JP2713229B2 - トラッキング方法及び光ディスク装置 - Google Patents

トラッキング方法及び光ディスク装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、トラック中心を光スポ
ットで追跡するためのトラッキング方式に関し、特に案
内溝(プリグループ)を用いる回折差動法、いわゆるプ
ッシュプルトラッキング法と、トラック中心から左右に
振り分けたウォブルピット(チドリマーク)を用いるウ
ォブルトラッキング法との複合方式のトラッキング方式
に関する。本発明のトラッキング方式は、録再可能な追
記型光ディスク装置並びに消去可能型光ディスク装置等
の光ディスクファイル装置に用いて好適である。 【0002】 【従来の技術】プッシュプルトラッキング法は、回転方
向に沿って予め設けられた案内溝を有する光ディスクを
用い、この光ディスクに光スポットを照射し、その反射
光の案内溝による回折分布のアンバランスを用いてトラ
ッキング誤差を検出し、サーボ系を構成する方式であ
り、例えば、特開昭54−130102号公報に開示さ
れている。このプッシュプルトラッキング法は、回折分
布を利用する方式であるため、ディスクの偏心や傾きな
どに起因するオフセットを生じやすく、光スポットをト
ラッキング中心に精度よく位置させることができないと
いう問題があった。 【0003】この問題を解決するため、プッシュプル法
とプリウォブリング法の2つのトラッキング方式を組み
あわせたコンポジット・トラックウォブリング方式とい
うトラッキング方式が提案されている(例えば、光メモ
リシンポジウム '85論文集第181頁〜第188頁
(1985年12月、光協会)参照。)。このトラッキ
ング方式は、トラッキング案内溝(プリグループ)を用
いたプシュプルトラッキングループと、トラック中心か
ら左右に振り分けた1対のプリビット(プリウォブルマ
ーク)を用いたウォブリングループとを複合した2重サ
ーボ構造となっており、プシュプルループで発生を余儀
なくされるオフセットをウォブリングループが抑圧せし
める構成となっていた。しかし、プリグループによるト
ラッキング信号の中心、即ちプシュプル・エラー信号の
中心部と、実際に読出すべきプリビットされたデータの
中心、即ちウォブリング・エラー信号の中心とが一致し
ない場合についての配慮がなされておらず、隣接する案
内溝間の平坦な領域にユーザデータビットを記録する溝
間記録を行なう場合、問題があった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】コンポジット・トラッ
クウォブリング方式を用いて溝間記録を行なう場合の問
題点につき、図9と図10を用いて説明する。 【0005】コンポジットプリウォブリング方式で溝間
記録を行なうときのトラック構造の一例を図9(a)に
示す。すなわち隣接する案内溝1,1′の間に1対のプ
リウォーブルマーク2a,2bが間欠的に設けられてい
る。6は、アドレス情報などを表わすために予め設けら
れたプリフォーマットビットである。図9(a)のよう
な構造のディスクをカッティングするために考案されて
いる原盤レーザ記録装置(原盤カッティング装置)の一
例を図10に示す。溝間記録方式の場合には、レーザ源
139からのレーザビーム140をハーフミラー又はハ
ーフプリズム等の光ビーム分離手段によって案内溝カッ
ティング用ビーム145とプリウォーブルピットカッテ
ィング用ビーム144に分け、2ビームでディスク原盤
110に塗布されたホトレジスト層を露光することによ
り、カッティングを行なう。プリウォブリングピット用
のビーム144は、AO変調器146で強度変調を行な
うとともに、AO偏向器147でウォーブルマークの中
心7に対して左右に所定量だけビームを偏向させて、1
対のプリウォーブルビット2a,2bを間欠的に形成さ
せる。このようなカッティング方式は、案内溝1とウォ
ーブルビット2は別々のビームでカッティングするもの
であった。 【0006】しかし、図10の様なカッティング方式で
は以下のような問題点が生じる。すなわち、図9(a)
において、理想的には1対のプリウォーブルマーク2
a,2bの中心線7は案内溝間の中心線5と一致するは
ずであるが、実際には案内溝1を記録するためのビーム
と、プリウォーブルビットおよびプリフォーマットビッ
トを記録するためのビームとは別々のビームによってカ
