JP2001143998A - レジスト塗布方法及び装置 - Google Patents

レジスト塗布方法及び装置

Info

Publication number
JP2001143998A
JP2001143998A JP32487999A JP32487999A JP2001143998A JP 2001143998 A JP2001143998 A JP 2001143998A JP 32487999 A JP32487999 A JP 32487999A JP 32487999 A JP32487999 A JP 32487999A JP 2001143998 A JP2001143998 A JP 2001143998A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resist
coating
silicon wafer
spin
spin head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32487999A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Ono
敏明 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokin Corp filed Critical Tokin Corp
Priority to JP32487999A priority Critical patent/JP2001143998A/ja
Publication of JP2001143998A publication Critical patent/JP2001143998A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリコンウェハー等の薄板の表面にレジスト
を均一に塗布することができるレジスト塗布方法及び装
置を提供する。 【解決手段】 スピンヘッド1、本体2、回転軸3、保
護カバー4からなるレジスト塗布装置を用い、シリコン
ウェハーの表面へレジストを滴下し、シリコンウェハー
を任意の方向へ複数回傾斜させ、回転を加えることによ
りレジストを塗布する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォトリソグラフ
ィー技術における薄板へのレジスト塗布方法及び装置に
関し、主として半導体用シリコンウェハーにレジストを
塗布するのに好適なレジスト塗布方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】フォトリソグラフィー技術において、半
導体用シリコンウェハーにレジストを塗布する手段の一
つとしてレジストのスピン塗布がある。この方法は、ス
ピンコーターと呼ばれる塗布装置を使用して、シリコン
ウェハーを真空吸着する構造のスピンヘッドと呼ばれる
平板上に、シリコンウェハーを水平に真空吸着し、シリ
コンウェハー上にレジストを滴下して、スピンヘッドを
回転させることによりレジストを均一に塗布する方法で
ある。
【0003】図7〜図10に、一般的なフォトリソグラ
フィー工程におけるレジスト塗布装置を断面図で示す。
【0004】図7に示すように、従来のレジスト塗布装
置は、概略、スピンヘッド1、本体21、回転軸31、
保護カバー4よりなる。
【0005】従来は、図8に示すごとく、スピンヘッド
1上にシリコンウェハー5を真空吸着により固定し、こ
のシリコンウェハー5上にレジスト6を滴下し、回転軸
31により、シリコンウェハー5ごとスピンヘッド1を
回転させ、図9に示すように、遠心力によりレジスト6
をシリコンウェハー5の全体に均一に拡げ、塗布してい
た。
【0006】しかし、従来の装置では、レジストを厚塗
りする場合、レジストの粘度を高くし、さらに塗布時の
回転を低減する必要があった。また、この場合は、図1
0に示すごとく、シリコンウェハー5の内側には、ほぼ
均一なレジスト膜を形成できるが、外周部に遠心力及び
表面張力によりレジスト溜まり7が残ってしまい、ウェ
ハー表面が平坦ではなく、厚みに不均一が発生し、露光
時、光が回り込んだりして、パターン精度が落ちてしま
っていた。このスピン塗布においては、高速回転のた
め、塗布後の外周部のレジスト溜まりは乾燥しており、
流れ出して平坦になることはなかった。
【0007】また、図11(a)に示す、表面に段差の
あるシリコンウェハーに塗布する場合においても、図1
1(b)に示すように、高速回転でレジストを塗布しよ
うとすると、回転中心となる回転軸3からみて表面の突
起8の内側にはレジストが厚く残るレジスト溜まり9が
でき、突起8の外側にはレジストが塗布されない空隙1
0ができてしまい、均一なレジスト塗布ができなかっ
た。
【0008】そこで、塗布回転数を低減して、レジスト
を塗布しようとした場合には、図11(c)に示すよう
に、シリコンウェハーの外周部にレジスト溜まり7がで
き、表面の平坦性を欠くという問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の問題
を解決し、シリコンウェハー等の薄板の表面にレジスト
を均一に塗布することができるレジスト塗布方法及び装
置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するためになされたもので、上面に開口する吸着溝
を有し、回転可能なスピンヘッド上に、レジストを塗布
すべき薄板を真空吸引により吸着し、このスピンヘッド
が回転軸を中心として任意の方向へ、任意の角度だけ可
動とし、このスピンヘッドが傾斜、回転するときに、円
形薄板も同時に傾斜するため、レジストが重力で流れ出
してレジストが表面へ塗布されることを特徴とする。
【0011】即ち、本発明は、薄板の表面へレジストを
滴下し、前記薄板を任意の方向へ複数回傾斜させ、回転
を加えることによりレジストを塗布することを特徴とす
るレジスト塗布方法である。
【0012】また、本発明は、上面に開口する吸着溝を
有し、回転軸により回転可能なスピンヘッド上に、薄板
を真空吸引により吸着し、レジストを塗布するレジスト
塗布装置において、前記スピンヘッドは、前記回転軸を
中心に任意の方向へ、任意の角度だけ傾斜することが可
能であることを特徴とするレジスト塗布装置である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を説
明する。
【0014】本発明のレジスト塗布装置は、図1(a)
及び図1(b)に示すように、スピンヘッド1、本体
2、回転軸3、保護カバー4よりなり、スピンヘッド1
は、回転軸3を中心に、任意の方向(例えば、方向1
1、12、13、14)へ任意の角度だけ傾斜できるよ
うな構造になっている。
【0015】図2〜図6に、本実施の形態のレジスト塗
布装置を用いて、シリコンウェハーにレジストを塗布す
る工程を示す。
【0016】(1)図2に示すごとく、円形のスピンヘ
ッド1上に円形のシリコンウェハー5を真空吸着し、レ
ジスト6をシリコンウェハー5上の中心に滴下する。
【0017】(2)図3に示すごとく、回転軸3とスピ
ンヘッド1をシリコンウェハー5を吸着した状態で、あ
る角度だけ傾斜させる。このとき、レジストは、重力に
より傾斜の下側に流れ出していき、シリコンウェハーの
中心より傾斜の下方向へレジストを塗布する。このと
き、傾斜の下側にはレジスト溜まり7ができる。
【0018】(3)図4に示すごとく、図3とは逆の方
向へ同様に傾斜させることにより、同様にレジストを塗
布する。このとき、レジスト溜まり7は、反対側にでき
る。これを、任意の方向へ複数回繰り返し、シリコンウ
ェハー全面にレジストを行き渡らせる。この時、回転軸
3を中心にして回転を加えることにより、より均一なレ
ジスト塗布可能となる。
【0019】(4)これまでの工程で、レジストがシリ
コンウェハー5のほぼ全面に行き渡ったところで、図5
に示すように、シリコンウェハー5を水平に保ち、任意
の時間放置する。このとき、従来のスピン塗布と異な
り、シリコンウェハー5上及びレジスト溜まり7は、乾
燥しきっていないため、横方向へ流れ出し、図6に示す
ように、シリコンウェハー上のレジストは均一な厚みと
なる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シリコンウェハー等の薄板にレジストを厚塗りする場
合、及び表面に突起のある薄板にレジストを塗布する場
合に、スピン塗布で問題となっていた、外周部のレジス
ト溜まりによる厚みの不均一、及び突起部のレジスト溜
まり、空隙等の塗布むら現象を回避でき、薄板の表面に
レジストを均一に塗布することのできるレジスト塗布方
法及び装置を提供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレジスト塗布装置の説明図。図1
(a)は、断面図。図1(b)は、平面図。
【図2】本発明のレジスト塗布装置におけるスピン塗布
の状態を示す断面図。
【図3】本発明のレジスト塗布装置におけるスピン塗布
の状態を示す断面図。
【図4】本発明のレジスト塗布装置におけるスピン塗布
の状態を示す断面図。
【図5】本発明のレジスト塗布装置におけるスピン塗布
の状態を示す断面図。
【図6】本発明のレジスト塗布装置におけるスピン塗布
の状態を示す断面図。
【図7】従来のレジスト塗布装置の断面図。
【図8】従来のレジスト塗布装置におけるスピン塗布の
状態を示す断面図。
【図9】従来のレジスト塗布装置におけるスピン塗布の
状態を示す断面図。
【図10】従来のレジスト塗布装置におけるスピン塗布
の状態を示す断面図。
【図11】従来のレジスト塗布装置に用いられるシリコ
ンウェハーにおけるレジストのスピン塗布の状態を示す
断面図。図11(a)は、表面に段差のあるシリコンウ
ェハーの断面図。図11(b)は、シリコンウェハーの
スピン塗布の状態を示す断面図。図11(c)は、シリ
コンウェハーのスピン塗布の状態を示す断面図。
【符号の説明】
1 スピンヘッド 2、21 本体 3、31 回転軸 4 保護カバー 5 シリコンウェハー 6 レジスト 7、9 レジスト溜まり 8 突起 10 空隙 11、12、13、14 方向

