JP2711256B2 - サポート付きインターコネクターに付随するフィルムの剥離装置 - Google Patents

サポート付きインターコネクターに付随するフィルムの剥離装置

Info

Publication number
JP2711256B2
JP2711256B2 JP33564091A JP33564091A JP2711256B2 JP 2711256 B2 JP2711256 B2 JP 2711256B2 JP 33564091 A JP33564091 A JP 33564091A JP 33564091 A JP33564091 A JP 33564091A JP 2711256 B2 JP2711256 B2 JP 2711256B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
film
connector
interconnector
peeling device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP33564091A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05144535A (ja
Inventor
富美男 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Polymer Co Ltd filed Critical Shin Etsu Polymer Co Ltd
Priority to JP33564091A priority Critical patent/JP2711256B2/ja
Publication of JPH05144535A publication Critical patent/JPH05144535A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2711256B2 publication Critical patent/JP2711256B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サポート付きインター
コネクターに付随されたキャリヤフィルム(以下フィル
ムという)を自動的に剥離する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】サポート付きインターコネクター(以下
サポート付きコネクターという)は、導電層と絶縁層を
交互に積み重ねたインターコネクター(以下コネクター
という)などの異方導電性コネクターを、接着剤を介し
て絶縁性のサポート層例えばシリコーンゴム層と加熱接
着加硫したものである。このサポート層はかた伸びや歪
みを生じないようにするため通常ポリエステル、ポリカ
ーボネートなどからなるフィルムに担持されている。コ
ネクターにサポートを加熱接着加硫するにあたってはフ
ィルムを剥離する必要があるが、従来はもっぱら人手に
よっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら製造直後
のサポート付きコネクターは約100〜130℃と高温
であるから、製造サイクルに合わせて人手でフィルムを
剥離することは困難で能率があがらず、一人の作業員で
400枚/日処理するのが限度であり、またこの作業は
作業者の負担が大きく、安定した連続作業を行うことは
困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる従来の
人手による作業を自動化し、生産効率を向上させること
によって前記課題を解決するもので、これは供給コンベ
アーで送られてくるフィルムを付随させたサポート付き
インターコネクターを通過させるための一対の先細案内
金具、通過してきたサポート付きインターコネクターが
当接したとき供給コンベアーを停止させるストッパー、
停止したサポート付きインターコネクターの先端部のフ
ィルムを吸着してサポート付きインターコネクターより
剥離する吸引パッド、剥離されたフィルムを折り返させ
る折り返し金具、折り返されたフィルムを把持して引っ
張る引っ張り金具およびフィルムを剥離されたサポート
付きコネクターを挟んで固定する一対の先細固定金具と
を備えたことを特徴とするサポート付きインターコネク
ターに付随するフィルムの剥離装置を要旨とするもので
ある。
【0005】以下図によって本発明を説明する。図1
(a)は本発明の装置によってフィルムを剥離されるサ
ポート付きコネクター1の一例を示す断面図であって、
導電層2、絶縁層3を交互に積み重ねたコネクター4を
挟んで、シリコーンゴム等よりなるサポート5が接着剤
層(図示せず)を介して接着しており、このサポートに
は外側にポリエステル等よりなるフィルム6が付随して
いる。図1(b)は本発明の剥離装置の要点を示すもの
で、7はフィルム6が付随したサポート付きコネクター
1を本発明の剥離装置に供給する供給コンベアー、8は
好ましくは対向平行面を有する一対の先細案内金具、9
は一対の先細固定金具、10は一対の吸引パッド、11
はストッパー、12は折り返し金具、13は一対の引っ
張り金具、14は光センサー、15は取り出しアーム、
16は排出コンベアー、17はストック部である。
【0006】
【作用】つぎに本発明の剥離装置の導入、剥離、排出の
3工程を図2(a),(b),(c)によって説明す
る。 (イ)導入工程 図2(a)に示すように、フィルム(厚さ0.1mm)
6が付随したサポート付きコネクター(厚さ5.8m
m、したがってフィルムが付随したときの厚さは6.0
mmとなる)1は、供給コンベアー7によってまず先細
案内金具8の平行面間に供給される。平行面間を通過し
たサポート付きコネクター1の先端が、進行線上にある
ストッパー11に当接すると、ストッパー11内のセン