ッティングされるので、両ビーム間の距離Dが常にトラ
ックピッチpの1/2と一致する保証はない。したがっ
て、プリウォーブルマークの中心線7と案内溝間の中心
線5の間にズレΔdが生じる。このΔdは図10の装置
において、ボールネジ162のピッチむら等によるトラ
ックピッチpのむらや、ハーフミラー142の設定誤差
および経時変化等によるビーム間隔Dの変動によって発
生する。 【0007】コンポジット・トラックウォブリングトラ
ッキング法では、サーボ系の目標点が、プリウォブリン
グマークの中心線7であり、光スポットは正しくサーボ
が働くと中心線7の上にあることになる。一方、プッシ
ュプルトラッキング系の目標点は案内溝間の中心線5で
あるが、低周波領域ではプリウォブルサーボ系の利得の
方を高く光スポットは中心線5からずれた7の位置にあ
るため、図9(b)のようにブッシュプル動作曲線11
の平衡点5(8)からΔdだけずれた位置10が動作点
となる。プリウォブルトラッキング系は低周波の外乱に
のみ有効であるから、高周波の外乱に対してはプッシュ
プルトラッキング系が動作曲線11によって制御動作を
行なうが、動作点が10であるので正方向へ加わる外乱
に対する動作範囲M1と負方向へ加わる外乱の動作範囲
2が等しくなくなり、図9(b)の場合、正方向の外
乱に対しては動作領域がかなり狭まってしまう。なお、
点線15は、プリウォブルサーボ系の動作曲線を示す。 【0008】したがって、コンポジット・トラックウォ
ブリングによるトラッキング方式で溝間記録を行なうた
めには案内溝間の中心線5とウォブルビットの中心線7
とのズレΔdを極力小さく押えないと、特定方向の外乱
に対してサーボ系が弱くなる。このズレΔdとしては、
実用上0.05μm以下程度の精度が要求されるが、機
械精度などからΔdを0.05μm以下に常に押えこむ
のは非常に困難である。 【0009】本発明の目的は、コンポジット・トラック
ウォブリング方式の優れたビット中心追跡性能を損うこ
となく、プッシュプルエラー信号の中心とウォブリング
・エラー信号の中心との誤差による動作点シフト量を低
減し、安定かつ高精度なトラッキング方式を提供するこ
とにある。 【0010】 【課題を解決するための手段】上記目的は、隣接しあう
2つの案内溝間に、一方の案内溝の中心線から所定量だ
け離れて設けられたビットと他方の案内溝の中心線から
該所定量だけ離れて設けられたピットからなる少くとも
1対のウォブルビットを間欠的に設け、該ウォブルビッ
トからフォブリング誤差信号を得、それによって案内溝
によるプッシュプル誤差信号を補正することにより、達
成される。 【0011】また、案内溝によるプッシュプル誤差信号
を、ウォブルビットによるウォブリング誤差信号で補正
するに際し、該ウォブリング誤差信号を非線形信号と
し、その非線形信号によってプッシュプル誤差信号を補
正することにより達成される。 【0012】 【0013】 【作用】本発明では、第2のトラッキング誤差信号(
ォブリング誤差信号)を非線形信号とし、ウォブリング
サーボ系を非線形(k・Xm)な構成とするので、この
非線形なウォブリング・サーボ系は、プシュプル・サー
ボ系に生じているトラックずれが小さいときには小さ
く、また大きなトラックずれに対しては大きく作用し、
常に一定の許容値内にオフセットを抑圧せしめるように
動作する(図7参照)。 【0014】 【0015】 【実施例】以下、本発明を図面を用いて詳細に説明す
る。 【0016】図1は本発明で用いる記録担体100の一
例を示す平面図である。矢印で示される区域Aは記録領
域を示し、この領域にはスパイラル状又は同心円状にト
ラックが一定のピッチで設けられている。トラックの1
回転は多数の領域121,122,123,…に分割さ
れ、例えば64個の領域に分割されている。これら領域
はセクタと呼ばれ、情報の書き込み、読み出し、あるい
は消去を行なう際の最小単位である。セクタ121,1
22,123…の各々は、プリフォーマットビットが形
成しておくヘッダ領域130と、ユーザが光スポットを
用いて情報を記録するデータ領域131を有する。少く
ともデータ領域132には、案内溝1,1′,1″…が
スパイラル状又は同心円状に多数回転設けられている。
図1では、トラック中心は隣接しあう2つの案内溝1と
1′,1′と1″の間の中心線5に一致し、この中心線
に沿って情報は案内溝間のランド部に記録される。尚、
