレジストを吐出するための
ものである。3は前記ウエハ2を真空吸着および回転さ
せるためのウエハチャックであり、4は前記ウエハ2と
レジストノズル1間の距離である。
【0003】次に、動作について説明する。前工程より
搬送されてきたウエハ2はセンタリングされ、ウエハチ
ャック3に載せられ真空吸着される。次に、レジストノ
ズル1をウエハ2の中心位置に移動させ固定する。その
時、ウエハ2とレジストノズル1との距離4はAmmと
する。次に、ウエハ2をウエハチャック3により回転さ
せ、同時にレジストノズル1よりフォトレジストをウエ
ハ2の中心に滴下する(約3〜5秒間)。その後、ウエ
ハ2を高速に回転させフォトレジストを均一にのばし塗
布する。ここで、フォトレジスト吐出時のレジストノズ
ル1とウエハ2間の距離4はAmmの一定値である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体製造装置
は以上のように構成されているので、ウエハ2が大口径
の場合、フォトレジストを大量に吐出しなければなら
ず、また、ウエハ2の周辺にいくほどレジスト膜厚の均
一性が悪くなり、さらに、固定された位置のレジストノ
ズル1よりウエハ2の中心にのみフォトレジストを滴下
するため、滴下時のはねかえりによるフォトレジストの
ミスト状のものが大量に出るなどの問題点があった。
【0005】本発明は、上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、大口径のウエハでも膜厚の均一
性をハイレベルで確保できるとともに、フォトレジスト
のミスト状異物も低減できる半導体製造装置を得ること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体製造
装置は、レジストノズルを可動化し、ウエハ上をスキャ
ンさせながらフォトレジストを吐出させることができる
とともに、ウエハとレジストノズル間の距離も同時に変
更できるようにしたものである。
【0007】
【作用】本発明においては、ウエハ上へのフォトレジス
トの滴下時にウエハ中心からウエハ端に向ってレジスト
ノズルが移動し、同時にウエハとレジストノズル間の距
離も変えられるため、容易にフォトレジストがウエハ全
面に広がるので、塗布膜厚が均一となり、また、フォト
レジストをウエハ上に滴下した時のはねかえりが少なく
なるため、フォトレジストのミスト状異物も低減でき
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図について説明す
る。図1は本発明の半導体製造装置の一実施例を示す構
成図である。図1において、1〜4は図3と同じもので
あり、5は前記レジストノズル1を支持するための支
柱、6は前記レジストノズル1をウエハ2上でスキャン
させるため、つまりレジストノズル1をウエハ2の中心
から周辺部に移動可能な水平方向移動手段であって、支
柱5に回転を与えるためのモータ、7は前記レジストノ
ズル1とウエハ2間の距離4を変化させるための上下方
向移動手段であるノズル上下用カムである。8は前記レ
ジストノズル1を左右移動させた時の位置を示し、9
a,9bは前記レジストノズル1の位置の水平ならびに
上下の移動可能方向を示したものである。また、図2
(a)〜(c)はシーケンス例を示したものである。
【0009】次に、動作について説明する。図2のシー
ケンス例のように、まず、ウエハ2を100rpmで回
転させる。4秒後にフォトレジストをウエハ2上に滴下
する(図2(a))。滴下スピードは1〜2cc/se
cとした。滴下1秒後にモータ6をONする(本実施例
ではパルスモータを使用し、また、スピードはウエハ2
上で50mm/secになるようパルス数を調整した
(図2(b))。同時にレジストノズル1とウエハ2間
の距離4も図2(c)のシーケンス図にあるように4m
m/secで上方に上がるようノズル上下用カム7を調
整動作させた。2秒後にフォトレジストの滴下を止め
る。それから1秒後にウエハ2を所定の塗布膜厚が得ら
れる回転数(例では3700rpm)に上げ規定時間回
転し、本シーケンスを終了するといった動作原理であ
る。これにより、塗布膜厚のバラツキを±50Å以内に
抑えることができ、さらに、フォトレジストのミスト状
の異物を従来例に比し70%程度低減できた。
【0010】なお、上記実施例では、レジストノズル1
を動かすのに回転系を使用したが、リニア動作系のもの
でもよい。また、レジストノズル1の上下動作にノズル
上下用カム7を用いたが、エアーシリンダもしくはモー
タ類でもよい。また、上記実施例では、フォトレジスト
の回転塗布について説明したが、SOGや他の材量であ
ってもよく、上記実施例と同等の効果を奏する。さら
に、上記実施例では、レジストノズル1が1つの場合で
あったが、複数であってもよい。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、フォト
レジストの滴下時にレジストノズルをウエハの中心から
周辺部に移動可能とするとともに、前記レジストノズル
とウエハ間の距離を前記レジストノズルの移動中も可変
できるようにしたので、大口径のウエハに対してもレジ
スト塗布膜厚の均一性が向上でき、また、フォトレジス
ト滴下時などに生じるミスト状の異物も低減できる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による半導体製造装置の概略
構成図である。
【図2】本発明の一実施例によるシーケンス例である。
【図3】従来の半導体製造装置を示す概略構成図であ
る。
【符号の説明】
1 レジストノズル 2 ウエハ 3 ウエハチャック 4 距離 5 支柱 6 モータ 7 ノズル上下用カム 8 移動後のレジストノズルの位置 9 レジストノズル移動可能方向

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエハ上にレジストノズルからフォトレ
    ジストを滴下して回転させることにより、所定の塗布膜
    厚を得る半導体製造装置において、前記フォトレジスト
    の滴下時に前記レジストノズルを前記ウエハの中心から
    周辺部に移動可能な水平方向移動手段と、前記ウエハと
    レジストノズル間の距離を前記レジストノズルの移動中
    も可変可能な上下方向移動手段とを備えたことを特徴と
    する半導体製造装置。
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