サにより供給コンベアー7が停止すると同時に、一対の
吸引パッド10が停止したサポート付きコネクター1の
先端部に近接してこれを吸着し、ストッパー11は進行
線上より退避する。
【0007】(ロ)剥離工程 図2(b)に示すように、吸引パッド10が上、下に後
退してサポート付きコネクター1の先端部のフィルム6
を5〜10mm剥離すると同時に、折り返し金具12が
前進し、剥離したフィルム6の先端にその斜面がつき当
たりこれを折り返し始めると吸引パッド10は吸引を解
除し上、下に退避する。するとこの折り返されたフィル
ム6の先端を一対の引っ張り金具13が10〜15mm
の長さだけ把持して後退する。他方吸引パッド10が吸
引を解除するとこのときのセンサーよりの信号により先
細固定金具9が上、下からコネクター4に近接して所定
位置に静止する。この場合先細案内金具8、先細固定金
具9の相互位置は、図1(c)に示すように、先細案内
金具8の平行面間の間隔P1 =6.05mm,先細固定
金具9の先端間の間隔P2 はサポート付きコネクター1
の厚さと同じか若干大きくすればよいので、5.9mm
とする。先細固定金具9は、引っ張り金具13がフィル
ム6を把持して後退するとき、フィルム6がサポート付
きコネクター1と共に前進するのを抑え、サポート付き
コネクターより完全に剥離するためのものである。この
静止を受けて引っ張り金具13が後退し、フィルム6を
サポート付きコネクター1より剥離してゆく。この間先
細固定金具9はフィルム6がサポート付きコネクター1
と共に前進するのを妨げ、サポート付きコネクター1よ
り完全に剥離するのを助ける役目をする。
【0008】(ハ)排出工程 フィルム6をサポート付きコネクター1から剥離してゆ
くと、その反作用でサポート付きコネクター1は先細固
定金具9の間隙を通過して前進し始めるが、この通過を
光センサー14が検知し、図2(c)に示すように、折
り返し金具13を進行線上より退避させ、取りだしアー
ム15が前進して、フィルム6が剥離されつつあるサポ
ート付きコネクター1の先端を把持して引っ張り、完全
にフィルム6を剥離し、排出コンベアー16に載せ、サ
ポート付きコネクター1をストック部17に収納する。
これで工程が一巡し、剥離装置は初めの状態にもどり同
じ工程を繰り返す。以上の各工程はすべて自動的に行わ
れる。本発明の装置で付随したフィルムを剥離できるサ
ポート付きコネクターは、先細案内金具、先細固定金具
の間隔を調整することにより厚さには影響されず、通常
1.0〜6.0mmの範囲であればよく、また剥離でき
るフィルムは、破断時の伸びが100〜200%であれ
ばポリエステルに限らず一般のプラスチツクでもよい。
【0009】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明の装置
は、従来人手によっていたサポート付きコネクターに付
随させたフィルムの剥離を全く人手によらず自動的に行
い、作業効率は約2倍に向上し、1人の作業者で900
枚/日剥離できる。したがってサポート付きコネクター
の製造装置と組み合わせれば完全な無人運転が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はフィルムを付随させたサポート付きコ
ネクターの断面図、(b)は本発明の剥離装置の説明
図、(c)は先細案内金具と先細固定金具の間の相互位
置説明図である。
【図2】(a),(b),(c)は本発明の剥離装置の
工程説明図である。
【符号の説明】
1 サポート付きコネクター 2 導電層 3 絶縁層 4 コネクター 5 サポート 6 フィルム 7 供給コンベアー 8 先細案内金具 9 先細固定金具 10 吸引パッド 11 ストッパー 12 折り返し金具 13 引っ張り金具 14 光センサー 15 取り出しアーム 16 排出コンベアー 17 ストック部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給コンベアーで送られてくるフィルム
    を付随させたサポート付きインターコネクターを通過さ
    せるための一対の先細案内金具、通過してきたサポート
    付きインターコネクターが当接したとき供給コンベアー
    を停止させるストッパー、停止したサポート付きインタ
    ーコネクターの先端部のフィルムを吸着してサポート付
    きインターコネクターより剥離する吸引パッド、剥離さ
    れたフィルムを折り返させる折り返し金具、折り返され
    たフィルムを把持して引っ張る引っ張り金具およびフィ
    ルムを剥離されたサポート付きコネクターを挟んで固定
    する一対の先細固定金具とを備えたことを特徴とするサ
    ポート付きインターコネクターに付随するフィルムの剥
    離装置。
JP33564091A 1991-11-25 1991-11-25 サポート付きインターコネクターに付随するフィルムの剥離装置 Expired - Fee Related JP2711256B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33564091A JP2711256B2 (ja) 1991-11-25 1991-11-25 サポート付きインターコネクターに付随するフィルムの剥離装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33564091A JP2711256B2 (ja) 1991-11-25 1991-11-25 サポート付きインターコネクターに付随するフィルムの剥離装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05144535A JPH05144535A (ja) 1993-06-11
JP2711256B2 true JP2711256B2 (ja) 1998-02-10