図では、案内溝1,1′,1″…は、ヘッダ領域130
において一部切断されているが、データ領域132及び
ヘッダ領域130のすべてにわたり連続した切れ目のな
い案内溝としてもよい。各ヘッダ領域130には、隣接
する2つの案内溝1,1′にはさまれて、1対のウォブ
ルビット2a′と2bおよびプリフォーマットビット6
が設けられている。隣接する2つの案内溝1,1′又は
1′,1″にはさまれて設けられる1対のウォブルビッ
ト2a′,2b又は2a″,2b′は、一方の案内溝1
又は1′の中心線から所定量(ウォブル幅)ΔWだけウ
ォブルされて設けられた長円ビット2b又は2b′と、
他方の案内溝1′又は1″の中心線から同じ所定量ΔW
だけウォブルされて設けられた長円ビット2a′又は2
a″とから構成される。1対の長円ビット2a,2b又
は2a′,2b′もしくは2a″,2b″は、原盤カッ
ティング時に案内溝1又は1′もしくは1″を形成する
レーザビームを、案内溝の中心線に対し所定量ΔWだけ
左右にウォブルすることにより形成される。ウォブル幅
ΔWは、トラックピッチである案内溝間隔pの1/2以
下にするのが好ましく、本実施例ではp/4である。プ
リフォーマットビット6,6′は、トラックを識別する
ためのトラックアドレスや当該セクタを指定するための
セクタアドレス等の、当該セクタ内の情報を管理するた
めに必要なアドレス情報及び同期信号であり、これらプ
リフォーマットビット6,6′は、案内溝間のほぼ中心
線に沿って設けられる。プリフォーマットビット6,
6′は、原盤カッティング時には、案内溝及びウォブル
ビットを形成するためのレーザビームとは別のレーザビ
ームによって形成される。記録、再生又は消去のための
光スポット4は、案内溝による回折光から案内溝間の中
心線5を目標とするプッシュプルトラック誤差信号を検
出するとともに、案内溝1の中心線からΔWだけウォブ
ルされた長円ビット2bと案内溝1′の中心線からΔW
だけウォブルされた長円ビット2a′とで構成される一
対のウォブルビットから長円ビット2bと2a′の間の
中心線7を目標とするウォブルトラック誤差信号を検出
し、これらプッシュプルトラック誤差信号とウォブルト
ラック誤差信号とによって案内溝間の中心線に位置づけ
され、案内溝間のランド部にデータビット3の記録、再
生又は消去を行なう。本実施例では、1対のウォルビッ
ト2a′,2b又は2a″,2b′の中心線7又は7′
は、案内溝間隔pの変動等に関係なく、隣接する案内溝
1,1′又は1′,1″の間の中心線5又は5′と実質
上一致するので、プッシュプルトラック誤差信号の目標
点とウォブルトラック誤差信号の目標点とのズレによる
悪影響なく、安定かつ高精度なトラッキングを行なうこ
とができる。 【0017】図1の例では、1対のウォブルトラックピ
ット2a′,2bは、各セクタの先頭を示すセクタマー
クとの兼用で配置されているが、他の位置、例えばセク
タマークとアドレス信号との間、あるいはアドレス信号
等のプリフォーマットビットとデータ領域の間のギャッ
プに配置してもよい。なお、ヘッダ領域に設けられるウ
ォブルピット及びプリフォーマットビットは、記録,再
生又は消去に使用する光スポットの波長に対して、1/
4になる光学的深さ(物理的深さ×ディスク基板の屈折
率)の位相構造(凹凸ビット)とするのが好適である。
また、案内溝は、1/8〜1/4波長深さの位相構造
(プリグループ)とする。 【0018】図2に図1の記録担体100の半径方向断
面図を示す。113はプラスチック等の透明な光ディス
ク基板であり、上述したウォブルビット、プリフォーマ
ットビット及び案内溝を形成したディスク原盤から、レ
プリケーションによって大量複製される。このウォブル
ビット、プリフォーマットビット及び案内溝つき光ディ
スク基板113の表面に、必要に応じて保護層112で
はさみ込まれた所望の記録膜111を形成することによ
り、記録担体100が得られる。記録膜111として
は、記録形態に応じて種々のものが用いられる。例え
ば、穴明け記録の場合、Teを主組成とする例えばTe
SePb膜が用いられ、光磁気記録ではTaFeを主組
成とする例えばTeFeCoの垂直磁化膜が用いられ、
また相変化記録では、例えばTe系の非晶質膜が用いら
れる。更に、ディスク構造としても種々のものがあり、
図示のような片面記録の単板構造や、両面記録の密着粘
