JP3386539B2 - 極薄フィルムの貼着方法 - Google Patents
極薄フィルムの貼着方法Info
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- JP3386539B2 JP3386539B2 JP31421393A JP31421393A JP3386539B2 JP 3386539 B2 JP3386539 B2 JP 3386539B2 JP 31421393 A JP31421393 A JP 31421393A JP 31421393 A JP31421393 A JP 31421393A JP 3386539 B2 JP3386539 B2 JP 3386539B2
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Description
フィルム片を,他の物体に効率良く貼着する方法に関す
る。このような要請は例えば,包装用のシ−トに対する
接着用の糊付け,印刷,ラベル貼り等の予備手段として
頻繁に発生するものである。上記のような糊料や印刷し
た模様は,一般には薄いフィルムに塗布,印刷,又は積
層されていることが多い。又時には,そのもの自体が薄
いフィルム状になっていることもある。このようなフィ
ルムを,他のシ−トやフィルム又は物体に貼着する作業
は殆ど機械的に自動化されて居り,前記の薄いフィルム
状のシ−トを自動搬送し,加熱,押捺,貼着等の作業が
行われている。
記の薄層フィルムをそのまま機械にかけた場合,フィル
ムに腰がないため,フィルム自体が伸長したり,破れた
り,片側に曲ったり,たるんだり等のトラブルが発生す
ることが多く,改善が望まれていた。
極薄フィルムBを貼り付ける作業において,交差式自動
搬送装置にかけた場合,フィルムBに腰がないため伸び
たり,たるんだりして,正常な位置に押捺できなくな
る。又そのためガイド金具を設けても片側に寄ってしま
うこともあった。
なトラブルの発生もなく,極薄フィルムを貼り着ける作
業を,自動化された装置によって,円滑に行える方法を
提起することを課題とする。
めに,本発明においては,貼着されるべき極薄フィルム
Bの貼着される部分を予め窓状に抜いた紙を貼り付け
て,腰を持たせた状態にしておくことにより,これを自
動貼着装置にかけた場合,極めて円滑に極薄フィルムの
搬送,貼着作業が行われ得ることを見出した。
行いたい部分を窓にして,予め打ち抜いた紙4を,極薄
フィルムBに貼着剤等を用いて貼り付ける。図中,斜線
部は紙を貼りつけた部分を示す。
搬送),交差又は並行,若しくは逆行する方向から原反
フィルムAを(第1搬送),それぞれ間歇的に給送する
自動搬送装置に装着する。上記の原反フィルムAと貼着
されるフィルムBとの交差又は接触し得る個所に,シ−
ル装置Hを設け,熱溶着又は接着,粘着によるシ−ルを
行う。フィルムA,Bの給送及びシ−ル装置作動はタイ
ミング調整され,間歇的に正確に貼着される。本発明の
場合,極薄フィルムは紙で腰を与えているので,伸長し
たり,破れたり,たるんだりすることは無く,不良品の
発生は皆無であった。
A製品及び貼着部が無くなった空白の窓のあいたフィル
ムB(紙付き)は,引き離された後(廃棄),それぞれ
別方向へと離れてゆく。この引き離しのために,図1・
イにも記すように貼付を要する部位の周囲は予めカット
(切れ目)又はハ−フカット(切れ易くするためにフィ
ルムの厚さ方向につけた深い溝)を入れ,シ−ル加工前
のフィルムB取扱いのために要部のみ点ヅケ部6を残し
てあるが,貼着作業完了後,原反フィルムAと窓明きフ
ィルムBを引き離す時,点づけ部又はハ−フカット部は
容易に破断され,被貼着部は第1搬送手段でフィルムA
と共に,フィルムBは第2搬送手段により,それぞれ引
き離される。フィルムBは紙で腰を与えてあるため,引
き離し作業も円滑であった。
いて,図面を参照して説明する。図1・イは極薄貼着フ
ィルムBに,貼着される部分を窓状に抜く(2)と共に
タイミング調整用光電透過窓(3)をも抜いた紙を,貼
着剤を用いて貼り着け,所謂腰を強くした状態〔以下,
この状態のフィルムをB(紙)と略記する〕を示す側断
面図である。フィルムBは紙によって補強されて非常に
取扱い易くなる。自動貼着装置では,(ホ)に示すよう
にフィルムB(紙)の給送方向(図1では下→上)と交
差するように,被貼着用の原反フィルムAが給送(図で
は右→左)されている。フィルムA,B(紙)は間歇的
に両者のタイミングを合わせ給送され,交点(H)にお
いて暫時停止,上,下より挟まれて熱シ−ル或いは接
着,粘着等の手段により貼着作業が行われる。
してあるので,たるみや曲がり,引きちぎれ等のトラブ
ルも発生せず,円滑に間歇的給送が可能であった。フィ
ルムB(紙)の窓部(紙の無い部分)に設けられた,カ
ット,又はハ−フカット5の寸法の範囲に殆ど過不足な
く,熱溶着又は接着,粘着が行われ,窓部のフィルムB
はフィルムAの表面11に移ってゆく(図1・ニ)。
引き離され,それぞれの方向に分かれてゆく。窓部のフ
ィルムBは,取扱い上の便宜から要所,例えば四隅等を
点付け6して残してあり,A,B(紙)フィルムが分か
れてゆく時,貼着された部分はこの点付け部6から引き
ちぎられてA側に移る。フィルムBは極めて薄いのと,