Family

ID=18290862

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33564091A Expired - Fee Related JP2711256B2 (ja) 1991-11-25 1991-11-25 サポート付きインターコネクターに付随するフィルムの剥離装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2711256B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05144535A (ja) 1993-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4255433B2 (ja) 枚葉体の貼合せ方法およびこれを用いた装置
JP4514829B2 (ja) 作業装置、粘着テープ貼付装置およびテープ部材の追加方法
JPH05507585A (ja) 半導体ウェーハ用の乾燥膜レジスト搬送・積層システム
JP2007078978A (ja) 枚葉体からのセパレータ剥離方法および積層光学フィルムの製造方法並びにこれらを用いた製造装置
JP3595125B2 (ja) 貼着物の貼着装置
JP2017191810A (ja) 保護テープの剥離方法
JP2711256B2 (ja) サポート付きインターコネクターに付随するフィルムの剥離装置
CN111433145B (zh) 薄膜构件粘贴装置以及薄膜构件粘贴方法
JP3588273B2 (ja) フィルム貼付方法
JP4583920B2 (ja) テープ剥離方法と装置
KR100268760B1 (ko) 플렉시블볼그리드어레이회로기판의제조장치
JP2720244B2 (ja) 積層方法
JP2004250153A (ja) シート状フィルムの貼付方法及び貼付装置
JPH0925046A (ja) 両面粘着テープの粘着剤層の転写方法及び装置
JPH04154109A (ja) 保護テープ剥離装置及び保護テープ剥離方法
JPS62269839A (ja) 帯状連接体の巻取方法及びその巻取装置
JP6081642B1 (ja) ラベル剥離装置及びラベル剥離・貼付装置
JP5203856B2 (ja) シート剥離装置及び剥離方法
JP2842346B2 (ja) シート状接着材貼り付け装置及び貼り付け方法
JP2004235394A (ja) チップ部品分離方法及び装置
JP2610148B2 (ja) 粘着シートの巻取方法
JPS62167177A (ja) カバ−シ−トの剥離装置
JP2010118442A (ja) シート剥離装置及び剥離方法
JPH0459560A (ja) 離型紙付接着テープの接着剤剥離方法及び離型紙付接着テープの接着剤貼付装置
JPH10120283A (ja) 掴み代付ライナ被覆両面粘着テ−プ供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees