JP2610148B2 - 粘着シートの巻取方法 - Google Patents

粘着シートの巻取方法

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JP2610148B2
JP2610148B2 JP62323870A JP32387087A JP2610148B2 JP 2610148 B2 JP2610148 B2 JP 2610148B2 JP 62323870 A JP62323870 A JP 62323870A JP 32387087 A JP32387087 A JP 32387087A JP 2610148 B2 JP2610148 B2 JP 2610148B2
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JP
Japan
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winding
adhesive sheet
sheet
pressure
sensitive adhesive
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正彦 相馬
正和 杉木
弘 後藤
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、粘着シートの巻取方法に関し、更に詳し
くは粘着シートの巻取開始時の自動巻込み信頼性を向上
させる粘着シートの巻取方法に関するものである。
〔従来技術〕
従来、ゴムシートなどの連続する粘着性シートは、シ
ート生産工程でいったんロール状に巻取られ、次のタイ
ヤ生産工程などに供するとき、そのロールからシート出
しするようにしている。しかし、シート生産工程で粘着
シートを巻取りセルに単独で直接巻き上げてしまうと、
粘着シート同士が粘着して次工程におけるシート出しが
円滑に行えなくなる。
このようなシート出しにおける問題を解決するため、
一般にシートの巻取工程では粘着シートに剥離性の布ラ
イナーを介在させて巻取るようにしている。
本出願人は、上述した粘着シートの巻取装置における
巻取開始の自動巻込みとして、コンベヤーベルトで移送
しつつある粘着シートの巻取開始端上面に、布ライナー
の巻取開始端を巻取りセルに巻き上げた状態で接圧する
ことにより、布ライナーに粘着シートを接着させて自動
巻込みする装置を提案した(特開昭58−104857号公
報)。しかし、コンベヤー上の粘着シートは、巻取りセ
ルの自重や、ゴムシートのタックオーバーにより、コン
ベヤーベルトとの密着が発生して布ライナー側に接着し
にくなっているため、自動巻込みが円滑に行われず、信
頼性が悪いという問題があった。
〔発明が解決しようとする手段〕
この発明の目的は、上述した従来の問題を解消し、巻
取開始時の自動巻込みを円滑に行えるようにする粘着シ
ートの巻取方法を提供することにある。
〔発明の構成〕
上記目的を達成する本発明は、粘着シートをコンベヤ
ーで移送しつつ、該粘着シートの片面に布ライナーを連
続供給して積層しながらロール状に巻き上げる粘着シー
トの巻取方法において、前記布ライナーの巻取開始端に
該布ライナーと実質的に同一幅のプラスチックシートを
接続し、該プラチックシートに前記粘着シートの巻取開
始端を接着させて巻取りを開始するようにしたことを特
徴とするものである。
このように、布ライナーの巻取開始端にプラスチック
シートを接続しておき、このプラスチックシートの密着
力を利用することにより、粘着シートの巻取開始端を接
着するので、粘着シートとコンベヤーベルトとの間に密
着が発生していても、確実に巻取りを開始することがで
きる。
〔発明の実施の形態〕
第1図は本発明に使用される布ライナーの巻取開始端
を示し、第2図は本発明が適用される粘着シートの巻取
装置の概略を示すものである。
第1図に示すように、本発明に使用される布ライナー
1は、セル2にロール状に巻き上げられており、そのシ
ート出しした巻取開始端にプラスチックシート3が布ラ
イナー1の幅Hと実質的に同一幅で、縫い付け等により
接続されている。プラスチックシートの3の長さは特に
限定されないが、この実施形態では2m、厚さは0.2mm〜
1.5mm程度のものが使用される。
第2図に示すように、粘着シートの巻取装置では、上
述のように、セル2にロール状に巻き上げられた布ライ
ナー1は、粘着シートWを搬送する搬送コンベヤー6の
上方に設置されている。粘着シートWの巻取開始に当た
っては、先ず布ライナー1の巻取開始端に接続したプラ
スチックシート3をライナーエッジ検出器4を通して巻
出し、その先端側を巻取りセル5に巻付ける。
そのまま、プラスチックシート3を巻取りセル5に巻
き続け、継ぎ目から所定長さl(例えば約30cm)を残し
た時点で、巻取りを停止する。次いで、搬送コンベヤー
6により粘着シートWを送り込み、図示しないセンサー
からの信号により、その巻取開始端が巻取りセル5の下
方に接近すると、巻取りセル5を破線で示すように下降
させて、その巻取りセル5上のプラスチックシート3を
搬送コンベヤー6上の粘着シートWの上面に押圧するこ
とにより接着させる。
プラスチックシート3は、粘着シートWに対する密着
性(粘着性)が非常に大きいので、搬送コンベヤー6上
の粘着シートWの巻取開始端は搬送コンベヤー6の表面
から離れてプラスチックシート3側に接着した状態にな
って自動的にセル5側に巻取られる。引き続いて布ライ
ナー1が粘着シートWに積層される状態になって巻取り
セル5に巻き上げられるようになる。
なお、本発明において、プラスチックシート3は、布
ライナー1の巻取開始端に取り付けられることが必要条
件であるが、必要により巻取終端側にも同じ長さのプラ
スチックシート3を接合するようにしても良い。このよ
うにすることにより、粘着シートWの巻取終端の巻取り
セル5への巻上げも円滑に行えるようにすることができ
る。
〔発明の効果〕
上述のように、本発明では布ライナーの巻取開始端に
実質的に同一幅のプラスチックシートを接続し、このプ
ラスチックシートに粘着シートの巻取開始端を接着させ
るようにしたので、粘着シートの巻取開始端を搬送コン
ベヤーから巻取りセル側に確実に移し替えて円滑な巻取
り開始を行うことができる。
さらに、次のような効果を奏することができる。
(a).作業者が介在することなく粘着シートを自動的
に巻込むことが出来、作業能率を著しく向上出来る。
(b).布ライナーを確実に積層させることができるの
で、粘着シートに皺の発生を少なくすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明において使用するロール状に巻き上げら
れた布ライナーの斜視図、第2図は本発明が適用される
巻取装置を示す概略図である。 1……布ライナー、2……セル 3……プラスチックシート、5……巻取りセル 6……搬送コンベヤー、W……粘着シート

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粘着シートをコンベヤーで移送しつつ、該
    粘着シートの片面に布ライナーを連続供給して積層しな
    がらロール状に巻き上げる粘着シートの巻取方法におい
    て、前記布ライナーの巻取開始端に該布ライナーと実質
    的に同一幅のプラスチックシートを接続し、該プラスチ
    ックシートに前記粘着シートの巻取開始端を接着させて
    巻取りを開始するようにする粘着シートの巻取方法。
  2. 【請求項2】前記布ライナーの巻取終端に該布ライナー
    と実質的に同一幅のプラスチックシートを接続する特許
    請求の範囲第1項記載の粘着シートの巻取方法。
JP62323870A 1987-12-23 1987-12-23 粘着シートの巻取方法 Expired - Lifetime JP2610148B2 (ja)

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