合せ構造及びエアーサンドイッチ構造がある。尚、保護
層112は必要に応じて設ければよく、例えば穴明け記
録のエアーサンドイッチ構造では保護層112は保護層
112を設けない方が好適である。 【0019】図3(a)は、図1に示したトラック構成
を記録するレーザ記録装置の一例を示す概略構成図であ
り、ディスク原盤に塗付されたホトレジスト膜に、上述
のウォブルビット、プリフォーマットビット及び案内溝
(プリグループ)を露光する原盤カッティング装置であ
る。図4はその詳細を示すブロック図である。 【0020】レーザ光源39から発光されたレーザビー
ム40はレンズ41を経て、ハーフプリズム等のビーム
スプリッタ42へ入射し、2つのビームに分割される。
その一方のビーム44は音響光学変調器(AOM)46
と音響光学偏向器(AOD)47によって変調、偏向さ
れウォブルビットと案内溝を露光記録するためのビーム
として使用される。一方、ビームスプリッタ42で分岐
された他方のレーザビーム45は音響光学変調器(AO
M)50で変調され、プリフォーマットビットを露光記
録するためのビームとして使用される。AOD47,A
OM50からのビーム44,45は反射鏡48,51に
よって所定の角度をなして対物レンズ(チ光レンズ)4
9に入射され、ディスク原盤110に塗布されたλ/4
(λ;ユーザデータの記録再生用レーザ光の波長)厚さ
のホトレジスト膜にそれぞれスポット44′,45′と
して径方向に沿って所定距離隔てて集光される。ディス
ク原盤110は、モータ63によって回転しており、ま
た送り制御装置61,ボールネジ62によって径方向に
一定速度で送り制御されている。2つの集光されたレー
ザスポット44′と45′間の距離Dは、トラックピッ
チである案内溝間の間隔p(例えば、1.6μm)の2
分の1(例えば0.8μmとなる)に設定されるが、機
械的精度ならびにレーザビーム光路長の差などの要因に
よって誤差が生じる。しかしながら、本実施例では、ウ
ォブルビットと案内溝を同じレーザビーム44で露光記
録し、レーザビーム45はプリフォーマットを露光記録
するためにのみ使用するので、スポット44′と45′
間の距離Dの変動は、案内溝間の中心線5とフォルブル
ビット間の中心線7との位置ずれに何ら影響を与えな
い。また、ボールネジ62のピッチむら等によって、ト
ラックピッチである案内溝間隔pが変動するが、この変
動も案内溝間の中心線5とウォブルビット間の中心線7
との位置ずれに何ら影響を与えない。 【0021】なお、図3(a)における反射鏡43′
は、レーザ光源39からのレーザ光の光路を変更するた
めに設けたものであり、図4のように省略してもよい。
また、ビームスプリッタ42によって分割したレーザビ
ームのうち、いずれを案内溝及びウォブルビットの露光
記録用に使用してもよい。図3(a)ではビームスプリ
ッタ42によって反射されたビームをプリフォーマット
の露光記録用として、透過したビームを案内溝及びウォ
ーブルビットの露光記録用としているに対し、図4で
は、その逆に使用している。 【0022】フオーマッタ52は露光記録すべきフオー
マットを管理している。音響光学変調器(AOM)46
及び50の入力は、数十〜数百メガヘルツの特定の単一
周波数信号であり、その高周波信号の振幅の大きさに比
例してAOMを通過させるレーザの光量が変調される。
したがって、AOM46,50の駆動回路57,58は
フォーマッタ52からの制御信号M,Gを高周波でAM
変調する機能を有する。本実施例では、発振周波数25
0MHzの発振器(OSC)57,58を用いた。一
方、音響光学偏向器(AOD)47の入力は周波数が変
化する高周波信号であり、特定の周波数範囲において、
AODに入力される周波数とAODから出射されるレー
ザビームの偏向角が比例する。したがって、AOD47
の駆動回路60は3つの偏向角のうち、どの偏向角を選
択するかを指示する制御信号、f+,f0,f-によって
発振周波数を変化させる機能を有する。本実施例では、
図3(c)に図示のように、互いに発振周波数の異なる
(実施例では、それぞれ260MHz,250MHz,
240MHzである)3つの発振器(OSC)53,5
4,55と、これら発振器の出力を合成するパワーコン
バイナ56とで構成した。なお、これら発振器としては
安定度の点から水晶発振器を用いるのが好適である。 【0023】次に、図3(b)を用いて、制御信号f
+,f0,f-,M,Gのタイミングの関係を説明する。
信号f+はウォーブルピット2a,2a′,2a″…を
形成するために必要な偏向角に対応する発振周波数を有
する発振器53の起動を指令する信号であり、同様に信
号f0は案内溝1,1′,1″…形成するために用いら
れる発振器54を、信号f-はウォーブルピット2b,
2b′,2b″…を形成するために用いられる発振器5
5をそれぞれ制御する信号である。一方、音響光学変調
器(AOM)46を制御する信号Mは、波高値がAOM
46から得られるレーザビームの強度、すなわちビット
の深さに対応し、案内溝部ではウォーブルピット部より
も波高値は小さい。これは、1/4深さのウォブルピッ
トと、λ/8深さの案内溝を形成する為である。また、
プリフォーマットピット5,6′…形成するためのレー
ザビーム45を変調するための制御信号Gも同様に波高
値がビーム強度に対応する。本実施例では、λ/4深さ
のプリフォーマットピットを形成する。以上5つの制御
信号は図3(b)に示されるタイミング関係とすること
により図1のようなトラック構造を有するディスク原盤
が得られる。すなわち、案内溝1,1′,1″…の中心
線に対し左側にウォブルするときには、フォーマッタ5
2から信号f+を出力し、260MHzの高周波発振器
53の出力を得、パワーコンパイナ56を経由して音響
光学偏向器(AOD)47を駆動し、レーザスポット4
4′が案内溝1の中心線に対しウォブル幅ΔWだけ左側
に集光するように設定し、また、フォーマッタ52から
パルス信号Mを出力することによって、高周波発振器5
7から250MHzの高周波が出力し、音響光学偏調器
(AOM)46はレーザビーム44を信号Mのパルス期
間のみ通過させ、ウォブルピット(左側ウォブルマー
ク)2a,2a′,2a″…が露光記録される。同様
に、案内溝1,1′,1″,…を露光する場合には、フ
ォーマッタ52から信号f0を出力し、発振器54を駆
動し、案内溝の中心線に対し右側にウォブルするとき
は、フォーマッタ52からの信号f-によって発振器5
6を駆動し、信号Mによって音響光学変調器(AOM)
46のオン・オフ動作を行ない、また、フォーマッタ5
2からの信号Gを高周波発振器58に与えることによっ
て、もう一方の音響光学変調器(AOM)50でレーザ
ビーム45を遮断または通過状態にし、プリフォーマッ
タ6,6′…を露光記録することができる。 【0024】本実施例では、ウォーブル幅ΔWをP/4
としているため、ウォブリングトラッキング信号の感度
が高く、良好なトラッキング信号が得られる。 【0025】なお、実施例では、変調器としては音響光
学変調器を用いたが、電気光学変調器(EOM)など他
の変調器の使用も当然可能である。また、ウォーブルマ
ークは2a,2bの1つづつの長円ピットで形成したが
各々を複数個づつで1個のプリウォーブルマークとする
ことは、トラックエラー信号をより確実に検出するため
に有効である。さらに、本実施例で、ウォーブルマーク
部では案内溝を中断させたが、制御信号f0,Mを適当
に変更すれば、ウォーブルマーク部でも案内溝を、切れ
目のない連続したものとすることも可能である。 【0026】なお、図3の装置によって露光記録された
ウォブルピット、案内溝及びプリフォーマットピット
は、その部分を現象で溶出して形成せしめ、例えば、ニ
ッケル電鋳メッキすることでスタンパとし、レプリケー
ションによってウォブルピット1案内溝(プリグルー
プ)及びプリフォーマットビットつき光ディスク基板と
し大量補製され、その表面に所望の記録膜を形成して図
1の記録担体が得られる。 【0027】図5は、本発明のトラッキング方式を実施
する記録再生装置の一例を示す構成図であり、図1の記
録担体(光ディスク)を用いた光ディスク装置である。 【0028】半導体レーザ20からのレーザビーム21
は、レンズ22により平行光となり、ハーフミラー等の
ビームスプリッタ23で反射され対物レンズ24によっ
て光ディスク100のプリグループ1と1′の中間ラン
ド部に光スポット4として集光し、その反射光は、ビー
ムスプリッタ23を透過し、プリズム25およびレンズ
26によってディテクタ27の受光面A,B,Cにそれ
ぞれ集光される。ディテクタ27の受光面AとBには、
プリグループによる回折分布が受光されており、差動減
算器28で差動をとることにより、プシュブル・トラッ
クエラー信号11となる。つまの、光スポット4がプリ
グループ間のランド部にある場合、光スポットは2つの
プリグループ1,1′にまたがって広がり、受光面Aと
Bには回折による干渉パターンが受光されている。光ス
ポット4が溝間の中心線5と一致している場合には、こ
の干渉パターンは中心線5に対して対称であるが、中心
線5からずれると干渉パターンの対称性がくずれるの
で、受光面AとBの差動出力が零でなくなり、トラック
誤差が検出できる。一方、ディテクタ27の受光面A,
B,Cの総和、即ち、ディスク面からの反射総光量を加
算器29によって検出し、タイミング回路30によって
ウォブルピットを分離・判別し、それぞれのピット2
a′,2bの波高値をサンプルホールド回路31に記憶
し、減算回路32によって、ウォブルピットの前段波高
値と後段ピット波高値との差動をとり、30Hzのロー
パスフィルタ33を経由し、ウォブリング・トラックエ
ラー信号15を得る。 【0029】ウォブルマーク(ウォブルピット)2
a′,2bによるトラッキングエラーの検出法を図6を
用いて説明する。図には、光スポット4が図示のbのよ
うに、ウォブルピット2a′,2b間の中心線上を正し
くトレースした場合と、進行方向左側にずれてaをトレ
ースした場合の光検出器が受ける総信号光量の変化をそ
れぞれ実線、破線で示す。光スポット4がウォブルピッ
ト2a′,2bの中心線5上を正しくトレースすると、
光スポットはウォブルピット2a′,2bとも等しくか
かるため、総信号光量は実線bのように、ピット2
a′,2bをそれぞれを通過する際に同じ量だけ減少す
る。一方、光スポット4が左側にずれてaの様にトレー
スすると、ピット2a′には大きく光スポットがかかる
ため、ピット2a′上を通過する時には信号光量が大き
く低下するが、反対にピット2bについては変化が小さ
く、したがってピット2a′と2bで信号光量に差Δε
を生じる。このΔεは光スポットが反対側の0にずれる
と、その符号は反転する。すなわち、Δεが光スポット
4のトラックずれ量に対応することになる。このΔεは
総光量信号だけから得られるのでオフセット成分の影響
を受けず、常に、光スポット4のウォブルピットの中心
5からの正しいズレ量を表わす。したがって、トラック
一周にこのようなウォブルピット2a′,2bを数十ヵ
所程度設けることにより、トラッキング信号の低周波成
分について正確な信号が得られる。プッシュプルトラッ
クキングで発生するオフセット成分の大部分は低周波成
分であるので、案内溝1,1′から得られるプッシュプ
ルトラッキング信号とウォブルマーク2a′,2bから
得られるウォブルトラッキング信号の両者を組みあわ
せ、低周波領域ではプリウォブル信号の比率を高めるよ
うに制御系を構成することにより、プッシュブル法のオ
フセット成分の影響を受けずに安定なトラッキングを行
なうことができる。 【0030】従って、加算回路35によって、プッシュ
プルトラック誤差信号11とウォブルトラック誤差信号
15とを加算して、プッシュプルサーボ系と、ウォブル
サーボ系との複合トラック誤差信号17を得て、位相補
償回路36,増幅器37を経て、レンズアクチュエータ
38を駆動せしめ、トラックの追跡動作を行なう。本実
施例によれば、ウォブルピット2a′,2bの中心線7
が案内溝1,1′間の中心線5と実質上一致するので、
プッシュプルトラック誤差信号11の目標点と、ウォブ
ルトラック誤差信号15の目標点との誤差による悪影響
なく、安定かつ高精度なトラッキングを行ないながら、
案内溝間のランド部にデータピット3を記録、再生する
ことができる。なお、データピット3は、例えば穴明け
記録の場合、記録すべき情報に応じて強度変調された光
スポット4を記録膜111に照射し、該記録膜の温度を
局部的に上昇させてその部分の記録膜を溶融、蒸発させ
ることにより記録される。また、光磁気記録の場合は、
記録膜の温度を局部的に上昇させて磁化を局所的に消失
せしめ、その部分にその周囲の磁化方向と逆方向の磁場
を外部(例えば、ディスク100をはさんでレンズ24
に対して設けられた電磁石)より印加して、高出力の光
によって照射された部分だけに逆向きの磁化をもつ領域
を形成して記録される。 【0031】上記の実施例では、隣接する2つの案内溝
間に間欠的に設けられる1対のウォブルピットを、一方
の案内溝の中心線から所定量だけウォブルされたピット
と他方の案内溝の中心線から同じ所定量だけウォブルさ
れたピットとで構成し、該1対のウォブルピットによっ
て、その中心線を目標とするウォブルトラック誤差信号
を検出することによって、プッシュプルサーボ系の動作
点シフトを抑える場合について説明したが、本発明はこ
れに限らず、電気回路的にプッシュプルサーボ系の動作
点シフトを抑えることもできる。その実施例について以
下説明する。 【0032】図7は、その動作原理を説明する図であ
り、プリグループ1と1′との中間位置、即ちランド中
心5と、溝間ランド記録における2ビーム原盤カッティ
ング時のビーム間距離Dの精度不良によって、プリフォ
ーマットビット6の中心線7(図9(a)におけるウォ
ブルピット2a,2bの中心線)との間で誤差Δdが生
じている状態(図7−e)のディスクを使用した際に、
プリグループによるプシュプル・トラックエラー信号
(図7−a)、ウォブルマークによるウォブリング・ト
ラックエラー信号(図7−b)、非線形に修正したウォ
プリング・トラックエラー信号(図7−c)ならびにプ
ッシュプル・トラックエラーとウォプリング・トラック
エラーとを複合した際の500Hz以上の高周波域にお
ける複合トラックエラー信号(図7−d)を示す。偏心
な傾きによるオフセットがない状態におけるプシュプル
・トラックエラー信号は、通常プリグループ1と1′と
を結ぶS字曲線11となっており、そのトラッキング目
標点8は、ランド中心(溝間の中心線)5と一致してい
る。また、ウォプリング・トラックエラーのS字曲線1
5のトラッキング目標点9は、プリフォーマットピット
6の中心線7を示しており、従来のコンポジット・トラ
ッキング法では原理的にこの目標点9の方へプシュプル
目標点8をシフトさせ、新たな目標点10を得ることに
なる。しかし、このように目標点がシフトすることは、
シフト量13をベースとする新たなプッシュプル・トラ
ックエラーのS字曲線12となってしまい、上方向のS
字に対する余裕14が小さくなっていまい、プリピット
中心を正確にトラッキングする反面でサーボ系の安定度
が不足してしまうことになる。そこで、ウォプリング・
トラックエラのS字曲線を任意関数発生回路(実施例で
は2乗関数)によって非線形S字曲線16に変換し、該
非線形S字曲線をもって、プッシュプル・トラックエラ
ー信号のS字曲線と複合せしめることによって、シフト
量13′が比較的少く、トラッキング余裕14′の大き
な複合トラッキングエラー信号17′を得、トラッキン
グ目標を18とするトラッキング動作が行なわれる。 【0033】図8は、本発明のトラッキング方式を実施
する記録再生装置の一実施例を示す構成図であり、例え
ば図9に示したようなカッティング装置によって形成さ
れ、案内溝間の中心線5とウォブルピットの中心線7と
に位置ずれがある光ディスクを用いても、その位置ずれ
によるプッシュプルサーボ系の動作シフトを低減し、安
定かつ高精度なトラッキングを行ないながら、案内溝間
のランド部にデータピットを記録、再生することができ
る光ディスク装置である。本実施例の装層は、図4の装
置において、LPF33と加算器35の間に任意関数発
生回路34を挿入し、ウォブルトラック誤差信号15を
非線形信号(実施例では2乗関数信号)16に変形した
ものである。即ち、図10の如き装置によって形成され
たトラック構造を有する光ディスクを用いた場合、ウォ
ブルピット2a,2bから得られるウォブルトラックエ
ラー信号15は、ランド部のブリフォーマットピット6
の中心を示しているが、プリグループ1と1′の中間位
置との誤差がある場合のプシュプル系動作点シフト量を
抑えるために、任意関数発生回路34によって非線形
(実施例では2乗関数)信号16に変形し(図7−
c)、加算回路35によって、プッシュプル系とウォブ
リング系と複合エラー信号17′(図7−d)となり、
位相補償回路36,増幅器37を経て、レンズアクチュ
ーエータ38を微動せしめ、トラックの追跡動作を行な
う。 【0034】本実施例によれば、プッシュプル・トラッ
クエラー信号の中心点とウォプリング・トラックエラー
信号の中心点とが誤差をもっている場合においても(実
施例では、0.07μm〜0.1μm)プシュプル・サー
ボ系の動作点シフトが抑えられ、コンポジット・トラッ
クウォブリング方式のトラッキング制御の安定化に効果
がある。 【0035】 【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、コンポ