フィルムB(紙)は腰が与えられているのでこのちぎり
操作にも支障はなかった。
ィルムB(紙)が,並行して搬送されるフィルムの給送
システムの側断面図である。この給送システムは比較的
狭い設備設置面積で済む利点がある。貼着操作の態様は
実施例1の場合と殆ど同じである。
ィルムB(紙)が,逆行して搬送されるフィルムの供給
システムの側断面図を示す。貼着操作の態様及び効果は
両フィルムの搬送方向が異なる点,以外は実施例2と略
同じである。
極薄フィルムの貼着作業を,この貼着を要する範囲を窓
として開けた紙を貼りつけて腰を持たせた状態で,自動
貼着装置に給送すると,円滑に他の物体,例えば別のフ
ィルムや厚手のシ−トに所望する部分を貼着することが
出来て,極薄フィルムの貼着方法を確立することが出来
た。この貼着方法は,フィルムBに模様や記号を予め印
刷して,これを他の物品に貼着する場合や,溶着や接着
を欲する部分のみに接着剤,粘着剤等を塗布する等の下
地調整を行う場合等にも,広く応用することが出来る。
統説明の為の上面図である。(イ)はフィルムB(紙)
の側断面図(貼着前)である。(ロ)はフィルムB
(紙)から貼着された部分が欠除された状態の側断面図
である。(ハ)はフィルムA(被貼着材料)の原反の側
断面図である。(ニ)はフィルムAにフィルムB11が貼
着された状態の側断面図である。(ホ)は自動貼着装置
の流れ(交差給送の場合)を示す一例である。
送される貼着システムの側面模式図である。
される貼着システムの側面模式図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 フィルム状の原反Aを所定の方向に,所
定の搬送速度で間歇駆動で給送する第1搬送手段を設
け,かつ前記原反に対して交差又は並行,若しくは逆行
する方向に貼着フィルムBを間歇的に給送する第2搬送
手段を設け,前記原反フィルムAと貼着フィルムBの交
差する個所にシール装置を有するフィルムの貼着方法に
おいて,貼着フィルムBのシールを欲する部分以外に,
強化用の紙を貼り着け,所謂腰を持たせた状態でフィル
ムBを搬送し,貼着操作を行うことを特徴とする極薄フ
ィルムの貼着方法。 - 【請求項2】 フィルム状の原反Aを所定の方向に,所
定の運搬速度で間歇駆動で給送する第1搬送手段を設
け,かつ前記原反に対して交差又は並行若しくは逆行す
る方向に貼着フィルムBを間歇的に給送する第2搬送手
段を設け,前記原反フィルムAと貼着フィルムBの交差
する個所にシール装置を有するフィルムの貼着方法にお
いて,貼着フィルムBのシールを欲する部分以外に,強
化用の紙を貼り着け,所謂腰を持たせた状態でフィルム
Bを搬送し,貼着操作を行うことを特徴とする極薄フィ
ルムの貼着方法において,タイミング調整用の光電透過
窓を,併せ設けた強化用の紙を用いることを特徴とする
請求項1に謂う極薄フィルムの貼着方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31421393A JP3386539B2 (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 極薄フィルムの貼着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31421393A JP3386539B2 (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 極薄フィルムの貼着方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07144817A JPH07144817A (ja) | 1995-06-06 |
JP3386539B2 true JP3386539B2 (ja) | 2003-03-17 |
Family
ID=18050648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31421393A Expired - Lifetime JP3386539B2 (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 極薄フィルムの貼着方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3386539B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011143668A (ja) * | 2010-01-18 | 2011-07-28 | Tsukioka:Kk | 熱圧着装置 |
KR20130110062A (ko) * | 2012-03-27 | 2013-10-08 | 닛토덴코 가부시키가이샤 | 캐리어 테이프 접속 장치 |
-
1993
- 1993-11-18 JP JP31421393A patent/JP3386539B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07144817A (ja) | 1995-06-06 |
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