JPH01167140A - 粘着シートの巻取方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、粘着シート用巻取りライナーに係わり、更
に詳しくは粘着シートの自動巻込みの信頼性を向上させ
た粘着シート用巻取りライナーの改良に関するものであ
る。

〔従来技術〕

従来、粘着シート用の巻取りライナーとしては、例えば
布ライナーや、ポリエチレンライナー等が使用されてお
り、これらのライナーは、先端から後端まで同一の材質
の物が使用されている。

ポリエチレンライナーは、エッヂテープ用にゴムと一緒
に切断するところの使用と、粘着ゴムシートの皺の発生
対策のための使用とがあり、−船釣には布ライナーが使
用されている。

ところで、シートカレンダーにおいては、巻取りセルの
自重や、ゴムシートのタックオーバーにより、コンベヤ
ーベルトの密着が発生して自動巻込みの信頼性が悪くな
ると言う問題があった。

〔発明の目的〕

この発明は、かかる従来の問題点に着目して案出された
もので、その目的とするところは従来の設備に変更を加
えることなく、皺を発生させずに自動巻込みを行うこと
が出来る粘着シート用巻取すライナーを提供するもので
ある。

〔発明の構成〕

この発明は上記目的を達成するため、布製ライナーの先
端または後端の少なくとも一方に、布製ライナーの幅と
同一幅で、かつ所定の長さのポリエチレンシートの一端
を縫い付けて構成することにより、ポリエチレンの密着
力を利用して自動巻込みを行うことが出来るようにした
ことを要旨とするものである。

〔発明の実施例〕

以下添付図面に基いて、この発明の詳細な説明する。

第１図は、この発明を実施した粘着シート用巻取りライ
ナーの斜視図を示し、１はセル２に巻付けられた布ライ
ナーであって、この布ライナー１の先端には、布ライナ
ーエの幅Ｈと同一幅で、かつ所定の長さ（この実施例で
は２ｍ）のプラスチックシート３　（この実施例では、
厚さ０．２ｍｍ〜０．３　ｖａ程度のポリエチレンシー
トを使用する）の一端が、縫い付けられている。

プラスチックシート３は、前記布ライナー１の先端側に
縫い付けられているが、後端側にも同じ長さのプラスチ
ックシート３を縫い付けても良く、但し自動巻取り装置
では、使用しないため、特にプラスチックシー１・３を
縫い付ける必要はない。

次に、粘着シートＷに布ライナー１を介在させて巻取る
方法について説明すると、布ライナー１を巻付けたセル
２から、プラスチックシート３を検出器４の間を通して
巻出し、そしてその先端側を、巻取りセル５の下部にセ
ットする。

この状態で、回転駆動される巻取りセル５を下降させて
、粘着シートＷの搬送ラインＸ−Ｘに位置するプラスチ
ックシート３の先端に圧着し、同時に巻取りを開始する
。そして、プラスチックシート３の継ぎ目から所定長さ
Ｉ！（この実施例では約３（Ｊｃｍ＞の位置まで巻取ら
れた時点で、搬送コンヘヤー６により粘着シートＷを送
り込む、このようにして、布ライナー１の間に粘着シー
１−Ｗを自動的に巻込むのである。

〔発明の効果〕

この発明は、上記のように布製ライナーの先端または後
端の少なくとも一方に、布製ライナーの幅と同一幅で、
かつ所定の長さのプラスチックシートの一端を装着した
ので、以下のような優れた効果を奏するものである。

（ａ１作業者が介在することなく粘着シートを自動的に
巻込むことが出来、作業能率を著しく向上出来る。

（ｂｌライナーの先端が重ならないので、製品の皺の発
生が少なく品質精度を保つことが出来る。

（Ｃ）従来の設備を変更することなく、制御のみの変更
で良いため、安価である。

（ｄ）剛性のあるシートや粘着性の高いシートでも自動
的に巻取りることが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明を実施した巻取りライナーの斜視図、
第２図はシートの巻取り方法を示す説明である。 １・・・布ライナー、２・・・セル、３・・・プラスチ
ックシート、５・・・巻取りセル、Ｗ・・・粘着シート
。 代理人　弁理士　小　川　信　−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 布製ライナーの先端または後端の少なくとも一方に、布
   製ライナーの幅と同一幅で、かつ所定の長さのプラスチ
   ックシートの一端を装着したことを特徴とする粘着シー
   ト用巻取りライナー。