ジット・トラックウォブリング方式の優れたトラック中
心追跡性能を損うことなく、プッシュプルトラック誤差
信号の中心とウォブルトラック誤差信号の中心との誤差
による動作点シフトを低減し、安定かつ高精度なトラッ
キング追跡を実現できる。 【0036】特に、本発明の第1の特徴によれば、案内
溝とウォブルピットを同一のビームで原盤カッティング
することができ、溝間記録用のコンポジットウォブリン
グラッキング方式用のディスクがカッティング装置の機
械精度を上げることなく容易かつ精度よくカッティング
することができる。その結果、ディスクの生産性向上が
はかれる。 【0037】また、本発明の第2の特徴によれば、溝間
ランド記録方式の原盤カッティング時におけるビーム間
精度が悪い場合においても、コンポジット・トラックウ
ォブリング法によるトラッキング方式が使用可能とな
り、原盤作成時の大幅な歩止り向上の効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明で用いる記録担体の一例を示す平面図。 【図2】本発明で用いる記録担体の一例を示す断面図。 【図3】図1の示した記録担体のトラック構造を形成す
るためのレーザ記録装置の構成及びその動作を説明する
図。 【図4】図1の示した記録担体のトラック構造を形成す
るためのレーザ記録装置の構成及びその動作を説明する
図。 【図5】本発明のトラッキング方式を実施する記録再生
装置の一例を示す構成図。 【図6】ウォブルピットによるトラッキングエラー信号
の検出法を説明するための図。 【図7】本発明の他のトラッキング方式の動作原理を説
明するための図。 【図8】それを実施する記録再生装置の一例を示す構成
図。 【図9】従来のコンポジット・トラックウォブルトラッ
キング方式の問題点を説明するための図。 【図10】従来のコンポジット・トラックウォブルトラ
ッキング方式の問題点を説明するための図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福井 幸夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株 式会社日立製作所家電研究所内 (56)参考文献 特開 昭59−38939(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.円形ディスク状記憶担体の情報層に回転方向に沿っ
    て複数回転の案内溝を設けておくと共に、隣接しあう2
    つの上記案内溝間に少なくとも1対のウォブルピットを
    間歇的に設けておき、該記録担体に光スポットを照射
    し、上記案内溝によって回折された上記スポットの反射
    光から第1のトラッキング誤差信号を検出し、上記ウォ
    ブルビットを上記スポットが通過する時の反射光から第
    2のトラッキング誤差信号を検出し、該第2のトラッキ
    ング誤差信号を信号量の小さな領域において抑圧した非
    線形信号とし、その非線形信号上記第1のトラッキン
    グ誤差信号とを複合し、その複合された信号によって上
    記光スポットが上記案内溝の間に情報を記録しまたは再
    生するようトラッキング制御を行うことを特徴とするト
    ラッキング方法。2. その情報層に回転方向に沿って複数回転の案内溝
    と、隣接しあう2つの上記案内溝間に少なくとも1対の
    ウォブルピットが間歇的に設けられた円形ディスク状記
    憶担体を用い、 光スポットが照射されて上記案内溝によって回折された
    反射光から第1のトラッキング誤差信号を検出し、上記
    ウォブルビットを上記スポットが通過する時の反射光か
    ら第2のトラッキング誤差信号を検出する誤差検出回路
    と、 該第2のトラッキング誤差信号を信号量の小さな領域に
    おいて抑圧した非線形信号とする任意関数発生回路と、 上記任意関数発生回路の出力信号と上記第1のトラッキ
    ング誤差信号とを複合せしめる複合回路と、 上記補正回路の出力信号によって上記光スポットが上記
    案内溝の間に情報を記録しまたは再生するようトラッキ
    ング制御を行うアクチュエータとを具備することを特徴
    とする光ディスク装置。
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