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄板の表面へレジストを滴下し、前記薄
    板を任意の方向へ複数回傾斜させ、回転を加えることに
    よりレジストを塗布することを特徴とするレジスト塗布
    方法。
  2. 【請求項2】 上面に開口する吸着溝を有し、回転軸に
    より回転可能なスピンヘッド上に、薄板を真空吸引によ
    り吸着し、レジストを塗布するレジスト塗布装置におい
    て、前記スピンヘッドは、前記回転軸を中心に任意の方
    向へ、任意の角度だけ傾斜することが可能であることを
    特徴とするレジスト塗布装置。
JP32487999A 1999-11-16 1999-11-16 レジスト塗布方法及び装置 Pending JP2001143998A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32487999A JP2001143998A (ja) 1999-11-16 1999-11-16 レジスト塗布方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32487999A JP2001143998A (ja) 1999-11-16 1999-11-16 レジスト塗布方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001143998A true JP2001143998A (ja) 2001-05-25

Family

ID=18170659

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32487999A Pending JP2001143998A (ja) 1999-11-16 1999-11-16 レジスト塗布方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001143998A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7199062B2 (en) 2005-04-04 2007-04-03 Infineon Technologies Ag Method for forming a resist film on a substrate having non-uniform topography
US7470503B1 (en) 2005-04-29 2008-12-30 Infineon Technologies Ag Method for reducing lithography pattern defects
US7662436B1 (en) 2005-05-27 2010-02-16 Infineon Technologies Ag Method of spin coating a film of non-uniform thickness

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7199062B2 (en) 2005-04-04 2007-04-03 Infineon Technologies Ag Method for forming a resist film on a substrate having non-uniform topography
US7470503B1 (en) 2005-04-29 2008-12-30 Infineon Technologies Ag Method for reducing lithography pattern defects
US7662436B1 (en) 2005-05-27 2010-02-16 Infineon Technologies Ag Method of spin coating a film of non-uniform thickness

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5985363A (en) Method of providing uniform photoresist coatings for tight control of image dimensions
US20180021804A1 (en) Coating treatment method, computer storage medium, and coating treatment apparatus
KR19980066284A (ko) 포토테지스트 도포장치 및 도포방법
JP2001143998A (ja) レジスト塗布方法及び装置
KR20090117599A (ko) 도포장치 및 도포방법과 기억매체
KR100517547B1 (ko) 포토레지스트 도포 장비 및 이 장비를 사용한포토레지스트 도포 방법
JP4570001B2 (ja) 液供給装置
JP2001176775A (ja) 半導体ウェハの塗膜形成方法
JP3881425B2 (ja) 基板処理装置
JPS61206224A (ja) レジスト塗布装置
JPH05123632A (ja) 液状塗布物質の塗布方法
KR20070000014A (ko) 스핀 코팅 방법
JPH05115828A (ja) 塗布装置
JP2004071680A (ja) 回転式載置台
JPS5855976Y2 (ja) スピンコ−タ−
JP2003093955A (ja) 薄膜コーティング方法および薄膜コーティング装置
KR20060135984A (ko) 스핀 코팅 방법
KR101043650B1 (ko) 코팅장비의 코터 척
JPH05136039A (ja) レジスト塗布装置および半導体装置の製造方法
JP2503999Y2 (ja) スピンコ―テイング装置
JPH0555134A (ja) 半導体素子の製造方法
JPH03214722A (ja) レジスト塗布装置
KR0127189Y1 (ko) 감광막 도포장치
JPS63141314A (ja) レジスト塗布装置
KR200211244Y1 (ko) 반도체웨이퍼코터